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2015年6月7日09:01
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オオムラサキが羽化 7月4日に放蝶会 ...
国蝶オオムラサキの羽化が、丹波の森公苑で始まった。生まれたばかりの蝶が、艶やかな羽を広げている。苑内では3カ所のケージに約200匹のオオムラサキを飼育しており、7月4日に行う放蝶会の参加者を募集している。
今年は、6月2日に初めてオス1匹が羽化した。例年より1週間から10日ほど早いようだという。オスの方が早く羽化し、メスは1週間ほど後から羽化する。
3日には、トライやるウィーク活動中の中学生らが、森づくりアドバイザーの角谷慶治さんに教わりながら、成虫のエサとなる人工樹液を作った。水にカルピスと焼酎を混ぜたもので、1週間発酵させる。
幼虫や成虫を観察したトライやる生らは、「サナギを触るとブルブルと震えたのでびっくりした」(山南中・久下潤君)、「サナギのツノがトゲトゲで固いのは知らなかった」(市島中・余田愛実さん)などと感想を話していた。
同施設は、丹波の里山にオオムラサキが舞う良い里山環境を次世代につなごうと、2007年から飼育に取り組んでおり、丹波地域の小学校などへも飼育が広がっている。
放蝶会は、7月4日午後2時から。先着80人。河合雅雄・同公苑長の話やオオムラサキの解説、七夕まつりもある。申し込みは同公苑(0795・72・5165)。
【オオムラサキ】タテハチョウ科。準絶滅危惧種。羽を広げるとオスが約10㌢、メスはひと回り大きい。オスの羽の表面は青紫色、メスは茶紫色をしている。幼虫のエサはエノキの葉、成虫はクヌギなどの樹液。成虫の寿命は約1カ月。
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2015年6月7日09:00
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第429問
6月4日から10日は何の週間でしょう?
1.衣替え推進週間
2.歯と口の健康週間
3.虫の愛護週間
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2015年6月7日09:00
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夏に多い皮膚病・女性医師が講演 氷上で...
丹波医療再生ネットワークの「たんば医療ざわざわカレッジ」が、6月9日午後7時半から氷上住民センターで行われる。福知山市民病院皮膚科の近森亜紀子医師が「夏に起こりやすい皮膚の病気」の演題で講演する。
無料で誰でも聴講できる。里さん(0795・80・1201)。
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2015年6月7日08:59
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購入の賛否分かれる 空撮マルチコプター...
篠山市会の補正予算特別委員会(18人、園田依子委員長)全体会が4日行われ、補正予算案に盛り込まれている空撮用マルチコプター購入費(約135万円)について、「時期尚早」などとして購入費用を盛り込まない修正案が提出され、購入の賛否が分かれた。討論の後、7人が修正案に賛成。原案多数で可決された。19日の本会議で修正案が再提出され、採決される。
市の提案は、空撮用マルチコプター2基を購入するもの。日本遺産の認定根拠となったデカンショ節に唄われている「構成文化財」や、名所旧跡を空撮し、案内プレートをスマートフォンでかざすと空撮映像が映し出される仕組みに主に利用する。
同委員会では、小型無人機「ドローン」が4月に首相官邸に落下し、運行ルールの法整備が検討されている現状で市が率先して行う必要性や安全性の考え方などについて酒井隆明市長に質問が出た。酒井市長は「日本遺産に認定され、情報を発信する上で空撮が効果的だと思う。国のルールをもとに十分な安全対策を講じたい」と答えた。
また、1基60万円の機種選定について、「業務使用なので安全性のあるもので、映像を撮る目的に使うことからも一定のレベルが必要」(植村富明・総務部長)、具体的な活用法について、「篠山城跡や車塚古墳、名木などを1分間ほどの映像にまとめる時に鳥瞰(ちょうかん)の風景はPRに有効」(同)、安全対策の内容については「国のルールを順守し、他市でも検討されている条例による規制を検討。市独自のガイドラインをあらかじめ制定し、安全手順と市民の利用の指針となるものを早急に策定したい」(同)とした。
木戸貞一委員、恒田正美委員とともに購入を認めない修正案を提案した大上磯松委員は「議員協議で『もう少し議論が必要』『市の直接運用に疑問』『日本遺産の取り組みは始まったばかりで時期尚早では』の意見が出たこともあり、使っていくことは反対ではないが、時期尚早では」と提案理由を述べた。さらに1人の委員が修正案への賛成討論を述べ、表決の結果、修正案は否決され、原案が可決された。
また、隅田雅春委員、前田えり子委員、小畠政行委員が安全対策への配慮などを理由に、「購入に際してガイドラインの作成や手法など、安全確保に向けて十分な検討、対策を講じること」とする附帯決議案を提案。賛成多数で可決した。
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2015年6月7日08:58
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受け入れ終わるも市島と関わり継続 元災...
丹波市豪雨災害で来丹した災害ボランティアたちが、丹波でつながった縁を大切にしようと、「いちじまびと」という集まりをつくって交流を深めている。ボランティア同士の“横のつながり”を生かし、市内で行われるイベント準備や、被災者が避難先から自宅に戻る際の引っ越しを手伝うなどの活動を続けている。
写真・被災者の引っ越しを手伝う「いちじまびと」のメンバーたち=市島町上垣で
「いちじまびと」。世話人は、中村伸一郎さん(50)=篠山市畑市=。
災害ボランティアとして汗を流した100人以上が、専用のフェイスブックページに登録し、連絡を取り合っている。滋賀、京都、岡山など遠方のメンバーも在籍。集まれるときに丹波市を訪れ、14日に三ッ塚史跡公園で開かれる「花しょうぶまつり」の準備を手伝っているほか、前山地区自治振興会の「オアシスいつせ」が同地区の公民館で定期的に開く出前サロンに同行し、地域住民と交流を深めている。
被災者から引っ越しを手伝ってほしいという要請があれば引き受けるなど、災害関連のニーズにも対応している。中村さんは「トラックなど資材は持っていないから大きな活動はできないが、要請があればできる範囲で応えたい」と話す。これまでに30人以上のボランティアが「いちじまびと」の活動のために来丹したという。
「災害ボランティアの受け入れが終了して、つながりが絶たれるのはもったいないと思った」と話す中村さん。高知県の馬路村が「特別村民制度」を設け、村外の人とともに地域を盛り上げていることに目をつけ、同じような取り組みをしたいと思い、「いちじまびと」を発想したという。
今後は市島地域でごみ拾いを検討しているほか、夏祭りに参加するなど、地元住民とのかかわりを大切にしながら、活動の輪を広げていくという。
中村さんは「災害を機に来丹したボランティアたちだが、災害関連以外でも市島とつながりを持ち続けたい」と話している。
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2015年6月6日12:07
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「丹波布技術保存会」再興へ入会募る 6...
国指定選択文化財「丹波布」を所有しながら、長く活動が行われず、存在が有名無実化している「丹波布技術保存会」を再興をしようと、青垣町佐治自治協議会が、6月10日まで、保存会の会員を募っている。市民の立場から丹波布を盛り立てる活動を行っていくが、具体的な活動内容は、現時点では未定で、7月中の開催を予定している総会で決める。応援しようという気持ちがある人の入会を呼びかけている。
保存会は10年あまり、総会も開かれないまま休眠状態にある。保存会が休眠したままでは国指定選択文化財の維持が難しくなる懸念があり、民間主導で保存会を蘇らせることにした。
会を再興しようにも旗振り役がいないことから、地元の同自治協が窓口になっている。総会開催後、保存会の事務局に事務を引き継ぐ。現時点では年会費や会員資格なども未決定で、総会で規約をはかり、決めていく。
同会の前身は1954年に佐治の名士らが立ち上げた「丹波布復興協会」(翌年に技術保存会に改称)。同会が57年に国の文化財指定を受けた。84年に丹波布の第一人者、足立康子さん(故人)らが織り手で組織する「丹波布技術保存会」を再興したものの、会としての活発な活動はできなかった。2004年に青垣町公民館の呼びかけで保存会が再々スタートを切ったが、総会を1度開き、06年に1度理事会を開いたのを最後に休眠した。
入会申し込みはファクスで同協議会(0795・87・2610)。
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2015年6月4日08:28
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歴史・文化知る講座 6月20日から全6回...
丹波市と神戸大学人文学研究科による地域連携講座 「丹波の歴史文化を知る・つなぐ」 が6月20日から始まる。 12月12日までの全6回。
同大学は2007年度から市内の地域に残る古文書などの歴史資料の調査を行っており、 その研究成果を発表し、 歴史文化を次世代につなぐための実践事例や方法について理解を深める。
古文書に関する疑問、 質問を受け付ける相談会の時間も設ける。
事前申し込み不要。 問い合わせは市教育委員会 (文化財課0795・70・0819)。 日程、 講師(敬称略)、会場などは次のとおり。 時間はいずれも午後1時半―3時。
▽6月20日=前田結城 「旗本佐野領の幕末維新Ⅱ」 氷上住民センター▽7月18日=芦田岩男 「戦国時代の丹波―荻野家文書を素材に」 春日住民センター▽9月26日=前田結城、 小野塚航一、 加藤明恵 「幕末氷上郡の水害・水損資料修復ワークショップ」 ライフピアいちじま▽10月17日=加藤明恵 「柏原藩政日記を読むⅡ」 柏原住民センター▽11月21日=山上憲太郎 「古代氷上郡の木簡を読む」 青垣住民センター▽12月12日=井上舞 「山南町域の寺社縁起」 山南住民センター
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2015年6月4日08:28
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森や自然テーマに 丹波の森大学受講生募...
兵庫丹波の森協会 (0795・73・0933) は、 6月23日から開講する今年度の丹波の森大学の受講生を募集している。 定員70人。 受講料10000円。 6月15日申し込み締め切り。
講座は12月8日までの全10回。 時間はいずれも午後1時半から、 場所は丹波の森公苑他。 日時とテーマ、 講師は次のとおり。
▽6月23日=宮沢賢治の思想と丹波の森 (丹波の森大学名誉学長・河合雅雄氏) ▽7月10日=小さなまちの大きな魅力 (関西学院大学総合政策学部教授・角野幸博氏) ▽7月28日=丹波・篠山恐竜化石フィールドミュージアム構想 (丹波の森大学長・中瀬勲氏) ▽8月7日=北摂里山博物館構想―北摂の里山と湿原 (県立大学名誉教授・服部保) ▽8月28日=尼崎に100年の森を~巨大な製鉄所が森になる」 (阪神南県民センター・尼崎21世紀プロジェクト推進室長・塚原淳) ▽9月18日=都市山・六甲の森 (神戸市建設局六甲山整備室・松岡達郎氏) ▽10月9日=公開講座・全国レベルの自然環境行政の視点から見た兵庫の自然 (建設省近畿地方環境事務所・田村省二氏) ▽10月28日=世界遺産登録を目指す 「鳴門海峡の渦潮」 見学▽11月20日=兵庫の未来、 丹波のこれから (県民企画部ビジョン局長・坂本哲也氏) ▽12月8日=ナチュラルヒストリーの歴史と現実―生物多様性が教えてくれるもの (人と自然の博物館名誉館長・岩槻邦男氏)
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2015年6月4日08:27
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電動ロクロで作陶 7月から応用コース ...
兵庫陶芸美術館 (篠山市今田町上立杭、 電079・597・3961、 FAX・3967) は、 電動ロクロを使って作陶ができる人を対象に同美術館で 「県民陶芸大学―電動ロクロ応用コース」 を開講する。 丹波焼窯元の指導で、 壺や鉢、 皿などを制作する。 7月1日まで、 受講者を募集している。
開講日は、 7月25、 26日、 8月1、 2、 8、 9、 16、 23日の計8日間。 時間はいずれも午前10時―午後4時半。 定員20人 (定員を超えた場合は抽選)。 受講料は2万4000円 (粘土、 釉薬、 作陶指導、 焼成、 資料代などを含む)。
同美術館ホームページ (http://www.mcart.jp) からも申し込める。
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2015年6月4日08:26
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豪雨災害「復興まちづくり事業」参加団体...
丹波市は、 昨年の豪雨災害からの復興をめざし、 市民活動団体や企業らが持つ専門性や企画力、 実行力を生かした 「復興まちづくり事業」 を進める。 市が3月に策定した復興プラン重点5分野の 「めざす姿」 に沿った事業を単独で実施したり、 市とともに課題解決に取り組む団体や企業らを募集している。
復興プラン重点5分野は、 人口コミュニティ、 住まい、 安心・安全まちづくり、 農業、 森林。 これらは被災地域だけでなく市全体が抱えている課題と受け止め、 行政主導だけでは解決できないとの観点から、 今回の事業では効率的・効果的に復興に向かうことを目的とする。 団体らが実施する事業に対し、 市が経費を補助する 「助成型」、 市とともに団体らがともに事業に取り組む 「協働型」 の2種類を募集している。
「助成型」 は、 積極的な市民参画と地域活性化が期待できる10万円以上の事業で、 10万円単位で助成する。 事業の実施、 完了は7月―来年2月末。
「協働型」 は、 地域の課題解決や活性化が期待でき、 市の役割分担が明確で、 実施することで相乗効果が得られる事業。 来年度から1年間に行う。
「助成型」 は6月24日まで、 「協働型」 は30日までに必要書類を市復興推進室に提出する。
事業の詳細や、 提出書類に関しては 「丹波市 復興」 で検索を。 市復興推進部復興推進室 (0795・85・4622)。
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2015年6月4日08:25
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デカンショ節のオリジナル歌詞 振興会が...
デカンショ祭振興会 (会長=酒井隆明篠山市長) がデカンショ節の歌詞コンテスト 「日本デカンショ節大賞」 の作品を募集している。
同市内に残る美しい情景や、 伝統行事、 特産物などをテーマに作詞する。 昨年の大賞作品は 「丹波篠山霧芋召され味も良ければ力湧く」。
賞は、 大賞1点、 優秀賞3点のほか、 こども賞や学生賞などの特別賞を予定している。 入賞作品はデカンショ祭オープニング時にやぐらの生演奏で披露する。
応募は6月22日までに、 歌詞、 住所、 名前、 年齢、 電話番号、 作品コメントか同祭りへの一言を添えて、 同振興会事務局 (市商工観光課079・552・6907) に持参か、 郵送、 Eメール、 ファクスで。
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2015年6月4日08:25
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安保法案
ベトナム中部の海辺の町に行った際、 コバルト色のきれいな海を何と言うのか、 ガイドに尋ねた。 「僕らは学校で 『南シナ海』 と教わったが」 と話すと、 顔をしかめて 「とんでもない、 これはイースト・シー (東海) だよ、 イースト・シー!」。 ▼ 「なるほど。 日本と韓国の間にある海も、 僕らは 『日本海』 と呼んでいるが、 韓国では『東海』と言うらしいよ」 と言うと、 苦笑していた。 ▼中国がベトナム、 フィリピンなどと領有権を争う南沙 (スプラトリー) 諸島付近で岩礁を埋め立てて軍艦のような人工島を作り、 周囲12カイリを「領海」と主張し始めた。 承服できないアメリカは軍事パトロールを辞さない構えだ。 ▼万一、 中国が一帯の貨物船やタンカーの航行を遮った場合、 軍事衝突の可能性が従来になく高まる。 安全保障関連法案が通ると、「国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある」 という3要件の1つにみなされるのかどうか。 仮定の問題を断定は出来ないが、 自衛隊にリスクが高まることだけは明白である。 ▼中国の横暴を抑止することは不可欠だが、 日米が一体化して真っ向から対抗するのか、 もう少し違う角度からの方策を見つける努力をするのか。 それにしても、 日中の首脳会談すら満足に出来ない状況を解決することの方が先決問題だろう。(E)
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2015年6月4日08:24
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速形美代子さん訃報
速形美代子さん (はやがた・みよこ=速形重幸サンテレビ報道カメラマン、 山口嘉幸ハートトラベル代表の母) 5月30日死去、 94歳。 自宅は丹波市春日町下三井庄680。 葬儀は2日おこなわれた。
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2015年6月4日08:24
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みんなの掲示板
学生のころ、 構内にあった掲示板を見て原付バイクを譲ってもらったことがある。 学内掲示板ということで何となく信用し、 無事譲ってもらうことができた。
本紙に掲載無料の 「みんなの掲示板」 というコーナーがある。 「譲ります・譲ってください」 「探しています」 「教えてください」 「犬・猫保護しています」 など、 読者からの情報を載せ、 後は直接やりとりしてもらっている。
今のところ投稿者はそれほど多くないのだが、 反響は大きいそうだ。 「モッコウバラを剪定するので、 挿し芽をしたい人に芽を譲ります」 には、 10人以上の人がやってきたという。 「薪ストーブ譲ってください」 は、 個人的には、 薪ストーブは高いし、 最近人気があるから難しいのではと思っていたが、 「すぐに連絡があった」 と聞いてびっくり。 「使わなくなったシルバニアファミリー譲ってください」 も、 2人から良い状態のものをもらえたそうだ。
投稿はしないがよく見ていて、 できるなら協力しようという親切な人が多いのかも。 ハガキ、 メール、 ファクスで受け付けていますのでぜひご活用ください。(古西 純)
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2015年6月4日08:23
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一生の宝もの
長女が就職して初めていただいたお給料で、 私たち夫婦を夕飯に招待してくれた。 好きなところに連れて行ってくれるというので、 一番好きなインド料理を選んだ。 席に落ち着くとにこにこしながら 「なんでも好きなもの食べてね」 と優しいことを言ってくれる。
就職活動が始まる頃、 彼女からは 「就職しない。 世界中を旅してまわる」 という宣告を受けていたのだが、 ひょんなことで初めて受けた会社がとても好印象だったらしく、 今回のご縁に繋がった。
美味しいインド料理をいただきながら、 会社の様子や先輩方の話を聞いた。 「私は嫌われ役だから」 と毎回、 娘の仕事の細かいところまでチェックして、 注意点をメモ書きにして渡してくれる先輩がいるという。 私と夫はそれを聞きながら、 「誰だって嫌われたくない。 それなのにご自分のお仕事も超多忙な中で後輩の仕事のチェックまでしてくださる。 本当にありがたいこと」 と口をそろえて言っていた。
娘のことになると理解良さげに偉そうなことを言っているが、 自分の身に振り返ってみると反省することばかりだ。 文句を言わず、 全てをありがたく受け入れられていたら、 今頃自分自身どんなに成長できたことだろう。
その晩、 娘相手にビールをのんで上機嫌な夫が頼んだ料理は、 マハラジャセット。 その名の通り、 「マハラジャ (偉大な王)」 の気分の一夜だったに違いない。 私の宝物はこの日娘が支払ってくれた食事のレシート。 一生の宝物をありがとうね。
(土性里花・グループPEN代表)
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2015年6月4日08:23
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丹波茶まつり 新企画「茶歌舞伎」も 6...
「大国寺と丹波茶まつり」 (同実行委員会主催、 原田勇実行委員長) が6月6、 7の両日、 篠山市味間奥の集落一帯で開かれる。 恒例の茶壺道中や茶供養のほか、 県内一の茶どころにふさわしく、 お茶の淹 (い) れ方教室や茶摘み、 茶葉の手もみ体験など、 お茶にまつわる多彩な催しを企画している。 また今回初の試みとして、 神戸大学生の協力を得ながら、 お茶の産地や生産者を当てる 「お茶歌舞伎」 の催しも行う。 まつりに関する問い合わせは、 市商工観光課 (079・552・6907)。
主な催しの日時と会場は次の通り。
【6日】▽午前10―10時半、 大国寺=丹波茶壷道中、 虚無僧行列▽11―11時半、 茶の里会館=岡野太鼓演奏、 開会宣言▽11時35分―午後2時20分、 同会館=丹南中学校吹奏楽部、 ささやまダンススタジオ、 歌手の英美さん、 ギター弾き語りの古賀輝男さんによるステージ▽正午―4時、 会場周辺の水田=大田動会▽1時半―2時、 同会館そばの茶畑=茶娘写真撮影会▽2時半―3時半、 同会館=お茶の淹 (い) れ方教室▽3時40分―4時、 大国寺=もちまき―など。
【7日】▽午前10―10時40分、 大国寺=子供茶壷道中・茶供養▽午前10時と午後1時、 同会館=お茶歌舞伎体験▽11時―午後2時、 同会館=合奏のささやまシニアアンサンブル、 ダンスのデカンショプチ娘、 手作り楽器のマエストロ足立さん、 沖縄エイサーの篠山鼓夢衆うりずん、 篠山少年少女合唱団によるステージ▽1時半―2時、 同会館そばの茶畑=茶娘写真撮影会▽2時半―3時半、 同会館=ビンゴゲーム▽3時40分―4時、 大国寺=もちまき―など。
このほかにも、 スタンプラリーや俳句ラリー、 写真や書道、 盆栽、 山野草、 フジつるアートの展示や高校生によるお茶席などがあるほか、 丹波並木道中央公園 (西古佐) では、 お茶歌舞伎体験や茶の試飲・販売などを行う。
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2015年6月4日08:22
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観測開始来最も暑い5月 30度超えが6日...
5月は観測史上最高の暑さだった―。 気象庁アメダスによると、 柏原町柏原の5月の月平均気温が平年値を1・8度上回る19・3度と、 1976年の観測開始以来、 最も高くなった。 5月27日には5月としては観測史上最高の32・8度を観測した。 この暑さで、 丹波市内でも例年より1週間以上早く、 ゲンジボタルが飛び交っている=写真。
日最高気温の平均は26・4度と平年値より2・8度も高くなった。 一方、 日最低気温の平均は12・9度と平年値より0・9度の高さにとどまり、 日中カッと暑く、 朝晩は涼しい気温差の大きい月だった。
5月の最高気温上位10傑のうち、 30日が31・3度で5位、 29日が31度で7位、 28日が31度で8位と、 4つを占めた。
月間日照時間は平年値より約30%多い216時間で、 同月の観測史上2位。 月降水量は93㍉で少ない方から5位。 平年値の約56%にとどまった。
30度を超えた真夏日が5月2日と26―30日の6日間あった。
これまでの日最高気温は、 1998年5月23日の32・2度だった。
丹波市消防本部は3人を熱中症疑いで救急搬送した。
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2015年6月4日08:21
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災害支援グループ結成 東日本体験し結束...
東日本大震災の被災地へボランティアに赴いた経験のある篠山市内の有志が集まり、 市内外で災害が発生した際に復旧支援を行うボランティアグループ 「きずな」 を発足させた。 東北での支援作業を通じて、 それまで面識のなかった市民同士が親交を深めると同時に、 災害の恐ろしさや復旧支援の重要性を認識したことから立ち上げたグループ。 今後、 災害や防災に関する知識を深める研修に取り組むほか、 災害が発生した際には、 市社会福祉協議会と連携して、 いち早くボランティアに向かう。
写真・市民有志で立ち上げた災害支援ボランティアグループ 「きずな」 のメンバーら=篠山市河原町で
市内の30歳代から70歳代までの13人。 会社員や行政職員、 農家など、 世代も職種も異なる。
台風や地震、 水害などの自然災害で被害が発生した地域で、 復旧のためのボランティア活動を行うほか、 市内で災害が発生した場合には、 社協が設置する 「災害支援ボランティアセンター」 の運営に協力し、 ボランティアの受け入れや案内などを行う。 また、 メンバーの技術と意識の向上を図る研修会などを開いていく。
メンバー全員が、 2011年3月11日の東日本大震災後、 社協が市からの委託を受けて派遣した 「災害支援市民ボランティア」 に参加し、 東北の被災地を経験。 地震と津波によって甚大な被害を受けた宮城県内に赴き、 土砂の撤去などさまざまなボランティア活動に取り組んだ。
また、 和歌山県那智勝浦町や丹波市の豪雨、 豊岡市の豪雪、 淡路市の地震など、 11年以降も各地で発生した災害現場に、 東日本経験者らが声をかけあって、 社協のボランティア募集に名乗りを上げて赴くなど、 継続した活動に取り組んできた。
ボランティア後、 篠山で定期的に集まって親睦会を催す中、 「災害が起きた時に、 すぐに動ける市民組織が必要ではないか」 という共通認識が生まれたことから、 グループを立ち上げることになった。 グループ名については頭を悩ませたが、 「東北で結んだ絆でグループができた」 という思いから、 「きずな」 とすることにした。
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2015年6月3日17:20
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校歌の作詞で活躍中 こども園から大学ま...
丹波市出身の元商社マンで作詞を趣味にしている稲岡俊一さん (70) =東京都練馬区=がこのほど、 認定こども園、 小学校、 中学校、 高校、 大学の校歌の作詞を達成した。 全国公募に応募し採用されたもので、 「マージャンで言えば、 『一気通貫』。 これからも精進し、 一つでも多くの作品を残せるようがんばりたい」 と張り切っている。
鳥取県湯梨浜町立とうごうこども園、 栃木県市貝町立小貝小学校、 沖縄県豊見城市立ゆたか小学校、 神奈川県立秦野総合高校、 国立山梨大学と、 園歌、 校歌、 学歌を手がけ、 唯一残っていた中学校も、 鳥取県八頭町八頭中学校で採用となり、 ひと通り制覇した。
20歳代の頃、 森進一の 「女のためいき」 などを手がけた作詞家の故・吉川静夫さんが会長をしていた日本詩人連盟に所属。 自身の作品が同人誌に掲載され、 レコードになったこともあった。 サラリーマンとの二足のわらじが難しくなり、 作詞は傍らで行ってきたが、 昨年退職し、 趣味に時間を割けるようになった。
「年齢に合わせた言葉を選ばないといけないし、 その地域の売り物を織り交ぜ、 的確に表現しなければいけない」 と稲岡さん。「作詞した作品が歌い継がれるのは無上の喜び」 と感慨にふけっている。
このほか、 朝来市の市歌、 東洋大学応援歌などの作詞も手がけている。 標語コンクールへの応募も続けている。
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2015年6月3日17:20
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宇徳神社(福知山市夜久野町板生田谷垣)
創建時不詳。 府道56号線の穏やかな丘陵地を抜け、 すぐ西側の山裾に鎮座。 静かな神域で広場から一段高く拝殿、 本殿があり、 右手に8つほどの末社が並んでいる。 拝殿には彫り物はないが、 小ぶりな覆い屋のついた本殿には多彩な彫り物が見られる。
まず向背中央には、 誠に立体感のある垢抜けした竜の彫り物がある。 また木鼻の左右にはこれも鮮やかな定番の唐獅子と象の聖獣が辺りを睨んでいる。 手挟みは一見単純そうに見える雲の彫り物だ。 兎の毛通しには躍動的な鳳凰が今にも飛び出しそうだ。 脇障子には、 よくあるテーマだが、 鷹が猿をいたぶっている様子が彫られている。
しかし、 何といってもここで目につくのは、 1対の木彫りの狛犬である。 高さは30㌢から50㌢くらいのものだが、 柏原の八幡宮のそれと双璧である。 明治8年頃の7代目中井権次正次の逸品である。
元高校教諭 岸名経夫