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2015年5月10日08:40
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大楠と春落葉
落葉だけだと冬の季語。 落葉樹 (サクラ、 カエデ、 ケヤキ、 ムク、 エノキ、 その他色々) の落葉を言う。 楠 (クス)、 樫 (カシ)、 椎 (シイ)、 杉など、 常緑樹も必ず散る。 春なら春落葉、 夏なら夏落葉、 常盤木 (ときわぎ) 落葉ともいう。 今年の春は風雨が強く、 道の端や側溝に春落葉がたくさん散り積もっているのに気付いた人も多いことだろう。 それらが散った後は、 ほのかに紅色を帯びた新芽が吹き始める。
卒業五十周年記念同窓会のあと、 何人かで母校を訪ねようということに。 「たんば黎明館がとっても素敵だから、 まずお茶をしようよ」 と私が提案。 十人ほどになるから、 あらかじめ予約の電話を入れる。
見違えるような姿に生まれ変わった建物に一同感激。 「ル・クロ丹波邸」 の二階、 南欧風ダイニングカフェでくつろぐ。 「僕、 ここで剣道部の合宿したことあるよ」 とか、 「一階はテニス部の部室だったわ」 とか、 五十年前の話題で盛り上がる。 「私たちの子どもの頃なんて、 やっと戦後十年、 歴史遺産よりも生活優先、 柏原陣屋の長屋門には用務員さんが暮らしていたのよ」 と、 文化財保存委員会が聞いたらびっくりするような話が飛び出す。
スイーツやコーヒーを堪能した後、 母校へ。 柏原高校のシンボル 「大クスノキ」 も元気に新芽を吹いている。 野球部やテニス部、 剣道部など体育会系に所属していた人たちは懐かしそうにグランドをそぞろ歩いている。 足元を楠の春落葉が転がってゆく。 今年もまた楠は新しく芽吹いた。 私たちもまた、 日々新しく生きなくては。
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2015年5月10日08:35
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近藤房美氏訃報
近藤房美氏 (こんどう・ふさみ=若宮木材工業元社長、 元春日町商工会副会長) 4日午前6時35分、 病気のため、 丹波市内の病院で死去、 89歳。 自宅は丹波市春日町上三井庄466。 葬儀は6日、 おこなわれた。 喪主は長女の夫、 孝司 (たかし) 氏 (若宮木材工業社長)。
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2015年5月10日08:34
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谷垣良己氏訃報
谷垣良己氏 (たにがき・よしみ=大膳寺住職) 6日午前1時6分、 病気のため篠山市内の病院で死去、 85歳。 自宅は篠山市西岡屋甲514。 葬儀は9日、 おこなわれた。 喪主は長男、 政道 (まさみち) 氏。
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2015年5月10日08:34
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平和な連休
友人に誘われ、 数年ぶりに野球を楽しんだ。 練習試合を企画したものの、 人数がそろわず助けてほしいとのこと。 中学校まで野球部だった私だが、 それも今は昔。 野球道具は家のどこにしまい込んだのかわからなかったので、 何も持たずにぶらりと出かけた。
一切の道具を借りて臨んだ試合。 昔取った杵柄とは言うが、 果たして打てるのか。 ミスなく守れるのかしら。 いろいろ思うことはあったが、 楽しければいいかと割り切った。
「アウトコースはバットを放り投げるイメージで、 インコースはバットを抜くように打つ」 ―、 だったっけ。 昔教わったことを思い出しながら打席に立ったが、 心配には及ばず。 3打席連続で四球だったし、 守っていたレフトには一度も打球は飛んでこなかった。 試合後、 「参加した意味あったんやろか」 と思わずつぶやいた私。まあいいか、青空の下、 無心で白球を追いかけただけでも気持ちが良かった。
そんなこんなで、 のほほんと過ごした今年の大型連休。 読者の方はいかがお過ごしだったでしょうか。 小さなことでも、 何か思い出に残るようなことがあったら幸いです。 (田畑知也)
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2015年5月10日08:33
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句・随想集めた集大成「峡ぐらし」出版 ...
山南町下滝の友井登さん (85) が、 句文集 「峡 (かい) ぐらし」 (印刷・丹波新聞社) を出した。 これまでに詠んだ句や詩、 随想を集めた自身の集大成といえるもので、 読む人が退屈しないようにと分かりやすい作品を選んで収録し、 挿絵も添えた。 「俳句の先生が見れば、 お粗末だと言われそうなものだが、 楽しく読んでもらえれば」 と話している。
元県職員の友井さんは22年間、 農業改良普及センターなどで農業技術指導を担当した。 退職後、 1991年に地元の上久下松風句会に入会。 さらに俳誌 「未央」 の同人となり、 宝塚句会にも入会した。 92年には句文集 「吊り橋」 を出した。
その傍ら、 地域に貢献できることはないかと、 当時の上久下公民館の事業として農業講座を開講。 軌道に乗ると、 週1回の朝市を開き、 受講生それぞれが収穫した野菜を持ち寄り、 販売した。 朝市が今ほどなかった時代。 趣味の俳句と農業を組み合わせ、 秋には秀作に焼き芋をプレゼントするユニークな 「かみくげ焼き芋俳壇」 を実施したり、 自身の果樹園で句会を開いたこともあった。
「峡ぐらし」 には、 これまでの句会で入選句に選ばれた作品のほか、 自身が関わった野菜園芸講座や朝市、 野菜づくり、 田舎ぐらしを題材にした句も集めた。 さらに、 かみくげ焼き芋俳壇の 「焼芋選集」 をそのまま再掲。 「吊橋の思い出」 などの詩3編、 「七不思議」 などの随想3編も収めた。
友井さんは、 「句を始めたのも、 句が好きだった母の影響があったかも。 85歳の区切り。 しっかりしているうちに作品を整理しておきたかった。 作品それぞれに思い出があって捨てられず、 『選りすぐり』 はできなかった」 と話している。
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2015年5月10日08:33
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丹波へ移住...
丹波市は今年度、 移住や定住を促進するための 「丹 (まごころ) の里田舎暮らしワンストップ相談業務」 を、 株式会社みんなの家 (山南町南中、 井口元社長) に委託。 移住希望者から田舎暮らしに関する相談を受けるだけでなく、 阪神間や関東も視野に入れて、 人を呼び込むための情報発信や相談会を積極的に展開する。 同相談業務はこれまで兵庫丹波の森協会に委託し、 丹波の森公苑内で実施していた。
井口社長と相談員の近藤康男さんが応対。 田舎暮らしに関する各種相談に応じているほか、 田舎暮らし体験や農業体験、 物件情報、 就農、 地元の情報などを希望する人には、 関係者に引き合わせるなど、 情報収集を助けている。
さらに関東方面からの相談が増えている実績から、 関東も視野に入れた相談会やイベントを予定。 出身者のUターンを促すため、 都市でのキャリアが生かせる求人情報や、 起業する場合の公的支援も紹介する。
同社は、 地域課題を解決する事業を展開しようと2013年9月に設立。 飲食店や学習塾などの事業を行っている。 井口社長は、 「相談を待つだけでなく、 都市部へ出向いて担い手となる若い世代に訴えていきたい。 また、 出身者が帰って来る際のハードルとなる仕事の問題をクリアするため、 思いつくことをどんどんやっていく」 と話している。
月曜のみ休業。 土・日・祝日も開業。 午前9時―午後5時。 電話番号090・2705・4110 (よいいじゅう)。 空き家に関する情報や、 移住者を呼び込みたいと思っている地域なども募っている。
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2015年5月10日08:32
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赤ちゃんと母親を癒すマッサージ「ベビー...
赤ちゃんと母親が互いに癒やし合う 「ベビーヒーリングタッチ」 を広めているNPO法人 「日本女性生涯支援協会」 の認定インストラクターとして篠山市池上の北川美佳さん (39) が活動に取り組んでいる。 同法人のインストラクターは、 篠山市では北川さんのみ。 自身も子育てに奮闘中の北川さんは、 「子どものためにやってあげるというよりも、 お互いに癒やされるのが魅力。 ぜひたくさんの人に知ってもらいたい」 と話している。
ベビーヒーリングタッチは、 母親が子どもを手でなでることをメーンにしたマッサージを行うもの。 同協会によると、 バランスの良い筋肉をつくり、 骨盤や自律神経を整え、 丈夫な子どもに育つことをサポートする。
また、 互いにふれあうことで、 心が安定し、 母親としての自信にもつながるという。
北川さんは、 2年前、 篠山市民センター (黒岡) で行われた教室を長女の咲菜ちゃん (4) とともに受講し、 その内容に共感。 ちょうどその時、 長男の照貴君 (2) を身ごもっていたことから、 「ベビーヒーリングタッチの効果を自分と子どもで実践できれば、 たくさんの人に伝えやすいのでは」 と考え、 認定インストラクターの資格を取得した。
現在では、 篠山子育てふれあいセンターが開講した 「赤ちゃん体操教室」 などの講師を務めるなど、 活動を広げている。
北川さんは、 「すぐに効果があるものではないけれど、 将来のためになると思うし、 どうやって子どもと遊べばいいかわからないお母さんのストレス解消にもなる。 もっとベビーヒーリングタッチが広まればうれしい」 と話している。
個人での申し込みも受け付けている。 問い合わせは、 北川さん (mikamikaman.0828@gmail.com) へ。
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2015年5月10日08:29
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有事の際に支援活動「ちーたん災害サポー...
災害発生時に迅速な連携が図れるように、 丹波青年会議所 (丹波JC) が、 同JCを含めた民間7団体で連絡先を共有する 「ちーたん災害サポートネット」 を発足させた。 有事の際にはネットワークを通じて連絡を取り合い、 災害支援活動に取り組むのがねらい。 7日、 丹波市商工会柏原支部会館で、 それぞれの団体の代表者らを招いて初会合を開いたほか、 パネルディスカッションで意見を交換するなどした。
ネットワークは同JCの呼びかけに応じた、 丹波新聞社や市社会福祉協議会、 災害支援ボランティアネット丹 (まごころ) などでつくる。 災害発生時の情報共有に活用するほか、 それぞれの団体の得意分野を生かし、 市社協や行政への人的・物的・情報支援などのサポートを行う。 平時は定期的に勉強会などを開き、 災害に対する意識の向上や非常時の備えに務める。
同JCは昨年8月の市豪雨災害後、 県内のJC兵庫ブロックのメンバーに呼びかけ、 ボランティア活動を実施。 同JC・社会開発委員長の辻康裕さんは 「現場に入って初めてわかることもあり、 ボランティアセンターの様子を見てマッチングの難しさを痛感した」 と話す。 市社協や行政だけに災害対応を任せるのではなく、 顔の見えるつながりを生かしたネットワーク構築を地元の民間団体に呼びかけ、 市社協や行政をサポートする仕組みづくりを図った。
パネルディスカッションでは、 市社協事務局次長兼介護保険課長の松浪豊さんが 「今回のボランティアセンターの運営では、 あらゆる分野で社協だけが仕事を担うのは難しいものがあった。 他の団体の力を借りながら運営していくことも大事だと思う」 と話した。
災害支援ボランティアネット丹の打田諭志代表は 「東北でも、 地元の人がボランティアセンターを運営しているところは復旧が早いように感じた。 災害現場のボランティアセンターの運営状況を見に行くなど、 日常的な備えをしておくべき」 と意見を述べた。
同JCは、 ネットワークに賛同する団体、 個人を募っている。 同JC (FAX0795・72・3397)。
他の参加団体は次のみなさん。
チーム丹波、 NPO法人GIFT、 丹波市商工会青年部
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2015年5月10日08:28
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黒豆のお茶菓子セット開発 共働事業所「...
写真・販売を始めたお茶菓子セット 「西古佐くろまめお菓子な家族」 =篠山市吹新で
NPO法人陽だまりが運営する、 共働事業所の喫茶店 「陽だまり」 (篠山市吹新) が、 自らの畑 「陽だまり農園」 (同市西古佐) で栽培した黒豆を使ったお茶菓子セット 「西古佐くろまめお菓子な家族」 の販売を始めた。
黒豆サイズの、 きな粉のクッキーとポン菓子のほか、 黒豆みそを練り込んだクッキーと、 深煎りの黒豆の4つがセットになった商品。 篠山の手土産として開発し、 深煎りの黒豆をお茶にして、 黒豆菓子を楽しんでもらえるようにした。
4つの商品を袋に入れ、 篠山の町家をイメージしたパッケージ (縦7㌢、 横18㌢、 奥行き7・5㌢) で包んだ。 町家の中にそれぞれの菓子が仲良く住むイメージにしようと、 菓子を擬人化。 深煎りの黒豆を 「ばあちゃ」、 黒豆みそ入りクッキーを 「みそ子」、 きな粉クッキーを 「きな子」、 ポン菓子を 「ぽん太」 と名付けた。
昨年7月、 NPO法人ひょうご・まち・くらし研究所 (神戸市) の商品化を支援するセミナーに参加。 昨年10月、 障がい福祉サービス事業所の商品コンテスト 「スウィーツ甲子園兵庫大会」 に商品をエントリーし、 購入客の反応や専門家からの評価などを得た。 パッケージのデザインはPRISM (神戸市) の畠健太郎さんに協力してもらった。
材料の黒豆は現在のところ、 陽だまり農園や、 同店の隣の 「旬の市」 を中心に篠山市産のものを利用。 将来は陽だまり農園でまかなえるようにする。
同店では、 障がいのある利用者11人と支援員5人が共に働いており、 利用者が生地作りから袋詰めまでをできる商品として工夫した。
支援員の上田昌子さんは 「黒豆茶を飲みながら、 黒豆尽くしのお菓子を楽しんでください」 と話している。 980円。 定休は木曜と祝日。 営業は午前9時―午後5時。 同店 (079・594・4112)。
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2015年5月10日08:27
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第425問
柏原で10日の母の日に行われる田ステ女にちなんだイベントは?
1.カーネーションまつり
2.俳句ラリー
3.バルーンショー
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2015年5月10日08:26
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丹波焼の里の魅力紹介 ガイドブックを発...
写真・観光企画課が発行した 「丹波焼の里ガイドブック」 =篠山市今田町上立杭で
「こんだ薬師温泉ぬくもりの郷」 (篠山市今田町今田新田、 杉尾吉弘代表取締役社長) 内の観光企画課が、 今田町とその周辺のさまざまな魅力を紹介した 「丹波焼の里ガイドブック」 を発行した。 「ガイドブックを片手に、 丹波焼をもっと楽しみ、 食や風土など、 丹波焼の里でしか味わえない旅を楽しんでもらえたら」 と話している。
3万部作成。 A5判フルカラーの26ページ。 丹波焼を 「知る」 「巡る」、 丹波焼の里で 「食す」 「観る」 「憩う」 ―の5章に分けて紹介。
「知る」 の章では、 今年11月の完了に向けて修復が進んでいる120年前に築かれた丹波焼最古の登り窯の解説や、 3館の丹波焼関係施設 「兵庫陶芸美術館」 「立杭陶の郷」 「丹波古陶館」 を紹介している。
「巡る」 の章では、 約60ある窯元めぐりを楽しんでもらおうと、 窯元の所在地を示した地図を見開きでレイアウト。 窯元の作風や人となりなどを伝えようと、 「茶碗の名手」 「象嵌 (ぞうがん) を極めし」 「おしゃべり好きな窯元」 などと、 それぞれの窯元にキャッチコピーをつけて紹介している。
「食」 では、 パン、 そば、 レストラン、 国籍料理、 和食、 カフェとさらにカテゴリーを細分化して21店舗を紹介。 各店の特色や一押しメニューを掲載している。
いずれも美しい写真と、 旅心をそそる文章で、 丹波焼の里へといざなっている。
ガイドブックは、 丹波焼窯元をはじめ、 同町内の飲食店と観光施設などに置いている。 無料。 問い合わせは、 同温泉 (079・590・3377)。
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2015年5月10日08:26
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柏原赤十字開院80周年 写真や資料提供募...
柏原赤十字病院 (片山覚院長) は、 5月31日に丹波の森公苑で開く80周年記念 「第4回赤十字ふれあい広場in丹 (まごころ) の里」 で展示する写真パネルや年表に使う写真や資料の提供を呼びかけている。 80周年記念誌の発刊も予定しており、 その資料にも役立てる。
同病院に関する写真、 新聞記事、 同病院が作成したり、 同病院のことが掲載されている印刷物など。 同病院に貸すという形で、 後日、 提供者に返却する。
同病院は1897年 (明治30)、 氷上郡立柏原病院として設立された。 開院から1917年 (大正6) に現在地に移転するまで、 「たんば黎明館」 として今春リニューアルオープンした旧大手会館の建物を病院として使用した。
郡立から1908 (明治41) に柏原町に経営を移管。 1942年 (昭和17) に日本赤十字社に経営を移管した。
県立柏原病院との統合再編基本計画が今年まとまり、 柏原赤十字は2018年度の新病院開院時に83年の歴史に幕を下ろす。
提供の申し出、 問い合わせは同病院庶務課 (0795・72・0555)。 15日ごろまで。
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2015年5月10日08:25
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「奥丹波の森」開園 ツリーハウスや小屋...
農業を通じた都市との交流活動などを行っている市島町北奥の農事組合法人・丹波いちじまふぁーむ (荻野拓司代表) が5日、 ツリーハウスや宿泊可能な小屋などを備えた 「奥丹波の森」 (0795・85・0448) をオープンした。 森の良さや大切さ、 憩いの場としての価値を発信するのがねらい。 荻野代表は、 「地域創生の一つの実践の場として、 丹波の森や農産物のアピールにつながる活動をしていきたい」 と話している。
写真・スギの立木を利用し、 高さ5㍍ほどあるツリーハウス
同法人の農園管理棟 「赤レンガハウス」 の裏手。 約2㌶の山林の一部に3年がかりでスギの立木を利用したツリーハウスやバーベキュー場、 宿泊もできる 「森の小屋」、 丸太ベンチなどを、 有志と一緒にこつこつ整備してきた。
赤レンガハウスでは、 カレーライスなどの軽食やコーヒーなどの飲み物を提供。 整備した森の空間と合わせて憩いの場とする。 近く製粉機を導入し、 パンの材料として活用するなど、 「農」 や 「食」に関連付けた活動も発展させ、 丹波の魅力をネットで発信していく計画。 近くには鴨庄小学校の児童が自然を学ぶ 「鴨庄っ子の森」 があり、 一体的な活用も考えている。
5日には開園記念のイベントがあり、 森整備にかかわった有志や近所の人たちが森林浴を楽しんだ。 高橋竹昌さん、 竹村幻山さんによる三味線や琴、 尺八の演奏会があり、 情感あふれる和の音が森にこだました。 囲碁ボールも用意され、 明るい笑顔が広がった。
荻野代表は、 「地域にある素材をいかし、 地域にあった活動こそが大事で、 まずは仕掛けをしようという試み。 これから色んな人たちとつながっていきたい。 志のある人があれば、 活動を委ねていく」 と話している。
食事は要予約。 午前9時―午後5時。 月曜定休。
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2015年5月9日17:40
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「みんなの家カフェ」
好みの席でのんびり
旧有田製材所内にあったカラオケ喫茶を改装し、 昨年5月にオープンしてちょうど1年。 木調の落ち着いた内装で、 カウンター、 テーブル、 円卓、 ソファー席もあり、 お気に入りの席で、 のんびりくつろげる。
地元の食材にこだわる。 人気メニューは、 山南産の丹波ポークを使った 「たっぷり野菜と丹波ポークの重ね蒸し」 (850円)、 「丹波ポークの生姜焼き」 (同)。 卵が産めなくなった、 ひね鶏を使った 「親子丼」 (750円) や 「塩麹焼き定食」 (同)、 鹿肉のキーマカレー (900円) もある。
夜は予約制で、 宴会、 会合などに利用でき、 予算に応じる。 幼い子ども連れの場合は、 テーブルを隅に寄せてフロアを広く使うなど、 臨機応変に対応する。 Wi―Fi完備。 横山湧亮店長 (24) は、 「アットホームな雰囲気を感じてもらえれば」 と話している。
【メモ】営業時間は午前11時―午後6時。 食事は午後3時 (2時半ラストオーダー) まで。 月曜定休。 電080・1419・2442。 丹波市山南町南中115-6
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2015年5月3日09:57
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待ち焦がれた声
4月28日午後7時40分、 会社のそばの鎮守の森で 「ホゥホー、 ホゥホー」 の鳴き声が聞かれた。 待ち焦がれた声に心が躍った。 今年もアオバズクが帰ってきた―。
アオバズクは、 フクロウの仲間で渡り鳥。 体長は30センチほどで、 ハトぐらいだ。 日本へは、 中国南部や東南アジアから青葉の頃に渡ってくる。 名前の由来はここにある。 私のこれまでの記録によると、 毎年、 初めて鳴き声を聞いているのは4月20日前後だ。
5月下旬ごろ、 古木の樹洞に巣を構えるほか、 通風孔を出入口に民家や蔵の屋根裏を繁殖の場に選ぶ新世代アオバズクも少なくはない。 6月下旬ごろにヒナが誕生し、 親鳥は昆虫や小鳥などをえさにして、 せっせと子育てに励む。 盛夏の頃、 巣立ちを迎え、 過ぎゆく夏と共に、 再び南方を目指して旅立っていく。
思いのほか我々の身近で生息している。 気にかけていると、 夜間、 民家そばの街灯に集まる虫を捕食するため、 飛び回る姿を見ることもできる。 このコラムをしたためている今 (午後8時) も、 田んぼのカエルの合唱に混じって、 近くの鎮守の森から彼らの鳴き声が響いている。 (太治庄三)
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2015年5月3日09:53
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第424問
全国で18件、 兵庫県から唯一、 篠山市が文化庁のあるものに認定されました。 それは何?
1.おもてなしジャパン
2.ストーリー文化財
3.日本遺産
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2015年5月3日09:44
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たんば黎明館で「姫フォト」体験
ヘアメイクや衣装で変身し、 プロのカメラマンに撮影してもらう変身写真 「姫フォト」 を企画している、 北山美幸さん (篠山市黒田) が5月9、 10の両日午前10時―午後6時、 たんば黎明館 (丹波市柏原町柏原、 旧大手会館) で 「第5回姫フォト撮影会」 を開く。 参加者を募集している。
ドレスを着て、 ヘアメイク事務所 「hair&makeAi」 (神戸市) がヘアメイク、 岡林写真館 (丹波市柏原町) が撮影を担当する。 北山さんは 「シンデレラな一日を過ごしましょう。 自分のご褒美や還暦記念、 母の日のプレゼントにいかがですか」 と参加を呼び掛けている。
所要時間は1時間半。 体験料1万3000円 (ドレス、 ヘアメイク、 写真1枚、 ケーキ付)。
要予約。 予約、 問い合わせは、 岡林写真館 (0795・72・0033)。
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2015年5月3日09:41
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篠山ナマステ会 ネパール大地震募金に協...
募金の呼びかけや記念行事の内容変更を知らせる用紙を発送する作業に追われる会員ら=篠山市中野で
4月25日に起きたネパール大地震を受け、 同国カブレ郡ガハテ村で教育支援と交流を続けている 「篠山ナマステ会」 (小嶋英毅代表) は、 詳細がつかめない現地の状況を心配しながら、 救援募金活動を始めた。 また今月11―18日まで、 現地から2人を招く予定だったが、 これを見送り、 16日の15周年記念事業で予定していた現地報告会とシンポジウムも延期する。
篠山ナマステ会は地震発生翌日の26日に事務局で対応を検討。 27日に臨時幹事会を開き、 募金や記念事業の変更を決めた。
震源地は、 首都カトマンズから北西約80キロで、 ガハテ村はカトマンズから北東約60キロの距離にある。 ガハテ村周辺でも震度5強から6弱の揺れがあったとみられ、 関係団体のPHD協会 (神戸市) からの情報によると、 周辺の村はほとんどの家屋が壊れ、 死者も多数出ているもようという。
篠山ナマステ会は篠山市をはじめ、 丹波市や全国に会員が105人いる。 資金援助の形で2001年、 ガハテ村にセティディビ小学校を建設。 現地NGO 「SSS」 と協力して運営支援を続ける。
今回の15周年記念事業では、 セティディビ小学校のナワラジ・サプコタ校長も招く予定だった。 ナワラジ校長とは5月1日現在も連絡が取れず、 学校の状況はつかめていない。 ナマステ会の会員らは 「山の斜面を削って谷を埋めた土地に建てた学校なので、 地盤はあまり強くない。 鉄筋コンクリートなので、 建ってはいると思うが、 損壊の可能性もある」 と心配を募らせている。
集めた募金は、 SSSを通じてガハテ村と周辺の村の復旧に活用してもらう。 篠山ナマステ会会は 「長年にわたり交流してきたネパールの友人や村人たちを助けたい。 丹波地域のみなさんにも支援をお願いしたい」 と協力を呼びかけている。
郵便振替で、 口座番号は 「00930―6―29629」、 加入者名は 「篠山ナマステ会」。 通信欄は 「ネパール地震救援募金」 と記入。 手数料は送金者負担。 問い合わせは篠山ナマステ会の渡辺さん (090・7551・8324)。
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2015年5月3日09:21
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ささやま医療センター市民ふれあい健康教室
5月20日午後1時半から兵庫医科大学ささやま医療センター (篠山市黒岡) 正面玄関ホールで「ふれあい健康教室」が開かれる。 第1部は 「骨密度測定 (DXA)」、 第2部は 「マンモグラフィ検診」 をテーマに講演する。 兵庫医科大学ささやま医療センターの診療放射線技師の野垣幸男さんと時本久代さんが講演する。 要事前申し込み。 参加無料。 ささやま医療センター (079・552・1181)。
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2015年5月3日09:21
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「ゆら」GG大会参加者を募集
「総合企画葬祭ゆら」 が主催するグラウンドゴルフ大会が5月14日午前10時から、 アスコザパークTANBA (丹波市市島町与戸) で行われる。 今年11月までに計5大会を開催するシリーズ大会の開幕戦。 1大会のみの出場もできる。
グラウンドゴルフ大会は6、 9、 10、 11月にも開催予定。 年間を通じて参加者全員が楽しめるようにと、 ポイント制を導入して年間チャンピオンを決定する。 一大会の上位入賞者にはハンディキャップを設けるなど、 成績が下位でも年間成績で上位に食い込むことができ、 ゲーム性を高めた大会内容になっている。
14日の開幕大会は先着288人。 誰でも参加できる。 参加費1500円。 7日までに3人1組でビーハウススポーツ (同市春日町黒井、 アルティ内) にファクス (0795・70・3745) で申し込む。