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2017年9月10日09:00
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秋・冬野菜 有機農業講座 受講生を募集
9月12日午後4―8時、古民家カフェ「恐竜楽楽舎」(丹波市山南町草部)で「秋・冬野菜 有機農業講座」が開かれる。受講生を募集している。
畑で種まきと苗植えの実習後、施肥、定植、種まきについて学ぶ。講師は神川健太さん(春日町)。参加費500円(別途、ワンドリンク400円)。事前の予約を。
同店(TEL0795・76・1535、水・木曜定休)。
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2017年9月10日09:00
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第535問
篠山市でこのほど五輪メダリストのマーク・ヒックマンによる教室が開かれました。競技は何?
1.水泳
2.柔道
3.ホッケー
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2017年9月10日09:00
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愛郷心育む環境豊富に
丹波市市島町の竹田小学校の6年生が夏休みに地域の歴史を調べ、自由研究としてまとめた。竹田地区では小学校近くの拠点施設内に「竹田歴史資料室」がある。そこで今年5月から、地域住民を対象に歴史講座が開かれ、夏休みは子どもを対象に開講。受講した児童が神社についてそれぞれのテーマを設けて調べた。講座をきっかけに地域の歴史に興味を持ったようで、「さらに他の神社も調べてみたい」と意気込んでいた。
歴史の資料室を作り、講座を開くこのような取り組みは、地域住民の愛郷心を育む良いきっかけになる。さらに、子どもたちに対象を広げることは歴史の伝承に大いに役立つだろう。
丹波市山南町の和田地区でも愛郷心を育む取り組みが行われている。母親グループが「子どもが自然と触れ合える場づくりを」と、丹波地域ビジョン委員会の協力で地域の山林を間伐し、シイタケ作りやピザ作りなどをしている。子どもたちは楽しみながら里山や森林について学ぶ。
地域の歴史を楽しく学んだり、遊びながら愛郷心を育める場所が丹波地域には豊富にある。
(坂井謙介)
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2017年9月10日09:00
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古楽器製作家 平山照秋さん(篠山市小坂)
バッハを当時の楽器で
9月9日から「シューベルティアーデたんば2017」が開幕した。今回は古楽器にスポットを当てたプログラムになっており、古楽器製作家の平山さんも11月11日開催のガラ(ファイナル)コンサートなどで古楽器について話す。
神戸市出身で、神戸高専を卒業後、西宮市役所に入庁。趣味で楽器の演奏を始め、ギターでバッハなどの曲を弾いているうちに、バッハらが活躍した時代の楽器を使いたいと思い始めた。最初に作った古楽器は、チェロのような楽器、ヴィオラ・ダ・ガンバ。当時、25歳。「古楽器の製作家に依頼したら2、3年はかかるので、「自分で作ろうと」。3週間で作り上げた処女作は、プロの製作家から「今まで見たアマチュアの楽器の中で一番の出来」とほめられた。
子どもの頃から絵を学び、土木工学を専攻した神戸高専では図面の引き方を学んだ。それらの体験が古楽器製作に生きた。西宮市役所を辞め、32歳で独立。柏原の知人の紹介で1989年に氷上町にIターンし、工房を構えた。20年ほど前、篠山市に土地を購入。仕事をしながら5年ほどかけ、ツーバイフォー工法で自宅を建てた。
熊本県天草市にある天草コレジヨ館から、遣欧少年使節がヨーロッパから持ち帰った楽器の復元依頼を受けて製作。ほかにも各地の美術館や博物館からの依頼で古楽器を復元している。プロの演奏家や愛好家からの製作依頼は数多く、「年間で363日、仕事をしています」。
「バッハやヘンデルなど、だれでもが知っている作曲家たちが、曲を作った当時の楽器で演奏をすると、その頃の音楽の味わいや音の響きが楽しめます」と話す。68歳。
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2017年9月10日09:00
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百五歳
聖路加病院名誉院長で、戦後の日本の医療を牽引された「日野原重明」氏が七月十八日に亡くなられた。朝日新聞の日曜版に連載されていたコラム「105歳 私の証・あるがままを行く」をいつも愛読していた。人間というのは、生き方次第で、このようにいつまでも明晰な頭脳を保てるのだと驚嘆しながら。
今年の四月十五日、丹波市俳句協会の総会のあと、丹波の俳人について話をさせてもらった。前半は西山泊月と野村泊雲、後半は片山桃史と細見綾子について、特に戦争以前の青春俳句を中心に紹介した。その中で大正元年生まれの桃史が今生きていたら百五歳、今もかくしゃくと活躍中の「日野原重明」氏と同年代だという話もした。桃史をはじめ、先の戦争では多くの若者の命が無残に絶たれたことを知ってほしか
ったからでもあった。
桃史については、八月二十日付け本紙に、岡山県在住の一色哲八氏が編集、出版された「悲運の新興俳人― 片山桃史」についての記事が掲載された。この本は先月、句会員から貰っていたので、機会があれば紹介したいと思っていたところだった。成績優秀だった小中学生時代のたくさんの賞状のコピーや学友との文集のエッセイに詩、そして俳句などを読むとき、あらためてその才能に驚嘆する。
日野原氏も医学のみならず、音楽や文学を愛する人であった。彼は、父親が牧師をしている教会の信者の支援で京都帝大医学部へ進んだ。桃史も経済が許せば京都帝大へ進学していたかも知れない。二人の人生に運命の理不尽さを思う。
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2017年9月10日09:00
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方言と土地の気性
東京の下町出身の作家、浅田次郎氏が昭和30年代、通っていた小学校で「ネサヨ運動」というのがあったと自身の体験を書いている。「それでサ、それでネ、それでヨ」と、言葉の最後につく「ネ・サ・ヨ」。うっかり使おうものなら、マジックでほっぺたに×印をつけられたらしい。「方言は下品」として東京弁を放逐しようとした。
そんな苦い思い出を持つ浅田氏が、登場人物のすべてが東京弁でしゃべる小説に挑んだ。すると、人物のみんなが江戸前のダンディな人間になり、居ずまいも考え方も格好良くなった。方言と、その土地の気性は分かちがたい関係にあることを再認識したという。
先ごろ、無料通話アプリ「LINE」のユニークなスタンプができた。ネズミたちが篠山弁を話すというものだ。使われている篠山弁は、「かなんにぃ」「べっちょないで」「さんこにしなや」「なしたもんで」などなど。土に根づいた質朴さが浮かび上がる。
篠山は丹波杜氏の里。かつては柳行李に荷物をつめ、わらじがけで出稼ぎに出た。百日稼ぎとも言われ、故郷に残した妻子を思いながら酒造りに励んだ。
東京弁のようにダンディとは言えず、鈍重な感を与える篠山弁だが、粘り強く、勤勉で実直な丹波杜氏を生み出した風土と篠山弁は少なからず結びついている気がする。(Y)
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2017年9月9日16:53
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レストラン「ろまんてい」
大正の趣の中で
大正時代の町役場を活用した観光拠点「大正ロマン館」内のレストラン。モダニズムの趣あふれる建物の中で、料理長の高山俊二さんが腕を振るう。
山の芋や黒豆を使った御膳(1200円―1500円)や、特製ソースの煮込みハンバーグから丼ものまで多彩なメニュー。期間限定の猪肉料理やクリスマスメニューも出すほか、週替わりの平日ランチ(800円)も好評。予約でパーティ
ーなどにも応じる。
高山さんは、「多くの観光客に訪れて頂いており、期待に応えられる味を心がけている。ぜひ、地元の人にも足を運んでほしい」と話している。
篠山市北新町97
tel.079・552・6668
営業時間/9:00~17:00(食事は11:00から、16:30ラストオーダー)
年中無休
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2017年9月8日09:00
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宇多喜代子さんと足立冽さんが恐竜化石ト...
写真・宇多さんの質問に足立さんが答え、太古のロマンに話が弾んだトークショー=兵庫県丹波市柏原町柏原で
俳人で、大の恐竜好きの宇多喜代子さん(現代俳句協会特別顧問)と丹波竜第一発見者の一人、足立冽さんのトークショー「丹波竜化石にロマンを追う」(丹波市観光協会主催)が9月3日、柏原住民センターであった。宇多さんの質問に足立さんが答える形で、約70人が太古のロマンに話の花を咲かす2人のやりとりを楽しんだ。
宇多さんは、「現存する生物で恐竜に一番近いのは何」「恐竜はどこで寝ていた」などと次々と質問を投げかけ、足立さんが熱っぽく答えた。恐竜と人間の体のつくりの相似点、カラスから鳩くらいの大きさの恐竜がいたという足立さんの説明に宇多さんは目を輝かせながら聞き入っていた。
宇多さんは、以前住んでいた家の近くでワニの化石が見つかったことをきっかけに、化石や恐竜に興味を持つようになったことを披露。持参した三葉虫の化石も見せた。
足立さんは、英語教師として勤務していた篠山鳳鳴高校時代に偶然篠山市内で化石を見つけ、興味を持つようになったと経緯を紹介。篠山盆地全体が篠山層群で、「恐竜が暮らしたのと同じ大地で人間が暮らしている」と語った。
また、同層群は地表に露出している所のほか、深い所で地下1400メートルに達しており、「これから何百年も化石が見つかるだろう」と期待し、「草食恐竜はマツやソテツを食べていた。当時は(今のような)花が咲く植物はなく、俳句が詠みにくい」と笑いを誘った。
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2017年9月7日09:49
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東小鼓笛隊50周年企画 応援や思い出のメ...
丹波市氷上町生郷地区の若手自営業者でつくる「ひかみ東商工倶楽部」(城田宏樹部長)が、9月24日に東小学校の運動会で同小鼓笛隊50周年記念パネル展を企画している。展示に花を添える、メッセージを広く募集している。
鼓笛隊は現在の6年生が50代。初代から50代まで各学年10枚程度ずつの写真を展示予定。歴代のユニフォームも披露する。
メッセージは、鼓笛隊のOB・OG、保護者ら鼓笛隊の演奏を聞いたことがある人から募る。様式は自由で、応援の言葉や、思い出を綴り、寄せてもらう。
担当の足立智文さんは「気軽に応募を。掲載時に匿名にすることもできる。氏名と住所、連絡先、OB・OGは何代の団員だったかを添えてもらえれば」と話している。
足立さんにファクス(0795・80・1401)か郵送(〒669―3461丹波市氷上町市辺358―1サンフィールド1階ニッタホーム)を。
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2017年9月7日09:47
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槍ヶ岳登山
日テレ系の「24時間テレビ」でタレントのイモトアヤコが、左足が膝下から義足でパラリンピック出場を目指す江口舞さんと一緒に槍ヶ岳(3180メートル)に登頂した様子を映した。筆者は観られなかったが、友人から「穂先の絶壁に近いような所を、義足とは思えないくらい器用に登っていた」と聞いて驚いた。
筆者も1日後に同山に行っていて、イモトらが発った後の山小屋に泊まったが、高さ180メートルのあの穂先を梯子やチェーンをつたって登り降りするのは、健常者でも命が縮んだ。
穂先の直下にある、標高3000メートルの山小屋までの道も相当にきつい。83歳のベテラン、Aさんについていったのだが、だいぶゆっくりした歩きで、後から来る人達に次々に抜かれながら、1日目は上高地から途中のロッジまで6時間。翌日は6キロ、標高差1000メートル、平均6分の1の勾配で、8時間かけてようやくたどりついた。
しかし登山者は60、70歳代らしき人がおよそ3割いて、高齢の女性も多い。若者ばかりのグループが意外に少なかった中で、小学1年の男児が1人、祖父母と来たという5年の女児が1人いたのは頼もしかった。
登山に限らず、元気老人達が日本経済に活力を与えているのかも知れない。世界最高の福祉水準に支えられてのことではあるが。(E)
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2017年9月7日09:46
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春日中出身の内田皓己君(関西高3年) ...
春日中学校出身の内田皓己君(3年)が所属する関西高校(岡山県)の水球部が、9月11日に愛媛県で開幕する国民体育大会に岡山県代表として出場する。中国地方予選をゴールキーパーのレギュラーとして出場し、随所で好セーブを連発、たびたびチームの窮地を救った。このほど宮城県で行われたインターハイでも、チームのベスト8入りに貢献。「まだまだ上に行けるはず。去年の国体は5位。表彰台に上がりたい」と意気込んでいる。
国体予選では、広島、鳥取、山口の代表チームに全勝。昨年に続き、国体出場を決めた。
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2017年9月7日09:44
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水鉄砲と原発事故
稲刈りの風景があちこちで見られるようになり、いよいよ夏も終わりかと少し寂しい。東日本大震災で原発事故のあった福島も同じように秋の気配が漂っているのだろう。
篠山市の村雲地区まちづくり協議会が今夏、福島県の小・中学生を受け入れ、交流会を開いた。福島の子どもたちは、竹で水鉄砲を作り、水を飛ばして大騒ぎ。野菜たっぷりのカレーライスをほおばり、汚染のない自然の中で思い切り羽を伸ばしているようだった。
その後の交流会で子どもたちは、当時の様子を振り返りながら訴えかけた。「人ごとだと思わないで」「原発のことを深く考えてほしい」「もう原発はいらない」「同じように悲しむ人が出るのはもうたくさん」「デモに参加しています」―。
水鉄砲を楽しんでいたのと同じ子とは思えないほど、さっきまでのきらきらとした表情は、大人社会の矛盾を問いかける凜とした表情に変わっていた。
暑かった夏を振り返る時、その時の福島の子どもたちの様子が、不思議と印象深く思い出されるのだ。(芦田安生)
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2017年9月7日09:43
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風が通る家
お盆前に家の大掃除をした。家の中が落ち着いたので次は庭に着手した。毎年夏には盛大に緑が膨れあがり、道側から我が家の庭を見ると誰か住んでいるのだろうかと、他人様に不安を抱かせるほどの様相を呈する庭である。今年も鳥と虫と、思うがままに四方八方にのびのびと育つ植物の楽園になっている。
まず、庭全体にはびこる雑草を片っ端から片付けていく。山からそっと忍び寄り、そしていつの間にか全てに巻き付き庭中を席巻してしまうヘクソカズラの蔓地獄を鎌で切っては抜き、切っては抜きして闘い、蔓関係を容赦なく成敗した。そして野放図に枝葉を広げる花木と樹木の剪定を済ませ、ようやっとなんとか普通に人が暮らしているであろうとは思ってもらえる庭になった。
その間、空の植木鉢で気持ちよく寝ているまむしに遭遇し、殺生はかなわんと思いつつ、いつもすね丸出しで庭へ虫観察にほろほろ出て行く夫が噛まれたりしては大変と思い直して殺生してしまったり、暑さで熱中症になりかけたりして、容易な作業ではなかった。
何日かかけて一通り庭が片付き、最後に玄関や玄関周りを洗って美しく拭き上げた。実にすっきりと家の中も外も良い顔になった。風通しも良くなり家がなんとも気持ち良さげだ。そのおかげかはわからないけれども、最近、我が家にはとても良いことがあった。それは別としても掃除して美しく在るということは、気持ちの良い暮らしであることは間違いないようである。
(土性里花・グループPEN代表)
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2017年9月7日09:41
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乳がん啓発講演会 9月18日、丹南で
乳がん啓発講演会が9月18日午後2―4時、丹南健康福祉センター(兵庫県篠山市網掛)で開かれる。受講者を募集している。
兵庫医科大の乳腺・内分泌外科部長の三好康雄さん、マンモグラフィ検診を担当している放射線技師それぞれが講演。県立柏原病院内のがん相談支援センターの紹介や、乳がんのしこりモデル体験、自己検診の指導などがある。
篠山市によると、乳がん患者の平均年齢は57・4歳。35歳未満の若年者でも2・7%が乳がんにかかっている。乳がんは日本人女性においては最も罹患率が高く、罹患数、死亡者数共に増加しているという。
乳がんは、ほかの悪性腫瘍と比べ、治療後の生存率は高く、自己検診など自分で早期発見できる唯一のがんでもある。
申し込みは15日まで、市健康課(TEL079・594・1117)。
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2017年9月7日09:38
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篠山市市名変更問題 市民有志が変更「撤...
兵庫県篠山市の市名変更問題で、現市名維持を望む市民有志8人が9月5日、市役所を訪れ、酒井隆明市長と市議会に「市名変更の撤回」を求める要望書を提出した。酒井市長は懇談の中で、多数の市民の理解が得られなかった場合には、議案が「上程できない」可能性があること、また、変更を要望する団体が一部役員のみの意思で要望書を提出しているとの批判があることに対し、各団体に意思決定の方法を確認することを明らかにした。
要望書では、8月30日に開いた意見交換会で出た意見を列記した上で、市名変更の提案を撤回し、市民に対してその理由を十分に説明し、白紙に戻すよう要望している。有志代表の梶原周逸さん(81)=同市西岡屋=は、「市民の声を十分にくんでほしい」などと述べた。
酒井市長は、「市長の見解を明確にしておきたい」とし、「市長は(市名変更を)『決めている』と思われているが、『変更する方がよいという意を強くしている』と表現している。変更に反対の人の意見も聞く。議会に提案し、拙速に決めようなどとは思っていない」と強調。「多くの市民の理解がなければ議会にも上程できない」とした。
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2017年9月7日09:37
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山南のワコーパレット 9月9日、記念コ...
写真・会場となる樹齢1000年の木を前に、コンサートの来場を呼び掛ける藤原センター長=兵庫県丹波市山南町応地で
兵庫県丹波市山南町応地の物流・運搬機器の製造、販売・レンタル業「ワコーパレット兵庫オリーブファクトリー」(TEL0795・76・2600)で9月9日に「オリーブ DE LIVE―樹齢1000年の大樹」と題した初めてのコンサートが開かれる。同社玄関に植わった樹齢1000年、700年、600年の3本のオリーブの大木をライトアップ。木の間に特設ステージを設け、地元出身の笹倉舞さん(36)=川崎市=のステージを楽しむ。午後5時からと午後6時半からの2回。入場無料。
同社は、珍しい樹木を探し歩くプラントハンターの西畠清順さんに依頼し、昨年、今年とオリーブの巨木3本をスペインから取り寄せ移植した。藤原伸一センター長(62)=同町阿草=が、巨木を見てもらう記念コンサートを提案したところ、羽山謙造社長から二つ返事でゴーサインが出た。社内で実行委員会(実行委員長=中村善裕主任)を組織し準備を進めている。
東京都内を中心に、シンガーとして活動中の笹倉さんは、山南町応地出身で初の地元公演。3歳からピアノ、9歳からバレエ・ジャズダンスを始めた。和田中学校から県立宝塚北高校演劇科、大阪芸術大学舞台芸術学科ミュージカルコースへと進んだ。2003年に劇団四季に入団。「美女と野獣」「夢から醒めた夢」に出演した。現在は、声優・俳優養成スクールの講師を務めながら、福祉施設、ミュージカルスクールで音楽ワークショップを行っている。
パーカッションの加瀬田聡さん、ピアノの山本佳祐さんとの3人編成で、ジブリメドレーやラテン曲などを演奏する。演奏曲は1部と2部で異なる。
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2017年9月5日09:00
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氷上PA「いっぷく茶屋」 特産で甘味・...
写真・新発売し、人気を集めている「くろまめきなこ丹波大納言ソフト」と「丹波鹿肉コロッケ」を手にする篠崎さん=氷上PAで
春日和田山道路の氷上パーキングエリアの食堂兼喫茶店「丹波いっぷく茶屋」(篠崎昌裕さん経営)が、丹波市の特産品を使ったソフトクリームとコロッケを新発売し、人気を集めている。「くろまめきなこ丹波大納言ソフト」(450円・税込み)と「丹波鹿肉コロッケ」(200円・同)の2種。市地域おこし協力隊の服部友香さんと、「ここでしか食べられないもので、わざわざ食べに来てもらえるものを」と開発に取り組んだ。
ソフトクリームは、丹波市氷上町稲畑のどろんこ会の黒大豆と丹波大納言小豆を使用。しっかり煎って香ばしさを出した黒大豆のきな粉と、店で炊いた大納言小豆を使っている。ワッフルコーンのサイズが一般的な物より大きく、ボリュームもたっぷり。
鹿肉コロッケは、同市山南町岩屋の「紅葉会」から仕入れている。黄色でホクホク感のあるジャガイモ「キタアカリ」、タマネギ、シカ肉の全てが丹波市産。鹿は熟成させた肉を使うと共に肉が感じられるように、ミンチでなくカット肉を使った。試作を重ね味を決めた。
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2017年9月4日09:00
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篠山市市名変更問題 有志が現状維持求め...
兵庫県篠山市の市名変更問題で、市名の現状維持を望む市民有志が8月30日、篠山市民センターで意見交換会を開いた。市名変更に賛成、または判断しかねているとした市民も含め約50人が参加。約4時間をかけてそれぞれに意見を述べあった。市名を変える必要性に疑問を感じる声や、「変更ありき」とも取れる進め方への不満を訴える声が多く出され、「結論を急がず、じっくりと話し合うべき」との意見もあった。主催した8人の世話役で意見を反映させた文書をまとめ、9月中に酒井隆明市長と市議会に提出する。
「混同される」とする丹波市との関係については「丹波市に吸収合併されたと勘違いされる」「すでに若い人は『丹波篠山=篠山市』ではなくなっている」などの声があり、現市名について「『しのやま』と呼ばれないよう努力すべき」「篠山市に誇りを持つべき」などの声が上がった。
「丹波篠山ブランド」に関しては「名前よりも中身が大事」「変えたら売れるほど単純なものではない」「全国的にみれば、『丹波』は京都」「『丹波』を切り捨て、むしろ篠山、さらには(校区規模の)地域名、個人名で売り出す時代」といった声や、産地表示に「丹波篠山」が使えない可能性があるとされる点についても「行政や県会議員らがむしろ『丹波篠山』を使えるように県や国に働きかけるべきでは」といった声が出た。
市名変更を要望する団体が行っている署名についても「知人から頼まれると断れない」「会員に働きかけず、要望書が出ている」「市名より進め方こそ問題で、他の問題でも同じように決まっていく可能性がある」という不満の声が出た。
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2017年9月4日09:00
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篠山市二之坪の熊野新宮神社 豊作祈願し...
写真・掛け声も勇ましく、山車を引き回す氏子ら=兵庫県篠山市二之坪で
兵庫県篠山市二之坪の熊野新宮神社で8月31日、豊作を祈願する伝統の「八朔祭」の宵宮が行われた。造り物を載せた7集落の山車が宮入りし、氏子たちは境内で力強く引き回すなどして神前に奉納。参拝者らは、その様子や力作ぞろいの造り物を見学するなどして過ぎ行く夏の夜を楽しんでいた。
集落ごとにこしらえた造り物を山車に載せるのが同祭の特色。竹やお碗などで作った鯉やクジャク、キツネ、梅に鶯など、丹精込めた自慢の造り物が並んだ。各集落とも10日ほど前から製作に取り掛かったという。
提灯に明かりをともした山車が順に宮入り。夕闇迫るころになると、1台ずつ氏子たちが引き回しながら境内中央に進み、日置春弘宮司のお払いを受けた。
神戸山手大学の学生が参加したほか、一般社団法人ウイズささやまが「日本遺産認定記念講演シリーズ」の一つとして同祭の見学会を実施。14人が、立命館大学特任教授で同神社の代表宮総代、中西健治さんの解説を聞くなどして祭を楽しんだ。
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2017年9月3日09:01
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かいバラ友の会 花テーマに3回講座 参...
旧柏原町花のバラを管理し、地域活性化につなげているグループ「かいバラ友の会」が9月10日から全3回、花をテーマにしたワークショップ「丹波 暮らしのテーブル」を開催する。参加者を募集している。
初回は「初秋の酵素シロップづくり」。旬の果物、野菜、摘み草、無農薬のバラなどと砂糖を混ぜて発酵させる。10月15日は「季節の美味しい紅茶の淹れ方」。旬のフルーツやエディブルフラワー(食べられる花)を使ったおいしい紅茶のいれ方を学んだ後、ティータイム。12月10日は「エディブルフラワーデコレーション講座」。エディブルフラワーでクッキーなどを作った後、ティータイム。
いずれも、バラ園の手入れ後、午前10時頃から柏原自治会館で行う。1回に付き2000円(友の会1800円)。全3回の参加費5800円(同5200円)。各開催日のおよそ1週間前までに、同会事務局「観光まちづくりの会」の植木さん(TEL080・2451・3115)へ。
観光まちづくりの会はホームページ(https://www.tamba-kankou-kaibara.com/)を開設した。柏原町での観光、イベントの詳細を掲載している。