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2017年10月5日10:27
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良い秋休みを頂きました♪
ブルーベリーが終わればひと段落ついて、少しゆっくり出来ると思いきや、母ちゃんは出荷したものを回収する作業に追われ、払うべきものを支払い、そして何よりも夏の2カ月間、放置状態だった子供部屋を、泣く子がさらに慌てふためくほどの鬼の形相で手当たり次第掃除し、綺麗さっぱり作業場も片付け、人参とゴボウの畝の草引きを。一方で父ちゃんは秋冬野菜の段取りを猛スピードで進めながら年に一度のお疲れさま温泉旅行の計画立て。
子供たちは運動会の猛練習。秋晴れの中、一生懸命練習してきた成果を見せる凛々しい娘。幼馴染の子と組体操をする姿に、あんな小さかったのにと涙する母ちゃん。スイカ音頭でお調子者発揮のチビタ。消防団の発表で一人ニヤニヤ笑いながら行進する父ちゃん。
そして翌日から、一大イベントの温泉旅行!福井の恐竜博物館に、金沢の城下町の散策、全長8キロの砂浜の千里浜海岸を車でドライブ&水遊び。富山、黒部のトロッコ列車で寒さに震え、最後は志賀高原をロープウェイで上がり、煙をたなびかせる浅間山山頂に遠く富士山を垣間見てと、もう驚きのフットワークの軽さで動きまくっていた。合間の宿泊では誰が一番たくさん温泉に入るか回数を競い、上げ膳据え膳で、もう身も心も大満足。隙あらば、宿でも車中でも眠りこける母ちゃんを子供たちは「なんでそこまで寝られるん?眠り姫ならぬ、居眠りオバサン、ノビ太なみ!」と言い出す始末。ハイ、充電満タン、また1年頑張れます!(古谷暁子・ブルーベリー農家)
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2017年10月5日10:26
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劇団「ポポロ」 人形劇を上演 10月22日...
人形劇団ポポロによる人形劇「ぞうの鼻はなぜ長い」が10月22日午後1時半から、ライフピアいちじま(兵庫県丹波市市島町上田)で開かれる。同市の主催。
知りたがりやの子どもの象がいろんな動物たちに不思議を質問、ワニが何を食べているのかの答えを探し旅に出るというストーリー。楽器の生演奏で物語を盛り上げる。
上演前に、楽器の紹介や演奏を楽しむコーナーもある。
入場料500円。前売り券は各住民センターなどで販売。市まちづくり部文化・スポーツ課芸術文化係(TEL0795・74・1050)。
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2017年10月5日10:18
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市歌作曲「冥利に尽きる」 作曲家の千住...
写真・丹波市の歌について語る千住明さん、足立さつきさん、谷口進一市長(左)=たんば黎明館で
兵庫県丹波市の歌の作曲を担当する作曲家の千住明さん、同歌制定委員長のソプラノ歌手足立さつきさん、谷口進一市長の鼎談「こころに響く丹波市の歌をつくろう」が10月2日、たんば黎明館(同市柏原町柏原)であった。千住さんは過去からのバトンをつないで現在の丹波市が存在するとし「バトンをつないでいく作業。合併で一つの歌を作り、みなさんの心のコミュニケーションの道具として(曲を)作れることは今の時代を生きる作曲家冥利に尽きる」と思いを語った。
作曲にあたり、丹波市を知ってもらおうと、市が招いた。
足立さんは「合唱曲として全国に広まり、『これが丹波市の歌か』と知られるようにするのが野望」と笑わせ、「かめばかむほど味が出る合唱曲になるよう切に願っている」と注文をつけた。
千住さんは「メロディーラインをどうつくるかが大事。単旋律を聞いてもらって詞をつけてもらう」と語った。
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2017年10月3日09:00
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篠山鳳鳴高と神戸大篠山FS 綿栽培し初...
写真・綿の収穫を行った篠山鳳鳴高校の生徒と神戸大学の学生ら=兵庫県篠山市北で
綿を種から栽培し、糸を紡いで、製品を仕上げ、販売にもつなげるプロジェクトに取り組んでいる篠山鳳鳴高校インターアクトクラブと神戸大学篠山フィールドステーションがこのほど、篠山市北の畑で初めて綿の収穫を行った。時期が早かったことなどもあり、収量はわずかながらも、素材を作り上げることに成功した生徒ら。さらに“高大”の連携を進めながら、今後、どのような製品を作り、モノづくりを通してどのような人を巻き込んでいくのかなどを考えていく予定。
両者の連携は昨年からスタート。大学側は高校生ならではのアイデアを研究に取り入れること、高校側はゼロからのモノづくりの技術を学んだり、大学の研究を体験することを目的に事業を展開している。
生徒らは昨年、同大学研究員で、染織やものづくりを通した生活のデザインなどに詳しい板垣順平さんから、綿の歴史を学んだほか、糸つむぎ体験を実施。普段、何気なく使用している布製品がどのようにして作られているかを実感した。
その後、今年に入って播種作業を行い、草刈りなど整備を進めながら収穫を待っていた。
収穫には生徒のほか、神戸大学農学部の学生らも参加。天候の影響などもあり、生育はまだまだながら、少量の綿を収穫したほか、さらなる生育を促すために雑草の除去などに取り組んだ。
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2017年10月2日09:01
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黒枝豆の季節到来 10月5日、解禁セレモ...
丹波篠山黒枝豆の販売解禁セレモニーが、10月5日午前9時45分からJA丹波ささやま味土里館(兵庫県篠山市東吹)で開かれる。丹波篠山特産物PR戦略委員会(会長=澤本辰夫・JA組合長)の主催。また、同日を機に都市部へ出向いての特産物PRキャンペーンが展開される。
解禁セレモニーでは、枝豆樽びらきと合わせて解禁を宣言。枝豆の振る舞いや販売が行われる。
また、同日から翌6日(正午―午後6時)にかけてJR大阪駅構内アトリウム広場で、11―13日(午前10時―午後4時)にはそごう神戸店新館5階ひょうごふるさと館で実施される「秋の味覚PRキャラバン」に参画。26―27日(午前11時―午後8時)には東京のJR新橋駅前で行われる交流物産展に出店する。
篠山市丹波篠山黒まめ係によると、今年の作付面積(8月中旬集計)は約700ヘクタール。「昨年と比べ、実のふくらみがやや早いが、深刻な病害虫の被害もなく、平年並みの作柄では」とみている。
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2017年10月2日09:00
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柏原をライトアップ 10月7、8日 織田...
写真・昨年12月、大学生が行ったキャンドルナイト
10月9日午前10時―午後4時、柏原中心市街地などで開かれる「柏原藩織田まつりと丹波かいばらうまいもんフェスタ」(同実行委員会主催)。今年は、夜の柏原の魅力を発信しようと、7、8日の両日の午後6―9時、柏原八幡宮からたんば黎明館の道路沿いでライトアップやロウソクをともすなどの催し「かいばらライトアップ」を初めて開く。
昨年12月、柏原中心市街地のまちづくりを地元とともに進めている関西学院大学の学生団体「ウェイクアップ柏原」(7人)が、木の根橋周辺でライトアップをし、ロウソクをともすキャンドルナイトを開催、好評だったこともあり、今回、同大、観光まちづくりの会、まちづくり柏原が企画した。
たんば黎明館では、午後6時半と同7時からの各15分間、同大のプロジェクションマッピングサークル「SHADECOR」が同館の壁などを使ってプロジェクションマッピングを行う。木の根橋と柏原藩陣屋跡では照明デザイナーの長町志穂さん、道路沿いの白壁では観光まちづくりの会がそれぞれライトアップを行う。また、大手通りでウェイクアップ柏原がロウソクを灯したガラス瓶約1500個を並べる。午後5時から柏原自治会館駐車場で模擬店を開く。
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2017年10月1日09:00
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リュックサック
句会のために丹波へ帰るとき、どのカバンにしようか迷う。一泊なので大した荷物はない。着替え一組、化粧道具、泊った翌朝用のパンと果物、句会用の電子辞書と車中用の本など。句会場への送迎をしてくれる句友が「買い物あったらスーパーへ寄るわ」と言ってくれるが、たった一泊だし、残ると困るからということでパス。
さて、いつもは小さめのキャリーバッグにするのだが、これだと常にエレベーターかエスカレートに乗らないとつらい。以前キャリーバッグを提げて急いで階段を駆け降りて捻挫したこともある。そこでリュックも選択肢に。リュックといえば、私の年代だと遠足のイメージ。ところが先月末、茅ヶ崎からの帰り、横浜のホテルに泊まった時のこと。朝食会場の真下の動く歩道を、通勤の人たちが列をなして移動中。「そうか今日は月曜だからなあ、我々は毎日が日曜だけど大変だなあ」などと、夫と朝食バイキングをゆったり。「ねぇ、女性も男性もリュックの人が多いと思わない?かっこいいね」「そういえばそうだね」「私も今度丹波へ行くときリュックにしてみようかな」「両手が空くから転んでも手を付けるから顔面強打はないかもね」。
というわけで、ガマ口開きになっていて、出し入れ簡単なリュックで丹波へ。両横のポケットにはペットボトルと日傘。ショルダーバッグを斜め掛けすると、まさに「おばあさんの遠足スタイル」。但し背中が暑くて若干肩こり気味。
でも、句会員から貰った飼育箱入りの鈴虫も楽々持ち帰れました。
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2017年10月1日09:00
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政界再編の芽
衆議院が解散した。唐突な解散は過去にもあったが、今回は「なぜ」という声を各方面で聞いた。森友、加計問題を国会で追及され、新聞やテレビで報じられるなか、解散の2文字を隙間に滑らせた。
安倍晋三首相は「してやったり」と思っているかもしれないが、「吉」と出るか「凶」と出るか結果は神のみぞ知る。「野党協議が進まない。今がチャンス」と思っていると、突如小池百合子東京都知事が党首になり「希望の党」をぶつけたが、土壇場で民進党と希望の党の合流。「一強から二極、三極化へ」と政界再編の芽が出始めた。
まさに乱世。生き残りに必死だった戦国の世であれば、どういう作戦で、戦いを勝ち抜いていくのか、城主や参謀の腕の見せ所だろう。
有権者は渦中の人を遠くに見ながら、高みの見物になってはいけない。あくまでも、国民が主権者。憲法や北朝鮮問題への対応、地域においては人口減少対策、介護、地方経済の浮揚策などの課題が山積する。甘い言葉に惑わされずに、しっかりとした意識と目を持って、選挙に臨みたい。「政界の表も裏も見える秋」。
(臼井 学)
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2017年10月1日09:00
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市島町...
大杉ダム自然公園(兵庫県丹波市市島町徳尾)の周辺整備に関し、前山地区自治振興会の関係者が補助金を不正受給していた問題で、関係者が新たに、ダム公園とは別の災害復旧事業でも補助金を不正受給していたこと、ダム公園整備事業の一部で、業者の見積書を改ざんし、工事費を水増しし、市の補助金を過大に受給していたと市に伝えていたことが、9月29日の市議会予算決算特別委員会で明らかになった。市議会は同日、地方自治法100条に基づく調査特別委員会を設置。不正の舞台となった補助金を含む昨年度の市一般会計決算を不採択とした。
市によると9月28日の朝、不正への関与を認めている同公園管理委員長、前山地区自治振興会長ら関係者4人が市役所を訪れ、管理委員長が、他の事業でも補助金の不正受給に関わったと報告した。面談した鬼頭哲也副市長によると、ダム以外の治山、農地復旧、シカの防護柵、法定外公共物(里道や水路)の復旧などで不正を働いたことを打ち明けたという。具体的な事業名や個所数は改めて調べた上で報告するとし、詳細な説明はなかったという。ダム公園管理委員長という立場ではなく、委員長が個人の立場で様々な事業で不正に関与したという説明だったという。
また、ダム公園の不正について、これまでの説明では、地元負担をゼロにするために領収書を偽造し、三者から見積もりをとったうえで一番安い業者を選定し、市の補助金内で工事をするよう値下げ交渉したとしていたが、一部工事は、見積書を偽造し、工事費を水増ししていたと説明を変えたという。
市は、ダム公園について、受注業者だけでなく、見積もりを提出した業者も含め、業者に協力を依頼し、事実関係の把握に努めている。
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2017年10月1日09:00
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写真で“味間の魅力”再発見 まち協が作...
味間地区まちづくり協議会(谷後幸一会長)は、味間の魅力を再発見しようと、写真コンクールを開く。11月15日―来年1月30日の期間、作品を募集する。
味間地区内で1年以内に撮影したもので、内容は不問。
サイズは、A4、四つ切、ワイド四つ切のいずれか。カラー、モノクロは問わないが、組み写真や合成写真は不可。応募点数は一人3点まで。本人が撮影したもので、未発表作品に限る。応募作品は返却しない。
審査は来年2月上旬に行う。入賞作品の連絡は2月中旬、受賞者に直接連絡し、3月に表彰式を予定している。受賞作品はフィルム原版、画像データを提出する。入賞作品は、四季の森生涯学習センター東館で展示予定で、同協議会の広報紙やホームページなどに無償使用する。
問い合わせなどは、同協議会事務局(火、金曜午前9時―午後1時。TEL079・506・1165)。
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2017年10月1日09:00
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身土不二
田ステ女にこんな句がある。「松たけはただ一秋を千とせ哉」。マツタケの季節を待ち焦がれる思いを詠んだものという。その思いはよくわかる。しかし、過日、篠山でとれた初物のマツタケが祝儀相場も手伝い、キロ単価100万円の値がついたらしい。どんなに焦がれても、遠のくばかりのマツタケだ。
丹波の秋の味覚はマツタケだけではない。先日、我が家の食卓に栗ご飯が登場した。新米のうま味に栗の甘味が加わり、格別だった。今年初めての栗ご飯。秋の訪れを舌でも味わった。旬の食べ物は、そのもの自体の味だけでなく、季節も味わえる。
郷土史家の細見末雄氏によると、栗の産地として最初に丹波の名前が現われたのは平安時代の法令集「延喜式」だという。当時から丹波は全国最大の栗の産地だったようだ。江戸時代になると、丹波栗はさらに名をはせ、多くの書物にも書かれた。たとえば、元禄10年の「本朝食鑑」には、「丹波山中にあるものを上とす。その大なること鶏卵大の如し」とあるらしい。
「身土不二」という言葉がある。住んでいる土地でとれた物を体に取り入れるのがいい、という意味。我らの先祖たちが営々と栽培を受け継いできた丹波栗は、身土不二の点でも申し分がない。
丹波の黒枝豆が食卓にのぼるのも、もうすぐだ。(Y)
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2017年10月1日09:00
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「ガチャめし」ヒット...
舞鶴若狭道、西紀サービスエリア(以下、SA)下り線(篠山市東木之部)のフードコートに今年8月、「ガチャコロ」を使った券売機「ガチャめし」が登場し、人気を集めた。どんなメニューが出るかはまさに運頼みだが、遊び心のある企画と、500円で750円相当のメニューが食べられるお得感が話題を呼び、5―31日の期間中、延べ約2万5000人、一日最多2000人が利用する大ヒットとなった。
ネットニュースが火付け役となり、ユーチューバーがお忍びで来店し、その模様を配信したことが、さらに話題を呼んだ。満車のためにSAに入ることすらできない日もあった。結果、赤字覚悟ともいえる値段設定ながら売上は、フードコートのみで130%、SA全体で110%(昨年8月比)。ビジネスモデルの一例として取り上げられるようにもなった。
「一番大変だったのは、増加するお客様に対して、どう対応していくかを考えることだった」と振り返る。仕込みの数がよめない、列が出来る中で導線をどう設定するか、セットは手間がかかるから単品の割合を増やして―など、毎日、営業後に会議を重ねた。来年開業予定の宝塚北SAで研修中のスタッフが応援にかけつけ、通常より10人多い体制で“戦場”を乗り切った。
「エンタメ感、お得感などニーズにマッチすればお客様は反応してくれるということを学び、SAが旅の目的地になったことが何よりうれしかった」と話す。次回はあるのか。「これを定着させたいという思いと、ブームに過ぎなかったのかどうかを確かめる意味で、あと数回は試してみたい」と話した。39歳。
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2017年10月1日09:00
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第538問
丹波市の「劇研・椎の実」が7、8日に丹波の森公苑で行う公演のタイトルは何でしょう?
1.愛の神様
2.恋の神様
3.変な神様
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2017年9月30日15:50
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ドッグカフェ「NOAH」
開放的なドッグラン
自宅横に2年かけて約100平方メートルの天然芝のドッグランを完成させ、9月14日にオープンした。開放的なドッグラン席、ウッドデッキ席のほか、室内にカフェルームもある。
メニューは週替わりのランチセットとスイーツセット。いずれも900円。婦木農場の卵を使うなど、できるだけ地元産の食材を使い、手作りにこだわる。ランチにはミニスイーツやドリンクも付けられる(各400円追加)。ソフトドリンクやノンアルコールビールも用意している。
自家製の季節のジャムや、レジンアクセサリー、布小物などの雑貨を販売している。
兵庫県丹波市春日町新才417-1
tel.090・8192・8126
営業/木、金、土曜の11:00~17:00
ホームページ https://cafe-noah.jimdo.com/
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2017年9月30日09:00
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華やかな舞演じる 丹波西﨑会 30周年記...
写真・「藤娘」を踊る出演者たち=丹波の森公苑で
日本舞踊「丹波西﨑会」の30周年を記念した「西﨑祥舞踊公演」(西﨑流若葉会 西﨑祥舞踊研究所主催)が9月24日、丹波の森公苑で開かれた。会員27人が古典舞踊や歌謡曲など30曲を披露。満席の観客を魅了した。
会主の西﨑祥さん振り付けの長唄「藤娘」では、長く垂れ下がったフジの舞台で丹波新聞社カルチャー教室の受講生13人が出演。手作りのフジの枝の小道具を持ちながら、華やかな舞を演じていた。
また、谷川教室の中川退子さんが卒寿の舞として、西﨑さん振り付けの端唄「松づくし」を踊り、会場から感嘆の拍手が沸いた。
西﨑さんは、古典舞踊を中心にした第一部の最後で地唄「雪」を舞った。無駄を排し、少ない動きでしっとりと内面を表現する地唄舞。足腰にかかる負担が大きいため、足腰も鍛えてきた。80歳になる西﨑さんは、「前からこの年になると、地唄舞を舞いたいと思い、10年以上かけて稽古してきました」と言い、「割と力を抜いて舞うことができ、満足しています」と話していた。
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2017年9月29日09:00
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京阪神からカレー店 10月28日、悠遊の森...
写真・イベント「スパイスだもの。」への来場を呼び掛ける西脇さん(左)と吉竹さん=兵庫県丹波市柏原町大新屋で
音楽とキャンプ、カレーなどを楽しむイベント「スパイスだもの。」(同実行委員会主催)が10月28日午前10時から、丹波悠遊の森(兵庫県丹波市柏原町大新屋)で開かれる。京阪神地域を中心としたカレーの人気店がブースを設けるほか、特設ステージで様々なジャンルの音楽ライブが繰り広げられる。希望者はキャンプをして宿泊することもできる。発起人の西脇和樹さん(32)=同市山南町和田=と吉竹惠里さん(31)=同町岡本=は、「来場してくれる丹波の人と都市部の人、互いに良い刺激になる催しになれば」と来場を呼び掛けている。
カレー店は6店が出店。テレビで紹介された店もブースを設け、スリランカやネパールのカレーなどが楽しめる。辛口が苦手な人や、子ども用のメニューもある。
音楽ライブには、阪神地域のグループを中心に10組以上が出演。活動休止中だった丹波市出身の歌手・小南泰葉さんの復活ライブのほか、人気グループ「ももいろクローバーZ」と共演経験がある「溺れたエビ!」、篠山市のシンガーソングライター・恭加さんらも登場する。午後9時の音楽ステージ終了後には、ステージで映画鑑賞会を開く。
ほかにも、男女の交流の場を設けたり、キャンプファイヤーも行うなど、盛りだくさんの内容になっている。
発起人の2人は、ともにUターン者。帰郷することで、改めて故郷の自然や人の魅力に気付いたという。都市部の人にも丹波の魅力を知ってほしいという思いからイベントを発案し、今年3月ごろから有志を募って企画を練ってきた。
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2017年9月29日09:00
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日本民謡・秀敦会 40年の節目に発表会 1...
日本民謡「秀敦会」(米谷威慶会長)の立ち上げ40年を記念した発表会「日本の民謡 魅惑のしらべ」が10月22日午前11時から、丹波の森公苑ホール(兵庫県丹波市柏原町柏原)で開かれる。会員が各地の民謡を披露するほか、特別ゲストらも招き盛大に開催する。米谷威慶会長(60)=本名・橋本豊康さん=は「40周年の節目となる大切な公演。民謡を通じ、各地の雰囲気も伝えられたら」と来場を呼び掛けている。
会主は、秀敦会を立ち上げた藤本秀敦さん(90)=同町南多田=。オープニングは、秀敦会が所属する「米谷会」の米谷(小杉)真貴子会長らが歌い手を務め、三味線など総勢50人ほどによる「藤寿三番叟」。秀敦会の会員による「会員の唄」コーナーでは、各地の民謡38曲を伸びやかな声で歌い上げる。
賛助出演者の舞台もあり、高橋昌山さん社中が津軽三味線を演奏、柏原郷土民踊保存会が「柏原小唄」を舞う。会主のコーナーでは、副会主の米谷幸貴さん(56)=本名・橋本幸子さん=が民謡「秋の山唄」など2曲を披露するほか、米谷威慶会長らが「ふるさとの郷愁」と題し尺八の演奏を行う。
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2017年9月28日09:10
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兵庫陶芸美術館 楽焼で茶碗作り 受講者...
兵庫陶芸美術館(篠山市今田町上立杭)は10月28日と11月25日の計2日間、同美術館で陶芸文化講座「晩秋の楽焼体験!―自分だけのお茶碗をつくろう」を開く。受講者を募集している。
丹波焼窯元、北村圭泉さんの指導で、茶碗を作陶し、好きな釉薬を掛けて楽焼き用のガス窯で焼成して仕上げる。完成後は茶室で、自分の作品でお茶を楽しむ。
初日の10月28日は午前10時15分―午後3時半。茶碗を制作した後、会期中の特別展「今右衛門の色鍋島」を鑑賞する。
2日目の11月25日は午前10時―午後3時。釉掛けと焼成を行う。完成後は講評会を兼ね、一服を楽しむ。
対象は高校生以上で両日ともに参加できる人。定員15人(申し込み制。応募者多数の場合は抽選)。参加費4500円。
10月5日までに申し込む。同美術館(電079・597・3961、FAX597・3967)。
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2017年9月28日09:09
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戦友
山南町議や丹波発明研究会会長を務めた横山義胤さんが99歳で亡くなった。筆者の亡父の戦友だ。共に徴兵検査を終えてすぐ満州に出征。間もなく満蒙国境で日ソ両軍が激突したノモンハンの現場に送り込まれた。
紛争が終結する頃で、直接戦闘には巻き込まれなかったようだが、よほどきつかったらしく、「腹いっぱいぜんざいを食べて死にたいと思いながら行軍した」と父は書いている。
兵営で20人の同期兵たちが上半身裸で肩を組み合っている写真が、父のアルバムに貼ってある。生死を共にした仲間達の絆は相当なものだったろう。横山さんがリーダー格だったのか、戦後も毎年のように丹波に集まり、大阪神戸からも来られていた。
筆者が小学生の頃、宴会の後にそろって自宅になだれ込んで来られ、ビール1杯で顔が真っ赤になる父が、珍しくへべれけになって何やらしゃべっていたのをよく覚えている。
しかし仲間の数は年と共にだんだん減り、晩年は堺市内の寺の住職と3人で往き来していたようだが、12年前に父が、その数年後に住職が逝き、そして最後に残った戦士も遂に消えた。父の葬儀で「天国で他の友と話し合いながら待っていてくれ」との弔辞を下さった横山さん。今頃は「これで全員が揃ったなあ」と迎えられていることだろう。(E)
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2017年9月28日09:08
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キツネの犯行
先日放送されたバラエティ番組を見ていると、飼い猫が屋外に置いてあった近所のサンダルをくわえて持って帰ってくるという珍事が紹介されていた。番組には、動物と話ができるという女性が登場し、その理由に迫っていた。
先月、丹波市春日町黒井の自治会で、キツネがスリッパや靴を盗んでねぐら近くに持ち帰るという“事件”を報じた。現場検証をしてみようと、ねぐらがあるという山に入ったところ、無数の穴ぼこが斜面にあった。そのそばにはスリッパがいくつか転がっていた。
「キツネ 靴泥棒」でネット検索すると、数年前にドイツであった同様の事件がヒットした。内容は、黒井と全く同じケース。母キツネが子ギツネの遊び道具にと盗んでいったのではと紹介されている。
番組では、猫がネズミを捕まえて持ち帰ったところ飼い主に怒られたが、サンダルだとそれほど叱られなかったから、以降も飼い主の興味を引くために持ち帰り続けていると「猫が話している」と紹介されていた。黒井のキツネの場合はどうだろうか。遊び道具にしては多すぎる気もするが。
(田畑知也)