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2014年6月29日08:29
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蛍の神秘
月初めに丹波に帰省した時、 蛍はまだ出ていないと言われがっかり。 去年は六月の句会の後、 みんなで柏原川に観に行ったのに。 やはりその年ごとに違うようだ。
岐阜に戻ったら、 教会の句会の幹事から、 同じ句会員のお宅の周辺に蛍が出始めたという連絡が入る。 私は長く丹波の柏原教会の会員だったが、 母が亡くなってから、 地元のキリスト教会に会員として入れてもらった。 そこでぜひ俳句のクラスを始めてほしいと言われ、 今年で丁度三年目になる。 教会員で俳句に興味のある若い方たちと、 シニアの方、 教会員ではないけれど、 俳句がやりたい方等々、 ひと月に一度十人ほどが集まってくださる。
俳句の対象はその殆どが自然。 自然界ほど巧妙にできたものはなく、 草一本、 花一つの造化の不思議は、 まさに神様の創造と思える。 そんな俳句会で、 六月は美濃加茂市の奥に住む教会員の家へ蛍狩吟行をすることになっていて連絡が入ったというわけ。 丹波では雹が降り多大な被害が出た夜で、 こちらも雲行きが一時的におかしかったが夕立程度で済んだ。 着いて早速、 川原へ案内してもらう。 周りは植田で蛙の声ばかり。 水音とともに蛍がちらほらと見え始める。 雨上りの空には満月に近い月。 「今夜は明る過ぎるかも」 と言いつつ橋に立つと、 蛍が乱舞している。 一同声もなく立ち尽くす。 蛍の神秘はまさに神の創造の神秘だと実感、 その後、 句会もできた。
丹波の山南町では姫蛍が今年も出はじめ、 ホタル祭も開催されたとか。 この季節ならではの蛍、 その神秘をぜひ鑑賞してほしい。
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2014年6月29日08:26
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18歳以下競泳日本代表 8月ハワイへ 西...
西紀中学校出身で報徳学園1年生の溝畑樹蘭君 (篠山市市山、 コナミ本店西宮所属) が、 6月19―22日、 東京辰巳国際水泳場で行われた、 競泳の 「ジャパンオープン2014 (50メートル)」 の200メートル個人メドレーで予選9位に入り、 続く 「9―16位決定レース (B決勝)」 に高校生で唯一進出、 4位にくいこみ、 8月アメリカ・ハワイ州マウイ島で開かれる 「ジュニアパンパシフィック大会」 の日本代表選手30人に選ばれた。
「ジャパンオープン」 は日本選手権と並ぶ国内最高峰の水泳大会。 男子200メートル個人メドレーには標準記録を突破した56人が出場。 溝畑君は2分2秒58の自己ベストで予選9位に。 決勝進出まであと一歩ながら、 溝畑君以外の高校生で最も良い成績は25位と同年代では圧倒的な強さを見せた。 続く 「9―16位決定レース」 では、 2分3秒32で4位に入り、 全体では12位の成績となった。
同大会は、 18歳以下の環太平洋の最高峰大会の一つ、 「ジュニアパンパシフィック」 の日本代表選考会を兼ねており、 男子11人、 女子19人が選ばれた。 個人メドレーでは溝畑君のみ。 大会で出場する種目は未定。
溝畑君は今回と同じ長水路 (50メートル) の同種目の県中学記録保持者 (2分5秒40)。 9カ月でその記録を2秒82縮めた。 また、 今回の記録は県高校新記録。
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2014年6月29日08:26
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自由形20年ぶり新記録 PSK・井上さん...
ピュアスポーツ柏原所属の井上真帆さん (味間小学校6年) がこのほど、 大阪プールで行われた中学1年生以下の 「関西選手権ジュニア水泳競技大会」 200メートル自由形 (長水路) で2分8秒50を記録して2位に入った。 大山小学校出身で、 シドニー (2000年)、 アテネ (04年) 両五輪に出場した山田沙知子さんが出した県学童記録を0秒29上回り、 20年ぶりに記録を更新した。
また、 22日、 尼崎スポーツの森で行われた 「県長水路記録会」 200メートルフリーリレー (長水路) に兵庫選抜として出場。 2年前の学童記録を更新した。 井上さんは5月にも100メートル自由形 (長水路) で県学童新を記録しており、 3種目で新記録を持っている。
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2014年6月29日08:23
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物言わぬ多数派
公式野球場を持たない篠山市で、 市立城東グラウンドを改修し、 野球場として整備する事業が議論を起こしている。
議会で設計費などが可決され、 本工事へという段になって、 市民でつくる 「篠山再生計画推進委員会」 が実施要領に 「適合しない」 と答申。 市長は再考することを決めた。
市は市民から意見を募り、 公開ミーティングを開き、 今後の方針を決める予定だ。
「民意を問う」 ということだろうが、 注意してもらいたいことがある。 「サイレントマジョリティー」。 つまり、 物言わぬ多数派だ。
今回の場合、 賛成、 反対、 どちらがサイレントマジョリティーになるのかはわからない。 しかし、 いずれにしても上がった声だけがすべてではないということだ。
この件だけでなく、 「声を上げないのが悪い」 と言う人もいるだろう。 ごもっともかもしれないが、 行政に求められることは、 聞こえる声を聞き、 聞こえない声にも耳を傾ける姿勢ではないか。
そして、 何より大切なことは、 声を上げた人の責任にするのではなく、 行政自身の責任でもって判断されることを期待する。(森田靖久)
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2014年6月29日08:22
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20年の節目、句集を発行 「みずき句会」
「みずき句会」 が結成20周年を記念して合同句集 「花みずき」 (丹波新聞社印刷) を発行した。 会員10人それぞれが、 入会当初から今日までの思い出を振り返り、 厳選した50句を収録している。 同句会を主宰している酒井八重子さん (南矢代) は、 「これからもすばらしい句友の皆さんと俳句を楽しみ、 多くの人たちと交流を重ねながら、 人生を華やかで明るいものにしていきたい」 と笑顔で話している。
句集には、 会員たちが俳句を始めた動機や句会活動の思い出など、 さまざまなエピソードを綴っている。 ある会員は、 「俳句を始めてから季語を通して物を見るようになった。 篠山の伝統行事、 自然の美しさなど、 今まで見えなかったささいなことにも感動し、 幸せを感じております」 などと心境を披露。
「良い句は出来ないが、 もがき苦しみながら、 少しでも前に進めるように、 いろんなところへ出掛け、 たくさんの人と出会って見聞きし、 学んでいきたい」 と抱負をしたため、 「下萌や躓 (つまず) きつつも一歩づつ」 と詠んでいる。
同句会は、 毎月第3月曜の夜、 篠山口駅西コミュニティ消防センターで例会を開いているほか、 山田佳乃さんが主宰する俳誌 「円虹」 の会員でもあることから、 毎月投句するなど、 精力的に作句活動に励んでいる。
結成当初からの会員の大槻蓉子さん (大沢) は、 「俳句などまったく素人だった私がここまで続けてこられたのも八重子先生をはじめ、 句会の仲間のおかげ。 メンバーの俳句から受ける刺激を新しい発想につなげ、 これからも俳句を楽しみたい」 とほほ笑んでいる。
句集はA5判128ページ。 100冊制作。 篠山市中央図書館 (篠山市西吹) と篠山市民センター (同市黒岡) 内の図書コーナーで閲覧できる。
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2014年6月29日08:22
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第385問
県の社会基盤整備プログラムにトンネル整備の計画が盛り込まれた、 丹波市青垣町中佐治と福知山市を結ぶ峠は?
1.榎峠
2.穴裏峠
3.播州峠
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2014年6月29日08:21
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講演会など多彩に 6日、篠山市民センタ...
篠山市社会福祉協議会 (平野芳行会長) は7月6日午後1―4時、 篠山市民センター (篠山市黒岡) で 「第15回篠山市社会福祉大会・社協Day」 を開催する。 「地域の力で安心して暮らせるまちを作ろう!」 をテーマに、 「暮らしづくり・仕事づくりでまちを元気に」 と題した講演会やパネルディスカッションを行う。 入場無料。
講演会は午後1時半から。 講師は、 NPO法人 「暮らしづくりネットワーク北芝」 の事務局長、 池谷啓介さんが務める。 2時10分からパネルディスカッション。 大会テーマと同様の活動を展開している大芋活性化委員会事務局長の江坂道雄さんと、 NPO法人 「結」 の井上一休さんが、 池谷さんとともに登壇し、 活動の事例発表などを行う。
3―4時、 訪問介護事業所が介護相談や簡単な実技指導を実施するほか、 福祉委員連絡会がレクリエーション講座を行い、 老人クラブ連合会がニュースポーツを紹介する。 このほか、 身体障害者福祉協議会とボランティア連絡協議会が、 作品や活動紹介パネルを展示する。 市障害者福祉事業所連絡協議会のバザーもある。
さらに、 同センター内の和室みたけで午前10時半―11時半、 「赤ちゃんウキウキ人形劇」 を上演する。 定員20組 (人形一つを持参する)。 7月3日までに、 市ファミリーサポートセンター (079・590・1388) に申し込む。
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2014年6月29日08:21
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徘徊から保護...
認知症による徘徊 (はいかい) などで行方不明になる人が全国で年間1万人に上っている問題で、 篠山市内でも徘徊から警察や市民に保護されるなど、 行方不明につながりかねないケースが年間10件以上発生している。 今年は1月から4月の間ですでに10件を超えており、 増加が懸念される一方で、 いずれも無事に保護され、 全員が家族のもとに戻っている。 市は、 「地域の見守りだけでなく、 家族がもしもの場合に備えて、 認知症の家族がいることを周囲に伝えておく必要がある」 と呼びかけている。
市によると、 地域を徘徊している認知症の人やその疑いがある人を保護したケースは、 2012年が17件、 13年が18件。 うち家族から捜索届が出されたのは合わせて6件で、 それ以外は警ら中の篠山署員らが声をかけて徘徊が発覚し、 保護している。
今年に入ってからは4月までの間に11件発生している。
警察庁のまとめでは、 昨年1年間に全国で1万322人が行方不明者として届け出があり、 一昨年よりも7%増加している。 県内では1308人で、 大阪についで全国2番目の多さだった。
また一昨年、 昨年にかけて届け出があり、 今年4月末の時点で不明のままの人は全国で258人に上っている。 県内では5月末時点で8人だった。
今年3月末時点で、 市内で介護保険認定を受けている2405人のうち、 認知症と診断されている人は約1400人。 国の推計では65歳以上の4人に1人が認知症と考えられており、 認知症の疑いがあっても診断されていない人はさらに多いと考えられる。
市地域福祉課は、 「昔よりも寿命が延びていることで、 認知症の人も増えているのでは」 とし、 「家族の了解を得て、 自宅近くの駐在所や民生委員、 自治会などに、 患者の写真や特徴を伝えたり、 見守りをお願いすることもある。 認知症の家族を隠そうとするのではなく、 周りの人に助けを求めてほしい」 と話している。
市では来年度、 国が進めている制度 「認知症・徘徊SOSネット」 を取り入れ、 家族の了解があれば認知症の人を登録し、 見守りや徘徊時の保護などにつなげるシステムの導入を目指している。
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2014年6月29日08:20
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「赤じゃが」でアイス&ケーキ 試作品が...
篠山市の農事組合法人 「真南条上営農組合」 (酒井勇組合長) が、 神戸大学農学部と共同開発した新特産品 「丹波の赤じゃが」 を使った、 アイスクリームとケーキの試作品ができあがった。 今後、 交流を進めている都市住民や地元住民らの意見を聞きながら、 商品化を目指していく。 酒井組合長は 「女性を中心に進めていく特産加工分野の第一歩として始め、 さらに六次産業化を進めたい」 と話している。
写真・丹波の赤じゃがを使ったアイスクリームとケーキの試作品を持つ組合員ら=篠山市真南条上で
「丹波の赤じゃが」 は2009年、 同組合と同大農学部が 「メークインを超える品種を」 と共同開発した。 表皮が赤く、 味が濃厚で小ぶりなのが特徴。 7、 12月が収穫期で、 昨年度は約5トンを収穫した。 神戸北野ホテル (神戸市中央区) の料理に使われたり、 伊丹市の消費者団体やトーホーストア (神戸市東灘区) などに出荷している。
同組合のコメ、 黒大豆、 赤じゃがは、 「ひょうご安心ブランド農産物」 の認証を受けており、 人と環境にやさしい農産物を生産している。 今後は、 女性を中心にそれらの農産物の加工に力を入れようと、 「米麹アイスクリーム」 「黒大豆ケーキ」 「黒大豆みそ」 「野生梨ジャム」 などの加工品開発を計画。 このほど、 農水省の 「六次産業化・地産地消法」 に基づく認定を受けた。
六次産業化プランナーから紹介を受けた、 アイスクリーム製造の 「ヤバケイ」 (伊丹市) に 「赤じゃがに合うアイスクリーム」 の試作を依頼した。 今後、 女性や都市住民を中心に試食を繰り返し、 製品化を目指す。
加工に携わる小林和子さんは 「冬に試食した時は、 濃厚な味だったので、 オールシーズン食べていただけるよう、 もう少しあっさりした味にできれば。 若い人にも引き継いでいき、 集落の活性化を目指していきたい」 と話していた。
試食希望者や関心のある人は酒井組合長 (090・3991・7981)。
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2014年6月29日08:20
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ヨウ素剤事前配布も検討 篠山市が作成 ...
篠山市は、 福井県の原子力発電所が事故を起こした場合に備えた安定ヨウ素剤について、 市民への配布方法などの草案をまとめた。 突発的な事故などの緊急時以外にも、 希望者への事前配布も想定。 配布スタートは2015年度中の実施を予定している。 25日に篠山市民センターで開かれた 「第7回篠山市原子力災害対策検討委員会」 で明らかにした。
篠山市は福井県の高浜原発から約45―70キロの距離に位置し、 事故が起きた場合はさまざまな放射性物質が飛来して影響を及ぼすと想定。 うち放射性物質の一種、 「放射性ヨウ素」 は甲状腺がんの原因になるとされているが、 前もって安定ヨウ素剤を服用しておけば、 リスクを低減できるとされている。
事故が起きた緊急時には、 各自治会を担当する市職員が公民館などに安定ヨウ素剤を搬送し、 そこで各個人に配布する。
一方、 緊急時でなくても市内の希望者に事前配布する場合は、 配布台帳を作成し、 開催日を決めて第1次として市役所や各支所で2回、 第2次として篠山、 丹南地区で1回開く。 また市内4診療所では随時配布していく。
市民への事前配布方法の周知と並行して、 医師や保健師、 市職員に対して配布に関わる基礎知識や、 3歳未満へのヨウ素剤調剤の研修などを行う。
希望者への配布に関わる一連の流れは毎年実施。 3年目以降は、 配布済みの人へヨウ素剤の更新通知、 古い薬剤の回収を行う。
現在、 市内では市役所本庁、 丹南健康福祉センターと東雲、 草山、 今田の3診療所に5万人分のヨウ素剤を備蓄している。
委員会では委員らから、 「どの時点で、 誰の指示でヨウ素剤を飲むのか示しておくべきでは」 「他の薬との併用や、 アレルギーなどについて、 事前にチェックシートが必要ではないか」 「日本医師会が出しているガイドラインを盛り込むべきでは」 などの意見が出された。
市では今後、 委員らの意見を加えて修正していく予定。
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2014年6月29日08:19
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2015年4月からのごみ分別 びん色分けな...
丹波市は、 丹波市春日町野上野に新設中の一般廃棄物処理施設 「市クリーンセンター」 の稼働 (2015年4月) に伴う、 新しいごみ分別収集システムを固めた。 ごみ処理手数料については、 9月定例会に条例改正案を提案する予定。 8月をめどに概要 (処理手数料除く) をまとめたパンフレット、 DVDを作成し、 市民や事業所への周知に努める。
篠山市清掃センターを利用する山南地域のごみ以外は、 同センター1カ所で処理することとなる。
分別区分=表1=は、 山南地域は現状維持、 そのほかの5地域は同等の分別区分に統一。 燃やすごみと容器プラは 「市指定袋」 で、 それ以外の資源物や不燃物は、 「個人コンテナか市販の透明袋」 とする。 ビンについては色分けをなくす。
新しく加えた粗大ごみについては、 事前申し込み制とし、 年1回を予定。 年度始めの4月末に計画収集について案内し、 6月末までに収集希望の申し込みを受け付ける。 その後、 市が収集日程を調整し、 申込者や該当地域に周知していく流れ。 指定の袋やコンテナに収まらないものや1品5キロを超えるものなどが対象となる。 収集手数料は、 大きさにより1品300円と600円を設定。
排出日=表2=は、 祝日も計画的に収集。 「燃やすごみは毎週月、 木曜で、 ビンは毎月第2金曜」 というように、 「出せる日」 をわかりやすくする。
回収場所は、 ごみステーションと拠点回収に統一する。 同ステーションは、 「10戸に1カ所 (アパート、 マンションは1カ所) 程度」 を基本に設ける。 拠点回収は自治会で1カ所、 公民館などを想定している。
ごみ処理手数料は、 計画収集ごみは現状を維持し、 直接搬入ごみは、 種類ごとに異なる手数料を一本化する。 家庭系と事業所にわけ、 さらに許可業者 (14社) の手数料を一般と同一金額に設定し、 利用を促す。 市環境整備課は、 「処理施設が一本化するため、 直接搬入する車両が増えるのを緩和するための対策」 としている。 同手数料については、 2015年度、 16年度の実績をもとに17年度に見直す方針。
市環境整備課 (0795・82・1292)。
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2014年6月28日18:29
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ヘアーサロン「nenne」
居心地よい空間演出
県立柏原病院のすぐそば。 大阪で腕を磨いたオーナーの伊田満祐子さん (29) が今月10日、 地元丹波でオープンした。
伊田さんが、 原則一人ずつ丁寧に対応。 さまざまな髪の悩みにアドバイスするほか、「いろいろと話しやすい雰囲気をつくって要望をしっかり聞き、かわいかったり、きれいだったり、 若く見えるヘアスタイルを提案していきたい」 と話す。 ヘッドスパにも力を入れている。
店内に配置した小物一つひとつにもこだわり、 女性はもちろん、 男性や年配者にも居心地のよい空間を演出している。 お母さんが幼い子ども連れでも気軽に立ち寄れるようにと、 おもちゃや絵本を備えたキッズスペースもあり、 「かわいくて、 くつろげるヘアサロン」 をめざす。 カット4000円、 カラー・カットで1万円から。
【メモ】月曜定休。 営業時間は午前10時―午後7時 (土・日曜、 祝日は午前9時から)。 電0795・73・3003。丹波市柏原町柏原5198
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2014年6月26日13:19
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女性の就活を支援 10回講座...
生涯学習応援隊so―so.39は、 7月10日から氷上住民センター (氷上町成松) で開く 「女性のための就活・転職連続10回講座」 の受講生を募集している。 定員20人で、 参加無料。 託児あり。
就活スキルアップ講座 (第2木曜・午後7時半―9時半) として全5回、 自己啓発セミナー (第4木曜・同) として全5回実施。 どちらかのコースだけを受講することも可能。
就活スキルアップ講座の1回目が7月10日に開講。 生きがいしごとサポートセンター神戸東所長の狩野仁未さんを講師に迎え、 求人票の見方と履歴書の書き方を学ぶ。
講座の申し込みは7月5日までに、 ふぇみcafeキャリアアップ相談所 (090・9841・9788) へ。
このほかの日程、 講座内容は次のとおり。
【就活スキルアップ講座】
▽8月7日=仕事のマナー講座▽9月11日=実践 面接のポイントと実習▽10月9日=超実践!面接練習▽11月13日=自分を守る法律、 労務、 税金のお話
【自己啓発セミナー】
▽7月24日=コミュニケーションを学ぼう (1) ▽8月28日=コミュニケーションを学ぼう (2) ▽9月25日=自己分析で自分を知ろう▽10月23日=心と体の健康管理▽11月27日=ワークライフバランスを考えよう
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2014年6月26日13:18
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古文書フィールドワーク参加者募る 氷上...
丹波古文書倶楽部 (川口利和代表) が7月12日、 午後1時半から氷上町本郷で開く古文書フィールドワークの参加者を募集している。
地域で古文書などを保管している施設、 団体などで解説を受けたり、 現地調査を行なう企画で、 今回が5回目。 初めて古文書を見る人、 読みたいけれど読めないという初心者、 古文書に興味を持つ人の参加を呼びかけている。 本郷公民館で古文書の鑑賞・解説のあと、 同地域の神社、 本郷舟座跡などで現地調査を行う。 募集定員は50人。 講師は、 木村修二・神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター研究員と、 木郷古文書を読む会会員。
参加費300円 (当日)。 川口代表 (080・5355・2301)。
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2014年6月26日13:18
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音訳ボランティア受講生を募集 社会福祉...
篠山市社会福祉協議会が7月14日から、 丹南健康福祉センター (篠山市網掛) で 「音訳 (朗読) ボランティア養成講座」 を開講する。 8回講座で、 時間はいずれも午後1時半―3時半。 受講生を募集している。
音訳ボランティアとして必要な発声と発音を基礎から学ぶ。講師は、第1回目が元NHKエグゼクティブアナウンサーの村上信夫さん。 そのほかは、 北山とみさんが務める。
募集定員は30人 (申し込み順)。 受講料は500円 (教材費)。 同社協や篠山市役所地域福祉課に設置している所定の申込用紙で、 7月7日までに同社協 (網掛、 電079・590・1112、 FAX・590・1123) に直接提出するか、 ファクスで申し込む。
講座日程は次の通り。
①7月14日=特別講座 「朗読は想像力」
②21日=音訳ボランティアとは。 発声と発音 (鼻濁音)
③28日=発音 (無声化と長音)、 アクセント
④8月4日=イントネーションと間
⑤11日=文章を読む
⑥18日=同
⑦25日=録音体験
⑧9月1日=朗読発表
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2014年6月26日13:17
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思い出の食べ物
「てぃー・たいむ」 (先月22日号) に土性里花さんが食べ物の好き嫌いについて書いている。 父の笑顔を思い出させる 「伸びきった麺」 が美味しく、 みかんには兄の悲しい顔が浮かぶのであまり食べないとか。 ▼ 「あなたにある物語は?」 と問いかけられ、 春秋子のそれを思い起こすと、 まず、 アンパン。 小学校の入学式の日に帰宅後、 母が 「これは今日だけやで。 特別の日なんやからね」 と念を押して出してきた。 早速ぱくついたが、 子供の舌にも酸っぱくて何やらおかしい。 母が 「どれ、 貸してみ」 と中を調べると、 奥の方はカビだらけだった。 以来、 アンパンにはとりわけ執着し、 一時は毎朝食べていた。 ▼あまり食べたくないのは、 せんべい。 終戦後、 父が石生の駅前でせんべい屋をしていて、 夕方に多くの客が1袋5円の屑せんを買いに来ていた。 小1の時、 父が工場をたたんで柏原に引っ越した際、 せんべいを詰め込んだ1斗かんをいっぱい持ち込み、 おやつは半年間ほど、 ずっとせんべいばかりだった。 ▼西川きよし氏が講演で 「子供の頃、 夏はおかんに 『腹が減らんでええ』 と毎日スイカばっかし食わされた。 だからスイカは見るのもいや」 と話した気持ちがよくわかった。 春秋子の物語も、 土性さんのように豊かな感性によるものではなく、 もっぱら食い意地故のものだ。(E)
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2014年6月26日13:16
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顕彰活動にマンパワー結集
柏原ゆかりの彫刻師、 中井権次一統の技を伝えていこうと発足した 「中井権次顕彰会」 の活動が本格化する。 会員も兵庫県、 京都府などに100人を超えた。 会報発行、 ゆかりの地マップ作成や、 彫刻のある寺社をめぐる研修ツアーなどを企画する3つの委員会が発足。 文化遺産の発掘、 顕彰、 継承に、 様々な分野のマンパワーを結集したい。
各委員の集まる会合では、 「兵庫県、 京都府という自治体の垣根を越えて、 活動を広げよう」 という声が出された。 芸術を愛する心に垣根はない。 中井一統の彫刻もそんな感じで、 代々柏原から北近畿一円に広がった。 江戸から明治時代。 情報媒体に乏しく、口コミの評判で、仕事が次々に舞い込んだのではないか。
「寺社の装飾彫刻近畿編」 (日貿出版社) で中井彫刻を紹介したプロカメラマンの若林純さんは、 「同じ一統の作品がこれだけ、 集中的に残る地域は珍しい」 と話していた。 長年コツコツと研究を続けてきた研究者のまいた種が芽を出し、 精力的に調査活動をしてきた元高校教諭3人が花を開かせた。 中井一統は、 彫り物師と呼ばれていた時もあるが、 装飾彫刻の分野をクローズアップさせたのは活動の大きな成果だ。
「但馬にも、 まだまだ作品がありそう」 という豊岡市の会員。 さらなる情報収集が期待される。 美術が専門の篠山市の会員からは、 「実物と下絵が残っており、 研究環境には恵まれている。 わくわくどきどきする」 という声も。
中井彫刻の魅力や面白さを伝え、 大勢の人が興味を持ってもらえるように道筋をつける役割を顕彰会が担う。「一統の時代彩る技伝え受け継ぐ人が幾重にもなり」。(臼井 学)
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2014年6月26日13:16
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井本洋美さん訃報
井本洋美さん(いもと・ひろみ=元氷上高校事務長、 井本全孝・井本自動車代表の妻) 21日午前零時58分、 病気のため丹波市内の病院で死去、 64歳。 自宅は丹波市氷上町石生440ノ1。 葬儀は23日、おこなわれた。 喪主は夫、全孝(まさたか)氏。
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2014年6月26日13:15
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身近になったヒメボタル
ここのところ、 楽しみにしていることがある。 「ホタル見に行こか」 と誘ってくる2歳児をおんぶして、 近くの竹林にヒメボタルを見にいくこと。 今年は去年より数が多いのでうれしい。
私の住む丹波市山南町では、 すっかりヒメボタルが市民権を得たというか、 よく知られた存在になった。 しかし、 ひと昔前までは地元の人もわざわざ見に行くことはなかった。 ゲンジボタルがふわ~りと優雅に飛ぶのに対し、 ヒメボタルはちょっとせわしなくチカチカ。 そんなわけで、 ゲンジの方が人気があるのかもしれない。
山南町で6月28日と7月12日に開かれる 「姫ボタルまつり」。 今年で9年目になるそうだ。 ヒメボタルの出る期間中、 実行委員長の藤原利正さんが中心となり、 毎年300カ所以上の生息調査を約50日間も行っておられる。 地元の私たちもヒメボタルの存在を知ることができたのはこうした取り組みのおかげといつも思う。
まつりの問い合わせは、 実行委員会事務局の薬草薬樹公園リフレッシュ館丹波の湯。(古西 純)
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2014年6月26日13:15
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体も心もたまにはリセットしないと
来月からのブルーベリーの収穫を目前に、 母ちゃんはモチベーションを上げるため、 母ちゃんらしくないお堅い自己啓発的な本を数冊たまたま読んでいた。
そんな矢先、 生まれて初めて、 たった一人の夜を過ごした。 週末、 お盆前倒しの恒例のお墓詣りの予定が、 肉体的にも精神的にもダウンしてしまい、 一人ゆっくり休養できるようにと、 彼が1泊でオチビ2人を連れて京都の実家へ出かけてくれたからだ。
寝転んだままボーっと天井を見る。 顔を横にして窓から見えるのは徐々に近づくどんより黒い雲。 次第に庭の道をポツポツとシミのように雨が濡らして真っ黒に染める。 静か過ぎて身の置き所がなく、 グルグルと終わりのない溜息ばかりの難題だけが頭の中で駆け巡り、 眠りにつける夜を待つ。 が、 間がもたず、 しんどいのになぜか、 先日買った青梅で娘と約束した梅ジュースを作ろうと梅にプスプス串を刺す。 自分のためだけに手抜き料理を作る。 溜まった書類の山を片付ける。 単調に静かにゴソゴソと動く。
そして、 ふと本から抜粋した言葉を拾い出す。 「変えられない現実は変えられないが、 自分自身は変えられる。 意志の力を超える物事について悩むのは止める。 心の安定と喜びは心の持ち方のみで得られる。 不安や悩みの治療法は前向きなことに集中する。 明るく振る舞うことで幸せを作り出す」 等々…。 ドタバタも良いが、 たまには一人でこんな風に心をリセットする時間も大切かも。 ありがとう。
(古谷暁子・ブルーベリー農家)