-
2015年1月25日08:51
-
老若男女で音楽劇 青垣町「稲土劇団」自...
丹波市内の劇団やマジシャンらが出演する 「演じ良い (エンジョイ) なうin丹波」 が2月1日午後1時半から、 ライフピアいちじま (市島町上田) で開かれる。 青垣町稲土自治会は、 「稲土劇団」 (団長=目賀多茂自治会長) を作り、 幼児から60歳代までの老若男女30人超で、 「稲土のクマさん」 を上演する。 「大きなカブ」 をモチーフにした音楽劇で、 大人も子どもも、 歌い、 踊る。
写真・本番に向け、練習に熱が入る「稲土劇団」=青垣町稲土公民館で
同自治会にIターンした 「人情アマチュア劇団丹波栗」 メンバーの大越節美さんが声をかけた。 稲土には 「菅原」 「西山」 「日向」 「明号」 の4つの 「最寄 (もより)」 があり、 3年前の夏祭りで最寄対抗の芸能大会をした際、 東広島市で市民ミュージカルを手がけるなどした大越さんが作、 演出した同演目を菅原が上演、 優勝した。
今回はその脚本を下敷きに、 男優、 女優、 子役を稲土全体から募り、 稲土オールスターで演じる。 パートごとの見せ場がある。 最年少は、 家族5人で出演する足立祐二さん (39) =明号=の次女、 陽菜さん (3つ)。
主役の足立優史さん (57) =菅原=は、 「近所でなく、 舞台で演じるので緊張すると思うが、 リラックスしてやりたい。 素人なので、 完璧に演じるよりも、 楽しさが伝われば」 と言い、 足立真澄さん (47) =明号=は、 「劇は小学校以来。 他の最寄の人と知り合ういいきっかけになった。 体と頭がついていかず覚えるのが大変だけど、 楽しい」 と笑顔。 自身も村人役で出演する目賀多団長=西山=は、 「4つの最寄の心を1つに、 稲土の元気を届けたい」 と張り切っている。
丹波市が主催する地域の芸術環境づくり事業の一つ。
丹波栗による民話芝居 「貧乏神の宿賃」 や、 同劇団所属の漫才コンビ 「サムライズ」 のタブレット漫才などもある。
入場料500円。 市内各住民センターなどで前売り券を販売中。 春日文化ホール (春日町黒井、 0795・74・1050) への電話予約も可能。 問い合わせは同ホールへ。
-
2015年1月25日08:50
-
青垣で節分草巡り 初のラリー開催 丹波...
丹波市観光協会は2月1日―3月22日、 透き通るような白い姿が可憐なセツブンソウが見られる青垣地域で、 初めての 「節分草巡りスタンプラリー」 を開く。 開花時期の異なる4つの自生地を巡った人に粗品をプレゼントする。
写真・昨年の遠阪の自生地。 花が咲きそろい雪のように見えるセツブンソウ
春を告げるセツブンソウは、 県レッドデータCランク、 国のレッドデータ絶滅危惧Ⅱ類の希少な山野草。
他地域で花のない2、 3月に青垣地域では江古花園 (東芦田)、 遠阪、 森、 青垣いきものふれあいの里 (山垣) の4カ所でまとまった花が見られる。 最も古い江古花園では12年前から、 森では3年前、 遠阪では昨年から地元が 「祭り」 を開くなど、 観光資源として力を入れており、 これらをつなぎ誘客につなげようと企画した。
道の駅あおがき内のあおがき観光案内所などにあるA4判の台紙 (コピーも可) を入手し、 2カ所以上でスタンプを集め、 同案内所で景品の 「ちーたん」 グッズと交換する。 先着1000人。
スタンプの設置時期、 開花時期、 祭り開催日などは表のとおり。 問い合わせは同案内所 (0795・87・2222)。
-
2015年1月24日17:09
-
革工房「スロース レザーファクトリー」
「かっこいい」を形に
革製品の製作販売会社で8年、 篠山市宇土の自宅工房で3年、 革製品をつくり続けてきた杉尾まりこさん。 昨年11月、 念願の工房兼ショップを開店した。 ショップスペースと工房をガラス戸で仕切り、 来客とのコミュニケーションを大切にする。
「使い勝手が良く、 男女とも持っていて、 シンプルでかっこいいと思われる」 革製品を心がける。 風合いが良いイタリア製の牛革を使用。 内張りのスウェードはカラーバリエーションが豊富。
ショップには財布、 鞄、 ヘアーアクセサリー、 キーケース、 名刺入れなどが並ぶ。 力を入れているオーダーメイドは、 表革や内張り、 糸の色などを客とじっくり話し合いながらつくる。 最近では、 スマートフォンケースや財布、 鞄の注文が多い。
【メモ】工房にカフェ店を招く一日カフェを不定期で開催 (次回は1月25日)。 ホームページ、 フェイスブックで商品を掲載。 営業は午前10時―午後6時。 月、 火、 水定休。 電079・506・1332。 篠山市川北新田52
-
2015年1月22日11:07
-
使用料見直し説明 丹波市が6会場で 小...
丹波市 (生涯学習センター0795・82・0409) は、 今年4月から生涯学習施設と、 小・中学校の体育館、 グラウンドの使用を原則有料化するのを前に27日から市内6会場で説明会を開く。
新しい基準では、 青少年団体や自治協議会、 PTA、 子ども会、 老人会などが地元地域の学校を使用する場合や、 市内の非営利団体による全市民を対象にした公益性の高い事業 (特例) などは免除されるが、 その他は原則有料。 高齢者団体、 障がい者団体は半額免除。
ただ、 氷上総合グラウンド、 市島市民グラウンド、 スポーツピアいちじまの多目的コートなどは無料とし、 各住民センター (市島地域はライフピアいちじま) には簡易な打ち合わせなどができるオープンスペースを設ける。
説明会の日程は次のとおり。
▽1月27日=青垣住民センター (午後1時半―)、氷上住民センター (午後7時半―)
▽1月30日=ライフピアいちじま (午後1時半―)、 春日住民センター (午後7時半―)
▽1月31日=柏原住民センター (午前10時―)、 山南住民センター (午後7時半―)
-
2015年1月22日11:06
-
学びの循環めざす 計画案に意見募る 丹...
丹波市 (生涯学習センター0795・82・0409) は、 「市生涯学習基本計画」 の素案をまとめ、 2月13日まで広く市民から意見を募っている。 市民が主体的に学び、 学んだ成果をまちづくりに生かし、 その実践の中から生じた新たな課題へと挑戦する 「知識循環型生涯学習」 のあり方や施策を示している。
基本理念は、 「たんばにひろげる まなびの輪―豊かな資源を活かした生涯学習環境づくり」。
また、 基本目標は、 「まなび人を増やそう」 (生涯学習に取り組む人を増やそう)、 「まなび力を育てよう」 (継続的に、 主体的に学ぶ力を育てる)、 「まなび里をつくろう」 (まなび力を活かしながら地域の課題解決や活性化につなげる) ―の3つで、 それらが循環していくイメージ。
同素案では、 3つの基本目標ごとに、 目標達成のための課題と課題解決に向けた施策、 また、 同計画の推進体制などを示している。 市ホームページのほか、 各支所、 図書館などで閲覧できる。
意見は、 ファクス、 郵送、 メールで同センター (〒669―3692氷上町成松甲賀1、 FAX0795・82・4370、 public.comment1@city.tamba.hyogo.jp)。
-
2015年1月22日11:06
-
外国人観光客へのおもてなし学ぼう 受講...
「篠山の暮らし」 を素材に、 さまざまな団体と連携して、 交流や体験プログラムを企画している一般社団法人 「ROOT (ルート)」 (篠山市河原町) が1月27日 (飲食店編) と2月17日 (宿泊施設編) の両日、 下河原町集会場で 「外国人観光客への 『おもてなし』 講習会」 を開く。 受講生を募集している。
講師は通訳案内士 (英語) の服部花奈さん。 テーマは 「日本にとっての当たり前と外国人観光客の戸惑い」。 ▽外国人観光客の感じる不安と、 喜ばれるおもてなし▽緊張をほぐす英語フレーズ▽食事制限への対応受け入れ、 できない場合の対応▽飲食店、 宿泊施設それぞれでの外国人観光客への対応実例―を日本語で講義する。
大丹波の魅力を外国人に伝えるルートの人材育成事業の一環で、 県民局の助成を受けている。 対象は外国人観光客受け入れに関心のある人。 参加費無料。 各回先着15人。 1回のみの参加も可能。
受講の申し込みはルート (079・552・3988)。
-
2015年1月22日11:05
-
第2次施策方針素案に意見募る 人権啓発...
丹波市 (人権啓発センター0795・82・0242) は、 「第2次市人権施策基本方針」 の素案をまとめ、 2月19日まで広く市民の意見を募っている。
人権施策の推進には、 行政、 市民、 企業・事業者、 関係機関がそれぞれの立場で取り組むことが必要であることから、 同基本方針に沿った自主的な取り組みに期待するもの。
誰もがお互いを認め合いながら共に生きる 「共生社会」 の実現をめざし、 同素案では、 同和問題、 女性、 子ども、 高齢者、 障がい者、 外国人などの視点から、 それぞれの課題や施策の方向性を示している。 市ホームページのほか、 各支所、 図書館などで閲覧できる。
意見は、 ファクス、 郵送、 メール、 持参で同センター (〒669―3692氷上町成松甲賀1、 FAX0795・82・5448、 jinken@city.tamba.hyogo.jp)。
-
2015年1月22日11:05
-
播州歌舞伎
多可町のベルディーホールで 「中央公民館播州歌舞伎クラブ」 20周年公演を観劇。 江戸時代、 加西市に起源を持つ播州歌舞伎は1980年代、 同町の小学校がプロの 「嵐獅山(あらししざん)一座」 の中村和歌若(わかじゃく)師から指導を受けて以来、 クラブに発展した。 中学生から30歳代の若い役者は、 小学生からのキャリアを持つ人ばかり。 ▼地べたに座布団敷きの客席を前に、 中町北小歌舞伎クラブの 「寿式三番叟」 が華やかな衣装で演じ、 おひねりが乱舞する。 記念公演の出し物は 「玉藻前旭袂 三切道春館(たまものまえあさひのたもと さんのきりみちはるやかた)の段」。 悪者の皇子の使者に、 手塩にかけた娘の首を討たれた母、 萩の方がよよと泣き崩れる。 ▼役者は全員女性で、 男役も偉丈夫にこなす。 以前観た南会津の桧枝岐(ひのえまた)歌舞伎のような泥臭さを想像していたが、 洗練された舞台で義太夫節に合わせた萩の方は浄瑠璃人形のように細やかな仕草。 ▼終幕後、 萩の方役の座代表、 山根加織さんが 「和歌若師のただ言われる通りに動いてきたが、 高齢の師の身体が不自由になられてからは、 自分達で考え話し合って芸を磨いていかなければと決心した」と挨拶し、一層の支援を訴えた。 ▼地域の伝統を連綿と引き継ぐ“地歌舞伎”は全国各地に100カ所以上残る。 歌舞伎に限らずこうした文化遺産へのバックアップを、 政府の地方創生の戦略に加えてほしい。(E)
-
2015年1月22日11:04
-
閉校校舎の魅力発信
2010年3月に閉校した篠山市の雲部小学校跡地に、 13年11月からカフェ、 アトリエ、 農産物直売所などを設けている 「里山工房くもべ」。 住民出資による合同会社が運営している。 学校の施設をそのまま生かしているところが特徴で、 職員室がカフェに、 校長室が農産物・加工品直売所に、 教室がアトリエや貸しスペースに、 調理室が仕出し弁当スペースに変身。 机や棚、 黒板などの設備を再利用し、 「古民家カフェ」 ならぬ、 「学び舎カフェ」 の雰囲気で市内外から客を集めている。
このほど、 同工房の2階の教室に2人の職人がアトリエ兼ショップ、 1人の芸術家がアトリエを構えた。 いずれも都市部からの移住者。 年季の入った教室の雰囲気や周りの環境、 広い教室スペースなどを気に入り入居した。 また、 2人の職人は、 「のびのびと子育てできる環境」 と、 家族ごと篠山市に移住した。 芸術家の男性も子育て環境を考え、 篠山市への移住を考えているという。 このように、 都市部から移住してきた家族には、 子育て環境を求めて、 移住してきた家族が少なくない。
また、 このように若い人で、 ものづくりに関わっている人たちはネットを通じて、 自らの創作活動や作品、 商品を発信している人が多い。 そのような情報発信自体が篠山市の魅力を発信することにもつながる。 同工房を運営する合同会社 「里山工房くもべ」 の今井進・代表社員によると、 カフェに訪れた客がアトリエショップに訪れ、 アトリエショップに訪れた客がカフェに訪れる相乗効果が表れている。
移住者が移り住むきっかけや理由、 暮らし方などを集めれば、 定住促進の方法が見つかるかもしれない。(坂井謙介)
-
2015年1月22日11:04
-
前川四郎氏訃報
前川四郎氏 (まえかわ・しろう=元ヒツジ屋代表、 元柏原町商工会副会長) 18日午後1時6分、 心筋梗塞のため丹波市内の病院で死去、 96歳。 自宅は丹波市柏原町柏原30ノ2。 葬儀は21日、 おこなわれた。 喪主は長男、 隆正 (たかまさ) 氏 (ヒツジ屋代表、 丹波の森ショッピングタウン社長)。
-
2015年1月22日11:02
-
計画案は立派だが
県が2018年度に開院を目指す新病院と、 新病院の隣接地に丹波市が整備する 「関連施設」 の基本計画案が公表された。 案への県民意見を2月2日まで募っている。「県民が意見を言う最後の機会。 ふるって応募を」 と書きたいが、 形骸化している。 微修正以上の意見の反映はないだろう。
県立、 赤十字の機能と丹波市の健康部と介護保険課の一部機能をガラガラポンで再編した計画案はユニークだ。 特に、 医療、 介護、 保健福祉をひとつの建物に集約する関連施設は際立っている。
職員を集められるかが最大の不安要素。 次に、 流出した患者が戻るかどうか。 国は自治体病院の経営 (赤字補てん) について非常にやかましくなってきている。 経営がそこそこ成り立つ見通しはあるのだろうか。
県民意見を募るにあたり、 「各々の病院単独での努力では機能的にも経営的にも限界となっている現状」 うんぬんの記載がある。 2007年、 08年時点で分かっていた統合の必要性を今頃認める県がやることだから、 不安を感じずにいろと言われても、 無理。 今度こそ計画倒れに終わりませんように。(足立智和)
-
2015年1月22日11:02
-
母からもらった宝もの
母に教わったことで、 今でもとても感謝していることがある。 私が中学生の生意気盛りに言われた言葉だ。 「話しかたというのはとても大事なものなのよ。 話す言葉が崩れてくると、 次に態度が崩れて、 最後には品性を失ってしまう。 言葉は大切なものなの。」
母とは肉親の縁が薄く、 一緒にいられた時間は短かったけれど、 その時の言葉を不思議と今でも良く覚えていて、 悪い言葉を口にしないように気をつけてきた。
勉強は苦手でなんにでも飽きっぽい性格の私だが、 できるだけ美しい日本語で話したいと、 それだけはいつも心がけてこられた。 美しい日本語で話すと、 口が、 身体が、 精神が喜んでいるような気がして、 悪い言葉を口にすると、 その後まで長い間、 尾を引いて後味の悪い思いだけが残った。
私は言霊を信じていて、 今まで大きな願いではないけれど、 願って口にしたことは大抵のことは思いが通じている。 だからか人の悪口や悪い物事の成り行きを口にすると、 悪口ならば口に出したことによって、 自分の気持ちがいつまでもそわそわして落ち着かないし、 悪い物事も自分が口にした通りになってしまう。 言葉とは気持ちのおさめどころのようだ。
先日1月11日に、 次女が成人式を無事に迎えることができた。 これで娘が2人とも成人し、 ここまで成長することができたのも、 様々な方のおかげだと考えると、 感謝の涙が溢れてくる。 娘たちにも美しい日本語と共に歩む人生を送ってほしいと、 心から願っている。
(土性里花・グループPEN代表)
-
2015年1月22日11:02
-
定員35人に132人出願 丹波市立看護専門学...
県から丹波市に移管され、 4月から新たにスタートする市立看護専門学校 (柏原町柏原) の初めての一般入試が1月23日、 丹波の森公苑で行われる。 募集定員35人に132人が出願。 出願時倍率は3・77倍とわずかに昨年を下回った。 学科 (国語総合、 数学、 英語) と面接試験。 合格発表は2月7日。
内訳は、 丹波市22人、 篠山市11人、 三田市14人を含む県内110人、 他府県22人。 男性27人、 女性105人。 高校卒業見込みが86人、 大学卒業見込みが4人。 社会人が42人と3分の1近くを占めている。
1学年40人のうち、 5人は地域枠として、 丹波市内の高校3年生を対象に行った推薦入試で合格者が決定済み。 残数の35人を一般入試で選ぶ。
同校は専門学校の中では入試時期が遅く、 併願校との関係で毎年、 欠席者が1―2割程度出ており、 受験時倍率は出願時倍率を下回る。
受験時倍率は、 昨年が2・97倍 (157人中、 119人受験)。 一昨年は3・87倍 (176人中、 155人受験)、 3年前が4・4倍 (210人中、 176人受験) だった。
市立看護専門学校準備室の芦田恒男室長は、 「昨年とほぼ変わらない出願があった。 市に移管されて減ることがなく、 ほっとしている」 と胸をなで下ろしている。
同校は2011年、 県が行革で廃校にすると発表。 その後、 市に移管して存続すると方針転換した。 学費が月額1万円程度と、 公立の看護専門学校でも格安。 2018年度に移転新築する新しい県立病院に付随して看護学校も移転新築が予定されており、 それまでの間は学習環境に変わりがないとして、 学費も現行水準が続く予定。
-
2015年1月22日11:01
-
市民センターで47団体が催し 1月25日
「第5回篠山市民センターまつり」 (同会主催) が1月25日午前10時―午後4時、 同センターで行われる。 市内の47団体が展示や体験、 コンサート、 バザー、 食など多彩な催しを開く。
コンサートは午前10時―午後4時。 子ども向けのプログラムとして、 午前11時から、 「オトトテトコンサート」、 正午から、 「ササグローショー」。
コンサートの出演団体 (出演順) と、 出展団体は次の通り。
【コンサート】ささやまシニアアンサンブル、 NPO法人生命の貯蓄体操、 日本の童謡唱歌をひろめる会、 篠山鳳鳴高書道部、 女声コーラスあじさい、 シャンソンささやま、 ホーポエ・レフア、 篠山鳳鳴高放送部、 ダンスアート・コレクション、 篠山鼓夢衆うりずん、 民謡・若葉教室、 都山流尺八楽会岩友会、 ダンスアート・コレクション、 デカンショバンド、 丹波流酒造り唄保存会、 吹奏楽団プリマベーラ、 篠山鳳鳴高吹奏楽部
【出展】イタリア日本文化交流会、 NPO法人バイオマス丹波篠山、 学校アロマ研究会、 玄鳥ささやま俳句会、 結婚相談室りんぐ、 市ボランティア連絡協議会、 篠山水墨会、 ささ山の空に紙飛行機を飛ばそう会、 ささやまふれ愛フェスタ実行委員会、 3B体操、 SHARE、 手話サークルささやま、 Sessionオトトテト、 多紀連山のクリンソウを守る会、 手染めの花教室、 日本ボーイスカウト篠山第1団、 フラワーサークル*花畑*、 ボランティアグループ万華鏡、 ミュージアムクラブ、 村雲アートクラブ・ものづくりワークショップ、 NPO法人生命の貯蓄体操、 篠山文化教室、 篠山鳳鳴高、 篠山産業高、 同丹南校、 篠山東雲高
-
2015年1月22日11:00
-
「田捨女」「丹波竜」改訂版教科書に掲載...
新年度から4年間使用される東京書籍の小学3年生の国語教科書に、 江戸時代に活躍した柏原生まれの俳人、田捨女(でんすてじょ)の句 「雪の朝二の字二の字の下駄の跡」 が掲載されている。 また、 啓林館の小学6年生の理科教科書には、 丹波竜発掘の様子が掲載されている。 田捨女、 丹波竜とも教科書に載ったのは初めて。 両教科書は丹波市、 篠山市で採択されており、 丹波市教育委員会は 「地域を学ぶ機会になるし、 子どもたちも関心を持ちやすいのでありがたい」 と話している。
写真・改訂版教科書に掲載される田捨女(上)と、 丹波竜化石発掘調査 (下)
※写真はいずれもイメージ。 掲載されるものとは異なります
捨女の俳句は、 「俳句に親しもう」 の単元で紹介。 春、 夏、 秋、 冬の代表的な俳句が3句ずつ取り上げられ、 「二の字」 の句は、 冬の俳句として、 高浜虚子、 山口誓子とともに掲載されている。 東京書籍編集部は 「初めて俳句にふれる子どもたちにとって情景がイメージしやすく、 なじみやすいと考えた」 と選定理由を挙げた。
丹波竜は、 巻末の 「地域資料集」 欄に掲載。 「近畿地方の大地とくらし」 の中で、 2006年発掘調査時の写真と、 クリーニング作業の写真が載っている。
また、 現在使っている版に引き続き、 東京書籍の3・4年生の社会科教科書には、 「わたしたちの県」 を紹介する章で、 篠山市今田町の 「丹波焼」 が詳しく紹介されている。
-
2015年1月22日10:59
-
手まりで広がれ支援の“わ” 超希少疾病...
筋力が低下する病で、 日本で300―400人ほどしか確認されていない超希少疾病 「遠位型ミオパチー」 を患っている竹川友恵さん (36) =篠山市杉=と竹川さんが加盟する患者会への支援にと、 同市味間新の松田千栄子さん (78) が、 味間ふれあい館 (同市中野) を会場に手まりづくりを指導する教室を立ち上げる。 住民らから参加を募り、 月々の月謝を患者会への寄付に充てる仕組みで、 3月からの開講を予定。 合わせて寄付だけでなく、 難病への理解も広めていく。 病名と自身の名前を公表し、 勇気を出して支援を求めた竹川さんの声が、 松田さんのもとへ届いた。
写真・超希少疾病 「遠位型ミオパチー」 を患いながらも懸命に生きる竹川さん(右)と、 支援の手まり教室を開く松田さん=篠山市中野で
竹川さんが28歳の時から患っている 「遠位型ミオパチー」 は原因不明の筋疾患の一種で、 手足の先から筋力が低下していく。 有効な治療法は確立されておらず、 患者数が少ないため、 昨夏までは指定難病にも選ばれていなかった。
発症から数年で車いす生活を余儀なくされた竹川さんだが、 病への理解や寄付を呼び掛けるなど、 自分なりにできる活動に取り組んできた。
竹川さんのことを本紙 (昨年12月14日付) で知った松田さん。 「郵便受けから新聞を取り、 家の中に入るのも忘れて読んだ」 と言い、 「竹川さんのために、 自分に何ができるか」 と考えた末、 40年ほど前から続けている手まりづくりの教室を開き、 月謝を寄付に充てることを考えた。
教室の名前は、 「手まりサークルわ」。 松田さんの孫の発案で、 「和やかに、 人と人が手をつないで、 支援の輪をつくれたら」 との思いを込めた。 手まりは、 ティッシュペーパーやもみがらを芯にし、 糸を巻きつけて球形に成形し、 その上からさまざまな色の糸で柄をつくっていく。 松田さんは、 「少し根気はいるけれど、 誰でもつくれるようになる。 色の合わせや柄を考えたりすることが楽しく、 頭や指の体操にもなります」 とほほ笑む。 すでに4人ほどが受講の申し出をしてくれているという。
19日には、 竹川さんと松田さんが対面し、 互いの思いを伝えあった。 竹川さんは、 「ただただ、 うれしいです。 病気の本人がどうしたらいいかわからないのに、 知らない人が動いてくださることが本当にありがたい」 と感謝。 松田さんは、 「小さな力だけれど、 支援させてもらうことが私の生きがいにもなる。 大変だろうけれど、 『一人じゃない』 と思ってほしいし、 精いっぱい応援します」 と伝え、 親ぼくを深めた。
教室は、 毎月、 第1、 3火曜日の午前10時―正午に開講。 月謝は月1000円 (材料費は実費) で、 全額を患者らでつくるNPO法人 「遠位型ミオパチー患者会・PADM」 に寄付する。
受講を希望する人は、 松田さん (090・1137・2310) へ。
病気や寄付の概要は、 患者会のホームページ (http://enigata.com/index.html)。
-
2015年1月22日10:58
-
新ごみ処理施設「クリーンパーク丹波」愛...
今年4月に稼働を始める丹波市クリーンセンター (春日町野上野) の愛称が、 「クリーンパーク丹波」 に決まった。 名づけ親になったのは、 山南町の高槻邦子さん (75)。 昨年8月に公募したところ、 100人から141件の応募があり、 同センター整備・運営協議会で選考した。
安心・安全な施設をイメージさせる 「クリーン」、 環境学習の拠点として公園のように市民が憩う場を連想させる 「パーク」 という2つの言葉を合わせた。
高槻さんは、 3月下旬に予定している同センター竣工式の席上で 「名づけ親大賞」 として表彰され、 副賞に3万円分のたんば共通商品券が贈られる。 その他の応募者にも参加賞が贈られる。
写真・愛称が 「クリーンパーク丹波」 に決まった丹波市クリーンセンター=春日町野上野で
-
2015年1月22日10:58
-
草部八幡宮・若宮神社...
創建時不詳。 草部集落を少し入っていった所にある、 かなり神域の広い神社である。 本殿以外の摂社にも素晴らしい彫り物がある。 本殿の竜は少し見えにくいが、 それなりの迫力が感じられる。 しかし、 本殿背後の若宮神社の竜の方が、 彫りが深く鋭い感じがする。
梁の間にも多彩な彫り物が施されている。 躍動する唐獅子、 獲物を狙って今にも飛び掛からんばかりの鷹、 ほっと和む2人の幼子、 また、 長寿を祈念する大きな海亀も見られる。
中でも、 若宮神社に見られる脇障子に注目したい。 一方に彫られたものは、 中井一統の初期によく見られる中国の神仙説話がモチーフになっていて、 極めて立体感がある。 脇障子の裏にある彫り物師の銘を見る。 初めに久須善兵衛政精、 その左横に中井丈五郎橘正忠 (5代目) とある。 正忠は、 自分の相方、 政精を常に尊敬していたのだろう。
元高校教諭 岸名経夫
-
2015年1月22日10:57
-
関神社 (養父市関宮)
創建は大変古く、 皇極天皇 (640年代) と言われており、 最近では、 1847年の再建である。 平成23年秋、 兵庫県の重要有形文化財に指定された。 社殿の設えも重厚であり、 そこに施された彫刻と相まって、 文化財指定もむべなるかなというところである。 すぐそばには、 摂社、 末社も多く鎮座して、 関宮の地名もなるほどと思われる。
向拝には、 定番の唐獅子、 獏の彫り物が見られ、 籠彫りの華も見事なものである。 特に唐獅子は、 彫りが深く、 あたりを見回す雰囲気がよく出ている。
ここの社殿の脇障子に注目した。 立体感ある鳳凰の彫刻がある。 今にも飛び掛かってきそうな勢いが感じられる。 彫り物の素晴らしさなのであろう。 この脇障子の裏面に銘がある。 彫り物師、 丹州栢原町住人、 中井權次橘正貞である。 中井一統の中でも天才と言われた6代目の60歳代後半の作である。
元高校教諭 岸名経夫
-
2015年1月20日14:02
-
南極100㌔執念で完走 岡崎健一さんが報告会
昨年11月に南極100㌔ 「アイスマラソン」 完走という日本人で2人目の快挙を成し遂げた岡崎健一さん (39、 丹波市山南町谷川) =丹波新聞12月7日号で報道=が谷川区の新春企画報告会で、 超過酷なレースの模様や自分の夢、 考えなどについて話した。 要旨を紹介する。
◆子供の頃から憧れ
子供の頃、 世界地図の 「下の方の白い部分は何や」 と父に訊いたら、 「どこの国でもない。 寒くて誰も行けへんとこや」 と言われ、 それ以来南極への憧れのようなものを持っていた。 6年前からフルマラソンを始めたが、 小野裕史という実業家の方が南極マラソンを完走された講演を聴いて、 参加の決心を固めた。
飛行機を何度も乗り継いで南米最南端、 チリのブンタ・アレナスまで丸3日。 ここから小型の飛行機で4時間半で大会会場に着いた。 南極大陸の中でも極地に近く、 北部の日本の昭和基地よりさらに寒い。 テントの中のベッドで寝る時、 手足を出したら確実に凍傷にかかると言われた。
◆日本人は1人だけ
集まった選手はフル、 ハーフマラソンも合わせて16カ国から50余名。 うち100㌔は8人で、 日本人は私1人。 大会前日は素晴らしい天気だったが、 当日朝は気温マイナス14度で風速14㍍。 前方が全く見えず、 てっきり中止と思っていたら、 フルとハーフマラソンは延期だが100㌔は実施するとのこと。 主催者が 「100㌔はクレージーレースだから天気は関係ないだろう」 と言ってのけるのに唖然としたが、 断念した2人を除く6人が 「お互い、 生きて帰って来ようね」 という風に肩を組んでスタートした。
1周10㌔のコースを10回廻る。 最初はほぼ順調だったが、 30㌔で気温がさらに低下し気温はマイナス27度、 風も強まってシャツやゴーグルがバキバキ音がする程凍りついて何も見えない。 コースも新雪が深くなり、 専用の靴でも埋まりそうだ。 40㌔地点で1度着替えたが、 汗をかくとたちまち元通りに。 50㌔地点で4位につけていたが、 1位のチャン選手 (中国) に1周抜かれてしまった。
風速は30㍍になり、 歩くしか仕方がない状態が続いた60㌔地点で3位のノルウェーの選手が目前という情報が入り、 入賞圏内というので俄然勢いづいた。 3㌔進んでその選手を抜いて3位に浮上。 しかし70㌔地点では手袋まで凍って蛇行しながら走る始末。 思考力が衰えてこの頃の記憶は断片的にしか残っていない。
80㌔でついにドクター・ストップがかかった。 テント内での医師の診断に、 「まだ続けられる」 と応答。 医師が丁寧に見てくれ、 周りの人達からチョコレートやバナナを与えられるが、 4位の選手に抜かれないかと、 時間ばかり気になる。 再び走り出したが、 ただ 「何とか早く終わってほしい」 と思うばかり。 執念だけでついにゴール・ゲートに飛び込んだ。
17時間34分48秒で3位入賞。 感激の涙もすぐ凍りつくので思う存分には泣けない。 日の丸の旗を振り回しながら、 「日本って良いなあ」 と初めて実感した。
◆他人の1.1倍めざす
私は中学生時代、 勉強も体育も中ぐらいの成績だった。 中3の時、 何でも他人の1・1倍やろうと決心して実行した。 毎日続けると1年では1カ月分多くすることになり、 成果が上がったように思う。 地元の兵庫パルプに10年半勤めた間も、 毎日10―15分早く出勤。 その後、 中国・大連のIT企業に入り、 帰国してから独立起業した。
高校、 大学で駅伝の選手をしていたが、 マラソンを始めたのは6年前から。 2013年に南極のレースを申し込んでからは、 トレーニングとして毎日曜に10週連続フルマラソン完走し、 同じく4週連続100㌔走破。 2日がかりの佐渡一周 (208㌔) マラソンや沖縄一周 (314㌔) の60時間レースも走り通した。
今年は3月にヨルダンの砂漠を走る250㌔大会を申し込み、 今度こそ優勝をめざしたい。 来年以降には北極マラソン、 エベレストマラソンへの挑戦を考えている。 最後に皆さんに、 「人生の大きな喜びは、 『君には出来ない』 と世間が言うことをやることだ」 というウォルター・バジョットの言葉を伝えたい。