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2014年10月5日08:59
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豪雨災害に関する金融相談会
10月15、 16日、 丹波市商工会市島支所で、豪雨災害に関する金融相談会を開く。 豪雨災害で被害を受けた事業所が対象。
15日は日本政策金融公庫尼崎支店の職員が相談に応じる。 午前11時―午後4時。 16日は県信用保証協会西脇支店の職員が応じる。 午後1―4時。
いずれも要事前申し込みで、 8日までに丹波市商工会 (0795・82・3476)。
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2014年10月5日08:58
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学びフェス参加を 小学生を募集 11月8日
丹波地域の子どもたちの学習意欲の向上をめざす 「たんばっ子!学びフェスタ」 (同実行委員会主催) が11月8日午前10時―午後3時半、 四季の森生涯学習センター (篠山市網掛) で開かれる。
小学生の各学年相当の漢字や算数の問題のほか、 思考力を必要とするクイズ形式の問題を解く 「チャレンジ漢Q&算Q」 を開催する。 対象は、 小学2―6年生。 希望者は10月17日までに、 同実行委員会事務局 (電079・552・7486、 FAX552・6034) へ申し込む。 定員は各学年20人 (先着順)。 参加無料。
このほか、 「おもしろワークショップ」 として、 木工工作や紙飛行機づくり、 農作物や加工品の販売なども行う。 自由参加。
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2014年10月5日08:57
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患者増も大赤字続く 県立柏原・柏原赤十...
県立柏原、 柏原赤十字両病院の2013年度の経営状況がまとまり、 当期純損益は県立が6億7300万円、 赤十字が1億9300万円と共に赤字だった。 両病院とも入院、 外来患者が増えたが、 稼働病床数が少なく、 依然多額の赤字が続いている。
12年度と比べ、 県立は病床が14床増え164床 (許可病床は303床) になり、 1億2200万円改善。 入院患者が12%増え、 入院収益が9・1%、 1億8100万円増えた。 泌尿器科、 産婦人科、 整形外科と内科で13―28%入院患者が増えた。 外来患者は2%増と微増、 収益は9・4%、 6600万円増えた。
赤十字は、 105床稼働 (許可病床167床)。 入院患者が6%増、 収益は9・7%、 8800万円増加。 内科の患者が増えた。 外来患者は約2%、 900万円の増と横ばい。
収益の伸びが全体で4・4%だったのに対し、 費用が7・7%伸び、 赤字が増えた。 在宅サービス充実のための職員増員などに伴う給与費が7900万円増加、 化学療法の拡大などで材料費も4000万円増えた。
県立柏原の人件費比率は95・8%。 県立病院 (11病院) 全体の61%と比べ、 突出して高い。
県立柏原の延べ入院患者のうち丹波市在住者が84・7%、 篠山市が10・9%。 外来は丹波市が86・8%、 篠山市が8・4%。 赤十字の入院 (年間入院回数の合計) は丹波市が88%、 篠山市が4・8%、 外来 (1人が年間何度受診しても1回のカウント) が84・2%、 7・9%。
県立11病院の当期純損益は14億7900万円の赤字で、 旧淡路病院の特別償却 (約20億円) を特別損失に計上したため。 特別利益と特別損失を除いた経常利益は4億8300万円の黒字。 昨年度より9500万円増えた。
県立柏原の赤字額は11病院中、 建替え工事を行った淡路医療センター (26億2200万円) に次いで2番目に悪い数字。 県立加古川が1億4700万円、 県立光風が5億5900万円の赤字。 6病院は黒字で中でも県立尼崎は9億5000万円の黒字を出している。
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2014年10月5日08:55
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「花子とアン」
終了した朝ドラ 「花子とアン」 は、 生真面目なのであまり入れ込んで観なかったが、 花子の家の子犬が戦争に供出される場面はすごく印象に残った。 帰宅して 「テルがいない」 と悲しむ娘に、 花子は 「兵隊さんに 『お国のために働こう』 と誘われたの。 『僕行って来ます。 みどりちゃん達によろしく』 って目で話してたわ」 と告げる。 ▼無邪気なペットまで駆り出していたのかと驚いたが、 孫、 村岡恵理著 「あんのゆりかご 村岡花子の生涯」 によると、 やはり実話だった。 そのあと花子は担当のラジオ番組 「子供の新聞」 で、 活躍する軍用犬の名前を、 娘のために勝手に 「テル号」 と名付けて読み上げる。 ▼空襲激しい東京の自宅で灯火管制の下、敵性書を密かに翻訳し続けた 「赤毛のアン」。 風変わりだが活き活きとした孤児の女の子の話が、 価値観の一変した戦後、 6年間も陽の目を見なかったことも初めて知った。 ▼しかしたちまちベストセラーになったのは、 やはり女性の自我を見つめた原作者モンゴメリーの意思が読者の目を引いたためだろう。 女性の地位や権利について声高に主張するのでなく、 じんわり伝える力を備えている。 ▼それは、 激しさを内に秘めた花子やモンゴメリーの生き方にも通じるようだ。 女性の社会進出を標榜する安倍政権にじっくり読んでほしい。(E)
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2014年10月5日08:54
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無花果(イチジク)
朝刊を取りに出た夫が 「やられた!」 と叫んでいる。 蜂にでも刺されたのかと見に行くと、 半分欠けたイチジクを手に、 何とも情けない顔。 「やっぱりね、 そろそろネットを掛けなくてはと、 言ったのに」 と私。 直径六十センチほどの大きな鉢に二年前から育てているイチジクに、 今年初めて八個ほど実が付いた。 毎朝水をやり、 熟れるのを楽しみにしていた夫。 そのうちの二個をカラスにやられた。 一番熟れていたのは影も形もなく、 もう一つは二口齧られている。 我が家の地番は今でも山林、 いい環境なのだが、 イチジクには合わないらしく、 地植もしたがだめだった。 そこで大きな鉢に植えて育て始めた。
若かったころ、 夫はそれほどイチジクを食べなかった。 舅がイチジク好きで、 今頃になると、 わざわざ姑の実家まで出かけ、 自分でもいできたと言っては、 嬉しそうに食べていた。 そこまでイチジクに執着する父親を、 当時の夫は冷ややかに見ていたのに、 味覚もだんだん幼児返りしてゆくみたいだ。 結局鉢植えのイチジクは、 ネットをかけたのにほとんどカラスの餌に。 季節を味わうというのか、 やはり私も幼児返りなのか、 それ以後、 スーパーで数回買ってきた。 あまり夫のことを笑えない。
枇杷やイチジク、 柿など、 庭先で採れたり近所から貰っていたものが、 結構高い値段で売られるようになったのはいつ頃からだろうか?やはり高度成長の時代以降かもしれない。 江戸時代の初めに長崎経由で薬樹として伝来したイチジク。 原産はメソポタミア、 六千年以上の永い歴史をもつ果物なのだ。
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2014年10月5日08:46
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はた祭りの面白逸話
昨日ときょう5日にかけて篠山市畑宮の佐佐婆神社で 「丹波篠山はた祭り」 が開かれている。 祭りのハイライトは、 小学生が扮した騎馬童男による流鏑馬 (やぶさめ) 奉納だ。 勇壮な陣羽織姿で馬にまたがり、 境内と参道の3カ所に設けられた的を矢で射抜くというもの。 ひょんなことから同神社の宮司に 「はた祭り」 の歴史についてじっくりと話を伺う機会があった。
宮司によると、 江戸時代、 この祭りで村の若い衆らが農耕馬にまたがり流鏑馬のまねごとをしたことが始まりという。 しかし、 ある年、 あり余る元気によって落馬し、 ついに死者が出た。 「神をお祀りする祭礼で死人を出すとは何事か」 と、 お上からおとがめを受け、 それ以降、 子どもが流鏑馬の射手を務めるようになったという。 また、 騎馬童男がまたがる馬は、 一時期、 俳優の津川雅彦さんの愛馬を借用していた。 しかもその馬は、 松平健さんが徳川吉宗役で主演したあの人気時代劇 「暴れん坊将軍」 の白馬であったとか。 こんなおもしろいエピソード満載の流鏑馬奉納は、 5日午後2時ごろから。 今年は80―90年ぶりに餅まきも復活する。(太治庄三)
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2014年10月5日08:45
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米寿を記念し展示会 書家の福垣さん
書家の福垣紫雲さん (丹波市氷上町成松) が88歳の米寿を記念した作品展を、 10月10日から13日までアトリエ画楽舎 (氷上町常楽) で開く。 小作品、 大作など合わせて102点を展示する。 小作品は、 88歳にちなみ、 少年時代から慣れ親しんできた高村光太郎や島崎藤村の詩、 若山牧水の短歌など88の作品を書で表現した。 作品の内容に合わせ、 色調を考えた手作りの布地を額に入れるなど丹精を込めた。 福垣さんは、 「書道作品を通し、 88年の人生を振り返るきっかけになった。 大勢のみなさんの支えで長生きでき、 好きな書道にも励んでいる。 感謝の気持ちでいっぱい」 と話す。 1点5000円で販売し、 売り上げ金を市社会福祉協議会の善意銀行に寄付する。
書道を始めて50年近くになる福垣さんは、 米寿の節目として88の小作品に取り組むことにし、 昨年5月ごろから書き始めた。 はがき大から色紙サイズまでの様々な大きさの紙に、 楷書、 行書などの字体でバランス良く文字が配置されている。 1つの作品を作るのに50枚ほど書き、 気にいった1枚を作品にしている。
小学校1年生の教科書の 「サイタサイタサクラがサイタ」 や 「荒城の月」 「影を慕いて」 などの歌のほか、 徳川家康の有名な家訓、 道元禅師の言葉なども見られる。 戦前、 戦中、 戦後から現在までに出合った様々な読本、 詩歌、 童謡、 唱歌や短歌、 俳句などを一字一句かみしめながら書にしたためた。 有名な作品とあいまって、 親しみやすい作品が並ぶ。
福垣さんは、 日展に2回入選しており、 その入選作品も出品。 今年1月に書いた軸物 「無事平安」 が現在の心境という。 「最近、 体調を崩し入院したが、 どうしても作品展をやり遂げたいと思い、 頑張った」 と言い、 気力を振り絞った作品が見られそう。
午前10時―午後5時、 13日は午後4時まで。 問い合わせは、 アトリエ画楽舎 (090・3943・2881)。
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2014年10月5日08:45
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古民家で料理店 篠山市住山にオープン
篠山市住山552の藤原節男さん (64) 方の一室を活用して、 森本光子さん (66) =伊丹市=が、 家庭料理の店 「里山の彩 (いろどり) はな円 (まる)」 をオープンした。 同集落でとれる旬の野菜をふんだんに盛り込んだ 「和」 の家庭料理を提供している。 完全予約制で、 基本コースは3800円 (税込) だが、 予算は相談に応じる。 収容人数は最大20人で、 小規模の宴会も可能という。 予約受付は森本さん (090・5043・4340)。
店を構えた藤原さん宅の母屋は、 明治4年 (1871年) に建てられたという歴史ある古民家。 森本さんが、 落ち着いた雰囲気が漂う14畳の床の間を店舗にした。 縁側の先には手入れの行き届いた庭園があり、 さらにその先には藤原さんと一緒に育てている約400平方㍍の野菜畑が広がる。 店名 「はな円」 は、 「この自然豊かな住山に咲くさまざまな花のように、 お店にもいろんな人が集い、 大きな円になっていきますように」 との願いを込めた。
全国展開しているアパレル業界に身を置き、 定年後から料理屋を始めた森本さん。 西宮を皮切りに、 宝塚、 そして篠山へと店舗を移してきた。 「ほっこり、 まったりと、 めぐる季節を大切に過ごせる場所」 を探していたと言い、 なじみの客だった藤原さんがそのことを知り、 「娘たちもみな嫁ぎ、 この広い母屋に私一人が暮らし、 持て余している。 この家に再び大勢の人の笑い声が響けば」 と自宅を提供した。
さらに、 森本さんの第二の人生を応援しようと開店祝いとして、 趣味の木彫りの技術を生かし、 ヒノキで2㍍四方の看板を制作。 店先に設置している。
「ゆったりと小旅行に来たような感覚で過ごしてもらえたら。 懐かしいお母さんの味をイメージして、 四季の野菜に愛情を込めた家庭料理でもてなしたい」 と森本さん。 「お客さんには、 食べて帰るだけではなく、 店先の畑で野菜を収穫してもらって、 採りたての食材をすぐに調理して提供したり、 庭先の七輪で魚を焼いてもらったりと、 日常生活ではなかなか味わうことのできない体験もしてもらえたら。 この抜群の景色を生かしてミニコンサートも開いていきたい」 と、 夢が膨らんでいる。
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2014年10月5日08:44
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「ちーたん駅伝」中止 実行委「復興を優...
三ッ塚史跡公園 (市島町上田) 周辺コースで12月14日に開催予定だった 「ちーたん駅伝2014」 の実行委員会 (大西伸弘会長) がこのほど、 同大会の中止を決めた。 市島地域は、 豪雨災害で甚大な被害を受けており、 復旧復興が優先されるべきと判断したという。
同大会は2010年に柏原住民センター周辺コースを会場に始まった。 年々参加者が増加し、 運営上の支障をきたすようになったため、 今年から市島に会場を移して実施する予定だった。
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2014年10月5日08:43
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第397問
丹波地域の料理・菓子店、 観光園、 直売所などで、 「食べ歩きフェア」 が行われている農産物は?
1.黒枝豆
2.松茸
3.栗
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2014年10月5日08:42
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黒田官兵衛にまつわる講演会 10月7日、...
氷上郷土史研究会は、 7日午後1時半から氷上住民センター (氷上町成松) で講演会を開き、 山南町出身の堀井隆海荘厳寺住職 (西脇市黒田庄町) が講演する。
NHK大河ドラマ 「黒田官兵衛」 が話題になるなか、 官兵衛の生誕地については姫路説が有力視されるが、 堀井氏は多くの古文書、 家計図、 伝承などによって黒田庄出身説を解明する。
入場無料。 足立義昭さん (080・6151・0423)。
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2014年10月5日08:42
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6店舗から40種「丹波スイーツフェスティ...
旬を迎える丹波栗、 黒大豆、 大納言小豆などを使った、 こだわりの商品をPRしようと、 「丹波スイーツフェスティバル」 (丹波市観光協会など主催) が、 10月13日午前10時から丹波新聞社 (丹波市柏原町柏原) 1階ロビーで行われる。 市内外6店が自慢のスイーツを販売する。 商品が完売し次第終了。 市街地に設定した3つのポイントをめぐるスタンプラリーも行われる。
出店するのは、 明正堂 (柏原町)、 スイーツチェリッシュ (同)、 ときわどう (氷上町)、 やながわ (春日町)、 薬草薬樹公園 (山南町) と、 招待店舗のパティシエ エイジ・ニッタ (西宮市)。 それぞれに丹波栗のモンブラン、 ロールケーキ、 ドーナツ、 マドレース、 パンなどを出品。 約40種類のスイーツが並ぶ。
スタンプラリーは、 観光協会本部テントで用紙を受け取り、 かいばら観光案内所、 柏原歴史民俗資料館をめぐると、 出店店舗の焼き菓子を先着250人にプレゼントする。 同協会が選定を進めている 「観光100選」 の街頭アンケートにも協力を呼びかけている。
同協会 (0795・72・2340) は、 「参画する店舗が今後さらに増えるステップアップのイベントになれば」 と話している。
また、 同社3階では午前11時から、 丹波栗フェア実行委員会による 「丹波栗スイーツコンテスト」 (公開審査) が行われる。 一般の部に41作品、 プロの部に12作品の応募があり、 最終審査に残った各部6点の中からそれぞれグランプリ、 準グランプリ、 佳作が決まる。
辻製菓専門学校技術顧問の川北末一さんを委員長に、 7人が審査にあたる。 プロの部のグランプリ作品は年度内に商品化される。 一般の部のグランプリも商品化をめざす。
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2014年10月5日08:41
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「うまいもん」いかが 丹波肉の競演も ...
「柏原藩織田まつりとうまいもんフェスタ2014」 (同実行委員会主催) が、 10月13日午前10時から柏原中心市街地で行われる。 呼び物の、 毛槍が舞う武者行列が巡行するほか、 秋のうまいもんが勢ぞろいする。
武者行列は、 午後零時半から柏原藩陣屋跡で出陣セレモニーがあり、 午後1時から総勢100人が出発する。 殿様を藤原一・丹波県民局が務め、 3人の姫が続く。
牛、 鹿、 地鶏、 豚の丹波産肉の競演や猪の一頭丸焼き、 あまごの塩焼き、 手打ちそばのほか、 新鮮野菜、 コシヒカリ、 厄除けもちなどが並ぶ。 和太鼓や柏原中学校の吹奏楽部の演奏、 ゴスペルや南米音楽のコンサートが会場を盛り上げる。
南多田地区、 下小倉地区では黒枝豆の収穫体験と販売も行われる。
同実行委 (かいばら観光案内所内080・8946・6511)。
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2014年10月5日08:41
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会員戸数が1000戸超え 人口は減少傾向 ...
「住吉台自治会」 の会員戸数が先月、 1000戸に達した。 1983年に46戸で発足した自治会は、 81年の第1期分の販売、 入居から33年がたった今、 篠山市最大の自治会に成長した。 同自治会の長尾勝美会長は、 「現在の住吉台の繁栄は、 早くから入居された住民の努力と、 周辺地域からの支援のおかげ」 と感謝し、 「これからも会員のきずなを深めるさまざまな行事を実施し、 第二のふるさととして住吉台を選択した人、 ここで生まれ育った人たちと力を合わせ、 健康で、 学び、 楽しむ地域を目指していきたい」 と話している。
住吉台は、 1971年10月、 開発面積約52万7000平方㍍、 総区画数1144区画のニュータウンとして人口5000人を見込み、 造成工事がスタートした。
硬い岩盤のため工事は難航し、 さらに業者の倒産で73年5月から開発がストップ。 79年10月にようやく工事が再開し、 81年10月、 第1期分の販売、 入居が始まった。 83年4月に会員戸数46戸で 「住吉台自治会」 が発足。 84年3月に住吉台全造成工事が完了した。
舞鶴自動車道が丹南篠山口インターチェンジまで開通した88年の人口は431人、 会員戸数は120戸だったが、 以後急激な伸びを見せ、 93年には人口2451人、 会員戸数670戸になった。
その後、 人口、 戸数ともに微増を続けたが、 人口は2003年の3189人をピークに減少し始め、 現在 (9月末) は2883人。
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2014年10月5日08:41
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整備候補地、健康福祉センター北に 味間...
2016年度の開園を目指す味間認定こども園の一体施設の整備事業を検討する 「第2回味間認定こども園整備検討委員会」 (委員長=酒井隆明市長) が2日、 丹南健康福祉センター (網掛) で開かれ、 整備候補地を同センター北の職員駐車場 (市有地約2000平方㍍) と農地 (2800平方㍍) にする方向性を固めた。
市は、 平野斉副市長と味間地区在住の市職員で構成する庁内のプロジェクトチームで候補地を検討。 調査した8カ所を 「安全な環境」 「健康的で文化的な環境」 「教育上ふさわしい環境」 「適正な面積及び形状」 などの評価項目ごとにメリットとデメリットをまとめ、 同委員会に報告した。
その中から、 ▽近くに四季の森公園があり、 良好な自然環境がある▽健康施設 (丹南健康福祉センター) が近くにある▽▽図書館が近い▽駐車場の確保▽市有地の活用▽土砂災害警戒区域外・洪水浸水想定区域外―などから、 丹南健康福祉センター北の用地を最有力候補地とした。 出席した15人の委員から大方の賛成を得た。
委員からは、 「自然環境が良く、 安全安心なところが良い」 「市民の健康診断時の検診車の駐車スペース調整を」 「今後、 市全体で考える場合が来た時に道路や場所が妥当」 などの意見が出た。
今後、 農地の地権者 (2人) との交渉、 地元や保護者への説明、 1億円以上の投資的事業を審査する、 篠山再生計画推進委員会の審査などを得て、 29日に開く次回の検討委員会で整備地を確定する。
酒井市長は丹波新聞社の取材に 「候補地に大方の了解を得て、 ほっとしている。 これから全力で地域の協力を得ながら、 諸手続きを進め、 2016年度開園を目指したい」 と話していた。
一方、 未完成の調整池と判明し、 市が候補地として断念した篠山口駅西駐車場と同様に、 当初、 候補地として挙げていたおとわ園 (味間新) については、 プロジェクトチームが調査した8カ所に挙がったが、 道路の狭さ、 駐車場が確保できないことなどから妥当ではないとの判断をした。 市は24日、 おとわ園に隣接する音羽谷子育て広場 「音羽の森」 を運営する音羽谷子育て広場運営委員会の会合に出席し、 説明を果たすことにする。
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2014年10月5日08:39
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一転カラカラ、晴れ多く 丹波市9月降水...
丹波市の9月の降水量 (柏原町母坪、 気象庁アメダス) が88㍉と、 1976年の観測開始以来、 9月としては史上6番目に少雨だった。 月間日照時間は150・6時間と史上4番目に多く、 豪雨災害に見舞われた8月から一転、 乾き、 晴れが多い月だった。 台風による大雨もなく、 2次災害の発生を免れた。
9月の降水量の平年値は196・8㍉で、 今年は平年の約45%にとどまった。 日照時間の平年値は123・2時間で、 今年は22%多かった。
9月に雨が降ったのは、 5日に25㍉、 6日に28㍉、 24日に26㍉、 25日に6・5㍉。 1日と4日に1㍉ずつ、 11日に0・5㍉降っただけだった。
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2014年10月5日08:38
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3職員証言食い違う 市会百条委が喚問 ...
丹波市消防本部におけるボンベ購入時の見積もり合わせで、 適正な落札業者があったにも関わらず、 2番手の業者に見積もりを再提出させ、 契約した不正事務を調査する市議会百条委員会が2日、 関係した職員3人に対する証人喚問を行った。 業者に見積もりを再提出させるよう部下の係長に指示したとされる当時の副課長は、 「開札は担当係長と2人でやった」 とする一方、 当時の担当係長は 「副課長1人でやった」 と証言。 2人の上司である課長は、 「開札が行われたのも知らなかった」 と話すなど、 証言が大きく食い違った。
開札当時の状況について、 副課長は 「係長と横並びになって2人で開封した」 としたが、 係長は 「複数で開封すべきという認識はあったが、 副課長に 『おまえは自分の席におれ』 と言われた」 と述べ、 副課長1人でやるのを自席から見ていたと主張した。
また、 副課長は、 「課長からは特に指示はなかったが、 『何とかならんのか』 という発言もあり、 (一連の動きは) 知っていたと認識している」 と話した。 一方の課長は、 「開札が行われたことも全く知らなかった」 とした上で、 「副課長も管理職なので、 ある程度は任せたというつもりで決済印は押した」 とした。 係長は、 「 (席が近くの) 課長、 副課長の両方に聞こえるように 『開封お願いします』 と言ったつもりだったが、 課長は忙しくされていた」 と述べた。
開札結果を知らされた係長は、 そのとおりに事務を進めようとしたところ、 副課長から2番手の業者にもう少し安くならないか連絡を入れるよう命令されたと証言。 業者から断られた旨を報告すると、 「 (2番手の業者の) 仕入れ先で調整するよう言われ、 『1000円ぐらい安くなるやろ』 『自分の名前を出してもよい』 との発言があった」 と述べた。 仕入れ先に電話を入れたところ、 最初は断られたが、 副課長の名前を出すと、 「 (2番手の業者に) 相談してみる」 と態度が変わったことも明らかにした。
2番手の業者が納める予定のメーカーにこだわった理由について副課長は、 「製品がよいとして係内で決めていた」 と話したが、 課長は、 「部下からそんな話は聞いたことがない。 どこのメーカーが入ってもよいと考えている」 とした。
また、 係長は、 なぜ副課長の言動に対し、 意見を述べたり、 断らなかったのかという委員からの質問に対し、 「従わなければしょうがなかった。 恫喝、 余計な資料を作らされるなど疲弊していた。 個人的には特別な人と思っている」 とパワハラの実態を認めた。
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2014年10月4日16:00
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天王坂通行止め解除
8月16日豪雨災害で全面通行止めが続いていた県道賀茂春日線天王坂の通行規制が10月3日正午、 解除された。
春日側の仮復旧工事が完了した。 災害査定の後、 本復旧工事を行う。
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2014年10月4日15:54
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カフェ「RH BAGELS (アールエイチ ベーグル)」
古民家でベーグル
10月1日にオープンしたばかりのニューヨークスタイルのベーグルカフェ。 前川浩仁さん (37) が築百数十年の2階建ての実家を吹き抜けにして改装。 1階、 中2階、 2階にゆったり寛げる席をつくり、 オープンテラスも併設。
4種類から選ぶお好みの具と、 篠山産のフレッシュサラダを挟んだ手のひらサイズのベーグルサンドと、 トルティーヤチップス、 サルサソースが付いた 「ベーグルサンドボックス」 (850―900円、 ドリンク付き1000円) が一押し商品。
ディナーは4種類のピザと3種類のパスタ、 本日のおすすめ料理を用意。 ピザは毎日粉から練り、 1日発酵させた自家製生地を使っている。
【メモ】テイクアウト可。 西町交差点から東へ50㍍。 駐車は市営西町駐車場へ。 ランチは午前11時―午後2時、 カフェ (土日祝のみ) は午後2―5時、 ディナーは午後6―10時。 定休は月、 火曜。 電079・550・4598。 篠山市西町55
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2014年10月2日21:51
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味間認定こども園整備候補地に丹南健康福...
2016年度の開園を目指す味間認定こども園の一体施設の整備事業を検討する「第2回味間認定こども園整備検討委員会」(委員長=酒井隆明市長)が2日夜、丹南健康福祉センター(網掛)で開かれ、整備候補地を同センター北の職員駐車場(市有地約2000平方㍍)と農地(2800平方㍍)にする方向性を固めた。
市は、平野斉副市長と味間在住の市職員で構成する庁内のプロジェクトチームで候補地を検討。同委員会で8つの候補地のメリットとデメリットなどを説明し、良好な自然環境や健康施設の隣接、駐車場の確保、市有地の活用などから、丹南健康福祉センター北の用地を最有力候補地とした。出席した15人の委員から大方の賛成を得た。
今後、地権者との交渉、地元や保護者への説明、篠山再生計画推進委員会の審査などを得て、29日に開く次回の検討委員会で整備地を確定する。