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2015年3月19日08:47
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成松の協議会 暴力団追放で県表彰
丹波市氷上町の成松暴力団追放協議会 (永廣正昭会長) が、 県の 「ひょうご地域安全まちづくり活動賞」 を受賞した。 同賞は、 安全で快適な暮らしの実現に向けて貢献した団体、 個人に贈られる。 暴力団追放活動における受賞は県内でも初めてという。
同協議会は、 2010年に暴力団関係者が地域内の店舗跡を事務所として購入したことを受け、 地域住民が追放運動を展開するために同年10月に結成した。 市や警察と連携しながら決起集会やキャンペーンの実施、 横断幕や看板、 防犯カメラの設置などの活動を展開。 暴力団追放の気運を高めた結果、 14年4月に事務所撤退を実現した。 店舗跡は成松連合区で買い上げた。
永廣会長 (70) は、 「5年半におよぶ活動が実を結び、 ほっとした。 市や警察の協力、 支援のおかげ。 買い上げた店舗跡の建物の有効活用を検討しており、 新年度から具体化していきたい」 と話している。
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2015年3月19日08:42
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住民の思いは切実
丹波市の新水源問題について、 本紙 「自由の声」 コーナーへの投書が途切れることがない。 投書からは、 住民の水に対する強い思い、 市や市長、 議会への不信感がひしひしと伝わってくる。
青垣町にIターンした60歳代女性の投書に、 「現水源の水は、 市がそのままペットボトルに詰めて売り出したほどのおいしい水で、 我が家を訪れる友人たちにいつもうらやましがられていた。 それが今失われようとしている。 おいしい空気と水、 自然豊かな景観は、 掛け替えのない魅力。 定住促進を掲げる市がビジョンとは裏腹な施策を平然と続行しようとしていることが残念でならない」 とあった。
市は 「理解を求めるため、 自治会などで丁寧に説明していく」 としているが、 この問題で住民の理解を得るには、 市が何らかの形で計画を見直すしかないのではという気がする。 もしそうなれば、 「これまで進めてきた事業投資が無駄になった」 などと責任を問う声が出ると予想しているのかもしれないが、 このままでは、 後々の代まで 「おいしい水を奪われた」 と恨みを買うことになりかねないと危惧する。(古西 純)
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2015年3月19日08:42
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可愛い子には。
次女が初めて1人で海外へ行くというので、 家族全員が久しぶりに集まった。 2時間ほどの短い時間ではあったが、 4人で賑やかに話しながら顔を付き合わせて、 晩御飯を食べた。 実家の父母や義母などは、 「1人で大丈夫か」 「一緒に行く友だちはいないのか」 「英語はできるのか」 と大変な心配ようだ。 私だって、 本心を言えば心配でしょうがないし、 できれば行ってほしくない。 今日だって篠山から次女が住む京都へ行く道々神社に寄っては、 神さまがうんざりするほど神頼みをしてきたのである。 心に 「可愛い子には旅をさせろ」 と言い聞かせながら。
思い出せば私が1人でインドへ行った時、 男の子みたいに短い髪で童顔の日本人は幼く見えたのか、 シーク教徒の一家が、 カルチャーショックでご飯が食べられない私に毎食ご飯を運んでくれた。 いつも行っていたチャイ屋の一家がご飯に呼んでくれた。 高熱を出したとき、 宿の主人が心配してくれた。
もっともっとたくさんの人に出会い助けてもらいながらの旅だった。 彼らの優しさと思いやり、 そして明るい笑顔に勇気をもらって、 旅を続けられたのである。 きっと次女も困って誰かに助けてもらうだろう。 そして、 その時に受けた親切が嬉しくてほかの人にもしたいと考えるに違いない。
こうした人の気持ちで世界はぐるぐる回っている。 素晴らしい世界をつくりあげていくのは彼女たちだ。 たくさん困って、 たくさん助けてもらう旅に、 元気にいってらっしゃい!
(土性里花・グループPEN代表)
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2015年3月19日08:41
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陸上ホッケー県協会機能 篠山に移管
県内の陸上ホッケー運営を担う 「兵庫県ホッケー協会」 の所在地がこのほど、 篠山市に移転し、 協会運営の中心的な機能も篠山に移った。 県協会機能が移されたことにより、 県内のホッケーに関する行事なども篠山を中心に取り組むことになり、 全国大会などハイレベルな大会の誘致も可能になる。 2006年の兵庫国体を機に、 篠山に根付いたホッケー。 さまざまな世代で日本代表選手を輩出し、 選手や指導者の育成に取り組んできた篠山が、 名実ともに兵庫県のホッケーをけん引する形になる。
県協会では、 県内の選手や指導者、 審判などを統括し、 日本ホッケー協会や県外の協会との連絡・調整を担う。 また、 県大会などの開催、 インターハイや日本リーグなどの大会誘致、 国体チームの運営など、 ホッケーに関する普及活動全般に取り組む。
県協会は1949年に設立。 以後、 65年間、 神戸市に置かれ、 阪神間を中心にしたホッケーの振興に取り組んできた。 協会が神戸に置かれていた背景には、 古くから港町・神戸に多くの外国人が居留し、 母国のスポーツを楽しむ中で、 日本人にもホッケーが伝わった経緯がある。
一方、 篠山は 「のじぎく兵庫国体」 でホッケー会場となったことから、 一気に競技が普及。 篠山市ホッケー協会が立ち上がり、 ジュニアホッケークラブや市中学校ホッケー部が設立され、 全国大会優勝や日本代表選手を数多く輩出するなどしてきた。
現在、 阪神間では中高生や大学、 社会人など、 一定の年齢に達した競技者はいるが、 篠山では、 幼少の段階から選手の発掘、 育成、 強化と一貫した取り組みを展開している。
ただ県協会が神戸にあることから、 県直営の事業が篠山で行われることは少なかった。 たとえば、 市協会では指導者や審判などの育成にも取り組んできたが、 市でできることはあくまで研修にとどまり、 資格を取得する講座を主管することはできなかった。 しかし、 県協会所在地が篠山に移ったことにより、 篠山で資格取得の機会も創出できるようになる。
22日には役員改選が行われ、 篠山を中心とした人的配置となる見込み。
県協会事務局を務める市協会の岡花宏明さん (33) は、 「全国規模の大会を誘致することで、 地元の選手たちにも、 市民のみなさんにも、 よりホッケーを楽しんでもらえる機会が増やせるのでは。 また大会開催で交流人口を増やし、 まちの活性にもつなげたい」 と話す。
一方、 市内の高校にはホッケー部がなく、 高校進学後もホッケーを続ける選手は市外に出て活躍しているケースが多い。 岡花さんは、 「地元に残った高校生たちにも練習の機会をつくり出し、 高校の部活がなくても出場できる国体チームもある」 とする一方で、 「県協会としても、 選手の流出は課題ととらえており、 篠山が県ホッケーの中心地となるからには、 高校でのホッケーについても選手たちの意向を探りながら、 考えていきたい」 とした。
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2015年3月19日08:39
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柏原中出身・大阪桐蔭高松井君 甲子園出...
柏原中学校出身で、 大阪桐蔭高校の松井孝太郎君 (新3年) が所属する野球部が、 21日に阪神甲子園球場で開幕する 「第87回選抜高等学校野球大会」 に出場する。 同部は多くのプロ選手を輩出し、 史上5校目となる夏春連覇をめざす強豪校。 松井君は背番号 「10」 の左腕。 松井君を知る関係者らは、 夢のマウンドに立つ姿を期待している。
小学校時代は、 柏原スターズに所属。 中学からは中学生硬式野球チーム 「三田リトルシニア」 のエースとして活躍。 チームを関西ブロック代表として 「東アジアリトルシニア野球宮崎大会」 に導いたほか、 「日韓ソウル・日米ハワイ国際親善大会」 のメンバーとして 「JAPAN」 のユニフォームを着て海外遠征に参加した経験もある。
柏原スターズ前監督で、 顧問の吉竹功さん (66) =柏原町下小倉=によると、 松井君が6年生当時、 同じ柏原スターズの先輩で立正大淞南 (島根) に進んだ高橋宏章選手を応援するためにみんなで甲子園に出かけたことがあった。 それから憧れがさらに強まったのか 「甲子園に行きたい」 と話すのを聞いたことがあるという。 「球が速いのが魅力だった。 左投げだが、 内野を守らせても器用にこなすセンスがあった」 と振り返り、 「チャンスがあればぜひがんばってほしい」 とエールをおくる。
当時の柏原スターズ36期生 (10人) の保護者会が協力し、 柏原町内2カ所に甲子園出場を祝う横断幕を設置。 東海大菅生 (東京) と対戦する初戦の21日 (午後1時開始予定) には応援バスを出し、 アルプスから声を枯らす予定。 保護者会の足立和広さん (55) =同=は、 「柏原スターズの代表としてがんばってほしい」 と話している。
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2015年3月19日08:36
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障がい者が働くパン工房 市島の夫婦が開設
丹波市市島町中竹田の髙見忠寿さん・真生さん夫妻が3月29日、 同町上牧に障害者就労継続支援B型施設 「ら・ぱん工房 来古里 (きこり)」 をオープンさせる。 パン作りや販売などを通じ、 就職することが困難な障がい者に働く場所を提供するとともに、 地元に恩返しができればという思いを込めている。 忠寿さん (31) は、 「地域の人が集まり、 語り合えるような場所になれば。 そんなパン工房を利用者と一緒に作り上げていきたい」 と話している。
同工房は、 旧鴨庄保育園近くにある地元森林組合の倉庫を改装。 神戸市内のB型施設のパン工房に勤務経験がある忠寿さんらの指導で、 障がいのある利用者がパン作りに取り組む。 オープン当初は食パンや菓子パンなど10種類ほどを製造し、 徐々に種類を増やしていくという。 利用者はパン作り以外にも、 近くの福祉施設や企業に出向く移動販売を手伝い、 注文があった近隣への配達などもこなす。
施設内には、 机やいすを並べたカフェコーナーを設け、 地域のコミュニティとしても活用する。 ゆくゆくは地域のボランティア団体にも厨房の一部を貸し、 軽食の提供も考えているほか、 地元野菜の販売コーナーも設ける予定。
同町喜多で育った忠寿さん。 「中学時代に父親が亡くなってから、 地域の人から温かい言葉をかけてもらい、 いつか地元に貢献できる仕事がしたいと考えていた」 と話す。 B型施設やヘルパー派遣会社での勤務経験を生かし、 地元で念願の施設をオープンさせる。
現在は、 6人の利用者が工房オープンに向けて、 パン作りの修業に励んでいる。 忠寿さんは 「誰もが一度は食べたことがある、 親しみある味のパンを提供します。 障がいのある人が支援を受けるだけでなく、 地域に貢献する側になっていければ」 と話している。
29日午前11時から、 同店でオープンイベントを開催する。 利用者の紹介のほか、 焼きたてパンの振る舞いや音楽演奏などがある。
営業時間は午前10時―午後6時。 土日、 祝日が休み。 同施設 (0795・86・8177)。
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2015年3月19日08:34
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「台所仕事助けたい」 かどのの郷食事処...
丹波市氷上町葛野自治振興会の拠点施設 「かどのの郷」 (氷上町上新庄) のお食事処が3月16日、 リニューアルオープンした。 経営者が地元女性グループに代わり、 メニューも一新、 仕事帰りの夕方に惣菜を買え、 台所仕事が助かるよう営業時間も見直した。 「地元の人の役に立ちたい」 と張り切っている。
前任者の退職申し出を受け、 同施設が営業を引き継いでくれる人を探した。 同施設に併設する 「ブランド工房」 (加工室) で、 「吉善」 の名前で自分たちが摘んだ山菜で加工品を作っていた三方招子さんと三方弘美さん=ともに同町三方=に打診。 経験がない不安から断り続けていたが 「にぎわい創出に力を貸して」 と説得され、 引き受けた。 2人の友人に声をかけ、 4人で始めた。
ご飯 (150円)、 ご飯と汁物のセット (250円) に、 並んでいるおかず (100円から) を取って食べるスタイル。 煮炊き物を中心に漬物、 佃煮まで手作りする。 地元の卵を使った人気の卵かけご飯は継続する。
午後6時まで営業し、 仕事帰りに 「おかず」 を買って帰れるようにするほか、 午前8時半―11時と、 午後3―5時に仕込みをしながら店を開け、 喫茶を営業する。 地元の人ならお菓子を持ち込んで茶飲み話をしてもらっていいという。 お食事タイムは午前11時―午後3時。
弘美さんは 「若い世代にとっての姑さん代わり、 姑世代にとっての嫁代わりになり、 台所仕事を助けたい。 『帰りに取りに寄るから、 キャベツを千切りにしといて、 カレーの材料を切っといて』 といった個別の注文にも応じたい」 と言う。 招子さんは 「華やかな料理はできないが、 地元の食材で手作り料理を提供する。 高齢者世帯や男性の1人暮らしで料理が手間という人たちの力になり、 少しでも地元に恩返しできれば」 と話している。
水曜定休。 同施設 (0795・82・4224)。
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2015年3月15日08:44
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丹波焼など観光産業学ぶ 北近畿みらい塾
NPO法人北近畿みらい (四方八洲男理事長) は、 4月4日から全8回開く 「北近畿みらい塾」 の受講生を募集している。 4年目の今年は 「ものづくり (観光産業)」 をテーマに、 北近畿各地の会場で多彩な内容を学ぶ。
定員50人。 参加費は各回原則1500円。 1泊2日のツアーを除く全7回の参加費は9000円。 ツアーを除き、 いずれも午後1時半からで、 現地集合。 申し込みは同NPO (電0773・40・2211、 ファクス同・同・2244、 Eメール info@k-mirai.net)。
日時、 会場、 テーマは次のとおり。
▽第1回4月4日=篠山市・陶の郷 「日本六古窯・丹波焼」
▽第2回5月16日=舞鶴市・赤レンガパーク 「造船と赤レンガ・ホフマン窯」
▽第3回6月20日=綾部市・黒谷和紙工芸の里 「800年つづく手すき和紙・黒谷和紙」
▽第4回7月25日=養父市・あけのべ自然学校 「日本一の錫鉱山・明延鉱山」
▽第5回8月22日=京丹後市・峰山地域公民館 「絹織物の郷・まち歩きから探る京丹後」
▽第6回9月19日=宮津市・由良地区公民館 「北前船の寄港地として栄えた丹後由良」
▽第7回10月23、 24日=豊岡市・1泊2日 (城崎温泉泊) 「鞄のまち、 豊岡の挑戦」
▽第8回11月21日=福知山市・農匠の郷、 やくの木と漆の館 「丹波漆―今に伝わる漆かきの技術」
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2015年3月15日08:44
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文語調の歌
「卒業式の歌」 と聞いて思い浮かぶ一つが 「仰げば尊し」 だが、 文語調で意味が難しいとあって最近、 歌われなくなっていると聞く。 確かに誤解しやすい歌詞がある。 ▼ 「仰げば尊し わが師の恩。 教えの庭にも はや幾年 (いくとせ)。 思えばいと疾 (と) し この年月。 今こそ別れめ いざさらば」。 例えば 「いと疾し」。 字にすれば 「とても早い」 という意味であることが理解できるが、 耳で聞くだけだと 「いとしい」 と誤解し、 「思えば愛 (いと) しきこの年月」 と間違えやすい。 ▼ 「今こそ別れめ」 もそう。 これは 「さあ、 今別れましょう」 という意味なのだが、 「今こそ別れ目」 と読み取り、 別れる時という意味に勘違いされることが多い。 かくいう筆者もつい最近まで 「別れ目」 と思ってきた。 ▼唱歌 「故郷」 にも、 似たような誤解がある。 「兎追いしかの山」 を、 「兎美味 (おい) しい」 と思い込んでいた人は少なくないという。 かくも誤解しやすい文語調の歌だが、 良さもある。 大人になると、 歌に託された情緒がしみじみ味わえることだ。 ▼丹波地方の出身者の会に出席すると、 全員で 「故郷」 を歌うことがある。 陶酔しているように歌っている出席者は少なくない。 子どもの頃にはピンとこなくても、 年を重ねると、 歌詞が心にしみる。 本物が持つ味わいというべきか。(Y)
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2015年3月15日08:43
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ラジオ体操
昨秋の手術をきっかけに、 ラジオ体操を始めた。 最初は、 朝六時半の放送に合わせていたのだが、 うっかり寝過ごすことも多く、 スマホの動画を利用することにした。 スマホさえあれば、 自分の都合の良い時間に、 何処ででも出来るのがいい。 台湾へ行った時も休まずに出来た。
ラジオ体操というと、 どうしても夏休みのイメージが強いが、 その歴史は意外と古い。 一九二八年 (昭和三年)、 旧逓信省保健局 (現かんぽ生命) が健康増進を目的に考案し、 同年十一月、 昭和天皇即位の大礼記念として、 旧ラジオ体操第一 (国民保険体操一) の放送が開始された。 戦後一時期、 GHQによって放送を停止させられていた理由は、 号令によって群衆が同じ動きをする光景に、 戦前の軍国主義の危険性を感じたからであるとか。 今のラジオ体操は、 一九五一年以来のものだ。 私が小学校に入学したのは一九五三年、 すでにこの頃新ラジオ体操は始まっていた。
入院中に始めた頃、 ラジオ体操第一はスムースにできたが、 第二がおぼつかなかった。 そのときスマホの動画がとても役に立った。 第二の方が跳躍から始まり、 やや運動量が多い。 愛用の動画は、 第一と第二の間に、 首の上下、 左右、 回すなどの首の体操が入っていて、 前日の首の凝り状態が分かり気持ちいい。 ネットには有酸素運動、 筋トレ、 ストレッチ、 バランスと総合的な運動ができ、 毎日続ければ血行、 脂肪燃焼、 ダイエット効果があるという書き込みも。 その昔、 眠い目をこすりながら通った夏休みのラジオ体操。 この年になって役立つとはね。
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2015年3月15日08:43
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「県いじめ防止標語コンテスト」県最優秀...
「第4回県PTA協議会 県いじめ防止標語コンテスト」 の入賞者が決まり、 篠山市からは西紀中学校1年生の波多野涼羽 (すずは) さんの作品が同協議会最優秀賞を受賞した。
作品は 「いじめていない 『つもり』 たすけている 『つもり』 かんけいのない 『つもり』」。 波多野さんは、 いじめる側や傍観者が 「つもり」 で行っている行為が 「一番怖い」 ことを表現したという。
「選ばれるとは思っていなかった。 びっくりです」 と波多野さん。 国語や読書が好きといい、 「機会があったら、 また標語を考えたい」 と喜んでいた。
県内の小中学校159校、 計1万9801人が応募。 最優秀賞には小学生、 中学生それぞれ2点ずつ選ばれた。
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2015年3月15日08:40
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融通と節水
丹波市の水道水問題がこじれている。 マンガン除去装置の購入費が開会中の市議会に上程されており、 一般質問でもこの問題を取り上げる議員が何人もあった。
除去すれば安全な水で、 問題がないというのが市の主張。 しかし、 安全性は争点の一部でしかないのでは。 味を含めての 「今まで通りの水源の水を飲みたい」 が、 「おいしい水」 を飲んでいる地域の人の気持ちだろう。
市議会の一般質問で、 青垣に2つある浄水場のうち、 余力がある1つの浄水場の活用が話題になっていた。 「地元との協定があり、 ある量よりはくみあげられない」 と市は今以上に活用する考えはない答弁だった。 ここに限らず、 地元と協定を結んでいる水源は他にもあるだろう。 協定を見直すお願いをして揚水量を確保し、 事態を収める選択肢もあるのでは。 氷上町石生まわりで春日に水を送っている。 ここも増強するし、 天王坂を越す、 青垣、 氷上の水源の取水量も増やす。 同時に、 使うことばかりを考えず、 ピーク時水量の分散や、 節水の協力を市民に呼びかけてはどうだろうと、 素朴に思う。(足立智和)
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2015年3月15日08:38
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第418問
開館20周年を迎えた丹波市立植野記念美術館を寄贈した植野藤次郎さんが営んでいたエンバは何の会社?
1.農産物
2.毛皮
3.木材
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2015年3月15日08:34
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市島でマルチフェス 丹波の人物を演劇に...
丹波市アマチュアアーティスト育成支援事業のマルチフェスタ 「美しきたんば」 が22日午後1時から、 ライフピアいちじま (市島町上田) で行われる。 今年度、 同事業で行われた4ジャンルのフェスタ (バンド、 ピアノ、 ダンス、 和太鼓) に出演したメンバーらが、 演劇を中心とした迫力あるステージを展開する。 入場無料。
第一幕は 「戦国時代の丹波」、 第2幕は 「現代の丹波」 と題し、 春日局や田ステ女、 西山泊雲や深尾須磨子といった、 丹波市にゆかりのある人物の生き方を演劇にしたステージを、 「人情アマチュア劇団丹波栗」 が演じる。 演劇の合間には、 和太鼓やダンスグループなどが舞台を盛り上げる。
「人情アマチュア劇団丹波栗」 以外で、 出演する団体は次のみなさん。
▽J―Paper's Club Band▽ピアノフェスタ専門委員▽BENUTS DANCE FACTORY▽スタジオ・プチ・バレリーナ▽春日戦国太鼓▽甲賀流氷ノ川太鼓振興会▽和太鼓ユニット 「ひとつ」 ▽KIMIKO MUSIC SCHOOL▽ピアノフェスタ専門委員教室生徒
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2015年3月15日08:32
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丹波焼の花器にいけばなアート 3月21、2...
いけばなと丹波焼の共演を楽しむ 「いけばなアート展」 が3月21、 22の両日午前10時から、 兵庫陶芸美術館 (篠山市今田町上立杭、 079・597・3961) で開かれる。 丹波焼の花器に、 花をいけた作品が並ぶ。 伝統文化への関心を高めてもらおうと毎年開催。 入場無料。 兵庫陶芸美術館、 篠山市茶花道協会、 丹波立杭陶磁器協同組合、 夢こんだの共催。
両日ともに午前10時―午後4時、 同美術館内の茶室 「玄庵」 で茶席を設ける (500円)。
出品者は次の皆さん。
【出瓶者】鉈橋菁環 (池坊)、 田邊豊眞 (小原流)、 中山公美子 (同)、 片山勝甫 (嵯峨御流)、 河原加菜恵甫 (同)、 高階佳奈甫 (同)、 堀井紀甫 (同)、 室谷千春甫 (同)、 森田きみ甫 (同)、 酒井敏玉 (尚青流)、 髙橋恭玉 (同)、 辻節玉 (同)、 林芳玉 (同)、 芦田富基甫 (名古屋未生流)、 小前千甫 (同)、 小山八千代甫 (同)、 細見靖美甫 (同)、 北山智甫 (未生流)、 団野道甫 (同)、 西田由甫 (同)、 羽馬満寿甫 (同)、 堀毛美紀甫 (同)、 森口朝甫 (同)、 波部典甫 (未生流中山文甫会)、 満仲宗弘 (茶花 表千家教授)
【陶芸家】市野勝磯 (山五陶勝窯)、 市野清治 (丹泉窯)、 市野元祥 (壺市)、 市野秀作 (省三窯)、 市野信水 (信水窯)、 市野哲次 (市野悟窯)、 市野英一 (市野英一窯)、 市野秀之 (雅峰窯)、 市野雅利 (忠作窯)、 市野正大 (延年窯)、 今西公彦 (宮ノ北窯)、 大上和則 (鎮台窯)、 大上巧 (大熊窯)、 大上正行 (窯元やまの)、 大西邦彦 (丹久窯)、 大西誠一 (丹誠窯)、 大西雅文 (丹文窯)、 清水昌義 (丹京窯)、 清水圭一 (かねと窯)、 清水万佐年 (千代市陶房)、 清水義久 (丸八窯)、 仲岡信人 (信凜窯)、 野村豪人 (豪人窯)、 畠賢 (たさうら)、 松本強 (丸松窯)
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2015年3月15日08:31
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氷のオブジェ出現 篠山市今田町市原
写真・庭先のモッコウバラに夜通し放水して作り上げた氷のオブジェ=篠山市今田町市原で
季節外れの発達した低気圧の影響で、 全国的に真冬並みの寒気が流れ込んだ11日の朝、 今田町市原の立林利明さん宅の庭先に氷のオブジェが出現した。 庭木のモッコウバラに無数のつららがぶら下がり、 その姿は、 まるで滝が凍てつく 「氷瀑 (ひょうばく)」 のようだった。
氷のオブジェは10年ほど前から毎年、 冬の時期に利明さんがこしらえているもので、 12月から2月にかけて毎晩、 天気予報を確認し、 氷点下と予測された日には、 モッコウバラのてっぺんに取り付けたホースから、 夜通し、 水をシャワー状に放水。 翌朝、 目覚める頃には、 氷のオブジェが出来上がっているという仕掛け。 水は裏山からの山水を利用している。
利明さんと妻の好子さんは、 「3月に入ってから、 こんなにも見事なつららができたのは初めて」 と驚いている。
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2015年3月15日08:29
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撤去で生郷と合意 高谷川のパラペット ...
丹波市氷上町東地区や柏原町の一部で床上床下浸水被害が相次いだ2004年11月の台風23号後に設置された高谷川のパラペット (水防柵) について、 生郷自治振興会は12日、 撤去に同意した。 代替措置として、 県は柏原川と高谷川のしゅんせつをし、 市は土のうを積み、 高谷川に流れ込む北柏原川 (柏原排特) の抜本的対策を講じる。 撤去の影響が大きいと見られる流域の 「コモーレ丹波の森」 と今後協議する。
写真・パラペット撤去が予定されている国道176号交差下流=柏原町母坪で
国道176号より上流の同柵起点の高谷橋から排特との合流点まではすでに撤去済み。 しゅんせつし河床を下げる作業に入る。 排特の合流点から国道交差下流の北口橋間で既存堤防より低い部分に、 土のうを積む。
同柵は、 加古川の水位が上がり、 高谷川の水が逆流するのを防ぐ暫定措置。 柏原川と高谷川の合流点 (氷上町稲継) から高谷川と柏原排特に沿い延長1・5㌔設置。 同柵の設置時に、 「加古川背割堤完成後は撤去」 と地元と約束していた。
近年、 雨の降り方が激しく、 昨年、 一昨年と生郷自治協議会は関係自治会と連名で柵の残置や撤去を先送りするよう県に要望してきた。
丹波土木事務所によると、 背割堤ができた上に水防柵を残しておくと、 現況の堤防の高さ以上の水が下流に流れ、 下流にかかる負担が大きくなるという。 実際、 沼貫地区では背割堤完成後、 増水するスピードが早くなり、 以前より早く樋門を閉めなければならなくなる影響が出ている。 昨年の豪雨では農地が冠水、 農業用ポンプ場が浸かる被害を受けた自治会もあった。
同土木事務所は、 高谷川の逆流はなくなり、 水位も下がり、 上がった水位も急速に下がるようになったと背割堤の整備効果を説く。 また、 同柵は老朽化で一部破損しており、 残すのは望ましくないという。 「下流域への影響を考えると、 苦しい決断だが取ることにした」 と同土木事務所河川課。
里尚自治振興会長は、 「川のそばを流れる市道をかさ上げし堤防代わりすることなどを希望したが、 すぐに対応は困難とのことだった。 しゅんせつや土のうは、 応急的水防対策。 高谷川に流れ込む柏原排特の水量を減らすことが抜本対策だ。 早く排特の方向付けを」 と注文をつけた。
丹波市建設課によると、 柏原排特のあり方について検討委員会を設けたものの、 8月16日豪雨災害の対応もあり、 今年度は会議未開催。 「新年度に開くよう準備をしている」 とする。
12日の生郷地区の会議にコモーレを含む流域の柏原町母坪自治会は参加していない。 また、 氷上工業団地会も柵の存置を求める要望書を提出している。 コモーレの前川隆正社長は、 「柵のおかげで助かってきた。 代わりの対策がなければ必ずあふれる。 対症療法でなくあふれさせない予防を考えてほしい」 と訴える。
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2015年3月15日08:28
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まち協主導でひなまつり 7地区で趣向凝...
地域の施設や民家などを会場にひな人形を展示する 「丹波篠山ひなまつり」 が21日から29日まで、 篠山市内各地で開かれる。 以前は行政主導で行われていた行事を、 今回からまちづくり協議会を中心とする地域住民、 団体らが主体となった実行委員会を組織して開催。 実行委は、 「ひなまつりを通して、 篠山の町なみや歴史、 風土、 そこに住む人とのふれあいを楽しんでもらえたら」 と話している。
写真・ 「丹波篠山ひなまつり」 に先駆けて展示が始まっている篠山城大書院のひな人形。 中川家伝来の作品で江戸時代のものとされる=篠山市北新町で
篠山、 福住、 日置、 雲部、 丸山、 今田 (立杭)、 市野々―の7地区で開催。 地域や各家で受け継がれてきた、 ひな飾りを玄関などに展示する。 メーン会場は7地区内の8会場で、 一般の民家などが協力する会場は約50軒に上る。
合わせて各会場の特色を生かしたイベントも開催する。 篠山地区では、 21日午前10時から城下まち会館 (北新町) でオープニングセレモニーを行うほか、 「丹波氷上で生まれ、 篠山で育まれた稲畑人形」 をテーマに、 稲畑人形展を開催。 稲畑人形5代目赤井君江さんの講演 (22日午後2時から河原町の鳳凰会館) も行う。 また西町では21、 22、 28、 29日に折り紙のしおりづくりを開き、 河原町では甘酒とひな団子の販売も行う。
今田会場では、 丹波焼のひな人形展や上絵付体験、 丹波焼の販売などを開催。 福住会場では、 古民家につるし雛を展示する。 市野々会場では、 21日午前10時―午後4時までオープニングイベントとして、 ぜんざいやコーヒーなどを提供する。
篠山城大書院、 青山歴史村 (ともに北新町)、 歴史美術館 (呉服町)、 安間家史料館 (西新町) の歴史文化4施設では先行してひな人形の展示がスタートしている。
「丹波篠山ひなまつり」 は、 これまで文化庁の補助を受けた市が主体となって開催。 一昨年で終了し、 昨年は各地がそれぞれ独自に開催してきたが、 今年は、 市内のまちづくり協議会や団体などが連携し、 ひな祭りを通した地域の活性化を目指して開くことになった。
実行委は、 篠山城下、 日置地区、 福住地区、 くもべの各まちづくり協議会、 NPO法人集落丸山、 市野々自治会、 丹波立杭陶磁器協同組合、 一般社団法人ノオト、 丹波篠山観光協会で組織し、 兵庫丹波の森協会が事務局を担っている。
実行委員会の青木御代委員長は、 「これまでの行政主導ではなく、 住民の力を示せたら。 今回が起爆剤となり、 取り組んだことのない地区でもやってみようと思ってほしい」 と意気込んでいる。
問い合わせは、 同協会 (0795・73・0933)。
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2015年3月14日14:57
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美容室「en clair」
頭皮・髪に優しく
丹波市立薬草薬樹公園前で今年1月、 西脇市でも美容室を営む地元出身の白髭大典店長 (41) が、 里帰りオープンした。 昼間はカフェ、 夜はバーのような雰囲気のこだわりの内装。 一段高いフロアにした待合室には窓際にカウンターがあり、 自然光が差し込む。 広いキッズスペースもあり、 幼い子ども連れでも安心して立ち寄れる。
天然素材でできた髪に優しいオーガニックのカラー、 パーマ液、 シャンプーを選択することができたり、 ヘッドマッサージもあり、 頭皮や髪のケアには力を入れている。
白髭店長は、 「待合スペースを広くとったので、 遊びに行く感覚で立ち寄ってもらえれば」 と話している。 カット3200円、 メンズカット3400円、 ベーシックカラー4500円から、 オーガニックカラー5500円から (いずれも税抜き)。
【メモ】営業時間は午前9時―午後6時半。 月曜定休。 電0795・71・1410。 丹波市山南町和田1249-1
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2015年3月12日09:11
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孫育ての事情 村雲でお話会 3月14日
篠山市の村雲まちづくり協議会 (粟野勝浩会長) が3月14日午後2時から、 村雲まち協会館 (草ノ上97) で 「ひげじいの、 イマドキの孫育て事情?!お話会」 を開く。 同協議会の取り組み 「村雲に寄ってき亭」 の一環。 参加者を募集している。
NPO法人 「たまごママネット」 代表の新井一令さん (村雲地区在住) が孫育てについて語る。 子育て相談を受けている新井さんは 「祖父母の間違った子育て観が母子を困らせているケースがある」 と言い、 「おっぱい・離乳食・抱き癖などの 『子育て・あたりまえ』 は時代によって変化するもの」 と指摘している。
参加費無料。 定員80人。 申し込み、 問い合わせは同協議会事務局 (079・558・1750、 月―木曜の午前9時―午後2時)。