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2014年12月11日09:00
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「忘れないで」8月豪雨災害を絵本に 市...
あの日のことを忘れないで―。 丹波市市島町上鴨阪の荻野光代さん (61) が、 8月の豪雨災害で体験した出来事や、 周囲から聞いた話を物語にした手描きの絵本 「あーしたげんきになーれ」 を作成した。 集落を襲う濁流や救助活動の様子、 当時の被災者の暮らしなどを、 絵の具やクレヨンで描いた。 荻野さんは 「豪雨災害は後世に伝えないといけない。 災害の怖さを身にしみて感じてほしいと思って描いた」 と話している。
写真・ 「豪雨災害を忘れてはいけない」 という思いを込めて荻野さんが描いた絵本=市島図書館で
主人公のおばあさんの目線で災害を描いた。 降り続く豪雨の中で募る不安感や、 ヘリコプターでの救助活動の様子、 消防士に背負われて避難する被災者の姿など、 豪雨の中で思ったこと、 自分の目で見た当時の状況を表現。 避難するときに転んで胸の骨を折った人の話など、 人から聞いたことも盛り込んだ。
1カ月近く断水し、 生活に支障が出た被災者の暮らしも描いた。 コインランドリーへ洗濯に行く人があったことや、 給水車でバケツいっぱいに入れてもらった水を運ぶ大変さも表現した。 夫が参加した市の説明会の様子を描いた場面では、 「多額の借金をして住むことができても、 雨が降るたびにおびえて暮らさなくてはならへん…」 とつぶやいた住民の声を載せた。
荻野さん宅も床下浸水にあった。 片付けなどが一段落したころ、 「この惨状も、 いつかは忘れ去られていくのかな」 と不安にかられたという。 「9月中ごろ、 孫の運動会で他町の小学校に行ったとき、 『前山小学校も今日、 運動会ですよね』 と声をかけられ、 ショックだった」 と言い、 同じ市内でも被災地の現状が知られていないことに愕然としたと振り返る。
昨年、 市図書館が主催した 「手づくり絵本展」 に自身の作品を応募したこともあり、 絵本として記録することを思いついた。 時間を見つけて描き、 他地域の人にも災害の惨状を知ってほしいと、 今年も 「手づくり絵本展」 に応募。 市内の図書館で展示されたという。
所属している市島町の朗読グループ 「ひまわりの会」 で、 絵本を自身で読み、 カセットテープに録音。 市社協を通じ、 同町内の目の不自由な人に届けてもらい、 災害の大きさを伝えた。
絵本の文章は、 「あした元気になーれ」 という言葉で締めくくった。 荻野さんは 「少しずつ、 地域の人が元気を取り戻していけたらという思いを込めた。 決して忘れてはいけない災害を、 絵本を通じて伝えられたら」 と話している。
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2014年12月11日08:59
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築窯技術生かしパン窯 先祖の徳利モチー...
篠山市今田町下立杭の丹波焼 「正元窯」 窯元の妻、 正元容子さんが切り盛りする 「丹波焼窯元のパン屋さん ルーンカフェ」 の店先に、 同窯の先祖がこしらえた徳利をモチーフにしたパン焼き窯がお目見えした。 「ルーンの壺」 と名付け、 丹波焼を焼くときに使う赤松の薪 (まき) でパンを焼き上げる。 正元さんは 「この窯で焼くとより一層、 香ばしさと甘みが増し、 外はパリッと中はもっちりとした食感に仕上がる。 温度管理など、 扱いは難しいけど、 パンと対話をしながら心を込めて焼いています」 とほほ笑んでいる。
写真・ 「ルーンカフェ」 の店先にお目見えしたパン焼き窯 「ルーンの壺」。先祖がこしらえた徳利がモチーフ=篠山市今田町下立杭で
「ルーンの壺」 の大きさは、 高さ約2・2㍍、 胴回りの直径は約1・2㍍で、 江戸時代後期に活躍した同窯の陶工、 直作氏が作陶した徳利がモチーフ。 正元さんの夫で窯元の豊一さんが、 丹波焼の築窯技術を随所に生かして、 今夏から5カ月ほどかけて制作した。
先月下旬から稼働を始めたルーンの壺。 現在、 フルーツやナッツが入ったパン (400円から) と、 全粒粉を使った薪焼きパン (700円から) を主力に焼いているが、 「工夫を凝らす楽しさと、 予期せぬ仕上がりのおもしろさがある」 と、 日々、 新作パンを生み出すための試行錯誤に励んでいる。 客からも 「初めての味だけど、 どこか懐かしさも感じる」 と評判は上々。
2012年のオープン以来、 自家製の自然酵母と国産の全粒粉など上質の粉にこだわってパンを作っている。 店内の石窯で惣菜パンからハード系まで、 数多くの種類を焼き、 日替わりで楽しめる。 店内にはテーブル席があり、 パンやセットメニューが食べられる。 この時期限定 (11―3月末まで) のスープセット (850円。 スープ、 パン、 飲み物) も好評という。
パンの販売のほかにも、 アートクラフト体験や、 店名にもなっているルーン文字 (北欧の古代文字) を用いた占いも楽しめる。
営業日時は、 金―日曜日と祝日の午前11時半―午後4時。 電079・597・3211、 ホームページ http://www.runecafe.net/。
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2014年12月11日08:57
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競技かるた名人位決定戦 2度目の防衛へ...
篠山市乾新町出身で小倉百人一首競技かるたの名人位、 岸田諭さん (27) =篠山かるた協会所属、 京都市=が1月10日、 滋賀県大津市の近江神宮で開かれる 「第61期名人位決定戦」 (全日本かるた協会主催) に臨み、 2度目となる防衛戦を迎える。 一昨年、 兵庫県出身者として初めて名人位に就いた岸田名人。 今年1月に圧倒的な力を見せつけた初防衛後も、 各地の大会に参加しながら腕を磨き続けており、 「名人としての引き出しの多さを見せつけ、 3本先取で勝ちたい」 と意気込む。
写真・ 「第61期名人位決定戦」 で2度目の防衛に挑む岸田名人 (写真は今年1月、 滋賀県大津市の近江神宮で)
決定戦では、 名人に挑戦するための東西代表選を勝ち抜いてきた春野健太郎四段 (東京大学かるた会) と対戦。 岸田名人と春野五段はこれまでに3度対戦しているが、 いずれも名人が破っている。 名人位決定戦は5回戦まであり、 3戦先取したほうが勝利する。
岸田名人は篠山小学校1年生の時から競技かるたを開始。 篠山鳳鳴高校ではかるた部に入部し、 各地の大会で活躍した。
大阪大学医学部に在学中の2009年、 初めて名人戦に挑戦するも西郷直樹永世名人に敗れ、 準名人の座に甘んじたが、 13年、 名人戦に再挑戦し、 兵庫県出身者として初の名人位に就いた。 今年1月の初防衛戦では、 3本先取で名人位のタイトルを守った。
防衛翌日の、 「第63回高松宮賜杯近江神宮全国歌かるた大会」 をはじめ、 今年1年で合計9つの大会に出場し、 7度の栄冠に輝き、 通算35回の優勝を飾っている。
一方で、 今年の競技生活を振り返った岸田名人は、 「昨年よりも出場大会が少なく、 放っておいたら力が衰えていくということを一番感じた」 と言い、 「ただ、 そんな中でも、 決定戦に向けて、 いかに調子を上げていくか、 ということを考えた一年でもあった」 と、 名人位としての思考になりつつある様を語る。
そんな名人を後押ししているのが地元、 篠山かるた教室の盛り上がり。 「競技人口が増えてきていて、 とてもうれしい。 地元の人たちの頑張りが、 力になるし、 僕の頑張りが、 地元に良い影響を与えられたら。 そのためにも名人位を防衛したい」 と気合を入れている。
【競技かるた】「五七五七七」 の和歌を 「五七五」 の 「上の句」 と、 「七七」 の 「下の句」 にわけ、 読手が詠む上の句から該当する札を判断し、 下の句だけが書かれた札をいかに早く取るかを競う。 競技には100首ある札のうち、 50枚だけを使用。 取り札を自陣、 敵陣に25枚ずつ並べる。 敵陣から札を取ると、 自陣の札を1枚相手に送る。 相手がお手つきをした場合も同様。 自陣の札が先になくなった方が勝利する。
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2014年12月8日09:30
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土木、建築職など4職種募る 丹波市
丹波市 (職員課0795・82・0722) は、 来年4月採用の市職員を募集する。
職種は、 ▽土木職=2人程度▽建築職=1人程度▽看護専門学校専任教員=1人▽文化財専門員=1人―。 受付期間は来年1月6―21日。
1次試験は来年2月1日午前10時から柏原住民センター。 教養試験、 適性検査のほか、 専任教員は作文試験が、 土木職、 建築職、 文化財専門員は専門試験がある。
詳細は同課へ。
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2014年12月7日09:30
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ノルディックウォーキング講習会 12月
「たんばエヌウォーカー倶楽部」 主催。 各回、 参加費1000円、 ポールレンタル料500円。 問い合わせは同倶楽部の余田さん (090・2106・3988)。 日程と集合場所は次の通り。
【11日】午前10時、 篠山チルドレンズミュージアム (篠山市小田中)
【14日】午前9時半、 ひかみ四季菜館 (氷上町犬岡)
【16日】午前9時半、 前山コミュニティセンター (市島町上竹田)
【18日】午前9時半、 丹波年輪の里
【20日】午前9時、 丹波年輪の里
【21日】午前10時、 丹波並木道中央公園 (篠山市西古佐)
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2014年12月7日09:29
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忘れてはならないこと
東日本大震災が起きたとき、 「絆」 という言葉がクローズアップされた。 人と人とのつながりがいかに大切で尊いものか。 そのことを痛切に感じ取った私たちは、 冷ややかな言い方をすれば、 熱病にでも侵されたかのように 「絆」 を声高に叫んだ。 震災から4年近く。 絆を叫んだあの時の熱情は今も衰えずにあるだろうか。 ▼絆を断ち切るものに、 「忘れる」 がある。 忘れるとは、 対象に対する関心の喪失を意味する。 人であれ、 ものであれ、 その存在を忘れることは、 その事物に対する関心を失うこと。 このとき絆は断ち切られる。 ▼マザーテレサは 「愛の反対は憎しみではなく、 無関心です」 と言った。 窮乏にあえいでいる人に対して無関心であることは、 そうした人は存在しないことにしていることであり、 そこには絆のかけらもない。 無関心に通じる 「忘れる」 という行為の罪深さを思う。 ▼手前みそだが、 弊社の発行した丹波市豪雨災害の記録集が、 私どもの予想を超えて売れている。 私たちの身近に大変な目に遭われた方々がおられたことを忘れないようにする一助に記録集がなるならば、 うれしいかぎりだ。 ▼忘れていいことは忘れていい。 しかし、 忘れてはならないこともある。 忘れられると、 悲しみや孤独にさいなまれる人がいる出来事は決して忘れてはならない。 (Y)
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2014年12月7日09:29
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初めての手術
十月の二十一日、 以前から予定していた 「変形性股関節症」 の人工股関節置換手術を受けた。 昨年の冬頃から右側の関節の動きが悪くなり、 特に一時間以上座っていた後に立つとき、 違和感が出始めた。 週に一回か二回はプールで泳いだり歩いたりしていたし、 まさかと思いつつ、 一度見てもらおうと整形外科を受診。 レントゲン写真を前に 「うーん、 かなり悪いですねぇ、 股関節と大腿骨の間の軟骨がほとんどありません、 このままだと痛みは増すばかりですよ」 と医師。 「対処療法としては痛み止めくらいですねぇ」 と続く。 ショックだった。 「赤ん坊の時に先天性股関節脱臼があり一応治してもらったのですが、 二十年ほど前、 そこは関節の可動域が狭いので無理はしないように、 と言われたことがあるのですが」 と言うと、 「多少関係あるかもしれないですが、 まあ女性には多い症状で、 手術で痛みはなくなります、 次の予約までひと月ありますのでよく考えて決めてください」 と医師。 悩んだ結果、 やはり体力のある今の時点で手術を受けようと決心。 検査や自己採血に三度ほど通院、 俳句関係のこと、 本欄の書き溜め、 家事等々の準備をして入院した。
手術は全身麻酔、 三時間で無事終了。 痛みも麻酔の切れた直後のみで、 痛み止めの注射は一度だけで済んだ。 翌日から始まったリハビリ、 とにかく早く元の体に戻りたい一心で励んだ。 最初は一か月の入院とリハビリと言われていたけれど、 三週間と三日で無事退院できた。 今は普通の暮らしの良さと健康の有難さに、 また支えてくれた夫に心から感謝。
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2014年12月7日09:24
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長澤昭氏訃報
長澤昭氏 (ながさわ・あきら=元青垣町森林組合長、 元青垣町公民館長) 5日午前8時51分、 急性心不全のため、 多可町内の病院で死去、 87歳。 自宅は丹波市青垣町佐治537ノ2。 葬儀は、 7日午後1時から丹波市青垣町佐治253の葬心ルミーナホール青垣で。 喪主は長男、辰彦(たつひこ)氏。
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2014年12月7日09:22
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置き去りにされた感
「どういうやり取りがあって、 氷上工業団地に選定されたのか聞かせてほしい。 2つある病院が2つとも氷上に移るのは、 とても不安が大きいし、 納得が行かない。 篠山からの患者さんが来やすい場所や、 JRの利用促進などの観点から検討はなされたのか」 ―。 新病院に関し講演させて頂いた丹波市柏原地区消費者協会の研修会で質問された。 もっともな意見だ。
柏原駅南の県土地開発公社の土地 (約2・4㌶) に病院が建設されるという希望含みの話は、 以前から柏原ではあり、 今回候補地にも上がった。 落選理由は 「狭い」、 「住宅地に近くヘリ搬送に制約がある」 だったので、 そう説明した。 「狭いというが、 例えば駅南に病院を、 柏原日赤を壊して跡地に看護学校を移すというような、 突っ込んだ議論がされた形跡はない。 あっさり決まった印象」 と付け加えた。
「住民の意見を聞かれなかった。 こんなに簡単に決められると思わなかった」。 満腔の同意。 進め方に問題があった。
県なり日赤が病院跡地に診療所なり介護施設なりを誘致するという話もない。 「置き去りにされた感」 が募っている。(足立智和)
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2014年12月7日09:21
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丹波焼に新ブランド 窯元有志8人
丹波焼の窯元有志8人が丹波焼の洋食器ブランド 「TS」 「TS+ (プラス)」 を立ち上げ、 13日、 大阪市で篠山市商工会と連携して、 お披露目イベントを行う。 また、 岡本商店街 (神戸市東灘区) のアンテナショップでの販売や、 各窯元による販売などを行い、 普及を図っていく。
昨年度、 窯元有志6人が市商工会と連携し、 丹波焼の新たな魅力を発信しようと、 洋食器を取り入れた生活提案事業 「丹波スタイル」 を立ち上げ、 都市部で展示会、 飲食イベントを行った。
今年度は新たに2人の窯元を加え、 4月から、 和食器のイメージが強い丹波焼を洋食に適した器にすることをめざして試作を重ねてきた。 丹波焼の伝統技法で、 表面をかんなで削って模様をつける 「鎬 (しのぎ)」 を施し、 古くから伝わる黒の釉薬 「丹波黒」 を洋食に合うようにオリジナルブレンドした釉薬 「Tanba Style Black (タンバスタイルブラック)」 を使った共同ブランド 「TS」 を作り上げた。 また、 8人それぞれの表現方法によるオリジナルのブランド 「TS+」 もつくった。 両ブランドの器は、 マグカップ、 オーバルプレート、 リムプレート、 スクエアプレート、 スタッキングボウルの5種類。
イベントはグランフロント大阪ナレッジキャピタル5階 (JR大阪駅・阪急梅田駅前) で開催。 里山旬菜料理 「ささらい」 (日置) のオーナーシェフ、 藤岡敏夫さんと、 イタリア料理店 「トラットリア・アル・ラグー」 (福住) のオーナーシェフ、 兼井昌二さんがTSブランドを使った料理の盛り付けセミナーなどを開く。 すでに予約は締め切っている。
問い合わせは、 篠山市商工会 (079・552・0758)。
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2014年12月7日09:21
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ライト・エクササイズ(ストレッチ体操)
体を軽くすることが目的のエクササイズ。 活動日の前半の1時間は、 懐メロなどに合わせ、 ゆっくりと体を動かす。 体操初心者や高齢者の会員が多い。 後半の1時間は、 J―POPなどのアップテンポな曲に合わせ、 体を動かす。 体験者や若者が中心。 両方の参加も可能。
篠山市出身のダンスインストラクターで、 代表の萩尾玲菜さん (24) が講師を務める。 質の良い筋肉をつくるため、 柔軟、 運動、 筋トレの3つの動作を楽しみながら行う。
井口成子さん (66) =篠山市小原=は 「体操の後は体がすっきりする」、 勝木誠さん (66) =同=は 「インナーマッスルが鍛えられ、 ゴルフのスイングがしっかりできるようになった」 と話している。
【入会などの問い合わせ先】
代表 萩尾 玲菜さん 080・3776・7551
◆活動日=毎週金曜日の午後7時10分―8時10分と、 午後8時半―9時半◆活動場所=篠山市民センター◆対象=年齢、 居住地、 男女問わず。
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2014年12月7日09:20
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第406問
全国学力・学習状況調査で、 「平日にゲーム (スマホなどを使ったゲームも含む) をしている時間」 が 「4時間以上」 と答えた、 丹波地域の中学生の割合は?
1.約5%
2.約25%
3.約12%
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2014年12月7日09:20
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アームレスリング大会“腕自慢”集まれ!...
柏原町中心市街地で12月13日に行われる 「ハピネスマーケット」 で、 初の 「アームレスリング大会」 が開かれる。 右腕の部、 左腕の部を設け、 それぞれ優勝者には賞品と賞状を贈呈する。 腕自慢の参加を呼びかけている。
主催するのは、 柔道整復師の山根崇志さん (30) =山南町=と、 ストレッチ運動のポール体操を広めている竹内吉崇さん (31) =柏原町=。 日ごろから健康増進にたずさわる2人が、 友人からアームレスリング用の台を借り、 スポーツでまちを盛り上げようと企画した。
左右両方の出場も可能だが、 参加費は一部門につき1000円 (保険料含む)。 体重、 年齢制限なし。 午前10時―11時半受付、 正午から試合開始の予定。 受付は当日のみ。
問い合わせは山梟柔道整復所 (山根さん0795・71・4108)。
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2014年12月7日09:19
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「元気アップ住宅リフォーム」の希望者を...
自宅リフォームに、丹波市内の施工業者を利用し、 来年1月下旬以降に着工、 来年9月30日までに実績報告ができる50万円以上の工事が対象で、 一律10万円分の商品券を助成する。
往復はがきで12月10日までに申請が必要。 丹波市 (都市住宅課0795・74・2364)。
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2014年12月7日09:18
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債務整理・家計管理・こころの相談...
12月13日午後1時半―4時半、 丹波の森公苑で。 予約制。 弁護士や司法書士、 多重債務者支援団体らが対応する。 12日午前中までに、 丹波消費生活センター (0795・72・0999) へ申し込む。
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2014年12月7日09:18
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吉住工務店の家造り講座
12月13日午後1時から、 吉住工務店のこだま館 (春日町七日市) で。 住宅ローンの仕組みや種類、 無理なく返済する方法などを学ぶ。 先着10組。 参加無料。 こだま館 (0795・74・2785)。
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2014年12月7日09:17
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珍しい白イノシシ 春日の真継さん捕獲
写真・真継さんが捕獲した、 一部が白い体毛で覆われたイノシシ=春日町東中で
丹波市猟友会春日支部の真継憲雄さん (66) =春日町国領=が3日、 自身が仕掛けた檻わなで、 頭と体の一部の体毛が白いイノシシを捕獲した。 猟師歴46年の真継さんは、 「珍しいイノシシが檻に入った」 と驚いている。
檻は高さ1㍍、 幅2㍍。 先月中ごろ、 同町牛河内の山中に仕掛けた。 3日、 猟師仲間から 「イノシシが檻に入っている」 と連絡を受け、 現地へ行ったところ、 一部の体毛が白い、 子どものイノシシが入っていた。
「10年ぐらい前にも、 白いイノシシを捕まえたことがある」 と話す真継さん。 現在は猟師仲間の荻野敏夫さん (同町東中) が経営する 「荻野モータース」 に設置している檻に入れている。
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2014年12月7日09:16
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南極マラソン3位「シャツ、手袋凍り始め...
山南町谷川の自営業、 岡崎健一さん (39) が、 20日に南極で行われた 「アイスマラソン」 の100㌔の部に出場し、 出場6人中、 世界3位でゴールした。 最低気温マイナス27度、 最大風速30㍍という吹雪の中での過酷なレースを17時間34分48秒で走りきり、 日本人2人目という快挙を成し遂げた。 「思っていた以上に身の危険を感じるレースで、 とにかく必死だった。 人間やればできると改めて感じた」 と充実感をにじませている。
写真・南極マラソンで世界3位となり、 表彰台に上がる岡崎さん (右端) =南極で
アメリカや欧州など16カ国53人がエントリーし、 日本人は岡崎さんのみ。 100㌔、 フルマラソン、 ハーフの3部門があり、 100㌔の部には8人が申し込んでいたが、 2人が辞退。 南極点の近くに設けられた10㌔の周回コースを10周走った。
ゴーゴーと雪まじりの風が音をたてて吹きぬける中、 滑りにくいスノーシューズ、 フェイスガードにゴーグルの装備でスタート。 1周ごとに本部テントに入り、 給水や休息をしながら走った。
1、 2周は順調に走ったが、 3周目あたりから汗を含んだシャツ、 ゴーグル、 手袋などが凍り始めたという。 4周目に本部テントで着替え、 再スタート。 ここまで4位につけていたが、 6周目で前を走るノルウェーの選手を抜き、 3位につけた。
ペースの違いと視界の悪さからレースはほぼ一人旅。 スタッフがスノーモービルで巡回しているものの、 「天候が厳し過ぎて、 ずっとつらかった。 雪に埋もれてそのまま動けなくなるのでは、 という恐怖を感じながら走っていた」 と振り返る。
8周目、 本部テントで選手の健康状態をチェックしていたドクターから 「しっかり食事をとり、 休め」 と注意を受けた。 その時点で2位との差は1時間半ほどあったため、 「順位よりも命を守れという判断だろう。 天候が荒れていたので、 主催者側も選手の健康に神経質になっていた」 という。
9周目でもドクターの判断で30分ほど休息。 最後の1周は、 「日本で応援してくれているマラソン仲間のこと、 これまで練習してきた日々を思うと、 ゴール前では泣けてきた。 でも、 その涙が凍ってきて」 と笑う。 厳しい環境に耐え、 無事にゴール。 「出場することを仲間に宣言してきたので、 ゴールした時はまず、 安堵感があった」 と言う。
22日には快晴の中で表彰式が行われた。 「すばらしい経験ができたのは、 誇り。 実績のあるマラソンランナーは世界中にたくさんいるが、 その中で3位になり、 表彰台に上がれたことはうれしかった。 準備を含め悔いはない」 と話している。
来年3月にはサハラ砂漠 (ヨルダン) を7日間で250㌔走るマラソン大会にもエントリーしている。 岡崎さんは、 加古川市と三木市に住むマラソン仲間2人と一緒に、 3人が常に25㍍以内で行動するという制限がついた団体戦に出場する。 「次は優勝したい。 悔いのないよう準備したい」 と意気込んでいる。
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2014年12月7日09:15
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「大森夢ナリエ」開幕 氷上町
写真・イルミネーション電球と人形が温もりある雰囲気の大森夢ナリエ=氷上町谷村で
光のイルミネーション 「丹波大森夢ナリエ」 (氷上町谷村、 大森義一さん宅) が始まった。 ツリーやアーチなど、 家族連れがまばゆい光の芸術に見惚れている。 今年はLED電球への交換を進め、 クリアなきらめきが楽しめるという。
母屋と農機具倉庫、 畑の約1800平方㍍を17万球で電飾。 LEDはエリアを決め、 同じ色を集めている。
例年、 ビニール袋でアニメ・キャラクターなどの立体人形を作って、 子どもを喜ばせており、 今年は 「日本昔ばなし」 をテーマに制作。 「桃太郎」 「かぐや姫」 「一休さん」 を表現した。
人形は、 見に来た子どものリクエストにこたえて作っている。 大森さんの長男、 栄司さんは、 「いくつ作ったのか、 もう数えられない」 と笑う。 今年はゆるキャラ 「ふなっしー」 も仲間入りした。
栄司さんの長女、 春菜ちゃん (4つ) も人形づくりを手伝い、 家族6人で9月中旬から2カ月半を費やして準備した。 点灯は午後5―10時。 大晦日のみ午前1時まで。 年明けの1月15日まで。
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2014年12月7日09:15
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篠山市 認定叶わず 創造都市ネットワーク
篠山市は12月2日、 国連教育科学文化機関 (ユネスコ) に申請していた 「創造都市ネットワーク」 (クラフト&フォークアート都市部門) への加盟が見送られたことを発表した。
同市は2012年10月、 創造都市推進委員会を設立。 13年9月、 創造都市推進計画を策定するなど、 準備を進め、 14年3月に申請した。
酒井隆明市長は 「加盟に至らなかった要因は後日ユネスコから送られてくるが、 アートフェスティバルや、 食と器のビエンナーレなど、 国際的にも通じる取り組みを続け、 さらに世界にPRし、 3年をめどに加盟されるよう努力したい」 と話した。
今後、 昨年9月に策定した 「市創造都市推進計画」 に基づくまちづくりを進め、 来年3月に再度、 ネットワーク加盟を申請する。
今年度は世界で28都市が新加盟し、 国内では浜松市 (音楽分野) と鶴岡市 (食文化分野) が加盟。 2都市を含め、 国内で計6都市が加盟している。