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2015年2月12日10:47
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「ちーたん」の歌CDに 児童と6曲を収...
上久下コーラス 「さくらんぼ」 が、 丹波市のマスコット 「ちーたん」 をテーマにした合唱組曲CDの制作に取り組んでいる。 2月6日に上久下小学校体育館で録音を行い、 全校児童70人と、 さくらんぼの10人が緊張しながらも元気な歌声を響かせた。
さくらんぼ指導者の吉住直子さん=氷上町=が、 5年ほど前から、 丹波竜化石発掘地の上久下地区で活動する同グループのために 「ちーたん」 の歌を作詞作曲しており、 「大好きちーたん」 をはじめ、 シリーズは音頭、 ワルツ、 マーチなど全6曲が完成している。
これまで合唱祭や地域の文化祭で披露してきたが、 「音源がほしい」 と言われることがあり、 丹波市制10周年の市民提案事業に応募して、 CDを作ることにした。
同校へは、 今年に入ってから音楽の時間に吉住さんが指導に訪れて練習を行い、 本番に臨んだ。 当日は丸1日がかりで収録が行われ、 終了後は児童らも達成感をにじませていた。
さくらんぼ代表の竹内千代美さん (64) は 「まさかCDにできるとは思っていなかったのでうれしい」 と喜び、 「市内で広がればうれしい」 と話している。
CDは3月ごろ完成予定。 500枚を制作し、 市内の小学校や福祉施設、 商業施設などに無料配布するという。
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2015年2月12日10:46
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夜空にランタン「カップルの参加を」 2...
篠山市福住地区まちづくり協議会が2月14日午後5時―7時半、 同市西野々の空き地 (松森神社東側) で福住の冬の風物詩 「雪花火2015」 を開く。 今年はバレンタインデーのため、 「福住の夜空に恋の灯(ひ)を上げよう」 と 「フライングランタン」 を上げるカップルの参加を特に呼び掛けている。
午後5時から、 不燃紙にろうそくの火を灯して上空に上げる小さな熱気球 「フライングランタン」 (1基200円、 先着順) を販売する。 また、 地元住民による模擬店を開店する。 午後7時からランタンを一斉に上げる。 同7時10分から花火を打ち上げる。
問い合わせは、 同協議会の土井さん (090・1133・9930)。
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2015年2月12日10:45
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酒井氏無投票で3選 篠山市制施行後初の...
任期満了に伴う篠山市長選が2月8日、 告示され、 現職の酒井隆明氏 (60) =岩崎=のほかに立候補の届け出がなく、 無投票で3選を決めた。 25日から4年間の3期目に入る。 同市長選の無投票当選は1999年の市制施行後初となる。
10日、 酒井氏は3選を決めて初めて登庁した。 職員から花束を受け取った後、 市職員約250人を前に、 「また、 市役所に戻って一緒に仕事ができてうれしい。 引き続き篠山再生に取り組んでいきたい。 篠山ならではのまちづくりで世界に注目されるまちに向けて、 力を合わせていきましょう」 と述べた。
酒井氏は、 「世界の皆さんこんにちは」 をスローガンに、 篠山の魅力を市内外にPRすることや、 着実な財政健全化、 若年層の定住促進などを訴えていた。 具体的には、 ▽篠山再生計画の着実な実行▽市長給与と退職金の削減▽三世代同居の新築に助成や3子目以降の出産祝い金、 篠山らしい新築・改築の支援▽ごみのポイ捨て禁止を全市に広げる▽全国モデルとなる野生動物との共生を図る取り組み―などをあげていた。
これまでの市長選の立候補者数は、 1999年2人、 2003年2人、 07年3人、 11年2人だった。 16日に当選証書が付与される。
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財政再建と定住促進
出産助成を前倒しに
【市長抱負を語る】 3選を果たした酒井氏は10日に記者会見し、 3期目への抱負を語った。
―3期の県議、 2期の市長を通して、 初めての無投票当選だが
一定の評価をしていただいた結果だと思っている。 安堵の反面、 主張を訴える機会がなくなり残念。
―3期目の抱負を
引き続き財政再建を続け、 ガラス張りの市政を心掛ける。 また、 魅力を生かしたまちづくりと若い人の定住を促進する。 当初予算は継続事業のみの 「骨格予算」 で新規事業は6月に示す。 国の地方創生交付金を利用し、 市内での出産助成や第3子以降の出産祝い金、 不妊治療の助成などは3月に先行して予算化したい。
―財政再建の具体策は
4年間で安心できる一定の目途を目指す。 緊縮しながら、 必要な事業には投資したい。 普通交付税の 「一本算定」 が緩和しつつあるので、 その財源で削減してきた職員の給与を復元したい。 市長の給与、 退職金は引き続き削減したい。
―ユネスコ創造都市ネットワーク加盟への具体策は
専門家からの指導で申請を手直ししたり、 事業を見直したい。 国際的な貢献をしつつ、 市民への理解を進めたい。
―定住促進策は
重点地区を指定し、 3年間支援してきたことは基本的に継続したい。 学校の統廃合で地域から学校がなくなる地域には、 地元と一緒になって活性化策に取り組んでいきたい。 重点地区の市営住宅には子育て世帯が優先して入居できる枠を設けたい。
―乗車率の低いコミバスの改善策は
一番便利な路線バスを維持しつつ、 コミバスは必要な地域とそうでない地域を見極め、 必要な地域に便を確保したい。 バス停以外でも乗降可能にしたり、 料金の見直しを検討したい。
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2015年2月12日10:43
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初の獲物は大物90㌔ 手作りわなで 狩猟...
写真・初めて捕獲した90㌔近くある大物のイノシシと日原さん=山南町大河で
県が今年度から始めた狩猟知識や技術を習得する講座を受講中の農業、 日原広宣さん (49) =山南町大河=がこのほど、 講座で勉強した手作りのわなで初めてイノシシを捕獲した。 初めての獲物は体重90㌔近くある大物。 日原さんは、 「初の獲物はうれしい。 仕掛ける場所を決めるのが難しく、 まだまだ知識と経験が必要」 と話している。
県の有害鳥獣捕獲入門講座 「狩猟マイスター育成スクール」 は昨年10月にスタートし、 今年12月まで月2回、 わな猟や銃猟、 野生動物の解体や調理について座学や実習を重ねる。 県内から28人、 丹波市からは日原さんと、 もう1人が受講している。
日原さんが仕掛けたのは、 同講座で学んだ 「くくりわな」。 丸く円にしたワイヤーの中に獲物が足を突っ込むと、 バネが弾いてワイヤーで足をくくったように締まる仕組み。 材料の多くはホームセンターで2000円まででそろい、 作り方も簡単という。 日原さんは、 同町梶、 井原など計4カ所に仕掛けた。
受講したのと同じ時期に市猟友会に入会。 実習のつもりで年明けから仕掛けたが成果が出ず、 猟友会のベテラン猟師や、 講座の講師に何度もアドバイスを求めた。 日原さんは、 「私自身、 農業をしていて必要にせまられた。 農業と狩猟はセットで考えるべき。 猟友会も高齢化している。 我流では間違った知識がトラブルにつながる。 正しい知識と技術を持った人が増えていけば」 と話している。
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2015年2月8日17:07
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【篠山市長選】現職、酒井氏の無投票3選...
きょう8日告示された任期満了に伴う篠山市長選は午後5時で立候補の受け付けが締め切られた。
現職の酒井隆明氏(60)=岩崎=以外に届け出はなく、酒井氏の無投票での3選が決まった。
市長選の無投票は、1999年の市制施行後初となる。
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2015年2月8日09:10
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県養成医師テーマに講演 2月10日、春日で
「丹波医療ざわざわカレッジ」 (丹波医療再生ネットワーク主催) が2月10日午後7時半からハートフルかすが (丹波市春日町黒井) で開かれる。 県立柏原病院内科の八幡晋輔さんが 「兵庫県養成医師ってなあに―医師不足について」 と題し講演する。
県養成医師は、 県が学費などを負担する代わりに、 9年間の義務年限があり、 うち5年間は県が勤務地を決める。 八幡さんも自治医科大学卒業の県養成医師。 柏原病院は養成医師のキャリア育成場所に位置づけられ、 今後継続的に派遣される予定。 無料で誰でも聴講できる。 問い合わせは里さん (0795・80・1201)。
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2015年2月8日09:08
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「保育ボランティア」養成講座 受講生募...
篠山市社会福祉協議会 (平野芳行会長) は2月23日から、 丹南健康福祉センター (網掛) などで保育ボランティア養成講座を開講する。 子育て中の母親を応援したいと思っている人を対象に4回講座を開く。 子どもの心と身体の発達、 子どもとの関わり方や遊びなどについて専門家から学ぶ。 受講無料。 定員30人。
受講希望者は、 16日までに同協議会 (079・590・1112)。 開講時間はいずれの回も午後1時半―3時半。
講座日程と内容は次の通り。
▽23日=幼児期の子どもの行動の理解と関わり方を学ぶ▽3月2日=子どもに起こりやすい事故の手当の仕方と防止策を学ぶ▽9日
=幼児と関わるうえで大切なポイントを学ぶ▽16日=市内の保育ボランティアグループ 「きらら」 と 「コアラ」 に保育ボランティアの実際を聞く
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2015年2月8日09:08
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文学講座の受講生募る 丹波市立中央図書館
丹波市立中央図書館は、 文学講座の受講生を募集している。 講師は俳人協会幹事の足立幸信氏。 1回目は14日午後1時半からで、 テーマは 「ベートーヴェンの生涯と文学~不滅の恋人の謎」。 2回目は3月14日午後1時半からで、 テーマは 「俳句に生きた西山泊雲~師系の人のつながりと」。 場所はいずれも丹波市立中央図書館。 参加無料。 定員50人。 申し込みは中央図書館 (0795・82・7100)。
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2015年2月8日09:07
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年輪の里レストラン 運営事業者を募集 ...
兵庫丹波の森協会は、 丹波年輪の里 (柏原町田路) 内レストランの運営事業者を募集している。 契約は4月1日から3年間。
飲食店の事業者で、 調理師免許を有することが条件。 4月初旬から開業すること。 営業日は原則、 施設の開館日とし、 営業時間は同協会と協議する。
1988年の開業で、 現在は 「ウッディレストラン奏旬館」 として営業中。 3月末までに屋根と外壁の修復工事を行う予定で、 使用料は年50万円となる見込み。 売上手数料は毎月の売上額に対する比率を提案する。 高熱水費は事業者負担。
応募希望者は2月18日までに連絡する。 申し込み受付は、 18―28日。 レストラン運営事業提案書 (様式自由) を添付した申込書など必要書類を持参または郵送する。
また、 施設内の飲料等自動販売機の設置事業者も募っている。 契約期間、 募集受付期間はレストランと同じ。 同施設 (0795・73・0725)。
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2015年2月8日09:07
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非常勤一般職員 丹波市が募集 2月18日...
丹波市 (職員課0795・82・0722) は4月採用の非常勤職員を、 2月18日まで募集している (2次募集)。 職種と募集人数は次のとおり。 選考試験 (面接) は、 21日午前9時から氷上住民センターで行われる。
▽福祉相談員=1人▽介護支援専門員=2人▽介護保険認定調査員=1人▽障害児指導員=4人程度▽人・農地プラン支援推進員=3人▽適応指導教室指導補助員=1人▽学校給食センター給食調理員=4人程度▽保育士=2人▽放課後児童指導員A=3人程度▽放課後児童指導員B=2人程度▽技術支援事務補助員=2人程度
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2015年2月8日09:02
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耳を傾ける
丹波市出身の京都文教短大学長の安本義正さんが書かれた 「もっとお話しようよ」 (上下巻) を読んだ。 1男1女の子どもとの会話記録をまとめたものだ。 ▼たとえば、 こんな会話―。 息子 (まさと) 「お父さん、 仕事忙しい?」 /お父さん 「うん、 忙しいよ。 いつも一生懸命働いてんねんやで」 /息子 「フーン」 /お父さん 「まさとは?忙しいか?」 /息子 「ううん、 ひまな時間ばっかり」 /お父さん 「ひまやったら、 一生懸命遊びなさい」 /息子 「うん」 ▼2人の子は3歳違い。 上の子の息子が小学校2年の時から11年間、 会話の記録をとってきた。 会話をできるだけ正確に記録するため、 家のあちらこちらにメモを備え付け、 会話が途切れるとすぐに書きとめた。 そんな作業を通して、 安本さんに変化が起きた。 子どもの言うことに、 よく耳を傾けるようになったという。 ▼話しかけても、 相手が聞く耳を持っていない時、 何とも辛い。 コミュニケーションで大事なのは 「話す」 よりも 「聞く」 こと。 聞くとは、 相手を理解し、 その人の存在を大事にすることだ。 ▼教育者の東井義雄さんは、 聞くことについて 「これぐらい全身全霊をかけなければできないことはない」 と書いた。 親子関係だけでなく、 さまざまな人間関係において全身全霊を傾けて聞いているかと自省する。(Y)
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2015年2月8日09:02
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台湾の旅 ①
毎年、 一月末の私の誕生日に合わせて小旅行をする。 昨年は、 福岡から熊本、 佐賀、 長崎などを旅した。 その時、 冬の旅はやはり暖かい所がいいと感じた。
そこで、 今年は台湾に決める。 名古屋空港から約二時間半のフライトで台北の国際空港に到着。 日本の十月の初め頃の気温で半袖の人もいるくらいだ。 空港を出たところで現地のガイドを待つ。 少し遅れてやってきたのはかなり高齢の男性。 何だかちょっと不安になる。 全食事、 ガイド付きの三泊四日のツァーで、 台北で団体と合流かと思っていたら、 私たち夫婦のみで、 これもびっくり。 あまり速く歩けない今の私にとっては有難い。
ガイド氏と手配の車に乗り込む。 失礼とは思いつつ 「ガイドさんは御幾つですか?」 と聞くと、 「いやあ、 通称六十四歳と言ってますが、 今年米寿になります」 と答える。 七十歳半ばは過ぎていると思っていたが、 八十八歳とはびっくり。 歩き方もしゃべり方も、 とてもその年には思えないほどスムーズだ。 「私は終戦のときに十八歳、 昭和三年生まれです。 小学校の先生が日本人で、 親に中学に進学するよう勧めてくれました。 そのおかげで今があります。 六十四歳で会社を定年してからガイドの勉強をして二十年間やっています、 気持ちは六十四歳のままなのですよ」 とも。
日本人へのお世辞で親日的にしているのではなく、 本当に自分は、 戦前の日本が台湾の教育や文化に貢献してくれたことに感謝していると、 折に触れて、 様々なエピソードを話してくれた。 また台湾の歴史も学ぶことができた。
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2015年2月8日09:01
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上野重喜氏訃報
上野重喜氏 (うえの・しげき=元NHKテレビディレクター、 元柏原高柏陵同窓会東京支部長) 3日午後3時21分、 骨髄異形成症候群のため横浜市内の病院で死去、 79歳。 自宅は横浜市港南区港南台3ノ17ノ22。 葬儀は10日午前10時30分より横浜市港南区港南台4ノ24ノ10の港南台総合斎場で。 喪主は妻、 和子 (かずこ) さん。
丹波市氷上町出身。 定年退職後、 NHKラジオ 「深夜便・明日への言葉」、 同 「宗教の時間」 などの取材・制作に携わった。
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2015年2月8日09:01
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近松うめさん訃報
近松うめさん (ちかまつ・うめ=近松健一・波々伯部神社宮司の母) 3日死去、 99歳。 自宅は篠山市波々伯部3ノ2。 葬儀は5日、 おこなわれた。
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2015年2月8日09:00
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情報産業の会社見学
先月、 崇広小学校の5年生90人が情報産業の授業の一環で、 社内見学に来てくれた。 30人ずつ3回に分けて各約40分の見学で、 駆け足だったがこちらもいい勉強になった。
説明しながらこれは値打ちかも知れないと思ったのは、 丹波新聞は丹波地域の情報産業界で唯一、 本社があるということ。 取材の話だけなら他の新聞の記者にも聞けるが、 新聞制作の全工程を見学できるのは丹波新聞しかない。 編集機、 印刷機を見て歓声が上がるのを見て、 産業の勉強にはぴったりだなと思った。
子どもからの質問に社員が答えるのを聞いて初めて知ったこともいくつかあった。 大豆油を原料にしたインキを使っていること、 印刷機は1時間に8000枚印刷できること、 新聞紙は再生紙100%であること、 会社の敷地面積は約550坪であること…。
答えるのに困ったのは 「1回の新聞をつくるのに、 どれくらい時間がかかるのか」 という質問。 正解かは分からないが、 「取材の時間をのぞいて、 編集から印刷完了まで1日半です」 と答えた。
また、 他の学校のみなさんもぜひ来てくださいね。(古西 純)
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2015年2月8日09:00
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読書推進で全国表彰 読書会など精力的に...
子どもから大人まで幅広い層の読書活動を推進したとして、 「ささやま図書館友の会」 (福山和子代表、 58人) が、 公益社団法人読書推進運動協議会 (東京都) から全国優良読書グループ表彰を受けた。 同表彰は、 各都道府県の同協議会の推薦を受けて、 1地域1グループをたたえるもの。
同友の会は2003年に設立。 市民の図書館利用を広げるための企画をはじめ、 2カ月に1度、 宮沢賢治の作品を輪読する会を開催。 図書館と連携して市内の小学校に出向き、 本を紹介するブックトークも行っている。 また、 大人、 子どもそれぞれに合わせた読書会を実施。 月に1度、 図書館所蔵の資料 (児童書が中心) の修理も進めている。 さらに、 会報を年4回発行するなど精力的に活動を展開している。
11年には、 篠山市の文化や教育の分野での活躍が顕著な個人、 団体を表彰する 「三宅剣龍賞」 を受賞。 今月22日には 「みどり賞」 の表彰も控えている。
福山代表は 「長年やってきたことに対して評価をいただけたのはうれしいこと」 と受賞を喜び、 「今後は遠隔地や高齢などの理由から図書館を利用したくてもできない方々に本を届けられる方法を模索し、 本と人とをつなぐ活動を支援していけたら」 と抱負を語った。
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2015年2月8日08:59
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第413問
丹波市青垣町のモーグル選手、 畑田萌香さんが取り上げられる、 8日午前11時15分からのテレビ番組は?
1.「せやねん!」
2.「情熱大陸」
3.「ミライ☆モンスター」
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2015年2月8日08:59
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認知症サポーター養成講座
2月23日午後1時半―3時。 春日住民センター (丹波市春日町黒井) で「認知症サポーター」養成講座が開かれる。 講師は県丹波認知症疾患医療センター精神保健福祉士の寺本秀代さん。 参加費無料。 シルバーハウス介護家族会の主催。
受講修了者は、 認知症について正しく理解し、 認知症の人や家族を温かい目で見守る応援者 「認知症サポーター」 に認定され、 オレンジリングを渡す。 受講無料。 一般の受講も歓迎。 申し込み、 問い合わせは、 クローバー介護サービス (0795・80・3800、 080・5759・2743)。
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2015年2月8日08:58
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吉住工務店の家造り講座
2月14日午後1時から、 吉住工務店のこだま館 (春日町七日市) で家造り講座が開かれる。 新築する際に考えておきたい収納などを学ぶ。 先着10組。 参加無料。 こだま館 (0795・74・2785)。
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2015年2月8日08:57
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トカゲ化石「新種」 篠山で発掘 県立人...
県立人と自然の博物館 (三田市) は2月4日、 篠山市宮田の前期白亜紀 (約1億1000万年前) の篠山層群下部層から発掘されたトカゲの化石が、 下あごの形態から新種であることが判明したと発表した。 同化石産出場所を発見した足立洌さん (71) =柏原町南多田=にちなみ、 「パキゲニス・アダチイ」 と名付けられた。 「パキゲニス」 は、 ギリシャ語で 「厚い下あご」 の意。 国内のトカゲ化石では4例目という。
写真・新種と決定づける特徴のある 「パキゲニス・アダチイ」 の下あごの化石(写真上)と、「パキゲニス・アダチイ」 の生体復元図 (C・小田隆/丹波市)
新種と判断されたのは、 2007年11月の調査で見つかった右下あご (歯骨) の化石 (長さ約2・6㌢、 高さ約1㌢、 厚さ約3㍉) で、 9本の歯 (高さ3―5㍉、 幅0・8㍉) が付いている。
通常のトカゲと比べ、 歯の位置があご前方に偏っており、 数が極端に少なく、 大きいという特徴が、 中国で報告されているトカゲ類 「パキゲニス・セラステッサ」 と類似しており、 同属と見られるが、 歯の先端の形状が長方形をしているのに対し、 「アダチイ」 は尖っていることから、 新種と決定づけた。 全長は70㌢ほどという。
研究者の間で、 前期白亜期におけるユーラシア大陸と日本のトカゲ類の近縁性が議論されていたが、 それを裏付ける化石が見つかっていなかった。 今回、 同属の化石が見つか
ったことにより、 近縁性を明確に裏付けた。
論文は1月27日、 古脊椎動物学会の国際学術雑誌に掲載された。 執筆者の一人、 同館の池田忠広研究員は、 「アジア圏域におけるトカゲ類の進化をたどる貴重な資料」 としている。
足立さんは、 「本当に小さな生き物の化石が、 新種と同定できるほどのよい状態で見つかり、 篠山層群のすばらしさを改めて感じることができたのがうれしい」 と話している。
篠山層群で見つかった新種は、 真獣類 「ササヤマミロス・カワイイ」、 竜脚類 「タンバティタニス・アミキティアエ」 (丹波竜) に次ぐ3例目。
同館は11―4月5日、 標本や拡大模型、 パネルなどを展示する。