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2014年10月23日08:48
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創刊90周年
本日号特集の通り、 丹波新聞は90年前の1924 (大正13) 年10月に 「丹陽新聞」 として創刊された。 時の与党、 憲政会 (後に立憲民政党) 系の地域政治グループの機関紙で、 創刊号には加藤高明首相を初め高橋是清、 犬養毅といった重鎮が祝意の揮毫を寄せている。 ▼西下する犬養逓信相の列車に記者が乗り込んで、 「話は政局から趣味談義まで及び、 来月に大阪の大会に来る際、 丹波にも立ち寄る日程にするよう秘書に指示した」 との記事。 ▼保守系の2大政党が支配していた当時だが、 「安倍磯雄氏率いる社会民衆党結成へ」 のニュースも。 「中学で軍事教育を実施することで軍と文部省が合意」に対し、「軍事教育は、 自由と個性を尊重すべき教育を破壊する」 との社説も登場し、 大正デモクラシーの片鱗をうかがわせる。 ▼固い政治記事だけでなく花柳界の話題など軟らかい記事も結構載っているが、 紙面の派手さとは裏腹に、 月3回の発行体制が3カ月後には崩れ始め、 4年後に経営困難となったのを、 初代小社社長の小田嘉市郎が引き継いで 「丹波新聞」と改題、一般商業紙として再スタートした。 ▼しかし戦時体制に向かう中で道は決して平坦でなく、 険しく厳しかった。 戦後復刊後も幾多の難局を多くの読者に支えられて乗り切り、 丹波新聞は90周年の今日を迎えたのである。(E)
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2014年10月23日08:48
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大久保重明氏訃報
大久保重明氏 (おおくぼ・しげあき=元竹田小学校長) 17日午後零時21分、 急性心筋梗塞のため、 豊岡市内の病院で死去、 77歳。 自宅は丹波市市島町梶原802。 葬儀は20日おこなわれた。 喪主は娘婿、 祐士(ゆうじ)氏。
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2014年10月23日08:47
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荻野巨舟氏訃報
荻野巨舟氏 (おぎの・きょしゅう=元旧制柏原中、 同柏原高女、 柏原高教諭) 15日午後8時22分、 和歌山県御坊市内の病院で死去、 97歳。 自宅は和歌山県日高郡美浜町三尾170。 葬儀は17日おこなわれた。 喪主は妻の文子 (ふみこ) さん。
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2014年10月23日08:47
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秋の盛り、そして
車を運転していると、 前方50㍍ほど先に薄茶色の物体。 猫にしては大きいと思っていたら、 通り過ぎざまに目があった。 立派なサルだった。
私の実家、 京丹波町での話である。 そして、 このおサルさんの実家は篠山だとか。
市内には4つの群れが確認されており、 サルに取り付けられた発信機の情報から、 京丹波に隣接する西紀北地区などを主な行動範囲にしているA群が越県して来ていることがわかっている。
私が見かけた際は地域の方がロケット花火を打ちまくっていたが、 サルはどこ吹く風。 器用に柿をもいでほおばっていた。 ほかにもコメやジャガイモ、 クリなども食べられ、 農家を悩ませている。
季節は秋の盛り。 黒枝豆を中心に丹波の実りを楽しもうと、 都市部から多くの観光客が押し寄せている。 しかし、 その裏側で農家は、 天候だけでなく、 獣ともし烈な争いを繰り広げている。 それらを越えて売られる作物であることを、 観光客にも知ってほしい。
父がぽつり。 「あのサルたち、 篠山からバスで迎えに来てくれてないやろか」。 押し付け合いではない対策があればいいのだが。 (森田靖久)
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2014年10月23日08:47
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また、 会えるといいね。
晴天に恵まれた先週末、 地元の味まつりに参加した。 地域密着のおまつりで、 出店者のほとんどが篠山市内で活動している人たちである。
男性の自立を目的の一つとする料理教室 「うまい会男の腕まくり」 さん考案の 「篠山牛はみ出し丼」 は、 霜降りの篠山牛と、 香り高い住山のごぼうをふんだんに使った一品だ。 テントの中でフライパンを並べ、 会員さんたちが一生懸命丁寧に目の前で牛肉を炒めている。 そんなパフォーマンスと香りに誘われ、 朝から大行列である。 お客さんたちは列に並んでいるあいだ中、 牛肉をじゅうじゅう炒める音を聞き、 香ばしい香りに鼻をくすぐられ続ける。 1杯400円が飛ぶように売れて、 土、 日曜の両日共に早々と完売になった。
その他に、 「ささやま暮らし開き・風味里 (ファミリー)」 さんが収穫したての小松菜を使った焼きそばや香ばしい揚げパンを、 産業高校、 東雲高校の生徒さんがこだわりのクッキーやパンを、 味間小学校6年生が育てた黒枝豆を売り歩き、 商工会女性部さんが篠山のもち米を使った杵つき餅を、 そして、 丹南地域の生産組合さんが採れたての農産物を並べ、 青い空にはワークショップで作った紙飛行機が気持ちよそうに舞っていた。
平和におまつりができて、 みんなでそれを楽しむことができる。 それは当たり前なことではなくて、 とても幸せなことなのだと思う。 今年も自然の恵みをいただけたこと、 みんなと笑い合えたこと、 あなたとまた出会えたことに、 ありがとう。
(土性里花・グループPEN代表)
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2014年10月23日08:44
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体験基に7冊目小説 昭和の時代振り返る...
作家の西安勇夫さん (61) =丹波市市島町与戸=が7冊目の小説、 「本卦 (ほんけ) 還り」 (税込1200円、 東京図書出版) を出版した。 還暦の主人公が40年ぶりの山東中学校同窓会をきっかけに、 様々な事象と自身の経験を重ね合わせながら、 昭和の時代を振り返る内容。 西安さん自身の体験を基にしたフィクション。 丹波地域の固有名詞が多く登場する。
写真・昭和の時代を振り返った小説「本卦還り」を発行した西安勇夫さん
「友からの年賀状」 「還暦」 「Amigo」 「捜索」 「戦前」 「高度成長期の寵児 (ちょうじ)」 「失われた20年」 「安定成長期」 「再会」 の9章から成る。
「戦前」 の章は、 「自分が生まれる前のこと。 学校で教わったのはほんの一部で、 知らないことが多く、 調べれば調べるほど興味がわいた」 と話し、 日中戦争から第二次世界大戦に至る戦争への道のりを事細かに表現した。 好きなコラムニスト山本夏彦さんの文章も引用し、 厚みを持たせた。 戦後の自分の少年時代、 自動車部品製造会社でのサラリーマン生活などを思い起こし、 経済の変動、 社会の変化をとらえ、 同窓会本番の様子で締めるなど、 硬軟織り交ぜた。
西安さんは、 「子ども時代は貧しかったが、 家族が寄り添って生活し、 楽しい思い出が残っている。 高度成長が暮らしを少しずつ変えた。 金が全てのような風潮の今、 日本の良さが失われつつある。 日本人の心を取り戻すきっかけになれば」 と執筆の動機を話している。
篠山産業高校を卒業後、 ハイレックスコーポレーションに入社し、 アメリカの現地法人副社長などを経て退職。 2005年に作家デビューした。
発売記念サイン会を26日午後2―4時にゆめタウン (氷上町本郷) で開催する。 西安さん (0795・85・1317)。
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2014年10月23日08:44
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ぼたん鍋を「缶詰」に 「秘伝のたれを自...
伝統の味、 手軽にいかが?―篠山市二階町の料理旅館 「近又 (きんまた)」 が、 ぼたん鍋の缶詰を開発し、 同店での販売を始めた。 インターネットなどを利用した本格スタートはイノシシの狩猟解禁となる11月15日をめどに始める予定。 郷土料理をいつでもどこでも味わえるようにした老舗は、 「秘伝のたれを使ったぼたん鍋を自宅でも楽しんでもらえれば」 と話している。
写真・料理旅館 「近又」 が開発したぼたん鍋の缶詰=篠山市二階町で
420㌘入りで1600円 (税別)。 篠山産のイノシシ肉をメーンに、 ニンジンやゴボウ、 サトイモなどの野菜を同店のみそだれで煮込んだ。
日持ちがいいことや、 缶詰がブームになっていることなどから、 ぼたん鍋の缶詰開発を計画。 同店では栗の渋皮煮など、 さまざまな瓶詰商品は販売してきたが、 缶詰は今回が初めてで、 「缶詰にしたときの味など、 試行錯誤の繰り返しだった」 (同店) と振り返る。
缶詰として食べるほか、 鍋に移して、 白菜や白ネギ、 きのこ類などと一緒に煮込んで食べることも薦めている。
また、 今後もさまざまな地場産料理や同店の味を缶詰にしていく予定。
女将の森本初美さんは、 「篠山の味をお歳暮などにも使ってもらえたら」 と言い、 「震災など、 さまざまな災害もあり、 缶詰の需要が増えている。 ぱっと食べられるものでも、 ぜいたくな気分を味わってもらえたらうれしい」 と話している。
インターネットでは、 同店のホームページなどで販売する。 同店 (079・552・2191)。
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2014年10月23日08:43
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春日の作家合同展「秋・工房展」
10月25、26の両日午前10時―午後4時、「渓水工房」(丹波市春日町黒井)と「ギャラリーAO」(同町鹿場)で、春日の作家合同展「秋・工房展」が開かれる。 渓水工房には、 芥川清・啓子さん夫妻の陶芸作品や陶磁器、 ギャラリーAOにはジェームス・イラズムスさん、 千尋さん夫妻の陶芸作品と丹波布製品が並ぶ。
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2014年10月23日08:43
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3劇団で合同出演 鳳鳴高演劇部も 26日...
「丹波の森演劇祭」 の第2日目公演が10月26日、 丹波の森公苑で開かれる。 午後1時半から篠山鳳鳴高校演劇部が 「お役に立ちま戦隊?!ジャマナンジャー。」 を、 午後3時から劇団水彩パルチザン、 演劇塾くろまめ、 劇団シーブの3劇団が合同で 「晴天こんこん」 を上演する。 入場料大人500円、 高校生以下無料。
「晴天こんこん」 は、 パルチザンの足立知也団長 (34) =氷上町=の作・演出。 劇中、 くろまめ、 シーブの各団で物語が展開するパートは、 各団で創作している。
大学4年生で就職活動中の 「わたし」 が、 不思議な力をもった狐・妖狐たちに出会い、 過去と現在が交錯しながらストーリーが展開していく。
主人公を務めるのは、 パルチザンの中道一綺さん (宝塚北高演劇科3年) =山南町。 子どものころの主人公を演じる荻野菫さん (進修小3年) と山本心南さん (同) は、 「本番で大きな声を出せるように練習をがんばりたい」 (荻野さん)、 「練習で教わったことを本番に発揮したい」 (山本さん) と抱負。 また、 妖狐を演じる近藤珠理さん (柏原高校1年) =氷上町=は 「大人っぽい役だが、 がんばってなりきりたい」 と話していた。
足立団長は 「3劇団でやるのは3回目だが、 垣根なくやれるようになった。 年齢も8歳から59歳と幅広い。 いろんな人たちの演技を見に来てほしい」 と話している。
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2014年10月23日08:42
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篠山市内外15作家がクラフト合同展 10月25...
「里山工房くもべ」 (篠山市西本荘、 旧雲部小学校) で10月25、 26の両日、 クラフト作家合同展 「ささやま・くもべ里山ピクニック」 が開かれる。 実行委員会の主催。 両日とも、 午前11時―午後4時。
作家の青木有利子さん (県守)、 伊藤岱玲さん (殿町)、 工房上碗空 (知足) の陶器や、 中村伸一郎さん (畑市) の手作り家具、 宮崎英彦さん、 恵巳さん夫妻のガラス工房 「るん」 (西谷) のガラス作品、 革工房mimi (西本荘) の革細工など市内外15作家の作品 (染織、 張り子、 からくり玩具など) が並ぶ。
問い合わせは、 同工房 (079・556・2570)。
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2014年10月23日08:42
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第30回篠山中学校吹奏楽部定期演奏会
10月25日午後1時半から、 たんば田園交響ホール (篠山市北新町) で「第30回篠山中学校吹奏楽部定期演奏会」が開かれる。 部員33人が、 日ごろの練習の成果を披露するほか、 節目の演奏会として寸劇やダンスも上演する。
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2014年10月23日08:41
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「薬と健康の週間」講演会
10月25日午後2時半―4時、 篠山市民センターで、 県立柏原病院歯科口腔外科の連 (むらじ) 利隆さんが 「HIV/AIDSの最近の傾向と若者の性行動」 と題して講演する。 参加無料。 県薬剤師会摂丹支部と篠山市薬剤師会 (079・590・1920) の主催。
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2014年10月23日08:37
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こども園整備は「妥当」 篠山再生計画推...
2016年度の開園を目指す味間認定こども園の一体施設の整備事業の投資的事業の妥当性を審査する 「篠山再生計画推進委員会」 (菟原元彦委員長、 7人) が10月21日、 丹南健康福祉センターで行われ、 投資的事業としての選定基準を満たしていると判断した。
市教育委員会は、 今後、 味間地区の保育ニーズが高まることや、 2016年度には園児数がピークを迎え、 保育の収容能力が不足することなどを挙げ、 一体施設を丹南健康福祉センター北に整備することを説明した。
また、 市政策部が事業を実施した場合の財政見通しを説明。 今年度は測量、 設計などに7500万円、 15年度は工事費に5億9800万円。 計6億7300万円に加え、 用地買収費 (約2800平方㍍、 費用は未定) がかかる見通しを示した。
委員からは、 「子育て施策の視点から必要性などがある」 「選定基準を満たしている」 などの意見の一方で、 「園児数に基づいた長期的な受け入れ計画を」 「味間地区以外の園児数が減らない施策を」 「周辺地区から味間地区への人口の流れがさらに促進されるのでは」 「 (最初の候補地2案にあがりながら、 最終的に候補地の優先順位が下がった) 音羽の森について、 関係者に精神的苦痛を与えたのでは。 候補地をあげる過程を精査し、 地元の人に苦痛を与えないよう教訓にしてほしい」 「建築資材高騰の折、 予算の上限を決めては」 「当初の計画より高額になったので、 節約できるところは節約しては」 などの意見が出た。
同委員会は、 市が行う1億円以上の投資的事業の▽必要性、 緊急性、 優先性がある▽再生計画策定時 (2008年) の収支見通しよりも悪化するおそれがないこと―の選定基準を審査する酒井隆明市長の諮問機関。
候補地選定の説明会を、 26日午後7時半から、 丹南健康福祉センターで味間地区の住民対象に開く。
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2014年10月22日15:36
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統合新病院の整備「氷上工業団地」と提言
第2回県立柏原病院と柏原赤十字病院の統合再編検討懇話会(座長=邉見公雄県参与、全国自治体病院協議会長、15人)が22日、市役所柏原支所であり、2018年度の開院を目指し整備する新病院の位置を「氷上工業団地」と提言した。懇話会は2度で終了する。
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2014年10月22日13:39
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迫力あり笑いあり「大相撲丹波場所」 千...
丹波市合併10周年を祝うとともに8月16日豪雨災害の被災地を元気づける 「大相撲丹波場所」 (同実行委員会主催) が20日、 愛育館 (市島町上田) であり、 満員御礼の2300人が来場した。 観衆たちは、 幕内力士の取り組みを通し関取の凄みを感じると共に、 「初切 (しょっきり)」、 「子供の稽 (けい) 古」 などでユーモラスに振る舞う力士の姿に触れた。 郷土力士の千代栄 (本名・岸栄太さん、 24歳、 春日町七日市出身、 九重部屋) は両横綱に匹敵する大声援に応え、 押し出しで故郷に錦を飾った。 ファンは会場の内外でサインを求め、 記念写真に収まった。
写真・得意の押し相撲で勝誠を破り、 故郷の丹波場所で白星をあげた春日町七日市出身の千代栄 (中央) =愛育館で
朝稽古で横綱白鵬は、 平幕の遠藤に胸を貸した。 白鵬の 「かわいがり」 に遠藤が、 四つん這いに崩れ落ちる場面もあった。
「子供の稽古」 では、 いちじま (同町上垣)、 あいいくの丘 (同町中竹田) 両認定こども園の5歳児30人が、 関脇・豪風ら4力士の胸を借りた。 関取衆は片手で園児を高々とつかみ上げて怪力を見せる一方、 園児に押し出されて派手に土俵下に吹き飛んだりと、 コミカルな動きで観衆を笑わせた。 関取の片足を持ち上げる 「足取り」 に出た、 あいいくの丘の林優利君 (6) は、 「おばあちゃんに 『右足を持ち上げるんや』 と作戦を聞いていた。 足は重たかった」 と話した。
千代栄 (幕下三十四枚目) は、 勝誠 (同十九枚目) と対戦。 大声援に後押しされ、 得意の突き押しで攻め立てるも体を入れ替えられ土俵際に。 会場から 「ああ」 と悲鳴が響くなか、 体勢を立て直して攻め続け、 土俵外に突き出した。
千代栄は 「地元の人の前で緊張したが、 得意の押し相撲が取れた。 相撲を見て被災地のみなさんに少しでも元気になってもらえたら」 と話した。
化粧まわしをしめた幕内力士の土俵入りに続き、 関取が14番。 遠藤は大砂嵐に土俵際で2度高々と吊られながらも粘り、 腰を落として寄り切った。
三役では、 仕切り前に大きくのけぞるパフォーマンスで会場を沸かせた大関琴奨菊が、 大関稀勢の里を寄り切った。
結びの一番は、 鶴竜が白鵬を寄り切り、 横綱対決を制した。
2日前から並び、 最初に前売り入場券を買った段畑紘次郎さん (22) =市島町東勅使=は、 「砂も塩も飛んで来た。 力士同士がぶつかる音がすごかった」 と話した。
大槻一義さん (66) =同町岩戸=は、 「関取の肌、 つや、 素晴らしい体格に見ほれた。 鶴竜は優しい顔をしていた」 と余韻にひたっていた。
会場の外で力士を待っていた近くのデイサービス 「一期一会」 利用者の芦田七五三子 (しめこ) さん (82) は、 「4人ほど握手してもらった。 一生に一度のことでうれしい」 と顔をほころばせた。
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2014年10月19日08:58
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小中高生対象にホッケー教室 10月25・26日...
篠山市ホッケー協会は、 10月25、 26の両日、 篠山総合スポーツセンター (郡家) の人工芝グラウンドで 「第12回篠山市ホッケー協会長杯 (愛称・ささやまカップ)」 を開く。
25日は、 小学男子の部、 小学女子の部に加え、 小学3年以下対象のキッズの部、 保護者らが参加するマスターズの部を実施。 26日は、 一般高校男子の部、 一般高校女子の部を行う。
兵庫県のほか、 鳥取、 広島、 滋賀、 大阪、 京都から計41チームが参加。 篠山市内からは過去最多の15チームが出場する。
また、 両日とも、 大会と同時進行で小中高生を対象にしたホッケースクールを開催。 講師は、 丹南中学校ホッケー部OBで東京ガスホッケーチーム所属の小野田泰良さんが務める。 ホッケーに興味のある人の参加を募っている。 受講無料。
受講希望者は、 篠山市ホッケー協会事務局の岡花さん (090・3271・1636) へ。
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2014年10月19日08:57
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新病院の場所など意見聴取 10月22日、懇...
第2回県立柏原病院と柏原赤十字病院の統合再編検討懇話会が10月22日午後1時から、 丹波市役所柏原支所で行われる。 議題は、「新病院などの整備場所」と「新病院などの機能のあり方」を予定している。
委員は、 丹波、 篠山両市の市長、 医師会長ら15人。 会議は非公開。
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2014年10月19日08:54
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心で味わう
実りの秋は、 おいしいものが出回る季節。 とりわけ丹波の秋は、 舌をうならせる農産物が多い。 その味わいをしみじみ楽しむのだが、 相馬御風 (ぎょふう) は 「味わいは物にあるのではない」 と言った。 御風は、 童謡 「春よ来い」 の作詞で知られる詩人であり、 文筆家だ。 ▼ 「味わいは、 味わう人にある。 味わう人の心にある」 と御風は言う。 家の中でごろごろしながら美食をむさぼるよりも、 山に登って食べる握り飯の方がよほど美味であるように、 「すべての物の味は、 それを味わう人の心にある」 というわけだ。 ▼粗末な食でも心が働きさえすれば至上の味わいとなるように、 庭や野に生える名もない草花も、 一見すれば変哲のない風景も、 心の働きようによっては情趣を覚え、 味わい深いものとなる。 そんな見方ができるのは、 私たちが人だからこそだ。 ▼ヒトを定義して、「ホモ・サピエンス」という。「賢い人」 「知恵のある人」 などと訳され、 ヒトと動物との違いを、 知性の有無に求めるのだが、ホモ・サピエンスのもともとの意味は 「味わう人」 であるそうだ。 味わうという行為は、 人の根源であることがわかる。 ▼田園生活者だった御風は、 村の自然や生活にも味わいを見いだした。 時まさに、 村里が鮮やかな装いとなる秋。 せいぜい味わい、 人である喜びにひたりたい。(Y)
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2014年10月19日08:54
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ジュリアの文化祭
秋といえば運動会と文化祭、 高校時代、 勉強などそっちのけで応援団の練習に夢中になった頃を思い出す。
娘から 「ジュリアの高校生活最後の文化祭なんだけど、 ダンスを観に来てくれない?」 と電話。 ジュリアは一番最初の孫で、 九月に十八歳。 三歳からモダンバレエを習い、 東京へ引越してからはクラッシックバレエ、 そして高校に入ってからはロックダンスと、 とにかく身体で表現することが大好き。 文化祭は土、 日と二日、 土曜日に行くことにする。
高校のある西八王子駅までの経路を調べたら、 新幹線の新横浜から横浜線に乗るのが早いと出た。 家から約三時間半で娘と落ち合うことができた。 妹のアイリーンも来ていて、 一緒に校門をくぐる。 学生たちが張り切って受付をしている。 まずは中庭でダンス部のパフォーマンスがあるというので陣取る。 この学校のダンス部は都内でも優秀で、 一昨年はダンス甲子園にも出たとか。 ジュリアの学年は残念ながら予選落ちだったが、 ダンス部中心の高校生活を過ごした。 文化祭が終わると、 三年生は受験一本に専念するとか。
体育館でのダンス公演が始まるまでの間、 各教室での催し物を見て回る。 お化け屋敷、 釣り堀、 音楽演奏、 喫茶店など、 呼び込みの声も賑わしく、 五十年前の高校時代を思い出す。 隣町の高校に通うユウジンも合流して一緒に観ることができた。 ロックダンスはヒップホップの原型で、 とても激しいダンス。 「踊っているときが一番幸せ」 と言い切るだけあって、 終始笑みを絶やさず踊る姿に、 こちらも大きな喜びを貰った。
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2014年10月19日08:54
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田晴通氏訃報
田晴通氏 (でん・はるみち=丸十ロッカー取締役会長、 関西丹波市郷友会会長) 15日午前7時30分、 茨木市内の病院で死去、 73歳。 自宅は伊丹市西台4ノ1ノ26。 葬儀は18日おこなわれた。 喪主は長男、 晴行 (はるゆき) 氏。
1999年より関西丹波市郷友会会長を務め、 市内の活躍する小中学生や関連育成団体を助成。 また田捨女12世として、 ステ女俳句ラリーの振興などに尽くした。