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2014年12月21日09:05
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登山コースに案内板 大乗寺―高蔵寺間 ...
篠山市大山地区の歴史や文化を調査している 「大山昔ばなしの会」 がこのほど、 2年前に発見した大乗寺 (追入) ―高蔵寺 (高倉) 間の 「大山テンプルコース」 を知ってもらおうと、 3カ所に案内板を設置した。 今後さらに6カ所に設置する計画。
同コースは2年前、 同会の小林康利さんが篠山市追入と丹波市柏原町上小倉にまたがる金山を登山し、 地図を見た時に、 高蔵寺まで行けるのでは、 と思い、 道に沿って進んで行くと高蔵寺まで続いていた。 何のための道かは不明だが、 意外に道は整っていたという。
それでも整備が必要な2カ所を、 1年半前に日本森林ボランティア協会に依頼し、 滑りやすい坂に階段と、 橋をかけて登山道になるよう整備した。
コースは大乗寺―鬼の架け橋、 鐘ヶ坂トンネルの上、 瓶割峠、 黒頭峰、 高蔵寺の約8㌔。 健脚なら1日あれば登ることができる。 途中、 鐘ヶ坂や瓶割峠から下山することもでき、 半日でも楽しめる。
今年5月、 篠山市が発行した 「篠山市登山マップ」 にも掲載されている。
看板はこのほど、 小林さんを含む、 伊塚理仁代表、 橋本宗一さん、 平田寿さんの4人が大乗寺の登山口から入り、 3カ所に焼き杉の看板 (横約50㌢縦約20㌢) を立てた。
今後、 2カ所ほど見晴らしの良い地点があるので、 地権者と協力して整備する計画。
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2014年12月21日09:04
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第407問
先日行われた衆院選で、 小選挙区兵庫5区の投票率において、 間違っているのは次のうちどれ?
1.56.61%で過去最低
2.前回選挙より10ポイント下がった
3.県内12選挙区では2番目に高い
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2014年12月21日09:03
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来年2月21日 桂ざこば一門・丹波の森公...
「桂ざこば一門落語会」 が来年2月21日午後2時から、 丹波の森公苑 (丹波市柏原町柏原) で開かれる。 12月24日から同公苑などでチケットが発売される。
ざこば、 塩鯛、 わかば、 米紫、 そうばの各氏が出演。 落語5席などを行なう。 チケットは全席指定で3000円 (ペア券5000円)。 未就学児は入場不可。
チケットは、 同公苑、 たんば田園交響ホール、 春日文化ホール、 ゆめタウン、 バザールタウン篠山NEWS館で発売。
問い合わせは、 同公苑 (0795・72・5170)。
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2014年12月21日08:59
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JR福知山支社が冬の臨時列車
1月から2月にかけて特急 「こうのとり」 号を新大阪―城崎温泉間で運転する。
「こうのとり75号」 は、 新大阪午前8時21分発、 篠山口9時32分発、 柏原駅9時53分発。 城崎温泉駅午前11時43分着。
「こうのとり76号」 は、 城崎温泉駅午後零時8分発、 柏原駅午後2時5分発、 篠山口午後2時30分発、 新大阪駅午後3時38分着。
「こうのとり7号」 は、 12月27日から来年1月4日にかけて福知山―天橋立間で毎日運転。 福知山午後零時55分発、 天橋立着午後1時32分着。 「こうのとり22号」 は、 天の橋立午後4時39分発、 福知山午後5時19分着。 両列車とも、 北近畿タンゴ鉄道を通る。
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2014年12月21日08:57
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トン6000円で買い取り 住民で伐採、搬出...
地域住民やグループが山から伐り出した木を買い取り、 薪や材木、 木工品として地域に循環させる仕組みを作る事業を行うNPO法人 「丹波グリーンパートナー」 (能口秀一理事長) の設立総会が12月16日、 氷上住民センターで行われた。 県の法人認可を取得後、 来年4月から活動が本格化する。 8月の豪雨で土砂が崩れ、 甚大な被害を受けた市島町前山地区をまずモデル地域とする考えで、 災害からの復興も兼ね、 循環型の地域づくりを広げる。
伐り出した木を、 同法人が運営するストックヤード 「木の駅」 に搬出すれば、 トンあたり6000円 (予定) で買い取る。 森林所有者への還元分を買取額に少しでも上乗せできないか検討中。
初年度は、 前山地区と青垣地域内に 「木の駅」 を整備する予定で、 将来はさらに増やす意向。 搬入された材で薪を作り、 農業用ハウスなど薪ボイラーの設置が可能な事業所に働きかけたり、 一般家庭に薪ストーブを普及させるなど、 薪の販路開拓に努める。
建築や加工用材になる良質な木は、 製材所や加工業者へのルートを作ることで、 6000円より高く買い取ることも可能。 このため、 木を伐る人が良質な立木を見分け、 用途に応じた規格で搬出できるようにアドバイスもする。 チェーンソーの安全講習会も開く。 木を伐り出して整備された里山を環境教育に活用したり、 薪ボイラーのハウスで野菜を栽培する農家を支援するなど、 森林との関わり方を考えるサポートをする=図参照。
会費は、 個人が入会金3000円、 年会費3000円、 団体が入会金5000円、 年会費3万円。 賛助会員は年会費のみで、 個人3000円、 団体1万2000円。 会費と市からの補助金、 薪販売などの事業収入で運営する。 市からの補助金は徐々に減額されるため、 事業収入をいかに増やすかが課題となる。 事務局は氷上町常楽に置き、 スタッフ数人を雇用する。
木材コーディネーターでもある能口理事長 (氷上町常楽) は、 「良質の木材まで薪にしてしまうのではなく、 森林を生かす業へと意識を変え、 いろんな形で森にかかわる人を増やす仕組みをめざしたい」 と話している。
丹波市が2011年に策定した 「市地域新エネルギービジョン」 では、 木質バイオマスエネルギーを重点エネルギーの一つと位置づけた。 これを受けて市は林地残材集材システムの調査などを民間に委託、 新法人の設立を見越して 「地域おこし協力隊」 を採用するなど準備を進めてきた。 今年5月に新法人の設立準備委員会を開き、 11月に正式合意した。
能口理事長のほかの役員は次のみなさん。
▽副理事長=宮川五十雄 (市島町乙河内) ▽理事=婦木克則 (春日町野村) ▽監事=大地伹 (山南町小野尻)
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2014年12月21日08:56
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農園営む夫婦が料理店 山南町北太田
山南町北太田に古民家レストラン 「千華」 (生田智子さん経営、 090・6232・0831) が12月17日、 オープンした。 生田さんの夫が篠山市で営む農園で収穫した朝取りの超新鮮野菜を中心に、 「本当においしい野菜」 を使った料理を提供する。
写真・のどかな田園風景にマッチした古民家レストラン 「千華」。 左が経営者の生田智子さん=山南町北太田で
智子さん (42) は、 夫の雅和さん (51) と15年前に篠山市にIターン。 「いくた農園」 (同市乗竹) の屋号で、 約2㌶で主に有機肥料を使った野菜を栽培。 一部品目は都心の百貨店に卸しているほか、 丹波地域のスーパーでも扱われている。 消費者の声を直接聞きたい気持ちが募り、 1次産業と6次産業を融合させる店を開いた。
築70年ほどの平屋建ての古民家 (敷地面積約70平方㍍、 2―8人掛けの机5席) や農地、 約500坪を取得。 古民家はクラシカルな雰囲気を残しながらモダンにリフォーム、 屋外で食事を楽しめるよう、 ウッドデッキや庭も作った。
落ち着くまでは、 千華ランチ (1200円) を提供する。 自家消費用分のみ生産している米を使ったこだわりおにぎり (明石ののり、 赤穂の塩使用) と、 自家製黒大豆みそを使った根菜たっぷりの豚汁をメーンに、 今の季節は、 フルーツカブラのポタージュ、 野菜のかき揚げ、 但馬鶏の唐揚げ、 ベビーリーフなどを使ったサラダがつく。
夜は要予約。 肉や魚の鍋コースなどの宴会にも対応する。
おいおい、 昼のコース料理を充実させる。 多忙で製造が滞っている得意の漬け物の販売も手がける予定。
雅和さんは、 「土と肥料が違う。 大量に作っている中で、 特においしい部分を選んで持って来る。 野菜の説明を丁寧にし、 お客さんに驚きや感動を与えられるようにしたい」 と言い、 智子さんは、 「野菜をよく知っているいなかの人にも、 スーパーで売られている野菜が本来の野菜の味と思っている都会の人にも喜ばれ、 自分たちも喜びややり甲斐を持てる店に育てていきたい」 と話している。
昼の営業は午前11時―午後2時半。 夜は要問い合わせ。
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2014年12月21日08:55
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油圧まき割り機開発 廃パーツで手作り ...
篠山市藤坂の元自動車整備士、 古林勉さん (77) が、 エンジン式の油圧まき割り機を開発した。 古いエンジンと車の油圧を活用し、 そのほかのパーツはすべて手作り。 開発理由は、 「公民館のグラウンドで、 みんなで暖を取りやすくするため」 と笑う。 これまでに水車の発電を活用したイルミネーションや自動もちつき機なども製作している“藤坂のエンジニア”は、 「モノづくりは楽しい。 今度は何を作ろうか」 と意気込む。
写真・手づくりしたまき割り機の性能を試す古林さん=篠山市藤坂で
まき割り機は、 エンジンで油圧ポンプを回し、 伸縮するシリンダーで押し出した丸太を刃物に当てて割る仕組み。 昭和30年式の水冷式農業発動機とダンプに取り付けてあった油圧を再利用している。 古林さんによると、 駆動部の工夫で5㌧近い力をかけることができるという。
もともと自動車の整備をしていたことから、 ものづくりが得意。 コレクションしていた石油エンジンを使って何か作れないかと考えていた。
公民館横のグラウンドは、 ゲートボールやグラウンドゴルフで利用する人が多く、 最近は寒くなってきたため、 たき火をして暖を取っている。 「小さいまきはいいけれど、 大きくなると割らなければならない。 高齢者が多いから、 まきを割るのも大変」 と古林さん。 そこでまき割り機を思いついた。
まき割り機は市販されているが、 そこはエンジニア。 創意工夫し、 延べ1カ月ほどで製作にこぎつけた。
古林さんは以前、 胃がんを患い、 入院した経験を持つ。 入院中から、 「もし元気になったらいろんなモノをつくりたい」 と考えていた。
「今はモノづくりが生きがい」 と話す古林さんは、 「自分がつくったもので、 人が喜んでくれたらうれしい」 とほほ笑んでいる。
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2014年12月20日16:17
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三ッ塚マラソン中止「安全確保難しい」 ...
丹波市は、 来年5月に三ッ塚史跡公園 (市島町上田) を発着点として開催予定だった 「三ッ塚マラソン大会」 の中止を決めた。 今年の参加者らにはがきで通知した。
8月16日の豪雨災害で国道175号八日市橋 (市島町上竹田) が落橋。 竹田川沿いの同大会コースが大型車の迂回路となっており、 「周辺地域で大会当日の安全な交通状況の確保が難しい」 と判断した。
同大会事務局 (市生涯学習センター0795・82・0409)。
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2014年12月20日16:17
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豪雨災害など選定 県民局10大ニュース
丹波県民局は、 2014年の丹波地域県政10大ニュースを選定した。 内容は次のとおり (順不同)。
▽8月豪雨災害により丹波市で大規模土砂災害が発生。 復旧・復興計画に取りかかる
▽ 「丹波ファン」 拡大の取り組みを進め、 首都圏などで丹波の魅力を発信
▽丹波竜 「タンバティタニス・アミキティアエ」 を活かした地域活性化を進める
▽丹波地域の今後を考える取り組みが進む (第7期丹波地域ビジョン委員会など)
▽子ども・学生とともに地域活動や地域づくりを進める (大学連携フォーラムなど)
▽丹波の魅力ある農産物をPR、 丹波ブランドの向上を図る
▽丹波地域の保健医療体制を強化 (県立柏原、 柏原赤十字両病院の統合再編基本方針策定など)
▽丹波焼の里のシンボル・最古の登り窯の修復事業が始まる
▽ 「丹波の森国際音楽祭シューベルティアーデたんば」 20回を迎える
▽丹波地域社会基盤整備プログラムを策定。 暮らしと交流を支える社会基盤の整備が進む
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2014年12月20日16:16
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非常勤嘱託募る 預かり保育と給食センター
篠山市教育委員会 (教育総務課079・552・5709) が、 いずれも非常勤嘱託員の、 預かり保育指導員と篠山東部学校給食センター添乗員各1人を募集している。
指導員は幼稚園教諭免許か保育士資格のいずれかが必要。 面接と作文試験を行う。 随時募集している。
添乗員は来年1月5日から採用で、 12月24日に面接試験を行う。 応募は同22日までに所定の書類を同課に提出する。
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2014年12月20日16:13
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インド料理「ザイカ」
インドカレー50種類
丹波警察署の向かいにある。 インド人コックが作るカレーは約50種類。 シーフード、 野菜、 ひき肉、 チキン、 マトン、 ポークがあり、 すべて辛さを5段階から選べる。 ナンは8種類あり、 揚げ物、 焼き物などのサイドメニューもいろいろ。 リピーターも多い。
ランチセットは700円から、 ディナーセットは980円から。 甘口カレーの 「お子様セット」 (580円) も。 チキンと野菜を煮込んだランチタイムの 「スープカレー」 (1080円) も人気。 新作は、 本場インドのスパイスを使った野菜たっぷりの 「インドカレー鍋」 (1人前2200円)。 2名以上で前日までに予約を。 若鶏の丸焼きタンドリーチキン (1800円) も前日までの予約。
「弁当」 (A=700円、 B=800円) のほか、 スープ、 ドリンク以外は全て持ち帰りできる。
【メモ】ランチ午前11時―午後3時、 ディナー午後5
―10時。 無休。 年末年始は31日夜、1、2日休み。 電0795・73・0444。 丹波市柏原町柏原2675-1
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2014年12月20日16:03
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「元日JR西日本乗り放題きっぷ」を発売
1月1日利用限定。特急列車の指定席が利用できる普通車用が、 大人1万5430円、 こども3090円。 グリーン車専用が、 大人1万7490円、 こども5140円。 12月30日まで福知山、 柏原、 篠山口、 相野各駅などで販売中。
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2014年12月20日15:55
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澤田八幡宮 (篠山市澤田)
平安時代創建。紀元前後、この地は沼沢池であり、地名の澤田がその証である。出没する大蛇を沈めるため、 村人は鱧(はも)を用いて祈願したのであろう奇祭が、「鱧切り祭」 である。
整備の行き届いた境内をゆくと、 拝殿の向拝の左右向き合った阿吽の竜、 その上部の竜2頭、 さらに兎毛通しの鳳凰がまず人目を引く。 木鼻には唐獅子と獏、 飛龍も見える。 社殿の周りは、 彫り物のオンパレード。 鯛、 亀、 虎、 鹿、 兎、 鷺、 山鳩、 中国の仙人など、 とりわけ手挟みの鸛(こうのとり)は、 今まで見てきていない珍しいものだ。
脇障子には、 5代目中井丈五郎正忠、 6代目中井文五郎正貞、 後の中井権次橘正貞の銘が彫ってある。 1800年初期の制作と思われる。 正忠50―60歳代、 正貞は元服前後の20歳ごろではなかろうか。 ともあれ、 脇障子の彫り物とその銘は、 2人のコラボレーションの秀逸である。
元高校教諭 岸名経夫
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2014年12月20日15:54
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七面大明神 (京都府与謝郡伊根町)
創建は明和年間 (1770年ごろ)。 伊根湾をぐるっと取り囲む小高い山の一廓にある。 不思議なこと
に伊根湾巡りのフェリーからは、 その神社だけが見えないのである。
細い道をたどって神社へ石段を上っていく。 少し奥まった所に、 社殿が鎮座している。 ここで最も目を引いたのは、 神仏習合の証としての石塔が立っていたことだ。 「南無妙法蓮華経七面大明神」 と彫ってある。 文政3年の年号が見える。 このあたりに日蓮宗の僧侶が一時滞在していたそうだと、 近くの酒蔵の女主人が説明して下さった。
ここの社殿の彫り物はきれいに残っており、 また大変垢抜けのしたものである。 正面向拝にはガラス玉のきれいな目をした竜が目に入る。 木鼻には中井権次一統の定番の唐獅子と獏が睨みをきかしている。 とりわけ、キリンの彫り物が目につくが、これは6代目、 中井権次橘正貞得意の作品テーマの一つである。
元高校教諭 岸名経夫
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2014年12月18日09:24
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選挙結果
「自民党、 100議席に及ばず完敗。 民自党・小泉政権発足へ―自民党の安倍首相は1年半先送りした消費税の引き上げを、 成長率が停滞する中で実施に踏み切り、 低所得層への商品券配布を追加して凌ごうとしたものの景気はさらに低迷。 与党内が分裂し、 2017年12月、 首相は国会を解散。」 ▼自民党が党史に残る大勝を果たした日の夜、 興奮したのか、 それとも白けたせいかはよくわからぬが、 3年後にこんな新聞記事を読んでいる夢を見た。 ▼記憶をたどってもう少し読み進むと― 「自民から分派した若手グループが小泉進次郎氏を押し立て、 民主党の主な幹部を巻き込んで民主自由党を結成。 総選挙で300議席を獲得。」 ▼そして 「外為市場は、 消費増税の公約を死守して財政再建の姿勢が示されたことで模様眺めながら、 出口のない日銀の金融緩和政策、 成長戦略の見通し難から円安が1㌦200円の大台に迫る気配。 株価も外国投資家の資金引き揚げでじわじわと下がっている」。 ▼汗をびっしょりかいたところで、 ようやく目が覚めた。 誤解しないでほしいが、 決して筆者が小泉ジュニア政権を望んでいるわけではない。 しかし安倍さんは、 大勝とは言え実情は薄氷の上。 次回選挙でゆめゆめこんな悪夢が現実化しないよう、 ここは緊褌一番、 頑張って下さいよ。(E)
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2014年12月18日09:23
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路上の骸
11月に入ったあたりから、 野生動物の交通事故死体をひんぱんに見かけるようになった。 ほ乳類は秋以降に親離れをして、 単独で行動をする種が多いため、 経験値の少ない若い個体が犠牲になってしまうことが大きな原因という。 私の感覚では、 今季、 特に多く目にしているのが、 鮮やかな黄色の冬毛をまとった 「テン」 (イタチの仲間) だ。 ネコほどの大きさしかないため、 はねてしまった運転手も車も無傷でいられるが、 相手がシカやイノシシなどの大型獣となると、 そうはいかない。
今秋、 三田市で、 道路脇から飛び出してきたイノシシを避けようとした車がガードレールに衝突。 運転手が鼻の骨を折るけがをした。 山形県ではカモシカが車の多重衝突事故を引き起こした。 10年ほど前には、 栃木県でバイクがシカと衝突し、 男性ライダーが死亡する事故も発生している。 野生の王国丹波地域においては、 いずれの事案も決して他人事ではない。
路上に横たわるテンの骸 (むくろ) を自分への警告として捉え、 何かと慌ただしい師走だが、 人にも野生動物にもやさしい運転で、 笑って正月を迎えたい。(太治庄三)
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2014年12月18日09:22
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どなたさまも、どうぞ良いお年を。
図書館で本を借りた。 その本にレシートが挟まっていた。 栞がわりに使われていたのだろう。 そのレシートには、 花束が2種類、 値段と共に印字されていた。 きっと女性の方だろう。
私も夫から 「癖が付きますから、 本は開いて伏せてはいけません」 と教えてもらってから、 栞紐がついていない本で、 紙の栞が見当たらないときは、 よくレシートを使うようになった。 そのレシートを見つけた時、 あ、 この人も、 と思い、 なんだかうれしかった。 その本は、 あまり女性には好まれそうもないSF小説であったので、 同朋を見つけたようで余計にうれしかったのかもしれない。
今年もよく本を読んだ。 本の中で多くの物語や人生に出会った割には、 頭の方は相変わらず賢くはなってはくれないようだが、 本を読むことで、 過ぎていく時間や生きていることの意味、 本を読めるありがたさに感謝し、 いつでも無限の宇宙に遊ぶことができた。 少しの時間でも、 本さえ開けば広大な終わりのない想像の世界が目の前に広がり、 どこへ行くのも自由だ。
本を選ぶ時、 借りる時、 「あ、 バッグもお願いします。 ミッフィーちゃんの」 って言う時、 家事がひと段落して本を開く時、 ベッドに話の続きを持ち込む時、 そして、 結局一行も読めずに夢の中へ入ってしまう時も、 とにかく本に関する全てが喜びとなる。
今年、 感謝を捧げたいことは星の数ほどあるが、 やはり本の神様に心からの愛と感謝を捧げたい。 ガネーシャ、 今年もありがとう!
(土性里花・グループPEN代表)
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2014年12月18日09:21
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座布団やクッションも 300点を展示 丹波...
丹波木綿の会 (森口京子代表、 会員13人) が兵庫陶芸美術館 (篠山市今田町上立杭、 079・597・3961) で作品展を開いている。 手で紡いだ糸で織った座布団やクッションのほか、 10回目を記念した、 過去の作品の着尺、 着物、 帯など計300点を展示している。 12月23日まで。
会場の中央には、 会員全員でつくった素朴な風合いが美しい座布団やクッション約30点が並ぶ。 また、 会員それぞれが取り組んだタペストリーやストール、 かばん、 テーブルランナーなども展示している。
展示時間は午前10時―午後5時。 最終日は午後1時まで。
同会は、 毎週火曜午前10時―午後4時、 旧西紀公民館分館 (篠山市宮田) で活動している。
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2014年12月18日09:21
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たんばの親の子育て力アップ事業講演会
12月21日午後1時半から丹波の森公苑で、「たんばの親の子育て力アップ事業講演会」が開かれる。 心と街を追うジャーナリスト、 池上正樹さんが 「大人のひきこもりと、 活用できる支援制度について~当事者の気持ちにより添った支援とは?~」 をテーマに講演する。 参加無料。
氷上子育て親の会・竹安さん (090・1674・3211)。
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2014年12月18日09:21
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天使と「家族」考える 関西5教会学校が...
丹波市、 大阪、 明石、 神戸、 京都の5つの教会学校 (MEBIG) が合同で、 12月27日午後2時半から丹波の森公苑で子どもミュージカル 「天使の鐘」 を上演する。 同学校に通う幼稚園児から高校生まで約30人が出演。 笑いあり、 涙ありの感動の舞台を繰り広げる。
テーマは 「家族」。 すぐにけんかになるきょうだい、 ストレスを抱えた両親―、 どこにでもある家族の日常に、 天使が舞い降りる。 忘れがちな 「大切なもの」 「本当の幸せ」 を、 天使と一緒に見つけていくストーリー。
春から各学校ごとに練習し、 月に一度の合同練習を重ねてきた。 出演者30人のうち、 丹波市からは13人が出演する。 天使役の村越大空翔 (たくと) 君 (東小4年) は、 「セリフはばっちり覚えた。 本番は笑顔でがんばりたい」 と言い、 天使に指示を出す大天使役の古本樹君 (氷上中1年) は、 「歌とセリフで覚えることが多くて大変だけれど、 いい舞台になりそう。 楽しく見てもらえると思う」 と話していた。
今年で5回目。 丹波から始まり、 昨年から合同で舞台をつくり上げている。 昨年は神戸文化ホールで上演し、 約600人が来場した。
祈りの家キリスト教会 (氷上町石生) の牧師、 玉置雅子さんは、 「いじめや不登校、 発達障がいなどの背景を持っている子もいる。 そんな子どもたちが、 こんなにも輝けるんだというところを見てほしいし、 出演する子どもたちの自信になれば」 と話している。
入場料1500円。 玉置さん (090・3842・5951、 http://blog.goo.ne.jp/2013musical)。