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2014年11月16日09:00
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クリスマスに男女出会いの場 12月、りんぐ
篠山市結婚相談所 「輪」 (りんぐ) =篠山市黒岡、 篠山市民センター内=が12月7日午後1―4時、 「お菓子の里丹波」 (同市東吹) で男女の出会いの場 「大人のスイートな恋・クリスマスパーティー」 を開く。 ケーキビュッフェなどを楽しみながら交流する。
参加費2500円。 対象は25―45歳の独身男女。 先着順で男女各20人。 申し込みは12月4日まで、 同相談所 (電話・ファクス079・552・3455) に。
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2014年11月16日09:00
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人間時間
古民家再生を手がけている篠山市の建築家、 才本謙二さんの随想を読んだ。 丹波地方ゆかりの人ら26人が執筆し、 先ごろ発行された本 「食と農と里山」 に収録されたものだ。 才本さんも執筆者の一人だった。 ▼人はなぜ古民家に懐かしさを覚えるのか。 それは 「人間が素直に暮らせる 『人間時間』 があるから」 という。 人間をはじめそれぞれの生きものにはそれぞれ違った時間が流れている。 人間の中に流れている時間が 「人間時間」 であり、 古民家には、 人にとって心地よい人間時間が流れているという。 ▼時間に追われる気ぜわしい日々を過ごしていると、 時間から解き放たれたひとときを持ちたいと思う。 それは人間時間をかき乱された反動だろう。 「速いことはいいことだ」 とばかりに何につけても 「速さ」 を求め、 「速く」 とせき立てられる環境は、 人間的ではない。 ▼ 「駆け足!駆け足!駆け足!いつまでこの世界の駆け足は続くのだろうか」。 文筆家の相馬御風が、 スピード社会の非人間性を嘆いたのは昭和初期のこと。 社会のスピードは当時と比べて何倍にも増し、 人間時間からますます隔たっている。 ▼折から吹いた衆議院の解散風。 ただでさえ慌ただしい師走での総選挙。 政治家が 「常在戦場」 と称する政界には、 人間時間とは異なる時間が流れているようだ。(Y)
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2014年11月16日08:59
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栗ご飯と生姜の炊いたん
句会で帰省していた夕方 「もしもし、 今から栗ご飯を届けます、 夕飯まだ食べとってないですよね」 と知人から電話。 「まぁー嬉しい!これから用意するところでしたけど、 待ってます」。 五分後、 二回分はたっぷりあるホカホカの栗ご飯が届く。 生姜の炊いたんがたっぷり添えられている。 「栗ご飯と一緒に食べるとおいしいですよ」 「まあ、 懐かしい、 昔よく母が炊いて送ってくれたわ、 ここ最近は炊いてないから嬉しいです」。 故郷でいただく栗ご飯の味は、 しみじみとおいしかった。
最近は忙しいのを口実に、 以前はその季節に必ず作っていたものをやり過ごしてしまっていると反省。 道の駅で新生姜を一袋買って帰る。 知人に教えてもらった炊き方は、 刻んだものを砂糖にまぶして数時間置き、 出た汁も入れ醤油を入れて炊くというもの。 昔、 母に教えてもらったのは 「薄く切って茹で、 さらに水に晒して一日置く、 辛味が抜けてから砂糖にまぶして、 また半日置いてから炊く」 というものだった。 結構手間がかかる。 ところが、 知人の炊き方だと、 かなり簡単そう。 いただいた味は適度な辛味も残っていて、 そこがまた生姜らしくておいしかった。 そういえば母は辛味が苦手で、 刺身のワサビやおでんの辛子はほとんど使わなかった。 生姜の炊いたんも辛味を最小限にしたやり方をしていたのだろう。 家に戻ってすぐ生姜の炊いたんに挑戦、 簡単においしく出来た。
句会の方からいただいた丹波栗と夫の新米で栗ご飯も炊いた。 ほのかに甘い栗ご飯と甘辛い生姜、 中秋ならではの味が再現できた。
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2014年11月16日08:55
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篠山市展で最優秀 氷上町沼の井徳さん(...
「第10回篠山市展」 最優秀の 「河合賞」 に、 丹波市氷上町沼の井徳千惠子さん (61) の日本画 「生きよ」 が選ばれた。 11月16―24日、 篠山市民センター (篠山市黒岡) で一般6部門の入選作品148点が展示される。 特別部門の盆栽の展示は21―24の4日間。
井徳さんの 「生きよ」 (50号) は、 放置されたU字溝をねぐらにしている野良猫を、 木の陰からカラスがねらっている構図で、 厳しい自然の中でも生きようとする猫を表現。 「猫のたくましそうな顔つきやポーズに強い意志が感じられる」 との講評を得た。
実際に家の近所でカラスやヘビに狙われる子猫を見つけ、 絵のヒントにした。 日本画を始めた14年前から猫を描き続けている。 処分される野良猫が多いと聞き、 心を痛める。 「猫を通じて命の大切さを訴えたい」 とも。 「いろんなジャンルの作品がある中で、 自分が気に入った絵で最高賞をいただき、 うれしい」 と目を細めた。
出品数は、 20日に審査をする特別部門の盆栽を除いて、 計225点 (日本画14、 洋画56、 彫刻10、 工芸25、 書24、 写真96) で、 各部門から1点ずつ市展賞、 優秀賞、 奨励賞が選ばれた。
16日午前9時から、 同センターで10周年記念オープニングセレモニーが開かれる。 同日午前10時から来住しげ樹さんが洋画部門の、 水上雅章さんが工芸部門の作品を講評する。 また、 24日午後1時から、 同センターで表彰式を行った後、 篠山藩主青山家26代、 県育才会理事長の青山忠靖さんが 「地域活動家が進める地域再活性―小豆島の事例より」 と題して講演する。 いずれも参加無料。
井徳さんを除く、 一般部門の入賞者は次のみなさん (丹波地域関係分)。
【日本画】▽奨励賞=亀井佳練 (篠山市宇土) 「響」 【彫刻】▽市展賞=常石孝子 「やんちゃ盛り」 (市島町) ▽優秀賞=前田佳子 「一輝」 (氷上町) ▽奨励賞=荻野千春 (篠山市高屋) 「もうひとりのわたし」 【工芸】▽優秀賞=村上紀子 (同市住吉台) 「彩の輪」 ▽奨励賞=山口匡弘 (青垣町) 「黎明」 【書】▽市展賞=山田貴子 (篠山市中) ▽奨励賞=岩本藍美 (同市北) 「姫螢」 【写真】▽優秀賞=横山真由美 (山南町) 「贅沢な時間」
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2014年11月16日08:54
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国民文化祭などで入選 野村由美さん(住...
篠山市住吉台の切り絵作家、 野村由美さん (64) の作品が、 「第29回国民文化祭・あきた2014」 で入選。 また、 「第26回全国手工芸コンクールinひょうご」 でも入選を果たした。 「入選させてもらったことで、 あまり自分の作品を卑下しなくてもいいのかなと、 少しだけ自信につながりました」 とほほ笑む野村さん。 今月末まで同市乾新町の 「コミュニティカフェ みーつけた」 で作品展を開催中で、 受賞作の一つも展示している。
国民文化祭では、 たくさんの黒豆、 柿、 大根が干された場面を切り取った 「吊るされて」、 手工芸コンクールでは、 市内にある古刹の銀杏を見上げた視線で描いた 「銀杏黄葉 (いちょうもみじ)」 が入選に選ばれた。
野村さんは阪神・淡路大震災の折り、 避難所などを巡って絵本を読むボランティアに従事。 切り絵作家の滝平二郎さんが挿し絵を担当した 「半日村」 を朗読することがあり、 挿し絵をまねて切り絵を作ったのがきっかけで、 作品を作り始め、 その魅力にはまった。
黒い紙をカッターナイフで切り抜き、 後ろからさまざまな色を染めた紙を貼っていく。 繊細な作業だが、 「すっきりした黒と、 ぼかした淡い色を組み合わせて作品ができるのが、 難しいけれど楽しいです」 と言い、 「郷愁をイメージしてつくった作品が多いので、 見ていただいた方も一緒に感じてもらえたら」 と話している。
「みーつけた」 では、 秋の草木をテーマにした作品を並べたほか、 「銀杏黄葉」 も展示。 また切り絵を添えた2015年のカレンダー (900円、 額入り1000円) も販売している。
作品展では、 吉川惠弥子さんの作品も合わせて展示している。
同店の営業時間は午前9時半―午後5時。 土、 日、 祝日は定休。 同店 (079・554・2600)。
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2014年11月16日08:54
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忘れられる不安
丹波市を襲った豪雨災害から、 今日で3カ月を迎えた。 場所によっては、 今も泥出し作業が続くなど、 復旧作業が続いている。
きょう、 3カ月となるのを機に、 前山地区では復興祈念祭 「その前 (さき) へ」 が開かれる。 張り詰めている気を少しでも休め、 明日への活力になればと、 ボランティアや地域住民で実行委員会をつくって企画した。 地域のつながりを再確認する、 一つの機会になればと期待している。
一方、 市では不祥事が続いている。 発注した化学消防ポンプ自動車の入札をめぐり、 公契約関係入札妨害などの容疑で市消防本部から逮捕者が出た。 その前は化学ポンプ車積載用のボンベ購入における不正入札事務だった。 その前は水道部の不正事務、 水質検査結果の隠ぺい…。
被災地を回っていると、 「いろいろあるけれど、 豪雨災害からの復興対応を忘れないで」 という声を聞いた。 市にとっては、 どれを取っても抜き差しならない問題。 決して復旧・復興を軽んじているとは思わないが、 「被災地を忘れないで」 という不安を抱えている人がいることも事実だ。(田畑知也)
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2014年11月16日08:53
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木彫作品の特徴比較 権次のこまいぬ調査...
中井権次顕彰会会員の千種正裕さん (柏原町柏原)、 竹内脩さん (同)、 山内順子さん (同町東奥) が、 権次が手がけた木彫のこまいぬに関する調査を進めている。 尾や耳、 牙などの部位を比較し、 特徴を整理することで、 何代目の権次の作品かを推察しようとしている。 木彫作品は神殿の中で鎮座し、 人々の目に触れることが少ないため、 その魅力を紹介しようと、 柏原住民センターでこのほど開かれた 「ふれあい文化祭」 で途中経過を展示。 来場者の関心を集めた。
柏原八幡神社、 皇太神社 (柏原町東奥)、 沢田八幡神社 (篠山市) など丹波地域内外にある8対を調査。 それらの部位などを比較したものを展示した。 豊岡市などに、 少なくともあと3対あるという。
8対の中で、 皇太神社 (柏原町東奥) にある台座には 「明治十六年三月吉日」 「中井権次橘政次」 とあり、 年号、 作者名とも確定できるが、 一方で作者名や年号が書かれていない作品もある。
そこで、 作者名がはっきりしている作品の尾や耳、 牙などを、 作者名の分からないものと比較。 特徴が似ているものがあれば、 それらは同じ年代のものではないかと推察することができるという。
今後、 比較する対象となるこまいぬを探したり、 作品を彫る時の下絵などの関連資料を集めながら調査を進める。
山内さんは、 「温かみのあるシンプルな作品から、 徐々に凝った作風へと移っているようにも見える。 ただ、 その当時のスポンサーの要望、 流行などもあるだろうから、 作品の背景を調べるのも面白さの一つ」 と話していた。
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2014年11月16日08:52
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第403問
丹波の森国際音楽祭 「シューベルティアーデたんば」 の20回目を記念して今年初めて行われたのは?
1.音楽祭の「成人式」
2.街角コンサート
3.シューベルトの歌コンクール
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2014年11月16日08:51
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櫻井よしこさん講演 創立60周年を記念 1...
柏原納税協会 (小田垣博三会長、 0795・72・1986) は、 創立60周年を記念してジャーナリストの櫻井よしこさんを迎えた講演会を12月13日午後2時半から丹波の森公苑ホールで開く。 演題は 「日本再興への道筋―私たちの覚悟と志が日本を勁 (つよ) くする」。 入場無料だが、 事前の申し込みが必要。
櫻井さんは、 新聞記者、 ニュースキャスターをへて、 フリーのジャーナリストに。 現在、 財団法人・国家基本問題研究所の理事長を務める。 1995年に大宅壮一ノンフィクション賞、 98年に菊池寛賞、 2010年に正論大賞を受賞している。
先着600人。 ファクス、 メールで同協会 (FAX0795・72・2474、 kaibara@nk-net.co.jp) へ。
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2014年11月16日08:50
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糖尿病予防と薬 最新情報を講演 11月24...
「くすりと健康市民講演会」 が11月24日午後1時半からポップアップホール (丹波市氷上町本郷) で開かれる。 丹波市と篠山市の薬剤師会などの主催。 京都大学医学部臨床教授で、 武田病院健診センター (京都市) の桝田出 (いずる) 所長が、 「糖尿病の予防とお薬 最新情報」 をテーマに講演する。 無料で、 誰でも聴講できる。
問い合わせはミツワ梅垣薬局 (0795・72・0175)。
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2014年11月16日08:50
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「慈愛」描く東寺展 仏版画家・観瀾斎さ...
世界遺産、 東寺の食 (じき) 堂で、 丹波市市島町神池に工房を持つ仏版画家、 観瀾斎 (かんらんさい) さんの作品展が開かれている。 テーマは 「慈愛」。 新境地に挑戦しようと、 新作は油彩やパステルなど手描きが中心。 版画は過去の人気作を展示している。 温もりある作品が、 観光客の目を楽しませている。 11月25日まで。 入場無料。
秋の行楽シーズンに毎年開いている。 作品展のタイトルにもなっている作品 「慈愛」 は、 慈母観音をイメージしたもの。 黒谷和紙に油彩で描いたものをキャンバスにはっている。 「親子やきょうだいの情愛が薄れてきているように感じている。 そういうものを見直してもらいたいという気持ちを込めた」 という。
「吉祥観音」 は、 パステルや水彩絵の具を用い、 大きな瞳で合掌する姿を少女漫画風に描いた。 背景はまるで子どもの落書きのような自由な色遣い。
また、 今回初めてイエス・キリストを描いた作品も出展。 釈迦と向かい合う 「聖者」 など数点を出している。 インドの聖地を訪れた際、 自身の中で釈迦とキリストが重なりあうイメージがわいたという。
来年の10周年をにらみ、 今年は新たな画風にチャレンジした。 「来年は集大成。 今年の経験を踏まえ、 宗教の精神世界を描く大作に挑みたい」 と構想を練り始めている。
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2014年11月16日08:49
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紅葉の円通寺でランチ「丹波の秋楽しんで...
紅葉の名所でランチを楽しんでもらおうと、 柏原町に店を構える 「cafe ma-no」 (北信也代表) と 「Come Prima」 (太田美加代表) が11月20日午前11時から、 コラボイベント 「円通寺と紅葉とランチピクニック」 を氷上町御油の同寺で開く。 紅葉を見ながら、 イタリア料理のランチやコーヒーを楽しむ。 主催する2人は、 「多くの縁があって、 歴史ある円通寺で開催できることに感謝している。 丹波の秋を楽しんでもらえれば」 と話している。
庫裏の一室で食事する。 丹波産の野菜をふんだんに使ったパニーニなどが入ったイタリアン弁当を用意するほか、 食事に合ったコーヒーを提供。 部屋の戸を開ければ、 境内を見渡すことができ、 ランチと紅葉を一緒に楽しむことができる。
紅葉が楽しめる場所でのイベントを考えていたところ、 知人を通じて同寺に行きついた。 同寺の日置義紹住職は 「紅葉もきれいな季節だし、 食事と一緒に楽しむ機会にしてもらえればと思った」 と快諾した。 大人2300円、 小学生以下1300円 (入山料込み)。 先着20人ほど。 cafe ma-no (0795・71・4110)。
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2014年11月16日08:49
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子育て支援消極的? 「特に行っていない...
丹波市は、 次世代育成支援施策に反映させようと実施した、 市内事業所を対象とした子育て支援に関する調査結果をまとめた。 仕事と子育てを両立させるための職場環境づくりを 「特に行っていない」 は約4割、 子育て支援の特別な取り組みについても 「行っていない」 は約2割で、 いずれも設問中トップの回答割合。 また、 市に期待することを尋ねた設問で、 「特にない」 と 「無回答」 を合わせると37・8%となるなど、 子育て支援への取り組みに消極的な事業所が多い実態がうかがえる。 事業所を対象にした子育てに関する調査は初めて。
次世代育成支援対策法の施行に伴い、 2011年から従業員101人以上の企業には、 労働条件の整備に取り組む目標や具体的な対策を盛り込んだ 「行動計画」 の策定が義務付けられた (100人以下は努力義務)。 調査は、 同計画の策定状況などから事業所の現状を把握するのがねらい。
調査は6月、 市内1338事業所を対象に実施。 641事業所から回答を得た (有効回収率46・2%)。 このうち、 従業員20人以下の事業所が全体の76・9%だった。 業種では製造業、 サービス業がともに21・2%と最も多く、 次いで建設業 (15・4%)、 卸売小売業 (13・4%)、 運輸業 (5・0%) など。 従業員に占める女性 (パート含む) の割合は、 「5割以上」 の事業所が最も多く39・5%、 18歳以下の子どもがいる従業員の割合は、 「3割未満」 が全体の59・8%を占めていた。
仕事と子育ての両立のための職場環境づくりの取り組みをたずねた設問では、 「特に行っていない」 が40・4%とトップ。 次いで 「育児休業期間等に対応するための業務内容の見直し」 が15・8%、 「管理職・従業員の意識啓発」 が9・4%、 「定期的な労使間の話し合い」 が8・7%―など。
子育て支援の特別な取り組みを聞いた設問では、 「特別な制度はないが、 必要に応じて柔軟に対応」 (13・5%)、 「行っていない」 (8・7%) を合わせると22・2%で、 5社のうち1社は、 子育て支援に対する制度がないことがうかがえる。
取り組み例では、 「子供の学校行事などに合わせた休暇の取得制度」 (11・7%)、 「短時間勤務」 (10・5%)、 「半日や時間単位の有給休暇」 (9・2%)、 「家族手当」 (8・9%)、 「子どもに関する祝い金・見舞金」 (8・7%)、 「子どもの看護休暇」 (8・5%) ―の順で多かった。
市に期待することは、 「他の企業の取り組み事例や法・制度に関する情報提供」 が最も多く28・8%。 次に多いのは 「期待することは特にない」 (21・4%) だった。
行動計画は、 100人以下の事業所が多いため 「策定予定なし」 が5割を占め、 「よくわからない」 も約3割あった。 策定予定のない事業所の約4割が、「どのような計画をつくればよいか分からない」 と回答。 国の施策が十分に理解されていないことがうかがえる。
市は、 「子育て支援に取り組みたいが、 具体的な取り組み方が分からないという様子がうかがえる。 独自の取り組みを工夫している事業所の例は、 他の事業所の参考にもなるので情報提供していきたい。 調査結果を施策につなげたい」 としている。
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2014年11月15日16:06
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大護(おおもり)神社 (氷上町成松)
創建時不詳。 元禄12年 (1699年) に再建、 さらに天保9年 (1838年)、 京都の大工棟梁、 長谷川佐多郎と栢原の彫刻師6代目中井権次正貞により改築された。 甲賀山の左麓を登って神社にたどり着く。
一見、 コンパクトに見える社だが、 社殿の彫刻の見事さには驚かされる。 特に本殿の木組みの多彩さは、 目を見張るものがある。 それぞれの柱の隅や中間部には、 唐獅子、 獏、 象、 馬足の竜などの聖獣が所狭しと姿を見せている。 長寿の象徴の亀、 鳳凰、 やや小ぶりの竜、 また兎も散見される。 左の脇障子には2頭の唐獅子、 右のそれには牡丹の花の下に大きな唐獅子がいる。 6代目正貞の銘がある。
珍しいのは、 本殿の天井に竜のすばらしい彫り物があることだ。 棟梁の縁者の長谷川佐市郎のものである。 長谷川家と中井家の合作の趣がよく感じられる。
元高校教諭 岸名経夫
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2014年11月15日16:05
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岩瀧寺 (氷上町香良)
創建は平安時代の弘仁年間 (810―823) で、 嵯峨天皇の勅願により弘法大師が建立した古刹である。 昭和26年以来、 尼寺となり、 丹波古刹15ヶ寺霊場第8番の寺として現在に至っている。 遠い佐渡とも関係が深い寺とも言われている。 この寺の奥の岩窟の中に不動尊が祀られている。 霊験あらたかな趣がする。 この不動明王がこの寺の本尊であり、 神仏習合の証である。 また近くに有名な独鈷の滝があり、 涼を満喫できる癒しのスポットである。
入口から石段を上がっていくと、 大正門と言われる山門があり、 門の上部は鐘楼となっている。 この山門の木鼻の唐獅子と獏の彫刻がまず迎えてくれる。 さらに奥の本堂になっている観音堂につく。 ここの中央部に立体感のある竜の彫り物がある。 左右の木鼻には阿吽の唐獅子と獏の彫刻が目に入る。 竜の裏面に、 栢原、 中井権次正貞の銘が印されている。
元高校教諭 岸名経夫
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2014年11月15日16:04
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救援物資センター、平日のみ開館
丹波市復興支援ボランティアセンター (0795・85・2750) は、 市島農村環境改善センター内の 「市災害救援物資センター」 を、 平日のみの開館に変更した。 開館時間は午前8時半―午後5時15分。
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2014年11月15日15:59
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生豆を一粒ずつ選別
カフェ「夢商人(ゆめ あきんど)」
神戸の洋食レストランで修業を積んだ福原専二さん (54) =篠山市鷲尾=が9月にオープンさせた。
一番のこだわりは 「自家焙煎珈琲」 (500円)。 エメラルドマウンテンの生豆一粒一粒を手選別し、 自家焙煎した自慢のコーヒー。 料理 (いずれも珈琲付) は、 黒毛和牛のすね肉を塊のままじっくり煮込んだ肉汁たっぷりの 「ビーフシチュー」 (1500円、 サラダ、 パン付) や、 煮詰めたカレーソースをごはんと一緒に炒め、 一粒ずつ味をしみ込ませた 「特製カレーライス」 (1200円、 サラダ付)、 エビの殻やミソを使ったアメリカンソースの 「濃厚エビドリア」 (1200円、 サラダ付) など。 「ふわふわ卵」 や 「ハムたっぷり」 の特製サンドイッチもある。
モーニング (平日のみ午前11時まで) は、 サンドイッチと珈琲、 ジュースで500円とお得。
【メモ】営業は、 午前9時―午後4時、 午後6―9時。 金、 土曜夜 (深夜零時まで) はアルコール類も。 月曜と第1、 3日曜定休。 電090・4498・0737。 篠山市不来坂6-4
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2014年11月13日11:14
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「発達障がい」座談会 11月19日、山南「...
山南町南中の 「みんなの家」 は、 11月19日午後7時半から同社で、 発達障がいについての座談会を開く。 発達障がいに寄り添う立場で、 知識や思いを共有する場とし、 広く参加を呼びかけている。 専門知識を持つ人も参加する。
10月に初めて座談会を開き、 発達障がいをもつ子どもの保護者や、 当事者の社会人、 専門家ら約15人が参加した。 有意義な内容だったとの声が多くあり、 第2回目として企画した。
参加費500円 (ドリンク付)。 前川進介さん (080・3087・4720)。
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2014年11月13日11:13
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年末一日公庫
日本政策金融公庫尼崎支店の融資担当者が、年末事業資金の相談に応じる。
11月18日、篠山市商工会(篠山振興部)で、20日、丹波市商工会(本所)で。 いずれも午前11時―午後4時。 要事前申し込み。
同尼崎支店 (06・6481・3601)。
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2014年11月13日11:13
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甲冑着用など戦国時代体験 11月16日、篠...
戦国時代を体験するイベント 「篠山城戦国祭」 (ノオト主催) が11月16日午前10時―午後4時、 篠山城大書院 (079・552・4500) で開かれる。 甲冑 (かっちゅう) の着用体験やかぶと作りなどが行われる。
「手作り甲冑戦国武将体験」 は、 特殊な紙でできた甲冑を着て館内を散策したり、 上段の間でセット撮影を行う。 受付は午前10時―午後3時。 所要時間20分。 体験料600円。 また、 厚紙で作る 「紙兜づくりワークショップ」 は午前10時と午後3時の2回。 所要時間約40分。 参加費300円。 定員各回6人。
このほか、 午後1―2時、 家紋の研究成果をネット (http://www.harimaya.com/kamon/) で発信している田中豊茂さん (住吉台) が 「戦国大名の家紋を知ろう」 と題して講話する。 参加無料。 定員50人。
いずれも事前申し込み可能で、 入館料は別途。