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2015年3月12日09:10
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運動・癒し一度に催し「ご褒美時間」 ...
運動やリラックス、 食事などを楽しんでもらおうと、 柏原町母坪の 「cafe ma―no」 (北信也代表) が3月19日午前9時から、 同店で 「わたしへのご褒美時間」 と題したイベントを開く。 さまざまなジャンルの講師を招き、 体験型の内容になっている。
日本ノルディックウォーキング協会上級インストラクターの資格を持つ余田幸美さん、 ヨガ教室 「トモ・ヨーガ」 (同町柏原) の渡辺トモコさん、 アロマセラピーサロン 「天色の月」 (同町北中) の本庄加世子さんを講師に招く。 体験の時間帯を分けているため、 すべてのジャンルを楽しむことができる。 昼食は 「cafe ma―no」 がランチを提供する。
興味があっても始められないことを、 一度に体験してもらう機会になればと企画した。
先着15人。 要予約。 参加費4800円。 「cafe ma―no」 (0795・71・4110)。
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2015年3月12日09:06
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高齢者運転講習
「高速道を逆走する車1台を発見し、 警察車が追跡中」 というラジオを聴きながら 「何や、 ええ加減なこと言いよって。 1台どころやないでぇ、 皆逆に走っとるわ」。 確か文珍さんの落語にあったが、 これが結構増えているという。 ▼こんなことにならぬよう、 70歳と75歳の運転免許更新時に高齢者講習が義務付けられており、 筆者にも第1回目のお呼びがかかった。 2回目には認知機能テストもあり、 成績が悪いと専門医の鑑定が必要、 違反歴によっては免許が取り消されることもあるとのこと。 ▼今回はその準備過程というか、 テストの一端を示されただけだが、 見せられた絵の記憶テストの結果は、 まずまずながら満点とはゆかない。 ▼また模擬運転による適性診断は 「運転に必要な行動機能は問題ないが、 状況を早めに読み取って落ち着いた運転を」 という判定。 実地の運転もバック時に脱輪するなど冷や汗もの。 もし何かがあってもう一度免許を取り直さなければならない破目になったら、 実地のクリアはとても簡単ではないと知らしめられた。 ▼ 「運転機能は確実に衰えていきます。 これまで以上の安全運転をと思ってもらえれば、 今日の講習の目的は達せられたことになります」 との講師の言葉を背に、 前方を入念に確かめ、 制限速度を厳守しながら帰路についた。(E)
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2015年3月12日09:04
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継続性が鍵の放棄竹林対策
農業や環境、 ボランティア分野でこれまで数々の全国表彰を受けてきた篠山東雲高校生たち。 新年度は放棄竹林の研究を行うという。
各地で問題になっている放棄竹林。 竹はタケノコを掘ったり、 竹炭などに活用しなければたちまち地下茎を伸ばして森林に侵入し、 竹林が拡大。 土砂災害の危険性や生物多様性の低下につながると指摘されている。 これまで、 竹の間伐や薬剤の投入で枯死させる方法など、 さまざまな取り組みを取材してきたが、 しばらくすると、 放棄竹林が再び広がってしまうという状況を何度も見てきた。
鍵となるのは 「継続性」 のシステム。 まずは竹林がある地域の取り組みが必要だが、 高齢化や過疎化が進む中で、 地域だけで取り組むのは難しくなってくる。 校区ごとや環境団体、 行政などによる継続的な支援が必要だと思う。
東雲高ではまず、 活用面からこの継続性を維持しようと研究している。 竹をチップ化して、 庭、 畑などの乾燥防止に使う 「マルチング」 を施すうほか、 篠山市し尿処理施設がつくる汚泥乾燥肥料に混ぜ、 臭気の抑制を図ったり、 細かく削ってクッキーやパンに混ぜることなどを計画している。 竹は木材よりも肥料成分を多く含むと言われ、 肥料としての効果を検証。 また、 乳酸菌を豊富に含むという特徴を生かして体に優しい加工品への活用を探っていく。
また、 活用面だけでなく、 困っている地域に出掛け、 伐採を手伝うボランティア 「東雲竹林バスターズ」 を結成する。 「放棄竹林の解消にこれから取り組む地域の後押しになりたい」 と継続性を視野に活動する。 篠山発の放棄竹林対策に期待する。 (坂井謙介)
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2015年3月12日09:03
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モーグル畑田3姉妹が活躍
フリースタイルスキー、 モーグルの 「畑田三姉妹」 の次女、 畑田萌香さん (18) =福知山成美高3年=が7日、 ハチ北高原スキー場で開かれた 「西日本モーグル大会併催西日本スキー選手権」 (全日本スキー連盟A級公認) で優勝した。 翌8日に同じコースで行われた 「ハチ北CUP併催兵庫県選手権」 (同B級公認) で三女の森夢さん (13) =青垣中1年=が自己最高の2位に入った。 長女の繭さん (20) =武庫川女子大1回生=も先月、 群馬県赤沢スキー場で行われた冬季国体の同競技に県代表として出場、 団体6位に貢献した。
萌香さんは先月の 「埼玉県白馬47モーグル選手権」 で今季のA級戦初勝利。 ハチ北で2勝目を挙げた。
全長220㍍のコースは平均斜度30・6度。 予選は 「抑え過ぎ」 3位、 決勝では本来の滑りを見せ、 大差で優勝した。 萌香さんは、 「コブが細かく、 気持ち良く滑らせてもらえないコース。 板のコントロールが難しかった。 勝ち数を伸ばせて良かった」 と話した。
森夢さんは、 予選、 決勝とも2位。 決勝は 「タイムを縮めようとがんばって速く滑った」 と言い、 「練習よりうまくいった」 と笑顔だった。
シーズン前に故障し、 けがを押して大会出場を続けた繭さんは、 予選、 本選とも13位で兵庫チームに貢献した。
「今季は妹が活躍して、 私は振るわなかった。 けがを治して来季がんばりたい」 と話した。
萌香さんは21、 22日に全日本選手権、 29日にジュニア五輪に出場する。 ジュニア五輪には森夢さんも出場する。
萌香さんは総合優勝を、 森夢さんは中学生の部入賞を目指す。
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2015年3月12日09:01
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事業案に意見を
丹波市を襲った豪雨災害から7カ月目を迎えようとしている。 昨年11月から、 辻市長の諮問機関として、 復興に向けて先導的に取り組むべき事業案を練ってきた市復興プラン策定委員会が、 このほど答申した。 市は23日まで市民から事業案に対するパブリックコメントを募っている。
丹波市版では、 意見を応募する際の参考になればと、 策定委が提案した事業案を連載で紹介している。 災害はいつどこで起こるかわからない。 復興は丹波市全域の課題であるはず。 しかし、 市民のどれほどが事業案に関心を寄せているのか。 市島だけ、 被災者だけになっていないかと危惧している。
今回の災害では、 山から50万立方㍍もの土砂が流出。 丹波市豪雨災害後に発生し、 74人の命が奪われた広島市の土砂災害と同じ量だという。 事業案の中には、 土砂流出の原因を、 手入れ不足の森林にあったととらえ、 「人が山へ入る仕組みづくり」 を説く提案もある。 市内には同じような課題を抱える地域があり、 決して他人事ではないはずだ。
市はパブリックコメントを踏まえ、 3月末に復興プランを策定する。(田畑知也)
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2015年3月12日08:59
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「なかしん理事長杯争奪囲碁大会」...
3月21日午前9時半から中兵庫信用金庫本店 (氷上町成松) で開かれる「なかしん理事長杯争奪囲碁大会」の参加者を募集している。 対象は、 同信用金庫と取引のある丹波市在住者か、 その家族の囲碁愛好者。 棋力によりA級からE級にクラス分けする。 参加費1500円 (女性、 5級以下は1000円、 小中学生は500円)。 問い合わせは勝川浩幸さん (0795・82・2894) へ。
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2015年3月12日08:57
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樹木の営み観察会
4日午前10時から正午、 青垣いきものふれあいの里フィールドで樹木の営み観察会が開かれる。 職員で樹木医の蘆田昭治さんの案内で樹木を観察する。 筆記用具、 雨具など持参。 無料。 同施設 (0795・88・0888) に申し込みを。
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2015年3月12日08:56
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「里山登山と山野草ハイキング」...
4月12日、 「鬼の架け橋」 や明智光秀が築いたとされる 「金山城跡」 がある金山へ登る。 また、 国指定天然記念物 「千年モミ」 がそびえる追手神社や貴重な山野草が自生する大山宮地区を散策する。 集合場所と時間は、 JR篠山口駅西口に午前9時20分、 もしくは篠山市追入の大乗寺に午前9時40分。 募集定員30人 (先着順)。 参加費1000円 (弁当、 お茶、 保険代含む)。 3月27日までに申し込む。 丹波地域ビジョン委員会 「里山deふれあいグループ」 (伊勢隆雄リーダー) の主催。 問い合わせや申し込みは、 同委員会事務局 (電0795・73・3724、 FAX・72・3013、 Eメール tanbakem_0 1@pref.hyogo.lg.jp)。
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2015年3月12日08:56
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「カフェ散歩」執筆 丹波市出身の塚口肇...
丹波市氷上町出身、篠山鳳鳴高校卒業で、 洋菓子店 「サント・アン」 (三田市) の社長を務める塚口肇さん (59) が、 出版社 「書肆侃侃房 (しょしかんかんぼう)」 が発行しているカフェ紹介本の兵庫県版 「兵庫カフェ散歩」 を執筆し、 同社から出版した。 県内各地を取材して回り、 その土地に根付いた個性あふれるカフェ50店を紹介。 店の歴史や店主のこだわりなどをつづった塚口さんは、 「大手と違う、 人間味がある各地の店。 それを受け入れる土地の度量。 本を手に、 いろんなところへ足を運び、 道中も楽しんでもらえたら」 と話している。
神戸、 丹波、 阪神、 但馬、 播磨・淡路のカフェを掲載。 有名店から隠れ家的な店までさまざまな店をリストアップし、 1日に35店、 トータルで200店ほど巡った中から、 50店に絞った。 塚口さんは、 「私の興味や偶然、 ご縁などで選んでいるので、 誰もが思うベスト50というわけではないけれど」 と笑う。
店主が店を開いたきっかけや、 その人柄、 焙煎のこだわりなどのほかに、 地域の歴史や見どころなども合わせて紹介。 商品のほかにも店の外観や内装などの写真をふんだんに盛り込んでいる。
見出しにもこだわり、 「入りにくいことは承知の上」 「一発で見つかる隠れ家」 など、 ウィットに富んだ言葉も連ねた。
同社ではこれまでにも九州や四国を中心に 「カフェ散歩」 シリーズを出版。 塚口さんは、 2014年に同社から 「90日間ヨーロッパ歩き旅」 を出版していたほか、 洋菓子店を営む一方、 長野県でカフェ 「美麻珈琲」 を営んでいることなどから、 兵庫県版の著者として白羽の矢が立った。
昔ながらの喫茶店から、 最新ロースター店など、 多くのカフェを取材をしながら、 それぞれのこだわりに感銘を受けたという塚口さん。 「どんなメニューにするかはオーナーの自由。 カフェには、 『いろいろあっていい』 ということを思わせる文化がある。 そこにしかないものを求めて、 カフェを巡ってほしい」 と話している。
全国の有名書店などで発売中。 問い合わせは同社 (092・735・2802)。
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2015年3月12日08:55
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高齢者学級が落語家招き講演 3月13日、...
「丹波市高齢者学級合同講演会」 が、 3月13日午後1時15分からライフピアいちじま (市島町上田) で開かれる。 落語家で、 NPO法人国境なき芸能団代表の笑福亭鶴笑さんが、 「笑って元気に!人生楽しく!!」 と題して講演する。 誰でも参加できる。
TAMBAシニアカレッジ閉講式や新年度の事業説明などもある。 市生涯学習センター (0795・82・0409)。
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2015年3月12日08:54
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「イングリッシュ・コンサート」
3月14日午後2時―4時15分、 四季の森生涯学習センターで「イングリッシュ・コンサート」が開かれる。 学習塾 「スタディーキャンパス・レオ」 (篠山市立町) の主催。 幼児から高校生の教室生やOB・OGら約70人がビートルズの曲を歌ったり、 演奏する。 チュニジアとボスニアヘルツェゴビナ出身の外国人講師も出演。 入場無料。 同塾 (079・552・5217)。
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2015年3月12日08:53
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丹波焼作家80人紹介 陶芸美術館開館10周...
今年10月に開館10周年を迎える兵庫陶芸美術館 (篠山市今田町上立杭) で、 節目を記念したテーマ展 「TAMBA NOW+ (タンバ ナウ プラス) ~いま、 丹波で活躍する作家たち」 (同美術館、 丹波新聞社主催) が開かれている。 丹波焼作家80人の作品を世代別に3つの会期に分けて紹介する展覧会で、 現在開催中のパート1は、 丹波焼の伝統的な作り方に自分の思いを反映させたベテラン作家27人の作品を展示している。 4月12日まで。 パート2は、 伝統を尊重しながら、 これまでの丹波焼にはなかった技法や形を積極的に取り入れた中堅作家27人、 パート3は、 伝統を意識しながら、 みずみずしい感性を生かして制作に励む若手作家26人の作品を紹介する。
同美術館は、 開館10周年記念として、 夏から冬にかけて3季連続で丹波焼の特別展を開催する。 同テーマ展はそれに先駆け、 丹波焼のふるさとを制作の場として活躍する作家の作品を通じて、 「丹波」 の今の姿を幅広く紹介しようと企画した。
会場には、 鮮緑色の自然釉や窯変によって陶器表面に複雑な色味と模様が現れた伝統的な丹波焼の壺や花器を飾っているほか、 亀甲刻文や櫛 (くし) 目、 スリップウェアの技法によって器の表面に模様を描いた花瓶や鉢、 皿などを展示。
また、 鉄釉により鋳物鉄器を思わせる重厚な花入や、 陶器と漆を融合させた水指 (みずさし)、 光の加減によって表面の色が変化する一輪挿しなど、 長いキャリアのなかで培われてきた技術によって生み出された個性的な作品も展示され、 来場者をうならせている。
それぞれの作品には作家のプロフィルをはじめ、 作品の解説、 作品に込めた思い、 制作年などを記載したプレートが添えられ、 より深く作品が鑑賞できる。
このほか会場には、 作家のアトリエの所在地を示した地図や、 作陶している作家80人の手元を撮影したモノクロ写真が飾られ、 雰囲気を盛り立てている。
パート2の会期は4月15日―5月24日。 パート3は5月27日―7月12日。 月曜休館 (月曜が祝祭日の場合は翌日休館)。 開館時間は、 午前10時―午後6時 (4月からは午後7時まで)。 問い合わせは、 同美術館 (079・597・3961)。
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2015年3月12日08:51
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植野美術館 開館20周年に企画展 4月5...
植野記念美術館開館20周年 (丹波市発足10周年記念) 企画展 「植野コレクションⅢ―エンバ美術コンクールの軌跡」 (丹波市教育委員会、 同美術館主催) が7日、 始まった。 「大きさと材料の制限なし」 を特徴に1978年から17年間開催された同コンクールの大賞受賞者の作品や買い上げ賞作品など関連作品51点を展示している。 4月5日まで。
写真・展示された自身の作品を撮影する大賞受賞者ら=氷上町西中、 植野記念美術館で
故郷に同美術館を寄贈した 「毛皮のエンバ」 で知られるジャパンエンバグループの創業者、 故・植野藤次郎氏が主催した当時唯一の民間企業による美術コンクールに出品された独創性あふれる平面、 立体作品や大賞受賞者の近作が並んでいる。 植野氏は美術館の建物と同時に自身の所蔵品を寄贈しており、 今回の展示品も多くが同美術館蔵。
第1回大賞の楠田信吾さんはガラスと石、 鉄の 「SPACE ARCHITECTURE」 を出品。 垂直に立ったガラスの壁に石の柱が突き刺さったような不思議な作品。
キャンバスを鉄板にはり、 1カ月以上水に沈めサビを布にうつした 「沈殿」 で第3回大賞を射止めた増井英さんは、 「沈殿E」 「沈殿とその後」 の2点を出展している。 大賞作と同技法の自然現象を生かしたユニークさが目を引く。
月曜休館。 午前10―午後5時。 観覧料一般500円、 大学、 高校生300円、 小学生200円。 同美術館 (0795・82・5945)。
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2015年3月12日08:48
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いす坐禅と法話「禅を聴く会」 18日、柏...
柏原禅を聴く会 (花園会柏原春日連合主催) が3月18日午前9時20分から柏原町北中の成徳寺で開かれる。
「おかげさま―社会の恩―生かされ 支えられ」 をテーマに、 臨済宗妙心寺派布教師の山崎忠司・観音寺住職 (愛媛県宇和島市) が法話を行う。 いす坐禅もある。 誰でも参加できる。 入場無料。 三寳寺 (0795・72・0954)。
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2015年3月12日08:47
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「小さな農地」貸し出し 春日部地区自治...
農業に興味を持つきっかけにしてもらおうと、 春日部地区自治協議会 (尾松一郎会長) が、 地域の休耕田を年単位で希望者に貸し出す事業を始める。 4月1日からの貸し出し開始をめざし、 農地を借りたい希望者を募っている。 尾松会長は 「農業を通じ、 地域住民との交流も深めてもらえればうれしい」 と話している。
写真・春日部地区自治協議会が貸し出す 「はるべの郷ふれあい農園」 =春日町多利で
「はるべの郷ふれあい農園」 と名付けた、 春日町多利の約9㌃の一枚田。 ロープで24区画に分け、 区画単位で貸し出す。 1区画は32平方㍍で、 年間8000円。 複数の区画を借りることもできる。 月2回は農園に来て作業できる人を対象にしている。
農作業に必要な農機具も同自治協議会が用意。 農地近くの春日部荘に農機具用倉庫を設置し、 一輪車や鍬、 鎌などを無料で貸し出す。 小型耕運機は燃料代として、 1回3000円の利用料を徴収する。 農業初心者のために、 同地区のベテラン農家による栽培指導も無料で行う。 収穫時期には、 地元住民との交流会なども検討している。
同地区で増えつつある休耕田を、 農業に興味がある人に耕してもらうことで、 地域を活性化しようと企画。 尾松会長は 「10年先を見据えたとき、 春日部地区でも今の倍以上は休耕田が増えるのではないか。 他地域の住民に春日部地区を訪れてもらうきっかけにし、 ゆくゆくは定住につながれば」 と話す。 同自治協議会も年5回ほどは、 農園周辺の草刈りを予定するなど、 農業支援や交流を行うという。
尾松会長は 「農業に興味があっても、 農地もないし何から始めていいのかわからない。 そんな人のために、 小さな農地から農作物を育てる喜びを感じてもらえれば」 と話している。
今月末までに、 同自治協議会 (電・FAX0795・74・1150、 メール kasukabezitikyo@sand.ocn.ne.jp) に申し込む。
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2015年3月12日08:44
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消防入札情報漏えい結審 ...
丹波市が2013年度に発注した消防自動車購入の入札をめぐり、 事前に予定価格を業者に教えたとして官製談合防止法違反などの罪に問われた市消防本部元係長 (同本部総務課付) の松尾恒伸被告 (47) の公判が3月10日、 神戸地裁であった。 これとは別に、 消防車積載用ボンベ購入の見積もり合わせで、 本来契約すべき業者と違う業者に見積書を再提出させたとして起訴された審理も行われ、 松尾被告は起訴事実を認めた。 検察側は懲役1年を求刑し、 弁護側は罰金刑か執行猶予付きの判決を求めて結審した。 判決は3月25日。
検察側は 「入札等の公正を害すべき行為であり、 責任は重大」 と指摘、 弁護側は 「上司の指示に逆らえず、 精神的プレッシャーが重なったことによるもの。 他に動機もなく、 何ら利益も受けておらず、 悪質性に乏しい」 と情状酌量を求めた。
公判で松尾被告は、 12年度に行われた水槽付化学ポンプ車の入札が予定価格超過のために再入札になったことを当時の消防長から 「設計価格の精査が足りない」 などと叱責されたことをあげ、 「設計価格を教えることが不正だという認識はあったが、 もし1回で落札者が出なければどうしようという不安感が大きくなった」 と答えた。 業者への工具セットの要求は、 「価格を教えた見返りという意識はなく、 消防本部内で使うつもりだった。 思い直し、 受け取ってはいない」 とした。
また、 ボンベ見積書の差し替えは、 当時、 直属の上司だった谷口直副課長 (51) から大声で叱責されたり、 休日に呼び出されて書類の訂正を求められる、 無視されるなどの扱いを受けていたことから強いストレスを感じていたとし、 「(谷口副課長からの) 圧力があったが、 軽卒だった」 とした。
元副課長初公判 起訴内容認める 消防ボンベ購入不正
丹波市消防本部が2013年に行った消防車積載用ボンベ購入の見積もり合わせで、 本来契約すべき業者と違う業者に見積書を再提出させ、 契約したとして官製談合防止法違反などの疑いで在宅起訴された同消防本部元副課長の谷口直被告 (51) の初公判が3月10日、 神戸地裁であった。 谷口被告は、 起訴内容を認めた。
検察の冒頭陳述などによると、 同被告は、 見積もり合わせで、 2番目に安い見積額を提出した業者に、 当時の係長に最も低くなる額で見積書を再提出させるよう指示し、 この業者と契約を交わすなど、 公正を害すべき行為を行ったとされる。
次回公判は3月30日。
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2015年3月12日08:42
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ひかみボルゴベネッセレ 県営成松住宅に...
NPO法人ひかみボルゴベネッセレ (横谷二三男理事長) が、 県営住宅 「氷上成松鉄筋」 (氷上町成松) にグループホーム 「ぴあ」 (定員5人、 田中明美管理者) を開設した。 20歳代の男性3人が親元を離れ、 自立に向け新しい生活をスタートさせている。 県営住宅を利用したグループホームは、 丹波、 但馬地域で初めて。
昨年11月に開設。 当初は2人、 今月から新たに1人が入居した。
同法人はワークホーム 「もあ」 (氷上町桟敷) を運営しており、 かねてから利用者らの受け皿となるグループホームの開設をめざしていた。 県障害福祉課を窓口に、 空室がある県営住宅とマッチングさせる事業を利用、 1階で2戸が向かい合わせという同法人の希望に同住宅が合致した。
同課によると、 阪神間で希望が多く、 同法人を含め22法人55戸がグループホームに使われているという (11月時点)。
「ぴあ」 は2戸あり、 居室が3つずつある。 台所と食堂、 風呂、 居間兼宿直室を1戸に集めた。 もう1戸は居室専用。
午前6時半起床、 朝食後、 職場に出勤、 夕方に帰宅し、 夕食をとり、 午後10時消灯の生活リズム。 食事は世話人が作るが、 利用者も手伝う。 洗い物は利用者の仕事。 ごみ出しも入居者自身で行う。 団地の環境美化作業に参加するほか、 ご近所さんと積極的に朝夕のあいさつをするよう心がけている。 夜間は同法人関係者が交代で宿直する。
3人は 「みんなと一緒で家より楽しい」 「ごはんがおいしい」 「3人になり、 にぎやかになった」 などと話していた。
横谷理事長は、 「将来、 親が亡くなった時の自立としてグループホームが究極。 集合住宅で暮らすなか、 入居者のみなさんとのふれあいや自治会活動への参加を通し、 人づきあい、 社会性を身に付ける勉強になるのでは」 と、 開設を喜んでいる。
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2015年3月12日08:30
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ABCマラソン ランナー評価で過去最高点
1日に篠山市内で行われた 「第35回篠山ABCマラソン」。 スタートからフィナーレまで雨、 気温も低いという悪条件の中で8264人のランナーが篠山を駆け抜けたが、 マラソン終了後、 インターネットサイトのマラソン評価では、 過去最高となる90・4点を獲得。 高評価の背景には、 会場や沿道で活躍した篠山市民ボランティアへの感謝がつづられていた。 35年にわたって篠山で築かれてきたランナーおもてなし文化。 マラソンブームの中にあって、 「都市部の大会よりも、 篠山マラソンが大好き」 という声も上がっている。
写真・ランナーから送られてきた感謝の手紙と市民の似顔絵
「冷たい雨の降る中、 沿道で応援してくださった方々に頭が下がる」 「子どもたちにもらったチョコがとてもおいしく、 力になった。 ありがとう!」 「かじかんだ手でチップを回収してくれた学生スタッフに感謝」 「吹奏楽の応援、 燃えました」 「黒豆のおにぎり、 しし汁、 そして、 ラストのお帰りコール。 感謝、 感謝のゴールでした」 「お年寄りから小中学生まで総出の応援。 これこそ篠山マラソン」 ―。 サイト内のレポートでは、 篠山マラソンを称賛する声が相次いで投稿されている。
サイトは、 マラソンなどの陸上競技のポータルサイト 「ランネット」。 ランナーのレポートコーナーで、 ▽事前の情報発信▽会場の作り▽コース内容▽記録や表彰▽全体の感想―などで大会を評価する項目があり、 書き込みをしている約90人の評価平均が90・4点となっている。 これまでの最高は32回大会の86・1点で、 初めて90点台に乗った。
大会当日は近年まれにみる悪天候。 低体温症になるランナーも続出する厳しいレースだったが、 そんな中にあっても変わらない沿道の声援や、 献身的な市民ボランティアの活動に心を打たれた参加者が高評価をつけている。
中には、 低体温症になったときに沿道の人からジャンパーをかけてもらって助けてもらったという男性も。 その後、 ジャンパーを着たまま搬送されたことから、 感謝の手紙と沿道の人の似顔絵を添えて事務局にジャンパーを送付している。
沿道で雨やチョコレートを配った佐々木悠介君 (味間小6年) は、 「雨で大変だったけど、 『ありがとう』 と言われ嬉しかった。 ランナーが元気になると思うとやりがいがあった」 と言い、 小林青空君 (城南小5年) は、 「寒さも吹き飛ぶくらい楽しく応援できた。 雨の中を走っているランナーの力になれてうれしかった」 と笑顔で話す。
ランナーとして参加した青空くんの父、 保雅さんは、 「子どもたちにとっては、 地元で行われる大きな大会に関わることで篠山の良さを知る良い機会。 自分たちの応援で頑張れたと言ってもらえる喜びや感謝の言葉をかけてもらう充実感を得て、 一人ひとりが篠山っ子としての自信や誇りを得られたのでは」 と話した。
大会事務局は、 「ランナーの健康増進はもちろんのこと、 市民のみなさんがランナーから評価を得て、 自信や誇りにつなげてもらうのが大会の大きな目的。 ランナーの評価を多くの方に知ってもらいたい」 と言う一方、 「交通規制やゴミ、 トイレなどの面でまだまだ課題はある。 次回に向けてさらに改善していきたい」 と話していた。
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2015年3月8日08:32
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並木道公園で化石発掘体験 3月15日、篠...
篠山市教育委員会 (社会教育・文化財課079・552・5792) は3月15日午後1―2時と、 同2時半―3時半の2回、 丹波並木道中央公園 (篠山市西古佐) で 「化石発掘体験イベント」 を行う。
対象は小学生以上。 体験に必要な道具は主催者が貸し出す。 各部先着20人。 各部開始時間の30分前から受け付けする。 事前予約は受け付けない。 体験料は1人300円。
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2015年3月8日08:31
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自転車こいで食材調達 「丹波チャリ部」...
ロードサイクル愛好者でつくるサークル、 丹波チャリ部 (蘆田恭卓部長) が3月28日、 丹波市内でサイクリングを楽しみながら旬の食材を調達し、 集めた食材で鍋を楽しむ 「チャリンコ鍋in丹波」 を行う。 参加者を募集している。 同部は、 自転車を通じてまちの活性化に貢献しようと活動しているグループ。 昨年実施した 「チャリンコバーベキュー」 に続く第2弾。
午前9時に丹波悠遊の森 (柏原町大新屋) に集合。 グループに分かれて事前に設定したコースを走りながら地鶏や野菜などの食材を買い集める。 30―50㌔を走るコースを想定しているという。 午後3時ごろに再び集合。 みんなで鍋の準備をし、 午後6時から宴会を始める。
午後1時からスタートし、 10㌔以内の近場で食材を集めるコースもあり、 ママチャリでの参加も可能。 市外から参加の場合は、 ご当地食材を持ってくる。 午後6時から宴会のみ参加することもできる。 宿泊もできる。
希望者には自転車のレンタル (1000円) もする。 お泊りコース1万2000円、 日帰りコース8000円、 宴会のみ5000円。 定員20人。
申し込みは14日までにファクス、 Eメールで丹波悠遊の森 (FAX0795・72・4045、 tamba-info@tamba-yuyu.com)。 問い合わせは蘆田部長 (assilect@gmail.com) か、 悠遊の森 (花田さん0795・72・3285)。