-
2015年4月16日10:57
-
「丹波ファン」拡大事業に助成
丹波県民局は、 丹波地域の新たな魅力を発見・発掘して発信する 「『丹波ファン』 拡大チャレンジ事業」 に取り組む民間の団体やNPO、 事業者を募集している。
斬新で創造的、 チャレンジ性のある事業を求めている。 補助金額は1件につき限度額100万円。 4件程度を募集している。 事業審査委員会で事業を選定する。
詳細は丹波県民局ホームページを参照。 申請書類もダウンロードできる。 4月24日締め切り (消印有効)。 県民局産業・ツーリズム課 (0795・73・3782)。
-
2015年4月16日10:57
-
消費者教育講座 委託団体を募集 丹波県...
丹波県民局は、 高齢者、 若年者などを対象とした消費者教育プログラムの提供を委託する地域活動団体やNPOなど1団体を募集している。 高齢者、 高校生、 特別支援学校生など、 対象者に合わせたプログラムを作成し、 出前講座やセミナーを計20回以上実施する。
委託料は上限25万円 (消費税含む)。 企画提案書、 収支計画書、 団体概要を添えて提出する。 4月24日締め切り。 丹波消費生活センター (0795・72・0999)。
-
2015年4月16日10:57
-
俳句
「雪の朝二の字二の字の下駄の跡」 の田捨女の俳句が、 新年度から使用される小学3年生の国語教科書 (東京書籍刊) に掲載された。 ▼春夏秋冬の3句ずつ12人の句が並び、 他の作者は芭蕉、 一茶、 蕪村、 正岡子規、 高浜虚子等々、 超有名人士ばかり。 捨女も 「広辞苑」 に登場するほどの有名人ではあるが、 ここまで出世するとは、 同郷人として甚だ鼻が高い。 ▼但し、 この 「雪の朝」 の句は捨女の直筆句集にはなく、 彼女の句と断言できる根拠はない。 坪内稔典氏は 「雪の上を歩くと二の字が書けるという、 その時代によく言われる発想があり、 誰かがこの句を作って作者を捨女に仮託した」 可能性を推定する (「女たちの俳句史」 = 「俳句」 誌)。 当時彼女は女流俳人としてそれほどに傑出した存在だったということらしい。 ▼もっとも、 二の字が書けたのは50年ほど前までの話。 坪内氏が若い人に 「下駄の跡」 を伏せて適当な言葉を考えさせたところ 「煎餅屋」 とか 「ガラス窓」 とか、 ありきたりのものしか出て来なかったそうだ。 下駄など見る機会がなくなったのではやむを得まい。 ▼とすれば、 秋の部に出ている 「を (折) りとりてはらりとおもきすすきかな」 (飯田蛇笏) など、 今では馴染み薄くなった情景を子ども達に想像してもらうことも、 この教科書のねらいなのかも知れぬ。 (E)
-
2015年4月16日10:56
-
「花模様、人摸様」
春欄慢の好季節。 花見の宴が各地で見られた。 これからは、 若葉青葉が映えるシーズン。 田植えごしらえも始まり、 農繁期に入る。
「花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」 (小野小町)。 散る前に長雨のために色あせてしまった桜と、 もの思いにふけっている間に盛りを過ぎた自分の身を重ね合わせた、 小倉百人一首に収められている作品である。 今年の桜のシーズンは、 雨が多く、 あっという間に過ぎた。 この歌のような景色と心境にもなりそう。
時間は誰にでも平等である。 何もしなくても、 忙しくしていても過ぎていく。 そうであれば、 できるだけメリハリのある生活をしたい。 最近、 友人が実践している努力目標を見せてもらった。 「沈着冷静に」 「感情に走るな」 「自分で体調管理」 「笑いに努める」 「無駄使い、 衝動買いに注意」 「毎日歩く」 「良く本を読む」 「断捨離の実行」 など。 「なるほど」 と思う。 努力目標を持つことは、 自分を見つめ、 日々の生活を反省することにもつながる。
ある本に、 「福は分を超えて求むることなく」 という言葉が書かれていた。 他人をうらやみ、 ねたみ、 人より自分のほうが勝っていると思う気持ちが強ければ、 強いほど、 幸福感は薄くなる。 人間の欲は限りがない。 チャレンジすることは、 素晴らしいことだが、 あくまでも、 自分を磨くことを念頭に置きたい。
「欲張り過ぎるとケガのもと。 ほどほどそこそこに」。 これは、 自分の努力目標にもなるのかな。 自然の風景も、 人間模様と重ね合わせると、 面白い発見があるだろう。 「さわやかな風を感じる花優し」。(臼井 学)
-
2015年4月16日10:56
-
松下洋一氏訃報
松下洋一氏 (まつした・よういち=篠山市公平委員会委員長、 元篠山市丹南商工会長) 12日午後3時44分、 脳内出血のため篠山市内の病院で死去、 72歳。 自宅は篠山市味間北888。 葬儀は15日、 おこなわれた。 喪主は長男、 全伸 (まさのぶ) 氏。
-
2015年4月16日10:55
-
井上輝子さん訃報
井上輝子さん (いのうえ・てるこ=井上雅仁・メルコパワーデバイス副社長の母) 12日死去、 73歳。 自宅は丹波市氷上町横田258。 葬儀は14日、 おこなわれた。
-
2015年4月16日10:55
-
「きもの姿ほのぼのフォトコンテスト」全...
素敵な着物姿の写真を募集した全国公募コンテスト 「第17回きもの姿ほのぼのフォトコンテスト」 (日本きもの連盟主催) で、 荒木孝充さん (67) =市島町梶原=と、 林みはるさん (27) =山南町応地=の作品がそれぞれ特賞に輝いた。 12日にポップアップホールで表彰式があり、 同コンテスト実行委員会の細見拓三委員長 (同連盟副会長、 春日町黒井) から賞状と記念品を受け取った。
正月や七五三、 成人式などで着物を着て写る人のほのぼのとした作品が、 全国から2138点寄せられた。 日本カメラ財団理事長で、 文部大臣などを歴任した森山眞弓さんのほか、 写真家らが審査。 特賞は大賞に次ぐ2番目の賞で、 丹波市民が受賞するのは初めてという。
荒木さんの作品 「おねえちゃんは、 舞妓さん」 は、 昨年11月に八坂神社 (京都市) で撮影した。 七五三参りに来ていた姉妹を写したもので、 きらびやかなかんざしを髪に飾り、 顔におしろいを塗って笑顔を見せる姉の横で、 やや緊張した面持ちの妹の表情が印象的な作品。 姉妹のほほ笑ましいシーンを切り取った点などが評価されたという。
最初は姉妹の表情が硬かったため、 声をかけながら笑顔を引き出したという。 荒木さんは 「自分にとってお気に入りの写真。 自信作で特賞をいただきうれしい」 と話した。
林さんの 「お宮参りと七五三」 は、 知人家族に頼まれて兵主神社 (春日町黒井) で撮影したもの。 あでやかな着物を着た幼い女の子が家族とともに手を合わせ、 それをほほ笑ましく見守る母親たちを写した作品。 構図や家族の温かい雰囲気を写し出したことなどが評価された。
過去に市内の写真店でスタジオ撮影を担当していた経験があるという林さんは、 「スタジオ外での撮影はあまり経験がなかったが、 幸せそうな家族の写真が撮れて良かった」 と喜んでいる。
細見委員長は 「自分の地元でもある丹波市から受賞者が出てうれしい」 と話していた。
-
2015年4月16日10:55
-
20年ぶりにあの街へ
とある街へ出掛けた。 阪急西宮北口駅を下車し、 駅から徒歩約15分。 ここは私が昔暮らしていた街。 20年前の1月17日まで―。
当時、 築約30年のアパートで暮らし、 サラリーマン生活を送っていた。 そこへあの大地震が発生。 あっという間に家は倒壊し、 枕元そばのファンヒーターに梁が直撃した。 空手チョップをくらったかのようにM字に変形したが、 わずかにできたすき間のおかげで、 私は命拾いした。
若い私を心配してか、 毎日声を掛けてくれた隣のおばあさんが生き埋めになり亡くなった。 道にはたくさんの遺体が並んだ。 そんな記憶が残る街に長い間、 足が向かなかった。
再開発によりすっかり様変わりした街並み。 当時の番地を入力したスマホの地図アプリを頼りに閑静な住宅街をさまよい歩いた。 行き着いた場所には 「西田」 の表札が掛かるおしゃれな家が建っていた。
諦めずに当時の面影を探した。 「ああこれだ」。 ようやく見つけた小さな畑。 涙ぐみながらその場に立ち尽くす私のそばを、 何人もの住民が怪訝な表情で通り過ぎて行った。(太治庄三)
-
2015年4月16日10:53
-
親子で気兼ねなく ふれあいスペース開設...
篠山市立中央図書館 (篠山市西吹、 079・590・1301) は、 毎月第2木曜日に 「親子連れふれあいスペース」 を開設している。 同図書館は、 「子どもが泣いたり騒いだりするので、 図書館へ行きづらいなどと思われている保護者の皆さんのために、 親子で気兼ねなく本の世界を楽しんでもらえる場所として設けました。 気軽にご利用ください」 と話している。
同図書館の視聴覚ホールをふれあいスペースとして開放。 テーブル席を設置しているほか、 床にはカーペットを敷き、 親子でくつろげるようにしている。
対象は、 幼児とその保護者。 利用の際は必ず保護者同伴で。 飲食は禁止。 開館時間は、 午前10時―午後6時。
開放日は次の通り (5月は、 図書整理期間のため休止。 変更になる場合もある)。
6月11日、 7月9日、 8月13日、 9月10日、 10月8日、 11月12日、 12月10日、 来年1月14日、 2月11日、 3月10日
-
2015年4月16日10:52
-
津軽三味線公演 4月21日東北支援で 柏...
柏原町柏原の明顕寺で4月21日午後6時45分から東日本大震災支援のチャリティーコンサートが開かれる。 津軽三味線奏者の村冨光世さんが出演する。 参加費500円を義援金とする。
同コンサートも5回目。 これまでに東松山市の臨済宗寺院や、 震災で家族を失った子どもたちの心をケアする東北レインボーハウス、 篠山市へ避難移住した被災者でつくる 「こっからネット」 などに義援金を届けた。
同寺 (0795・72・0631)。
-
2015年4月16日10:51
-
庭へ遊びに来て 4月19日から...
4月19、 20日と、 5月31、 6月1日の4日間、 丹波地域の40カ所で庭を公開する 「たんばオープンガーデン」 が行われる。 丹波地域の園芸愛好家でつくる 「丹波の森花くらぶ」 (世話人代表=松本ひとみさん) の主催。
参加するのは、 個人、 カフェ、 造園業者などで、 丹波市内21カ所、 篠山市内19カ所。
青垣町中佐治の足立久美子さん (56) は、 19、 20の2日間、 自宅裏のグリーンガーデンを公開する。 初参加だった昨年は2日間で70―80人が訪れた。 2006年に自宅をリフォームした際、 譲ってもらった自宅裏の畑地に庭を造作した。 念願のウッドデッキ、 レンガのアプローチなどをしつらえ、 常緑樹のプンゲンスや赤い実がつくジューンベリーなど約10本の木を植えた。 その後も木や花を増やし、 庭づくりを楽しんでいる。
「葉がきれいなギボウシやシダ類が好き」 と足立さん。 すぐ近くの榎峠に自生するシダを取ってきて、 庭全体にあしらっている。 花も派手な色のものは植えず、 白、 紫、 薄いピンク色でまとめている。 「訪れた人からはホッとできて安らげる庭と言ってもらっています」 と話している。
オープンガーデンのガイドマップは、 丹波の森公苑などで配布中。 丹波土木事務所まちづくり建築課 (0795・72・0500)。
-
2015年4月16日10:49
-
ライオン株式会社ビューティケア事業部 ...
大ヒット商品を開発
(よこて りか)東京都在住
1982年 (昭和57) 丹波市山南町和田生まれ。 旧姓は西倉。 柏原高校、 関西学院大学経済学部卒。 2005年にライオン入社。 仙台配属女性営業職第1号として仙台オフィスに勤務した後、 08年からビューティケア事業部。
ライオン株式会社のビューティケア事業部で、 商品企画やマーケティング、 宣伝戦略の立案などを担当している。 2013年に制汗剤 「Ban」 の担当になり、 開発した新商品 「Ban汗ブロックロールオン」 が大ヒット。 14年12月には雑誌 「日経ウーマン」 のウーマンオブザイヤー・ヒットメーカー部門に選ばれ、 時の人となった。
Ban汗ブロックロールオンは、 これまで 「ニオイ」 や 「肌のサラサラ感」 を中心に消費者に訴えてきた制汗剤市場で、 「ワキ汗を抑えることによる汗ジミ対策」 に特化し、 女性の心をつかんだ。 社内からは 「汗ジミだけを訴えて売れるのか?」 という意見も出たが、 粘り強く思いを伝え、 経営陣や社内の了承を得ていったという。
丹波にいる時から 「みんなで一つのモノを作りあげる」 仕事に就きたかった。 入社当時からBanの担当になるのが夢で、 仙台配属時も、 他のブランドを担当していた時も、 あきらめなかった。 「人生いいことも悪いこともあるけど、 『絶対にこれをやり遂げたい!』 という夢を追い続けること、 あきらめずにがんばることをこれからも大切にしたい」。
丹波へは年に3、 4回帰省。 「数日 『ホッ』 とすると、 また戻って 『がんばろう』 って思える場所」。 両親にもよく電話をして、 「落ち込んだ時は超ポジティブ思考の母親に助けられている」 とか。 社内結婚で、 「やるならとことんやれ!」 と仕事を応援してくれる夫の存在も大きな支えになっている。
今後の目標について尋ねると 「商品開発の仕事が大好き。 ライオンの技術を活かして、 驚きや感動を与えられる次なるヒット商品を全社を挙げて開発したい」 と返って来た。
-
2015年4月16日10:49
-
野菜直売所を新築 売り場拡大、5月に催...
写真・新築移転したJA丹波ひかみの 「とれたて野菜直売所」。 新鮮な野菜などが並ぶ=氷上町市辺で
JA丹波ひかみが10日、 氷上町市辺の本店敷地内に 「とれたて野菜直売所」 を開設した。 同じ敷地内にあった旧店舗を新築移転したもので、 丹波市内の農家が毎日出荷する新鮮野菜のほかにも、 加工品や切り花など多くの商品を並べている。 同日、 関係者らが式典を開き、 直売所の門出を祝った。
売り場面積は、 旧店舗の約2・5倍となる約208平方㍍。 栽培履歴を管理するシステムを新しく導入するなど、 これまでよりも厳密に出荷商品の情報を管理する。 また、 5月ごろからは施設内に設けた調理室でつくった日替わり惣菜やアイスクリーム、 ぜんざいなども販売する予定。 旧店舗は解体して駐車場にするほか、 国道からの入り口をこれまでよりも広くとり、 大型バスが入りやすいように整備して観光客の誘致にもつなげる。
2000年にテント店舗で直売所の営業を開始し、 07年に平屋建ての建屋を建設。 近年の売り上げは約1億円に上っていたものの、 店舗が狭かったことや、 照明が暗いなどといった声が客から寄せられていたという。
堂本琢哉店長は 「販売スタッフが商品の生産情報を熟知しているのが強み。 栗や小豆といった季節の特産品の販売にも力を入れていきたい」 と話している。
5月24日午前9時から、 同直売所周辺でグランドオープン記念のイベントを催す。 屋台や餅まき、 抽選会など楽しい企画を用意している。
営業は午前9時―午後6時 (年末年始休み)。 同直売所 (0795・82・5130)。
-
2015年4月16日10:48
-
「なかの里」で初フリマ 子ども服や野菜...
大芋地区中集落の農産物直売所 「なかの里」 で4月19日午前10時―午後4時、 初めてのフリーマーケット 「ゆるフリマ。」 が開かれる。 「エコ」 をテーマに、 リサイクル子ども服の販売などのほか、 各家庭で余った野菜の種の交換会を実施。 地場産野菜を使った料理や天然酵母パンなども販売される。 企画する住民は、 「大芋は本当にいいところ。 子育て世代など、 若い人たちが集まって、 ゆるーく交流できる場になれば」 と話している。
写真・農産物直売所 「なかの里」 でフリーマーケットを企画した仲谷さん (右) ら=篠山市中で
イベントでは、 リサイクル服販売のほか、 「旅のごはんや。」 による地元産野菜の料理をはじめ、 天然酵母パン 「HASHIMOTO」、 移動カフェ 「MicrocafeSasayama」、 各種焼き菓子 「JUANA」 のほか、 木工クラフト、 似顔絵、 アジア雑貨などが出店。 また、 参加者に小袋に詰めた野菜種を持ち寄ってもらう交換会も催す。
なかの里は、 2005年に中集落の住民有志らが立ち上げた直売所。 朝採りの新鮮野菜を毎週水、 土曜日に販売している。
直売所を会場にしたイベントを企画したのは、 大阪から同地区に移住した仲谷佳子さん。 野菜購入などを通して、 なかの里を運営する住民らと懇意になり、 「若い人が集まれるイベントをしたい」 と申し出たところ、 会場を提供してもらえることになった。
仲谷さんは、 篠山で子育てもする中、 今年度いっぱいで大芋小学校が閉校することが決まるなど、 「大芋に移住しようとする若い世代がいなくなるのでは」 と危ぐしており、 「大きなことはできないけれど、 自分も大好きな大芋の良さを伝えられるように」 と考えた。
イベントには篠山市民のほか、 仲谷さんの友人らが大阪からも駆け付け、 協力してもらえることになった。
仲谷さんは、 「なかの里は私たち移住者にとっては、 地元の人とふれあえるオアシス。 イベントでも、 たくさんの人に出会えれば」 と話している。
問い合わせは仲谷さん (090・3975・7269)。
-
2015年4月16日10:47
-
コウノトリ飛来 氷上町絹山で
写真・休耕田でエサをついばむコウノトリ=氷上町絹山で
氷上町絹山の大師の杜体育館前の休耕田で4月13日、 コウノトリが飛来しているのを付近の住民らが見つけ、 その優雅な姿を見つめたり、 写真に収めたりした。 住民によると、 3月末ごろから度々見かけるようになったという。
同日は早朝から午後1時半ごろまで、 休耕田でえさをついばむ姿が見られた。 近くの同町香良の高見良道さんは 「一昨年9月には香良にコウノトリが現れた。 毎年のようにコウノトリが見られるようになればうれしいですね」 と話していた。
県立コウノトリの郷公園 (豊岡市) のホームページで足環 (あしわ) の色を照会してみると、 識別個体番号は 「J0481」。 2013年5月16日生まれのオスで、 同年7月25日に朝来市山東町三保の放鳥拠点から飛び立っている。 3月31日には篠山市で確認されている。 西は長崎県対馬市 (13年12月)、 東は神奈川県横浜市 (14年10月)、 3月6日には徳島県鳴門市でも目撃されている。
-
2015年4月16日10:46
-
八柱神社(丹波市青垣町佐治)
佐治の旧本通りから狭い道を入って行くと、 正面に鳥居が見える。 さらに、 かなり石段を上って行く。 広い神域が目に入る。 往時の佐治城跡の麓にある八柱神社である。 社殿が点在する。 名の通り8つある。 中央辺りにやや大きめの社殿がある。 扁額に正一位八王子と書いてあり、 稲荷社になっている。 他に、 愛宕、 天神、 恵比寿、 八幡、 厳島、 金毘羅宮等々、 多彩なものである。
祭神が櫛稲田姫であるこの稲荷社に彫り物が集中している。 風雪に晒されて劣化が進んでいるが、 向背の龍 (残念ながら、 頭部が欠けてしまっている)、 木鼻の唐獅子と象の彫り物は垢抜けした立派なものである。 また、 肘木鼻の唐獅子と珍しい聖獣も見ものだ。 兎の毛通しの鳳凰も趣がある。 金毘羅宮に竜の彫り物が見える。 裏に 「六代目中井正貞」 の銘がある。余談だが、千木が内そぎになっているのから判断して、 八柱のうち二柱が女神であると考えられる。
元高校教諭 岸名経夫
-
2015年4月16日10:45
-
常勝寺(丹波市山南町谷川)
法道仙人により開基、 孝徳天皇の大化年間 (645―650) に創建された古刹。 毎年春 (2月11日) に催される災厄を追い払う追儺式 「鬼こそ」 で広く知られている。 また本尊の千手観音菩薩は秘仏で国の重文である。
山門をくぐってすぐ右側にある宝樹閣という立派な庫裏。 ここに素晴らしい竜の彫刻がある。 複雑、 繊細で立体感あるものだ。 最近、 ここの欄間に彫り物師の銘として 「権次」 とあったそうである。 さらに、 そこから長い石段を上って本殿にたどり着く。 立派な石灯籠が目に入る。 本殿に進む。 向背にも素晴らしいと思える竜の彫り物が見える。 しかしながら、 障害物で見えにくい。 梁の間には、 躍動感あふれる唐獅子が乱舞している。 しかし、 ここで最も注目すべきは、 唐獅子、 獏、 華が繊細だがシンボリックに欅以外の素材で作られているようだ。 8代目中井正胤およびその弟子たちの秀作である。
元高校教諭 岸名経夫
-
2015年4月12日08:38
-
無料登記法律相談会
4月16日に無料登記法律相談会が開かれる。午前9時―11時半は柏原住民センターで、午後1時半―4時は篠山市民センターで。
県司法書士会たんば支部の司法書士らが、 権利の登記などに関する相談に応じる。 土地家屋などの売買・相続、 遺言、 高齢者の財産管理、 成年後見制度、 多重債務など。 予約不要。
柏原会場=足立事務所 (0795・82・6682)、 篠山会場=細見事務所 (079・594・2866)。
-
2015年4月12日08:38
-
菊づくり講習受講生を募集 4月17日まで
篠山市菊花同好会 (渡辺昇会長) が4月25日から開講する 「菊づくり講習」 の受講生を募集している。 講習日数は12月5日までの7回。 いずれの講習日も午後1時半から、 篠山市民センター (予定) で行う。
お苗菊、 大菊、 だるま、 福助づくりを学ぶ。 初めての受講生には篠山藩伝統のお苗菊の苗5本を配布する。
受講料は1000円。 先着20人。 申し込みは17日までに、 同会世話人の加久田保さん (079・594・1578)。
-
2015年4月12日08:37
-
「環境会議」委員募集 3部会で活動展開...
「篠山環境みらい会議」 は、 第3期目となる同会議の委員を4月17日まで募集している。
応募資格は、 篠山市内在住、 在勤、 在学で18歳以上。 活動テーマの▽源流地域 「篠山」 と、 下流地域との交流を深める源流ツアーの企画▽市が行う環境学習の提案▽市民への普及啓発を目的としたモデル的な里山整備―などに関心がある人。 活動期間は2年間。
同会議は2011年4月、 篠山市環境基本計画を推進する組織として設立された。 ▽里山▽環境教育▽エネルギー―の3部会に分かれて活動を展開。 これまで、 環境イベントを通じて市民に環境意識の啓発を行うとともに、 各部会からは、 環境学習講師派遣事業の創設やエネルギービジョンの策定について提言を行ってきた。 また、 荒廃した里山の現状と整備の大切さを伝えようと、 日置地区の剛山で里山整備に取り組んでいる。
問い合わせは、 同会議事務局 (市農都環境課、 079・552・1117)。