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2015年4月19日09:09
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園芸教室生募る 全6回講座 丹波の森公苑
丹波の森公苑が園芸教室の受講生36人を募集している。 基本を学ぶミニ講座。 5月28日から来年3月17日までの6回講座。 午後1時半―午後4時。 会場は同公苑 (1回は施設外研修)。 受講料は6000円 (実習材料費・研修費用は除く)。
講師は、 田丸和美・但馬高原植物園植栽主任 (園田学園女子大短期大学部講師)。
申し込み用紙に必要事項を記入のうえ、 5月1日までに同公苑森づくり課 (電0795・72・5165、 FAX0795・72・0899)。
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2015年4月19日09:03
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十年ぶりに
孫娘の卒業ダンス公演に感動した夜は横浜泊まり。 桜木町の駅続きという便利なホテルだったので、 翌朝は馬車道を少し観光。 その後、 久しぶりに茅ヶ崎市に住む息子一家と、 お嫁さんの両親一家 (平塚在住) も一緒に、 中華街で昼食を共にすることに。 お嫁さんの両親とは、 十年前、 私の父の葬式に来てもらって以来だ。 息子たちから近況をよく聞いているし、 電話で話しているので、 そんなに長く会っていないという感じはしない。
この十年間は、 互いに色々なことがありましたねぇ、 と思わず手を取り合う。 六十代から七十代にかけては、 大抵の人が親との別れを経験する。 そして、 それが済むと、 いつの間にか自分たちにも老いが忍び寄っている。 向こうの両親は共にスポーツマンで、 今も山歩きやゴルフを楽しんでおられる。 まあ、 うちもそれぞれ、 米作りや海外旅行、 私は俳句と好きなことがたくさんあって退屈はしない。 何より健康であることが有難い。 とはいえ、 これもいつ何があるとも限らない。 前日が丁度私たちの結婚四十五周年だったので、 その乾杯もしてもらい楽しい食事会となった。 その後は山下公園を散策。 「赤い靴はいた女の子」 像の前で、 「大昔の女の子」 と言いながら向こうのお母さんとツーショット。 あたたかな日差しの中、 とてもいい時間だった。
帰宅後、 息子に 「今日は御馳走様、 とてもいい一日だったわ」 とメールすると、 「僕たちも楽しかったよ。 なんだか幸せな気分になりました」 と返事。 息子たちも、 両方の親が元気なことは改めて嬉しかったようだ。
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2015年4月19日08:59
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野菜苗21日から氷上高で販売 草花苗・加...
氷上高校 (春日町黒井、 0795・74・0104) は4月21―23日、 同校の実習農場や育苗温室などで野菜苗、 花苗、 加工食品を販売する。 21・22日は午前9時―午後4時。 23日は午前9時―午後零時半。
販売実習の一環としてトマト、 ナス、 ピーマンなどの野菜苗25品目、 マリーゴールド、 ベゴニアなどの草花苗、 みそ、 パンなどの加工食品を販売。 23日以降も随時 (月―金曜、 午前9時―午後4時) 販売する。 持ち帰り用段ボール箱が必要。
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2015年4月19日08:59
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春の山野草を展示 希少種など約60種 青...
春の草花を楽しんでもらおうと、 青垣いきものふれあいの里 (青垣町山垣) で 「春の山野草展」 が開かれている。 希少種を含めて約60点を展示、 来館者の目を楽しませている。 午前9時―午後5時、 入館無料。 5月6日まで。
市内に自生している草花を中心に、 「青垣ふれあいの里友の会」 の会員が持ち寄った品種を展示。 県のレッドデータブックでAランクに指定されているオキナグサや、 サトイモ科のミミガタテンナンショウなどが並ぶ。 同じくサトイモ科のユキモチソウは、 葉の間から白くてつきたての餅のように見える部分をのぞかせている。 ヘビイチゴやシャクナゲといった身近な植物も見ることができる。
西垣美貴博施設長は、 「普段何気なく目にしているものもあれば、 珍しいものも展示しているので、 足を運んでもらえれば」 と話している。
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2015年4月19日08:58
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品評会は来場者の投票で決定 4月25・26...
4月25、 26の両日開かれる 「にしきシャクナゲまつり」 (同実行委員会主催) を前に、 シャクナゲ公園 (篠山市下板井) のシャクナゲが咲き始めた。 ピンク、 赤、 白の花が顔をのぞかせ、 園内に彩りを添えている。 まつりは、 同公園そばの黒豆の館 (下板井) をメーン会場に開かれる。
両日とも午前9時から開会。 これまで審査員が決定していた 「シャクナゲの品評会」 を初めて来場者の投票によって決める。 25日午後3時半から、 入賞5鉢を発表する。 午前9時からバザー券 (500円) を先着150枚配布する。 バザー券には、 シャクナゲ苗の引換券、 400円分のバザー商品券、 品評会投票券が付いている。
シャクナゲの栽培講習会は25日午前11時半と午後2時から、 26日午後2時からの3回。 地元住民団体がバザーや手作り品などを販売する。 恒例の黒豆パンまきは26日午後3時15分から行う。
このほか、 よさこいグループ 「北翔」 と 「篠恋」、 岡野太鼓、 西紀音頭保存会、 県多紀ハッピーボーイズ、 ササグローによるステージイベントもある。
問い合わせは、 黒豆の館 (079・590・8077) か、 市商工観光課 (079・552・6907)。
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2015年4月19日08:57
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オペラの良さギュッと 4月26日 交響ホ...
オペラ 「椿姫」 のハイライトコンサートが4月26日午後2時から、 たんば田園交響ホール (篠山市北新町) で開かれる。 3時間弱の作品だが、 約2時間に凝縮し、 イタリア語で上演。 日本語の字幕や解説もつけ、 誰でも気軽に楽しめる内容になっている。
椿姫は、 ジュゼッペ・ヴェルディのオペラ作品で、 主人公の高級娼婦ヴィオレッタと恋人アルフレードの悲劇。 ハイライトコンサートは、 7月に西宮市の県立芸術文化センターで行われる佐渡裕芸術監督による同作品のPRの一環として、 篠山も含めた県内5会場で催される。
副題を 「ええとこどり!」 としており、 気鋭のオペラ歌手、 坂口裕子さん (ソプラノ)、 小林峻さん (テノール)、 迎肇聡さん (バリトン) によるイタリア語での上演に加え、 日本語の字幕、 ピアノの伊原敏行さんによる解説もあり、 オペラの内容と良さを伝える。
客席とともに劇中歌の 「乾杯の歌」 を歌うコーナーもある。
主人公ヴィオレッタ役を演じる坂口さん (35) は、 「音楽とともに、 日常にない世界に浸ってもらい、 主人公の心の揺れ動きを感じてもらえれば」 と言い、 同ホールの小林純一館長は、 「敷居が高いと思われがちなオペラを、 身近なホールで気軽に楽しんでもらえれば。 センターの協力で入場料も安いので、 ぜひ学生のみなさんにも見てもらいたい」 と呼びかけている。
入場料は、 一般500円、 高校生以下300円 (全席指定、 未就学児の入場は不可)。 問い合わせは、 同ホール (079・552・3600)。
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2015年4月19日08:57
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古民家復元の店舗開店“丹波の味提供” ...
写真・復元した古民家を店舗として活用した中島大祥堂丹波本店=柏原町柏原で
まちづくり柏原 (荻野吉彦社長) が誘致した、 和洋菓子の製造販売業、 中島大祥堂 (本社・大阪府八尾市) の 「丹波本店」 (0795・73・0160) が4月17日、 オープンした。 柏原高校のすぐ近く。 まちづくり柏原が事業主体となり、 築150年の茅葺古民家を復元し、 店舗に改装した。 丹波の素材を生かした和洋菓子、 薪窯で焼くピザ、 地域の作家が作る雑貨などを販売する。
以前、 柏原中心市街地内の別の場所に建っていた古民家を、 まちづくり柏原が解体保存していた。 木造茅葺平屋2棟で、 延べ床面積は約260平方㍍。 昨年10月に着工した。 総工費は約1億4600万円で、 国庫補助や市の補助を活用した。
中島大祥堂は、 山南町美和に工場と栗園をもつ菓子メーカー。 丹波本店では、 茅葺屋根をイメージした丹波栗のモンブランや、 丹波大納言小豆の半熟焼きプリン、 黒豆を使った和風キャラメル菓子などのスイーツを販売。 カフェ・レストランでは丹波の旬の野菜や地鶏を使ったピザなどを提供する。
オープンを前に15日には施設整備の完成式とレセプションが行われた。 式典で荻野社長は、 「 (近くにオープンした) たんば黎明館とともに中心市街地に大きなインパクトと可能性を与えてくれると信じている」 とあいさつした。
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2015年4月19日08:56
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色鮮やかに黒米で鯖寿司 篠山市呉服町の...
篠山市呉服町の鯖ずし専門店 「うお茂」 が、 黒米を使った鯖ずしを開発し、 販売を始めた。 店主の宇杉昌幸さん (77) と妻の俊美さん (70) が長年にわたって、 二人三脚で培ってきた技を詰めた新商品。 二人は、 「普通の鯖ずしと違う色や味を楽しんでもらえれば」 と話している。
写真・「うお茂」が開発した黒米鯖ずしと、 店主の宇杉さん=篠山市呉服町で
篠山産のコシヒカリに、 同じく篠山産の黒米をブレンドした酢飯は、 黒米に含まれるアントシアニンで鮮やかな紫色に。 その上に新鮮な鯖を乗せ、 昆布で包み込んだ。
明治創業の老舗で、 20年以上前から、 それまで祭りの時などに作っていた鯖ずしの販売を始めた。 健康志向が高まる時流の中で、 同じ鯖ずしでもより健康を感じてもらえるものを開発しようと考え、 豊富な栄養素が詰まった黒米を使用することにした。
鯖ずしを知り尽くしたスペシャリストも、 初めての試みには悪戦苦闘。 黒米をブレンドしたことで、 米の炊き上がりや酢の加減などに試行錯誤を繰り返し、 1年ほどかけてようやく商品化にこぎつけた。
宇杉さんは、 「赤飯のような色でおめでたい印象の鯖ずし。 味もいいと思っています」 と太鼓判。 俊美さんは、 「普通の鯖ずしよりも、 もっちりとした感じ。 長年、 ファンでいてくださる方もおられるので、 意見を聞きながら、 味を調整できれば」 と話す。
宇杉さんが鯖、 俊美さんが米をそれぞれ担当しながらつくり続ける 「うお茂」 の味。 「どちらかが倒れたらおしまい。 でも、 できる限り長くがんばっていきたい」 とほほ笑んでいる。
黒米鯖ずしは、 1本1750円。 今季は5月くらいまで販売する予定。 うお茂 (079・552・0556)。
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2015年4月19日08:52
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葛野保育園を無償譲渡 デイ施設や特産加...
認定こども園化によって3月末で歴史に幕を閉じた葛野保育園 (氷上町上新庄) の土地建物を、 地元の葛野報徳自治振興会 (安達晴太郎会長) が所有者の氷上町福祉会から無償譲渡を受ける。 同自治振興会はデイサービスセンターを誘致するほか、 特産品加工拠点などとして利用する意向で、 今年度に園舎を改修し、 来年度のオープンを目指す。
写真・デイサービスなどに活用される葛野保育園=氷上町上新庄で
県が公募した 「地域再生拠点等プロジェクト支援事業」 に採択され、 自治振興会に 「かどのの元気な地域づくり事業」 (二森英彦代表) 委員会を設け、 地域資源、 中高齢者、 子ども若者の3部会を設け3年間、 事業化の方策を練ってきた。
跡地は敷地面積約3000平方㍍、 床面積約740㍍。 デイサービスに使うため、 機能訓練室、 食堂、 談話室などを設ける。 運営は、 同自治振興会や葛野地区の全集落が出資した地元の民間会社で、 「やすら樹」 (同町清住) 指定管理者の 「かどの」 (十倉孝實社長) が当たる予定。 店子として入居し、 賃料を自治振興会に支払う。
特産加工スペースには、 製粉機を置き、 パン製造の可能性を探る。 住民が集まれる談話スペースも設ける。
氷上町福祉会と同自治振興会で譲渡契約を結び、 県に申請中。 5―6月に登記を終え次第、 改修工事にかかる。
自治振興会で財産を取得するに当たり、 臨時総会を開催。 各自治会に3票を割り当て賛否を問うたところ7割以上の賛成があったという。
安達自治振興会長は 「賛同してもらえ、 実現にめどが立った。 地元で作る民間会社が介護施設を運営する試みは珍しいと思う。 特産加工施設や談話室を含め、 葛野の人が気軽に利用できる施設になれば」 と話している。
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2015年4月19日08:14
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妊娠初期の体を知る講演会
4月29日午後1時50分から春日住民センター (春日町黒井) で。 ウィメンズセンター大阪スタッフの谷田寿美江さんを講師に迎える。 講演のあと、 交流会。
男性向けの講演会だが、 女性の参加も可。 ウリボーイユニオンの主催。 無料。 定員20人。 橋本安彦さん (0795・73・1575)。
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2015年4月19日08:12
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男性料理教室受講生を募集 篠山市健康課
篠山市健康課 (079・594・1117) は5月19日から篠山市民センター (黒岡) で、 男性の料理初心者を対象にした 「ヘルシークッキング教室」 を開講する。 10回の講座を通じて料理の基本を学ぶ。 4月24日まで、 受講生を募集している。
対象は、 おおむね60歳以上の男性で料理初心者。 可能な限り、 すべての回を受講できる人。 定員は24人 (定員を超えた場合は抽選)。 参加費1回600円。
日程と内容は次の通り。
①5月19日=料理の基本その1 (ご飯とみそ汁) ②6月16日=同その2 (巣ごもり卵) ③7月21日=おいしい食事で元気度アップ (ゴーヤチャンプルー) ④8月18日=楽に賢くおいしく食べよう (ドライカレー) ⑤9月15日=免疫力アップの食事とは (鶏のから揚げ) ⑥10月27日=脳の若さを保つコツ (さんまの風味漬け) ⑦11月17日=脳の血流アップのコツ (豚肉のホイル焼き) ⑧12月15日=上手に付き合おうアルコール (さばの煮つけ) ⑨来年1月19日=食物繊維をたっぷり食べよう (黒豆ずし) ⑩2月16日=これからも元気に人生を送るために (篠山まるごと丼)
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2015年4月19日08:11
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総合戦略検討委設置 篠山市が委員募集
篠山市 (企画課079・552・5106) は、 国の 「まち・ひと・しごと創生法」 に基づく交付金を利用した総合戦略を策定するため、 検討委員会を設置することにし、 4月21日から、 公募委員2人 (程度) を募集する。 定住促進や雇用創出、 子育て支援などについて検討する。
市内在住、 在勤、 活動している人で満18歳以上。 今年度中に5回開く予定。 委員は公募のほか、 学識経験者や産業観光、 学校、 金融、 労働、 報道、 住民代表ら約20人で構成する予定。 報酬は1回につき4000円。 任期は来年3月まで。
応募は4月21日―5月21日、 所定の応募書類 (「人口減少への対応について」 のレポートを含む) を同課か各支所に提出する。
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2015年4月19日08:10
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在宅介護研修受講生を募集 4月24日まで...
丹波市社会福祉協議会 (介護保険課0795・82・4631) は、 訪問介護事業などに従事することを希望している人を対象にした、 在宅介護のプロを養成する研修会の受講生を募集している。
5月10日から12月10日まで、 会場は氷上健康福祉センター (氷上町常楽)。 1960年4月1日以降に生まれ、 全日程に参加できる人が対象。 定員20人。 受講料は3万円 (テキスト代含む)。
4月24日までに受講申込書と証明写真1枚を郵送か、 持参すること。
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2015年4月19日08:07
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実技練習室を整備 県立柏原病院5000万円...
県立柏原病院 (秋田穂束院長) は、 医師、 看護師の教育環境充実の一つとして設けた臨床機能実習室 (スキルスラボ) の本格稼働を今年度から始めた。 コンピュータ制御の人型模型などを用い、 さまざまな実技のトレーニングができる。 整備費は約5000万円。
今年度、 同病院には医師免許取得後1年目の初期研修医8人、 新卒の看護師21人が赴任。 新人研修でさっそく利用した。
医師向きの教材では、 瞳孔、 呼吸音、 血圧などが再現され、 適切に心肺蘇生が行われると自発呼吸を取り戻し、 不十分だと亡くなる人型のCPR (心肺蘇生) シュミレーターや、 生体に近い素材で実際の縫合針の挿入感が感じられる上に、 データの保存が可能で、 上達が分かる評価型外科縫合シュミレーターなどを導入。 看護教育には、 口腔ケア、 点滴・静脈注射、 経管栄養、 人工肛門などの実習機材をそろえた。 病室2室を専用の部屋に割り当てた。
看護師教育の場合、 これまでは、 使っていない病棟から器具を借り、 空き部屋に運んで研修していた。 今年度看護師の教育専従ポストを担当する安藤彰美さんは 「現実に近いことができるので効果的。 不安になった時に復習もできる。 新人教育などに役立てたい」 と話していた。
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2015年4月19日08:03
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風土
NHKの朝ドラにも出演している篠山市出身の俳優、 南条好輝さんの 「ひとり語り」 を聞いた。 語ったのは、 近松門左衛門の 「冥途の飛脚」。 南条さんは、 近松が江戸時代の町民社会を描いた世話物24作品を一人で語る公演を各地で行っており、 篠山でも3年前から毎年1回、 上演している。 会場は、 篠山城跡近くのカフェ。 ▼カフェのガラス戸越しに城跡の堀や石垣が見える。 しかも、 このカフェは旧武家屋敷を改装したもの。 江戸期の風情が残る空間で、 近松の世界が浮き上がる。 カフェ内には、 今と昔が重なり合わさった空気が満ちていた。 それは城下町篠山ならではの風土でもある。 ▼最近読んだ思想家の内田樹 (たつる) 氏の随筆の一節を思う。 「国民的統合を情緒的に下支えしているのは、 『兎追いしかの山』 や 『夕焼け小焼けの赤とんぼ』 が歌う幻想的な風土である」。 ▼情感を誘う風土を、 人々が心のふるさととして共有し合うとき、 人々は一つの絆で結ばれる。 これは国家レベルにとどまらず、 地域レベルでもあてはまる。 地域に住む人々が 「わが町の原点」 として認め合っている風土や文化があることで、 その地域の人々は結ばれる。 愛郷心も生み出される。 ▼今と昔が重なり合う城下町の風土。 それは、 まぎれもなく篠山の原点であり、 篠山人の絆であろう。(Y)
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2015年4月19日08:02
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登山で特別な朝
一週間で二度、 黒井城址に登った。 一度目は取材で、 二度目は友人に誘ってもらったからだ。 普段からランニングなどで体を (少しだけ) 鍛えているつもりだが、 なかなかどうして筋肉痛に見舞われた。
一度目の登山は、 夜明け前の早朝5時にスタート。 現地に向かう車内では、 何かにとり付かれたかのように 「眠いわ…寒いし…」 と一人繰り返していた私。 しかし、 登り始めて体が温まり出すと眠気もどこへやら。 同行者が身に付けていたクマ除けの鈴が山中に鳴り響き、 なんだかリズミカル。 その音色に歩を合わせるように足を運んだ。
道中では夜行性のフクロウと、 春告鳥と言われるウグイスが同時に鳴き出すなど、 夜なのか朝なのか何とも言えない不思議な気分だった。 山頂にたどり着くと、 普段暮らしている街並みが見渡せ、 達成感からなのか胸が高鳴り、 何気ない朝が特別な宝物のように思えた。
滑らないように確実に歩を進める。 その作業は着実に山頂へと体を押し上げてくれる。 そう思うと、 こんなに心強い一歩を感じたのは初めてかもしれない、 というのは大げさか。(田畑知也)
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2015年4月19日08:01
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「5月5日は里山の日」篠山市と公園など...
昨年12月に5月5日を 「里山の日」 と定めた篠山市は、 4月29日から市内の公園と連携し、 里山に親しむ関連イベント 「GOGO!里山の日」 を展開する。
29日午前10時―午後3時、 せんじゅの森 (今田町下小野原の和田寺周辺) で 「こども樹木博士になろう」 を実施。 親子で山に入り、 木の種類を森林インストラクターから学ぶ。 無料。 対象は幼稚園児、 小学生とその保護者。 先着30人。
5月5日午前11時からと午後1時半からの2回、 篠山チルドレンズミュージアム (079・554・6000) の里山で 「針」 の葉を持つ木を楽しみながら学ぶ 「ごんた山ハリコレクション」 を行う。 対象は子ども (大人も可)。 参加費300円。 各回先着40人。
5月6日午前10時―午後3時、 丹波並木道中央公園 (079・594・0990) 内の三釈迦山 (標高318㍍) に登る。 随時登山。 参加無料。 頂上からは市内の美しい景色が眺められる。 ツーリーイング体験や木工クラフト体験、 間伐材の丸太切り体験 (一部有料) なども行う。
5月6日午後1―3時、 ささやまの森公園 (079・557・0045) で、 板に電気コテで焼いて絵を描く 「ウッドバーニング」 を実施。 所要約30分。 参加費100円。
また、 5月10日に多紀連山 (火打岩と栗柄発)、 弥十郎ヶ嶽 (波々伯部神社発)、 大野山 (丹波篠山渓谷の森公園発)、 同24日に深山 (ささやまの森公園発) への登山も行われる。
篠山市役所農都整備課 (079・552・6844)。
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2015年4月18日14:07
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健康体操「カーブス バザールタウン篠山」
筋トレで脂肪燃焼を
「女性だけの30分健康体操」 として全国に約1500店を持つ 「カーブス」。 篠山には昨年12月にオープンした。
上半身、 下半身、 腹筋、 太ももなど、 さまざまな筋肉を鍛えられるマシーンがサークル状に12台置かれており、 マシーンを30秒使った後、 各マシーンの間に置かれたボードの上で 「その場歩き」 を30秒行う。 それが終わると、 さらに隣のマシーンに移動する―という 「サーキットトレーニング」 を行うことで、 脂肪燃焼をしやすく、 また、 脂肪燃焼しやすい体をつくる。 マシーンの利用が終われば、 ゆっくりとストレッチを行って柔軟性を高める。
初回の体験会 (無料) では、 健康状態を聞きながら、 体力測定を行い、 マシーンを使った効果的な運動を体験する。 カウンセリングを含め、 所要は約1時間。
【メモ】平日は午前10時―午後1時、 午後3―7時。 土曜は午前10時―午後1時。 日曜、 祝日休み。 電079・594・4977。 篠山市杉265 (バザールタウン篠山 NEWS館2F)
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2015年4月16日15:44
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消防本部元副課長に有罪判決
丹波市消防本部が2013年に行った消防車積載用ボンベ購入における見積もり合わせで、本来契約すべき業者と違う業者に見積書を再提出させ、契約したとして官製談合防止法違反などの罪に問われた同消防本部元副課長の谷口直被告(51)に対し、神戸地裁は16日、懲役1年、執行猶予3年の判決を言い渡した。増田耕兒裁判長は、「見積書を再提出させ、差し替えるなど作為性が強く、部下に指示するなど主導的な役割を果たし、市民の信頼を損ねた」などと指摘した。谷口被告の弁護人によると、「控訴するかどうかは(現時点では)決まっていない」という。
控訴の提起期間は14日間。それまでに控訴しなければ判決が確定し、同時に地方公務員法に基づき谷口被告は失職する。
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2015年4月16日11:01
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自転車には良い季節です
最近、 自転車で遠出することが多くなった。 それで気がついたこと。 田舎では移動手段が主に車になるが、 歩いている人も、 走っている人も、 自転車に乗っている人もいることを、 忘れがちになってしまうということ。
まず、 車は 「ここ、 車通るの?!」 というような細い道でも、 入ってくる。 車両通行禁止ではないのだから、 通ることは当然の権利ではあるのだけれども、 いつも慌てさせられる。 そして、 自転車で主要道路を走らざるを得ない場合、 歩道が設置されていても、 基本、 歩道は自転車で走ってはいけないので、 狭い狭い白線の内側を、 すぐ横に口を開けている深い側溝や歩道の高い段差などに怯えながら、 走らなければならない。 できれば、 車の通らない道を選んで走っていきたいところだが、 どうしても通行量の多い道を利用しなければならないこともままある。
学生さんたちは、 私たちが守っていかなければならない未来の宝であるのに、 毎朝夕、 こんな道を通っているのだ。 彼らはそれだけでもサバイバーだと感心する。 歩く人のために歩道があるように、 自転車のための安全性も確保できたら、 もっと自転車に乗る人が増え、 エコにも繋がるのではないだろうか。
自転車で自分の足で好きなところに行く。 それだけで、 その日はいい1日になる。 晩御飯が美味しくいただけて、 夜はぐっすり眠れる。 それって単純だけど大事なこと。 まず、 自分もドライバーの一人として、 気をつけることから始めてみましょうか。
(土性里花・グループPEN代表)