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2014年8月7日10:37
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自転車にまたがり足で地面蹴る 子の運動...
子どもたちがペダルもチェーンもブレーキもない二輪車で競争する 「ランニングバイク」 のチーム 「KIDS RIDER」 を篠山市内の親子らが結成し、 練習や大会に汗を流している。 篠山、 丹波、 三田の丹有地区では唯一のチーム。 また国内大会だけでなく世界大会まであるとあって、 楽しいだけでなく 「世界」 を目指せる競技だ。 保護者らは、 「子どもと一緒に感動し、 成長できる競技。 篠山を中心に丹波や三田にも広めて、 たくさんの人に参加してほしい」 と呼びかけている。
ランニングバイクは足で地面を蹴って進み、 100―400メートルのコースをいかに早くゴールするかを競う競技で、 2歳から未就学児までが対象。 子どもたちはヘルメットやプロテクターを身に付けてレースに臨む。
アメリカ発祥のスポーツで、 子どもたちの 「バランス能力」 を引き出し、 運動能力全体の向上につながる競技として、 近年、 注目を集めている。
毎週のように全国各地で大会が開かれているほか、 2011年からはワールドカップも始まっている。
発起人は内藤大智さん (32) =篠山市宇土。 ランニングバイクのことを知り、 「子どもと一緒にできる競技をしてみたい」 と、 子どもと共に参加してみたところ、 「スタートから親の手を離れて一人でコースを進み、 ゴールする姿は、 何とも言えない感動があった」 と魅力にはまった。
今年3月、 友人らとチームを結成。 現在、 15人ほどが所属しており、 丹波並木道中央公園 (同市西古佐) で月に一度、 練習に励みながら、 各地の大会にも出場している。
10日には三木市で開かれる関西最大の大会に同チームから6人が参加する予定。
参加や見学などの問い合わせは、 午前9時―午後6時の間に内藤さん (090・5151・7110) へ連絡を。
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2014年8月7日10:36
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ゲストに歌手藤澤さん ときめきカルチャ...
丹波市エグゼクティブアドバイザーの村上信夫さんとゲストによるトークショー 「第8回たんばときめきカルチャー」 が、 8月9日午後1時半から丹波の森公苑ホールで開かれる。
今回のゲストは、 歌手の藤澤ノリマサさん。 「ノリノリクラシックin丹波」 と題してトークのほか歌もある。 藤澤さんは、 ポップスとオペラの歌唱を融合させた独自のポップオペラというスタイルで活動を続けている。
全席自由で前売り500円 (当日1000円)。 丹波市総合政策課 (0795・82・0916)。
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2014年8月7日10:35
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丹波竜模型当たる 5施設回るラリー 8...
丹波竜化石などが発見された篠山層群をPRしようと、 篠山市、 丹波市などの8施設のうち5施設を回れば恐竜グッズが当たるスタンプラリーが行われている。 たんば恐竜・哺乳類化石等を活かしたまちづくり推進協議会 (丹波の森公苑内0795・73・0933) の主催。 期間は8月31日まで。
対象の施設は、 丹波市の丹波竜化石工房ちーたんの館、 さんなん観光案内所、 旧上久下村営上滝発電所記念館、 元気村かみくげ、 篠山市の丹波並木道中央公園、 篠山口駅観光案内所、 太古の生きもの館と、 三田市の人の自然の博物館恐竜ラボ。
このうちの5施設を回って応募はがきにスタンプを集めて応募すれば、 抽選でオリジナルジオラマ付き丹波竜フィギュアが5人に、 恐竜グッズが20人に当たる。 9月2日消印有効。
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2014年8月7日10:35
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「防災・環境関連施設見学」の参加親子を...
8月20日午前8時45分、 篠山城跡三の丸広場集合。 パナソニックエコテクノロジーセンター (加東市) で家電リサイクル、 陸上自衛隊青野原駐屯地 (小野市) で災害支援活動を学習する。 午後4時、 同広場で解散。 対象は小学生とその保護者。 先着40人。 参加費390円 (昼食代)。 申し込みは8月8日までに、 主催の市市民安全課 (079・552・1116)。
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2014年8月7日10:34
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JR亀岡駅―福住の「篠山街道」宿場町巡り
8月23日午前10時15分、 JR亀岡駅観光案内所集合。 路線バスで移動し、 南丹市の埴生 (はぶ)、 福住をガイド付きで散策する。 イタリア家庭料理店 「トラットリア・アル・ラグー」 (福住) でのカフェタイムの後、 午後5時半ごろに解散。 参加費3200円 (路線バス、 昼食、 保険代含む)。 先着10人。 申し込みは11日までに、 主催のノオト (079・552・7373)。
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2014年8月7日10:32
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古民家改修しデイ施設 福住の介護拠点に...
社会福祉法人福住山ゆりの里 (篠山市福住、 山鳥嘉彦理事長) が、 今年9月初旬―中旬、 デイサービスセンターとして開所することをめざし、 福住の国重要伝統的建造物群保存地区内の築140年ほどの古民家を改修している。 古民家を利用したデイサービスセンターは珍しく、 首藤風 (かざし) ・副施設長は 「なじみのある環境で気軽に利用していただける施設にしたい」 と話している。
写真・デイサービスセンターに改修される古民家=篠山市福住で
同法人はこれまで認知症に対応した通所介護サービスを行ってきたが、 一般の通所介護を始めようと物件を探していたところ、 空き家の古民家があることを知り、 今年6月から工事を始めた。
延べ床面積は約220平方メートル。 当初は小規模型で開所し、 将来は通常規模型を目指す。 さまざまな活動や訓練など約70のメニューを用意し、 利用者が自分で選べる 「自己選択型」 のデイサービスにする。 そのメニューの一つに陶芸があり、 電気窯や七宝焼きの窯なども設ける。 また、 お風呂でくつろげるよう、 浴槽はヒバを使い、 壁を石板や杉板張りにする。 中庭を残して落ち着く空間にし、 イベント時にも使えるようにする。
このほか、 体が不自由な人のために手すりやスロープなどを設置したほか、 体がさほど不自由でない利用者に、 自宅に帰っても安全に移動できるよう、 わざと段差を残し、 利用者が自宅で自立して生活できるように工夫する。
また、 福住のまちなかにあるため、 地域の介護予防や介護教室の拠点として地域に開かれた施設にする。
場所は、 福住まちづくり協議会の拠点施設 「さんば家ひぐち」 の向かいで、 篠山暮らしお試し住宅 「福住わだ家」 の隣。
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2014年8月7日10:31
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丹波市内高校生「5人程度」 新たに「地...
県から来年4月1日付で丹波市に移管される丹波市立看護専門学校の募集要項がまとまった。 定員40人のうち5人程度を 「地域枠」 として新設。 丹波市内の現役高校生を対象とする。 地域枠入試は11月9日、 一般入試は1月23日にそれぞれ実施する。
3年課程の全日制。 一学年の定員40人。
県立看専は地域枠も推薦入試もなく、 1月の一般入試しかなかった。 他の看護専門学校や看護大学は推薦入試などで早々と合格者を決め、 学生を囲い込んでいた。 また、 柏原看専の一般入試の時期が国公立を含む他校の試験日と近く、 複数校に合格した受験生が、 同看専以外に流れることが続いていたことから、 人材流出を防ぎ、 地域に定着してもらおうと地域枠を設けた。
市看専開設準備室によると、 「5人程度」 の人数は、 丹波市内から同校へ進学する生徒の平均数を参考に決めたという。
地域枠は、 来春に高校または中等教育学校を卒業見込みで、 今年10月1日時点で同市内に住居があり、 合格した場合は必ず入学する生徒が条件。
入試科目は、 国語総合 (古文・漢文を除く) と面接のみで、 一般入試ではある数学、 英語がない。
出願は10月14―22日。 合格発表は11月21日。
一般試験は35人程度を募集する。 出願は12月8―16日。 合格発表は2月6日。
県立から市立への移管後も、 入学金 (5650円)、 授業料 (年額11万8000円) は変更なし。
入学願書、 学校案内は、 市看護専門学校準備室 (0795・82・5402)。
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2014年8月3日08:49
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日曜乳がん検診日赤で10月19日 8月4日...
柏原赤十字病院で10月19日の日曜日に乳がん検診が実施される。 8月4日から受付、 定員になり次第締め切る。
申し込みは、 柏原赤十字病院健診センター (平日午前9時―午後4時半、 0795・72・1040、 先着30人)、 または県立柏原病院予約センター (平日午前9時―午後5時、 0795・72・4381、 先着30人)。
丹波市乳がん検診の受診券を持っている人は、 自己負担金2100円。 丹波市発行の乳がん検診無料クーポン券を持っている人は無料。 受診券および無料クーポンについては市健康課 (0795・82・4567) へ。
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2014年8月3日08:48
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のぼりに広告、懸賞 スポンサー募る 大...
大相撲丹波場所 (10月20日、 愛育館で開催) の実行委員会 (0795・82・7500、 平日のみ) は、 協賛スポンサーを募っている。 会場入り口周辺を彩る 「のぼり」 と、 入場者全員に配布するカラーパンフレット (A4判) に掲載する広告、 懸賞の3種類。
のぼりは縦約5・4メートル×横0・9メートル。 ひいき力士、 または相撲部屋の名前とスポンサー名が入る。 場所終了後、 記念に持ち帰れる。 横綱が7万円、 大関6万円、 それ以外の力士5万円。
十両以上の全力士の化粧まわし姿の写真と資料を掲載するカラーパンフレットの広告料は7ランクある。 6枠限定の横綱の写真の下のスペース (6センチ×19センチ) が最高で、 1枠6万円。 最も低額が縦4センチ×横3センチの5000円。
懸賞金は1本2万5000円。 勝ち力士が受け取る本場所と異なり、 地方巡業では勝ち力士と負け力士が折半する。
制作の都合上、 8月31日締め切り。 パンフレット広告は、 応募多数の場合、 抽選を行う。
事務局は、 「個人でも法人でもスポンサーになれる。 場所盛り上げに協力をお願いしたい」 と話している。
なお、 入場券の残席250枚も引き続き販売している。
写真・地方巡業に設置されるのぼり(4月、京都場所で)
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2014年8月3日08:48
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吉住工務店で夏休み工作作り
8月9日午後1時半から、 吉住工務店のこだま館 (丹波市春日町七日市) で、同店社員を講師に、 木のいすや本立て作りに取り組む。 先着10人。 1作品につき500円の材料費のほか、 軍手や金づち、 のこぎりなどが必要。 低学年は保護者同伴。 こだま館 (0795・74・2785)。
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2014年8月3日08:46
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施設の愛称募集 大賞商品券3万円 丹波...
丹波市は来年4月稼働予定の市クリーンセンター (丹波市春日町野上野) の愛称を募集している。 市内在住、 在学、 在勤者が対象で9月1日締め切り。
郵送、 ファクス、 メール、 または市役所環境課窓口に提出すること。 施設の愛称、 愛称に込める思い、 郵便番号、 住所、 氏名、 年齢、 性別、 学生の場合は学校名と学年、 電話番号の全てを記入する。 新作に限る。 1人何点でも応募できる。 その場合は、 それぞれ異なる愛称とし、 はがき (メール) 1通につき、 1点を記載する。
名付け親大賞 (1人) は副賞にたんば共通商品券3万円分。 同一愛称多数の場合は、 愛称に込める思いにより決める。
名付け親賞は2人以内。 副賞は同券5000円分。 同一愛称で大賞に漏れた人から抽選で決定。 参加賞は100人以内。 抽選で記念品を渡す。
同課 (0795・82・1292、 FAX0795・82・5448、 kankyouseibi@city.tamba.hyogo.jp)。
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2014年8月3日08:44
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「正しさ」とは
夏祭りの季節。 祭りに欠かせないのが露店だが、 漢字クイズをひとつ―。 「ろてん商」 はどう書くか。 そう 「露天商」 と書く。 露店を商うのだから 「露店商」 でいいようなものなのに、 露天で商う人という意味で 「露天商」 となる。 国語学者の金田一春彦氏ですら 「漢字の使い方はめんどうだ」 とこぼす一例である。 ▼面倒が理由ではないが、 漢字を使うのはやめよう、 という主張が堂々とまかり通った時代がある。 戦後間もない頃だ。 ある大手新聞は 「漢字を廃止すると、 封建意識が一掃される」 という考えのもと、 文化国家の建設も民主主義の確立も、 漢字の廃止とローマ字の採用に基づく国民知的水準の高揚によって促進するべきだ、 と主張した。 ▼知識人にも支持者がいた。 文豪の志賀直哉は、 敗戦の一因を漢字学習の効率の悪さに求め、 フランス語を国語にすべきと提案。 大物政治家、 尾崎行雄も漢字の追放を訴えた。 ▼今ならば到底考えられない議論が 「正しい」 ものとして通用した。 正しさとは一体何なのかと考えざるを得ない。 ▼時代が変われば、 正しいとされる考えが変わるように、 正しさは時代の制約を受けるもの。 正しいとされる主張を前にしたとき、 時代の流れから身を離し、 立ち止まって考え直すことも必要だ。 敗戦から約70年経つ今も、 それは変わらない。(Y)
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2014年8月3日08:43
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胡瓜(きゅうり)
胡瓜の胡の字は、 中国の北方や西方に住む遊牧民族の総称である。 中国では、 異民族、 外国を示す。 従ってこの字のつくものは、 たいていシルクロードを経て来た。 例えば胡椒 (こしょう)、 胡桃 (くるみ) 胡弓、 胡砂、 胡粉 (ごふん)、 胡麻 (ごま) など多数ある。
「えびす」 とも読み、 昔私が京都で初めて下宿したときのお家は 「胡井 (えびすい)」 という名前だった。 その頃は、 えらい難しい読み方の名字としか思わなかったけれど、 もしかしたら、 かつてはとても由緒ある家柄だったのかもしれない。 さて、 胡瓜というのはなんであんなに早く成長するのだろう。 夫の畑は車で五十分、 先日海外へ一週間行くというので、 一度だけ胡瓜の収穫に出かけた。 畑には胡瓜だけが巨大化してぶらぶら。 笊にいっぱい採れた。 夫が帰るまではまだ三日、 とても食べきれないので 「キューちゃん漬」 にすることに。 数年前読者の方に頂いたレシピで美味しくできた。
ナスビだと結構レシピが豊富だが、 胡瓜は瓜もみ、 漬物、 サラダなどと限られる。 マーボートーフの素と炒めるのも簡単で、 そこそこ食べられるが飽きる。 やはり胡瓜はわき役専門なのか。 そこで、 昼に茹ですぎたソーメンを、 沖縄のチャンプルー風に炒めることに。 シーチキンと胡瓜の刻んだものを一緒に炒めてみた。 うんうん、 まあまあいけます。 主役になれないかもしれないけど、 暑さ解消にはなる。 胡瓜はそのままよりも少し塩をして絞り、 甘酢に漬ければ冷凍も可能。 少しシャキシャキ感は薄れるが。 天の恵み、 今だけの胡瓜の旬を味わい尽くそう。
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2014年8月3日08:28
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川崎さんの人物像
今さらだがNHK大河ドラマ 「八重の桜」 を見た。 「幕末のジャンヌ・ダルク」、 「日本のナイチンゲール」 と称えられた新島八重が主人公。 だが、 私は別の人物を注視していた。 「川崎尚之助」 である。
丹波地域からほど近い出石出身。 江戸で蘭学や砲術を学んだ後、 会津へ。 そして、 八重の最初の夫となる。
この川崎さん、 昔のドラマでは、 戊辰戦争の折に会津から 「逃げた男」。 史料が乏しく、 八重と離縁していることから想像で描かれたよう。
だが今回は全く別人に描かれていた。 八重を愛し、 会津のために奔走。 離縁は八重に責任を負わせないためだった。
この人物像へ導いたのが、 歴史研究家のあさくらゆうさん。 新選組の前身、 「壬生浪士組」 に丹波出身の谷右京がいたことを発見した人だ。 来丹された折には取材に協力していただいたこともある。
あさくらさんが発見した史料から、 先に書いた本来の川崎が浮かび上がり、 実に魅力溢れる人物になっていた。
歴史は、 史料、 見る視点、 そして想像力でどのようにでも変化することを改めて思い知らされる。 あさくらさん、 お見事でした。(森田靖久)
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2014年8月3日08:27
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命を守る水泳教室 浮く・息つぎに重点 ...
上久下小学校の3・4年生を対象に上久下地区体育振興会 (前田剛会長) が主催する 「水泳教室」 が7月29―31の3日間、 同校プールで行われた。 自分の命を守ることを目的に30年以上は続いているという恒例行事で、 フォームの美しさや泳ぐ速さよりも、 どれだけ長く泳ぎ、 浮いていられるか―に重点を置いている。 最終31日には教室の成果を試す記録会が行われ、 1キロを泳ぐ子も。 プールサイドから 「がんばれ」 と友だちを応援する元気な声が響いた。
同振興会会員の小学校教諭らがコーチを務め、 基礎から指導する。 川や海で遊んでいた時におぼれそうになっても、 慌てずに体の力を抜いて浮き、 息つぎがしっかりできるように練習。 最終日には自分の限界に挑戦する。
記録会では、 泳ぎ方が途中でクロールから平泳ぎにかわったり、 犬かきになってもOK。 自分のペースで、 どれだけ長く泳げるかに挑戦する。 過去には1時間半ほどかけて3キロほど泳いだ子がいたり、 昨年の4年生は参加8人中6人が1キロを突破した。
今年の教室には13人が参加。 挑戦者が25メートルを泳ぐたびに、 記録係の児童がプールサイドに黒の碁石を並べ、 距離をカウント。 挑戦者たちは、 コーチや友だちから 「さぁ、 もうひと往復」 「がんばれ」 と声援を受けていた。
昨年の記録は39メートルだったという齋藤亮介君 (4年) は今年、 1キロを泳いだ。 「今の5年生で、 3年生の時に17メートルだったのに4年生で1キロ泳いだ子がいて、 その子みたいに泳げるようになりたいと思って、 がんばって練習した。 慌てずに自分のペースで泳ぐように気をつけた。 いつになったら1キロになるのかなと思いながら泳いだ」 と満足そうに話した。
同振興会の前田会長は、 「子どもたちは元気に日焼けし、 それぞれに自分の記録を更新している。 長く続いている伝統の行事。 これからも続けていきたい」 と話していた。
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2014年8月3日08:27
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黒豆を「グラノーラ」に加工 神戸に専門...
篠山の特産 「黒大豆」 を使ったシリアル食品 「黒豆きな粉のグラノーラ」 などを販売する専門店 「グラノーラスタンド」 がこのほど、 神戸市にオープンした。 麦やナッツなど栄養満点の食材にミルクをかけて食べるグラノーラ。 あわせて販売しているミルクは、 兵庫丹但酪農農業協同組合 (丹波市氷上町石生) の 「氷上牛乳」 と、 丹波地域の味が詰まった一品だ。 出店している男性は、 「グラノーラはいろんな野菜でつくれるので、 農家の方ともつながって、 丹波地域とグラノーラの良さ両方を伝えていきたい」 と話している。
写真・篠山産の黒大豆を使ったグラノーラ
グラノーラは、 オーツ麦をメーンにひまわりやかぼちゃの種、 小麦の全粒粉、 アーモンド、 ドライフルーツなどに、 ハチミツとシロップを加えて混ぜ合わせて焼き上げたもの。 シリアルの一種で、 欧米では朝食の定番として親しまれている。
篠山市に隣接する京都府京丹波町出身の山下龍介さん (32) がオーナー。 スタッフの谷渕俊典さん (27) と切り盛りする。
近年、 日本でも普及し始めたグラノーラ。 山下さんらは、 よりおいしくて日本人の口に合うグラノーラをつくろうと試行錯誤を繰り返し、 7月に日本でも数少ない専門店のオープンにこぎつけた。
「生姜とイチジク」 「抹茶」 など、 さまざまな味のグラノーラを開発する中、 「和」 の象徴とも言える黒豆に着目。 山下さんが昔から買い物などにも訪れ、 学生時代の友人も多かったことから、 「丹波篠山産の黒大豆」 を使用することに決めた。
山下さんは、 「いろんな黒豆を試したが、 篠山産のものは風味が格段に違った」 。 氷上牛乳にも、 「同じ丹波ということもあったけれど、 何より飲みやすくてミルク感もしっかりあり、 素直に 『うまかった』」 と話す。
評判は上々で、 8月17日までは、 神戸市垂水区にある 「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」 にも出店している。
黒豆きな粉のグラノーラは、 約1週間分で1100円。 同店 (078・599・8827、 中央区北長狭通7―1―27)。 木曜日定休。 ホームページ (http://www.granolastand.com/) から通販で購入することも可能。
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2014年8月3日08:26
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ガラス工房体験 アクセサリー作る 篠山...
篠山市清掃センター (篠山市山下、 079・596・0844) で7月29日、 子ども対象の 「ガラス工房体験教室」 が開かれた。 市内の小学生12人が参加。 色とりどりのガラス棒をバーナーで溶かし、 ストラップとトンボ玉を制作。 子どもたちは世界に一つだけの逸品に目を輝かせていた。
講師は、 大阪市のガラスアクセサリー工房 「GETBACK」 の岸本博さんと、 スタッフの白川和子さんが務めた。
ストラップ作りでは、 子どもたちは岸本さんらに手を添えてもらいながら、 白をベースに、 青や赤などの色の違う2本のガラス棒をバーナーの約800度の炎であぶった。 熱を帯びてガラス棒が溶け出してくると、 緊張した面持ちでガラス棒を水あめのように手早く練り合わせ、 美しいマーブル模様のガラス玉を作った。
3人姉妹で参加していた池田陽葉 (ひなは) さん (10) =大沢=は、 「バーナーの火が怖くて緊張したけれど、 思っていた以上にきれいな模様になったのでうれしい」 と笑顔を見せていた。
同教室は、 同センターが操業を開始した2002年から開催。 市民が同センターに気軽に訪れ、 ごみ処理やリサイクルに関心を持ってもらうきっかけづくりにと始めた。
8月26、 27、 28日、 午後1時半―4時半にも子どもを対象に実施。 参加者を募集している。 参加費500円。
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2014年8月3日08:26
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第390問
ゆめタウンで先日開かれた 「青少年のための科学の祭典」。 いくつの実験ブースがあったでしょう?
1.57
2.37
3.17
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2014年8月3日08:25
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「浅見光彦」が篠山・丹波市に ドイツと...
内田康夫作のミステリー小説 「浅見光彦」 シリーズの最新作 「遺譜 浅見光彦最後の事件=上下2巻」 (各1700円、 税別) がこのほど角川書店より出版された。 舞台にドイツ、 オーストリアと並んで日本の丹波市、 篠山市が設定されている。 内田氏が6年がかりで何度も丹波地域に足を運んで取材した大作で、 全国に数多い浅見ファンの間で篠山、 柏原ほか丹波の歴史や風物がクローズアップされそうだ。
写真・シリーズ115冊目となる 「遺譜」
題名 「遺譜」 の由来は、 ドイツの大指揮者、 フルトヴェングラーが書いたとされる楽譜。 戦前にドイツの使節団が来日した際、 記念品として日本側に渡されたのを、 元特務機関将校で現在は篠山の神社の老宮司が戦後もずっと保管しているという。 この楽譜が、 骨董的な価値をはるかに越える何かにつながる気配を帯びていることから、 さまざまな事件が発生する。
一方、 「シューベルティアーデたんば」 音楽祭にドイツから招かれた女性ヴァイオリニスト、 アリシアの祖母が70年前の少女時代にフルトヴェングラーの楽譜に関わったことがあり、 アリシアの丹波行きに当たってある依頼をされたことから、 友人を通して浅見光彦がボディーガードを頼まれ、 篠山に来て事件に巻き込まれることになる。
アリシアたちはお菓子の里丹波ミオール館や丹波の森公苑ホールなどでの演奏の合間に、 篠山城址、 興禅寺 (春日局生誕地) などの観光地を回り、 これらの場面で丹波の歴史や風物が紹介される。
ストーリーを通してナチスドイツの謀略活動や日独を取り巻く当時の国際環境が浮き彫りにされるが、 準主役と言える老宮司は、 一貫して信義を守り日本の行く末を憂える信念の人。 また旧制柏原中出身で、 「藤原機関」 を率いた藤原岩市元中佐 (実在の人物) について、 尊敬する先輩として語るなど、 柏原高校の人脈も描かれている。
内田作品の浅見光彦シリーズはこれが115冊目で、 総部数は1億部に迫るという。 うち 「高千穂伝説殺人事件」、 「隠岐伝説殺人事件」、 「平家伝説殺人事件」 など30作以上がテレビドラマ化され、 榎木孝明、 沢村一樹、 中村俊介らが演じてきた。 今回は 「最後の事件」 と銘打つだけに、 軽井沢で開かれる 「浅見光彦34歳の誕生日パーティー」 の場面に、 これまでの事件で知り合った多くのヒロインが登場する。
内田氏は6年前にこの作品を着想し、 ドイツでの取材はもとより丹波にも何度も足を運んでストーリーを固めた。 「僕と浅見にとって1つの区切りというか、 転機になる作品」 と話している。
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2014年8月3日08:24
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「UFO?」不思議な光...
7月29日に開かれた市島川裾まつりの見物客から 「花火大会の時間帯に、 空に不思議な光を見た」 という声が寄せられた。 「UFOでは?」 という声もあったが、 ラジコンヘリの一種、 マルチコプターのランプの点滅だったことが丹波新聞社の調べで分かった。
写真・“不思議な光”を放ちながら木下さんが空撮した、市島川裾まつりの打ち上げ花火
会場近くの会社に勤務する空撮愛好家で丹波市の市民リポーターを務める木下武さん (48) が、 花火打ち上げ場所とは市島大橋を挟んで反対方向の同大橋上流約600メートルに位置する会社の裏手から機体を飛ばした。 花火より高い位置まで機体を上げ、 上空から斜め下を見下ろすように撮影した。
春日から来ていたある男性は、 「花火が始まってすぐのころ、 緑色の光が点滅しているのに気付いた。 静止したまま点滅し続け、 花火が終わって帰る時にもまだいた。 UFOではなかったか」 と話す。
市島大橋のそばで花火を見ていた市島中学生グループは、 「花火が上がっていない方向にずっと赤いものが見えていた」 と証言。 「途中で急降下して、 また上昇した」 と言い、 こちらも、 「UFOちゃうか」 と話題になったそうだ。
「赤い光」 証言は、 まつり実行委員会にも複数届いており、 ある実行委員は 「灯ろう流しをしたので、 もし不思議なことが起きたのだとしたら、 亡くなられた方の魂が見に来てくれていたのかも」 としんみり話していた。
同機体は、 LEDランプを搭載しており、 正常に飛行している時は緑色が、 バッテリー残量が乏しくなると赤ランプが点滅する。 途中、 バッテリー交換のため1度機体を下ろし、 また上げており、 これら一連の操作を見物客が 「不思議な光」 と認識したと見られる。
木下さんは、 「橋から花火を見た時に背後に当たる遠い位置から撮影したので、 誰も気づいていないと思っていた。 騒ぎになっているとも知らなかった。 お騒がせして申し訳ない」 と頭をかいていた。
作品は、 無料動画投稿サイト 「YOU TUBE」 で公開している。 「YOU TUBE」 のトップページから、 「takeshi k 市島川裾祭り (打ち上げ花火空撮)」 で検索を。