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2014年11月27日09:29
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不登校の回復支援 兵教大教授が講演 12...
篠山市民らでつくるNPO法人 「不登校のための学校カウンセリングセンター」 は12月6日午後2時―午後3時半、 岡野コミュニティセンター (篠山市西岡屋) で、 「不登校の回復支援を行うための親と教師の役割」 と題した講演会を開く。 講演後に、 個別相談も受け付ける。
同法人理事長で、 兵庫教育大学の浅川潔司教授が講師。 不登校の子どもたちの回復支援について語る。 市の酒井貞子人材育成基金の助成を受けて開催する。
参加対象は、 篠山市内在住か在勤の人。 参加無料 (資料代として400円)。 申し込み不要。 同法人の小嶋さん (090・9878・0559)。
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2014年11月27日09:29
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ダンス教室とライブ 内山麿我さん来篠 ...
彩華スポーツクラブ (篠山市大沢) を運営する古杉企画 (古杉和広代表取締役) がプロダンサーの内山麿我 (まろか) さんを迎え、 12月6日にダンス教室、 翌7日にライブを企画。 受講や来場を呼びかけている。
内山さんは、 浜崎あゆみ、 安室奈美恵、 倖田來未らのバックダンサーを務め、 2012年には浜崎あゆみのミュージックビデオに多数出演。 ライブでは振り付けを担当した。 昨年からタレント業を中心に活動している。
ダンス教室は、 「ダンシングDJ’s」 (東吹) で開講。 小学生の部は午後6時半―7時半、 受講料2500円 (税込)。 中学生―一般の部は午後7時45分―9時15分、 受講料3000円 (同)。いずれの部も定員30人 (先着順)。
ライブは、 午後7時、 四季の森生涯学習センター (網掛) で開演。 入場料2000円 (同)。 篠山で活躍しているダンスグループ 「くろくろくろまめ~ず」 や 「デカンショプチ娘」 らも出演し、 ライブに花を添える。 申し込みや問い合わせは、 同スポーツクラブ (079・594・5205) へ。
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2014年11月27日09:28
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北京の車
北京でAPEC (アジア太平洋経済協力) 会議の期間、 乗用車の走行を偶数ナンバーと奇数で日替わりで半分に抑えて青空を取り戻していたが、 規制が終わった途端にまた元の大気汚染に見舞われているという。 ▼筆者が5月に行った時は、 規制ナンバーを 「月曜=0、 5」 「火曜=1、 6」という具合に決め、 運転できる車を月~金のみ総台数の5分の4にしていた。 ▼40㌔先の郊外に行った土曜日、 ひどい渋滞で中心部から出るだけで3時間近くかかった。 運転してくれた人によると、 5分の1の人が地下鉄などで通勤せざるを得ない平日に比べ、 規制のない週末の方が余計に車が溢れるとのこと。 ▼いくら規制しようと、 金持ちは違うナンバーの車を2台持っているので平気。 ただ、 新しく買う場合、 買い替えなら保有ナンバーを引き継げるが、 新規のナンバー取得には毎月1回だけの抽選を経なければならない。 これが50人の当選枠に1万人応募という難関。 離婚の際、 夫婦どちらがナンバーを引き継ぐかで訴訟沙汰になることも珍しくないとか。 ▼四国よりやや狭い面積の市内に住む人は2千万人で、 車の数は6百万台。 道路や地下鉄の建設も進むが、 いっこうに解決につながっていない。 抜本的な解決策を欠くのは明らかだが、 決してよそ事と片づけられる問題でもなさそうだ。(E)
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2014年11月27日09:28
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時計の針を戻せるか
8月の丹波市豪雨災害から100日余り―。 被害のひどかった市島町前山地区に行くと、 時々ふらりと立ち寄る場所がある。 ボランティアで土砂を取り除く作業を行った谷上地区公民館だ。 発生から1カ月ほどたっていたが、 何も手をつけられていなかった。 そして、 今も取り除ききれていない、 たくさんの土砂が入ったまま、 廃墟のようにひっそりとたたずんでいる。
災害当初は、 被災地周辺ではたくさんの重機が動き、 トラックが行き交い、 ボランティアが活動していた。 復旧工事が進むと、 皮肉なもので、 もともと静かだった山里が、 傷跡だけを残して余計に寂しさを感じる。
「災害は、 その時代、 その地域の矛盾や問題点について、 時間を先送りにし、 暴き出すということ。 『その地域の問題を解決していけ』 というメッセージである」。 復興プランの骨子をまとめるビジョン懇話会での委員の発言だ。 農地や山は荒れ、 暮らしの安心・安全が損なわれ、 商業はなりたたず、 人口は流出する。 なるほど、 10年、 20年先の丹波市の姿を、 早送りして見せてくれているというのだ。
市は復興プランの策定に向け動き出した。 「安心・安全のまちづくり」 「人口」 「コミュニティ」 「森林」 「農業」 「住まい」 の6つを重点分野と位置づけ、 過疎化や農業の担い手不足といった、 これまで地域が抱えていた課題解決も含めた計画とし、 事業展開の期間を 「5年」 とした。
被害の大きかった前山が抱える今後の課題は、 丹波市全体が抱える課題でもある。 たった一晩で先に行き過ぎた時計の針を、 丹波市や市民は5年間でどこまで巻き戻せるか。(芦田安生)
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2014年11月27日09:28
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実家の魔力
しばらく実家に身を寄せている。 3日以上、 実家で生活するのは14年ぶりだ。
父と母との生活は恐ろしい。
朝昼晩と必ず母が出してくれる食事。 毎夜、 晩酌する父の姿を見ていると、 どうしてもつられて飲んでしまう。 一人暮らしの時よりも健康的であり、 非健康的な生活。
夜は三人でテレビを見ながら過ごす。 お宝鑑定、 サスペンス、 報道番組―。 一通り見てしまうと、 「寝よか」。 そうして、 一日が終わる。 やらなければならない仕事があるのに、 なぜか、 手につかない。
なんてことのない普通の生活だけれど、 言いようのない魔力がある。 まるでこたつに入っているような気分になる。
この心地よさが、 両親がつくりあげた家族の時間なのだろうな、 と真面目なことを考えてみるが、 気恥ずかしいので本人たちには言えない。
食後はぐだぐだと会話もする。 最近の話題は、 衆院選。 「えらいこっちゃな」 「ほんま忙しい時期に勘弁してほしいわ」。 報道人としてあるまじき言葉を吐く自分に気付く。
仕事も忘れる時間。 そろそろ抜け出さないとまずい。(森田靖久)
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2014年11月27日09:27
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無い無いだらけ。なのに、始めちゃいまし...
早朝、 お神酒に塩と清めの砂を撒く。 朝霧濃く、 目の前には深紅に染まったブルーベリー畑が広がっている。 この背景を背に家が建つのかぁと。 そう、 実は1年以上、 母ちゃんたち一家で悩んで、 奔走して、 頭を抱え、 喧嘩して、 胸躍らせ、 また喧嘩してを何度繰り返したか数え切れないが、 ようやく少し先が見えたのが今週末。
丹波に移住し11年目。 今まで一軒家を借りていたが、 将来設計をする中で、 作業効率と既に始めているジャム加工のこと、 今の自分たちの年齢、 子供たちの成長を考えて、 家と出荷作業場兼加工場を作ろうとなったのだ。 が、 家を建てる知識が無けりゃ土地も無い。 愛嬌はあるつもりだが、 お金が無い。 無い無いだらけの無謀な家作り計画が始まったのだ。
先ずは土地の問題。 うちらは農業者で農地が買えるが、 代々大切に受け継ぎ守ってこられた土地を売ってもらうのは困難かもと思いつつ、 無理を承知に相談すると、 第一候補のブルーベリー畑の真裏の農地を地主さんが即快諾して下さった。 逆に、 我が家では後に引けないぞ、 でも良かった!嬉しいと、 今にも家が建つとばかりの大騒ぎになる始末。
が、 そこからが長かった。 様々な手続きをもって農地を宅地に転用し、 表土を入れ替えてもらう。 上下水道の手続きに工事もまだ控えている。 そして、 資金の問題。 これが超最大級の問題。 何をどうこうしてもお金がかかる。 ハッキリ言って夫婦喧嘩の一番の原因はお金なのだ。
(古谷暁子・ブルーベリー農家)
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2014年11月27日09:13
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常瀧寺「乳の木さん」親木説 鶴岡八幡宮...
県指定文化財で推定樹齢1300年とされる常瀧寺 (丹波市青垣町大名草、 伴知憲住職) の大イチョウ 「乳の木さん」 が、 鎌倉幕府三代将軍源実朝が暗殺された源氏ゆかりの鶴岡八幡宮 (鎌倉市) の 「隠れイチョウ」 の親木だとする説を、 鎌倉市の医師が同市医師会誌で発表した。 医師は、 頼朝の祖先の源氏が丹波から持ち帰り、 植えたと見ている。 医師の取材を受けた伴住職は 「確かめようがないが、 夢がある話」 と、 歴史ロマンに興味を示している。
頼朝によって移設される前の鶴岡八幡宮 (現在の元鶴岡八幡宮、 1080年創建) 近くの開業医、 西井豊明さん (77)。 鎌倉のシンボルでありながら、 4年前に根元から折れた同イチョウのルーツを知りたいと、 文献を読み、 インターネットで情報を集めた。
樹齢約1000年の 「隠れイチョウ」 より古く、 同じ雄株を探し、 近畿最大の常瀧寺の大イチョウを見つけた。
同八幡を含む関東、 奥羽街道沿いに同じDNAを持つ樹齢800年超の雄株が集中、 西日本にある同イチョウ一本だけが同じDNAの雄株で飛びぬけて古く、 「ルーツ」 と考えた。
中国原産で、 仏教伝来に伴ってもたらされたと考えられているイチョウは当時、 薬草として使われるなど極めて貴重で、 要人でなければ入手できない特別な植物だったという。 源氏は信仰が厚く、 イチョウを戦勝祈願の守り神のように考えていた。
幼木の入手ルートとして、 西井さんは、 川西市の満願寺に注目。 平安中期に源満仲が帰依して以来、 源氏の祈願所として栄えた同寺は、 常瀧寺と同じ高野山真言宗。 満願寺を通じ、 常瀧寺から手に入れたと考えている。
源義家がこれを元鶴岡八幡宮に植え、 火災で焼失した鶴岡八幡宮を頼朝が再建した1193年に、 樹齢100年ほどに育った株を元八幡から移植したと推測している。 当時、 樹齢100年もの雄の株の調達先が他になく、 植え替えたと考えている。
また、 常瀧寺の大イチョウの種か苗は、 奈良時代に鑑真 (753年来日) によってもたらされたと推論を立てている。 中国の天目山のみで生き延びていたイチョウを増やすため、 鑑真を重用した聖武天皇が各地の豪族に栽培適地を探させ、 天目山に似た環境の丹波に植えたと見ている。
西井さんは、 「今と違って、 誰もが日本中を行き来するような時代ではなかった。 源氏は各地で戦勝祈願のイチョウを植えており、 樹齢800―900年のものが各地にある。 当時の源氏の動きやDNAと照らすと、 丹波から持ち帰ったと考えるのが自然」 と話している。
また、 「より調べれば、 詳しいことが分かるのではないか」 と専門家による研究が進むことを期待している。
【常瀧寺の大イチョウ】養老年間 (717―724年) に同寺開基の法道仙人が植えたと伝わっている。 幹回り11㍍。 「乳の木さん」 の愛称で知られ、 樹皮を煎じて飲むと母乳の出が良くなるとの民間信仰が伝わっている。 元の本堂はイチョウの近くの山の中腹にあったが、 明智の丹波攻めで焼失、 後に里に下りた。 大イチョウは元の寺の場所にある。
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2014年11月27日09:13
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観光農園16年歴史に幕 区民総出で感謝祭...
春日町稲塚営農組合と同自治会 (26戸) が11月23日、 16年にわたる同営農組合のイチゴとサクランボの観光農園事業を閉じるのを記念し、 同自治会交流センターで 「感謝祭」 を開いた。 写真や新聞記事で歩みを振り返り、 歴代会長に感謝状を贈呈し、 区民総出で和やかな会食の時間を過ごした。 同組合の施設は、 同じ区内の 「フルーツファーム春日」 に貸与する。
老朽化した公民館の建て替え費用をねん出するとともに区の活性化につなげようと、 1998年から観光農園をスタートさせた。 サクランボは成園になるまで時間がかかることから、 イチゴを先行させ、 「千丈寺イチゴ」 として売りだした。 2000年にサクランボ栽培を始め、 02年に営農組合化。 交流センターは03年にしゅん工した。
ミツバチがイチゴばかりに行き、 サクランボを受粉させようとしないことから、 同年でイチゴ栽培はやめ、 以後サクランボ一本に。 05年に 「稲塚さくらんぼ園」 から 「丹波さくらんぼ園」 と改称、 11年からは食べ放題も始めた。 一昨年は過去最悪の出来、 今年は最も豊作だった。
80歳以下の世帯主と配偶者が組合員で、 組合員は、 オフシーズンは、 誘引、 せん定、 受粉、 草刈りなど、 開園後は計量やおみやげ用の箱詰めなど年に6―7回の出役があった。 遅霜が降りた04年には、 各家庭から灯油ストーブを20台集め、 ハウスを温めたこともあった。
多い年で770万円弱、 少ない年で20万円弱、 近年は300―400万円の売上で推移した。 イチゴとサクランボの施設整備費用約1400万円は完済し、 交流センターの返済金も残金が240万円と、 設備の賃料収入でまかなえるめどがついた。 組合員の作業への出務もしんどくなってきたことから、 経営から手を引くことにした。
組合長を8年間務めた松嶋忠央さん (70) は、 「区民の協力、 労働奉仕でできた。 リピーターが多く、 『おいしい』 と言ってもらってうれしかった。 もぎとりの予約を聞いているのに、 実が少ない時は、 胃が痛む思いがした」 と振り返った。 組合の施設を承継するフルーツファームの駒谷幸正代表 (63) は、 「稲塚にサクランボを持ち込んだ父が営農組合に先駆け、 事業をやっていた。 組合との相乗効果、 共存共栄でこれまでやって来れた」 と話していた。
同組合の経営規模は、 イチゴ20㌃、 サクランボ40㌃、 駐車場30㌃だった。
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2014年11月27日09:13
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「LINE」でPR ちーたんがスタンプに 40...
丹波竜マスコットキャラクター、 ちーたんのLINEスタンプが、 発売された。 笑ったり、 泣いたり、 怒ったり、 など40種類 (1セット) の表情を描いたイラスト画像が世界230カ国で販売される。 100円。 自治体がスタンプを販売するのは近畿で初めて、 全国でも数例という。
丹波市の知名度アップをねらい、 LINE株式会社への申請、 審査をへて、 10月に承認を受けた。 イラストは、 LINE用に市職員が担当した。 売上金の50%は同市へ分配される。
LINEは、 スマートフォンやタブレット向けの無料メッセージ交換、 通話アプリで、 世界で5億人、 国内5000万人が利用している。 市情報発信係は、 「日々のコミュニケーションの場で利用してもらう中で、 市の知名度向上につながり、 世界にも発信できれば」 としている。
LINEアプリ内のスタンプショップ、 LINEストア (http://line.me/S/sticker/1022506) で購入できる。
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2014年11月27日09:12
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伝建活用考えよう 10周年記念シンポ 11...
「重要伝統的建造物群保存地区選定10周年・都市景観大賞受賞記念シンポジウム」 (篠山市など主催) が11月30日午後1時―4時半、 篠山市民センターで開かれる。 これまでの伝建制度活用を振り返り、 次の10年の活用を探る。
午後1時半から、 県教委文化財課の村上裕道課長が 「地域の持続可能性に文化が果たす役割」 と題して記念講演する。 同2時40分―4時25分、 村上課長がコーディネーターを務め、 「町並みのすがた・とき・こころをつなぐ」 をテーマにパネルディスカッションする。
パネリストは、 神戸大院の教授2人のほか、 ノオトの金野幸雄・代表理事、 丹波篠山・まちなみアートフェスティバルの中西薫実行委員長、 篠山まちなみ保存会の小林一三会長の5人。
無料。 申し込み不要。 市教育委員会社会教育・文化財課 (079・552・5792)。
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2014年11月27日09:12
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生演奏楽しみ仏料理味わう ミーオで12月2...
ラ・カーサ・ミーオ (丹波市氷上町大崎) で12月20日午後7時から 「イマジネーションクリスマス」 と題した、 生演奏を聞きながらフランス料理のフルコースを味わうイベントが開かれる。
ピアノとキーボードの奏者で、 イベントプロデュースなどを手がける土井亮さんが演奏を担当。 神戸ポートピアホテル、 芦屋プレイバッハ総料理長、 北野クラブ副料理長などを務めたシェフ、 下山芳正さんのつくる料理を味わう。 料理は1人前1万5000円 (税サ別)、 ウェルカムスパークリングワイン付き。
神戸市のブライダル会社、 レ・ブルーの企画。 申し込み、 問い合わせは同社 (078・855・2800、 lesbleus@flute.ocn.ne.jp)。
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2014年11月27日09:11
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“岩井サウンド”演奏 丹波の森公苑で29...
氷上吹奏楽団 (中澤正樹団長) の 「第25回定期演奏会」 が、 11月29日午後2時から丹波の森公苑ホールで開かれる。 高校生から50歳代の団員と、 篠山吹奏楽団ら近隣市の助っ人合わせ36人が全9曲を演奏する。 入場無料。
2部構成で、 「ブラスの響き」 と題した1部は、 「バラの謝肉祭」 「吹奏楽のための民話」 などを演奏する。 「ビバ☆吹奏楽」 と題した2部では、 今年死去した吹奏楽ポップスの父、 岩井直溥 (なおひろ) さんをしのぶ。 「イエスタデイ」 「オブラディ・オブラダ」 などの有名曲や 「日本民謡メドレー」 「サウンド・オブ・ミュージックメドレー」 などを予定。
過去3年間、 東日本大震災被災地への義援金カンパを呼びかけていたが、 今年は丹波市豪雨災害への義援金を募る。
中澤団長は 「なじみのある有名曲ばかり。 華やかなポップスの岩井サウンドを楽しんで」 と来場を呼びかけている。 中澤団長 (0795・82・7391)。
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2014年11月27日09:11
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オペラなど演奏 メロマン管弦楽団 11月3...
丹波地域の住民らでつくる 「メロマン室内管弦楽団」 (井塚篤司代表、 57人) の 「第37回演奏会」 が、 11月30日午後2時からたんば田園交響ホール (篠山市北新町) で開かれる。 モーツァルト、 メンデルスゾーンなど、 著名な作曲家の楽曲から、 子どもたちも楽しめる音楽物語も披露する。
演奏会の1部では、 モーツァルトのオペラ序曲でもっとも有名な 「フィガロの結婚」 のほか、 プロコフィエフ作曲の音楽物語 「ピーターとおおかみ」 を、 2部では、 メンデルスゾーンが旅行先のイタリアで受けた印象を元に作った交響曲 「イタリア」 を演奏する。
指揮も務める井塚代表は、 「楽しいと思ってもらえる演奏をいつも心がけているので、 楽しみにしてもらいたい」 と話している。 前売り800円。 当日1000円 (高校生以下無料)。 同ホールなどで前売り券を販売中。 同ホール (079・552・3600)。
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2014年11月27日09:10
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こうが山聖歌隊10周年 11月29日、中央小で...
「こうが山ゴスペルコンサート」 (同実行委員会主催) が11月29日午後6時半から、 中央小学校体育館 (丹波市氷上町成松) で開かれる。 氷上町中央地区自治振興会の校区事業としてスタートし、 節目の10回を迎える。 親子連れらメンバー約120人が歌声を合わせ、 元気で楽しいステージを繰り広げる。 入場無料。
テーマは、 「うたうーじょ」。 丹波弁の 「歌うじょ」 をイタリア語っぽくした。
コンサートでは、 手話つきで歌う 「君は愛されるため生まれた」、 元気な 「オー・ハッピー・デイ」 など、 10年間歌い続けてきた定番曲や、 丹波市豪雨災害からの復興を祈念し 「前を向いて、 立ち止まらないで」 のメッセージを込めて歌う新曲 「ドント・ストップ」 など19曲を予定。 団員が客席に入り、 一緒に歌う趣向もある。
団員は1年更新で、 今年は6月から練習を始めた。 約1割が新メンバー。 最年少は1歳。
嫁いできた土地で知り合いを作ろうと参加し、 発足時から10年連続出演する福垣美香代さん (46) は、 「地域づくりのゴスペルに参加したことで、 多くの友だちができた。 今年も新たな知り合いが増えた。 居心地が良く、 毎年シーズンが来るたび楽しんでいる」 と言う。 明里さん (中央小2年)、 優里さん (同幼稚園)、 祈里さん (2つ) の子ども3人と今年初めて参加した堂東千秋さん (35) は、 「いつか参加したいと思っていて、 思い切って参加した。 私は歌うのが好きだし、 子どもも好きな曲ができた。 子どもが人の中でもまれるいい機会にもなっている」 と話していた。
指導者の藤田のりえさんは、 「オール手作りの合唱団が10年も続いたのは地域の結束力が強いから。 無理ない範囲で毎年趣向を変え、 子どもを楽しませながら大人が楽しんでいる」 とたたえた。
10周年を記念し、 来場者へのプレゼントを用意している。
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2014年11月27日09:08
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紅葉の穴場...
写真・室内から見る隠れた紅葉の名所、 慧日寺の裏庭=山南町太田で
山南町太田の慧日寺 (門脇靖巖住職、 0795・77・0354) へ紅葉狩りに訪れる観光客をもてなそうと、 今年から檀家有志が当番を決め、 ガイドしている。 江戸時代中期に造られたとされる同寺裏庭の紅葉が、 「隠れた穴場」 として脚光を浴び始めているのに加え、 檀家による飾らないもてなしも好評で、 観光客は11月だけで1500人を超えている。
丹波市観光協会が推奨する 「もみじめぐり10カ寺」 に昨年加わった。 これまで木のせん定などを檀家が行っていたが、 門脇住職 (66) は、 「紅葉の名所という自覚はなかった」 と笑う。
同寺を訪れても一見、 大きな茅葺き屋根に隠れ、 紅葉の姿は見えない。 ところが本堂内に入った途端、 裏庭の紅葉が目に飛び込んでくる意外性と、 雪見障子越しに見える紅葉など、 歴史を感じる室内から楽しむ風情が多くの観光客をひきつけた。
昨年は門脇住職と、 妻の厚子さん (61) が対応していたが、 来訪者が1000人近くになったため、 今年は檀家にも協力を呼びかけた。 有志約20人が事前に住職から寺の歴史などを学ぶ勉強会を開催。 11月中は1日4―5人体制で、 来客をもてなすことにした。 15、 16日には茶席を設けたり、 24日にはきねつきもち入りのぜんざいを振る舞った。
最初は資料を見ながら説明していた檀家らも、 徐々に口調もオリジナルに。 受付に置いたノートには 「ユーモアあふれる説明が楽しかった」 などの感想が並ぶ。 案内役の一人、 中西千鶴さん (70) は、 「十分な知識はないけれど、 お客さんとの出会いが楽しく、 当番の日はわくわくしています」 と目を輝かせる。
檀家代表総代の村岡茂男さん (72) は、 「お寺と檀家が一緒になって盛り上げようとしたところ、 穴場を見つけたと喜んでもらった」 と話す。 檀家の間では 「観光客にくっつき過ぎてもどうか」 「写真を撮るのが目的の人には自由に見てもらおう」 とコツもつかみ始めているといい、 12月には反省会を開いて来年につなげる。
紅葉はピークを過ぎたが、 今月中は楽しめる。 拝観無料。
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2014年11月27日09:07
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立候補断念を表明 梶原氏「断腸の思い」...
衆院選に兵庫5区から立候補を予定していた元民主党衆院議員、 梶原康弘氏 (58) が11月25日、 立候補を断念したことを篠山市記者クラブの会見で明らかにした。
昨年12月に小選挙区公認内定者に選ばれていた梶原氏は、 衆議院が解散した21日に岡田克也・代表代行から電話で公認取り消しの連絡を受けた。 「ポスターや推薦はがきなどすべて準備を終えていた。 維新との候補者調整があっても、 公認を取り消されるとは思っていなかった」 と振り返った。
22、 23の両日、 支援者や関係者と無所属での出馬など対応について協議。 梶原氏は 「無所属で出馬した場合、 広い選挙区の中で、 活動の要員、 資金、 など物理的にかなり難しい」と判断。23日夜に出馬断念を決断し、 24日午前に党県連などに連絡した。
「断腸の思い。 民主党の政策に沿って活動してきたので、 無所属で出馬しても、 短期間で真意が有権者に伝わらない。 5区の有権者から選択肢を奪う責任の重さを感じている」 と言い、 今後について、 「政治活動は辞めない」 と話した。
写真・記者会見で立候補断念を表明する梶原氏=篠山市内で
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2014年11月27日09:04
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「水道水として使用」丹波市が方針 マン...
丹波市は、 国の基準値を超えるマンガンを含んだ東芦田新水源 (青垣) について、 予定通り水道水として使用する方針を固めたと、 11月20日に開かれた市会産業建設常任委員会に報告した。 これまでに給水予定地域の青垣町芦田、 佐治、 氷上町幸世地区の住民が 「今までどおりの給水体制を」 と強く反発。 マンガン流出事故や水質検査結果の隠ぺいなど市水道部の不正事務が明らかになったこともあり、 辻重五郎市長は、 同事業推進を 「いったん立ち止まる」 と表明、 対策を検討していた。
取材に対し、 市水道部は、 方針決定の理由を▽マンガン除去装置を通せば、 水道法に基づく基準 「0・05」 のさらに10分の1の 「0・005」 まで値を下げた安心な水を供給することが可能▽豪雨災害で浄水場が被災した市島・前山のほか、 柏原、 春日でも同様にマンガンを除去した水道水を供給している―とし、 「これらをかんがみると、 新水源は廃止できない」 と説明する。
新水源の水は、 西芦田浄水場の水とブレンドし、 3地区に配水する計画だが、 計画通り配水するかどうかは 「近いうちに方向性を出す」 としている。 すでに3地区の自治振興会役員らには説明したという。
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2014年11月27日09:04
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復興支援ボランティアセンター 社会福祉...
8月の豪雨災害で最も被害を受けた丹波市市島町前山地区のコミュニティセンター内にある丹波市復興支援ボランティアセンターが11月末で閉鎖し、 12月からは市社会福祉協議会が本所 (同市氷上町常楽) に常設している 「市ボランティア・市民活動センター」 で、 活動要請やボランティアの参加などを受け付ける体制へと移行する。 同コミセンには引き続き市臨時職員2人を配置。 サテライトと位置づけていた竹田と美和地区のボランティアセンターも閉鎖する。
市によると、 被災地のボランティアによる復旧活動に見通しがついたと判断。 現在は庭や畑、 空き家の泥出しなど、 細かいニーズがほとんどといい、 前山コミセンに配置した臨時職員が引き続き現場のニーズを把握しつつ、 社協本所と連携しながら復旧にあたる。
災害ボランティアの活動日は、 月、 木、 金、 土、 日曜日で、 火、 水曜は休む。 活動時間は原則午前9時―午後3時。 受付は、 月―金曜の午前9時―午後5時で、 活動日の前日正午までとし、 当日受付はやめる。
また、 市島農村環境改善センター内の市災害救援物資センターは、 28日で閉鎖。 前山コミセンに置いていた救援物資も自治会長を通じて被災者に配布され、 救援物資の配給は終了する。
市ボランティア・市民活動センター (電0795・82・4631、 FAX0795・82・4519、 info@tambawel.jp)。 12月27日―1月4日は受け付けない。
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2014年11月24日12:37
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兵庫5区 梶原康弘氏が立候補断念
衆院選に兵庫5区から立候補を予定していた元民主党衆院議員、梶原康弘氏(58)が立候補を断念したことが24日までに分かった。梶原氏は21日から、新聞社の取材に応じていなかったが、25日午前、篠山市記者クラブの記者会見を通して表明する。
党関係者によると、21日、維新の党との選挙協力の一環で、公認候補に内定していた梶原氏を党本部が公認しないことにし、同日、岡田克也・代表代行が梶原氏に電話で公認の取り消しを伝えた。22日、梶原氏は県連代表の水岡俊一参院議員から改めて、公認取り消しの報告を県連で受け、対応を協議した。同日夜、梶原氏は篠山事務所で5区党役員と後援会幹部らと無所属での立候補などを協議。その日は梶原氏に一任することになった。
23日午前、梶原氏は県連に「支援者や関係者と相談して総合的に判断した」また、5区幹事長の檜田充・三田市議に「党本部の決定を受け止める」などとして立候補断念の意思を伝えた。檜田氏は丹波新聞社の取材に「立候補を断念すれば、政治生命が終わるかもしれないし、相当悩んでいたのでは。5区の広い選挙区では資金も必要で、無所属での選挙活動は難しい」と話した。
篠山事務所によると、22―24日、同事務所には支援者から、立候補の判断の問い合わせや、「ぜひ立候補を」との要望の電話が多くかかってきた。
篠山市の後援会長、藤井恒弘さんは丹波新聞社の取材に「梶原さんの復活を、とせっかく立候補の準備を進めてきたのに、突然の党本部からの決定で残念の一言。無所属で戦う現実を考えた時、ぜひ出馬してほしいとは言えなかった」、また、元篠山市議で5区副代表の西田直勝氏は「今まで培ってきたものがあったのに怒り心頭。しかし、これからの政治を考えた時には野党結集は必要なこと。比例区での活動に切り替えたい」と話した。
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2014年11月23日08:51
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子どもの冬の病気学ぶ講座 11月27日、柏...
県立柏原病院の小児科を守る会は、 11月27日午前10時から柏原木の根センターで開く 「小児救急講座」 の参加者を募集している。 和久医院の和久晋三院長が 「冬に注意する小児疾患」 の演題で講話する。
参加無料で託児付き (要予約、 先着20人)。 問い合わせと託児の予約は市ファミリー・サポートセンター (0795・70・2244)。