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2015年4月24日08:58
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子ども司書講座受講生を募集 おすすめ本も
丹波市立図書館 (0795・82・7100) は、 「子ども司書」 養成講座の受講生を募集している。 6月7日から12月6日まで、 土、 日曜日に月1回程度全7回の講座がある。 時間はいずれも午前10時―正午。 丹波市内の小学4―6年生が対象。 定員10人。 応募多数の場合は抽選。 本の分類について学び、 レファレンス業務やカウンター業務などを体験する。 無料。 5月15日締め切り。
また、 4月23日から5月12日までのこどもの読書週間にちなみ、 子どもを対象におすすめ本の紹介を募っている。 応募できるのは乳幼児から18歳まで。 小さい子どもは大人が書いてもよい。 5月10日締め切り。 5月12日から6月21日まで市内の各図書館で展示する。
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2015年4月23日08:59
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ボランティア養成へ講座 5・6月、図書館
丹波市立図書館は、 図書館でボランティア活動にあたる 「図書館サポーター」 の養成講座を開く。 市内在住、 在勤で18歳以上なら誰でも参加できる。 5月30日と6月13日で、 時間は午後1時半―4時。 いずれか都合のよい日を選ぶ。 図書館業務やボランティア活動についての説明を聞き、 図書館を見学する。 5月15日締め切り。 中央図書館 (0795・82・7100)。
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2015年4月23日08:58
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食育推進会議委員5人募る 丹波市
丹波市 (健康課0795・82・4567) は、 市食育推進会議委員5人を募集している。 食育の推進や施策に意見を述べる。 年2回程度の会議を予定。 任期は2年。
応募用紙に作文 「次世代に伝えたい丹波の食について」 (1000字以内) を添え、 5月20日までに同課 (〒669―3602氷上町常楽211) へ郵送か持参すること。
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2015年4月23日08:57
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パワーアップ助成団体募集 丹波県民局
丹波県民局は、 丹波地域の団体が共同利益の実現や地域の活性化に取り組む 「交流促進パワーアップ事業」 の助成団体を募集している。
「都市との交流」 「子育て支援」 は特定テーマ枠とし、 50万円以内で全額助成する。 その他の地域活性化事業は、 50万円以内で事業費の3分の2を補助する (過去2回以上助成を受けた団体は2分の1補助)。
来年3月末までに完了する事業が対象。 6月に公開審査を実施し、 対象者を決定する。 5月15日締め切り。 県民局県民交流室 (丹波の森公苑内、 0795・72・5168)。
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2015年4月23日08:56
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パソコン・簿記訓練受講生募る 丹波職業...
丹波職業訓練協会 (前川仁郎会長) は、 6月から実施するパソコン訓練 (初級から)、 5月中旬から実施する日商簿記訓練の受講生を募集している。 定員はそれぞれ10人で先着順。
いずれも丹波技能訓練センター (柏原町柏原) で、 午後6時半―9時20分。 パソコン訓練は計108時間で受講料6万円、 日商簿記訓練は計48時間で同2万円。 修了者には県知事の認定修了証書が交付される。
訓練日程など詳細は、 同協会 (0795・72・1340)。
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2015年4月23日08:56
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山の中で自然体験「森の学校」生徒募集 ...
県立ささやまの森公園 (篠山市川原、 079・557・0045) は5月から、 小学生が年間を通して自然体験活動をする 「森の学校」 を開講する。 第8期生を募集している。
計10回で、 第1土曜日に行う。 対象は小学3―6年生で、 定員は20人 (先着順)。 参加費は年間5000円 (保険料含む)。 4月26日までに申し込む。
体験活動の日程と主な内容は次の通り (児童の送迎は保護者が行う)。 時間はいずれも午前9時半―午後3時半。
▽5月9日=入学式、 オリエンテーション、 ネイチャーゲームほか▽6月6日=飯ごう炊さん▽7月4日=夏の生きもの観察▽8月1日=源流探検▽10月3日=草木染め体験ほか▽11月7日=深山登山 (保護者の参加も可) ▽12月5日=クリスマスアート作り▽1月9日=間伐体験、 木工クラフト▽2月6日=冬の昆虫さがしほか▽3月5日=文集作り、 修了式ほか
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2015年4月23日08:55
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大熊町民1万人余
「東電から1㌔の高台にある会社で地震に遭難。 四つん這いになってもウサギのようにぴょんぴょんはねさせられるような揺れだったが、 家に戻ると幸い大きな被害はなく、 妻や孫も無事だった。 車内で夜を過ごした翌朝、 全町民に緊急避難しろとの放送」。 ▼集会所に集まり言われるままにバスに乗り込んだが、 何故避難するのか、 どこに行くのか、 誰に聞いてもわからない。 「どうせ明日か明後日には帰れるだろうから、 とりあえず行くべ」 と、 着の身着のまま従ったが、 そこから三春、 新潟、 さらに千葉と転々とし、 会津若松のホテルに3カ月泊まった後、 市内に作られた仮設住宅に落ち着いたのは、 7月半ばだった。 ▼本紙読者の福島県沿岸部への被災地ツアーで訪ねた原発直下、 大熊町民の避難先の仮設住宅で自治会長のTさんから聞いた話。 温暖なふる里から雪深い会津に引っ越して満4年を迎える。 ▼ 「それにしても発生翌日の午後、 建屋が吹っ飛ぶテレビ画面を見るまで、 原発がそんな状態とは、 全く頭に浮かばなかった。 小学生の頃から 『絶対安全』 と教え込まれていましたからね。 ものすごく寒くて辛かったけど、 それまでは割に気楽だったんです」 とTさんは述懐する。 ▼大熊町民1万人余は今なお全員町外に避難し、 役場もいわき、 若松など3カ所に分散している。(E)
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2015年4月23日08:55
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市民に歩み寄ってこそ
丹波市議会が2011年9月定例会から始めた、 会議のインターネットライブ中継―。 本会議と特別委員会を対象とし、 スマートフォンなどでも見られるようにした。 これまでに延べ約11万2000人が視聴した (録画含む)。 12月からは3つの常任委員会や議員総会の中継も始める。 また、 市の重要な政策、 課題に対して議会としての共通認識の醸成をはかるための政策討論会の開催に向けて幹事会を近く立ち上げる。 そこで開催時期や内容を協議することになっており、 中身が注目される。 いずれも議会のあるべき姿の実現をめざして制定した市議会基本条例に基づくもので、 議会に関心を持つ人を少しでも増やそうという取り組みだ。
一方で、 12年度から 「原則年2回」 行っていた議会報告会を 「1回以上」 に減らすという。 6月に同報告会開催要項を改正する予定だ。 「要望を受けても対応できない」 「報告会の進め方、 中身を見直すべき」 というのが理由のようだ。
この決定は明らかに 「開かれた議会」 から後退した。 インターネット中継も、 政策討論会もよいが、 一番肝心な市民との対話を避けようとしているように見える。 市民が一番身近な議会に関心が持てないのも、 議員と言葉を交わし、 人柄や考え方を感じられる機会が少ないからではないか。 市民の側に歩み寄るというのが報告会のねらいのはず。 議場内の改革に熱心なだけでは、 市民代表とは言えない。
議会運営委員会は、 市民と議会とのコミュニケーション手法、 フォーラムの開催などについて研修を積むための視察に出掛けるという。 行き先は、 北海道。 実のあるものになることを願う。 (芦田安生)
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2015年4月23日08:54
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大槻覚心氏訃報
大槻覚心氏 (おおつき・かくしん=最明寺住職、 元丹波市市島民生委員児童委員協議会会長) 20日午後3時59分、 肺炎のため、 福知山市内の病院で死去、 71歳。 自宅は、 丹波市市島町南287。 葬儀は24日午前10時から最明寺で。 喪主は、 長男悠心 (ゆうしん) 氏。
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2015年4月23日08:53
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輝け「丹波の星」
宝塚音楽学校に合格した足立由結さん (丹波市青垣町出身) と住んでいる自治会がたまたま同じ。 幼い頃から由結さんがタカラジェンヌを目指していたことは地元ではよく知られていて、 合格発表のテレビニュースの放映直後から 「合格しちゃったんやって。 ほんまにすごいね」 と、 地域の大きな話題になった。
青垣中の卒業式の日、 偶然出会った。 「学校どうするの?」 とたずねたところ言葉を濁したのは、 宝塚音楽学校の受験が控えていたからだった。
合格後の取材で、 挫折しかけたことはなかったか聞いた。 「上手な人の演技を見ると、 焦り、 もっとがんばらないと、 という気持ちになった」。 入試で失敗した時も 「笑うしかないと思って笑顔で通した。 役になり切った」。 前向きな思考が合格を手繰り寄せた。
華がありながら素朴。 丹波に生まれ育ったのが幸いしたのかもしれない。 恩師には 「他に飛び抜けた所もない。 あなたは 『田舎さ』 をとってもらった」 と言われたそうだ。 有意義な2年を過ごし、 卒業時に成長した姿を取材させてもらえたらと思う。 輝く 「丹波の星」 をめざしてがんばって下さい。(足立智和)
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2015年4月23日08:52
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目標はシンプルライフ&スリムボディ?!
釣鐘状の白い花が咲き始め、 葉芽も動き出し、 ほんのり萌黄色に染まってきたブルーベリー畑。 剪定と、 酸性土壌に調節するための北海道の鉱山の硫黄粉末も撒き終わり、 ホッとするのも束の間。 葉物野菜の出荷がそろそろ始まる。 一方で、 小さな平屋造りは丁寧に進んでおり、 夏までに引越しをするべく、 父ちゃんと蟻んこのようにせかせか倉庫や家の中を片付け出した。
長年お世話になった倉庫や家の中には身震いするほどモノが溢れている!何処から手を出すかちゅうちょしたが、 絶対にこの量は新居には入らない。 今月からごみの分別などが変わり、 新しいクリーンセンターも稼働したし、 これを機に分別カレンダーとにらめっこし、 腹をくくる。
古着も絵本も食器も玩具も譲れるものは譲り、 今まで見ぬ振りをしていた放置状態の物は資源ごみとして出せるものは出し、 捨てるものはセンターに持ち込んだ。
数年使わなかった物はもう使わない、 本は飾りじゃない、 服は着たい服しか残さないと決める。 挙句の果てには父ちゃんに 「死んだら何にも持っていけへんわ。 うちの学生時代の写真や手紙、 必要以上に残しても困るやろ?」 とまるで終活状態。 目に見えてサッパリするからいつの間にか快感になり、 サクサク♪と削ぎ落としていく。
願わくば、 産後から大切に残していたこのお腹の肉も綺麗さっぱりと、 と思うが、 それはサクサクとはいかんなと腹回りに手を当て、 うな垂れる母ちゃんであった。
(古谷暁子・ブルーベリー農家)
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2015年4月23日08:52
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遠方に隠れ家的貸別荘 元警察官の田中茂...
篠山市と福知山市の市境に隠れ家的な貸別荘 「アンの里」 (篠山市遠方534―1) がある。 1組限定の1棟貸切の宿。 オープンから約1年がたち、 京阪神のほか、 地元の利用客も多い。 元警察官という異色の経歴を持つ男性が 「第二の人生」 として経営しており、 「警察官時代には味わえなかった人との触れ合いが楽しい」 と利用客との交流を楽しみにしている。
柏原警察署 (現丹波警察署) にも勤務経験のある田中茂実さん (66)。 県内各地で勤務した中で、 「自然、 気候、 都市部からの距離、 人情、 食べ物など、 どれをとっても丹波が一番。 終のすみかは、 丹波」 と思い、 その中でも、 「イメージ通りの桃源郷に感じた」 という今の別荘を購入した。
その後、 65歳まで民間の保険会社で勤務。 「人の喜びが自分の喜び」 に感じる性格という田中さん。 「ペンションか貸別荘をしたい」 という長年の夢を実現しようと、 昨年4月、 住んでいた別荘の横に管理棟を建て、 別荘を改装して貸別荘としてオープンさせた。
敷地は約830坪。 部屋は洋室4室と和室1室。 このほか、 薪ストーブを備えた16畳のリビングルームと8畳のダイニングルームがある。 調理設備、 カラオケセットを完備。 トイレと洗面所は3カ所ずつある。 最大10人が利用できる。 基本は素泊まりで自炊。 食材や飲み物を持ち込める。 利用客の要望でバーベキューや鍋物、 手作りそばを用意する。
主に京阪神や地元の利用客が多く、 夫婦や家族、 友人、 職場、 趣味などの多種多様なグループが利用している。 建物も敷地もゆったりとし、 カラオケなどの設備が整っていることから、 仲間うちでのんびりと過ごすグループが多いという。
田中さんは 「ピザ窯やイングリッシュガーデンなど、 お客さんを喜ばせる工夫を凝らし、 地域の活性化にもなれば」 と話している。
料金は、 5000円 (1棟につき) の基本料金に、 1人当たり平日は2500円、 休日と休前日は3000円を追加。 子ども料金あり。 詳細や予約状況は、 ホームページ (http://www.annnosato.org/) か、 アンの里 (090・8384・4285)。
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2015年4月23日08:51
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窯元工房の開放も 今田町の観光施設で ...
篠山市今田町内の立杭陶の郷 (上立杭)、 兵庫陶芸美術館 (同)、 こんだ薬師温泉ぬくもりの郷 (今田新田) の3観光施設と丹波焼の窯元を舞台に、 29日―5月6日の8日間、 「第9回やきものの里 春ものがたり」 (やきものの里プロデュース倶楽部主催、 清水昌義代表) が開かれる。
窯元の手しごとの妙を間近で見られる 「開放 (オープン) 工房―職人技に会いに行こう」 を、 3―5日の3日間行う。 時間は午前10時―午後4時だが、 窯元によって開放時間は異なる。
日ごろは立ち入ることがはばかれる窯元の工房で伝統技法などを見学でき、 ほとんどの窯元で写真やビデオ撮影が可能。 44窯元が期間中、 持ち回りで催し、 工房を開放している窯元は目印として 「開放工房」 と書いたのぼり旗を立てる。 また、 「俊彦窯」 (上立杭) では5日午前10時―午後4時、 登り窯による窯焼きを見学できる。
現在、 修復を進めている最古の登り窯の見学会は3―5日に実施。 同窯は1895年に築窯され、 全長47㍍。 1973年に県の有形民俗文化財に指定された。
このほか、 丹波焼の若手作家集団 「グループ窯 (よう)」 が3、 4日、 陶の郷で 「七輪陶芸焼成体験」 を開く。 素焼きのぐいのみに釉掛けをし、 七輪を使って焼成するワークショップ。 開催時間は各日、 午前10時―正午と午後2―4時の2回。 参加費は1000円 (各回先着25個)。
立杭集落の各所で約15店舗の飲食店が開店する路地裏マルシェも予定している。
イベントスケジュールの詳細や窯元の所在地などを掲載したパンフレットを各窯元や同3観光施設、 市役所などに置いている。 問い合わせは、 立杭陶の郷 (079・597・2034)。
このほか期間中、 各観光施設で催されるイベントは次の通り。
【立杭陶の郷】グループ窯作陶展 「ココロオドル 豆皿1000」 ▽陶芸教室▽ 「伝統工芸士展」 「古丹波」 「現代作家新作展」 ―など。
【兵庫陶芸美術館】創作グループ 「めんめ」 による作品展と体験コーナー (2―6日) ▽春霞コンサート (4月25日、 2―5日) ▽天然酵母パン、 コーヒー、 ジェラートなどの味覚コーナー (2―5日) ▽こけ玉作り、 陶片を使ったモザイク、 缶バッジ作りなどの体験コーナー (2―5日) ―など。
【こんだ薬師温泉】小露天風呂で菖蒲 (しょうぶ) 湯を用意 (5日) など
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2015年4月23日08:50
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阪急交通社取締役常務執行役員 酒井...
幅広い客層に対応
(さかい あつし)豊中市在住
1959年 (昭和34) 篠山市不来坂 (このさか) 生まれ。 篠山鳳鳴高校、 大阪市立大学法学部卒。 81年阪急交通社入社。 旅行事業本部営業統括本部営業企画部長、 阪急阪神交通社ホールディングス執行役員などを経て14年から阪急交通社取締役常務執行役員・西日本営業本部長。
旅行の人気商品 「トラピックス」 で知られる大手旅行会社阪急交通社で、 関西、 四国、 中国地区を担当する。
「田舎育ちだったので、 仕事で海外旅行に行けるのが魅力だった。 なかでも阪急という名前を身近に感じた」 と入社志望の動機を話す。 「入社当初から添乗で国内外の観光地にお客様を引率しました。 下見には必ず行くように社員に言っています。 人任せにせず、 自分の目で見て、 確かめて商品を作ることが大切と思います」。
新しい商品の企画も担当した。 「自分の企画した商品が新聞広告になって、 募集にたくさん応募があった時はうれしかった」 と話す。 1000人規模の海外旅行企画で、 航空会社と組み、 会場に飛行機の座席を持ちこんで、 機内食を試食するような説明会もした。「このような説明会は今も続いていて、 盛況ですよ。 快適な旅のお手伝いをしたいと考えています」。
国内旅行で今注目は、 日本一周の船旅。 「低価格から高級志向まで幅広い層をターゲットにした商品開発で、 お客様の要望に対応していきたい」 という。
人気アイドルの舞台を夫婦で鑑賞したり、 仏像彫刻など趣味も多彩。「彫っている時、 何も考えないのが良いです。 余計な事を考えるとケガをしますから」 と苦笑。
「片道40分以上かけて、 自転車で高校に通った」 と高校時代を振り返る。 企業の森づくり、 篠山ABCマラソンのボランティアで、 社員が篠山を訪れるなど、 古里との接点は多い。 「50歳半ばを過ぎ、 私自身も仕事を通じ、 ふるさとに貢献できればという気持ちになりました。 篠山を全国により以上に広める役割を果たしたい」 と笑顔を見せた。
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2015年4月23日08:49
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窯の修復作業始まる 丹波焼最古の登り窯...
写真・竹で支えられたアーチ状の道具の上にまくらを積む作業をする委員たち=篠山市今田町上立杭で
丹波立杭陶磁器協同組合 (清水昌義理事長) の 「登窯修復実行委員会」 (大上巧委員長) が篠山市今田町上立杭で修復作業を進めている丹波焼最古の登り窯で4月19日、 登り窯本体の修復作業が始まった。 25、 26日にも行い、 5月3―5の3日間、 イベント 「やきものの里・春ものがたり」 の催しの一つとして見学会が開かれる。
築窯120年を迎える今秋の完成を目指している。 昨年10月、 屋根を改修し、 今年3月末には、 登り窯の損傷部分を解体。 4月上旬には登り窯築窯の経験者から、 実行委員会のメンバーが修復の方法について学んだ。
これまで、 実行委員会が募集した一般参加者らとともに、 窯を築くのに必要な 「まくら」 と呼ばれる日干しレンガ約2000個と、 燃料となるアカマツの薪約2500束をつくった。 この日は、 解体した部分にまくらを積んでいった。 竹ひごを荒縄で編んだアーチ状の道具を竹で支え、 その道具の上にまくらを一つひとつ積みながら、 まくらとまくらの間に練り土を練り込んでいった。 全長47㍍の登り窯には約5600個のまくらが使われており、 そのうち、 修復部分に約2000個を使用する。
修復作業には、 「最古の登窯復興と丹波焼の里活性化推進委員会」 が募集したサポーターも参加。 まくらの運搬などを手伝った。 同委員会は引き続きサポーターを募集している。 事務局 (兵庫陶芸美術館079・597・3961)。
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2015年4月23日08:49
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きりえ、絵本など展示 滝平二郎の作品展...
木版画家、 きりえ作家、 絵本作家として知られる滝平二郎の作品展が丹波市立植野記念美術館 (氷上町西中、 0795・82・5945) で開かれている。 5月24日まで。
きりえは、 日本中に大きな反響を呼んだ朝日新聞の連載作品を中心に展示。 着物姿の子どもを主人公に、 さまざまな行事や暮らしのひとコマなどを描いた叙情豊かな作品が並んでいる。
絵本は、 児童文学作家の斎藤隆介とのコンビで生まれた 「八郎」 「花さき山」 「モチモチの木」 の全画などを展示。 版画では、 農婦や、 ベトナム戦争を題材にした社会性のある作品が並んでいる。
このほか、 子ども向けの出版物が少なかった戦後、 村の子どもらに読ませようと手作りした絵本 「裸の王さま」、 朝日新聞で掲載されたきりえのスクラップ、 チラシの裏側に鉛筆で描いた下絵、 カッターやペーパーナイフの道具など、 興味深い展示品もある。
一般600円、 大学・高校生400円、 小中学生200円。
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2015年4月23日08:48
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永谷山円通寺(丹波市氷上町御油)
足利3代将軍義満が円融天皇の勅命を受けて、 永徳2年 (1382) に創建した曹洞宗の名刹である。 室町時代の最盛期には、 天皇、 将軍そして関白と深い関係を持ち、 丹波はもとより、 但馬、 播磨、 摂津の国々にかけて権勢を広めた中本山だ。 丹波もみじ三山の一つとして、 秋には紅葉が美しい。
ここに中井権次の彫り物がある。 天保年間 (1840年ごろ) の再建時に彫刻がしつらえられたようだ。 メインの彫刻の竜が梁と梁の間のやや狭い所にあるのが残念な気もする。 しかしながら、 その他の脇役である唐獅子や獏などが体をひねる様にして、 躍動的である。 特に麒麟 (足が馬で頭のてっぺんに角がある) の聖獣が目を引く。 虎もぎょろりと大きな目をむいている。 各聖獣の下に 「栢原」 とだけ銘が入っている。 当時栢原の彫り物師と言えば、 言わずもがな、 6代目中井権次橘正貞しかいなかった。 彼の自負の表れである。
元高校教諭 岸名経夫
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2015年4月23日08:47
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稲荷神社(多可郡多可町中安田)
創建時不詳。 祭神は大国主命など3柱が鎮座している出雲系の神社である。 播州平野の米所の人々が豊作を願って、 五穀豊穣の神である稲荷神社にいつの頃か変わっていったのであろう。 社殿は、 拝殿、 立派な幣殿そして本殿と続く。 近くの信心篤い老婦人の手によって、 拭き清められた社殿は塵一つない清楚なものである。
ここで目に付くのは幣殿奥の虹梁の竜の彫り物である。 屋内ゆえに風化がなく、 美しい木肌が目に入ってくる。 目の後ろの赤い色もしっかり残っている。 その上の大きな獅子噛が真っ赤な顔をして下の梁に噛みついている。 隅の柱には定番の唐獅子と獏が睨んでいる。 注目は十二支の内の鶏、 虎そして兎が本殿の上部にしつらえられている。 兎が2羽体を前に突き出しているのは珍しい。 8代目中井権次正胤とその相方和久定吉の合作であり、 定吉は拝殿の竜も彫っているようだ。
元高校教諭 岸名経夫
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2015年4月20日09:08
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パワーアップ助成団体募集 丹波県民局
丹波県民局は、 丹波地域の団体が共同利益の実現や地域の活性化に取り組む 「交流促進パワーアップ事業」 の助成団体を募集している。
「都市との交流」 「子育て支援」 は特定テーマ枠とし、 50万円以内で全額助成する。 その他の地域活性化事業は、 50万円以内で事業費の3分の2を補助する (過去2回以上助成を受けた団体は2分の1補助)。
来年3月末までに完了する事業が対象。 6月に公開審査を実施し、 対象者を決定する。 5月15日締め切り。 県民局県民交流室 (丹波の森公苑内、 0795・72・5168)。
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2015年4月19日09:10
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角谷選手の応援ツアー参加募る 4月29日、...
4月29日午後零時半から、 堺市産業振興センター (堺市北区) で行われる、 プロボクサー、 角谷淳志選手 (篠山市東新町出身) のノンタイトル戦の応援バスツアーを有志の会が企画し、 参加者を募集している。
午前8時20分、 篠山市役所、 同8時半に丹南健康福祉センターに集合。 午後7時頃に篠山市内に戻る予定。 参加費5000円 (リングサイド観戦券、 昼食付)。
先着20人。 申し込みは、 有志の会事務局 (市秘書課079・552・5109)。