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2015年4月30日09:06
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「母の日」プリザーブドフラワー講座
5月10日午後1時半から、 吉住工務店のこだま館 (春日町七日市) で、プリザーブドフラワー講座が開かれる。 篠山市のフラワーサークル*花畑*で講師を務める川上直美さんを招き、 母の日に贈るプリザーブドフラワー作りに取り組む。 先着10人。 参加費2000円のほか、 ハサミが必要。 こだま館 (0795・74・2785)。
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2015年4月30日09:04
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円通寺糸桜再生の記録 14年の歩み出版 ...
円通寺 (丹波市氷上町御油) のイトザクラの後継木の育成にボランティアで取り組む氷上町本郷の造園業、 大木広二さん、 幸子さん夫妻が、 14年の歩みをまとめ、 自費出版した。 栽培記録を写真と共に掲載。 同寺などに寄贈する。
写真・今春開花したイトザクラの後継木。 樹高は3・5㍍以上に育った
同寺本堂裏手にある樹齢200年のイトザクラに魅せられ、 老木を後世に残そうと、 2001年から挿し木、 接ぎ木で苗木づくりに挑戦。 7年間失敗続きであきらめかけた時に公益財団法人、 結城農場 (茨城県結城市) を紹介され、 08年に枝を送ったところ接ぎ木に成功。 育った苗3本を10年に同寺の持ち山に移植、 うち1本が今春成木になり花をつけた記念に出版した。
主に文章は幸子さん、 写真は広二さんが担当。 失敗続きの7年間の苦労、 茨城から苗木が戻って来た時の喜びを綴り、 以後5年間の栽培記録、 成長のようすをカラー写真とともに、 撮影日、 作業内容、 樹高などのデータを付けてまとめている。 ページをめくるごとに、 木が成長していく姿が見られるように構成している。
苗木の移植後はおおむねひと月ごとに様子を見に行った。 3本植えたうちの1本は枯れ、 2年後に植え直した。 大木さん夫妻のほかボランティアらと 「イトザクラを守る会」 を作り、 世話を続けている。
広二さんは 「ここまで大きくなったら一安心。 丹波市にはいろんな木がある。 こういう風に記録を残していけば、 後世に残る」 と言い、 幸子さんは 「多くの人のお世話になったおかげ。 糸桜が人との出会いももたらしてくれた。 高い場所に植えたので何歳まで坂道を登れるか分からないけれど、 体のもつ間は続けたい」 と微笑んだ。
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2015年4月30日09:03
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1カ月滞在「助かった」...
写真・1カ月間の 「福住・わだ家」 での暮らしを終え、 篠山城下町へ移住する貝原さん家族=篠山市福住で
徳島県から篠山市に移住しようと、 4月1日から、 篠山市福住の 「篠山暮らしお試し住宅 福住・わだ家」 に滞在していた大阪市出身の貝原弘次さん、 恵子さん、 那苗さん家族が、 来月から同市東新町に居を構え、 篠山生活を始める。 「長期間宿泊できる施設があり、 助かりました。 篠山でいろんなつながりを持って生活したい」 と話している。
弘次さんは、 大阪市に事務所を持つプロのカメラマン。 「丹波・篠山の本」 (エルマガジン社) の写真を担当するなど、 篠山市に何度も足を運んでいたことから、 大阪市から通勤できる距離にあり、 「ほど良い田舎」 で、 小学2年生の那苗さんにとっても最良の教育環境を求めて篠山に移住を決めた。
不動産会社のウェブで東新町の借家が気に入った。 年度始まりの4月に那苗さんが小学校に転校することから、 借家の改修が完成するまでの1カ月間、 篠山で暮らすところを探し、 わだ家で過ごした。
1カ月間、 那苗さんは福住の子どもたちと遊んだり、 福住まちづくり協議会の田舎暮らし体験住宅運営委員会が運営する 「農業小学校」 で農業体験するなど、 地域との交流を楽しみ、 母親の恵子さんは 「みなさんに親切にしていただき、 ありがとうございました」 と感謝する。
弘次さんは 「被写体として篠山は魅力がいっぱい。 いろんなところを撮影したい」、 恵子さんは 「積極的に地域と関わっていきたい」 と、 5月からの城下町での暮らしを楽しみにしている。
同委員会の麻田馨委員長は 「わだ家に滞在される人は 『移住前に篠山の雰囲気が分かる』 と言われ、 わだ家の存在は必要と思う。 移住者は古民家の改修費や勤め先の確保がネックになっており、 さらに市の支援が必要では」 と話している。
わだ家は1カ月単位で、 1棟を5万円で貸している。 事務局の関口さん (079・557・0772)。
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2015年4月29日16:03
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観音寺(福知山市観音寺)
高野山真言宗。 法道仙人により養老4年(720年)創建の古刹。寺域全山がさながら公園のようで、「花の寺」(あじさい寺)として広く知られている。
寺内の左手の方に、 観音堂が鎮座している。 外側の建物には、 これといった彫り物は目につかない。 右手の入り口から、 住職さんの案内で中へ入れてもらう。 電灯が点いた途端に目を見張った。 欄間に飴色をした巨大な竜の彫り物があるではないか。 堂内正面3面の、 今まで見たうちで最大の欄間である。 その迫力にはこちらが圧倒される。 さらに横の欄間には、 これまた3頭の大きな唐獅子、 さらに別面には、 波の上を飛翔する鶴の姿。
驚いたのは、 天井がすばらしい格天井であったこと。 正面の本殿は折り上げ格天井がしつらえられ、 その下の複雑な木の組み立て物には目を見張った。 この寺院の当時の隆盛がうかがい知れる。 彫り物師は6代目中井権次正貞、 彼の傑作である。
元高校教諭 岸名経夫
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2015年4月29日16:02
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磯崎神社(加西市下道山)
創建時不詳。 この地域は、 江戸時代は赤穂藩の飛び地であった。 神社へ上がっていく途中に、 「奥野将監の屋敷跡」 と大きな字で書いてある所に行き着く。 赤穂浪士討ち入りの時、 大石内蔵助に次ぐ第2家老であった。 途中で脱藩したとして、 悪しざまにいわれているが、 京都にいて、 ひそかに討ち入り失敗の際には、 「2つ目」、 すなわち、 第2段としての役割を担っていたと言われている。 地元の人も尊敬の念を抱いていたものと推測される。
さらに石段を少し登って行く。 きれいに整備された神社が目に入る。 唐破風下の虹梁の上に、 垢抜けした竜の彫り物が目につく。 首をぐっと上方に向けている。 比較的珍しいデザインである。 木鼻には定番の唐獅子と獏がしつらえられているのが普通だが、 ここはすばらしい獏の彫り物だけである。 脇障子には、 中国の神仙説話の仙人が鯉に跨った姿が見える。 背後に、 中井権次正貞の銘が彫ってある。
元高校教諭 岸名経夫
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2015年4月26日08:48
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「縄文の森塾」5月から開講 参加者募集
丹波の森公苑の里山をフィールドに学ぶ 「丹波縄文の森塾」 の参加者を募集している。 小学4―6年生対象。 5月23日から来年3月12日まで全11回の全てのプログラムに参加できることが条件。
予定プログラムは、 田植え、 自然観察、 土器づくり、 収穫体験、 ミニ門松づくり、 凧づくりなど。
参加費6000円 (7月の2泊3日キャンプは別途6500円)。 4月30日締め切り。 定員30人。 多数の場合は抽選。 所定の申込書に記入し、 丹波の森公苑へ郵送または持参する。 同公苑活動支援部森づくり課 (0795・72・5165)。
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2015年4月26日08:47
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象嵌(ぞうがん)ワークショップの参加者...
5月3日午後1時半―3時半、 歴史美術館 (篠山市呉服町) で。 王地山焼の陶工の指導で、 そば猪口を削った溝に色の異なる土を埋めていく。 参加費2000円。 先着10人。 4月28日から同館で始まる企画展 「篠山焼―今村静斎の世界」 の関連事業。 申し込みは、 同館 (079・552・0601)。
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2015年4月26日08:38
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便利
孔子の弟子、 子貢 (しこう) が旅の途中で、 畑を耕している老人に出会った。 老人は井戸から瓶 (かめ) に水を汲み、 えっちらおっちら畑に運んでいる。 労力を要し、 能率が悪い。 見かねた子貢は 「水汲みの道具を使ってはどうか」 と提案した。 ▼老人は答えた。 「道具を使うと、 道具に頼る気持ちが生まれてしまう。 道具に頼り切ると、 一体、 どこに人間の精神が残るというのか。 精神がけがれてしまうから、 道具を使わないのだ」。 ▼今、 植野記念美術館で開かれている 「滝平二郎展」 のオープニングイベントで、 滝平の長男、 加根 (かね) さんが滝平について語った。 その中に、 冒頭の話を思わせるエピソードがあった。 ▼滝平は、 鉛筆で描いた下絵を切り刻んで、 きりえを制作していた。 しくじると、 下絵を描き直さないといけない。 見かねた加根さんが 「下絵をコピーすれば」 と提案した。 コピーのおかげで便利になった。 しかし、 作品の緊張感が薄れてしまったという。 うなずける話だ。 これまで1枚1枚、 真剣勝負だったのが、 しくじっても大丈夫となると、 気持ちにゆるみが出るだろう。 それは作品にも投影される。 ▼脚本家の倉本聰氏の指摘をかみしめたい。 「便利とは人間が自分のエネルギー消費量をできるだけ抑えるということ。 即ち人間がサボルことである」。(Y)
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2015年4月26日08:38
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たんば黎明館
四月二日、 たんば黎明館がオープンした。 実家に帰る度に少しずつ整ってゆくのを楽しみにしていた。 オープンの日が四月の句会の日だったので、 早速館内のレストラン 「ル・クロ丹波邸」 へ。 混み合っているかと思ったが三時過ぎで、 二階のカフェは空いていた。 カプチーノとスイーツを注文。 桜が満開で、 少し凹凸のある明治のガラス越しに見る母校の風景が懐かしい。 赤ちゃんを抱いた、 ここで働く女性の方と親しくおしゃべりしたり、 オーナーシェフに館内を案内してもらったりと、 楽しい時間を過ごした。
ここは明治十八年氷上高等小学校として建てられた。 当時はまさに時代の最先端をゆくものであったろう。 その後女学校の校舎、 戦後は同窓会館になり、 昭和四十一年柏原町指定文化財、 平成二十一年、 県の有形文化財に。
前庭には青垣出身の女流俳人 「細見綾子」 の句碑がある。 平成七年、 綾子を師と仰ぐ人たちが建てた。 その中に私の母もいた。 〈雉子 (きじ) 鳴けり少年の朝少女の朝〉の句は、 まさに丹波の教育の黎明期に創立された建物にふさわしい。 また 「たんば黎明館」 という響きもいい。 「黎明」 は 「あけがた・夜明け」 の他に 「新しい時代・文化・芸術など物事の始まり」 という意味も。 この夜の句会では〈春黎明古き校舎のレストラン〉という俳句が出た。 この日にふさわしい挨拶句だった。
翌日、 ランチを頂いたが、 丹波の野菜や黒豆などを使い、 洗練されていてとても美味しかった。 多目的ホールや会議室もある。 今度はここで句会をして食事というのもいいかも。
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2015年4月26日08:37
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サイクリング
緑の香りがする新緑の季節。 長らく乗っていないが、 自転車で走ってみたい気持ちになる。 最近、 篠山の自転車大好き高校生・松笠寛也君や、 地元篠山で自転車工房を昨年オープンした元実業団レーサーの村上大輔さんを取材させてもらった。
村上さんによると、 最近はロードバイク (ロードレーサー) と呼ばれる中・長距離用の自転車がブームになっているとか。 村上さんが手伝っている大阪の自転車店では、 決して安くはないこれらの自転車が今、 月に150台ほど売れているという。 女性のお客さんも増えているらしい。
松笠君もロードバイク愛好家。 トレーニングのため、 毎朝、 通学前に三田市母子へ抜ける美濃坂峠までひとっ走りしている。 天橋立までサイクリングに行くこともあるそうだ。 自転車が大好きで、 「最近はプロレーサーになる道も考え始めた」 という。
朝、 私と同じ方面へママチャリ型自転車で通勤する40歳代くらいの男性を見かける。 川の土手を通っておられるので、 景色を楽しまれているのだろうか。 また機会があれば取材したい。(古西 純)
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2015年4月26日08:36
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被災乗り越え営業再開「さらに施設充実を...
写真・営業を再開した 「キャンプリゾート森のひととき」 =市島町与戸で
昨年の丹波市豪雨災害で被災し、 休業していた 「キャンプリゾート森のひととき」 (市島町与戸、 田中博昭支配人) が、 4月24日から営業を再開した。 キャンプサイトなど宿泊施設が利用できるほか、 レストランも再オープン。 田中支配人は 「施設閉鎖も検討した時期があったことを思うと、 再開できて本当にうれしい。 ぜひ足を運んでほしい」 と話している。
宿泊関係では、 被災していない棟や修繕した建物など43棟が利用可能。 被害を受けた野外ステージやキャンプファイヤー場は、 管理棟の近くに移した。 自家製パンやサラダが付く 「パスタランチ」 (1000円) が人気のレストランも営業を再開し、 昨年4月にオープンさせた露天風呂 (施設利用者のみ) も入れる。
災害時、 同施設には約300人の宿泊客がいたという。 川沿いに9基あった木造テントハウスなどに土砂が流入、 道路も泥で覆いつくされ一時、 孤立状態になった。 田中支配人は 「地元の消防団が中心になって宿泊客を誘導してくれたおかげで、 無事にお客を帰すことができた」 と話す。 以降も施設職員が泥出しなどの対応に追われ、 安全性が確認された今年2月から専門業者による本格的な修復作業を行った。
7月中旬までにトレーラーハウス (12基) を設置するなど、 今後も工事を進めていくという。 田中支配人は 「営業再開まで大変だったが、 安全性も含めて施設の充実を図りたい」 と話している。
レストランの営業時間は午前11時―午後2時 (火曜休み)。 5月の大型連休中の宿泊利用は予約でいっぱい。
同施設 (0795・78・9111)。
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2015年4月26日08:36
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第423問
17日に開幕した 「丹有地域ナイター軟式野球連盟リーグ戦」。 参戦チーム数は?
1.篠山市3、丹波市3
2.篠山市5、丹波市2
3.篠山市2、丹波市6
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2015年4月26日08:34
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高源寺の新緑楽しむ 5月2日、イベント
モミジの名所、 高源寺 (丹波市青垣町桧倉) の新緑を楽しむイベントがゴールデンウイークの5月2日午前10時から開かれる。 普段は公開されていない山門二層内部の天井絵が公開される。
観光ボランティアガイド 「ディスカバリー青垣」 の説明を聞きながら同寺を散策、 同寺や桧倉周辺で山野草観賞と山菜採り、 近くを流れる清水川でバイカモ観賞などの企画がある。 昼食は山菜の天ぷらとおにぎり。
参加費は無料。 桧倉自治会もみじの館運営委員会の主催。
問い合わせは青垣観光案内所 (0795・87・2222)。
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2015年4月26日08:33
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立体感生み出す芸術―シャドウボックス作...
西脇市在住の村上知子さん (青垣町佐治出身、 アメリカシャドウボックス協会認定講師) が指導するシャドウボックス・ブライトンクラブの教室生による作品展 「魅惑の3Dアート―ふしぎの世界」 が4月29日から5月6日まで、 丹波市立植野記念美術館2階研修室で開かれる。 丹波市内での本格的な作品展は初めて。 村上さんは、 「市内で展覧会を開催したいという願いがかなった。 みなさん意欲的で、 素敵な作品ばかり。 シャドウボックスの魅力を知ってほしい」 と話す。 午前10時―午後5時 (最終日午後4時)。
シャドウボックスは、 プリント絵の様々なパーツを切り抜き、 平面的な絵を立体的に仕上げる3Dアート。
発足3年目の山南教室 (隔週日曜、 和田地域づくりセンター)、 2年目の柏原教室 (隔週土曜、 下小倉公民館)、 開設15年目の西脇教室を合わせた22人と、 村上さんの作品を含む85点を出展。 丹波市在住と出身者が14人。
作品は、 中世ヨーロッパの町並みなどの絵柄のほか、 モダンなものや、 妖精、 花、 動物、 羽子板、 兜 (かぶと) などの和物もある。 教室生がそれぞれ好きな絵柄を選び、 切り抜き、 重ね合わせながら、 立体的な作品を作り上げていく。 細かい作業も多く、 神経を集中させている。
初日は正午から、 最終日は午後4時まで。 研修室の観覧のみは無料。
村上さん (0795・22・3872)。
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2015年4月26日08:32
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篠山市が「日本遺産」に 「デカンショ」...
写真・記者会見で日本遺産認定を喜ぶ酒井隆明市長(右から2人目)など関係者=篠山市役所で
文化庁は24日、 地域の有形・無形の文化財群をひとまとめにした 「ストーリー」 を地域の活性化に役立てる 「日本遺産」 に、 篠山市のデカンショ節をテーマにした文化や伝統のストーリーを認定した。 全国の自治体から提案された83件のうち、 篠山市を含む18件を認定した。 県内では篠山市のみ。 関西2府4県では滋賀県、 京都府、 明日香村・橿原市・高取町 (奈良県) の3件で、 単独の市町は篠山市のみ。
篠山市が認定されたストーリーのタイトルは 「丹波篠山 デカンショ節―民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」。 デカンショ節の歌詞には、 篠山城や特産物、 丹波杜氏の姿など、 数多くの歴史、 文化、 伝統が盛り込まれ、 有形・無形の文化財が歌い継がれている。
ストーリーには文化財を取り入れることになっており、 篠山市の提案は15の有形・無形文化財を取り入れただけでなく、 デカンショ節の歌詞と絡めながらストーリー仕立てにした。
例えば、 篠山城跡 (国史跡) は 「並木千本咲いたよ咲いた濠に古城の影ゆれて」、 八上城跡 (国史跡) は 「島と浮かぶよ高城山が霧の丹波の海原に」、 丹波立杭窯 (国選択無形文化財) は 「嫁がほしゅうてろくろを蹴れば土はくるくる壺になる」 ―など、 各文化財を歌詞と連動させた。
認定基準には、 ストーリーの内容の興味深さや斬新さ、 希少性、 地域性などのテーマ設定に関することのほか、 それらを生かすビジョンや具体的方策、 国内外への発信、 地域活性化への体制作りなどがあり、 日本遺産審査委員会 (委員長=稲葉信子・筑波大学院教授、 6人) が審査した。
国は今年度、 8億円を予算化。 人材育成や情報発信、 調査研究などに補助金などの支援策が用意されたり、 国内外への情報発信で知名度アップによる観光客増が見込めるメリットがある。
篠山市は24日、 記者会見を開き、 酒井隆明市長は 「全国で市町単独で認定されたのは8市町だけで光栄なこと。 まちづくり、 観光、 市民活動などに全市的に取り組んでいきたい」 と話した。
県内ではほかに、 淡路市・洲本市・南あわじ市の合同、 高砂市、 姫路市の3件の申請があったが、篠山市だけが認定された。
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2015年4月26日08:32
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創立記念日も授業日 授業時間確保の一策...
新学習指導要領による学習内容の増加、 いわゆる 「ゆとり教育」 の見直しで、 授業時間の確保が課題になるなか、 丹波市は今年度から休業日としていた小、 中学校の創立記念日を授業日とする。 近隣市町はすでに授業日としており、 丹波市も今年度からならう。
学校の休業日は、 それぞれの教育委員会の規則で定める。 丹波市教育委員会は昨年度の教育委員会で 「市立小中学校の管理運営に関する規則」 を見直し、 「休業日」 から 「学校創立記念日」 を削除した。 小学校の創立記念日を休業日としていた幼稚園も、 今年度から登園日となる。
創立記念日は、 土日祝祭日と重なっても振替休日は発生しない。 曜日の巡り合わせによって、 休業になったりならなかったりする学校が多くあった。 祝日法の改正で 「5月4日」の和田中と、「5月6日」 の西小は毎年休業日となるなど、 学校によって授業日数に1日の違いがあった。
篠山市は昨年度、 創立記念日の休業をやめた。 同市教育委員会によると、 長期休業中に創立記念日を迎える学校があり、 市内統一した授業日数を確保しようと、 休業を見直したという。
神戸市と、 但馬、 北播磨、 東播磨、 淡路、 丹波の各自治体立小中学校は全て授業日。 西播、 中播は休業が多い。
規則でうたう長期休業日は、 校長の判断で届けによって変更ができる。 神戸市、 伊丹市、 猪名川町 (一部) の中学校では夏休みを数日短縮し、 授業を行っている。 小野市は昨年度から小学校の夏休みの短縮も始めた。
丹波市教育委員会は、 「エアコンなどの設備が整っている県内他市町で一部夏休みの短縮が行われているのは知っているが、 そこまでは検討していない」 としている。 丹波市内の学校は、 短縮授業を減らすなどし、 授業時間を確保している。
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2015年4月25日15:47
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栽培講習受講募る 丹波黒ごま生産組合 ...
丹波市の特産化をめざし栽培10年目を迎える 「丹波黒ごま生産組合」 (上田幸男組合長) は、 4月27日午後7時からJA丹波ひかみ春日営農経済センター (春日町野村) で開く栽培講習会の参加者を募っている。
同会に入会する新規栽培希望者で2月の栽培講習会の未受講者が対象。 申し込み不要。
丹波農業改良普及センターの普及指導員から栽培暦に基づく施肥、 は種適期、 排水対策など、 栽培管理全般の説明を聞く。
上田組合長 (090・1075・7111)。
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2015年4月25日15:47
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「キャリー焼菓子店」
焼菓子とチャイの店
自宅横の納屋を改装し、 藤本理恵さん (27) が3月末にオープンさせた。 田園風景を眺めることができるテラス席も用意するなど、 手作り感あふれる店舗になっている。
おすすめは、 クッキー生地の甘みとサワークリームの酸味が絶妙なバランスの 「NYチーズケーキ」。 季節のフルーツなども添えて500円で提供し、 テイクアウトにも対応。 卵や牛乳など、 丹波産の食材を多く取り入れて作ったスコーンやタルト、 ガトーショコラやフロランタンといった焼き菓子を中心に、 夫の雄大さん (28) が勤める 「徳寿園」 の茶葉を使った 「ほうじ茶チャイ」 などもメニューに加えている。
独自ブランド 「LIFE&CULTURE」 として焼き物や布製品も販売しているほか、 キャンドル作家でもある理恵さん作のおしゃれなキャンドルも並ぶ。
【メモ】春日町 「中山」 交差点近く。 営業時間は午前11時―午後6時。 火・水曜日休み。 電080・1416・8857。 丹波市春日町中山373
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2015年4月24日10:40
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篠山市が「日本遺産」に認定
文化庁は24日、地域の有形・無形の文化財群をひとまとめにした「ストーリー」を認定し、地域の活性化に役立てる「日本遺産」に、篠山市のデカンショ節をテーマにした文化や伝統のストーリーを認定した。全国の自治体から提案された83件のうち、篠山市を含む18件を認定した。県内では篠山のみ。関西二府四県では滋賀県、京都府、明日香村・橿原市・高取町(奈良県)の3件で、単独の市町としては篠山市のみ。篠山市は24日、記者会見を開き、酒井隆明市長は「全国で市町単独で認定されたのは8市町だけで光栄なこと。まちづくり、観光、市民活動など全市的に取り組んでいきたい」と話した。
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2015年4月24日08:59
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森や自然テーマ・受講生を募集 丹波の森...
兵庫丹波の森協会 (0795・73・0933) は、 6月23日から開講する今年度の丹波の森大学の受講生を募集している。 定員70人。 受講料1万円。 6月15日申し込み締め切り。
講座は12月8日までの全10回。 時間はいずれも午後1時半から、 会場は丹波の森公苑など。 日程とテーマ、 講師は次のとおり。
▽6月23日=宮沢賢治の思想と丹波の森 (丹波の森大学名誉学長・河合雅雄氏) ▽7月10日=小さなまちの大きな魅力 (関西学院大学総合政策学部教授・角野幸博氏) ▽7月28日=丹波・篠山恐竜化石フィールドミュージアム構想 (丹波の森大学長・中瀬勲氏) ▽8月7日=北摂里山博物館構想―北摂の里山と湿原 (県立大学名誉教授・服部保) ▽8月28日=尼崎に100年の森を―巨大な製鉄所が森になる(阪神南県民センター・尼崎21世紀プロジェクト推進室長・塚原淳) ▽9月18日=都市山・六甲の森 (神戸市建設局六甲山整備室・松岡達郎氏) ▽10月9日=公開講座・全国レベルの自然環境行政の視点から見た兵庫の自然 (建設省近畿地方環境事務所・田村省二氏) ▽10月28日=世界遺産登録を目指す 「鳴門海峡の渦潮」 見学▽11月20日=兵庫の未来、 丹波のこれから (県民企画部ビジョン局長・坂本哲也氏) ▽12月8日=ナチュラルヒストリーの歴史と現実―生物多様性が教えてくれるもの (人と自然の博物館名誉館長・岩槻邦男氏)