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2014年7月20日08:37
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山の芋カレー近畿5点に 東雲高考案のレ...
篠山東雲高校の 「しののめ山の芋研究チーム」 の3年生3人が考案した山の芋を使ったカレーが、 高校生の特産料理全国コンテスト 「ご当地!絶品うまいもん甲子園」 (農水省主催) の近畿エリア代表5点に選ばれた。 全国の農業、 水産、 商業系の高校から235点の応募があった。 8月29日、 吹田市で近畿予選が行われ、 全国7エリアから8―14校が10月の全国決勝大会に進む。
写真・考案した山の芋の料理
料理名は 「山の芋ゴロッゴロッカレー―このネバネバが世界を救う」。 年々栽培面積が減少している山の芋を消費から支えようと、 山の芋を素材にした。 篠山産のタマネギやニンジンと、 牛豚ミンチ肉をしっかり煮込んだカレーに、 角切りにした山の芋と、 スライスして揚げた山の芋のチップスを入れた。
同大会の料理テーマは 「若者が食べたくなる絶品グルメ」。 料理には地元の食材を入れ、 主食かおかずになるもの。 また、 1人前の販売価格は600円以下で、 食材の原価を販売価格の半分に抑えることが条件。 今回は書類審査でエリア代表の料理が選ばれた。 エリア予選では、 実際に調理し、 審査員にその料理への思いや考案した動機などを発表する。
中川篤博君 (篠山中出身) は 「カレーのスパイスと山の芋の組み合わせが絶品。 やるからには全国制覇を目指し、 篠山の特産を広めたい」、 中川義晶君 (同) は 「山の芋のとろっとした食感がおすすめ。 篠山の山の芋のおいしさをたくさんの人に知ってもらいたい」、 島端祐基君 (篠山東中出身) は 「とろっとしたり、 カリッとしたりする山の芋のさまざまな食感を伝えたい。 山の芋を通して篠山を活気づけたい」 と話している。
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2014年7月20日08:37
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撤去費用の助成提案 審議会が初会合 空...
増加傾向にある空き家がもたらす防犯、 景観、 衛生上の問題に対する解決策を、 規制と利活用の両面から考える 「丹波市空き家等対策審議会」 (12人) の初会合が17日、 春日住民センターで行われた。 会長には県住宅審議会長の小森星児さん (篠山市) を選んだ。 市は規制の面から空き家等の撤去費用に対する助成制度 (案) を、 利活用の面からNPO法人が運営する定住促進センター (空き家バンク) の設置を提案し、 委員に意見を求めた。 市はいずれも来年度からの施行、 運用をめざす方針。
撤去費用に対する助成制度 (案) は、 ▽倒壊など保安上、 著しく危険▽衛生上、 著しく有害―などの条件に合致する場合、 所有者か、 所有者から同意を得た自治会に対し、 上限200万円 (補助率5分の4) の補助金を支給するもの。
定住促進センター (空き家バンク) の設置は、 利活用できる空き家を登録しておき、 移住希望者に紹介するほか、 田舎暮らしに対するアドバイスも行うもので、 市は今回、 同センターを核とする仕組みを2案提示した。
委員からは、 助成制度について 「助成を受けるために“放っておくこと”を助長しかねないので、 補助対象の選定には注意が必要」 「建物はしっかりしているが、 所有者が分からず、 ごみが散乱し、 住民が困っている場合は対象となるのか」 といった意見が出た。 次回以降、 具体的な事例を挙げて検討しながら制度案を固めていく。
同センター構想について市は 「空き家バンクなる組織は各地にあるが、 “開店休業”状態のところも多い。 なぜ開店休業になっているのか、 そうならないためにはどうすればよいか意見がほしい」 と委員に呼びかけた。
同審議会は、 今年7月に施行した空き家対策に関する条例に基づくもの。 市が今年5月に298自治会に対して実施した調査 (回収率98%) によると、 空き家戸数は1238戸。 このうち、 環境面に問題があったり、 倒壊の危険性があるものは366戸 (29・5%) で、 適正に管理されているものは872戸 (70・4%) だった。
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2014年7月19日16:49
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ワッフル&スイーツ「cafe Abbey(アビー)」
種類豊富なワッフル
篠山市吹新交差点そばに5月末にオープンした。 開放感のあるオープンデッキが特徴で、 軽井沢をイメージしたエクステリアは花々で飾られ、 落ち着いた空間になっている。 店に入ると、 店主の酒井格 (とおる) さんがファンというビートルズが描かれたゴブラン織りが目に入る。 店名は曲名 「アビー・ロード」 からとっている。
「ワッフルセット」 (550―750円、 ドリンク付き)のおすすめは、地元の 「篠山ハム」 が製造した 「ソーセージ・ベーコン」。サラダや目玉焼きもついて、 ボリュームがある。 そのほか、「ミックスフルーツ」 「チョコレートバナナ」 「トロピカルフルーツ」 「宇治金時」など、 バリエーション豊か。
「ミニスイーツセット」 (500円、ドリンク付き) は 「レモンシャーベット」 「バニラアイスクリーム」 「宇治金時アイスクリーム」 などがある。
酒井さんは 「みなさんが憩える場所。 気軽に来ていただける店にしたい」 と話している。
【メモ】午前9時半―午後6時。 原則、 月曜定休 (祝日の場合は翌日休み)。 電079・506・4924。 篠山市網掛395-2
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2014年7月17日08:35
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県立柏原病院研修医と懇談 7月22日、柏...
県立柏原病院の研修医と市民との懇談会 (丹波市自治会長会など主催) が7月22日午後7時半から柏原自治会館 (丹波市柏原町柏原) で行われる。 医療機関と地域との信頼関係を深めるのがねらい。
研修医の林一樹さん、 松本正憲さんが研修講話を行う。 秋田穂束院長も出席する。
同会事務局 (市地域協働課0795・82・1001)。
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2014年7月17日08:34
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市民公募委員を募集 篠山市総合計画審議...
篠山市 (企画課079・552・5106) は市の最上位計画 「篠山市第2次総合計画」(2011―20年度) の後期基本計画 (16―20年度) を策定するために、 酒井隆明市長の諮問機関 「市総合計画審議会」 を設置することにし、 公募委員6人を7月18日から募集する。
全委員は20人を予定。 公募委員以外に福祉・商工観光・農林・教育関係者と識見者を予定している。 今年度中に2回会議を開く。 応募は8月8日までに、 所定の書類と、 「今後における篠山市の理想の姿」 (800字程度) をテーマにしたレポートを添えて、 同課か各支所に持参、 郵送、 ファクス、 Eメールで。
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2014年7月17日08:34
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復興へ遠いゴール―三陸被災地
東日本大震災被災地の宮城県気仙沼市を訪ね、 地元紙、 三陸新報社の渡邉眞紀専務の案内で岩手県陸前高田市、 大船渡市を回った。 気仙沼は4度目の訪問で、 昨年6月に本紙読者と共にツアーをして以来、 1年ぶり。 各地とも沿岸部の地盤かさ上げ土砂がそこここに積み上げられ、 復興事業は進んでいるように見えるが、 まだまだ相当の年月が必要との実感を新たにした。
最も衝撃を受けたのは、 陸前高田市の町じゅうに張り巡らされた、 かさ上げ用土砂を運ぶベルトコンベヤー。 平野部が広い上、 長い間口をもろに津波に襲われほとんど全域が壊滅した同市では、 海岸に12.5メートルの防潮堤を築き、 公園や畑の緩衝地帯を設けた背後に9~14メートルもの盛り土をして新しい市街地を作る計画だ。
膨大な量の土砂を数キロ後方の丘陵地帯を削って運んでおり、 昨年来た時もダンプカーが土煙を上げて走り回っていたが、 今は巨大なベルトコンベヤーを縦横に設けて送り込む。 見上げるような橋脚の上をコンベヤーが走る光景は、 まるでアニメに登場する未来の人工都市開発のようだ。 昨年来た時、 70歳の筆者と同年代の語り部の實吉義正さんが 「新しい町が出来る頃には、 私はとっくに死んでますよ」 と話していたのを思い出した。
7万本の松原で1本のみ流されなかったものの、 遂に枯死しモニュメントとして残った 「奇跡の一本松」 が、 コンベヤーの橋脚のかなたに心細げに立っていた。 コンベヤーが加わって今なお多くの観光客を集めているが、 「これが観光になるなんて、 悲しいですよね」 と渡邉さんが漏らした。
気仙沼港の後背地でもあちこちで盛り土の工事が進んでいるが、 完了した地区でも境界確認などに時間がかかり、 事業所の着工にこぎつけたのはわずか。 内湾の仮設商店街は賑わってはいるが、 当初3年間の期限付きだったのが、 区画整理も絡み店舗の移転先がほとんど決まらないため、 さらに2年延長された。 「気仙沼商工会議所管内の事業所で営業が再開できたのは71%にとどまり、 いまだプレハブなどで営業しているのが4割。 仮設住宅から移る先の災害公営住宅の完成も遅れている」 と6日付けの三陸新報が報じていた。
大船渡まで足を伸ばすのは初めて。 地元紙の東海新報社を訪ねる。 この町は港の近くまで丘陵が迫る地形で、 高台の部分は被災を免れた。 同社も以前から高台に移転していたため大きな被害はなく、 さらに震災の前年に1千万円をかけて自家発電装置を設けていた。 おかげで震災時も 「軽油の確保に苦労はしたが、 通常通りに輪転機を稼働出来た」 (伊藤泰裕総務局長)。 見せて頂いた震災翌日以降の紙面には連日、 数ページに渡って避難者や犠牲者の名前がくわしく並んでいた。
同紙も、 輪転機は止まっても自動車バッテリーでパソコン出力して避難所に配った三陸新報も、 現在はほぼ以前の発行部数を回復している。 非常時にも使命を貫く姿勢が読者の大きな信頼を集めていることを、 痛感させられた。
同行した両丹日日新聞社 (福知山市)、 綾部市民新聞社の勝方努、 高崎忍両社長と共に、 気仙沼湾の先にある大島に向かい、 浜のそばの林の中にある 「みちびき地蔵」 に参拝。 江戸時代から伝わる、 早めに裏山に逃げて津波から助かったという母子の昔話に因む3体の木製の地蔵で、 津波にお堂ごと流されてしまっていたのが、 綾部市民新聞社の呼びかけで同市民らの寄金で再建された。
震災時、 「陸の孤島」 になった大島では、 以前から本土との架橋を望む住民が多く、 三陸自動車道が気仙沼湾をまたいで北伸するのに合わせて、 架橋工事も着工された。 ただ、 美しい浜辺を持ち、 気仙沼の観光の目玉だった同島が通過地になってしまうと心配する民宿業者も少なくない。
案内して下さった気仙沼大島観光協会の白幡昇一会長は 「膨大な資金をかけて復興や防災事業が進んでも、 一番大切なのは、 みちびき地蔵のような伝承を大切にして、 『津波にはまず逃げるのが一番』 という感覚を子どもの頃から身に付けさせることですよ」 と話したのが、 心に残った。
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2014年7月17日08:32
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クモの糸
地獄で苦しむ犍陀多(カンダタ)を救い上げようと、 お釈迦様が投げ降ろしたというクモの糸は、 実際に 「強靭性×伸縮性」 兼備という点で抜群に優れる。 アフリカ・マダガスカル島には幅25メートルの川に糸を張るクモもいるそうだ。 ▼この糸の組成アミノ酸を分析し合成した遺伝子を、 微生物に導入・培養することにより人工的に製造し、 紡糸、 加工まで成功させたベンチャー企業 「スパイバー」 社を、 山形県鶴岡市に訪ねた。 ▼7年前に同社を立ち上げたのは、 慶応大大学院にいた関山和秀氏。 仲間らと 「世界で最強の動物は?」 などと雑談していたのが発端という。 昨秋に7億5000万円を投じ年産10トンをめざす量産設備を完成。 軽くて丈夫な自動車部品や医療器具を初め様々な分野で期待できる夢の繊維の実用化に向かって世界のトップ・ランナーとなった。 ▼慶応義塾大先端生命科学研究所に同居する同社のオフィスは、 明るくモダン。 全国から40人の選りすぐった若手の研究社員が集まり、 丹波篠山出身で博士号を持つAさんにも出会った。 ▼東京から遠く離れた自然豊かな土地で、 スタッフは伸び伸びと生活を楽しんでいるようだ。 地方の町にこのような最先端の大学研究所が進出し、 世界に注目されるベンチャーが生まれ育っているのに驚くと共に、 それを仕掛けた市の卓見に脱帽する。(E)
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2014年7月17日08:31
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地域限定の特産物の魅力
篠山市の旧後川 (しつかわ) 小学校内のカフェで地元のお茶を使ったメニューが出されている。 カフェを運営するのは、 地元の女性たち。 自分たちで茶摘み、 手もみ、 乾燥など一連の製茶作業をしたお茶の粉を使って、 シフォンケーキやういろうなどの和洋菓子にしている。 お茶そのものも急須に入れて提供している。 同地区では、 それぞれの家庭でお茶を栽培していたが、 近年は高齢化でほとんど栽培する家庭はなくなった。 しかし、 同地区を訪れると、 まだまだお茶の風景が広がっている。 その伝統を守ろうと、 機会あるごとに子どもたちがお茶摘みを体験している。
一方、 地域で新しい特産物をつくろうとしている集落もある。 篠山市の真南条上集落では、 地元の営農組合が 「赤じゃが」 という、 表皮が赤く、 味が濃厚な品種を栽培している。 2009年、 神戸大学農学部と共同開発した品種で、 神戸のホテルやスーパーなどに出荷している。 この赤じゃがを使った加工商品としてアイスクリームを開発中。 女性を中心に試食を重ねながら、 商品化を進めている。 また、 同集落では手間がかからず、 耐病性がある加工用の梨も栽培しており、 ジャムの商品化も視野に入れている。
篠山の特産農産物は、 黒豆、 山の芋、 栗、 米などがあるが、 集落や地域に限定された農産物も魅力がある。 今後、 高齢化による担い手不足で、 生産量が減少するかもしれないが、 伝統を守ったり、 新特産物を開発するなどして、 地域の独自性を出すことが、 地域の誇りとなり、 地域外からは魅力に感じられるだろう。 地域ごとにその特産物を提供する食堂があれば、 さらにその魅力は増すと考える。 (坂井謙介)
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2014年7月17日08:29
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脱・ゆるキャラ中
「ゆるキャラ」 体型と言われ、 ダイエット宣言をして1カ月。 経過報告をさせていただきたい。 結果から言えば、 2キロ痩せた。 体脂肪率はマイナス0・8%、 脂肪量もマイナス0・9%になった。
今日は筋肉トレーニング、 明日はランニングといったメニューを繰り返してきた。
心の健康を保つために、 週末は解禁日にして好きな食べ物を食べているが、 胃が小さくなり、 量を食べなくなった。
ただ実感がない。 腹をつまむと見事な稜線、 力むとすぐに二重あご。 あぁ、 嫌になる。
政府は10日、 「健康・医療戦略」 の素案で、 2020年までにメタボリックシンドロームの人を4分の1に減らすという目標を掲げた。 医療福祉先進国として世界をリードすることを目指すそうだ。
立派な提言ではある。 しかし、 必要なことは、 本人の固い意志だ。 お菓子と闘うことだ。 本気でやるならば、 希望者に24時間監視する指導員を無料で送り込んでもらいたい。
しかし、 そのためにまた増税などと言い出されるのはごめんこうむる。 国に余計なお金を出させないためにも、 ダイエット中のみなさん、 がんばりましょう。(森田靖久)
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2014年7月17日08:29
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人と人とをつなぐもの
皆さんは 「スーホの白い馬」 というお話をご存知でしょうか。 モンゴルの民話でモンゴルの伝統楽器 「馬頭琴」 のできるまでが書かれている話です。 赤羽末吉の絵で福音館書店から絵本として出版されているので、 読まれた方も多いでしょう。
先日、 宝塚で 「馬頭琴コンサート」 が開催されました。 そこで、 「スーホの白い馬」 のスライド上映があり、 プロの演奏家によるフルート、 ピアノ、 馬頭琴のライブ演奏が切々と流れる中、 迫力ある朗読で、 今日のために描かれた情感豊かな絵が次々と映し出されていきます。
とても贅沢な時間で、 各場面にあったアドリブ演奏と朗読の声は、 自然に感情移入し、 ハッとしたり、 ドキドキしたり、 白馬やスーホの気持ちになりきって、 涙が流れたりと、 この上なく豊かな時間を過ごさせていただきました。 会場には、 環境的にも心身的にもハンディのある方、 お年を召した方、 元気に泣く赤ちゃん、 それを優しくあやすお母さんなど、 様々な方たちが来られていて、 同じ時間を楽しみ、 共有することができました。
このイベントを企画主催されたのが 「虹の輪コンサート」 という団体です。 日頃、 外出機会の少ないハンディのある方々に、 プロによる質の高い音楽を楽しんでいただき、 出演するプロの方々にも、 この機会を通して、 新しいやりがいや生きがいを発見していただくという活動を続けてこられた団体です。 こんな温かい活動に出会うたび、 心で小さく 「ガンバロ」 って思うのです。
(土性里花・グループPEN代表)
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2014年7月17日08:29
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駅から町を元気に 「バル」スタート 丹...
JR柏原駅構内にあるレストラン山の駅 (店主・奥畑和也さん) で、 毎週土曜日午後5時から 「駅バル」 が開かれる。 山南地域でシェアハウスを運営する株式会社みんなの家との共催。 丹波市の玄関口としての役割と、 電車やタクシーが使いやすい立地を生かし、 まちを活気づかせる人たちの出会いの場にしたい考え。 奥畑さんは、 「まずは毎週土曜日は駅前で何かやっとる、 というところから浸透させていきたい」 と話している。
バルは、 地域の人たちが集う 「酒場」 などの意。 青垣町佐治地区や春日町大路地区でも、 同様のバルが開催されている。 「佐治では、 若者とおっちゃんたちがバルに集まって飲みながら、 地域のイベントの打ち合わせなんかができてしまっている。 そんな様子に刺激された」 と奥畑さん。
毎月第2土曜日に柏原中心市街地で開かれている 「たんばハピネスマーケット」 と連携したり、 ミニライブなども織り交ぜていく。 いろんな人の情報交換の場とし、 ここから新たなイベントが生まれることも期待している。
12日に、 同マーケット開催とあわせて1回目の 「駅バル」 が開かれ、 約80人の来客で賑わった。 奥畑さんは、 「Iターン、 Uターン者は、 すごい経歴やアイデアを持っているが、 何かするにも人脈がない。 地元をよくしようと思う地元の人と交わってこそ大きな力になる。 ぜひ、 地域の人にも足を運んでほしい」 と話している。
午後10時半ラストオーダー、 11時まで。 奥畑さん (090・5907・9410)。
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2014年7月17日08:27
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日ヶ奥で渓谷祭り 林間教室も開催 7月...
丹波市春日町多利の日ヶ奥渓谷で7月21日午前9時から、 「日ヶ奥渓谷の森祭」 が行われる。 同町多利区の主催。 乗用車1台につき500円の参加費が必要。
午前9時から、 市島町多利の神池寺に向かうハイキングを行う。 往復2時間半のコース。 9時半から、 水辺の広場周辺で 「青垣いきものふれあいの里」 の瀧本隆章施設長を講師に、 小学生対象の林間教室を開き、 自然遊びを楽しむ。
餅つきもあり、 きな粉餅を200円で販売。 アマゴのつかみ取りも行われ、 捕ったアマゴは1匹250円で塩焼きにして食べられる。 そうめん流しも行われる。
高齢者にも祭りに参加してもらおうと、 同地区内を巡行するバスを出す予定にしている。 祭りの間は、 同地区内を運行している。
問い合わせは同地区の畑さん (0795・74・1740)。
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2014年7月17日08:26
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指導員が手話研修 篠山自動車教習所
篠山自動車教習所 「Mランド丹波ささ山」 (篠山市池上) の指導員が、 聴覚障がい者の教習生に対応しようと、 手話研修を行っている。 道交法改正で2012年4月から、 聴覚障がい者が運転できる車種が増える中で、 教習所での環境を整えるのが狙い。 同教習所が教習を受け持ったことがある聴覚障がい者は数年間に1人いるかいないかと少ないが、 受講希望があった場合にいつでも対応できるよう研修を積んでいる。
写真・丹波ろうあ協会長の大内さん (左) から手話を学ぶ指導員ら=篠山市池上の篠山自動車教習所で
今年から手話推進チームを発足。 そのリーダーの前川昂希さん (25) =今田町休場=は約4年前に聴覚障がい者の教習生を受け持ったことがあり、 当時、 手話を知らなかった前川さんは、 筆談と身振り手振りでコミュニケーションをとり、 また、 その教習生から簡単な手話を教わりながら、 教習を進めていったという。
指導員の一人、 林美枝さん (40) =東岡屋=も10年前に聴覚障がい者の教習生を受け持ったことがあり、 筆談や口の動きなどで指導。 走行中は前を向いて運転しているので、 健聴者のように横から指導することができず、 大事なところでは、 一度車を止めて指導していたという。
ただ、 二人の指導員とも、 簡単な手話などで 「互いにコミュニケーションが取れた時は楽しかった」 という思い出があり、 さらに手話を学ぶ意識が向上しているという。
研修では毎回、 丹波ろうあ協会長の大内和彦さんと、 手話サークルささやまの臼井実加さんが指導している。 7月13日には7回目の研修があり、 約15人の指導員が参加。 あいさつなどの日常使う手話のほか、 進路変更や止まれ、 シートベルトなどの運転時に必要な単語を学んだ後、 「信号を右折しましょう」 「交差点を徐行しましょう」 などの文章も学んだ。
3回目の研修という構井謙二さん (45) =今田町木津=は 「まだまだ実際に手話が使えるまでにはなっていないが、 早く使えるよう練習したい」 と話していた。
聴覚障がい者が運転できる車種は、 12年3月までは普通自動車の乗用車のみだったが、 同年4月からは普通貨物車や原付自転車、 普通・大型二輪なども加わった。
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2014年7月17日08:25
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組合の広報紙を創刊 活動やお茶情報掲載...
「丹波篠山茶生産組合」 (味間奥、 約70人) が、 組合員を対象にした広報紙 「丹波の茶都 (さと) だより」 を創刊した。 日々の組合活動を伝えるほか、 お茶に関するさまざまな情報を提供する。 栁澤廣明組合長 (味間北) は 「高齢化が進み、 後継者不足が懸念されているが、 広報紙を通じて組合員のお茶に対する知識が深まり、 お茶づくりに心を寄せる気持ちの高まりにつながっていけば」 と期待している。 年4回程度の発行を目指している。
写真・広報紙 「丹波の茶都(さと)だより」 を手に、 創刊を喜ぶ栁澤組合長(右)と総務部の田中さん=篠山市味間奥の味間製茶工場で
創刊号 (6月30日発行) は、 A4判カラーの4ページ。 編集作業は、 同組合総務部の田中功さん (味間南) が中心となって手掛けた。 栁澤組合長の創刊のあいさつのほか、 「一番茶の収穫無事終わる」 と見出しを打って、 今年の一番茶の生産実績などを報告。 生葉は前年よりも2割程度多い約4万1100キロを収穫し、 約8600キロの荒茶になったことなどを掲載している。
先月7、 8日に開催された 「大国寺と丹波茶まつり」 の盛況ぶりもカラー写真を織り交ぜながら紹介。 このほかに、 煎茶の成分や効能などを解説したコラムを掲載したり、 茶の新商品開発のヒントを探ろうと参加したセミナーのようすを組合員が寄稿している。
次号は、 8月中旬ごろの発行予定。 二番茶の収穫状況の報告をはじめ、 今月4日に開かれた県茶品評会の結果などを掲載する予定という。
丹波篠山茶の産地の規模は全国的にみれば小規模だが、 歴史は古く、 平安時代初期にはすでに茶園が営まれていたという。 そんな伝統的な丹波篠山茶を守り育て、 産地の維持発展を目指そうと、 2012年9月、 同組合を設立。 同年12月には、 製茶工場が竣工し、 昨春から本格稼働している。
組合設立以前の茶生産農家たちは、 JA丹波ささやまの 「茶部会」 に籍を置き、 商品として扱われる一つ手前の 「荒茶」 の状態で問屋に卸していた。 しかし新しい製茶工場の設備によって仕上げ茶にまで加工できるようになり、 煎茶やほうじ茶などの商品として、 これまで以上の付加価値を付けて販売ができるようになった。 組合が茶葉の生産、 加工、 販売までを一手に引き受け、 丹波篠山茶の販路拡大に向けて奔走している。
問い合わせなどは、 同組合 (079・594・2210)。
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2014年7月17日08:24
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「自然楽しんで」木立に清流 「三渓園」...
丹波市青垣町大名草の国道429号沿いに洋食店 「森のレストラン あれっと」 (鈴木明日香さん経営、 0795・80・7336) が7月14日、 オープンした。 惜しまれながら2009年に廃業したアマゴ養魚と料理店 「三渓園」 跡をそのまま利用。 客室は、 杉木立の中にあるバンガロー。 店の前にはアマゴを養殖していた加古川源流の透んだ水をたたえた池があり、 川のせせらぎが聞こえる抜群のロケーションだ。
写真・杉木立、 池、 川のせせらぎと、 「三渓園」 の抜群のロケーションをそのまま利用してオープンした 「森のレストラン あれっと」 を経営する鈴木さん (中央) と小田さん夫妻=青垣町大名草で
鈴木さん (34) と、 鈴木さんの両親、 小田義之さん (60)、 直子さん (59) の家族で切り盛りする。 直子さんは同町小倉出身。 義之さんが還暦を迎えたことから、 「いなかで暮らそう」 と、 京都市役所裏手で16年間営んでいたフランス料理店 「あれっと」 を畳んで青垣にUターンした。
直子さんの母が三渓園を手伝っていた縁で、 一等地を借りることができた。
料理担当は義之さん。 京都時代はフランス料理店だったが、 敷居を下げ、 「肩の凝らないメニュー、 フランス料理っぽい洋食店」 (義之さん) に。 アラカルトのパスタやオムライスは900円から、 最高級の但馬牛のタンシチュー、 テールシチューでも1800円と価格を抑えた。 コース料理は昼も夜も、 A (3500円)、 B (1800円) の2種。 ケーキセット (800円) もある。
ワインは、 赤は8年、 白は3年以上熟成したものを提供。 野菜は、 直子さんの実家で取れる無農薬野菜を使う。
客室は、 三渓園でアマゴの塩焼き用に作られた炉や囲炉裏をそのまま生かしたいす席と、 木づくりの座敷席がある。
義之さんは、 「手に入れたくても入れられない最高の、 貴船のような場所を借りられ、 感謝している。 山菜や季節の野菜を料理に取り入れていきたい」 と言い、 鈴木さんは、 「ゆっくり自然を楽しんでもらえれば」 と話している。
アマゴの養殖を1959年から始めるなど、 県内最古、 全国でも最古級の 「三渓園」 は2009年8月の集中豪雨でアマゴ数万匹が全滅する被害に遭い、 半世紀の歴史に幕を下ろした。 元経営者で地権者の足立とし子さん (78) =同町大名草=は、 「貸してほしいという話はたくさん頂いたが、 知らない人には貸せなかった。 繁盛するようがんばって」 とエールを送った。
同町大名草から生野へ抜ける国道429号沿い。 午前11時―午後9時 (ラストオーダー午後8時、 休憩なし)。 不定休。
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2014年7月16日16:37
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無料登記法律相談会
7月17日午後1時半―4時、 篠山市民センターで、無料登記法律相談会が開かれる。 県司法書士会たんば支部の主催。 土地家屋などの売買、 相続、 遺言、 高齢者の財産管理などの相談に応じる。 細見事務所 (079・594・2866)。
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2014年7月16日16:36
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住宅再建共済・一部損壊特約発足半月前キ...
兵庫県住宅再建共済制度を拡充し、 8月1日から新たに施行される 「一部損壊特約」 を周知しようと、丹波県民局が7月17日にキャンペーンを丹波市と篠山市で実施する。
住宅再建共済は、 現行の年5000円の掛金に500円を上乗せすることにより、 従前の全半壊に加え、 一部損壊 (損壊割合10%以上) まで給付の対象が広がる。 キャンペーンは、 防災・滅災の大切な備えの一つとして普及啓発、 加入促進が目的。
午前10時―正午、 篠山市東岡屋のラ・ムー篠山店で、 午後3―5時、 氷上町本郷のゆめタウン氷上で。 チラシなどを配るほか、 臨時加入相談コーナーを設置する。
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2014年7月13日10:00
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下着付きドレス発売「楽してキレイに」 ...
篠山市黒岡で婦人服の企画、 製造、 卸を手がける 「キサクリエーションズ」 (079・506・2492) が、 インナーとドレスをセットで提案する新ブランド 「着ごこちメイク」 を立ち上げた。 ブラカップ付きのインナー、 チュニック、 ワンピースなど6種類の商品のインターネット販売を15日から始める。
同社代表取締役の莵原 (うはら) 妃佐さん (41) =篠山市黒岡=が、 「女性の体型をきれいに見せ、 着脱や着心地が楽なものを」 と考案。 デザインと素材の開発を手がけ、 製作会社を探して量産できる体制を整えた。
ブラカップ付きインナーは、 ベアトップとビスチェタイプのワンピース2種類。 体温調整や吸水・速乾性などの機能に優れた素材を使い、 体のラインがきれいに見えるパターンを工夫している。
莵原さんは、 丹波市商工会が2010年度に開いた 「たんば起業塾」 に参加。 2012年に起業し、 下着一体型ウエディングドレスで 「部分意匠権」 も取得した。 昨年度は、 全国商工会連合会の新商品開発支援事業に採択された。
莵原さんは、 「今後はブラックフォーマルや、 フォーマルドレスなども作っていきたい」 と話している。
「着ごこちメイク」 商品は、 プリントチュニックとベアトップインナーのセットが2万9000円 (税別) など。 セット販売が基本だが、 単品の販売もする。 同社オンラインショップは 「http://www.kissa.co.jp」。
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2014年7月13日09:07
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天王坂が通行止 7月14日―8月8日
丹波市氷上町氷上と春日町長王をむすぶ天王坂 (県道賀茂春日線) が、 7月14日―8月8日の間、 午前9時―午後5時まで車両通行止となる。 天王坂配水池築造工事、 送水管理設工事に伴うもの。 市水道部工務課 (0795・72・0605)。
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2014年7月13日09:06
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登り窯復興へ れんがを製作 今田で、参...
篠山市今田町上立杭にある丹波焼の最古の登り窯を修復しようと、 「最古の登窯復興と丹波焼の里活性化推進委員会」 は、 「まくら」 と呼ぶ窯の日干しれんがを製作する参加者を募集している。 7月21日と8月10日に開催する。 両日とも、 午前10時に兵庫陶芸美術館に集合。 まくらづくり作業は午前11時から午後3時。 参加費無料 (昼食は自己負担。 弁当が必要な場合は注文可能)。 申し込みはそれぞれの開催日の4日前まで。 募集定員は各回40人。
「まくら」 は、 山土を練って型枠に入れてつくる日干しれんがのこと。 登り窯の修復は、 築窯技術を次世代に伝えるねらいもあることから、 伝統工芸士が指導役となり、 当時の築窯方法を極力用いて修復を進める。 その際、 「まくら」 は約3000個必要と見積もっている。
作業後は今田の名湯 「ぬくもりの郷」 での入浴の特典もある。 汚れてもよい服装で、 サンダルやゴム手袋、 泥よけのめがね、 タオルを持参すること。
問い合わせなどは、 同美術館 (電079・597・3961、メールtambayakifan@gmail.com)。