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2015年5月21日08:28
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普門院(綾部市鍛冶屋町定国)
高野山真言宗。 創建は奈良時代の養老年間 (720年頃)、 行基菩薩による。 後に空海の真言宗となる。 綾部市でも有数の古刹である。 幾多の変遷を経て、 現在の本堂は天保3年(1832)に建立されて今に至る。 綾部市の豊里町から北上し鍛冶屋町を目指すが、 普門院にはなかなかたどり着けなかった。 山の中腹に静かに佇む名刹である。 山の霊気が感じられる。 正面本堂は雪除けもかねて、 また下の街道からも目に入るように赤色の丈夫なトタンで覆ってある。
向背に竜の彫り物がさっそく目に入ってきた。 立体感ある素晴らしい竜だ。 風化にも耐えて雄々しい姿を見せている。 ほかに彫り物を探す。 木鼻には定番の唐獅子はないが、 象の聖獣がその存在感を際立たせている。 本堂の中にも象の彫り物がある。 表の向背の竜の裏面に彫り物師の銘がある。 1830年代前半に、 柏原の中井権次正貞の弟の中井清次良正用とその相方、 久須正美による彫刻である。
元高校教諭 岸名経夫
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2015年5月17日09:11
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たんば黎明館で 花に親しむ講座 参加者...
たんば黎明館 (柏原町柏原) で6月6日午後2時から、 花に親しむ 「花遊美 (はなあそび) 講座」 が開かれる。 参加者を募集している。
同館のガーデンの植栽 (植え替え) や、 初夏のテーブル花の教室がある。 講師は、 同館のガーデンのプランを手がけたジャルディニェ佳代子さん。 参加費は500円。 定員20人。 申し込みは5月31日までに、 まちづくり柏原 (0795・73・3800) へ。 応募多数の場合は抽選。
同館では今後も同様の講座を開催する。
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2015年5月17日09:10
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要約筆記啓発講座 6月4日から開講、22...
篠山市社会福祉協議会 (網掛、 079・590・1112) は6月4日―7月23日の期間、 丹南健康福祉センター (網掛) で 「要約筆記啓発講座」 を開く。 全8回。 開講日時は毎週木曜日午後1時半―3時半。 受講者を募集している。
聴覚障がい者のコミュニケーションの一つとして、 要約筆記の技術や関連知識を深め、 基本的な技術を習得する。 受講料は無料 (テキスト代として1080円)。 5月22日までに同社協へ申し込む。
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2015年5月17日09:10
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スイーツと若者の出会いの会
5月23日午後6時から、 手作りケーキのお店アリス・篠山インター店 (篠山市網掛402―1) で。 スイーツやゲームを楽しみながら異性と歓談。 最後に意中の異性の封筒に自分の写真を入れ、 カップリング。
条件は20―45歳の未婚の男女。 男性3500円、 女性1500円。 5月21日までに同店のフェイスブックのメッセージや電話 (079・594・4488) で。
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2015年5月17日09:09
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子ども・子育て会議の委員募集 丹波市
丹波市 (子育て支援課0795・70・0813) は、 子ども・子育て施策について審議する 「市子ども・子育て会議」 の委員4人を募集している。 同会議で意見や提言を述べるのが役割。
年2回程度の会議を予定しており、 1回出席につき3500円を支給する。
5月22日までに応募用紙と、 「丹波市の子ども・子育てについて思うこと」 をテーマとする作文 (800字程度) を同課 (〒669―3198山南町谷川1110) へ郵送か持参すること。
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2015年5月17日09:09
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6月開講「起業塾」 日曜午後に全5回 ...
丹波市商工会は6月に開講する 「たんば起業塾」 の受講生を募集している。 起業意欲のある人、 独立開業をめざす人、 事業を足元から見直したい人などが対象。 講師は中小企業診断士の岡島卓也さん。 実際にビジネスモデルや資金計画書を作り、 事業計画の発表会も行う。
日程は6月14日、 21日、 28日、 7月12日、 19日のいずれも日曜日、 午後1―5時 (最終日は午前9時―)。 会場は商工会春日支所。 定員20人 (先着順)。 参加費3000円 (テキスト代、 交流会費を含む)。
同商工会たんばチャレンジカフェ (0795・74・0208)。
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2015年5月17日09:08
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職域対抗団体戦 中信テニス杯参加者を募集
丹波市テニス協会は、 6月14日に丹波の森公苑で開く中信杯テニス大会の参加者を募集している。 ダブルス3ペアによる職域対抗団体戦。
市内各職域の在勤者でチームを構成すること。 参加料は1チーム5000円。 6月4日締め切り (必着)。 申し込みは丹波インドアテニスカレッジ (ファクス0795・70・2688)。 丹波市テニス協会理事長山内さん (090・3702・1073)。
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2015年5月17日09:08
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ソフトテニス出場者を募集 6月、青垣で...
丹波市ソフトテニス協会は、 6月14日午前9時から青垣総合運動公園テニスコート (青垣町田井縄) で開く 「市ソフトテニス選手権大会」 の一般出場者を募っている。
丹波市内在住者か同協会登録者、 市内テニスクラブに登録している人が対象。 ダブルス戦。 予選はリーグ戦で行い、 決勝はトーナメント方式で戦う。 同性同士でペアを組む。 参加費はペアで1000円。
5月30日までに大会長の森島さん (090・7875・3800)。
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2015年5月17日09:07
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そぎ落とす
先ごろ丹波新聞社で1回かぎりの文章教室を開き、 僭越ながら講師を務めた。 そこで申し上げたことの一つは、 「文章を削ることの大切さ」 だった。 文章を書くとき、 ついつい力が入り、 言葉を重ねてしまいがちだが、 文章は書き足すものではなく、 そぎ落とすことこそ肝心だと申し上げた。 ▼これはオリジナルの知見ではない。 文豪が口をそろえて言っていることだ。 たとえば、 「文章読本」 という文章道の手引書をものした谷崎潤一郎もそう。 ▼谷崎は、 「小説の神様」 と評された志賀直哉の文章を取り上げ、 「叙述を出来るだけ引き締め、 字数を出来るだけ減らし、 普通の人が十行二十行を費やす内容を五行六行に圧縮」 しているとした。 余分な言葉を削ることで、 一字一字に重みを加えるというわけだ。 ▼文章を書いていて、 ここの言葉は切り捨てるべきか、 残しておくべきか悩むことがある。 そういう時は、 「切り捨てなければいけない」 とした太宰治は、 「いわんや、 その個所に何か書き加えるなど、 もってのほか」 と厳に戒めた。 無駄な言葉は、 文章にとっての贅肉。 余分な形容詞や副詞、 接続詞などは容赦なく削らなければならない。 ▼14日付の弊紙 (丹波市版) で、 肥満の人は睡眠の質が悪い傾向にあるとの調査結果が報じられていた。 贅肉はやはり、 そぎ落とすにかぎる。(Y)
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2015年5月17日09:07
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博士の 「わし」
五十周年同窓会の二次会は、 篠山で女子会。 女子だけではなく、 二人の男子も合流。 その一人は同窓会で記念講演をしてくださった柳田敏雄博士。 彼は男子が中心のゴルフ付の二次会に行くはずだったのだが、 急遽大事な会議が入ってしまいキャンセル。 帰るのはつまらないと、 女子会に参加。 柳田氏は現役、 普段は若い美人秘書に囲まれているとか、 とうの立った女子会などつまらないのではと懸念したが、 何といっても同級生、 和気あいあいという感じ。
五十周年同窓会で感じたのは、 それぞれの人生の苦労のせいか、 老け方にかなり個人差があるということ。 女性は化粧をしたり髪を染めたり、 かなりごまかせる。 しかし男性で気の毒なのは頭髪。 うちの夫もそうだが、 髪が薄いとどうしてもね。 そんな中、 柳田氏はダントツ若い。 髪は黒々、 体の動きは俊敏。 同級生に比べて十歳以上若く見える。 何故だろうと考えてみた。 やりたい仕事と趣味が一致しているからかもしれない。 人間生きるためには、 いやな仕事もこなさなくてはならない。 下げたくない頭も、 時には下げ、 そこにはストレスが生じる。 そのストレスが老けさせる。
同窓会の講演では言われなかったが、 女子会では、 自分のことを 「わし」 と連発。 最初は冗談だと思っていたが、 ずっと続くので、 失礼ながら聞いてみた。 「柳田さんって、 普段は自分のことを (わし) っていうの?」 「うん、 さすがに講演では言わないけどね」 と。 柳田博士に残っている唯一の丹波弁 「わし」 は、 彼にとって自分自身に戻れる大事な言葉なのかもしれない。
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2015年5月17日09:03
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「国展」(工芸部)で新人賞受賞 丹波焼...
篠山市今田町上立杭の丹波焼陶芸家、 清水義久さん (39) =丸八窯=の作品 「丹波窯変大壷」 が、 「国展」 の工芸部で、 最高位の国画賞に次ぐ新人賞を受賞した。 清水さんは、 「自分が 『良い』 と感じたものを、 ほかの人たちにも 『良い』 と評価していただけたことが何よりうれしい」 と喜び、 「これからも自分の理想とする作品を追求していきたい」 と話している。
国展は、 国画会が主催する全国規模の公募展で、 絵画、 版画、 彫刻、 工芸、 写真の5部門がある。 工芸部には、 陶磁器をはじめ、 染物、 織物、 木工・漆、 ガラスの作家146人から255点の応募があり、 91人97点が入選。 国画賞1人、 新人賞3人、 会友賞2人を選んだ。
清水さんの大壷は、 高さ約45㌢、 胴直径約35㌢。 「作品作りの際には、 いつも古丹波を意識している。 左右均等でない自然なゆがみに、 柔らかさと美しさを感じます」 と言い、 今回の作品も、 ろくろは使用せず、 ひも状にした粘土を積み上げていく手びねりで作陶した。
焼成は、 独自の理論に基づいて自ら築いた穴窯に近い形状の窯を使用。 「初めてと言ってもよいくらい、 イメージに近いものに仕上がった」 という作品は、 表面にたっぷりとかかった灰が見せる窯変の景色と、 炎が描き出した火色 (赤い斑紋) がところどころに表われた美しいものとなった。 講評会でも、 「灰の掛かり方と火色のバランスが良い」 と評価された。
同展には6年前から出品。 毎年入選はするものの、 入賞には届かなかった。
中・高校は三田学園。 甲南大学を卒業後、 1年間、 家業の窯業に従事したのち、 京都市工業試験場で釉薬などを学んだ。 2000年、 益子 (栃木県) の陶芸家に師事し、 5年半、 技術と感性を磨いた。 10年前に帰郷。 母、 久美子さんとともに窯業にいそしんでいる。
5月26日―5月31日、 愛知県美術館 (名古屋市) で、 6月9日―6月14日、 大阪市立美術館 (大阪市天王寺区茶臼山町) で同展の作品展が開かれる。
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2015年5月17日09:02
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走幅跳で県3位入賞 東中の内藤裕希君
篠山東中学校3年生の内藤裕希君がこのほど、 ユニバー記念競技場 (神戸市) で行われた 「兵庫リレーカーニバル」 (兵庫陸上競技協会など主催) の中学走幅跳で6㍍35の自己ベストをマークし、 3位入賞を果たした。
県内の24人が出場。 予選で全員が3回の試技を行い、 上位8人がさらに3回の試技を行った。 内藤君は予選1回目の試技で、 3月の県記録会で出した6㍍14の自己ベストを21㌢上回る記録を出した。
「助走最後の5歩を速くし、 強く踏み切ることを心掛けた」 という内藤君。 6月からの総体、 7月の通信大会が控えており、 「全国標準記録の6㍍50を目指して、 さらに助走をしっかりと練習したい」 と話す。
顧問の東浦一裕 (かずひろ) 教諭は 「努力家でこつこつ練習している。 昨年の県新人戦で3位に入り、 しっかりと全国大会を意識していたのが結果につながった。 あとは全国への強い思いを持って臨んでほしい」 と期待している。
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2015年5月17日09:02
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「ひょうごの匠」認定 表具・青垣の太田...
技能の伝承と技能後継者の育成に熱意を持つ優れた技能者を対象にした県の 「ひょうごの匠」 に、 表具店 「太田檜雲堂」 を営む太田嘉久さん (47) =丹波市青垣町佐治=が認定された。 認定を受け、 中学生を対象にした講座の講師などを務める。 「これまでやってきたことに対して認定を受けた。 まずは講師を一生懸命やらせてもらう。 将来は、 うちに来てもらって体験教室のようなことができたら」 と思いを語った。
同店の4代目。 高校卒業後、 家業を継いだ。 ふすまは父の正喜さん、 軸などは祖父の稔さんから教わった。 23歳の時に正喜さん、 その3年後に稔さんが亡くなり、 教えてもらう人が途切れた。 「あらゆる人に教えを請うた」 と振り返る。
県表具内装組合連合会に入り、 研究会で技術を磨いた。 現在は、 同連合会理事で東播支部長。 1級技能士。
古い襖絵、 軸などの修復、 寺の天井絵など、 特殊なものを手がけるが、 一般住宅の障子の張替えなどと同一線上にとらえ 「特に分けて考えていない」 と言う。 「邪魔くさいものを逃げずにやる」 ことを心がけている。
今年度認定を受けたのは12種、 29人。 丹波地域では太田さん1人。
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2015年5月17日09:01
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みんなで育てる
絵本とヨーロッパ玩具の専門店代表、 岩城敏之さんのお話を聞いた。 実家が 「おもちゃ屋さん」 で、 跡を継ぐことになり、 遊びや子育てについて深く勉強された。 3人の子どもがおり、 今はじいじとして孫とかかわっておられる。
講演会は柏原・山南子育て学習センターの主催だったので、 参加者は就学前の小さい子がいるお母さんたち。 岩城さんは 「自分の子どもを囲い込んではだめ。 子育てのベテランたちの力も借りながら、 我が子も周りの子もみんなで育てて、 もれなく賢い人材にして」 と呼びかけた。
3歳の娘を見て、 周りの子の影響の大きさやかかわりの大切さを実感している。 娘が特に近い存在として感じているのが同じ集落の子どもたち。 絵を描くといつも登場するし、 一緒にいると少し年上の子たちにくっついて楽しそうに真似ばかりしている。
「地域で子どもを育てる」。 よく耳にするフレーズだが、 子どもどうしが大きく影響し合うわけだから、 地域の子どもみんなをよい方向に育てようとすることは、 自分の子のためにもなる。 岩城さんのメッセージと実感がつながった。(古西 純)
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2015年5月17日09:00
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配水計画白紙撤回を 市の説明に反対一色...
丹波市が合併のスケールメリットを生かして水源が乏しい春日地域に水融通をはかるため、 氷上町の桟敷水源の水を春日地域へ送る配水計画についての住民説明会が12日、 大師の杜体育館で開かれた。 地元の幸世地区住民約500人が参加し、 関心の高さをうかがわせた。 東芦田新水源の除マンガン処理した水を含む青垣の水を幸世地区に配水し、 同地区の水を春日に送るという計画に対し、 住民からは白紙撤回を求める、 反対意見が相次いだ。 説明会は、 幸世地区自治振興会 (上村行男会長) が市に説明を求めるかたちで開かれた。
市側は、 辻重五郎市長、 細見滋樹公営企業管理者らが出席。 現行計画通りに事業を進めることに理解を求めた。 これに対し住民からは 「先人が残した財産である水を他の地域に送り、 自分たちが飲めないのは納得できない」 「住民を無視した行政だ」 「人口が減っているのに、 なぜ新たな水源が必要か」 などと反論、 疑義が相次いだ。
市側も 「除マンガン処理すれば、 安全な水だ」 「除マンガン処理した水を飲んでいただいている地域は市内にもあり、 費用面からも検討した」 「渓流水を使っている春日には課題がある」 「説明は今回で終わりではなく、 今後の進め方も相談させていただく」 などと答弁したが、 住民側からは 「そんな話は聞きたくない」 などと市の説明をさえぎろうとする声が発せられたり、 発言者が強い口調で白紙撤回を求めると会場から賛同の拍手が響くなど、 両者の主張は平行線をたどった。
説明会が終わりにさしかかると、 住民の一人が説明会参加者を代表するかたちをとり、 「我々は今後とも、 『幸世地域には、 桟敷水源の水を』 を要求して、 あらゆる行動を展開する」 とする決議文を朗読、 会場からは大きな拍手がわいた。
上村会長は、 「市は 『住民の納得が得られるまで説明する』 としているが、 それがなかったと受け止めた。 住民から多くの意見を出してもらい心強かった」 と話した。 辻市長は取材に対し、 「今回は、 まずは市の考え方を説明させてもらう場であり、 地域住民の厳しい声をいただいたと受け止めている。 今後のことは振興会と相談しながらだ」 と話した。
同地区はこれまでに、 ▽現行通りの水源の水が飲みたい▽春日の水を補うためなら青垣から直接、 送るべき▽新水源を使うなら飲料水以外で―を3つの柱に反対の意思を表明。 市は自治会単位でも説明に出向くとしているものの、 市との窓口を自治振興会とすることを確認している。
ただ、 自治会によってこの問題に対する温度差もあることから、 有志らが振興会を支援しようと自治会長経験者、 知人らに呼びかけ説明会前に集会を開催。 改めて地区としての意思表示をするべきだという声が出たことから決議文作成に至った。 有志の一人は、 「新たな運動団体をつくろうというのではなく、 あくまで振興会を尊重し、 支援の仕方を考えるための集会」 と話した。
市は3月定例会で、 東芦田新水源の水に含まれるマンガンを除去する装置の設置費用を含む水道事業会計予算を市議会に提案、 賛成多数で可決されている。
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2015年5月17日09:00
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乗馬クラブが佐貫谷に開業 移住の福丸さ...
篠山市佐貫谷に乗馬クラブ 「マリンズ・ステーブル」 がオープンした。 緑に囲まれた山中にあり、 個人レッスンをメーンにした 「隠れ家的プライベート感」 をモットーにするクラブ。 開業に合わせて移住したオーナーの福丸仁志さん (54) と弘美さん (53) 夫妻は、 「初心者でも安心して乗馬を楽しんでいただける。 地元の方にもぜひ、 乗馬の良さを知ってもらえれば」 と話している。
敷地面積約1000平方㍍。 馬場ときゅう舎などがあり、 アメリカンクオーターホース7頭に乗馬することができる。
手綱で操るのではなく、 言葉を使い、 馬とのコミュニケーションを大切にする 「ウエスタンスタイル」 の乗馬クラブ。 仁志さんが調教した個性豊かな馬たちは人間に慣れており、 足で蹴ったり噛みついたりすることもないという。
もともと乗馬が共通の趣味だった夫妻。 仁志さんが46歳の時、 脳出血で入院したことを機に、 「好きなことをして暮らそう」 と決め、 早期退職して北海道で乗馬クラブを開業した。
その後、 積雪期間が長いことなどから、 夫妻も生まれ育った関西に戻ることにし、 京阪神に近く、 広い土地のある篠山で開業することにした。 夫妻は、「篠山は都市部に近く、 自然も豊か。 こんなに緑に囲まれた乗馬クラブはほかにない」 とほほ笑む。
「馬たちは家族」 という弘美さんは、 「意思疎通ができた瞬間が乗馬の魅力です」 とにっこり。 仁志さんは、 「馬は運動性能が良くて、 人間が乗ることができる唯一の動物。 車やバイクとは違う乗り心地を体験してもらいたい」 と話している。
営業時間は基本的に午前10時―午後5時。 乗馬は中学生以上。 服装は自由で、 乗馬ブーツは貸し出しもある。
体験やレッスンは、 平日30分5000円、 土日祝日は同6000円 (ともに税別)。 見学のみの来場は不可。 来場には予約が必要。 また、 馬糞でつくった堆肥は希望者に無料でプレゼントする。
福丸さん (080・3774・6958)。
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2015年5月17日08:59
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テニスで丹波市PR 幅広い年代、奈良・...
地域の活性化やテニスの裾野を広げようと、 春日町テニス協会 (山内佳子会長) が年3回、 春日総合運動公園テニスコート (春日町下三井庄) で大会を開催、 テニスを通じて幅広い世代が交流しているほか、 地元産の野菜などを賞品にして丹波市のPRにもつなげており、 参加者から好評を博している。 この活動が注目され、 6月5日午後5時45分からサンテレビのテニス番組 「いいね!テニス」 で、 今月5日に行われた大会の様子が放映される。 山内会長は 「テニスを楽しいと感じてくれる人が増えるとともに、 遠方から参加する人には丹波市を知ってもらえるきっかけになれば」 と話している。
「春日大路まちづくりテニス大会」。 “楽しいテニス”をモットーに4年前から開催し、 これまでに8大会を開いた。 地元住民を中心に、 奈良県や京都府などからも計40人が出場している。 初心者から上級者、 若者から高齢者まで幅広い世代が参加し、 勝ち負けよりも参加者同士の交流に重点を置いている。
大会は、 趣旨に賛同した参加者らでつくる 「馬鹿タンテニス協会」 のほか、 山内会長の家族も運営に加わっている。 大会を重ねるごとに賛同者が増え、 優勝カップや横断幕を寄贈したり、 大会の様子を映したDVDを作成する人もいるという。
「テニスで地域を盛り上げ、 地元テニスコートの稼働率を上げようと思って始めた」 と話す山内会長。 土・日曜は同テニスコートを利用する人は多いものの、 平日は利用者が少ないという。
テレビ放映は、 県テニス協会の理事を務めている山内会長が、 3月の総会で同番組出演者と交流を持ったことがきっかけで実現。 参加者がレギュラー出演者のお笑いコンビ 「あらじお」 とテニス対決をしたり、 交流している様子が流れるという。
山内会長は 「丹波市の活性化につながればと思い、 地元のお店を紹介したりして足を運んでもらったこともある。 今後も楽しい企画を考えているので、 参加する人が増えればうれしい」 と話している。
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2015年5月17日08:59
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第426問
篠山・多紀連山の山中で 「クリンソウを守る会」 のメンバーが見つけた巨樹はなんの木?
1.シバザクラ
2.イヌザクラ
3.ヤマザクラ
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2015年5月17日08:58
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「不登校・引きこもりグループ質問会」
5月24日午前10時半から柏原住民センター (柏原町柏原) で。 1対1でのカウンセリングが不安だったり、 他の人たちがどんなことに悩んでいるのかを知りたいという本人や家族が対象。 誰の悩みが分からないように参加者が無記名で記入した質問用紙をもとに、 専門カウンセラーがアドバイスする。 参加費500円。
不登校や引きこもりのカウンセリング業務などを行う 「OFFICE NAKAGAWA」 (中川広佳代表、090・1958・4902、 lastpray_9@hotmail.com) 主催。
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2015年5月17日08:57
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いじめ・不登校・ひきこもりなどについて...
5月20日午後7時半から柏原住民センター (柏原町柏原) で丹波市の親の会例会、 27日午後7時から四季の森生涯学習センター (篠山市網掛) で篠山市の親の会例会。
参加費100円。 竹安さん (0795・72・2987)。