-
2014年6月5日09:58
-
薪ストーブいかが? 7日、日置にショー...
篠山市後川新田の照沼進さん (60) 経営の株式会社プラントが7日午前10時から、 複合店舗「ささらい」(篠山市日置397)内で薪ストーブのショールーム 「里山ストーブ」 をオープンさせる。 丹波地域では珍しい、 海外有名メーカーの商品の展示販売、 施工、 メンテナンスのほか、 薪ストーブの備品の販売や、 すでに家に設置 されている薪ストーブの相談などにも応じる。
「日本の森の木を身近に暮らしの中に取り入れ、 日本人の里山暮らしを残していきたい」 と同事業に乗り出した。 ショールームには、 有名なダッチウエスト社 (アメリカ) や、 デザイン性のあるワム社 (デンマーク) の商品などを展示。 7月下旬にはオーブンとグリル付きのアイアンドッグ (ドイツ) を3台展示する予定。
灰かきや火かきなどの関連アクセサリーや、 斧、 薪割り機、 調理器具、 バーベキューグリルなども展示販売する。
照沼さんは、 「家の大きさや家族構成などライフスタイルに合った薪ストーブを提案していきたい」 と話している。
営業時間は午前10時―午後6時。 火、 水曜定休。 問い合わせは、 プラントの照沼さん (079・506・0182)。
-
2014年6月5日09:58
-
春日地域の2こども園 8月着工、来春開園
春日地域に来年4月、 認定こども園を2園開園する春日福祉会 (高見謙二理事長) が、 新園舎の詳細をまとめた。 2園とも、 市から無償で借りる敷地に加え、 同法人が新たに購入した敷地に鉄骨平屋建ての園舎を建設する。 8月中に着工し、 来年2月末の完成予定。
かすかべ保育園、 春日部幼稚園、 進修保育園、 同幼稚園、 認定こども園三尾の森おおじの5園が統合して発足する 「認定こども園かすが森の子園」 は、 国領の進修小学校東側に園舎を建設。 黒井幼稚園、 明徳保育所、 船城幼稚園の3園が統合して発足する 「認定こども園かすが花の子園」 は、 黒井の赤松医院北側に新園舎を建てる。 両園ともに、 5日に新園舎建設の一般競争入札の公告を行う。
「森の子園」 は、 延べ床面積約1800平方メートル。 中庭は全面に芝生を張るほか、 運動場の端には木を多く植え、 園児たちが冒険を楽しむスペースを設ける。 定員は220人。
「花の子園」 は、 延べ床面積約2000平方メートル。 園舎の地下に駐車場や倉庫を設ける。 中庭と運動場には全面に芝生を張り、 運動場西側にビオトープをつくって、 自然を感じられるようにする。 定員は200人。 両園ともに、 年齢に応じた保育ルームを設け、 衛生面を考えてランチ専用の部屋をつくる計画。
2年前、 それぞれの保育園を運営する4法人が統合。 新園舎の建設場所について、 自然災害の被害が少ないと思われる立地、 交通の便、 地域住民の見守りが確保できる点などを考慮し決定した。
高見理事長は 「0―5歳児までの、 一貫した幼児教育ができることは、 子どもにとっても素晴らしいことだと思う。 良い園舎ができるよう、 さらに努力を重ねたい」 と話している。
入札に関する問い合わせは、 国領ふるさと館内の春日福祉会 (0795・75・2005)。
-
2014年6月5日09:58
-
「快適な施設できた」 デイケア・作業療...
香良病院 (丹波市氷上町香良、 石井敏樹院長) のデイケア・作業療法棟の竣工式が2日にあり、 関係者がテープカットで開所を祝った。
鉄骨造り2階建て。 1階は、 在宅で過ごす患者が通所利用するデイケア (定員50人)。 デイルームが2つ、 和室2室、 調理室などがある。 2階は入院患者の作業療法室。 カラオケができる防音の視聴覚室を新設、 陶芸室も設けた。 2階で本館と接続する。 外観は、 本館と同じ茶色系の色合いで統一した。 延床面積1157平方メートル。
旧デイケアは、 同病院本館の東側から西側に移転。 旧デイケアは、 病棟を改修したもので、 デイケア用に建てられたものではなかった。
石井院長は、 「より快適な施設ができた。 社会復帰に役立てたり、 より能力を高める活動に十分に利用して」 とあいさつした。
内覧会を予定しているほか、 見学希望にも応じる。 同病院 (0795・82・7121)。
-
2014年6月5日09:57
-
柏原高の四季紹介 ポストカード制作 村...
今年3月に柏原高校校長を退職した村山美生さん (61) =丹波市氷上町佐野=が、 柏原高校の四季折々の風景を撮った写真をもとに、 「柏高四季彩々」 と名づけたポストカードを制作した。 1セット10枚で、 250セットを制作。 1セット800円で販売し、 売上金の一部を同校同窓会に寄贈する。
村山さんは、 1971年に同校を卒業。 89年から7年間、 社会科教諭として同校で教べんを執り、 今春まで2年間、 校長を務めた。 「生徒、 教諭、 校長として思い出のある母校。 母校の美しい姿を自分の記念としても残したい」 と写真を撮影、 ポストカードを作った。
アジサイで彩られた柏陵会館の玄関、 朝霧の中を登校してきた生徒、 雪をおおった同校シンボルのクスノキなどを撮った。 「同窓生同士で交わして旧交を温めてもらったり、 自分の母校を紹介するのに、 このポストカードを使ってもらえれば」 と話している。
柏原高校内の同窓会事務局で扱っている。 月曜日、 木曜日のみで、 事前連絡が望ましい (0795・72・1921)。
村山さんは現在、 神戸国際中学校・高校校長を務めている。
-
2014年6月5日09:56
-
天然すっぽんカレー 新メニュー・レトル...
日本料理店 「茶寮ひさご」 (丹波市山南町和田、 眞鍋馨さん経営) が、 丹波産天然すっぽんを使った 「すっぽんカレー」 (1080円) をメニューに加えた。 また、 家庭で味わえるレトルトタイプの販売も始めた。 眞鍋さんは、 「幅広い年代に好まれる、 まろやかな味。 栄養価も高く、 コラーゲンたっぷりで美容にもいいですよ」 と話している。 養殖でない、 天然すっぽんを使ったカレーは他にはないという。
地元産のタマネギ、 ニンジンなどの野菜に、 うまみを引き出すために日本酒をたっぷり加え、 時間をかけてじっくり煮込んだすっぽんスープで仕込んだ和風カレー。 すっぽんならではコクとまろやかさが特徴。 お店では、 素揚げした季節の野菜をトッピングして提供している。
レトルトタイプは、 すっぽんの身とニンジン入り。 現状は試作品といい、 客の反応をみながら改良を加え、 年内に正式な商品として完成させる予定。
同店は10年ほど前、 同じ山南町にある旧 「さんなん荘」 で食堂を出店していたことがあり、 昔ながらの味のカレーライスが好評だった。 すっぽんカレーは、 当時の味を生かし、 長年あたためてきた企画という。 これまでにすっぽんエキス入りの飴や味噌、 うどんなどの商品も売り出している。
同店 (0795・76・0089)。
-
2014年6月5日09:52
-
アカミミガメ231匹捕獲 今秋、再度実施 ...
篠山市は、 かつて篠山城跡南堀を覆い尽くすように咲いていたハスを復活させようと、 5月19―24の6日間、 アメリカ原産の外来生物 「ミシシッピアカミミガメ」 の駆除を南堀で展開した。 ハスが消滅したのは、 アカミミガメがハスの新芽や茎を食べたのが原因と判断したもので、 駆除作業は、 市の委託を受けた須磨海浜水族園のカメの研究者らでつくる会社 「自然回復」 (神戸市、 谷口真理代表取締役) が実施、 231匹を捕獲した。 今年9月にもう一度南堀で捕獲作業を行い、 捕獲数の変化などを調べる。
魚の切り身などを入れたかご網を約50個仕掛け、 朝と夕の1日2回、 引き上げてカメを捕獲。 アカミミガメのほかにも、 クサガメ163匹、 ニホンイシガメ7匹を捕まえたが、 この2種はその場に逃がした。 アカミミガメは、 研究用として同水族園に持ち帰った。
駆除作業を終えた谷口代表は、 「まだまだ捕りきれていない。 小さな幼体も多数確認されたことから、 自然繁殖もしている」 といい、 「周辺の堀からもカメが移動してくるので、 今後は南堀だけでなく捕獲エリアを堀全体に広げないと駆除の効果は得られにくい」 と話している。
夏の風物詩として南堀に咲き乱れていたハスは、 徐々に数を減らしながらも2006年頃まで見られたが、 それ以後消滅した。
昨年、 市内の小学生が市政に提言する 「こども会議」 で、 篠山小学校の児童がハス復活を提案。 それを受け、 市職員で構成するプロジェクトチームが発足した。 市は佐賀城で起こった同様の事例や、 同水族園の研究員の見解をもとに、 ハス消滅の原因をアカミミガメと位置付け、 捕獲調査や駆除計画を練ってきた。
同社は今回の駆除作業の結果から、 アカミミガメの食性や堀の生態系などを分析し、 市に報告する。 また市は、 篠山小が校内で栽培している南堀産の種レンコンの移植を今冬に予定している。
-
2014年6月5日09:52
-
「Are You(湯)...
風呂桶をラケット代わりにする篠山市発祥の温泉卓球 「桶ット卓球」。 同好会が発足したり、 小学校の授業で取り入れられたりして普及が進んでいる。 桶を貸し出している篠山市中央公民館では、 スポーツクラブ21、 自治会、 小学校の親子活動の貸し出しが増えているという。
第4木曜の午後7時―9時、 四季の森生涯学習センターで練習している同好会 「桶ット卓球伝道隊」。 今年2月の大会でパフォーマンス賞を受賞し、 その魅力にはまった樗木 (ちしゃき) 真美さん (篠山市住吉台) と土性里花さん (同市味間南) が 「年間を通して練習したい」 と、 知人に声を掛けて子どもから大人まで現在10人ほどが参加している。
小嗣大智君 (味間小5年) は 「桶にボールが当たった時の音が良い」、 弟の篤輝君 (同3年) は 「Are You (湯) OK (桶) ?の掛け声がおもしろい」、 中本知恵子さん (同市風深) は 「ボールが相手コートに入りだすとおもしろい」 と話していた。
また、 今田小学校4年生21人が7日の親子活動に向けて、 5月の連休明けから体育の授業で桶ット卓球を取り入れている。 6月2日には卓球台6台を使い8回目の練習を行った。 讃岐貴洋担任教諭によると、 初め桶にボールが当たらなかった児童もボールが当たるようになり、 ラリーが続くようになったという。 親子活動では、 親子ペアでプレーする。
普段卓球を習っている西嶋元弥 (はるや) 君は 「両手でプレーするところがおもしろい」、 溝端佑太君は 「お風呂でやってる感じがした」、 藤本真美 (まなみ) さんは 「最初難しかったけれど、 相手コートに球が入ると気持ち良い」 と話していた。
桶ット卓球は、 ラケットとネットの代わりに風呂桶 (桶ット、 桶ネット) を使い、 ダブルスで戦う。 桶ットを両手で持ってピン球を打つなどの独特のルール (「YouTube 『桶ット』 で検索」) がある。 2012年から毎年2月にこんだ薬師温泉ぬくもりの郷 (今田町) で大会が行われる。
「桶ット卓球伝道隊」 の練習は誰でも参加できる。 樗木さんは 「気軽に参加を」 と呼び掛けている。 問い合わせは樗木さん (090・5137・2351)。
-
2014年6月5日09:48
-
託児所併設のデイサービス 子どもが高齢...
篠山市垣屋の元消防職員の松本弘さん (54) と妻の方乃さん (54) が自宅横の住宅と納屋を全面改装し、 託児所を併設したデイサービスセンターを開設。 5月中旬から託児を始め、 6月2日から同センターでの利用者の受け入れを始めた。 託児所を併設したデイサービスセンターは丹波地域では初めて。 方乃さんは 「高齢者は子どもと触れ合うと笑顔が増える。 人と人との交流を大切にする場所にしたい」 と話している。
デイサービスの利用者が過ごす約50平方メートルの機能訓練室兼食堂から廊下を隔てて、 約30平方メートルの託児所を設けた。 体操や歌、 折り紙など、 利用者と子どもたちが一緒に楽しめる遊びを計画している。 2日から利用者を受け入れ、 子どもたちが高齢者のそばで歌を歌ったり、 踊りを見せたりして高齢者を楽しませていた。
方乃さんは旧西紀町の西紀デイサービスセンターで8年ほど介護職を務めた後、 社会福祉協議会の職員やデイサービスセンターの管理職を経験。 「一人ひとりに寄り添うデイサービスセンター」 をつくろうと、 弘さんの退職を機に開設。 6人の職員とともにサービスを開始した。 また、 娘の中林沙代さん (28) が保育士と幼稚園教諭の資格を持っており、 かねてから子どもたちと高齢者の触れ合いの大切さを感じていた方乃さんが託児所を併設した。
2日、 早速子どもとの触れ合いを楽しんだ西紀地区の利用者女性 (84) は 「子どもたちはかわいい。 これからの触れ合いが楽しみ」 と話していた。
託児所の対象年齢は満1歳―就学前。 利用時間は平日の午前8時半―5時。 土曜と祝日は午前8時―午後4時 (時間外利用は要相談)。 利用料金は1時間550円 (4、 5歳児)から。1日は2500円(同)から。 登録制。
両施設の利用者を募集している。 両施設を運営する合同会社 「パートナー」 (079・550・6633) へ。
-
2014年6月5日09:48
-
議事録の一部「消して」 設計業者を聴取...
丹波市が2010年度に発注した市島地域水道事業の実施設計委託業務において、 全体の4・7%しかできていないのに業者に全額を支払った不正事務処理について調査している市会100条委員会が3日、 行われた。 当時の水道部担当者が、 打ち合わせ議事録などにおいて、 業務の遅れを示す書類を残すのを避けながら、 意図的に不正事務を進めていたことが、 受託業者への聴取から明らかになった。 受託業者の担当者を参考人聴取したほか、 当時の水道部工務課長を証人尋問した。
受託業者は、 業務の遅れについて 「市から (設計に必要な) 測量データが3カ月以上遅れて出てきた。 他の関係機関と協議しないと前に進めない点も多かった」 と述べた。
水道部の担当者との打ち合わせ議事録 (11年3月15日) にある 「仮成果で検査に臨む」 との記述が見える程度に線で消されていることに関しては、 「市の担当者から 『まずいので消してください』 と言われた」 ことも明らかにした。
検査 (11年3月30日) には、 「市の指示を受けて、 未完成の状態のものも含め、 その時点でそろえられるものをできる限り提出した」 と答弁。 支払いについても 「業務はすべて一つひとつ市に聞きながらした」 と述べた。
また、 当時の工務課長は、 3月15日の業者との打ち合わせの段階で、 担当者から業務が遅れていることを聞き、 業者と確約書を交わすべきか相談されたという。 その際、 「紙 (書類) が残る」 ので、 「確約書はとらなくてよい」 と指示したことを明かした。
同課長は、 業務が遅れた原因、 いつごろ完成するか―などについては 「確認していない」 とし、 工程管理ができていなかったことも露呈した。
-
2014年6月5日09:47
-
安全な学校づくり誓う 児童転落事故から...
古市小学校で、 当時1年生の女子児童が校舎3階から転落して死亡した事故から丸4年が経過した2日、 同校で 「安全のつどい」 が開かれた。 同校児童 (84人) や保護者、 教職員、 学校評議員、 市教育委員会ら約200人が参列。 亡くなった酒井綾菜さんに黙とうや花束を捧げ、 二度と惨事を起こすことがないよう、 安全で安心な学校づくりを徹底して進めていくことを誓った。
酒井綾菜さんのクラスメートの5年生全員 (9人) で献花台に向かい、 花をたむけた。 また、 児童を代表して6年生の赤井歩美さんと藤原里菜さんが、 「私たちは事故以来、 命の尊さや安全の大切さについて考えたり学んだりしてきました。 これからも学習を続け、 意識を高め、 自分で考え行動に移せるようにしていきます」 と誓いの言葉を述べた後、 全校児童で児童会スローガン 「声かけて 助け合って 守る安全 ひとりひとりが大切な仲間」 を唱えた。
御川豊校長が 「学校が安全で安心できる場所であり続けられるよう、 継続した取り組みをゆるむことなく推進することを誓います」 と、 「安全への誓い」 を宣言。 「教職員は危機に対して常に敏感であり続けなければならない」 と述べると、 同校の教職員全員が 「職員の誓いの言葉」 として、 「私たち職員は酒井綾菜さんの尊い命を深く心に刻み、 安全安心な学校園づくりに向け、 私たち自身の知識を高め、 一丸となって日々の教育、 保育活動に精励することを誓います」 と唱和した。
同小・幼PTA会長の赤井勝義さんが、 「事故後、 PTA独自で校内安全点検を行ってきた。 今年度も先生方や保護者、 地域の皆様の協力のもと点検を実施するが、 見慣れた場所を見慣れた目で見るだけでなく、 多くの目で違った角度から点検していただけるよう、 地域の皆様にも広く声を掛けていきたい」 といい、 「安全点検が名前だけの行事としてマンネリ化しないように、 点検の意義を次世代につないでいくのも我々の使命」 と誓った。
-
2014年6月5日09:47
-
ホタルを人工ふ化 20年前から取り組む ...
ホタルが舞う人里を残そうと、 畑義一さん(59)=丹波市春日町下三井庄=がゲンジボタルの人工ふ化に取り組んでいる。 20年ほど前から始めたもので、 校長として勤務する西小学校の理科の授業でホタルの生態を児童に説明するなど、 環境教育にも生かしている。 畑さんは 「ホタルが生息できる環境を、 子どもたちのためにも残さなくてはいけない。 それが自然を大切にすることにつながると思う」 と話している。
新井小学校に勤務していた20年ほど前、 兵庫丹波の森協会などがすすめた 「ホタル飼育観察事業」 に取り組むことになり、 当時担任していた6年生とホタルを飼育した。 児童たちと一緒にホタルの生態を学び、 夏休みも返上して飼育に取り組んだ結果、 翌年には多くのホタルの光を見ることができたという。 以降、 転出先の学校でも飼育を続け、 自宅でもホタルの繁殖に取り組むようになった。 飼育を通じて地域の自然の尊さや大切さを見つめ直したという。
毎年5月中旬から下旬にかけて成虫を雌雄10匹ずつほど捕獲し、 虫かごの中に入れる。 虫かごの中には、 山で採取したミズゴケを敷き詰め、 霧吹きで水を吹きかけ乾燥を防ぐ。 捕獲から10日ほどで交尾し、 ミズゴケに卵を産み付けるという。
虫かごは、 水を張った発泡スチロールのケース上に設置。 虫かごの底をくり抜き、 植木鉢の底に敷くネットを取り付けることで、 ふ化した幼虫がネットの網目から水面に落ちる。 水の中には隠れ家となる石を入れ、 エアーレーションで酸素を送る。
カワニナをエサに与え、 水温が30度を超えないよう、 風通しの良い場所で管理し、 2日に1回は水を替える。 「幼虫が気になって、 何日も家を空けるような旅行はできない」 と笑う。
台風が多く発生する10月までは自宅で飼育し、 11月ごろに同川に幼虫を放流する。 「来る日も来る日も、 水槽をのぞいて育てた幼虫。 放流するときは大事な娘を嫁にやるような心境。 次の年に美しい光を放って舞っているのを見るとうれしくなる」 と話す。
3年前から、 下三井庄自治会の公民館事業の一つとして、 ホタルの生態などを話し、 鑑賞会を行っている。 畑さんは 「今後はホタルの個体数を調査したり、 他地域に出かけて飼育の仕方を学びたい。 生態もわからないことが多いので、 まだまだ勉強すべきことは多くある」 と話している。
-
2014年6月2日09:08
-
小学校対象に「旅育」参加募る 体験乗車...
JR福知山支社 (営業課0773・23・8612) が6月3日から、 特急列車体験乗車&駅見学学習 「旅育 (たびいく)」 の参加者の受付を始める。 小学生に鉄道に親しんでもらうのがねらい。 6月30日まで。
切符の買い方、 改札の通り方、 指定した駅間を往復する体験乗車と乗車マナー車両の仕組みなどについて学習する。
JR福知山支社エリア内の小学校団体が対象。 実施期間は、 9月第2週から11月第2週にかけての平日。 引率の教職員を除き、 30人以内が条件。 1日1団体で、 各地区7団体まで受け入れる。
-
2014年6月2日09:08
-
丹波地域ボランティア不法投棄監視員募集
通勤や散歩、 ドライブなど日常生活で、 産業廃棄物の不法投棄などを発見した場合に、 県民局へ通報する。 応募資格は、 篠山市または丹波市に住む20歳以上の人。 20人程度を募集。 6月13日締め切り。 任期はおおむね2年間。 問い合わせと申し込みは丹波県民局環境課 (0795・73・3774)。
-
2014年6月2日09:07
-
シルバーまつりフリマ出店募る 7月26日...
丹波市シルバー人材センターは、 センターのPRイベント 「丹波市シルバーまつり」 を7月26日に初めて同センター事務所 (氷上町氷上) で開く。
会場で開くフリーマーケット (午前10―午後3時) の出店者を募っている。 出店料無料。 1ブース2×2メートル。
6月2日から20日まで、 電話 (0795・82・5166) で受け付ける。
まつりでは、 会員が花や野菜の販売、 かき氷、 金魚すくい、 食べ物などのバザーを出店する。
-
2014年6月2日09:06
-
丹波栗でビジネスを 事業提案を募る 丹...
丹波県民局は、 「日本一の丹波栗」 の産地復活に向けたビジネスモデルに取り組む事業者を募集する。 県民局が定めた11の実行計画に基づき、 事業者が取り組むビジネスモデルを提案する。
原則として篠山、 丹波両市に活動拠点 (事務所、 店舗など) がある法人。 補助金額は、 事務的経費が100万円以内、 機械などの整備が200万円以内 (いずれも補助対象経費の2分の1以内)。
11の実行計画のうち、 複数にまたがるビジネスモデルを提案すると加点される。 企画提案審査会 (会長=長谷川隆一丹波農林振興事務所長、 7人) で審査する。 6月30日申し込み締め切り。 詳細は丹波農林振興事務所 (0795・73・3793)。
実行計画は次のとおり。
▽新植による生産量拡大▽栗農家の担い手づくり▽苗木の地域内供給体制の確立▽苗木の地域内供給体制の確立▽丹波栗の定義 (ブランドイメージの形成) ▽情報発信・栗園等産地見学▽都市部への販売促進▽地域特産物との連携、 葉・イガ等の活用▽栗中間加工事業の展開▽継続的なイベント開催▽イベントと観光の連携▽丹波栗街道等の整備
-
2014年6月1日09:11
-
「一定の病気」に質問票義務付け 道路交...
6月1日から、 「一定の病気等に係る運転者対策」 として改正道路交通法が施行された。
運転免許の取得・更新時に、 統合失調症やてんかんなどの 「一定の病気」 や、 アルコールや麻薬中毒に関する 「質問票」の提出が義務づけられた。 虚偽の記載や報告をした場合は、 1年以下の懲役か30万円以下の罰金。 医師による届け出制度も設けた。 医師が一定の病気などに該当すると診断した場合、 診察結果を都道府県公安委員会に任意で届け出ることができるようになった。
2011年4月、 栃木県鹿沼市で、 てんかん患者がクレーン車を運転中、 発作を起こして児童の列に突っ込み6人が死亡。 12年4月には、 京都市で軽ワゴン車が暴走し8人が死亡、 運転者の持病のてんかん発作が原因とされた。 これらの事故を受けて改正された。
丹波署は 「家族の人を含めて、 不安に思うことがあれば相談してほしい」 と話している。 同署運転免許窓口 (0795・72・0110)、 運転免許課講習係 (明石運転免許試験場内、 078・912・1628)。
-
2014年6月1日09:11
-
「太陽光」相談が増加 最多はネットトラ...
丹波消費生活センター (丹波の森公苑内) に昨年度寄せられた、 消費者生活相談の状況がまとまった。 出前講座で啓発したことなどから相談件数は前年度より85件 (約2割) 増えた。 内容は、 インターネット情報サービスについての相談がトップで、 約35%。 太陽光発電システムの契約トラブルが増加傾向にあり、 前年の4件から10件に増えた。
相談件数は475件 (苦情339件、 問い合わせ136件)。 前年度より増えた要因は、 出前講座の回数を増やして 「困ったときはすぐ相談を」 と呼びかけた影響とみている。 苦情を訴えた契約者は、 年代別では70歳以上が28%でトップ。
内容は、 インターネット情報サービスに関するものが最多で60件。 アダルト情報サイトや動画サイトを見ようとしたところ、 「いきなり登録料などの請求を受けた」 という内容が多く、 女性からの相談も多かったという。 手軽にインターネットを利用できるスマートフォンの普及で、 幅広い年代層で相談があった。 40歳代、 60歳代、 70歳以上でインターネットサービスについての相談件数が前年度より増えた。
太陽光発電システムの普及が進むにつれ、 契約トラブルも増えてきている。 「業者の説明どおりに売電の効果が上がらなかった」 というものや、 契約後に業者が倒産したケースもあった。 訪問販売での契約が大半だった。 丹波消費生活センターは 「太陽光発電は、 業者も消費者もまだ安定しておらず、 トラブルが多くなっている。 導入には、 いろいろな業者から詳しく話を聞き、 慎重に判断を」 と注意を促している。
また、 前年度から引き続き、 健康食品を強引に送りつける手口の相談も多く、 17件あった。 80歳以上の女性が最も狙われており、 「以前注文を受けた商品を代金引換で送る」 と電話でしつこく言われ、 「注文したことを忘れているかもしれない」 と受け取ったところ、 やはり覚えのない商品だったケースがみられた。
同センターは、 「くらしの安全・安心推進員」 を設置し、 啓発活動や高齢者などへの見守りを強化するという。
-
2014年6月1日09:10
-
多可町も訪問ドリームツアー 6月28日
ひかみドリームツアー実行委員会は、 6月28日に実施する同ツアーの参加者を募集している。 定員40人。 清水坂トンネルでつながった多可町加美区のラベンダーパーク多可を訪ねた後、 内尾神社 (丹波市氷上町三原) でヒメボタル観察会を行う。
JR石生駅を午後2時20分に出発。 柏原藩陣屋跡、 木の根橋、 柏原八幡神社を見学し、 ラベンダーパークへ。 再び丹波市氷上町に戻り、 かどのの郷で食事のあと、 ホタル観察会。 参加費3500円。
申し込みは、 同実行委員会事務局のかどのの郷 (0795・82・4224)、 ひかみ観光案内所 (0795・82・8210)。
-
2014年6月1日09:09
-
「丹波の森大学」6月開講 受講生を募集...
兵庫丹波の森協会 (0795・73・0933) は、 丹波の森大学の今年度講座受講生を募集している。 6月24日に開講し、 全10回の講義や講座がある。 今年度のテーマは 「農林業・最近の動向」。 定員70人 (先着順)。 受講料1万円 (開講式当日に納める)。
6月15日までに、 所定のハガキで申し込む。 ハガキは、 丹波の森公苑、 丹波年輪の里、 ささやまの森公園、 丹波並木道中央公園、 篠山・丹波市役所、 篠山市民センターなどに置いてあるパンフレットに付いている。
開催日とテーマ、 講師は次のとおり。 時間はいずれも午後1時半から、 会場は丹波の森公苑と篠山市民センター (現地学習除く)。
▽6月24日=なぜ私はサル学者になったか (京都大学名誉教授、 丹波の森大学名誉学長・河合雅雄)
▽7月18日=地域づくり20年先を考える (県立人と自然の博物館長、 丹波の森大学学長・中瀬勲)
▽8月8日=最近の農業情勢と私の農業論 (のんびり楽農クラブ事務局・田村庄一)
▽8月29日=公開講座 「エスコヤマの世界観~郊外型店舗の可能性」 (パティシエエスコヤマオーナーシェフ・小山進)
▽9月5日= 「バイオマスエネルギーの可能性」 大阪府森林組合の取り組み (大阪府森林組合・田中一嘉)
▽9月26日=大阪府高槻市にて現地学習 (大阪府森林組合森林資源加工センターバイオコークス加工場)
▽10月17日=観光と自然 (兵庫県産業労働部観光監・藤井英映)
▽11月21日=多様な農林業と農山村の再生 (神戸大学大学院農学研究科食料環境経済学講座准教授・中塚雅也)
▽11月28日=里山の資源を活かす (京都大学大学院地球環境学堂准教授・深町加津枝)
▽12月9日=絶滅危惧種について考える (人と自然の博物館名誉館長・岩槻邦男)
-
2014年6月1日09:05
-
6次産業化学ぶセミナーを開講 参加者を...
丹波県民局 (丹波農林振興事務所0795・73・3791) は、 6次産業化創造プランづくりセミナーの参加者を募集している。
丹波市、 篠山市在住で、 地域農産物を活用した加工品の開発や新たなビジネス展開など、 6次産業化へのチャレンジを考えている農業者または農業者が組織する団体が対象。 5組織 (個人参加も可) を募集。
新規事業を立ち上げる際のポイントなどを学び、 事業計画の具体化に向けた演習も行う。 7月から来年2月まで全4回程度。 講師は中小企業診断士で6次産業化プランナーの宇田名保美さん。 受講無料 (資料代などは実費)。 6月10日締め切り。