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2015年1月26日08:11
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篠山市議会広報紙広告主を募集
篠山市議会 (議会事務局079・552・6855) は、 同議会が年4回発行している広報紙 「市議会だより」 に掲載する広告主を募集している。 サイズは1枠が縦約4㌢、 横約10㌢。 広報紙の裏表紙下部に2枠、 カラー掲載する。 配布部数は約1万6400部。 掲載料は1枠年4万円。
申し込みは2月27日までに、所定の書類を同事務所に提出する。
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2015年1月25日09:14
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下請け禁止を緩和 予定価格を公表 丹波...
丹波市 (入札検査部0795・82・1001) は、 ▽同一入札参加業者の下請け禁止項目の緩和▽予定価格の事前公表―の2点の入札・契約制度を改正する。 いずれも2月1日公告分から実施する。
同一入札参加業者への下請けは、 談合の温床になりやすいなどの理由で原則禁止していた。 しかし、 市内では少ない業種の場合、 市外業者に依頼せざるをえなかったり、 災害復旧などの緊急を要する場合には発注量も多く、 同一業者が複数落札し、 作業員不足から他の業者に協力依頼しなければ施工できないケースなどが想定されるという。
このため、 現場代理人 (主任技術者) が適正に配置され、 下請けに丸投げすることがないよう監督員による確認を徹底し、 公正を担保した上で、 同一入札参加業者であっても下請けを認めた。
予定価格の事前公表は、 事前に予定価格を探ろうとする不正な動きを防止しようとするもの。 予定価格が130万円を超える建設工事、 業務委託、 物品購入について入札通知日から改札日前日まで公表する。
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2015年1月25日09:13
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行政書士による無料相談
2月7日、柏原住民センターで、相続、 遺言、 契約、 届け出、 許認可など困り事に県行政書士会摂丹支部の会員が相談に乗る。 木下さん (0795・77・0126)。
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2015年1月25日09:13
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臨時職員6職種56人程度を募集 篠山市、...
篠山市 (職員課079・552・5113) は4月1日採用の臨時職員6職種56人程度を募集している。 採用試験はいずれも2月8日、 篠山市民センターで行う。
応募は2月3日までに、 所定の書類を同課に提出する。 募集職種と人数は次の通り。
一般事務職 (14人程度)、 保健師 (3人)、 養護教諭 (1人)、 幼稚園教諭・保育士・保育教諭のクラス担任 (4人程度)、 保育士・保育教諭 (30人程度)、 調理師 (4人)
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2015年1月25日09:12
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山の芋スクール受講生を募集 2月6日まで
篠山市、 JA丹波ささやま、 県丹波農業改良普及センターでつくる 「篠山市山の芋推進協議会」 は、 4―12月の全13回程度、 ほ場を使いながら、 実践的に山の芋作りを学ぶ 「山の芋スクール」 の受講生を募集する。
資格は、 市内在住者で市内に農地を所有し、 山の芋の栽培を考えているか、 栽培経験が浅い人。 過去の受講生も応募できる。 募集人数は15人。 応募者多数の場合は選考する。 受講料は2000円。
申し込みは、 2月6日までに、 市農都政策課、 市各支所、 JA丹波ささやま各営農経済支店にある所定の申込書 (市ホームページからも入手可) を提出する。
問い合わせは、 同JA営農指導課 (0120・810・264)。
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2015年1月25日09:11
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黒豆みそ造り参加者を募集 西紀南まち協
西紀南まちづくり協議会 (織田正徳会長) は2月15日午後1時―2時半、 西紀南小学校 (黒田) で特産品の黒大豆を使ったみそ造りを行う。 参加者を募っている。
参加費1000円。 みそは熟成期間が必要なため、 参加者は、 昨年仕込んだみそ1㌔を持ち帰る。
エプロン、 三角巾を持参する。 定員60人。 希望者は31日までに、 同まち協事務局 (FAX079・506・1056) へ。 問い合わせなどは森本さん (090・2017・6904)。
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2015年1月25日09:10
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2015年度丹波古文書倶楽部会員募集
「丹波古文書倶楽部」の会員を募集している。4月11日開講。 新規加入20人程度を募集。 丹波市内で見つかった主に江戸時代の古文書をテキストに学ぶ。 原則、 毎月第2土曜日の午前10時から正午まで、 柏原住民センターで。
講師は神戸大学大学院人文学研究科地域連携センターの木村修二さん。 年会費5000円 (予定)。 丹波市各住民センターに置いてある申込書または電話で申し込む。 2月14日締め切り。 同倶楽部代表川口さん (080・5355・2301)。
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2015年1月25日09:09
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チェーンソー里山で講習会 受講生を募集
丹波篠山木の駅実行委員会が1月31日に 「チェーンソー取扱講習会」、 2月8日に 「チェーンソー伐採体験会」 を篠山市東木之部の里山整備地で開く。 受講生を募集している。
各日午前9時―9時10分、 東木之部生産組合共同出荷場に集合。 解散は午後4時ごろ。 服装は、 長そで、 長ズボン、 手袋、 帽子 (あればヘルメット)、 タオル、 長靴。 持ち物は雨具、 なたなどの枝払いに使用する道具、 昼食、 飲み物など。 参加費無料。 申し込みは事前に同実行委員会 (079・593・0277)。
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2015年1月25日09:09
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新病院「概ね320床」 センター「指定管理...
県病院局の岡本周治病院事業副管理者が22日、 丹波市議会の議員総会で県立柏原と柏原赤十字両病院を統合し2018年度の開院をめざす新病院の再編基本計画案の概要を議員に初めて説明し、 質問に答えた。 岡本副管理者は、 290―330床程度としている病床規模について 「おおむね320床で調整中」、 また市が新病院の隣接地に整備する関連施設の中に設ける、 総合診療外来や健診などを担う総合診療センター (仮称) について、 「市から県が指定管理を受け、 病院と一体で効率的運営をはかりたい」 などと踏み込んだ発言をし、 「 (基本計画案で) これだけの医療機能を提供すると言った以上、 医師をはじめ看護師ら職員は必ず確保する」 と述べた。
3次医療が必要な患者はヘリ搬送するとし、 計画案で病院の屋上に設けるとしていたヘリポートを、 1階 (地表) に設けるよう知事から指示を受けたことを明かした。 浸水対策で病院全体を盛り土してかさ上げし、 ヘリポートはもう1段階高くする考えを示した。
教育体制を充実させるため、 神戸大学から地域医療の教授クラスを招く見通しが立ったことや、 新年度、 救急専門医が着任し、 救急受け入れが強化される見通しを語った。
廃院になる柏原日赤の職員に新病院や関連施設での勤務意向を聞く調査は 「これからだ」 とし、 「希望者は県職員として迎える」 と答えた。
脳疾患の対応への希望が強いことに関し、 「2次医療圏の中で拠点をしっかり作りたい」 と言い、 「神戸大に支援をお願いしている。 非常に苦労しており、 無理なら広い観点で探したい」 と述べた。
2病院の跡地は 「知事からいい形で使えと言われている」 と言い、 地元の意見を聞き、 一緒に有効利用を考えるとした。 通院バスも真剣に検討するとした。
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2015年1月25日09:05
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日本の宗教観
18日付の本紙篠山市版に、 篠山中学校2年生が手作りした雑巾をネパールの小学校に贈ったとの記事が載った。 学校を掃除する文化がないネパールに、 掃除文化を伝えたいというのが趣旨だ。 ▼学校の校務員さんが掃除をし、 子どもはしないという国はネパールだけではない。 ドイツもそうだ。 新温泉町の安泰寺住職で、 ドイツ出身のネルケ無方 (むほう) 氏によると、 掃除や給食など、 日本の学校では当たり前のことが欧米ではあまり行われていないという (『日本人に宗教は要らない』)。 ▼一方、 ドイツにはあるが日本にはないものがある。 宗教の授業だ。 さらに14歳になると、 自分がどの宗教や宗派に属するかの選択を求められるらしい。 ▼だからといって日本人は無宗教だとするのは的を外れている。 「教室やトイレは自分たちで掃除をする。 これは禅の教えを実践していること」 (同書) だからだ。 宗教心が生活に溶け込み、 知らず知らずに宗教の教えを実践している。 日本人にとっての宗教は、 空気を吸って吐くように自然なものなのだ。 ▼作家のC・W・ニコル氏は、 日本に住んで良かったこととして 「宗教の束縛からの自由があること」 を挙げた。 宗教間での対立がある国を見ていると、 宗教に束縛されない、 柔軟性や包容性を持った日本の宗教観の特異性を思う。(Y)
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2015年1月25日09:05
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百日ぶりのプール
正月に帰ってきた息子に 「元気に歩けるようになったよ」 と歩いてみせると、 「うん、 でもまだ右脚をかばっている歩き方だね」 と言われてしまった。 自分としてはほぼ普通に戻っていると思っていたので少しショック。 そのことを夫に告げると 「僕も前から気になっていたけど、 あまり言ってもと思って黙ってた。 先日テレビでやっていた歩き方を教えてあげるからやってみたら?」 とアドバイスしてくれた。
まずはスニーカーの履き方から指南。 我が家は坂道ばかりなので、 平坦な団地の公園まで車で出かける。 うつむかずに三キロ先を見て歩くこと。 左右にぶれないようにする。 しっかり後ろに蹴り出すように歩く。 この三つが要点だという。 確かにつまずいてはいけないと、 足元ばかり見て歩いていた。 術後の脚をかばう癖でどうしても左に傾いていた。 この三つに気を付けて三十分ほど歩いてみた。 家に帰ると、 今までと全然身のこなしが違う。
そこで翌日はプールへ出かけることに決めた。 自分で思うだけでは決心が鈍るので、 朝から 「今日はプールへ行くよ」 と夫に宣言した。 夏はいいが、 いくら温水プールといっても三十度では寒いとか、 まだ体を冷やすのは良くないのではと、 理由をつけてはサボっていたのだ。 退院するときに医師から水泳も水中歩行もやっていいと言われていたのに。
さて百日ぶりのプール、 着ぶくれの衣類を脱ぐのに手間取ったけれど、 気持ちが良かった。 泳ぎは三百メートルほどにして、 水中歩行はたっぷり。 その後はジャグジーで温もり、 少し元気が戻ってきた。
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2015年1月25日09:05
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溝端清氏訃報
溝端清氏 (みぞばた・きよし=元丹南町商工会長、 元ささやま桜協会長) 23日午前6時15分、 西脇市内の病院で死去、 78歳。 自宅は篠山市西吹112。 葬儀は25日午後1時から、 篠山市味間南294ノ1のセレフ葬祭会館で。 喪主は長男、 晃(あきら)氏。
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2015年1月25日09:02
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キルトコンテストで入選 東京のフェスで...
篠山市小野奥谷、 細見千恵子さん (64) のキルト作品が、 1月28日まで東京ドームで開かれている世界最大級のキルト展 「東京国際キルトフェスティバル」 のコンテストで入選に選ばれた。 毎年、 国内外から1500点以上の応募があり、 386点が入選した。 細見さんは今回が初めての出品だった。 入選作品は同フェスティバルで展示されている。
写真・入選した細見さんのキルト作品
「日本キルト大賞」 というコンテストで、 6部門があり、 細見さんは 「トラディショナルキルト部門」 で入選した。 作品は、 1・97㍍角のタペストリー。 著名なイギリスのキルト作家、 ボストン夫人 (1990年没) のように 「布の魅力を最大限に生かそう」 との思いを持って制作。 作品名を 「ボストン夫人に憧れて」 とした。
1㌢角の小さな布を合わせたり、 縁にはろうそくの芯に使う糸を使用するなど、 1年8カ月かけて作り上げた。
手仕事が好きという細見さんは、 10年ほど前から独学でパッチワークを始め、 2012年から、 さらに技術を磨きたいと、 三田市の森廣啓子さんに師事。 3年に1回開く教室展の出展用に作った。
「入選はびっくりで、 とてもうれしい。 パッチワークは奥が深く、 同じ布がないので個性的な作品ができるのが魅力。 これからも納得できる作品作りをしていきたい」 と話している。
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2015年1月25日09:02
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「春」はもうすぐ
昨年末、 旧暦カレンダーというのを初めて買った。 月食を見たりしているうちに月の満ち欠けが書かれたカレンダーがほしくなったからだが、 旧暦での日付が毎日書いてあっておもしろい。 例えば今日、 1月25日は旧暦ではまだ 「12月6日」。 お正月になるのは2月19日になってからなので、 大きくずれている。
明治5年まで使われていたという旧暦。 難しくてしっかり理解できていないのだが、 月の動きを基準に作られており、 1年が354日しかなかったため、 「閏月」 というのを挟んで調整したらしい。
「節句の行事は旧暦で行なわれていたものだから、 1カ月遅れにすると季節感と合う」 と年配の方から教わった。 丹波地域では昔は4月3日にひなまつりをしていたが、 ちょうどこの頃に本物の桃の花が咲くので本来は旧暦で季節の行事をするのが理にかなっているとのことだった。
一方、 太陽の動きを基準に1年を24等分した 「二十四節気」 は、 季節とのずれがないらしい。 1月20日の大寒を過ぎ、 冬から春に変わる 「立春」 は2月4日。 毎日寒い日が続いているが、 暦の春まであと10日。(古西 純)
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2015年1月25日09:00
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統合校位置は村雲に 通学距離など考慮 ...
第9回 「篠山市立福住小学校・大芋小学校・村雲小学校統合研究会」 (会長=高橋道昌・村雲地区自治会長会長、 21人) が20日、 ハートピアセンターで開かれ、 統合校の場所を現在の村雲小学校 (同市草ノ上) に決めた。 2016年4月の開校を目指す。
3地区の自治会長会、 保護者、 校長・教育見識者の3つのグループに分かれて話し合い、 保護者グループが通学距離などを考慮し、 村雲小を最適とした。 他のグループは結論が出なかったため、 改めて話し合ったところ、 保護者の意見を尊重することにし、 同研究会の意見としてまとめた。
次回は2月7日午後7時半から同センターで開く。
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2015年1月25日09:00
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冬鳥渡来 カシラダカ
冬鳥の 「カシラダカ」 が桜の枝にとまり、 辺りを警戒している。 安全が確認されると、 再び水田に舞い降り、 落ち穂や雑草の種子などをせわしなくついばんでいた。
ホオジロ科で、 全長約15㌢、 翼開長約24㌢。 興奮すると頭頂部の羽を立たせることが名前の由来。 日本には冬季に本州以南に渡来し、 林縁部や田んぼの周辺で見られる。
繁殖地は、 スカンジナビア半島からカムチャツカ半島までのユーラシア北方地方で、 針葉樹林帯に生息。 5月中旬から7月にかけて産卵する。
写真・桜の枝にとまり、 辺りを警戒するカシラダカ=篠山市大熊で
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2015年1月25日08:59
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第411問
県立柏原病院と柏原赤十字病院の機能を統合してできる、 新しい県立病院の開院予定年度は?
1.2018年度
2.2020年度
3.2025年度
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2015年1月25日08:59
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人形浄瑠璃の公演 “淡路座”が来丹 3...
山南町谷川のやまなみホールで3月7日午後2時から、 「淡路人形座」 による人形浄瑠璃が上演される。 丹波市の主催。
淡路人形座は、 国の重要無形民俗文化財に指定されている淡路人形浄瑠璃を受け継ぐプロ団体で、 全国の人形浄瑠璃の源流とされ、 島内を中心に国内外で公演をしている。 数ある演目の中から、 「戎舞」 「本朝廿四孝 奥庭狐火の段」 「壺坂霊験記 山の段」 を披露する。
前売り一般1000円、 高校生以下500円 (ともに当日は200円増)。 市内各住民センターなどで販売している。 市まちづくり部生涯学習センター芸術文化係 (0795・74・1050)。
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2015年1月25日08:57
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風倒木を発電燃料に 4㌧トラック125杯分...
一昨年の8月に今田町内で発生した竜巻によってなぎ倒された山の木々の搬出作業が、 同町下小野原の国有林で進められている。 同国有林を管理する 「兵庫森林管理署」 (農林水産省の出先機関) によると、 搬出する風倒木の総量は、 4㌧トラックで125―150杯分になるという。 搬出した風倒木は、 たつの市のチップ業者に売却。 粉砕してチップにした後、 赤穂市で民間会社が経営する木質バイオマス発電所の燃料として使用される。
写真・竜巻によってなぎ倒された木々=篠山市今田町下小野原で
同管理署からの発注を 「しそう森林組合」 が請け負い、 正月明けから搬出作業を行っている。 工期は3月20日まで。 搬出完了後は、 約6000本のスギ、 ヒノキの苗木を植栽する計画。
神戸地方気象台によると、 2013年8月23日午後6時半ごろ、 今田町内で、 陸上で確認できたものとしては県内で1975年以来の竜巻が発生。 同町本荘で発生した竜巻は、 東に進み、 コース上にある家屋や山林に被害を与えながら移動。 同町の中央にそびえる和田寺山を越え、 同町休場付近で消失したという。 同町今田新田の温泉施設 「ぬくもりの郷」 の駐車場では、 車が舞い上げられ、 乗車していた男性2人が重軽傷を負った。 このほかにも、 住宅一部損壊14棟などの被害が出た。 被害範囲は幅約300㍍、 長さ約4・5㌔に及んだ。
竜巻被害に遭った国有林は、 和田寺の本堂から西に150㍍ほどの所に位置し、 スギとヒノキが林立する人工林。 被害は山の尾根から少し下った谷筋付近で起こり、 直径約10㌢から約40㌢までの木々がなぎ倒されている。 被害木の多くは、 地上から約10㍍付近で折れ、 それより上部がなくなった状態で立ち枯れている。 山腹には、 風倒木が折り重なるようにして横たわっている。 被害面積は約2・9㌶にのぼるという。
【木質バイオマス発電】木質バイオマスを燃やしてタービンを回し、 発電する仕組み。 発電方法は、 端材や木質チップを直接燃やして発電させる 「蒸気タービン方式」 と、 木質バイオマスをガス化して燃焼させる 「ガスタービン方式」 に大別される。
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2015年1月25日08:52
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権次の足跡残る214社寺 顕彰会がマップ制...
丹波 (兵庫、 京都)、 但馬、 丹後、 播磨などの神社・仏閣に代々数多くの彫り物を残している中井権次一統の業績を顕彰しようと活動する 「中井権次顕彰会」 (千種正裕会長) が、 その足跡を記すマップを制作した。 マップの完成を記念し、 3月1日午後1時から丹波新聞社 (柏原町柏原) で講演会を開催、 マップの販売 (1部100円) も行う。 同顕彰会は、 「中井権次の足跡を訪ねて、 巧みな技に触れてほしい」 と話している。
写真・出来上がった中井権次足跡マップを手にする中井権次顕彰会の役員=柏原町で
マップには、 中井作品のある場所214カ所を地図上に示し、 住所や説明を添えるなどして一目で分かるようにしている。 丹波地域では84カ所 (丹波市61、 篠山市23) を紹介。 折りたためるため、 持ち運びに便利で、 ガイドブックとして利用できる。 1万部を印刷。 協賛の社寺に送るほか、 かいばら観光案内所 (0795・73・0303) で販売している。
昨年1月に発足した顕彰会は、 講演会、 丹波市内のゆかりの地を巡るバスツアー、 広報紙 「顕彰会だより」 発行などの事業を手がけており、 マップ発行もその一つ。 委員会を組織して掲載する社寺に協力を求めるなどして、 ほぼ半年がかりで完成した。 千種会長は、 「中井権次の知名度が北近畿から全国に広まるよう、 多くのみなさんに道案内として利用してほしい」 と話している。
昨年が大阪冬の陣から400年、 今年が大阪夏の陣から400年にあたることもあり、 マップの頒布に合わせて講演会を計画。 「もう1つの大阪冬の陣―大工棟梁中井大和守のみた大阪冬の陣」 をテーマに、 谷直樹・大阪くらしの今昔館館長が講演する。
柏原・中井家のルーツとされる中井正清 (中井大和守) は、 京大工頭として徳川家康に重用され、 江戸初期の重要建造物のほとんどを任されたという。 谷館長が大阪冬の陣で正清が果たした役割について語る。 今回制作したマップにも、 「中井家のルーツをたどる歴史秘話」 として、 正清に関する隠れたエピソードが添えられており、 興味深い講演になりそう。
マップの問い合わせは、 丹波市観光協会 (0795・72・2340)、 NPO法人北近畿みらい (綾部市、 0773・40・2211)、 顕彰会役員の飯田洋己さん (豊岡市、 0796・44・0678)。