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2014年7月3日16:57
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10トン以上の不法投棄 5年ぶり「0」 ...
丹波県民局管内で、 10トン以上の量の不法投棄が、 昨年度、 5年ぶりに 「ゼロ」 となった。 同県民局は、 昨年度から 「不法投棄をさせない!きれいな丹波づくり事業」 をスタート。 不法投棄防止講習会の実施や監視カメラの設置などが効果につながったとみている。 今年度は新たに 「丹波地域ボランティア不法投棄監視員」 を募集し、 6月27日に監視員23人 (篠山市11人、 丹波市12人) に委嘱状を渡した。
不法投棄監視員の委嘱状交付式で、 高坂一生県民交流室長が、 「美しい丹波を守るためにご協力をよろしくお願いします」 とあいさつ。 活動グッズの蛍光色ベストと帽子を監視員に手渡した。 パトロールや注意喚起の責務や権限はなく、 不法投棄や野焼きを発見したら行政機関へ情報を伝えることになっている。 監視員になった南久美さん (49) =篠山市小枕=は 「家の近くで不法投棄の現場を見たことがきっかけで、 監視員に応募しました。 まちが少しでもきれいになれば」 と話していた。 任期は2016年3月末まで。
丹波県民局管内はこれまで、 県内の不法投棄量に占める管内割合が比較的高く、 不法投棄されやすい場所ともいえる状況にあった。 2009年度以降の10トン以上の不法投棄件数と量、 県内不法投棄量に占める割合は、 ▽09年度=3件、 2095トン (77・9%) ▽10年度=1件、 318トン (23・4%) ▽11年度=2件、 47トン (14・5%) ▽12年度=1件、 234トン (38・7%) ▽13年度=0件―となっている。
監視カメラは昨年度、 丹波市内で1台運用を始め、 今年度は1台増やして篠山市内で運用している。 夜間も含め、 24時間撮影。 ソーラーパネル式で、 電源がない場所でも使用できる。 モーションセンサーがついており、 カメラの前を動きのある物が通過すると、 静止画と1分間の動画を自動的に撮影。 画像はサーバーに蓄積され、 職員がパソコンやスマートフォンで毎日チェックしている。
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2014年7月3日16:57
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地元を学び、知ろう...
篠山市味間地区まちづくり協議会 (西田幸夫会長) が7月15日から、 味間の歴史や自然、 文化などを学ぶ 「あじま修徳塾」 を開講する。 「住んでいながら、 意外と知らないことも多い地元。 味間を学び、 知ることで、 味間で暮らすことがさらに楽しいものになれば」 と、 味間地区に居住もしくは勤めている人を対象に企画した。
講座名の 「修徳」 は、 味間小学校の前身 「修徳尋常高等小学校」 にちなんだ。 同尋常小学校は1928年、 京都市下京区にあった 「修徳小学校」 の校舎を当時のお金で、 2900円で購入して移築。 新校舎が建築される65年まで使用した歴史がある。 丹南町史によると、 修徳小は28年、 味間小と吹小が合併して誕生。 学校名をどうするかでもめたため、 「修徳」 の名を転用したという。
四季の森生涯学習センター (網掛) を拠点に、 来年3月までに計9回を予定。 講座初回の15日は、 市文化財保護審議会委員の今井進さんが味間地区の地勢や歴史について話す。 第5回の11月8日は、 「ディスカバーささやまグループ」 のガイドで、 味間西部地域を探訪する。 最終回の来年3月21日は、 元県農業改良普及員の平野正憲さんから、 味間地区の農業事情を聴くほか、 味間東部地域の現地見学などを計画している。
問い合わせなどは、 同協議会事務局 (火、 金の午前9時―午後1時。 079・506・1165)。
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2014年7月3日16:56
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労災事故ゼロで金賞 17年、4750日「社員意...
精密金属製品製造業、 細見鉄工 (丹波市氷上町横田、 谷口浩平社長、 36人) が、 中央労働災害防止協会の 「無災害金賞」 を受賞した。 足掛け17年、 4750日労災事故ゼロを達成した。 金賞より上の賞はなく、 同社は、 地道な取り組みの積み重ねで最高賞までたどりついたことを喜んでいる。
4月5日に 「4750日」 に到達し、 このほど表彰状などが手元に届いた。
業種と社員数によって表彰に必要な日数が異なり、 同社は、 2007年5月12日に無災害2850日で銅賞、 12年8月24日に同4300日で銀賞を達成した。
2006年に社内に安全衛生委員会を設置した際、 無災害記録 (不休業災害) の表彰制度があることを知った。 さかのぼって申請ができたことから、 谷口社長が就任した1997年1月7日を起点にした。
自主的な取り組みとして、 安全衛生管理計画表を作成。 9の重点施策に基づき、 「委員会によるパトロールの実施」 「ヒヤリハット体験スピーチの実施」 「機械レイアウト、 通路スペースの改善」 など26の実施計画を決め、 項目ごとに目標と担当者、 実施時期を盛り込み、 進捗を管理するなど、 社内全部門で取り組みが行われている。
田中秀明工場長 (32) は、 「当初は、 社員にけががないことが、 意味があることとの意識がなかったが、 表彰を受け、 無災害を続けることが意義あることだと社員が思うようになった」 と言い、 「賞という目標はなくなったが、 今後は、 『赤ちん労災』 と言われるような、 ちょっとしたけがもないようにしていきたい」 と抱負。
谷口社長 (75) は、 「一人ひとりの意識の成果。 若い社員にとっては、 生まれた頃から記録が続いているようなもので、 本当に大したもの」 と喜んでいた。
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2014年7月3日16:56
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「北摂フォトロゲイニング」で優勝 写真...
地図をもとに制限時間内でチェックポイントを回り、 ポイントの風景を撮影、 その得点を競うスポーツ 「フォトロゲイニング」。 篠山市安口の森田大介さん (38)、 明子さん (47)、 悠莉さん (7) の家族がこのほど、 大阪府豊中市周辺で行われた、 「北摂フォトロゲイニング大会」 (大阪府オリエンテーリング協会主催) の 「家族3時間の部」 で優勝した。
大阪大学豊中キャンパスが発着点。 「家族3時間の部」 は小学生以下を含む2―5人でチームを編成。 池田、 豊中、 箕面の3市の観光名所や史跡など43のチェックポイントが用意され、 チームごとにルートを設定、 3時間の制限時間内に回った。
森田さん家族は、 3時間で回れる距離を13キロと予想。 また、 高校時代をこの土地で過ごした明子さんの地の利を生かして、 ルートを設定。 チェックポイント間は、 ほぼランニングで回り、 計8カ所を巡って8チームの中で優勝に輝いた。
森田さん夫婦は 「出発前は3位くらいになれたらと話していたので、 優勝できてうれしい。 悠莉が走ってついてきてくれたのが勝因」 と振り返る。 悠莉さんは 「疲れたけれど、 服部緑地がきれいだった」 と話していた。
以前、 フォトロゲイニングを体験した大介さんが 「おもしろかったので、 家族で出たい」 と参加。 大介さんは 「ルートを自分で選べ、 作戦を立てられるところがおもしろい」、 明子さんは 「普段、 何気なく通り過ぎていた道で新しい発見があった」 とフォトロゲイニングの魅力を話す。
福住小学校の学級委員の明子さんは、 子どもたちに福住の魅力を伝えようと、 今秋に1、 2年生の親子活動でフォトロゲイニングを企画している。 夫婦は 「篠山にはいっぱい魅力があるので、 フォトロゲイニングには最適の場所」 と話している。
【フォトロゲイニング】オリエンテーリングが決まった順序で決まったポイントを回り終えた時間を競うのに対し、 ロゲイニングは制限時間内に回ったポイントの総点数 (ポイントにより点数が異なる) を競う。 ルートを自由に選ぶことができる。 フォトロゲイニングは、 ポイント通過の証明にポイントの風景と参加者を撮影した写真を提出する。
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2014年7月3日16:56
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4日から特産バイキング 特産館ささやま
特産館ささやま (篠山市黒岡、 079・552・3386) は7月4―15日、 特産にこだわった 「七夕バイキング」 を実施する。 同館がバイキングを実施するのは初めて。 北川浩之館長は 「地元の方に来ていただいて、 特産館ならではのバイキングを楽しんでいただきたい」 と話している。
料理は約40種類。 丹波篠山牛を使った、 ローストビーフや焼きしゃぶ、 コロッケ、 丹波地鶏の 「チキンフリカッセ」 や季節の野菜の煮物。 黒豆はカボチャとの煮物や豆腐の冷奴、 味噌汁、 そうめんに。 山の芋はそば、 コロッケ、 とろろ汁にした。
スイーツ類も特産を使い、 「黒豆パウンドケーキ」 「黒豆コーヒーゼリー」「丹波篠山茶のムース」 などがある。
バイキングは、 午前11時からで、 平日は午後4時まで、 土日は5時まで (最終入場は1時間前まで)。
大人1620円、 小学生972円、 3―6歳は648円、 3歳以下は無料。 9日は休館。
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2014年7月3日16:55
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五輪メダリスト・朝原宣治さん講演 7月...
北京五輪男子400メートルリレー銅メダリストの朝原宣治さんを講師に招く 「アスリート指導者育成セミナー」 が、 7月12日午後7時から春日文化ホール (丹波市春日町黒井) で行われる。 丹波市のアスリート育成特別支援事業の一つ。
「100メートルは人間力―ジュニア期の指導法について」 と題し、 選手時代の経験をもとに、 指導のあり方などについて話す。
朝原さんは神戸市出身。 高校時代から本格的に陸上競技に取り組み、 世界陸上に6回出場。 五輪もアトランタ大会から北京大会まで4大会連続で出場した。 引退後は、 陸上競技クラブ 「NOBY T&F CLUB」 を設立、 ジュニアやユース世代のための陸上競技教室などを開いている。
入場無料。 市まちづくり部生涯学習センター (0795・82・0409)。
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2014年7月3日16:55
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献血・骨髄ドナー登録会
7月13日午前9時半―午後1時半、 ユニトピアささやま (篠山市矢代) 献血会場で、献血・骨髄ドナー登録会が行われる。 骨髄等ドナー登録ができるのは、 ▽年齢18歳以上、 54歳以下で健康な人▽体重が男性45キロ以上、 女性40キロ以上の人―。
問い合わせは丹波健康福祉事務所食品薬務衛生課 (0795・73・3770)。
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2014年7月3日16:54
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JR「夏休み列車旅博」イベント
7月5、 6日午前11時―午後7時、 大阪駅ステーションシティ1階旧砂時計広場で、JR「夏休み列車旅博」イベントが開かれる。 特製ジオラマシアター、 お笑い芸人の鉄拳イラストぬりえコーナーなどを計画。 また 「夏休み列車旅博」 キャンペーンでは、 1万円の旅行券を抽選で500人にプレゼントする。 JRの夏旅 (http://www.jr-natsutabi2014.net/) から応募できる。 応募期間は、 1期が7月20日まで、 2期が7月21日―8月20日。
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2014年7月3日16:54
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湊川短大で「七夕祭り」
7月5日午後1時から、湊川短大(三田市四ツ辻、079・568・1858) で「七夕祭り」が開かれる。 各種ゲーム、 ステージ発表、 野菜と花の直売、 軽食など。 子どもや地域との交流を深めることをねらいに、 同短大の学友会が企画、 運営する。
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2014年7月3日16:52
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「県営南多田住宅」建替に着手 現地で9...
県は、 老朽化による県営南多田住宅 (丹波市柏原町南多田) の建て替えに今年度から着手する。 現在の土地に、 3期に分け、 3棟183戸を整備する。 小規模団地で老朽化している春日石才住宅 (同市春日町園部) と柏原第3住宅 (同市柏原町柏原) も同住宅に集約する。 建て替えにあたっては、 耐震化、 バリアフリー化を推進するとともに、 単身高齢者や高齢者世帯対応の住宅も整備する。 今年度にまとめる実施設計の中で、 工事中の入居者の仮住まい計画などを検討し、 住民に説明する。 完了予定は2023年度。 総事業費約24億円を見込む。
写真・3つの県営住宅を集約し建て替え整備される県営南多田住宅の完成予想図
南多田 (5階建5棟、 180戸) と石才 (平屋建て3棟、 12戸) は1973年、 柏原第3 (2階建て6棟、 32戸) は60年の建設で、 築後41―54年が経ち、 傷みが目立っており、 すでに新たな入居者募集を停止している。
県公営住宅課によると、 南多田に155戸、 石才と柏原第3を合わせて26戸の入居者があり、 全員が移転しても収容できる規模として183戸としたという。
南多田は、 現在の5階建が9階建てになる。 現在は、 専用面積約49平方メートルの同一タイプのみだが、 建て替え後は、 単身者から家族まで4サイズの住居を整備し、 一部を人感センサーや緊急通報システムを備える高齢者特定目的住宅とする。 131台分の駐車スペース、 新たに集会所も設ける予定。
仮住まいは、 既存3住宅の空室などを考えている。 最初の建て替え対象棟に入居している人は、 1期工事が始まる来年度、 工事開始直前に仮住まいに移り、 2018年度当初に新住宅に入居するスケジュール。 2期は18―20年度、 3期は21―23年度。 既存住宅の入居者に仮の住宅に移ってもらい、 完成後に戻ってもらうという 「やりくり」 が必要なため、 完了まで長い時間を要する。
建て替えで新しくなることや、 2人部屋で55平方メートル、 3人部屋で65平方メートルと専有面積が広くなることから、 家賃は、 現状より上がる見通し。
治水の流域対策から、 駐車場地盤を約10センチ下げ、 約300トンの雨水の一時貯留ができるようにする。
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2014年7月3日16:52
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プレミアム商品券発売へ 1000円券33枚が3...
たんば商業協同組合 (畑道雄理事長) は、 「たんば共通商品券」 の1000円券33枚 (1セット) を3万円とする 「プレミアム商品券」 を販売する。 65歳以上の運転免許のない高齢者や、 体の不自由な人のための予約販売 (専用ダイヤル=0795・82・8070) を7月4日から始める。 一般販売は18―21日に行う。 購入は、 いずれも1人1セット限定だが、 家族人数分の購入は可能。 総発行数は、 1万6667セット (約5億5000万円分)。 丹波市制10周年を記念し、 10万円分の同商品券が当たる特別賞も設ける。
写真・市制10周年記念特別賞も設けられたプレミアム商品券の表紙の見本。 スタンプを押す欄が設けられている
電話による予約販売は、 4―7日の午前10時―午後5時。 予約時に地域取扱販売店 (市内19店) を指定しておき、 一般販売と同じ18―21日に同販売店で引き換えてもらう。 一般販売はゆめタウン、 コモーレ、 アルティ、 地域販売店で、 午前10時―午後6時 (地域販売店は、 各店の営業時間内)。
特別賞は、 プレミアム商品券を使って2つの地域 (旧町域) で買い物し、 商品券の表紙に2つのスタンプを集めれば、 応募券として利用できる。 10月20日を応募締め切りとし、 11月1日の市制10周年記念式典内で、 特賞 (たんば共通商品券10万円分) の抽選がある。 また、 同商品券3万円分が当たるA賞 (30人)、 丹波の特産、 加工品などが当たるB賞 (200人) の抽選もある。
一昨年までは11枚 (1万円) セットを1人10セットまで購入できたが、 昨年は5セット限定に。 今年は33枚つづり (3万円) を1セット限定とした。 畑理事長は、 「ご好評をいただいており、 昨年までは初日で2時間待ち、 1日半で完売という状況。 1人でも多くの人に買っていただくことで、 消費喚起につながれば」 と期待している。
同組合 (丹波市商工会内0795・82・0201)。
地域販売店は次のとおり。
▽青垣=おぐらサラダ館、 Yショップ青垣▽市島=はたやファミリーショップ、 西山酒造場▽柏原=荻野与作商店、 岡林写真館、 ひかみや、 サンコードー▽春日=オオツキ春日店、 畑力工作所、 ヤマザキショップおぎの▽山南=薬草薬樹公園、 中川食料品店▽氷上=太田自動車、 かどのの郷、 ことぶき屋、 アシケン、 大木石油、 オオツキ氷上店
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2014年7月3日16:51
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巨大ちまきにがぶり 青年団獅子舞...
篠山市当野の大歳神社で6月29日、 「ちまきのお当 (とう)」 の名で伝わる神事が行われた。 獅子舞が巨大ちまきにかぶりつき、 五穀豊穣や無病息災、 子孫繁栄などを願う一風変わった伝統神事。 同神社には正装した氏子らが大勢集まり、 獅子舞の見事なかぶりつきように歓声をあげていた。
写真・勢いよく巨大ちまきにかぶりつく獅子舞=篠山市当野で
同集落の青年団が獅子舞役を務めるのがならわしで、 今年は4人の団員が担った。 神社の軒下には、 前日に氏子当番 (4戸) の住民でこしらえた長さ約60センチ、 重さ5キロ近くもある巨大ちまきがわら縄で吊るされた。
神社本殿で一瀬貞明宮司が祝詞 (のりと) を奏上し、 集まった氏子たちにお神酒と洗米が振る舞われると、 神事のハイライトとして青年団による獅子舞が登場した。 笛や太鼓のお囃子にあわせて、 進戸竜也さん (19) らが操る獅子舞が激しく体を揺らしながら境内を回り、 目いっぱい荒ぶってみせた。 ひとしきり練り歩き、 頃合を見計らって巨大ちまきにかぶりつこうとしたが、 氏子らが 「まだまだ」 と制止。 再び境内に戻され、 練り歩くこと数回、 再度かぶりつきに挑戦した。 獅子頭の大きな口で巨大ちまきをがっちりとくわえ込み、 勢いよくわら縄から引きちぎってみせると、 氏子から 「おー」 「よっしゃ、 うまいことやった」 と声があがり、 拍手がわき起こった。
同神事の前後にも、 青年団による獅子舞が、 横笛を吹き鳴らしながら氏子の家 (47戸) を一軒ずつ訪問。 玄関先と荒神がまつられた台所などで鈴を鳴らし、 御幣 (ごへい) を八の字を描くように振りながらお祓 (はら) いをしてまわった。
同神事は昔、 当番の家で行っていたが、 準備や接待が大変なこともあり、 同集落の公民館で実施。 さらに近年、 神事の内容を簡素化し、 実施場所も同神社に移した。 6月下旬の亥日に行ってきたが、 今では亥日に近い日曜日に変更。 いつから始まり、 なぜ獅子舞が巨大ちまきにかぶりつくのかなどは不明という。
獅子舞の大役を務めた青年団代表の進戸俊宏さん (30) は、 「これからも村の先人に教わりながら、 地元の伝統行事を引き継いでいきたい」 と語り、 神社総代の中本光政さん (78) は、 「若い者が村の行事を支えてくれるというのは心強いかぎり。 神事は神さんに対する私たちの気持ちを表す大切なものなので、 絶やすことなく続けていかなくては」 と話している。
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2014年7月3日16:50
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クマの足跡点々と ...
丹波市は7月1日、 市島町下鴨阪でツキノワグマの足跡 (幅12センチ) が見つかったと発表した。 田んぼの中を歩いた後、 アスファルトの道路を約40メートルほど歩いており、 足の裏についた泥がスタンプのように、 点々と道路に残っている。
近くに住む男性によると、 6月末に見慣れぬ足跡を見つけ不審に思っていたところ、 月末の常会で 「クマじゃないか」 と話題になり、 市が知るところとなったという。
県森林動物研究センター (青垣町沢野) の横山真弓主任研究員によると、 クマは夏と秋の年2回行動のピークがあり、 夏は繁殖行動。 メスを求めるオスがうろうろする時期という。
「幅が12センチだとすると、 オスの成獣の可能性が高い。 今年は5月下旬から活動が活発化、 7月中旬まで出没が続くだろう」 と話している。
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2014年6月29日08:34
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行政書士による無料法律相談
7月5日午後1時半から柏原住民センターで、行政書士による無料法律相談を行う。 相続、 遺言、 契約、 許認可など、 困り事相談に県行政書士会摂丹支部の会員が乗る。 同支部 (0795・77・0126)。
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2014年6月29日08:33
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中学3年生まで医療費を無料に 7月1日...
篠山市 (医療保険課079・552・7103) は子育て世帯の経済的負担を減らすため、 7月1日から、 3歳―中学3年生まで、 1医療機関につき1日800円 (月2回まで) を限度に通院医療費を無料化する。
0―2歳児は現行通り自己負担なし。 所得制限は、 保護者の市民税所得割額が23万5000円未満 (0歳児は所得制限なし) で、 変更はない。
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2014年6月29日08:33
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夏休み期間の臨時指導員募る 丹波市社協
丹波市社会福祉協議会は、 夏休み期間中に崇広・新井アフタースクールで勤務する臨時指導員8人を募っている。
7月19―8月30日の月―土曜の午前8―午後6時のうち、 1日5時間程度の勤務。 時給850円。 通勤手当あり。
7月3日までに同社協 (0795・82・4631)。 7日に採用面接。
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2014年6月29日08:32
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来年4月採用の正規職員募る こども園あ...
認定こども園あおがき (丹波市青垣町沢野、 事務局0795・80・5003) は、 来年4月1日採用の保育士、 幼稚園教諭の正規職員を若干名募集する。
保育士と幼稚園教諭2級以上免許の有資格者か取得見込みが条件。
出願は、 7月1―31日。 採用試験は8月上旬を予定。 一般常識、 作文、 実技、 面接。 受験申込書など詳細は、 同園事務局に問い合わせを。
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2014年6月29日08:31
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子ども音楽劇 塾生を募る 丹波の森公苑
丹波の森公苑は、 「丹波の森子どもミュージカル体験塾」 の塾生を募集している。 対象は、 小学1年生から高校3年生。 プロの俳優から演技、 歌、 ダンスのレッスンを受け、 10月19日に丹波の森公苑で発表公演を行う。
今年は、 指導にあたる豊中市の 「劇団ウエスト」 のオリジナルバージョン 「魔法使いの夏休み」 を上演する。 森の妖精たちやスクールの生徒が活躍するハラハラ、 ドキドキの冒険の物語。
レッスン会場は丹波の森公苑。 時間は午後1時半―5時、 または午後5時―7時半。 定員は30人程度 (応募多数の場合はオーディション)。 参加費6000円。 7月18日締め切り。 丹波の森公苑 (0795・72・5170)。
日程は次のとおり。
▽7月24日、 7月31日、 8月3日、 8月7日、 8月10日、 8月22日、 9月4日、 9月11日、 9月23日、 10月2日、 10月8日、 10月11日、 10月16日、 10月17日、 10月18日―。
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2014年6月29日08:31
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「ほら貝吹こう」氷上で体験教室 7月5...
丹波市や播磨地域のほら貝愛好者でつくる 「はりま立螺 (りゅうら) 之会」 が、 7月5日午前10時から伊尼神社 (丹波市氷上町新郷) で 「法螺貝体験教室」 を開く。 昨年に続き2回目。 同会会長で、 元氷上西高校長の大中政實さん (神崎郡神河町) と、 同会事務局長の三崎嘉之さん (同市氷上町谷村) の2人の有段者らが、 基礎から指導する。
講習会では、 模範吹鳴を聴いた後、 クラス分けし、 レベルに応じた講習が受けられる。 「乙音」 「干音」 「別揺り」 「揺り止め」 など、 それぞれに違った独特の音色やリズムを学ぶ。 法螺貝を持っている人は持参すること。 ない人には貸し出す。 服装は自由。 受講料1000円 (楽譜、 飲み物代含む)。 見学無料。
同会は、 大中会長らの呼びかけで2007年4月に発足。 音色の追求、 健康づくり、 地域への元気発信―をモットーに活動している。
申し込み、 問い合わせは、 三崎さん (0795・82・0152)。
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2014年6月29日08:30
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物語
「餅をついた臼には物語がある」 と、 哲学者の内山節 (たかし) 氏は言う。 東京のほかに群馬県の山村にも居を構える内山氏。 その山村の家には、 家の前の所有者から譲り受けた巨大な臼があるそうだ。 ▼前の所有者一家が餅をついていた風景を内山氏は知らないが、 その臼を見ていると、 臼とともにあった人々の暮らしが想像できるという。 餅をつきながら正月を待ちわびた家人。 臼の周りには、 はしゃぎ声をあげる子どもがいたかもしれない。 そんな物語を、 臼は語りかけてくる。 ▼受け継がれてきた物には、 物語がある。 もちろん臼だけではない。 22日付の 「自由の声」 欄に載った古本もそうだろう。 投稿者は、 古本屋で買った本に、 前の持ち主の名前や感想などが書いてあると、 その持ち主と知り合いになったような気がした、 と書いていた。 ▼同感だ。 私もたまに古本屋で購入するが、 読んだ痕跡が見当たらないきれいな本は商品としてはいいが、 古本ならではの味わいを感じない。 前の持ち主の物語が宿っていないからだ。 ▼投稿者によると、 某大手古本買取店に本を売りに行くと、 書き込みをした本は買い取りを断られたという。 書き込みは物語ではなく、 単なる汚れに過ぎないのか。 それとも書き込みに物語を感じるゆとりがないのか。 いずれにせよ味気ない話だ。(Y)