-
2014年7月10日10:01
-
権利擁護支援者養成講座の受講生募集
7月31日―9月11日、 篠山市民センターで開く「権利擁護支援者養成講座」の受講生を募集している。 全5回。篠山市、 市社会福祉協議会の主催。
認知症、 介護保険、 知的障がい者、 障がい者福祉サービス、 精神障がい者、 福祉サービス利用援助事業、 成年後見制度などについて学ぶ。 参加無料。 先着30人。 7月30日までに、 同協議会 (079・590・1112)。
-
2014年7月10日10:01
-
山南でハーブ教室 大地さんが講師 7月...
日本メディカルハーブ協会認定のハーバルセラピスト、 大地由美さん=丹波市山南町小野尻=が、 山南住民センターと薬草薬樹公園リフレッシュ館丹波の湯でハーブ講座を開く。
山南住民センターの講座は7月16日午後7時45分から。 アロマで夏のデオドラントスプレーを作る。 受講料2500円。 材料費1000円。 14日締め切り。 問い合わせと申し込みは大地さん (090・8238・8572)。
丹波の湯での講座は2つ。 7月26日はハーブ入りのシューズキーパーを作る。 午後2―4時まで受け付け。 当日参加も可。 1回30―60分。 参加費1600円。 8月3日と17日は、 交感神経、 副交感神経に働きかけるポプリを作る。 午後2時から。 2回シリーズで5000円。 申し込みは丹波の湯 (0795・76・2121)。
-
2014年7月10日10:00
-
集団的自衛権の解釈
「集団的自衛権」 の行使が閣議決定により、 憲法解釈の変更で容認された。 戦後70年、 米国の核の傘の下で平和を享受してきた日本だが、 東西冷戦体制の崩壊、 中国の脅威の拡大、 米国の力の衰えという国際情勢の変化に対応するには、 やむを得ない措置というわけだ。 ▼終戦後間もなく入学した筆者の世代は 「戦争を放棄した憲法は世界に誇れるもの」 と教えられてきた。 自衛隊の創設から海外派遣まで、 任務を戦場に一歩一歩近づけてきた歴代政権も、 集団的自衛権に関してだけは、 否定せざるを得なかった。 ▼それが、 国会での論戦もなく一政権の解釈だけで大転換することには、 釈然としないものを感じる。 しかしながら、 世間では同様に感じている人が多いようにもかかわらず、 反応が穏やかなのは、 問題が難しすぎるからか、 景気の先行きの方が大事だからか。 ▼とまれ、 普通の国になった以上、 「この70年、 武力によって誰1人殺さず、 殺されなかった」 という矜持は崩れ去ることを覚悟しなければならない。 ▼友人が 「後代の学者が様々に批判、 解釈するにしても、 同時代の国民にはそれほど自覚がないまま、 事態だけが進んでしまうのか」 とメールしてきた。 国際情勢をにらみながらも、 普通の国になることの是非を、 国民レベルでいま一度議論すべきではないか。(E)
-
2014年7月10日09:58
-
水あふれ対策に期待
集中豪雨や台風のたびに水があふれ、 丹波市の大動脈国道176号柏原バイパスを寸断していた水路 「柏原排特」 の水あふれを防ぐ策を検討する委員会を丹波市が設置する。
1989年に整備した水路だが、 整備後に周辺環境が開発によって随分変わった。 水を貯める役割を担っていたた田んぼが減った。 雨の降り方も激しくなり、 整備時の想定以上の水が一気に水路に集まるようになり、 「容量オーバー」 が生じるようになった。
整備時に想定した日最大降水量は159・7ミリ、 平均降雨強度は1時間あたり42・3ミリ。 柏原町母坪のアメダスレーダーの記録に照らすと、 日降水量は256ミリ (1999年9月7日) を最多として、 206ミリ (04年10月20日)、 190ミリ (13年9月2日)、 171・5ミリ (11年9月20日) と4度、 想定を上回っている。 1時間雨量も、 最高が94ミリ (13年9月2日) と、 近年非常に強い雨が降る。
検討会では、 具体策が練られる。 降る雨の量はコントロールできないのだから、 雨水の同水路への集中をいかに分散させるかが、 鍵になると想像する。 良い案がまとまるよう期待したい。(足立智和)
-
2014年7月10日09:57
-
親の勝手なんだけど…
母ちゃんは3人姉妹で、 サラリーマンの父と専業主婦の母、 祖父母がいる中で幼少期を好き勝手に過ごした。 が、 うちの子たちは見知らぬ土地で脱サラ農業を始めた両親を持ち、 自然相手で出荷があれば土日も関係なく、 否応なしに親の動きに合わせざるをえない。 そんな休日のひとコマ。
朝6時半にオチビたちは起床。 すでに父ちゃんは野菜の収穫で家におらず。 家族そろって朝食後、 母ちゃんは家事をドタバタしながら出荷の準備。 合間に息子は父ちゃんとジャガイモ収穫。 娘はゴソゴソ机でお手紙書き。
そして、 準備が整ったら母ちゃんと子どもたちでチラシと野菜を持ってブルーベリーのPRに出発。 先々で案内を 「置かしてくだしゃい」 と言ったり、 野菜をコンテナに入れ、 シールを貼ったり、 自分の出来ることをやろうとしてくれる。 仲良しの酒蔵のカフェでは、 案内を置かせてもらった後、 母ちゃんが出荷に出る間、 2人でジュースを飲んでお店で留守番という始末。 それでもお店のお姉さんと楽しくお喋り♪その後、 畑に戻り、 昼までブルーベリーの毛虫取り。 午後はシソを収穫し3人で洗う、 というか水遊び?!
1年生の娘は時々我慢している時があるのも分かる。 生活と仕事と遊びがひとくくりで悪いなと思う時もあるが、 それでも本人それなりに納得はしているよう。 ブルーベリーどっぷりになるこれからの時期、 娘は初めての夏休み。 我慢も多くなるだろうが、 楽しいことも見つけて色々経験してもらいたいと思うのは親の勝手かな。
(古谷暁子・ブルーベリー農家)
-
2014年7月10日09:57
-
「丹波学」講座が人気...
丹波についてさまざまなテーマで学ぶ丹波の森公苑の講座 「丹波学」 (8月開講)の今年度の申し込みが、 1996年の開講以来初めてとなる200人を超え、 締め切り前に定員に達した。 当初は150人の定員だったが、 募集開始から1週間ほどで定員いっぱいになったため、 定員を200人に増やしたが、 先月末でそれもいっぱいになった。
今年度のテーマは、 昨年に続く戦国シリーズ 「戦国の世と丹波Ⅱ―光秀と丹波」。 昨年も受講生179人と好評で、 同公苑は 「戦国時代を取り上げると関心が高いようだ」 とみている。 昨年度からのリピーターも多い。
これまでは、 「民俗芸能」 「城」 「方言」 「丹波竜」 など、 多方面の切り口から講座を開いてきた。 受講生が50人を切ることもあったが、 歴史物で人気が高い傾向がある。 3年前の 「丹波ゆかりの女性たち―戦乱を生き抜いた 『妻』 や 『母』」 も181人が受講した。
同公苑は 「大河ドラマの影響もあるのだろう。 大変好評でうれしい限り」 と満員御礼を喜んでいる。
-
2014年7月10日09:57
-
青垣4-2が初優勝(ポンプ車)/市島1...
丹波市消防団 (岩澤宏一団長) の消防操法大会が7月6日、 グリーンベル青垣で開かれた。 各支団大会を勝ち抜いた12部が出場。 「ポンプ車の部」 では青垣支団第4分団第2部 (足立哲部長) が、 「小型ポンプの部」 では市島支団第1分団第1部 (青木則明部長) がそれぞれ優勝した。 ポンプ車の部の青垣支団同部は、 8月3日に行われる県大会に丹波市代表として出場する。
両部ともに、 ▽部全体の士気や一体感▽動作の正確性▽ホースを伸ばして放水し、 火点に見立てた的を落とすまでの時間―などを競った。 審査結果が発表されると、 喜びの男泣きをする団員があった一方で、 悔し涙に濡れる選手もあった。
第4分団第2部 (和田真吾さん、 足立健策さん、 足立高基さん、 足立優さん、 足立朝之さん) は、 丹波市大会初出場で初優勝。 市内で最も古い旧式のポンプ車で出場。 今後、 ポンプ車はタンク車に更新される見通しであることから、 今の設備で挑む最後の大会となった。 指揮者の和田さんは 「今のポンプ車に対する思い入れもあったので、 優勝できてうれしい。 県大会への出場が決まり、 もう一度、 今のポンプ車で戦えることに喜びを感じる。 出場するからには優勝をねらう」 と話した。
2連覇を達成した市島支団同部 (竹村健次さん、 山名猛司さん、 宮部雄介さん、 吉見勝也さん) の指揮者、 竹村さんは、 「連覇というプレッシャーがあったが、 団員の団結力のおかげで勝つことができた。 選手以外の団員も協力してくれて感謝している。 みんなで勝ち取った優勝だ」 と喜びを語った。
準優勝は次の部。
▽ポンプ車の部=市島支団第5分団第1部
▽小型ポンプの部=青垣支団第4分団第2部
-
2014年7月10日09:54
-
水あふれる「柏原排特」 抜本対策へ検討...
丹波市は、 台風や集中豪雨の際に水があふれ、 国道176号柏原バイパスの冠水、 通行止めや周辺住宅、 店舗の浸水の原因になっている水路 「柏原排特」 (柏原町南多田―同町母坪) の管理などの方向性を検討する委員会を近く設置する。 水路でなく、 「川」 として管理し、 総合治水の観点から、 水があふれなくする抜本的な解決策を見出すことを想定している。
写真・あふれた水で一帯が冠水した柏原排特 (2011年9月4日) =柏原町田路で
旧柏原町時代の1989年に整備が完了、 合併後、 丹波市が引き継いだ。 整備を終えて以降、 5度水があふれた。 合併直前の2004年10月の台風、 09年8月の集中豪雨、 11年9月、 昨年9月の台風と、 近年頻繁に水があふれている。
2507メートルの延長のうち、 一段土地が低い柏原町田路の葬心ルミーナホール石生と沖縄料理店 「丹波南風」 の間を流れる同水路からあふれ出した水で柏原バイパスが冠水し、 通行止めになったり、 起点の 「沖田踏切」 近くでJR線路の砕石が増水で洗われ電車遅れの原因になるなど、 市民生活に影響を及ぼしている。
市は、 柏原町田路の水があふれるポイントに仮設ポンプを据え、 柏原川へ強制排水したり、 水路に堆積した土砂をしゅんせつするなど対症療法を続けてきたが、 コスト高でもあり、 住民が安全安心に暮らせるよう、 抜本対策を講じることにした。
委員会は10人以内で設置。 半数は、 自治会代表らを含む学識経験者とし、 残り半数は、 県を含む行政職員で構成する方向で人選中。 水が集まるメカニズムを分析し、 雨水が一気に同水路に流れ込むのを防ぐ策を検討する。 また、 現状は法定外公共物の同水路を「河川」として管理する意向。 仮称を 「北柏原川」 としている。
担当の市建設課は、 「早く検討を始め、 できるところから手を打っていきたい」 と話している。
同水路は、 整備時の想定以上に雨が降るとあふれる。 その最たる個所が排特と同バイパスが暗きょで交差する田路。 また、 住宅地、 商業地などの開発により田んぼが少なくなり、 整備時より、 流域全体の貯水能力が落ちており、 大雨で、 一気水となって同水路に注ぐと、 処理能力を上回った分がオーバーフローする。
【柏原排特】「排水対策特別事業柏原地区幹線排水路」 が正式名称。 JR福知山線の 「沖田踏切」 を起点とし、 高谷川との合流点が終点。 延長2507メートル、 流域面積は、 柏原町南多田、 母坪、 田路など356・4ヘクタール。 計画排水量は、 毎秒16・565立方メートル。 日最大降雨量159・7ミリ、 1時間あたりの平均降雨強度42・3ミリの想定で作られた。
-
2014年7月10日09:53
-
「コバエ」大量発生中 「窓が黒くなるほ...
篠山市内全域で先月末からコバエの一種、 「クロバネキノコバエ」 が大量に発生し、 住民らを悩ませている。 丹波新聞の取材では、 今田地域を除くほぼ市内全域で発生が確認されており、 窓が黒くなるほど張り付いていたり、 溜まった死骸をほうきで掃くケースも。 丹波健康福祉事務所は、 「基本的に無害だが、 抜本的な対処法はなく、 朝方に発生するようなので、 窓を開けないようにするくらいしかない。 梅雨が明ければいなくなるはず」 と話している。
写真・大量に発生したクロバネキノコバエ=篠山市内で
黒色か暗褐色のクロバネキノコバエは、 体長が1―2ミリ程度。 人体に害はないが、 窓や扉の小さな隙間からも侵入する。 寿命は4日から10日ほどとされ、 高温多湿になる梅雨時期に発生し、 特に気温の上昇や、 雨が降った翌日に晴れるなどの条件がそろうと大量に発生するという。 朝方から午前10時ごろに多いともされる。
水分を含んだ腐葉土などがある場所に産卵するという。
対策としては、 ▽朝方は窓を閉める▽隙間をふさぐ▽網戸に殺虫スプレーをしておく―があるが、 いまだ生態に不明な点も多く、 駆除は難しい。
毎年発生している虫ではあるが、 特に今年は当たり年のようで、 本紙の取材では市内16小学校のうち、 今田小を除くすべての学校で発生が確認されており、 全域的な大量発生とみられる。
ある小学校では、 普段給食を食べる1階で大量に確認されたため、 2階など別の場所に移動。 ほかの小学校でも、 手で虫をはらいながら授業を受けている。
各校とも6月末ごろから、 7月4日ごろにかけて発生しており、 早朝から昼ごろまでの間に大量に飛来するケースが多いという。
網戸などには教員らが少量の殺虫剤をまいたり、 蚊取り線香をたくなどしているが、 追いつかず、 対応に苦慮している。
また各校それぞれが 「この近所だけ」 と考えているケースが多く、 「近所の畑の肥料の影響か」 「プランターから発生しているのでは」 などと想像をめぐらせている。 しかし、 全市的に発生しているということについて、 ある教員は、 「これほどたくさんの虫が市内のいたるところにいるなんて、 考えただけで寒気がする」 と声を震わせた。
市教育委員会では、 各校に注意を呼びかける書面を送っている。 給食への混入を防ぐために2つの学校給食センターでも対応を取っており、 8日時点までに混入の報告はないという。
市教委学事課では、 「報告を受けているが、 具体的な対処法がない。 梅雨時期だけのものだと思うので、 しばらく耐えてもらうしか…」 とした。
今年は南丹市や福知山市など、 京都・丹波地域でも同様の大量発生が確認されている。
-
2014年7月7日08:29
-
森林整備の基礎を学ぶ 受講生を募集 篠...
篠山市農都整備課 (079・552・6844) は、 森林に関心を向けてもらおうと、 森林整備に携わる人を目的とした 「里山スクール―森林整備の基礎講座」 を開講する。 受講生を募集している。
里山や森林の整備に必要な基礎知識を7回の講座を通して学ぶ。 対象は、 森林整備の作業経験が少ない市内在住の森林所有者らで、 おおむね20歳以上。 すべての講座に参加できる人。 実施場所は、 丹波並木道中央公園 (西古佐)。 定員12人 (応募者多数の場合は抽選)。 参加費4000円。 7月17日までに同課へ申し込む。
講座日程は次の通り (雨天の場合は、 日程変更がある)。
①8月6日=森林の課題の学習②同21日=安全な作業の学習③同31日=人工林の現状把握④11月1日=チェーンソー講習⑤同2日=チェーンソー講習⑥同22日=現地研修⑦12月6日=現地研修
-
2014年7月6日09:10
-
下敷き・お面作りに参加を 植野記念美術...
丹波市立植野記念美術館 (丹波市氷上町西中、 0795・82・5945) で7月12日から始まる 「松本零士秘蔵コレクション展」 にあわせ、 ワークショップが行われる。 期間中 (8月31日まで) の土、 日曜日、 祝日 (7月12、 13日を除く) と、 お盆 (8月12―15日) に開催。
内容は、 オリジナル下敷き (参加科100円)、 かぶりものお面 (300円)、 アルミ缶アート(500円)、絵入れタンブラー(500円)の製作。予約は随時受け付けている (開催当日午後3時半まで受け付け、 1人でも可)。
また期間中、 中学生以下の幼児・児童・生徒1人の観覧に対し、 同伴の大人1人の監覧料を無料にする。
-
2014年7月6日09:07
-
講演会 「工夫巻き寿司でまちおこし」
7月14日午後7時から丹波市商工会本所で、講演会 「工夫巻き寿司でまちおこし」が開かれる。 講師は、 「マイスター工房八千代」 施設長の藤原たか子さん。 丹波市商工会サービス業部会の主催。 一般の聴講も歓迎している。 希望者は10日までに同商工会 (0795・82・3476) へ連絡を。
-
2014年7月6日09:07
-
「夏の一日公庫」
日本政策金融公庫尼崎支店の融資担当者が、 夏期事業資金の相談を受ける。 7月9日、 丹波市商工会 (本所) で、 24日、 篠山市商工会 (篠山振興部) で、時間はいずれも午前11時―午後4時。
希望者は事前に地元の商工会か同尼崎支店 (06・6481・3601) に連絡を。
-
2014年7月6日09:05
-
釜の湯浴び祈り捧げる 「湯立て」神事厳...
篠山市大山新の二宮神社で2日、 伝統の 「湯立 (ゆだ) て」 神事が行われた。 氏子6人 (氏子総代・中道秀樹さん) が集まり、 釜で沸かした湯を浴びて、 家内安全、 無病息災、 地域の安泰などを祈願した。 神社行事などの世話役を担う 「当人」 を務めている古川昌さん (68) は、 「神社の氏子はわずか6戸と少なく、 神事の準備などは大変なことも多いが、 先人から代々受け継いできた大切な伝統。 元気で過ごせるのも神様のおかげと感謝しながら守っていきたい」 と話している。
写真・結界内で並び、 釜の湯に浸した熊笹でお祓いを受ける二宮神社の氏子たち=篠山市大山新で
神殿前にわら縄を張り、 そのわら縄に御幣 (ごへい) や榊 (さかき) を飾り付けてこしらえた約3メートル四方の結界の中に、 直径約40センチの釜を3つ据え、 薪を燃やして湯を煮えたぎらせた。 それぞれの釜の湯をひしゃくで数回ずつすくい、 3つの木桶に移したあと、 木桶を神殿の祭壇に供え、 日置春弘宮司が祝詞をあげた。 続いて、 氏子たちが結界内に整列。 日置宮司が、 半紙と水引で束ねた熊笹を釜の湯に浸し、 大きく左右に熊笹の束を振って、 氏子たちに湯の飛沫をかけ、 罪やけがれを祓 (はら) った。
神殿の祭壇には、 お神酒と赤飯のほか、 野菜や果物など7品を供えるならわしにのっとり、 当人によって整然と飾り付けられた。
50年ほど前から同神事に参加しているという松井勝美さん (80) は、 「昭和の始めごろまでは、 結界の中で巫女が神楽を奉納したり、 参道を花笠や灯ろうで美しく飾っていたと聞く」 といい、 「毎年、 健康でこの日を迎えられることが何より。 釜の湯を浴びると、 厄が落ちたような気がします」 と笑顔を見せていた。
日置宮司によると、 日置宮司が務めている神社の中で湯立ての神事を行っているのは、 同神社のほかに幡路の稲荷神社と、 向井の八幡神社だけという。 二宮神社の湯立て神事がいつから始まったかは定かでないというが、 釜には明治37年 (1904) に氏子が寄贈したことが記され、 日置宮司は 「江戸時代から続いているのでは」 と推察している。
-
2014年7月6日09:02
-
「ザ・ビッグ」開店へ 7月10日午前7時...
「イオン」 などを展開する 「マックスバリュ西日本」 (本社・広島市) は7月10日午前7時、 篠山市東岡屋にディスカウントストア 「ザ・ビッグ篠山店」 をオープンする。 兵庫県内での 「ザ・ビッグ」 の出店は2号目となる。
写真・10日午前7時にオープンする 「ザ・ビッグ篠山店」 =篠山市東岡屋で
営業時間は午前7時―午後9時。 生鮮食料品などを中心に、 各種生活必需品のほか、 アウトドア用品やスポーツ用品、 文房具、 介護用品などもそろえる。
同店がオープンするのは、 「スーパーマーケット ニシヤマ」 (本社・福知山市) が運営してきた 「ニシヤマ篠山店」 の跡地で、 旧ニシヤマと共同出店していたホームセンター 「アグロガーデン」 の店舗を改装した。
マックスバリュ社直営の売り場面積は5291平方メートル。 たこ焼きやフラワーショップなどのテナント9店の合計面積が約313平方メートル。 駐車場は408台を備える。
県内での 「ザ・ビッグ」 の出店は、 丹波市氷上町の 「ザ・ビッグエクストラ氷上店」 に続いて2号目。 開店時には正社員17人を含む125人が勤務する。
「ニシヤマ篠山店」 は今年3月末に閉店。 ニシヤマ側がマックスバリュ側に店舗譲渡を行っていた。
同社は、 商圏の人口を約4万1000人、 約1万4000世帯と見込んでいる。
マックスバリュ社直営以外のテナントは、 ▽丹波ささやま農業協同組合 (ATM) ▽中兵庫信用金庫 (同) ▽フラワーショップ・イシス▽マルヒラクリーニング▽大阪屋 (たこ焼き、 ラーメン) ▽あぐろ畑 (農園芸用品販売) ▽美容室アスカ▽宝くじミムラ本店▽証明写真。
-
2014年7月6日08:30
-
養護施設で育つ子どもがテーマ 人権セミ...
丹波市は7月24日午後7時半から柏原住民センターで開く人権セミナー 「養護施設で育つ子どもたち」 の受講者を募っている。 児童養護指導員の太田美孝さんが講師。
10日までに氷上文化センター (0795・82・1064) に申し込む。
-
2014年7月6日08:29
-
心理ゲームで距離縮めて ミーオで婚活パ...
結婚式場ラ・カーサ・ミーオ (丹波市氷上町大崎) は、 7月13日に開く恋愛心理ゲームなどを取り入れた婚活イベント 「恋愛心理DEPARTY」 の参加者を募っている。 カウンセラーの指導をもとにグループで自己紹介後、 心理ゲームなどで距離を縮める。
25―40歳くらいの独身男女各25人。 男性5000円、 女性3500円。 丹波市在住、 在勤者は500円引き。 女性の複数参加はさらに500円割り引く。 男性は午後1時受付。 30分間セミナーを受講する。 女性は午後2時受付。 パーティーは午後2時半から。
7日申込み締め切り。 NPO法人婚サポの田中貴之さん (katana0923@docomone.jp、 090・1964・0923)に、 イベント名と開催日、 住所、 生年月日、 携帯番号、 一緒に参加する人の氏名をメールする。 詳細は田中さんへ。
-
2014年7月6日08:27
-
「サマーボランテイア体験教室」 参加募る
丹波市社会福祉協議会 (氷上支所0795・82・4613) 主催。 氷上地域の中、 高、 大学生が対象。 7月11日申し込み締め切り。 1施設につき1日3人まで。
詳細は次のとおり。
▽しろやま・こうがやま児童館=23―8月8日。 午前9―12時。 児童の遊び相手や行事の手伝い
▽生きがいデイサービス=24、 29、 31、 8月5日。 午前9時―午後3時半。 利用者の話し相手やレクリエーションの手伝い
-
2014年7月6日08:26
-
有名ダンサー迎え講座 23日から、受講生...
篠山市味間奥の東海林まゆ美さんが主宰する 「ササヤマ ダンス スタジオ」 (同市吹新3―1) が、 7月23日から同スタジオに世界で活躍する現役ダンサーを講師に迎え、 ワークショップを開催する。 受講生を募集している。
講師は、 イギリス出身のギャヴィン・イーデンさん。 東京ディズニーランドのショーダンサーとして、 ピーターパン・スノープリンス役を務めたほか、 ドイツではミュージカル 「キャッツ」、 ロンドンウエストエンドでは 「ウイ ウィル ロック ユー」 に出演。 来月からは、 豪華旅客船カリビアンクルーズで、 「キャッツ」 の特別ゲストダンサーとしての出演を予定している。
東海林さんとは、 ロンドンのダンススクール時代の同級生で、 ダンスパートナーでもあった。 ギャヴィンさんを招き、 ワークショップを開くのは昨年8月に続き2度目。
ワークショップには、 本格的にジャズ・ストリートダンスを学ぶ5日間コースと、 ミュージカルを題材にダンス経験がなくても楽しめる1日コースがある。
東海林さんは 「現役有名ダンサーがエネルギッシュに楽しく丁寧に指導します。 私が通訳をするので英語がわからなくても大丈夫。 今までに経験したことのない次元のレッスンを体験してもらえたら」 と呼び掛けている。
問い合わせ、 申し込みは同スタジオ (079・506・0884)。
講座内容の詳細は、 次の通り。
【5日間コース】▽小学1年生以上対象 (初級) =7月23―27日、 平日 (水―金曜) は午前10時―11時15分、 土・日は午後2時―3時15分▽小学4年生以上 (中・上級) =同日、 午後3時45分―5時。 受講料はいずれも2万円。
【1日コース】▽幼稚園児―小学3年生程度=7月26日午前10―11時。 ミュージカル 「キャッツ」 を体験▽小学4年生程度―大人=27日午前10―11時。 ミュージカル 「ウイ ウィル ロック ユー」 を体験。 受講料はいずれも3000円。
-
2014年7月6日08:25
-
愛宕祭の露天商 200区画出店募る 7月12...
氷上町成松で8月23、 24の両日開かれる 「愛宕祭」 の実行委員会が、 祭りを彩る露店の出店者を募っている。
募集期間は7月12―15日の午前10時―午後2時に事務局 (電0795・88・6006) に申し込む。
出店分担金 (電気工事、 ごみ処理、 水道使用料など) は1店につき、 1日1万5000円、 2日で2万円。
出店場所は、 中央小学校グラウンドに120、 成松の道路サイドに約80カ所の中から実行委員会が割り当てる。
昨年は、 186店が出店した。