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2014年9月17日13:11
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きょう、市島地域の断水解消
8月16日豪雨災害で断水が続いていた市島町前山地区の上鴨阪(鴨阪、尾端)、徳尾(大杉、徳尾、谷上)の上水道がきょう17日中に仮復旧する。飲用不適が続いていた同町美和地区の乙河内自治会の上水道も水質基準をクリアし17日から飲用が再開された。
災害発生からちょうど1カ月で、丹波市内の断水は全て解消された。
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2014年9月15日22:54
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稲荷五社大明神(柏原町柏原)
創建は柏原八幡宮と同じ万寿元年(1024年)だが、その後、幾星霜を経て宝暦6年(1756年)、後の柏原藩主3代目、織田信旧(のぶひさ)により、現在の八幡神社裏手に再建されたものである。平成に入り、屋根や拝殿などの改修を行い、平成25年にその工事が完成した。
この神社の彫刻師について述べてみよう。柏原中井一統の4代目・言次君音が、相方の久須善兵衛政清と共に、京都での修業を経て取り組んだもので、初期にして、質量ともに最高の力量を発揮したものであり、その末裔に多大な影響を与えたと言っても過言ではない。
五社稲荷の彫り物の特徴は、竜の彫り物にあり、全部で10体もある。向拝の阿吽(あうん)の竜、木鼻(きばな)のそれが目立つ。ほかに多彩な動物の彫り物もある。
脇障子にある竜も、その立体感は特筆ものであり、5代目からが屋号として唱えた「青竜軒」の原点がここにある。
元高校教諭 岸名経夫
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2014年9月14日09:15
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登窯で作品作りワークショップ 参加者を...
登り窯で作品づくりをしませんか―。 「最古の登窯復興と丹波焼の里活性化推進委員会」 と兵庫陶芸美術館が、 同美術館 (篠山市今田町上立杭) などで開催する 「丹波焼登窯体験ワークショップ―上級者向け」 の参加者を募集している。
実施日時は、 10月11日から11月30日のうちの計15日間で、 各日午前10時―午後4時半 (原則)。 11月22―24日の窯焚きは6時間交代制のリレー方式で行う。
作陶は、 同美術館の工房で行う。 自由作陶で、 丹波焼窯元の作陶指導はない。 丹波土を使い、 立杭陶の郷 (同) 内に設置している登り窯 「平成窯」 で作品を焼く。
募集人数は40人 (定員超過の場合は抽選)。 受講料は1万8000円。
9月25日までに、 同美術館 (電079・597・3961、 FAX・597・3967、 メール http://www.mcart.jp) へ申し込む。
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2014年9月14日09:15
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点訳奉仕員養成講座(初心者コース)
9月24日―11月26日の毎週水曜日の全10回、 丹南健康福祉センターで「点訳奉仕員養成講座(初心者コース)」を開催する。 いずれも午後1時半―3時半。 点訳に必要な基本的技術を学ぶ。 定員25人。 受講料は無料 (テキスト代1080円)。
申し込みは、 9月17日までに主催の篠山市社会福祉協議会 (079・590・1112)。
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2014年9月14日09:14
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チェーンソー受講生を募集 11月、丹波並...
篠山市 (農都整備課079・552・6844) が11月1、 2の両日、 丹波並木道中央公園 (同市西古佐) でチェーンソー取扱講習会を開く。 受講生を募集している。
市民の森林整備に携わる機会を増やすのが狙い。 伐木作業や、 チェーンソーに関する知識、 関係法令を学ぶ。 市内で里山整備に取り組もうとする人が対象。 定員10人 (応募者多数は抽選)。 参加費1万2000円。
申し込みは10月10日までに、 同課。
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2014年9月14日09:13
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「市民枠」16日受付開始 一般申込は11月...
来年3月1日に開催される 「第35回篠山ABCマラソン大会」 の実行委員会は、 出走者のエントリーについて、 篠山市民を優先する 「篠山市民枠」 の専用申し込み用紙の配布を今月16日からスタートする。 一般の申し込みは11月4日正午から。 合計で先着1万人を募る。
市民申し込みは、 専用郵便振替払込用紙を使用。 事務局の篠山市役所 (北新町) 第2庁舎3階にある市教育委員会社会教育文化財課で配布する。 免許証か保険証を持参する。
自宅への用紙送付を希望する場合は、 ▽氏名▽住所▽電話番号▽ 「篠山市民申込希望」 と記入した任意の紙▽市在住者を証明できる書類のコピー (免許証や保険証) ―を同課に送付する。
窓口での受け付け期間は10月22日まで。 送付希望の受け付けは15日必着。
11月4日スタートの一般申し込みは前回大会からエントリー方法を変更。 従来の郵便振替払込用紙による申し込みを廃止し、 電話やコンビニエンスストア 「ファミリーマート」 にある店頭端末による申し込み制度を新たに導入する。 インターネットサイトによる申し込みは従来通り行う。
またこれまで大会前日か当日に配布していたナンバーカードとタイム計測チップを2月7日ごろに送付する。
参加料5100円。 一般の申し込みのインターネットサイトは 「ランテス」 か 「スポーツエントリー」。 電話による申し込みも、 「スポーツエントリー」 (0570・550・846) で。
問い合わせは事務局 (市教委=079・552・5960) へ。
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2014年9月14日09:10
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復旧と復興
豪雨被災地に足を運ぶたびに、 これからどうなるかという事を痛感する。 木々に包まれた、 夕べには涼しい風の入ってくる住みかが一瞬のうちに泥で覆われた。 田んぼには大きな流木が横たわっている。 ▼確かに復旧は進む。 泥は吐き出され、 やがては傷んだ箇所も修復されて元の団らんが戻って来るだろう。 今は誰もがこう思い描いて動いているのだが、 果たしてその通りになるのだろうか。 ▼他の家に仮住まいはしたが、 「元の所にはもう帰りたくない」 と考える人も少なくないという。 以前から都会に出て行き、 管理だけに帰っていた家などはどこまで修復するべきか、 ためらわれるに違いない。 ▼丹波地域は 「自然に恵まれ比較的安全な所」 というイメージが移住者を呼び込み、 人口流出をある程度補てんしている面があった。 その傾向にもブレーキがかかるかもしれない。 その結果は一層の人口減である。 ▼思えば、 3年半経った東北大震災の被災地ではこれがもっと大がかりに起きている。 本当に復興につながるのか、 皆不安に苛まれながら復旧に向かっている。 地域の問題は全国の問題だが、 有効な手立てはすぐには思い浮かばない。 しかしながら悲観的でばかりいても始まらない。 少なくとも、 地域の連帯力を絶やさないことを心して前に進むしかないのだろう。(E)
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2014年9月14日09:09
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同窓と同郷の絆
先週の日曜日、 柏陵同窓会東海支部の総会と懇親会が開かれ、 六十余名が出席した。 東海支部の構成メンバーは、 基本的には東海三県 (愛知・岐阜・三重) なのだが、 発足当時より、 地元だけでなく関東、 関西 (主に丹波市) からの多くの出席者で成り立ってきた。 今回もいつも通り八十名近い出席の申し込みがあり、 そのつもりでいた。 ところが九月に入ってから丹波市関係のキャンセルが続出。 理由は言わずもがなで、 丹波市の豪雨災害の後片付けやボランティア活動等々がほとんど。 九月の初めというのは、 どうしても台風や秋雨前線の影響を受けやすいのかもしれない。
人数はやや少ないものの、 会えば懐かしくてうれしい同窓生との再会、 毎年思いもかけない出会いがあったりする。 子ども時代の私を知っている方が、 実は隣の犬山市にお住いで、 しかも共通の知人までいることにびっくり。 また、 在学時代は一度も話したことのない同級生と歓談していたら、 配偶者が幼馴染だと判った。
東海支部は毎年アトラクションを用意して皆さんに喜んでもらうのが恒例になっている。 今年は創立のときにも来てもらった名古屋女子短期大学中学校・高等学校によるマーチングバンドの演奏。 礼儀正しく笑みを絶やさぬ少女たちの演奏やパフォーマンスに見とれた。 また懇親会では本部の会長が持参された 「丹波市豪雨災害支援募金箱」 が回り十万近い金額が集まった。 「丁度、 丹波市へ募金したいと思っていたところだったので、 良かった」 という人もいた。 同窓の絆は同郷の絆であることを実感した。
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2014年9月14日09:05
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これからの支援
丹波市を襲った豪雨被害から、 1カ月が過ぎようとしている。 篠山支局に籍を置く私も、 幾度か現地に入り、 取材をしてきた。
そんな中、 市島町の友人から電話。 「被災からずっとテレビが見られなくて、 みんなドラマの続きが気になって仕方がない。 何とかならへん?」
すぐに録画したドラマを使って、 ささやかな上映会を開かせてもらった (もちろん無料)。 そして、 ふと震災で被災した東北の取材を思い出した。
被災当初からしばらくは泥だしや家具の搬出などのボランティアが求められた。
その後、 復旧が進み、 平静を取り戻したかに見えた裏側で、 被災者は新しい苦しみに襲われる。 あわただしい生活が落ち着いた後、 心の針が元の位置に帰ってきた瞬間、 やっと、 悩み、 考える余裕ができてしまうというのだ。
丹波でも今後、 こんな胸の痛みを和らげる支援が求められる。 ドラマもいい、 一緒に歌ってもいい、 ただ集まって茶でも飲みながらおしゃべりするのでもいい。 体を使うだけがボランティアではない。
私も私的に、 あるいは紙面を通じて、 そんな支えになりたい。(森田靖久)
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2014年9月14日09:04
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地域の新鮮野菜集荷 神戸で販売、人気上...
県内各地で生産された野菜や加工食品を集荷し、 神戸市に構えた店舗で販売する 「ひょうごの元気ムラ 元町マルシェ」。 昨年から県地域再生課が始めたもので、 地域の認知度向上や販路の拡大、 地域活性化の推進がねらいだ。 丹波市では春日町の春日部地区自治協議会、 山南町の元気村かみくげ、 氷上町のかどのの郷などが県からの呼び掛けに応じ、 それぞれの集荷場所となっている公民館前などに、 地域住民が自宅栽培の野菜などを持ち寄っている。
集荷対象は地元で取れた新鮮野菜や花、 加工食品など。 自宅で食べきれない野菜が多く持ち込まれている。 出品者自身が値段を設定し、 売れた場合、 設定価格の80―90%が出品者に振り込まれる。 売れ残った場合は、 試食に利用されたり、 廃棄や一部返品などされる。
販売は神戸市中央区の元町商店街に構えた店舗で行われる。 営業時間は午前10―午後7時で、 水曜日が休み。 基本的に、 その日の朝に集荷した商品を並べ、 売れ残ることは稀だという。 これまでは週末にのみ開かれていたが、 今年6月下旬から常設になった。
集荷場所の一つ、 春日町多利の春日部荘では、 同町や市島町の住民らが、 自分で育てた野菜を持ち込んでいる。 集荷スタッフが数を数え、 値札シールを貼り付ける。 シールには生産者名と生産地が入る。 スタッフに値段の相談をする住民の姿もあった。
ほぼ毎週、 野菜を持ち込んでいるという中井貞治さん (65) =春日町小多利=は、 「作った野菜が余るのはもったいない。 いつもだと食べきれずに捨ててしまう野菜が、 誰かにおいしく食べてもらえるのはありがたい。 値段の相談にも乗ってくれるので、 助かっている」 と話していた。
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2014年9月14日09:04
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名称「こども園ふたば」 氷上町中央・葛...
丹波市氷上町中央、 葛野両地区の幼稚園2園と、 保育園2園を統合し、 来年4月に開園する認定こども園の建設工事地鎮祭が9日、 氷上町常楽の建設用地で行われた。 運営にあたる氷上町福祉会 (福井行男理事長) の会員と工事関係者ら約30人が出席し、 工事の安全を祈願した。 また、 こども園の名称は 「認定こども園ふたば」 と決定した。
地鎮祭は、 内尾神社 (氷上町三原) の梅本春彦宮司が執り行った。
名称は、 公募は行わず、 福祉会で選定委員会 (6人) をつくり、 決定した。 「これから育っていく命の兆し、 命のつながりを大切にする保育、 教育をめざす名称」 が選定理由という。
場所は、 市立中央図書館そばの市道特19号沿い。 園舎は鉄骨2階建てで、 延床面積約3076平方㍍。 園舎をL字型に配置し、 1階に0―3歳児室、 遊戯室、 ランチルーム、 職員室を、 2階に4―5歳児室を設ける。 屋外には運動場、 砂場、 プールなどを整備する。
同福祉会が運営する認定こども園は、 「認定こども園さちよ」 に次いで2園目。
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2014年9月14日09:03
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第395問
「13日に開幕した国際音楽祭 『シューベルティアーデたんば』。 20周年記念のシンボルアーティストは?」
1.ヤンネ舘野さん
2.畑儀文さん
3.足立さつきさん
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2014年9月14日09:03
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丹波焼カップずらり 秋の食卓に彩り 9...
「立杭陶の郷」 (篠山市今田町上立杭、 079・597・2034) 内の丹波焼展示販売所 「窯元横丁」 で 「カップ展」 が開かれている。 酒器やコーヒーカップ、 茶碗など、 窯元が厳選した器がずらりと並んでいる。 価格は600円ぐらいから。 9月30日まで。
「酒、 飯、 汁―秋に使う器を探す」 のサブタイトルで、 実りの秋、 食欲の秋の食卓に彩りを添える日常使いの器を所狭しと展示。 縞 (しま) や水玉などの模様が描かれた冷酒カップや、 焼き締めや炭化焼成で仕上げた重厚なビアカップなどを並べ、 販売している。
いずれの陶器も、 作家の個性と、 持ちやすさ、 口当たりの良さなど実用性とデザイン性の両方を兼ね備えた機能美にあふれ、 来場者の目を楽しませている。
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2014年9月14日09:02
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断水近く解消へ 8・16豪雨災害から1カ...
8月16日丹波市豪雨災害の発生から間もなく1カ月を迎える。 市島町前山地区と美和地区の一部地域、200世帯で続いている断水が早ければ今週中にも解消する見通しがたった。 一方、全壊17棟、大規模半壊8棟など被害が集中した同地域では、39世帯122人が公営住宅で仮り住まいをしている。 福知山市と丹波市を結ぶ国道175号も通行止めが続いている。 延べ1万2000人を超えるボランティアの活躍で、 民家の床上、 床下に堆積した土砂や泥のかき出しは概ね完了したものの、床下の乾燥待ちで、多くの住宅が畳を上げたまま。 丹波市は17日、 市市島支所に市復興推進本部を設ける。 同日、 復興支援ボランティアセンターもでき、ハード、ソフトの両面から、 被災者の生活復興に取り組む体制を整える。
「今月中の復旧」 とされていた前山地区の鴨阪、 尾端、 大杉、 谷上の断水は、 前倒しで解消される見通し。 すでに受水槽と加圧ポンプの設置を終えた。 ポンプの調整を15日までに終え、 機器調整完了後の16日ごろから鴨阪方面へ洗管を始める予定。 鴨阪、 尾端両自治会への給水再開は管路の破断や損傷個所の有無を調査、 確認しながら進めるため、 通水開始後、 数日程度かかる見通し。
市水道部によると、 加圧ポンプの納入がスムーズに運び、 期間短縮に道筋がついたという。 新友政浄水場 (同町中竹田) の水を送る。
もう一つの断水地域、 原水の濁りで、 乙河内浄水場でろ過した後も飲用には適さない状況が続いている同町乙河内 (46世帯) も、 順調に運べば今週中に復旧する見通し。 同浄水場に11日までに膜ろ過ユニットの設置を完了。 浄化した水が水質基準に適合するのを確認後、 飲用を再開する。
新友政浄水場も浄水増量のための工事を完了、 浄化増量に伴う給水範囲の拡大で尾端の一部 (2世帯) と谷上の一部 (23世帯) の25世帯で12日、 復旧した。
県管理国道と県道7路線で通行止めが続く。 崩落した国道175号八日市橋は来年夏開通に向けて調査中と、 復旧まで1年かかる。 仮橋を架けるにも時間を要することから、 仮橋はかけず、 本橋を架けて復旧する方針。
同国道塩津峠は今月中の通行止め解除が努力目標。 県道賀茂春日線天王坂は、 氷上高校生の通学路で、 早期開通をめざしている。 県道沼市島線、 県道絹山市島線は応急復旧未着手。
被災者が公的支援を受ける 「り災証明」 は、 住家が床下浸水以上の被害を受けた928世帯分の郵送を終えた。 各支所や市民課 (本庁) では、 生活再建支援金の給付や介護保険料、 上下水道の使用料の減免などの手続きが進んでいる。 市が市島支所に設けているよろず相談 「総合相談窓口」 には、 11日までで延べ499人、 624件の相談があり、 傷んだ家の修理、 解体への助成など様々な支援制度の手続きに関することなど生活再建に向けた相談が寄せられるようになっている。
災害ボランティアセンターは17日から、 復興支援ボランティアセンター (0795・85・2750) に移行。 事務所は市市島支所 (同町上田) 内になるが、 ボランティアの受付、 振り分け業務は当面、 現行の 「市島農村環境改善センター体育館」 前で行う。
午前8時半から午後5時まで被災者から生活に関係する相談を受け付け、 ボランティアのニーズを掘り起こす。 例えば、 炊き出しをしてほしい、 家具の移動をしてほしい、 台所を洗ってほしいなどの要望を聞き、 派遣につなげる。
前山、 美和地区のコミュニティーセンターと、 竹田ボランティアセンターを 「出先」 とし、 「出先」 できめ細やかな相談ができる体制を整える。 市職員と、 地元の住民を臨時職員に採用し配置する。
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2014年9月14日09:01
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大相撲丹波場所は開催 「被災地...
大相撲丹波場所 (10月20日、 愛育館) が予定通り開催されることが12日、 決まった。 丹波市制10周年を祝うのが当初のねらいだったが、 被災地の復旧を支援し、 元気づけるとの観点から開催しようと、 同実行委員会 (実行委員長=大地伹丹波市商工会長) が判断した。
会場が、 被害が大きかった市島地域にあることなどを考慮し、 開催するかどうか検討を重ねた。 市島地域4地区の自治振興会長の意見も聞いた。
午前8時の公開げい古から午後3時の弓取り式 (打ち出し) まで、 予定通り実施する。
実行委員会は、 会場で入場者全員に配布するカラーパンフレット (力士名鑑、 A4判) の広告収入など収益金を義援金とする。 また、 同実行委員会が日本相撲協会に事情を説明したところ、 前向きに協力する旨の返事をもらったという。 具体策は協会と相談の上決める。
大地実行委員長は、 「地元への配慮を極力しながら、 市島の人を元気に、 みんなの気持ちを復興へ向ける場所にしたい」 と話した。
詳細は実行委事務局 (0795・82・7500、 平日のみ)。
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2014年9月14日08:58
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臭気軽減へ共同研究 汚泥乾燥肥料 篠山...
市民に無料配布している、 篠山市し尿処理施設 「あさぎり苑」 (西岡屋) の汚泥乾燥肥料 「あさぎり乾肥 (かんぴ)」 の臭気を軽減しようと、 市上下水道部と篠山東雲高校がこのほど、 共同研究を始めた。 同校の菊川裕幸教諭は 「微生物や竹チップなど自然由来のもので、 費用ができるだけかからない方法で実現したい」 と話している。
写真・あさぎり苑内の汚泥処理の過程を見学する篠山東雲高生たち=篠山市西岡屋のあ
さぎり苑で
あさぎり乾肥は、 汚泥処分量の縮減と資源の有効活用を目指し、 昨年7月から市民への配布を始めた。 各処理場から受け入れた脱水汚泥を同施設内の大型バーナーで乾燥させて作っており、 13年度は年間20㌧を配布。 今年度は30㌧の配布を目指している。
昨年11月に実施した肥料の利用者アンケートで、 肥料の臭気が気になる声が寄せられた。 同施設周辺自治会から 「散布後すぐに土と混合することを義務付けられないか」、 また、 市議会から 「臭気対策をしているか」 「対策を講じてから商品化すべきでは」 などの意見が出た。
これらの意見を受け、 商品価値を高めようと、 農業とバイオテクノロジーを学んでいる同校の 「ふるさと特産類型」 との共同研究に取り組むことにし、 ▽未発酵状態で臭気の対策▽肥料の保管場所がないため、 約1カ月以内に出荷できる▽有害な物質を混ぜない▽大規模な設備投資をしないで、 作業時間も短く▽ランニングコストを低く―などを条件にした。
このほど、 同類型の2年生6人が同施設を訪れ、 肥料になるまでの工程を見学。 それぞれの過程の臭いをかぎながら、 肥料に残る臭いとの違いなどを確認していた。
同校は 「袋のデザインや、 臭気軽減後の肥料の栽培効果も含めて研究していきたい」 と話している。
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2014年9月14日08:57
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「胸が張れるまで」篠山市長選に出馬表明...
現職の篠山市長、 酒井隆明氏 (59) が11日の定例会の一般質問で、 来年2月15日投開票の市長選への出馬の意思を表明した。
酒井氏は 「市長として7年半、 市政を担当してきたが、 市民のみなさんの信任が得られるならば、 引き続き市長として市政を担当したい」 と意欲を語り、 「1期目は、 篠山再生と財政の健全化、 医療の充実に、 2期目は篠山のまちの魅力を生かしたまちづくり、 農都宣言、 城下町の町並みや景観、 文化、 環境を生かした魅力ある街づくり、 若い人の定住促進に取り組んできたが、 道半ばのところがあるので、 これらの課題がもう少し成果が出て、 胸が張れるところまで持っていきたいと考えている」 と語った。
また、 抱負として、 「味間認定こども園の整備や定住促進、 農都創造など重要な事項が残っているので、 引き続き取り組みたい」 と話した。
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2014年9月13日16:08
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アウトドアショップ「スポーツ フリーズ」
初心者から上級者まで
丹波市氷上町市辺の県道沿いの店舗敷地内に、 突起物 (ホールド) のある急傾斜の壁を手足だけで登るスポーツ 「ボルダリング」 が楽しめるジムを昨年9月に開設。 今年8月末にはジムをさらに増設し、 初心者から上級者までが満足できる本格的なジムへと充実した。
増設分は、 高さ約3㍍の既存ジムよりもさらに高い4・5㍍まで登れる造りで、 傾斜は70度から最大140度。 全部で約1300個のホールドがあり、 将来は3000個まで増やしたいという。
初心者には、 オーナーの細見明さん (46) が丁寧に指導。 毎週火曜日午後7時半―9時には初心者を対象に、 木曜日同時間帯には中級者以上を対象にした講習会も開催している。 受講料は無料。 使用料は1回1000円。 レンタルシューズ代500円。 利用は中学生以上に限る。
【メモ】営業時間は月―金曜が午後6―9時、 土曜日が午後1―8時。 日曜・祝日は不定休。 電0795・82・8088。 丹波市氷上町市辺823。 http://www.sportsfrees.com
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2014年9月11日11:33
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子育て親の会 「ミニ学習会と相談会」
9月13日午後1時半から、 丹波の森公苑で。 NPO法人教育相談おおさか相談員の村上公平さんが 「不登校・ひきこもりの対応と援助~子どもが再登校するときの学校と親の対応と援助について」 と題して講演する。 参加費500円。
ミニ学習会、 グループカウンセリングの後、 個人相談 (当日申込可) あり。
竹安さん (090・1483・1690)。
〈いじめ・不登校・ひきこもりなどについて考える「子育て親の会」〉
▽氷上子育て親の会=9月17日・10月15日午後7時半―9時半、 柏原住民センター。 参加費100円
▽たまりば親の会=9月21日・10月26日午後1時半―4時、 丹波市春日町棚原のTAMARIBAで。
1回参加費300円。 世話人代表の竹安さん (0795・72・2987)。
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2014年9月11日11:32
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「相談の日」をPR 街頭で活動展開 篠...
篠山署 (原山重雄署長) は9月6日、 篠山市東岡屋のスーパーマーケット 「ザ・ビッグ篠山店」 で、 「警察相談の日 (9月11日)」 と警察への相談ダイヤル 「♯9110」 をPRする街頭キャンペーンを実施した。
同署員10人が店舗の出入口3カ所に立ち、 買い物客らに、 事件・事故など緊急用ダイヤルの110番と、 夫婦間の暴力や悪徳商法などの相談ダイヤル 「♯9110」 を使い分けるよう呼び掛けながら、 広報チラシ約300枚を配った。
同署は 「一人で悩まず、 不安や危険などを感じていることがあれば、 遠慮なく相談して」 と呼び掛けている。
#9110 (または078・361・2110) は、 警察への相談や意見、 要望などを受け付ける24時間対応の総合相談電話。
各相談窓口は次のとおり。
▽覚せい剤についての相談=078・361・0110 (24時間対応)
▽ヤミ金融・悪徳商法の困りごとの相談=078・371・9110 (同)
▽ストーカー・DVについての相談=078・371・7830 (同)
▽暴力団についての相談=0120・20・8930 (同)
▽被害者こころの相談=0120・338・274 (午前9時―午後5時45分、 土日祝日を除く)
▽性犯罪被害についての相談=078・351・0110 (午前9時―午後5時、 同)
▽少年の悩みごとの相談 (ヤングトーク) =0120・786・109 (午前9時―午後5時半、 同)
▽鉄道施設内痴漢などの被害相談=078・222・1100 (JR三宮駅、 24時間対応)