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2014年8月24日08:41
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全国大会で準優勝 北野こころさん(大芋...
大芋小学校4年の北野こころさん (10) =篠山市福井=がこのほど、 東京辰巳国際水泳場 (長水路) で行われた 「B&G全国ジュニア水泳競技大会」 の小学3・4年50㍍平泳ぎの部で45秒03のタイムで準優勝を果たした。
6月に西紀運動公園温水プールで開かれた県大会で、 同種目で46秒04のタイムで優勝。 さらに、 50㍍自由形でも38秒75の記録で優勝した。 両種目で全国大会に出場した。 平泳ぎは、 全国から27人が出場した。
北野さんは今年4月、 大阪府箕面市から移り住んだ。 0歳から水泳を始め、 昨年まで通っていたスイミングクラブでは選手育成コースに所属。 小学3年生で同クラブ5店舗全体の大会で、 25㍍平泳ぎで大会新をマークした。 篠山市に移住してからはNSI西紀スイミングスクールに通っている。
北野さんは 「目標が3位までだったのでうれしい。 次の目標は43秒台を目指したい。 将来はイルカの調教師になりたい」 と話している。
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2014年8月24日08:39
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意識の転換を
丹波市市島町や春日町、 氷上町の一部などに甚大な被害をもたらしている豪雨による土砂災害。 復旧に向けて、 重機やボランティアによる作業がスタートしているが、 元の姿に戻る日は遠い。
取材させていただいた住民も、 地域外の住民も、 誰もが同じ一言をつぶやく。 「まさか」。 私自身、 一報が入った時は同じことを思った。
この言葉の裏返しは、 「油断」。 こんなことは起きないだろう、ありえない―。東日本大震災でも 「まさか」 の結果として、 悲惨な被害が起きた。
私たちは無意識に過去の出来事と比較して今を見ている。 経験に学ぶことが重要な時もあるが、 時として、 その予測が裏目に出ることがある。
住民も行政も、 意識の転換を図るべきではないか。 これまでと同じと思っていては危ない。 予測を超える大雨は降る、 裏山は崩れる、 川は土石流が襲う。 そう考えておくことでしか、 本来の防災は機能しない。
また雨が降ると予報されている。 どうか、 今から備えを。 いつもと違うと思えばすぐに避難を。 次に被害が出るのは、 どこかわからないのだから。(森田靖久)
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2014年8月24日08:36
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小学生ドッジボール県大会 篠山勢が健闘
小学生の 「全日本ドッジボール選手権県大会」 がこのほど、 県立文化体育館 (神戸市長田区) で開かれ、 「D―2 (8人制)」 部門でいずれも篠山市の、 「ベストピヨ彦ハッピーズ」 が準優勝、 「ライズ篠山DBC」 が3位に入った。
同部門には県内の13チームが出場。 予選は3ブロックの総当たり戦を戦った。 3チームと戦ったベストピヨ彦ハッピーズは全勝。 4チームと戦ったライズ篠山DBCも4勝全勝して、 決勝トーナメントに進んだ。
7チームが進出した決勝トーナメント戦で、 ベストピヨ彦ハッピーズは1回戦6―0 (内野の残り人数)、 準決勝8―0で圧勝。 決勝の塚口ブルーファイターズ戦は3セットマッチで、 第1セット1―3、 第2セット5―2、 最終セット2―6と惜敗した。
主将の下山鈴さん (城南小6年) は 「優勝できなくて悔しいが、 今の実力が分かって次への目標ができた」、 副主将の原田結菜さん (篠山小6年) は 「春の大会より一つ順位を上げられたので良かった」、 松田若南さん (城南小6年) は 「次の大会で優勝して笑って帰りたい」、 荒木悠花さん (篠山小6年) は 「次は優勝を目指す」、 押田静佳さん (同) は 「県大会に出場したのは初めてで、 緊張感があった」、 小田葵さん (同) は 「もっと強くなりたいと思った」、 骨折のために出場できなかった山根翔真君 (同) は 「2月の県大会ではがんばりたい」 と話していた。
監督の竹田雅裕さん (東岡屋) は 「仲間を信じてチーム一丸となって最後の最後まで戦い抜いた選手たちを誇らしく思う。 この悔しさをばねに次回の大会で悔しさを晴らしてほしい」 と話した。
決勝トーナメント戦で、 ライズ篠山DBCは、 初戦の2回戦で、 優勝した塚口ブルーファイターズと対戦、 4―5で惜敗した。 アタッカーの渡辺杏菜さん (西紀南6年) は 「5月の新人戦でのリベンジが果たせず悔しい。 新入部員とともにチームの連携プレーなどたくさん練習し、 みんなで協力して次大会では勝ちたい」 と言い、 代表の前田憲章さん (野間) は 「パス回しはできたが、 最後の守備が惜しかった。 2月の県大会は12人制か8人制かどちらに出場するかまだ分からないが、 8人制なら優勝を目指す」 と話していた。
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2014年8月24日08:36
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第392問
新種新属の恐竜として論文発表された 「丹波竜」。 ついた学名は?
1.サンナンティタニス・アミキティアエ
2.タンバティタニス・アミキティアエ
3.タンバティタニス・アミーゴ
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2014年8月24日08:35
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9月6日森公苑で防災フェスタ 丹波市防...
「防災講演会&防災フェスタ」 が9月6日、 丹波の森公苑で開かれる。 午後1時半から、 人と防災未来センター長の河田惠昭さんが 「南海トラフ巨大地震によって丹波地域は、 支援する地域か、 支援される地域になるのか?」 と題して講演する。 丹波市防災会の主催。
午前10時から始まる防災フェスタでは、 初期消火や煙体験ハウス、 AED救命講習の訓練体験コーナーを設けるほか、 住宅耐震化や消火器などの相談コーナー、 非常食の試食コーナーがある。
同防災会は、 丹波市在住の39人の防災士でつくっている団体で、 2年前に発足。 市内各自治会の防災訓練などで指導助言を行っており、 今回初めて主催イベントを企画した。
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2014年8月24日08:33
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「国鉄篠山線開業70周年記念」自転車ツア...
一般社団法人ノオト (篠山市黒岡) が9月14日、 1972年に廃線になった 「国鉄篠山線」 の開業70周年記念として廃線跡を自転車で巡るツアーを企画した。 今年3月に次いで2回目の開催。 今回は、 新たに福住の民家で見つかった、 同鉄道の貴重な8㍉映像を上映するほか、 ツアー参加者に、 イラストレーターが往時の姿を描いた参加者証と、 国鉄篠山線の車両形のパッケージに入れたスイーツをプレゼントする。
「国鉄篠山線」 開業70周年記念事業を展開している市民グループ 「チームリボーン篠山線」 発起人の松本剛さん (井ノ上) がツアーを企画している段階で、 福住の杉原恭民さんが映像を保管していることを知り、 初公開することに。 松本さんによると、 廃線時の 「お別れ列車」 の映像は残っているが、 営業中の映像は貴重だという。
また、 参加者証は、 全国の鉄道の風景画を描いている福岡県のイラストレーターに原画を依頼。 それを額に入れて、 ノオトが作成した。 また、 パッケージは、 「チームリボーン」 が企画し、 「手作りケーキのお店アリス」 (網掛) が手掛けた。
ツアーは午前10時半に篠山市民センターに集合。 篠山駅跡 (北)、 八上駅跡、 ジオラマや写真を展示している城東公民館、 丹波日置駅跡、 前回のツアーでレールを敷いたコンクリート橋跡 (北嶋) を巡るほか、 廃線跡が臨める、 里山工房くもべでの昼食、 里山旬菜料理 「ささらい」 でのカフェを楽しむ。 松本さんが案内役を務める。
参加費5000円。 先着12人。 8㍉映像の上映会は午後3時から、 篠山市民センターで行い、 一般参加もできる。
同法人が展開する、 地元考案の 「着地型観光」 事業の一つ。
ほかにも2ツアーを企画している。
◆9月6日実施「負け嫌い稲荷11番目の戦士を訪ねて」
負け嫌い稲荷伝説の中で、 急に足が痛くなって引き返したという力士の伝説が残る谷山の稲荷神社を訪れ、 ぞうりを奉納する。 王地山稲荷神社にも訪れ、 王地山陶器所で陶器作りを体験する。 午前10時、 篠山市民センター集合。 先着10人。 参加費4200円。
◆9月15日実施「農作業体験ツアー」
野中の 「鎌塚農園」 で夏野菜の収穫とバーベキュー、 冬野菜の植え付けを行う。 先着15人。 参加費3500円。
いずれのツアーもレンタサイクル代 (800円) は別途。 申し込みは、 ツアー1週間前にノオト (079・552・7373)。
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2014年8月24日08:33
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総合相談窓口を設置 市島支所に 被災の...
丹波市は、 被災者の不安に対する円滑なサポートを行うため23日から当分の間、 市市島支所1階ロビーに 「被災者総合相談窓口」 (0795・85・2621、 85・2622) を設置した。 午前8時半―午後5時15分。 相談窓口は、 特に生活に密着した事柄に関係する部署の職員5人がチームを組んで対応。 災害復旧状況に対する問い合わせ、 り災証明の発行、 給付制度や保険料の減免、 農業被害などの相談窓口を一本化する。 28日からは住宅相談窓口の機能も加わり、 被災住宅の再建や補修、 融資制度、 住宅再建共済制度などの相談にも応じる。
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2014年8月24日08:33
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復旧「1―2カ月程度」 断水続く前山6...
丹波市豪雨災害で丹波市は、 断水が続いている市島町前山地区の6自治会 (計約220世帯、 590人) の復旧について 「1―2カ月程度」 との見通しを示した。 また、 乙河内自治会 (46世帯、 112人) についても、 今月中には復旧を完了したいとの見通しを示した。
断水が続いているのは、 徳尾、 大杉、 谷上、 鴨阪、 尾端、 下鴨阪。 鴨阪浄水場近くに取水場があったが、 土砂で道路が寸断され、 状況確認もできなくなっている。 浄水場の復旧は不可能と判断し、 他水源からの仮設配管による仮復旧に向けて検討を進めている。 本格復旧については 「橋や道路の復旧とあわせて速やかに進める」 としている。
なお、 竹田地区 (市ノ貝を除く。 1238世帯、 3394人) については20日、 市ノ貝自治会は21日に通水を再開した。 給水活動は、 全地域で通水が再開するまで継続する。
市島町徳尾 (谷上) 付近は下水道も使えなくなっており、 バキュームカーで対応している。 市下水道課によると、 仮設管による仮復旧を視野に検討中。 道路や河川、 上水の復旧状況をみながら連携して作業を進める方針。
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2014年8月24日08:32
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いまだ断水・避難生活 塩津峠の通行止め...
丹波市市島町前山地区を中心とした未曾有の大雨による災害の発生から1週間がたった。 強い降雨の予報で22日に市島地域全域に避難勧告が発令されるなど、 警戒が続いている。 被災者は土砂や土石流が入りんだ自宅の片付けに追われた。 ライフラインはおおむね復旧したが、 特に被害の大きかった同地区の一部地域などで、 断水が続く。 自宅が壊れ、 避難生活を余儀なくされている人も25世帯64人 (22日時点) いる。 交通網は寸断されたまま。 被災地では重機が入って目まぐるしく風景が変わっていく場面と、 重機が入れない狭い個所で汗と泥にまみれて作業するボランティアの姿が交錯している。
写真・通行止めが続く塩津峠。 府県境から福知山側に下った最初の大きなカーブの先で山が崩れて道路をふさぎ、 路肩が壊れている=福知山市で
NTT西日本は22日、 市島町徳尾周辺で固定電話の仮復旧を終えた。「電話機が故障していないか確認を」 と呼びかけている。 関西電力も22日までにほぼ仮復旧を終えた。
丹波市と福知山市を結ぶ大動脈、 国道175号塩津峠は通行止め。 京都府中丹西土木事務所によると、 丹波市側の崩土は土砂の撤去を終えたが、 福知山側の被害がひどいと言う。 JR福知山線も石生―福知山間が不通でバスによる代行輸送が続いている。 「穴ノ裏峠」 の通行止めは解除された。
福知山線は、 石生―福知山間で39カ所の被害が発生。 市島と丹波竹田間の被害が大きく、 市島からやや丹波竹田側にある 「宮の上橋りょう」 は橋台が転倒。 橋の代わりにボックスカルバートを設置する予定。
1人暮らしの自宅が半壊し、 前山コミュニティーセンターで4日寝泊まりし、 同センターの避難所が22日にライフピアいちじまに集約されたため、 同施設に移った高野登志子さん (83) =同町徳尾=は、 「親切にしてもらい、 物資も足りている。 お世話になれてありがたい」 と言い、 22日の避難勧告で同施設に避難した足立しづ子さん (83) =同町上鴨阪=は、 「何度も放送が流れるのでこわくて仕方なかった。 1人で震えながら自宅にいたが、 ここなら安心できる」 とほっとしていた。
丹波市建設業協会の会員事業所を中心に、 民家周辺や河川を埋めた土砂の撤去を進めている。 県は県道や河川を、 市は民家に迫った土砂の撤去などを担っており、 市関係分で100以上の現場が動いている。 土地勘のある市島支部の会員が案内役になり、 集落ごとに担当支部を割り振って復旧に当たっている。
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2014年8月24日08:30
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マルチ栽培で黒豆収量増 除草や中耕不要...
篠山市小立の元農業改良普及員、 堀江溢雄さん (74) が、 黒大豆の省力化と収量増を目指して、 ほ場の畝に 「マルチビニール」 を敷く 「マルチ栽培」 に取り組んでいる。 除草作業や中耕培土の作業が不要で、 生育状況も通常栽培のほ場 「慣行区」 よりも良好。 今季は、 マルチビニールを1年きりの使い切りの方法だが、 来季からは5年以上再利用できる敷き方を実践する計画で、 肥料、 除草剤などの費用軽減とともに、 マルチの有効利用で経済面からもマルチ栽培の有効性を広めていこうとしている。
写真・ 「マルチ栽培」 に取り組んでいる堀江さんとそのほ場。 堀江さんの左側が慣行区、 右側が試験区。 試験区の方が生育が良い=篠山市小立で
慣行区に隣接して約5㌃で実験用ほ場 「試験区」 を設けて栽培。 ともに直播きした。 慣行区には元肥と追肥を10㌃あたり計50㌔、 試験区は超緩効性の元肥のみ15㌔を施した。 慣行区には除草剤を同500㍉㍑使用。 2回の中耕培土を実施した。 一方、 試験区は幅180㌢のマルチを広げ、 畝全体を覆う。 両溝には2・5㍍間隔でペグを刺し、 さらに風で浮き上がらないよう、 ペグにひっかけながら、 ロープで固定した。 マルチに50㌢間隔で穴を開け、 直播きした。 また、 中耕培土できないので、 支柱立てを通常よりも早く、 8月1日に行った。
試験区の生育状況は、 発芽の揃いが良く、 茎長が慣行区よりも10㌢ほど長く、 葉の茂りも良い。
堀江さんによると、 マルチ栽培により、 ▽一定した土壌水分が保たれ、 発芽状態が良かった▽慣行区では雨で流れるなどして施肥効果はほぼ半減するが、 覆うことでほぼ100%の施肥効果があり、 生育が良かった―と分析。 さらに、 害虫は土中に産卵。 病菌も灌水で広がるので、 マルチ栽培は病害虫の発生を阻止する効果もあるという。
5年以上使い回せるマルチはできるだけ、 穴を開けずに扱うようにする。 敷く時期は、 本葉第1葉が展開し、 土寄せと支柱立てを行った後。 溝を中心にして、 隣接する畝の頂上に端がくるようにマルチを広げる。 端同士を重ねてペグで留める。 風で浮かないよう、 竹などを溝に置いておく。
また、 泥はねした黒枝豆の品質悪化を防ぐためにもマルチ栽培は有効という。
堀江さんは 「現在の市内の10㌃当たりの収量は平均110㌔。 新たな技術や栽培法を確立しないと産地の維持ができない。 この栽培法で平均200㌔を目指し、 普及したい」 と話す。 25日には、 JA丹波ささやまの黒大豆部会が視察に訪れる。
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2014年8月23日17:49
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和食「ふく多」
気軽に懐石料理を
国道沿いに建つも、 庭に囲まれ、 静かなたたずまいの京風懐石の店。 16歳から日本料理の道に入り、 金沢や京都、 大阪府能勢町、 篠山市のホテルなどで日本料理の腕を振るってきた福田輝夫さん (77) が今年5月にオープンさせた。
ゆば料理を得意とする福田さん。 懐石ランチ (2800円) は、 ゆば蒸しをはじめ、 刺身や焼物、 揚物、 炊き合わせ、 吸物、 ごはんなどにデザートが付く。 夕食は4000円から予算や好みに応じて提供している。 地元の野菜を取り入れ、 長年付き合いのある店の但馬牛を使うなど、 素材にこだわる。 献立は決まったものはないが、 旬の食材を熟練の技で仕上げる。 特に生肉を使い、 自慢の合わせみそで作るボタン鍋は自信作という。
福田さんは 「肩肘張らず、 気楽に懐石料理を楽しんでもらえる店にしたい」 と話している。
【メモ】国道173号の大芋小学校と篠山チルドレンズミュージアムの中間にある 「櫛石窓神社」 の横。 15人から貸切可 (20人まで)。 営業は、 昼が午前11時半―午後3時、 夜が午後5時―9時。 月曜定休。 電079・558・0878。 篠山市福井1388-1
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2014年8月21日16:02
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固定電話回線、あす22日じゅうに仮復旧の...
NTT西日本によると、あす22日朝から順次接続し、同日中に回線が仮復旧する見通し。光ファイバーは20日に仮復旧を完了している。当初予定より復旧が数日早まる見通し。水没等で電話機が故障している場合は通話ができないので確認を。
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2014年8月21日11:14
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ケーキ作りで婚活イベント 結婚相談室「...
篠山市結婚相談室「輪」(りんぐ) が9月17日午後1時から、 篠山市民センターで 「お月見ケーキ」 を作る婚活イベントを開く。 参加者を募集している。
お月見ケーキを作る中で自然な会話を楽しみ、 出来上がったケーキを食べながら交流する。
対象は25―45歳の独身男女。 参加費500円。 応募は8月21日―9月4日、 同相談室 (079・552・3455、 火、 木、 土曜の午前10時―)。 先着各10人。
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2014年8月21日11:13
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スポーツで交流 集い参加者募集 10月7...
丹波市などは、 10月7日午前10時から三ッ塚ふれあいセンター愛育館 (丹波市市島町上田)で開く 「ふれあいスポーツの集い」 の参加者を募っている。
グラウンドゴルフ、 囲碁ボール、 ストラックアウト、 卓球バレー、 クロリティー、 フライング・ディスク・スカットボール、 ふうせんバレーボールなどを楽しむ。
市内在住、 在学、 就労の障がい者やニュースポーツに興味のある人など、 誰でも参加できる。 1チーム4―6人ほどで、 約30チームを募集。 参加無料。 体育館シューズ、 タオル、 飲み物、 昼食が必要。 8月29日までに市まちづくり部生涯学習センター (0795・82・0409)。
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2014年8月21日11:12
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常ならざること
武士道を説いた書 「葉隠」 に、 「武士道というは死ぬことと見つけたり」 という有名な言葉がある。 常に死を覚悟しておくのが武士のあるべき姿であり、 死は決して異常で例外的なものではなかった。 ▼そのように 「死は常態であった」 とする視点から、 思想家の佐伯啓思氏は、 「武士にとってはこの世にあって生を楽しむなどということが例外的な事態」 であり、 生きていること自体が 「常ならざるもの、 すなわち無常となった」 と説く (『反・幸福論』)。 ▼武士道は遠い昔の観念となった今は、 生を楽しむことは無常ではなくなった。 しかし今、 本当にそうなのかと問いかけられているように思う。 相次ぐ自然災害が、 生を楽しむなどというのは 「常ならざるものである」 と、 私たちに突きつけている気がする。 ▼丹波市の水害で、 「こんな体験は初めて」 という言葉を被害地で聞いた。 報道などを通しても近年、 よく聞くようになった言葉だ。 それは、 とりもなおさず、 初めて体験するような災害が頻発している証左であり、 生を楽しむ暮らしを脅かす災害が起きる日々が常態となったことの裏返しでもあろう。 ▼平穏無事であり続けることは、 常ならざることである。 頻発する自然災害は、 そんな覚悟を求めているように思える。 しかしそれにしても、 支払うべき代償が大きすぎる。(Y)
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2014年8月21日11:12
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「安全な地域」総点検を
「こんな雨の量は経験したことがない」 という複数の年配の人の声を聞いた。 丹波市内では、 崩れた裏山の土砂が人家をつぶし、 亡くなる人が出るなど痛ましい事態も起きた。 幸せな日常が一瞬のうちに崩れる。 自然の脅威をまざまざと見せ付けられた。
丹波地域は、 最近雹 (ひょう) の被害や台風11号の直撃もあった。 台風は直撃した割には、 被害も目立たず、 安心した直後だっただけに、 「まさか」 の感が強い。 災害復旧を最優先に取り組みたい。 国、 県の強力な支援を期待する。
以前から山の保水力が弱くなってきたという声を耳にしていたが、 保水量を超える雨が山地を洗い流した。 雨模様の天気が続き、 山の地盤もだんだんゆるくなっているという指摘もある。 山地崩壊の危険性はどこに潜むかわからない。 土質調査などによる原因の究明や予防対策も急務だ。
自然の猛威を前に住民の助け合いの例もみられた。 自治会の自主防災組織のメンバーらが各戸を回って住民の安否を確認するなど、 日ごろの取り組みの成果を発揮。 激しい雨の深夜に近所に声かけをした地域もあった。 消防団の役割も大きかった。 消防や行政、 住民の連携を密にし、 高齢者世帯などが安心感を持つ人力を機能させたい。 丹波地域は、 被災地に多くのボランティアを派遣してきたが、 今度は受け入れる番。 ノウハウを生かし、 ボランティアが動きやすい環境作りが欠かせない。
普段から防災用具を整え、 自らを守るという意識を高めておくことも肝心。 安全な地域という安心感を払拭 (ふっしょく) して、 危険個所の総点険を。 二次災害にも万全を期したい。「災害に心と力で守る里」。(臼井 学)
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2014年8月21日11:11
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常岡恵子さん訃報
常岡恵子さん (つねおか・けいこ=画家、 常岡幹彦氏の妻) 12日、 病気のため東京都内の病院で死去。 80歳。 自宅は埼玉県飯能市白子173ノ7。 葬儀は家族葬でおこなわれた。 喪主は夫、 幹彦氏。
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2014年8月21日11:11
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インターハイ競泳200㍍個人メドレー優勝 ...
西紀中学校出身で報徳学園1年生の溝畑樹蘭君 (篠山市市山、 コナミ本店西宮所属) が17、 19の両日、 千葉県国際総合水泳場 (長水路) で開かれた 「全国高校総体水泳競技大会」 の200㍍個人メドレーで2分2秒20の自己ベストで金メダルをとった。 また、 400㍍個人メドレーでは4分24秒34で5位に入った。
200㍍には全国標準記録を突破した61人が出場。 8人が出場した決勝では100㍍まで3位だったが、 後半の平泳ぎと自由形で逆転し、 他を引き離した。
溝畑君は27日、 アメリカ・ハワイ州マウイ島で開幕の 「ジュニアパンパシフィック大会」 の日本代表選手として出場する。
篠山東中学校出身で報徳学園1年生の野々口慎也君 (野々垣) も出場。 200㍍背泳ぎで予選21位、 100㍍背泳ぎで予選25位だった。
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2014年8月21日11:10
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しっかりとした見極めを
16、 17日の両日、 丹波市を襲った豪雨。 17日の早朝、 甚大な被害に見舞われた市島町の前山地区に向かった。 現場に立ったとき、 信じられない光景に絶句し立ち尽くした。 山から流れ出た大量の土砂と流木がバリケードのように道路をふさぎ、 民家を壊滅的に押しつぶしていた。
市は、 深夜の移動は危険との判断から、 自宅2階への避難を勧めた。 ただ、 同地区の住民数人に話を聞くと、 「避難勧告が発令されたときには、 外は濁流で避難できるような状態ではなかった。 もっと早く勧告が出ていれば、 自宅より安全な場所に避難できたのに」 と口をそろえた。 勧告のタイミングはどうだったか。
雨があがってから、 住民は泥出しや家財道具の搬出に追われた。 寸断された道路の影響で重機も入れず、 遅々として作業は進んでいない。 「高齢者が多い地区だし、 手作業には限界がある。 どこから手を付けていいのかさえわからない。 あとはとにかく水がほしい」 とこぼす住民たち。 市や県、 国は1日も早い復旧に全力を注ぐとともに、 地域住民の声に耳を傾け、 何が必要とされているのを見極めてもらいたい。(田畑知也)
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2014年8月21日11:10
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「愛宕祭」ライブ中継 スマホで視聴もOK
防犯用ネットワークカメラ、 防犯システムの販売を手がける丹波市氷上町上成松の 「トータルシステムズ」 (藤田俊介社長) は24日、 同町成松で開催の 「愛宕祭」 で、 同ネットワークシステムを利用したライブ中継を行う。 祭会場内にカメラ2台を設置し、 ひかみ成松交流館など3カ所でプロジェクターや大型テレビに催しの様子や花火の模様をリアルタイムで映し出す。 「YouTube」 での配信も予定している。
同社は今年7月に設立。 防犯カメラを販売する、 台湾の 「コンプロテクノロジー」 社の国内初の総代理店となった。
同社の防犯カメラは、 日本製の同類のカメラと比べ、 小型で画像がよく、 価格も3分の1程度 (5万円―) という。 無料アプリ 「C4Home」 をダウンロードすれば、 手元のスマートフォンで出先からでも防犯カメラを設置した住居や工場内が確認できる点が特徴。 さらにスマートフォンからでもカメラの向きが変えられ、 音声も聞き取れるほか、 カメラのスピーカーからブザーや音声を発することもできる。
これらの機能を生かせば、 「防犯」 にとどまらず、 職場であれば、 出先からでも作業の指示が出せたり、 在宅介護や老人施設の見守りにも活用できる。 また、 警備会社と契約するのと違い、 初期投資のみで維持管理費がいらず、 経費節減にも有効という。
同社は、 このシステムを使い、 会場に行けない人や、 人がたくさんいるところへ行きにくいお年寄りなどにも祭を楽しんでもらおうと企画。 藤田社長 (36) は、 「情報を活用したり、 創り出したり、 伝えるために必要な力を生み出していきたい」 と話している。 同社 (0795・80・1033)。