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2014年7月13日09:05
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清少納言「枕草子」
清少納言はハエが大嫌いだった。 「こんな嫌なものを、 書き物の中になど登場させたくはないのだが」 としながらも、 「枕草子」 にわざわざハエを取り上げ、 「ハエこそ憎らしい虫の随一だろう」 とこきおろしている。 ▼弊紙の前号で、 篠山市内で 「クロバネキノコバエ」 という虫が大量発生していると報じ、 窓に張り付いた大量のクロバネキノコバエの写真が載った。 日々、 あんな様子では清少納言ならずとも憎々しい虫の筆頭にあげたくなるだろう。 梅雨が明けると、 おさまるようだが、 梅雨明けには本格的な夏の暑さが待ち構えている。 ▼同じく 「枕草子」 に、 暑さを忘れた出来事が書かれている。 扇をやたらとあおいでも、 涼しさを感じられずにいた夏の日、 便りが届いた。 「深紅に染めた和紙に文字を書き、 見事に咲いた石竹 (せきちく) の切り花に結びつけてある」。 清少納言は、 そんな文を寄こした人の心遣いにふれ、 手に持っていた扇の存在さえ忘れるほどだったとしている。 ▼品のある文と、 文に託した思いやりに清涼感を覚える。 これも清少納言ならずともであろう。 ▼ときは 「文月」。 国語学者の大槻文彦氏によると、 稲の穂がふくらみ始める月、 「ふふみ月」 の転だと、 文月の由来を説くが、 文字通り文の月としてすがすがしい暑中見舞いを出し合うのも暑気払いにいい。 (Y)
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2014年7月13日09:05
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小泉八雲と出雲千家
梅雨といっても、 今年は何か変。 突然短時間に大雨が降る。 サッカーも予選敗退であまりいいニュースはない。 そんなおり、 唯一明るいニュースが高円宮家の典子様のご婚約。 お相手は出雲大社第八十四代出雲国造・出雲大社宮司千家尊祐氏長男 「千家国麿」 氏。 典子様はきりりとした才媛、 国麿氏は素朴であたたかそうな方、 きっと良い御家庭をつくられることだろう。
千家の始祖は大国主命の家来「天穂日命(アメノホヒノミコト)」。 天照大神の第二子で、 葦原中国平定のために出雲の大国主命の元に遣わされたが、 大国主命を説得するうちに彼に心服してその家来になり、 地上に住みついて三年間、 高天原へ戻らなかった。 まあそのあたりは古事記伝に詳しく書かれているので、 興味のある方はぜひ読んでください。
先日、 俳人協会の鳥取支部吟行会が倉吉市の近くであり、 私の先生が講演された。 同行してその後松江を訪ねた。 松江は文豪ラフカディオ・ハーン 「小泉八雲」 がしばらく住んだ所で、 彼はここで小泉セツと結婚して小泉の姓を得た。 小泉セツは第七十五代出雲の国造千家俊勝の次男の玄孫 (ひまごの子) にあたる。 小泉八雲には三人の男の子と女の子合わせて四人の子がいた。 現在この八雲記念館の顧問をしているのが、 八雲の曽孫の小泉凡氏。 出雲の千家と八雲の家系は細い糸でつながっているのだ。 日本の文化をこよなく愛し帰化した八雲。 八雲は、 出雲の枕詞 「八雲立つ出雲」 にちなんで付けられた。 八雲はまた家族をこよなく愛した。 出雲は八雲にとっても縁結びの地であったのだ。
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2014年7月13日09:04
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陸上の全国大会へ 県で標準記録を突破 ...
「全日本中学校通信陸上競技県大会」 が7月5、 6の両日、 加古川運動公園陸上競技場で行われ、 篠山の金井一平君 (3年) が砲丸投げで、 丹南の酒井雅也君 (同) が走り幅跳びで標準記録を突破。 8月17日、 香川県で開幕の全日本中学校陸上競技選手権大会 (全中) への出場を決めた。
全中は中学陸上競技大会の最高峰。 兵庫から全中に出場するには、 今回の通信大会と県総体で標準記録を突破しなければならない。
砲丸投げの標準記録は13メートル。 金井君はこれまでのベストが、 6月22日に行われた市総体での13メートル09。 この日は、 標準記録の13メートル突破が目標だった。 予選では13メートル19を記録し、 全中出場を決め、 「肩の荷が下りた」 という。 準決勝、 決勝へは 「さらに記録を伸ばそう」 とのぞみ、 決勝で13メートル22を記録し、 さらに自己ベストを更新。 順位は2位だった。
金井君は全中に向けて、 「14メートル以上を投げ、 決勝に残ることが目標。 筋力をアップしたい」 と話している。
走り幅跳びの標準記録は6メートル50。 酒井君のこれまでのベストは、 5月の県郡市区対抗陸上大会で優勝した時の6メートル54。 予選では 「自分の跳躍をしよう」 とのぞみ、 予選で6メートル53をマークし、 全中出場を決めた。 「助走、 跳躍とも思った通りにできた」 と振り返る。 決勝は 「助走のリズムがくるって」、 6メートル37で順位は5位だった。
酒井君は 「6メートル80台を出し、 全国優勝を狙う。 自分を信じて練習していきたい」 と話している。
また、 同大会では、 篠山の三宅大和君が1年生1500メートルで4分37秒04のタイムで3位入賞を果たした。 8月6日、 神戸市で開幕の近畿総体の出場条件は、 7月26日開幕の県総体で各種目上位3人に入ること。 三宅君は近畿総体の出場の射程圏内に入った。
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2014年7月13日09:02
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火野さんの「こころ旅」
俳優の火野正平さんが自転車で旅をし、 視聴者から手紙で寄せられた 「こころの風景」 の場所を訪ねる、 NHKBSプレミアムの 「にっぽん縦断こころ旅」。 2011年から続いており、 2014年秋の旅で、 兵庫が3度目の旅のルートに入っている。
兵庫が選ばれる度、 番組スタッフさんが丹波新聞社に手紙募集の依頼に来て下さる。 毎回同じ方で、 お会いするのは3度目。 「丹波市、 篠山市も通りたいですね~」 といつもおっしゃってくださるが、 残念ながら、 丹波地域が旅ルートに選ばれたことはまだない。
丹波地域の美しい風景をNHKで映してほしいなぁと思い、 以前の春の旅の時、 「出してみよかな」 と思った風景があった。 ソメイヨシノより遅れて咲く大きなウスズミザクラがある柏原の神社。 しかし、 エピソードが乏しいので、 出す勇気はなかった。
今回の兵庫の放送予定は9月29日から10月3日。 約2カ月前までに送ると 「採用されるチャンスが上がる」 そうだ。
応募詳細は本日付日曜版5面に出しています。 どなたか応募して火野さんチームを呼んでくださいませんか。(古西 純)
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2014年7月13日09:01
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ロビー活動を活発化 ユネスコ認定へ 9...
ユネスコ (国際連合教育科学文化機関) 認定の創造都市ネットワークへの加盟を目指している篠山市は、 9月下旬に酒井隆明市長が中国を訪問したり、 世界の加盟都市と交流するなど、 11月末の加盟決定に向けてロビー活動を進めていくことを、 9日、 篠山市民センターで開かれた市創造都市推進委員会 (委員長=中西薫・丹波篠山観光協会長、 16人) で明らかにした。
9月26日から中国・成都市で開かれる、 「ユネスコ創造都市ネットワーク会議」 に酒井隆明市長が出席。 篠山市をパネルやパンフレットなどでPRしたり、 篠山市の加盟申請を文書で支持してもらった加盟6都市 (金沢市、 アメリカ・サンタフェ市、 韓国・利川市、 アメリカ・パデューカ市、 エジプト・アスワン市、 イタリア・ファブリアーノ市) にお礼する。 また、 今秋には利川市を訪問するなど、 6都市との交流を進める。
また、 並行して、 8月7日、 札幌市で開かれる 「創造都市ネットワーク日本」、 10月31日に横浜市で開かれる 「同自治体サミット」 に参加する。 このほか、 9月16日、 篠山市民センターで 「創造農村シンポジウム」 を開き、 前ユネスコ事務局長の松浦晃一郎さんが講演する。
ユネスコ創造都市ネットワークには現在世界の41都市、 国内4都市が認定されている。 篠山市は7分野のうち、 「クラフト&フォークアート分野」 での加盟を目指し申請しており、 4月に申請を完了している。 世界の約60都市が申請しており、 11月28日に加盟都市が決まる。
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2014年7月13日09:01
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マムシ咬傷24例検討 75歳以上が58%/受傷...
マムシに咬まれる人が増える夏場を迎え、 注意を喚起しようと、 丹波医療再生ネットワーク (里博文代表) が7月8日、 マムシをテーマにした講座を柏原住民センターで開いた。 講師の県立柏原病院外科の中島高広医長 (39) =篠山市=が 「マムシ咬傷 (こうしょう) について」 と題し、 同病院が2010―14年の5年間に経験した24例を検討、 治療の現状などを報告した。
24例のうち、 22例が丹波市内で発生。 7、 8月が7件ずつと夏の受傷が多いものの、 5、 6月も4件ずつ、 10月も患者があり、 年の半分は患者が発生していることを報告。 今年も5月に2例あり、 真夏以外も注意をと呼びかけた。
受傷者は女性54%、 男性46%。 75歳以上が58%を占め、 80歳代が8人と最も多く、 90歳代も2人あった。 70歳代6人、 60歳代5人、 50歳代2人、 10歳代1人。 20―40歳代はゼロで、「草むしりなどに従事する機会が多い人がかまれている」 と分析。
受傷から受診までの時間は、 「1時間以内」 が12例で50%、 「2時間以上」 「不明」 もあった。 「早く治療を始めた方が良い。 なるべく早く受診を」 と呼びかけた。
受傷者の重症度は、 手関節または足関節までが赤黒くはれる程度 (グレードⅡまで) の軽症が7割ほどで、 「肘や膝関節まで」 (グレードⅢ) は21%、 「肩などまで」 (グレードⅣ) は8%と、 重症者は少ないことも報告。 腎臓機能が落ち、 透析を行うような重症 (グレードⅤ) はないと述べた。
治療は、 血清を投与するか、 植物由来のセファランチンという別の薬剤を用い、 尿量を確保できるよう血液に近いような輸液を行うと紹介。
血清の使用率は30%。 投与がためらわれる理由として、 副反応やショックの懸念があるとした。 一方、 血清を使う方が、 重症度が増すのに歯止めがかけられることも報告。 ただ、 入院日数は、 血清を投与した場合が7・71日、 しなかった場合が6・5日と、 血清を使っても使わなくても 「有意差はない」 とした。
2011年が11例、 13年が7例と多かった。 地域別では春日が50%、 山南が29%。 氷上2例、 青垣1例で、 市島と柏原はなかった。 「かまれた人がいないのでなく、 他の医療機関に受診しているのだろう」 と分析した。
かまれた場合は、 脈がふれることを確認しながら、 かまれた部分をわざとうっ血させるように縛り、 毒素を吸引し、 水があれば血を絞りながら洗浄する応急処置を行うよう助言した。 さらに、 キバの跡が2つ残るのがマムシの特徴だが、 跡がはっきりしない場合でも 「皮膚が赤黒くはれてきた時はマムシの可能性が高い」 と、 注意深く観察するよう呼び掛けた。
「今後、 症例を重ねてさらなる検討を行い、 地域の医療機関に情報提供できれば」 と締めた。
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2014年7月13日09:01
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バッグのデザイン考案 大丸神戸店「もの...
篠山産業高校丹南校2年生の商業科目 「ビジネス基礎」 を選択している生徒12人が、 かばんや靴の製造販売を手掛ける株式会社 「アリック」 (本社・大阪府) と連携して、 7月16日から大丸神戸店で販売を始めるトートバッグの商品開発に取り組んでいる。 10日には、 試作品が出来上がり、 販売に向けた詰めの話し合いを行った。 明石萌さん (篠山中出身) は、 「高校生の私たちにしか考えられないようなデザインにしようとスタートしたが、 話し合いがなかなかまとまらず、 不安ばかりが募る日々だった」 と振り返り、 「でも、 こだわった甲斐あって良い商品ができつつある。 完売を目指したい」 と話している。 生徒たちは、 ビジネスについて深く理解しようと、 授業の趣旨に賛同したアリックと連携して、 今年度末をめどに、 かばんの商品開発に取り組んでいる。 その最中に大丸神戸店から、 同店が16―21日9階の特設会場で催す 「高校生ものづくりフェア」 への出店依頼が舞い込んだ。 参加を決めた生徒らは、 短い期間で商品化するため、 約35センチ×約45センチの無地のトートバッグのプリントデザインを考えることにした。
性別を問わないデザインと、 若い女性をターゲットにした2商品を発売することにし、 毎週木曜日の放課後にアリックの杉尾しのぶさんを迎え、 デザインプランを話し合ってきた。
ようやく試作品が完成。 「ハッピーな毎日を過ごせますように」 との思いを英語でしたため、 花柄をあしらったもの1種と、 兵庫県の都道府県番号である 「28」 の数字をデザイン化した2種の計3商品を販売することにしている。 「joyトート」 と名付け、 価格は1080円 (税込)。 各種150個の製作を予定している。
森大紀君 (丹南中出身) は、 「日頃、 かばんに興味を持っていない僕が、 いざ 『デザインを考えて』 と言われてもそう簡単には思い浮かばず苦労した。 でも自分たちがプリントデザインしたかばんが商品になるかと思うと、 すごくうれしい」 と話していた。
同フェアは、 生徒が作った商品や、 生徒がアイデアを出し、 地元企業が製作した商品を出品販売する大丸神戸店主催のイベント。 昨年までは県内の商業高校を対象に行っていたが、 今回初めて、 農業や水産業、 工業など就職学科のある高校にも呼びかけ、 11校が参加を決めている。 篠山産業高校商業科もイノシシをモチーフにしたビーズアクセサリー 「うり坊やストラップ」 (税込400円) を販売する。
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2014年7月13日08:57
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8月、初のクラブ杯 12チーム募集 ソフ...
丹波市のソフトテニスチーム 「氷上ソフトテニスクラブ」 (上嶋祥英会長) が、 8月17日午前9時からグリーンベル青垣 (同市青垣町田井縄) で、 市内の男子学生と一般男性を対象にした、 同クラブ初のソフトテニスクラブ杯を開催する。 市ソフトテニス協会との共催で、 スポーツ用品メーカー 「ヨネックス」 が協賛する。 上嶋会長は 「テニスを通じ、 地域に貢献していきたい。 今回は男性だけの大会としたが、 次回以降は女性の出場も検討している」 と話している。
募集しているのは、 市内在住、 在勤、 市内テニスクラブに所属している一般男性。 市内の中学、 高校の男子テニス部には、 すでにチラシを配布し参加を呼びかけている。
大会は、 全試合ダブルスでの団体戦方式。 予選はリーグ戦で行い、 決勝はトーナメント方式で戦う。
同クラブが設立15周年を迎えた2年前、 メンバーの間で大会を主催しようと話が持ち上がった。 同クラブ事務局で、 市ソフトテニス協会副会長の森島卓也さん (28) =氷上町新郷=が、 大会協賛企業を募集。 春日町黒井のスポーツ用品店 「ビーハウススポーツ」 の足立正人代表を通じヨネックスに依頼したところ、 快諾してもらった。 ヨネックスが協賛することで、 テニス用品など豪華賞品を用意できるという。
森島さんは 「テニスを通じて地域を活性化したいので、 出場年齢に制限を設けない大会にした。 幅広い年代とテニスを楽しむことで、 学生には社会のことも学んでもらえたら」 と話している。
学生チームと一般チーム合わせて12団体を募集。 1チーム3ペアで申し込む。 参加費は1団体につき2000円。 森島さん (090・7875・3800)。
同クラブは、 クラブ員も募集している。 グリーンベル青垣で毎週土曜日に活動している。
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2014年7月13日08:56
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第387問
篠山市内で大量発生し、 住民らを悩ませている虫は?
1.コクゾウムシ
2.クロバネキノコバエ
3.チャバネゴキブリ
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2014年7月13日08:55
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「ソウルエレキング」ブルースライブ
7月19日午後7時半から、 篠山市中野のささやまホロンピアホテル5階の居酒屋パラパラ (079・594・2611) でブルースライブを開催する。 入場料はお気持ちで。 40―50歳代の5人で、 結成当初からブルースやR&Bなどを演奏している。 1年ほど前、 メンバーの1人が他界。 追悼の意味も込め、 今回のライブを企画した。
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2014年7月13日08:54
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「ナイトバザール」初開催 フリマや飲食...
篠山の夏の夜を楽しむ新イベント 「sasayamaナイトバザール」 が7月20日午後4時―同9時半、 篠山城跡三の丸広場 (篠山市北新町) で開かれる。 30―40ほどのフリーマーケットや飲食のブースが並ぶほか、 ステージイベントも。 主催する市商工会青年部篠山支部は、 「老若男女たくさんの人が集まって、 一つの祭りのようになれば。 初めてなので手探りではあるけれど、 新しい夏のイベントとして定着させていきたい」 と話している。
イベントでは市内外の一般出店者によるフリーマーケットのほか、 市内の商工会青年部各支部によるポップコーンやフランクフルト、 ねぎ焼き、 陶器の灯ろう、 カクテルなどを販売する。
ステージでは子どもたちのダンスや沖縄舞踊のエイサー、 DJなどが繰り広げられる。 会場中央部にベンチを置き、 休憩や飲食してもらうスペースにする。
篠山支部ではこれまで長年にわたって、 毎年5月にフリーマーケットのイベント 「黄金市」 を開催。 1000人以上の来場者がある恒例のイベントとして親しまれてきた。
今年は 「篠山の夏の夜を楽しめるイベントを」 と、 ナイトバザールに変更。 夜間に行うことで、 熱中症などの対策にもなるほか、 東南アジアの 「夜市」 のような感覚で、 掘り出し物を探したり、 飲食を満喫してもらおうと企画した。
同支部の小林信通支部長は、 「篠山は昼間こそ観光客や住民の方でにぎわっているが、 夜は少し寂しくなる。 夜のイベントは、 祭りのように心がうきうきするもの。 ナイトバザールならではの雰囲気を楽しんでもらって、篠山の夜も満喫してほしい」 とにっこり。また、 「8月にはデカンショ祭もあるので、 気分を盛り上げていければ」 と話している。
問い合わせは、 事務局の篠山市商工会篠山振興部 (079・552・0758)。
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2014年7月13日08:53
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おばんざいビュッフェとスイーツ 地元篠...
篠山の人に地元の魅力を発信している女性3人グループ 「篠山をたのしむ地図の会」 (事務局079・506・4873) が26日午後7―9時、 玄米食カフェと古道具のお店 「白椿」 (大山宮293) で 「篠山をたのしむ会―夏の夜のおばんざい会」 を開く。 参加者を募集している。
同店の 「おばんざいビュッフェ」 や、 同会おすすめのイタリア家庭料理店 「トラットリア・アル・ラグー」 (篠山市福住) のスイーツを食べながら、 篠山の魅力についておしゃべりする。 参加費2500円。 先着20人。
同会は昨年11月、 女性ならではの視点で飲食店や雑貨店、 ギャラリーなどを掲載したまちあるきマップ 「篠山をたのしむ地図」 を発行。 このほど、 新情報を加えた改訂版を発行した。 篠山の人が実際に魅力を楽しみ、 交流を図ろうと、 「篠山をたのしむ会」 を企画。 今回が第1弾で、 今後定期的に開くことにしている。
申し込みは、 同会事務局にEメール (sasayamatanosi@gmail.com) か、 ファクス (079・506・4873)。
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2014年7月13日08:52
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「手話奉仕員養成講座―入門編」受講者募集
7月25日から12月12日までの毎週金曜日 (8月15日は除く)に実施する、「手話奉仕員養成講座―入門編」受講者を募集している。 全20回。 いずれも午後7時半―9時半、 丹南健康福祉センター (篠山市網掛) で。
今年度から厚生省の手話奉仕員養成カリキュラムが改正され、 入門編、 基礎編を2年間の連続講座で実施する。 講師は、 実技が手話指導者の大内和彦さん、 講義は県聴覚障害者協会が務める。 受講料は無料だが、 テキスト代3240円が必要。
7月16日までに、 市社会福祉協議会 (網掛、 079・590・1112) へ申し込む。
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2014年7月13日08:51
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小南泰葉...
メジャー音楽シーンで活躍中の丹波市出身のシンガーソングライター、 小南泰葉さんが、 8月24日午後1時から丹波の森公大ホールで開かれる 「ホームタウンシック」 と題したイベントに出演する。 市内の若者支援活動を展開するグループが企画した凱旋公演。 主催者は、 「紆余曲折を経ながら夢をかなえた小南さんを中高生らに見てもらうことで何か刺激になれば」 と来場を呼び掛けている。
写真・小南泰葉さんの凱旋記念公演のポスターを手に来場を呼び掛けるグライネのメンバーたち=丹波新聞社で
小南さんと、 ギター、 ピアノのトリオ編成。
2012年にメジャーデビュー。 これまでにフルアルバム1枚、 ミニアルバム2枚などを発表している。 本格的な凱旋公演は今回が初めて。
小南さんは中学2年でギターと出会った。 いじめに遭い、 一時期学校に通わなくなった。 退屈な時間に父親が昔弾いていたギターが目に止まり、 そこからギター漬けの日々。 高校に進学したものの、 やりたい音楽以外の勉強をしなければならない状況が嫌になり、 高校1年で欠席がちに。 母親の知人の元音楽プロデューサーを紹介され、 作詞を手掛けるようになるなど、 自身が作詞、 作曲した曲を歌う現在のスタイルの礎を高校時代に築いた。
高校卒業後、 大阪で音楽活動をしていたが、 20歳で中断。 08年ごろから再び活動を再開し、 丹波市と行き来しながら大阪を拠点にライブ出演を重ね、 10年に自主制作盤のミニアルバムを発表し、 注目を浴びた。
主催する 「グライネ」 の鴻谷佳彦代表 (36) =春日町=は、 「エンターテイメント性が高いのが小南さんのステージ。 内容は秘密だが、 地元を巻き込んだ企画を考えてもらっている」 と言い、 小南さん側との交渉を担当する吉竹惠里さん (27) =山南町=は、 「地元の人に、 もっと小南泰葉を知ってほしい。 北海道を始め、 全国のファンがチケットを買ってくれているが、 地元の人に一番見てほしい」 と話している。
学生に足を運んでもらいたいとの思いから、 学生は1000円と小南さんのライブでは破格の価格設定。 一般は前売り2000円、 当日2500円。 「イープラス」 でネット販売しているほか、 市内の取扱い店で販売中。 問い合わせは、 「無鹿」 の鴻谷さん (0795・73・0200)。
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2014年7月13日08:45
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ヒダサンショウウオ確認 探索10年、幼体...
県レッドデータブックBランクで、 環境省レッドデータブック準絶滅危惧種のヒダサンショウウオが、 青垣いきものふれあいの里 (同町山垣、 0795・88・0888) で展示されている。 平衡桿 (かん) と呼ばれる棒状の突起がえらの近くについている幼体で、 ウーパールーパーのよう。 同施設では 「愛きょうがあり、 かわいらしい希少な両生類を見てもらえれば」 と来場を呼び掛けている。
写真・山中さんが青垣町内で捕まえ、 持ち込んだヒダサンショウウオの幼体=青垣いきものふれあいの里で
10年以上前から青垣町内で同サンショウウオを探していた元同施設運営委員の山中利樹さん (57) =同町今出=が同町内で3匹捕まえ、 同施設に寄せた。 体長は3センチほどで薄い茶色をしている。
体を平衡に保つためにあるとみられる平衡桿は、 えらが十分に発達するとなくなってしまう。 成体は8―18センチになる。
両生類に詳しい県立人と自然の博物館の太田英利研究部長によると、 同サンショウウオは、 土地開発、 河川の汚濁、 河川水の富栄養化などが生じると、 真っ先に姿を消す生き物という。 「生息地帯が減っており、 近年、 丹波市で見つかることは稀で珍しい」 と言い、 「他の小型サンショウウオに増してきれいな水でないと生息できない。 よほど良好な環境が保たれているのだろう。 よく見つけた」 と感心していた。
山中さんは、 40―50年前には、 当たり前にいた同サンショウウオが姿を消したことが気になり、 「どこかにいるはず」 と探し始めた。 卵塊の方が成体より見つけやすいと助言を受け、 雪が降る2月、 3月に沢を歩いたこともあった。
山中さんは、 「やっと見つけたという思い。 感動した。 青垣に残っていてくれたのがうれしい」 と満面の笑顔。
同施設で開催中の 「淡水魚展」 (8月31日まで) に合わせて公開している。
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2014年7月12日15:12
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「CAFE PARIS」
なつかしい味どうぞ
ゆめタウン氷上の裏手にある喫茶店。 喫茶店の隣でリサイクルショップを営む大木憲雄さん、 麻世さん夫妻が経営する。 これまで、 寿司店、 スナックなど様々な事業を手掛けてきた憲雄さんが、 「還暦を過ぎ、のんびりやろうと」 店を開いた。
2人は38年前に柏原町内に喫茶店を開き、 約7年営業。 当時人気だった、 手作りのカツ丼 (700円)、 熱々の鉄板にのって出てくる昔なつかしいスパゲティ (650円) がおすすめ。
コーヒー (400円) は、 ホットもアイスもひきたての豆をサイフォンでいれる。 軽食の注文で、 400円の飲み物が半額になる。
モーニング (400円と450円) は開店から午前11時まで。 かき氷 (450円)、 パフェ (600円) も。
麻世さんは、 「気軽にのぞいてもらい、 ゆっくりした時間を過ごしてもらえれば」 と話している。
【メモ】午前8―午後7時。 月曜定休。 カウンター17席、 4人がけのテーブル席が4つ。 0795・82・1717。 丹波市氷上町本郷102-8
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2014年7月12日14:56
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山南で人形劇上演「マーシャとくま」 9月
東京都の人形劇団ポポロによる人形劇 「マーシャとくま」 が9月27日午後1時半から、 丹波市山南町谷川のやまなみホールで行われる。
「マーシャとくま」 は、 森で道に迷い、 大きなくまにとらえられたマーシャが、 何とか家に帰ろうと、 あらゆる作戦を実行する物語。 「にぎやかなよる」 も同時上演される。
チケットは丹波市内各住民センターなどで販売している。 7月13日午前9時からは、 春日文化ホール (0795・74・1050) への電話予約も可能。 入場料は一律500円。
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2014年7月12日14:52
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無料登記法律相談会
無料登記法律相談会が、7月17日午前9時―11時半、 柏原住民センターで、 午後1時半―4時、 篠山市民センターで開かれる。 県司法書士会たんば支部の主催。
土地家屋などの売買、 相続、 遺言、 高齢者の財産管理などの相談に応じる。 足立事務所 (0795・82・6682)、 細見事務所 (079・594・2866)。
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2014年7月10日10:02
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不登校の本音聞く 7月12日、春日で教育...
「不登校教育フォーラム―大人が知らない不登校の本音」 (日生学園不登校研究チーム主催) が、 7月12日午後1時半から春日住民センター (丹波市春日町黒井) で開かれる。 同研究チームによる講演と、 不登校を経験した生徒とのフリー体験トークがある。 フォーラム終了後、 希望者対象に個別相談会も行う。 いずれも参加無料。
日生学園第三高校 (姫路市夢前町) は、 全寮制の男子高校。 同研究チームは 「高校生の不登校だけでなく、 小中学生の不登校に悩んでいる方もぜひ参加してほしい」 と来場を呼びかけている。
申し込みは同校事務局 (079・336・3333)。
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2014年7月10日10:02
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小・中生対象に「1日図書館員」...
丹波市内の図書館は、 小学4年生以上の小・中学生を対象に夏休みに実施する 「1日図書館員」 を募集している。 午前9時半 (中央図書館は9時15分から) ―午後5時まで、 カウンターでの対応や本のパソコン登録、 書架整理、 館内外の清掃などを体験する。 希望者は7月19日までに体験したい図書館へ申し込むこと。 日程、 定員は次のとおり。
▽7月30日=山南図書館・4人▽8月1日=青垣図書館・4人、 市島図書館・同、 春日図書館・5人▽同8日=柏原図書館・4人▽同21日=中央図書館・5人