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2015年1月8日08:52
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ゆかりの作家展 1月10日に講演会 ...
丹波市立植野記念美術館開館20周年と丹波市発足10周年を記念した 「丹波市ゆかりの美術作家たち展」 が1月10日、 同美術館 (丹波市氷上町西中、 0795・82・5945) で始まる。 丹波市在住、 出身の現存作家21人と故人1人の22人の絵画59点を飾る。 2月22日まで。
10日午後1時半から開会式。 「美術館が宝石箱から公共の広場に」 をテーマに蓑 (みの) 豊・県立美術館長の講演もある。 講演会は同館に電話で申し込む。 先着100人。
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2015年1月8日08:50
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間伐材の活用法、写真展で紹介 バイオマ...
里山整備による資源の循環を推進しているNPO法人バイオマス丹波篠山 (岸本正紀理事長) が、 篠山市立中央図書館 (篠山市西吹) で活動写真展 「ペレットストーブと里山のホットな関係」 を開いている。 1月14日まで (13日は休館)。
里山整備や小学生の間伐体験、 ドングリやシイタケを育てる取り組み、 薪割り大会などの様子を撮った写真や、 木質ペレットやペレットストーブなども展示している。 広報担当の前川公夫さんは 「篠山の燃料を使い、 環境に優しいペレットストーブの良さを知って」 と来場を呼び掛けている。
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2015年1月8日08:49
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未年に人が群れる山「羊ヶ嶽」 ハイカー...
篠山市東部の大芋地区に、 未年になると多くの人が詰めかける山がある。 宮代集落などと京都府京丹波町にまたがる 「櫃ヶ嶽 (ひつがたけ)」。 別名を 「羊ヶ嶽」 というのがその理由。 日本全国を見渡しても、 「羊 (未)」 の名を持つ数少ない山ということもあり、 干支が巡ってくる年には縁起をかついで登山するハイカーが多いという。 近年の登山ブームもあって、 前回の未年(2003年)には、 バスで登山口に乗り付けるグループもあったとか。 普段は静かな集落がにぎわう一年になりそうだ。
写真・羊の名がつくことから、 多くのハイカーが訪れる 「櫃ヶ嶽 (羊ヶ嶽)」。 美しい山並みから大芋富士とも呼ばれる
標高582㍍。 「羊ヶ嶽」 という名前の由来は、 「多紀郷土史話」 によると、 太陽と山頂の位置関係で時刻を測ったことから、 「日の辻 (道)」 を見る山という説や、 「兵庫丹波の山」 (慶佐次盛一著) の下巻では、 鉄を表す 「火」 の山としたなどの諸説がある。 いずれにしても、 「メェー」 と鳴く羊とは関係ないようだ。
地元住民によると、 1991年に 「羊」 という名前にひかれて東京から登山者が訪れたこともあった。 03年にも多くの人が訪れたほか、 未年でなくても、 登る人が見られるようになったことから、 住民らが道標を取り付けるなど、 登山道の整備も行っている。
「羊」 「未」 という名前がつく山は、 北海道の 「羊蹄山」、 新潟県の 「未丈ヶ岳」、 そして篠山の 「羊ヶ嶽」 ほどしかないとされ、 干支の名が付く山を登ろうとするハイカーにとって、 貴重な山になっているようだ。
宮代の井谷崇明さんによると、 未年でハイカーが増えることを予想して、 倒木の片付けや登山道の補修を行うなどの準備を行ってきたそう。 「何もない集落だけれど、 少しでも、 宮代や大芋、 そして、 篠山のことを知ってもらうきっかけになればうれしい」とにっこり。 12年に一度、 多くの人が群れるひつじの山に期待を寄せている。
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2015年1月8日08:37
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高齢者の精神疾患 石井院長が講演 1月...
たんば医療ざわざわカレッジ (丹波医療再生ネットワーク主催) が1月13日午後7時半からハートフル春日で開かれる。
香良病院の石井敏樹院長 (丹波市医師会長) が、 「高齢者における精神疾患について」 の演題で講演する。 無料で誰でも聴講できる。 里さん (0795・80・1201)。
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2015年1月8日08:36
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村上春樹「羊をめぐる冒険」
羊は干支の中でもポピュラーな動物なのに、 幕末までは日本に1頭もいなかった。 その後 「国家レベルで輸入され、 育成され、 そして見捨てられた」。 ―村上春樹の 「羊をめぐる冒険」 で、 右翼の大立者の黒いスーツの秘書が主人公 「僕」 に語る。 ▼大陸進出をめざす明治政府が防寒用羊毛の自給のため緬羊飼育の振興策をとり、 かつては27万頭いたが戦後は貿易自由化に伴
って廃れ、 現在 (1978年) では5000頭にまで減ったという。 ▼僕は秘書に促され、 星の紋のついた羊を探しに北海道の辺地まで向かう。 牧舎の中で僕を見上げる羊達は、 まるで集団で思考しているように見えた。 しかし管理人は、 一見穏やかで平和そうな羊の群の中にも厳格な順位が決まっていると教えてくれる。 日本の近代化の表象とも受け取れる羊は何を意味するのか。 ▼村上ワールドには一貫して、 同時代に対する漠然とした不安や無力感が漂うが、 かと言って主人公が全く絶望するのでもなく、 しなやかに潜りぬけていくところに希望のようなものが見い出せるのが、 彼の作品の魅力である。 ▼ 「羊をめぐる冒険」 の3年前、 1979年にデビュ
ーした村上は3巡目の未年に当たる今年、 ノーベル賞を受賞するような予感がする。 その時ストックホルムでどんなスピーチをしてくれるかに注目したい。(E)
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2015年1月8日08:35
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高山春實氏訃報
高山春實氏 (たかやま・はるみ=高山茶園前代表) 2日午後5時8分、 心不全のため丹波市内の病院で死去、 82歳。 自宅は丹波市山南町谷川1421。 葬儀は4日おこなわれた。 喪主は長男、 茂樹 (しげき) 氏 (高山茶園代表)。
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2015年1月8日08:35
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竹内弘氏訃報
竹内弘氏 (たけうち・ひろし=サンコードー社長) 12月31日午前6時40分、 腎不全のため福知山市内の病院で死去、 74歳。 自宅は丹波市柏原町柏原16。 葬儀は4日おこなわれた。 喪主は長男、 孝志 (たかし) 氏。
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2015年1月8日08:34
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福田茂美さん訃報
福田茂美さん (ふくだ・しげみ=いづも庵会長、 柏原納税協会理事) 12月31日午後10時2分、 肺がんのため丹波市内の病院で死去、 67歳。 自宅は丹波市氷上町上成松235ノ2。 葬儀は3日おこなわれた。 喪主は長男、 寛 (ひろし) 氏 (いづも庵取締役)。
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2015年1月8日08:34
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武山魁天氏訃報
武山魁天氏 (たけやま・かいてん=圓成寺住職) 12月27日午前7時20分、 誤えん性肺炎のため丹波市内の病院で死去、 87歳。 自宅は丹波市柏原町下小倉375。 密葬は12月29日おこなわれた。 本葬は2月13日午前10時から圓成寺で。
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2015年1月8日08:33
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また、 帰るからね。
お正月は義母の住む広島で迎えた。 一人暮らしの義母は、 一緒に過ごす4日間を楽しみに、 私たちの好物を毎日少しずつ買い揃えては会える日を、 心待ちにしてくれている。 81歳になる彼女は、 五島列島の福江で生まれ育ち、 少女時代を過ごした。 よく島の豊かだった海の思い出話を聞かせてくれる。
―アワビは一回で岩から落とさないとひっついて離れなくなるの。 そしてね、 必ず夫婦でいるからひとつあるともうひとつ、 見つかるのよ。 ウニは磯鍵で中身を取り出してね、 潮水で静かに内臓をゆすり洗ってから食べるの。 甘くて美味しかったねぇ。 ひと月に一回、 大潮の夜に松明を持って浜辺に出る夜磯というのがあってね、 灯りに集まってくるんだろうねぇ、 ナマコやタコが寄ってくるの。 島の子どもたちは5歳ぐらいになると船の底板につかまって、 もう海で泳いでた。 大人が見てなくても、 溺れたなんて話は聞かなかったねぇ。 五島は台風銀座なんて呼ばれててね、 台風が来るとお父さんが地下足袋はいて腰に鎌さして玄関に座っているの。 騒ぐと怒られてねぇ、 台風の時は静かにじっとし ていたよ―。
海のない埼玉で生まれ育った私には全てが夢のようで美しい物語となって、 耳に心地よく響いてくる。 母を町の中の狭い家ではなく、 もう一度その浜辺に立たせてあげたいと思うが、 もうすでにその美しい海はない。 私たちが帰って静かになった家で、 もう二度と帰ることのできない懐かしい海を、 その目にひとり写しているのだろうか。
(土性里花・グループPEN代表)
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2015年1月7日16:33
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図画習字の力作展示 丹波新聞社で 本社...
写真・丹波新聞社募集の図画、 習字の入賞作品を展示=丹波新聞社で
丹波新聞社が、 元日号の新年文芸 「ぼくとわたしの文芸集」 で募集した図画の特選・入選作品、 習字の金賞・特別賞作品を丹波新聞社本社 (丹波市柏原町柏原) 1階ロビーで展示している。 17日まで (日祝日も開催)。 子どもたちの力作を紙面だけでなく、 間近に見て楽しんでもらおうと初めて企画した。 広く来場を呼びかけている。
図画は44点を展示。 小中学生から応募があった。 アコーディオンなどの楽器を奏でたり、 稲刈りに励んだりしている様子や、 腕相撲を楽しむ友達、 鍋などが置かれた台所、 運動会などを描いた力作が並んでいる。
習字は36点を展示。 小中学生や高校生から応募があった。 5年生は 「初雪の朝」、 6年生は 「元旦の初夢」 など、 与えられた課題を元気よく書いている。
図画、 習字ともに入賞に選ばれた作品とあって、 見事な出来ばえで、 見に来た人たちをうならせている。
また、 元日号でも紹介した、 篠山鳳鳴高校書道部の小畠陽紀部長が 「新」 と書いた縦3・5㍍、 横1・9㍍の大作も会場に飾っている。
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2014年12月28日09:30
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太陽光発電設置補助金を再受付 ...
篠山市 (農都環境課079・552・1117) は来年1月6日から、 10月で受け付けを終了していた 「市住宅用太陽光発電システム設置補助金」 の再受付を開始する。
12月議会で162万円 (最大27件) の補正予算が可決されたため。 補助金額は1㌔㍗2万円で、 上限6万円。 予算内で先着順。 申請は来年3月31日までに、 所定の書類を同課に提出する。
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2014年12月28日09:29
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消防団員455人減へ 費用弁償は増額 新年...
丹波市は、 来年4月から市消防団員の定員を減らし、 団員の費用弁償の額を改善する。 関連する条例の一部改正案が24日の市議会定例会で可決された。
定員減は、 2008年9月に提出された市消防審議会の答申に基づくもので、 現行の2161人を455人減の 「1706人」 とする。 答申後、 11年には経過措置として535人を減員し、 現行の定数に。 合併した2004年11月と比べると、 1143人の減となる。
費用弁償は、 水火災、 警戒、 行方不明者の捜索については、 現行1000円以内 (1回=6時間まで) としているのを 「2000円以内」 に、 訓練などについては、 現行500円以内 (同) としているのを 「1000円以内」 にする。 県内、 近隣市の団と比べても低額な状況だったため、 見直した。
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2014年12月28日09:28
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新春書き初め展 一般作品を募集 丹波の...
兵庫丹波の森協会などは、 「丹波の森新春書き初め展」 の一般の部の作品を募集している。 作品受け付けは、 1月27、 28日午後1時半―5時、 丹波の森公苑多目的ルームで。 出品料は2000円で、 児童・生徒の書道の普及、 啓発に活用する。
展示は、 1月30日―2月1日 (午前9時―午後5時) に丹波の森公苑で。
問い合わせは、 丹波の森公苑文化振興部 (0795・72・5170) または、 丹波書の会会長の足立秀男さん (0795・82・3410)。
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2014年12月28日09:27
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柏声囲碁道場火曜会の参加者募集
本庄商店内会場(丹波市柏原町鴨野341)で、 有段者、 級位者の2015年度リーグ戦を1月から行なう。
前期1―6月、 後期7―12月。 参加費各期6000円 (前納)。 定員各期18人。
対局日は毎週火曜日午後1時から (対局日以外は自由参加)。
本庄さん (0795・72・1247)。
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2014年12月28日09:27
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年の門出
「地獄八景亡者戯 (もうじゃのたわむれ)」 という落語に、 閻魔の庁にいる鬼と、 噺家が登場する場面がある。 これまで笑ったことがないという鬼だが、 噺家が鬼の耳元で話しかけると、 鬼は大笑いする。 何がおかしいのかと聞く閻魔に、 鬼は答える。 「こいつ、 来年のことばかり言いよりますねん」。 ▼ 「来年のことを言うと鬼が笑う」 という。 将来のことは前もって知ることができないから、 こういう。 今年1年を振り返っても、 このことわざの通りだ。 昨年の今の時点で、 明くる年には丹波市で豪雨災害が起きるなどと、 誰が予見したろうか。 ▼いつどこで、 どんな難事が振りかかってくるかわからない。 それが人の世。 気をゆるめず、 常に覚悟をしておかねばならない。 だからこそ一休禅師は、 正月で浮かれている庶民を戒めようと、 元日に京都の家々を回り、 「ご用心、 ご用心」 と触れ歩いた。 ▼年が明けると、 まもなく 「1・17」 を迎える。 来年は、 阪神・淡路大震災からちょうど20年。 震災で肉親を亡くした被災者が 「いつ何が起きるか分からないことを、 震災は教えてくれた」 と話していた。 続けて 「だからこそ人との出会い、 人との縁を大事にしたい」 と。 ▼あと数日で正月を迎える。 年の門出に気を引き締め、 何を大事にして暮らすかを自分に問うてみるのもいい。 (Y)
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2014年12月28日09:26
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良いお年を
恒例の今年の漢字に選ばれたのは 「税」。 わかるけど余りにも直接過ぎてつまらない。 以前にも選ばれたが、 今年はやはり 「災」 だろう。 殊に八月のゲリラ豪雨災害のことは各地でまだまだ復興途上だ。 年末の慌ただしい選挙こそ、 国民の税金の無駄遣いとして大きな 「災」 だったのでは。
暗い話はここまで、 朝ドラの 「マッサン」 がなかなかおもしろい。 原作はなく、 あくまで脚本家羽原大介氏のオリジナル作品ということらしい。 これまでにもニッカウヰスキーの創業者 「竹鶴正孝とその妻・リタ」 が主人公(ドラマでは亀山征春とエリー)の小説や伝記作品はいくつも出版されている。 私が読んだのは、 森瑤子の長編伝記小説 「望郷」。 平成二年に初版が出てからのロングセラー。 十月から十一月にかけての入院中、 退屈でしょうと、 息子のお嫁さんが送ってくれた。 今回の朝ドラは、 そう熱心に見ていなかったのだが、 本を読んでから親近感を感じるようになり、 欠かさず見ている。
小説の方では、 リタがマッサンと巡り合うまでの話が結構長い。 でも故郷の風土や家族との暮らしで育まれたものが彼女の人間形成に欠かせないことが分かる。 一番思うのは、 あの当時の国際結婚がいかに苦難の道であったかということだ。 それを乗り越え、 夫の夢に賭けたのは夫への深い愛があればこそ。 そんな基本的なことに感動するのも、 年をとったせいかもしれない。
ともあれ今年もあと三日、 大きな災害を忍耐強く乗り越えようと頑張っている方々に、 来年がどうか良い年になりますよう、 心からお祈り申し上げます。
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2014年12月28日09:25
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松田昭一氏訃報
松田昭一氏 (まつだ・しょういち=元青垣中学校長) 24日午前3時10分、 病気のため丹波市内の病院で死去、 87歳。 自宅は丹波市柏原町見長214。 葬儀は26日おこなわれた。 喪主は孫、 健宏 (きよひろ) 氏。
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2014年12月28日09:24
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「書の甲子園」で初入選 柏原高校書道部...
柏原高校書道部の上村里奈さん(3年)が、 書の甲子園の愛称で知られる 「国際高校生選抜書展」(毎日新聞社など主催) で初入選した。 来年2月3日から8日まで大阪市立美術館(大阪市天王寺区)で開かれる作品展で展示される。 上村さんは 「一番目標にしてきた展覧会。 3年目で入選できてうれしい」 と喜んでいる。
26カ国から約1万7000点の出品があり、 2115点が入賞、 入選に選ばれた。
上村さんは、 中国・唐時代の政治家、 顔真 (がんしんけい) の 「祭姪文稿 (さいてつぶんこう)」 の一節、 27文字を書いた。 手本を見て書く臨書ながら、 「創作風にアレンジして、 芸術性の高い作品をめざした」 という。
文字に強弱や変化をつけ、 線の中をかすれさせる技法も用いた。 出品作は7月に2、 3週間練習を重ねたといい、 上村さんは 「取り組んできたかすれの技法が、 ようやく作品として使えるようになった」 と話している。
同部は、 同書展に近年連続入選している。
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2014年12月28日09:22
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来年から初詣で接待 篠山市大山地区の神...
初詣参拝者への接待、 始めます―。 篠山市大山地区の鎮守 「神田 (こうだ) 神社」 (大山上728) が、 来年元日の初詣参拝者に甘酒をふるまい、 絵馬の置物を販売するなどの接待を行う。 同神社の責任役員を務める石川英昭さん (72) =大山上=と、 中澤忠さん (70) =町ノ田=は、 「地域の守り神でもある身近な神様にお参りして、 新年の良いスタートを切ってもらえたら」 と話している。
これまで無人だった元日に、 同神社役員7人らが駐在し、 参拝者を迎える。 来年を皮切りに今後も毎年、 初詣の接待を続けていくという。 接待時間は、 午前10時―正午。
甘酒は米こうじから作ったもので200人分を用意する。 絵馬の置物は、 地元大山産のスギとヒノキを使って、 大山振興会のスタッフが手作りしたもの。 ヒノキの板を糸のこで切り抜いてこしらえた干支のヒツジの人形を、 扇形の焼きスギ板に貼り付けている。 ヒツジの人形にはアクリル絵の具で色鮮やかに彩色を施すなど、 丁寧な手仕事で仕上げている。 600円 (税込)。 破魔矢も準備している。
役員らによると、 昔は境内に社務所があり、 宮司が初詣参拝者を迎えていたというが、 近年になってからは、 しめ縄が飾られている程度だった。 地域住民もそれぞれの集落の氏神で初詣を済ませるため、 「神田神社にまで足を運ぶ人は多くはない」 と話す。 「新年早々からさみしい限り」 と感じていた同神社の役員らが、 「年初めをにぎやかに景気づけ、 地域活性化に弾みをつけよう」 と初詣参拝者への接待を決めた。
同神社は、 大宝2年 (702)、 石住に創祀 (そうし)。 応保2年 (1162) に現在地に遷座したと伝わる。 毎年10月の秋祭りには、 「鳳輦渡御 (ほうれんとぎょ)」 が行われる。