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2015年8月6日10:42
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福住に茅葺きの宿 〝宿場町復活〟目指す
篠山市川原の農業、森田忠さん(63)が自宅近くの空き民家を改修し、素泊まりの宿「森の風土」をつくった=写真。8月2日、内覧会が開かれ、地域住民や改修に携わった関係者らが出席し、完成を祝った。近くホームページを立ち上げ、宿泊を受け付ける。森田さんは「福住地区や篠山市の活性化の一助になれば」と話している。
森の風土は、2012年12月、国重要伝統的建造物群保存地区に選定された福住地区内にある。同地区には、「古民家ゲストハウス・やなぎ」や、篠山暮らしお試し住宅「福住・わだ家」など、古民家を改修した施設がある。福住は江戸時代、宿場町として栄えたことから、「宿場町復活」の計画があり、その流れで森の風土も計画した。
田舎暮らしや移住体験をしてもらい、福住や篠山市に関心を持ってもらうきっかけをつくる。今後、体験プログラムを用意する計画もある。
茅葺きの平屋で、玄関に入ると土間があり、片方に風呂、トイレ、炊事場が並び、もう片方に6畳と2畳の和室、3畳の板間、3畳のいろりのある部屋、街道沿いには縁側がある。「瞑想の空間」と名づけた屋根裏部屋もある。1棟貸しの宿で、最長1週間。最大で5人宿泊できる。1泊1万5000円(1棟分)。最長の6泊は4万円。
改修には、NPO法人「町なみ屋なみ研究所」(篠山市)が募った「丹波篠山古民家再生プロジェクト」のボランティア延べ70人が7日間、壁塗りや障子の張り替え、建具の修理などに関わった。
宿泊の問い合わせは、森の風土に電話(090・5885・9713)か、Eメール(qqmq58752@maia.eonet.ne.jp)。
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2015年8月6日10:41
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三寶寺(丹波市柏原町新屋)
臨済宗(妙心寺派)の寺院である。 旧柏原町新井村の高見城址の麓、 「丹波悠遊の森」 に隣接した寺域全体が公園のような風情のある寺で、 春は桜、 秋は紅葉が美しく、 樹木の下の杉苔も心を癒やしてくれる。 また山門や鐘楼もその趣を一層際立たせている。
本堂向背の中央にある一見骨太の竜の彫り物が目を引く。 脇に大きな宝珠を掴み、 梁の間隔が狭いためいらかの伸びがみられないが、 右下方を睨んでいる様子は迫力満点である。 この裏面に 「栢原町中井権次正貞」 の銘が見える。 2014年 (平成26)、 丹波市市制10周年記念事業の一環として行われた講演会 「柏原の偉人、 中井権次を語る」 のポスターにも大きな写真が出ている。 木鼻には、 定番の唐獅子と、 一見、 獏と見間違いしてしまうような象の彫り物がある。 本殿の五百羅漢の版画襖16面 (幻一作) や四季図の南画襖10面 (安田虚心作) 等も拝観できる (要予約)。
元高校教諭 岸名経夫
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2015年8月6日10:40
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大歳神社(丹波市山南町小野尻)
多可町に向かう小野尻峠の左手前を入り、 しばらく行ってまた左手の山裾をめざす。 なかなか大きな拝殿が迎えてくれる。 境内摂社として、 恵比寿、 金毘羅、 愛宕、 天満、 そして山神社が左右に鎮座している。 地域住民の信仰の厚さを表している。
この神社の本殿と拝殿に立派な彫り物がある。 本殿向背には、 躍動感溢れる竜の姿、 そのすぐ上には大きな獅子噛が下の梁に噛みついている。 兎の毛通しには鳳凰が大きく羽を広げている。 木鼻の唐獅子と獏、 肘木鼻には麒麟も見える。 脇障子も牡丹と唐獅子だ。 他に小さな彫り物も散見される。 拝殿の彫り物は多くはないが、 向背には左上向きの立派な竜、 迫力ある牡丹に唐獅子が彫られている。 この彫り物は1911年ごろの、 8代目中井正胤の作である。 本殿は6代目中井正貞の作。 残念なのは本殿の竜の目と尾が欠け、 鳳凰も頭がない。 彫り物への配慮もなく本殿と幣殿を繋いだのだろう。
元高校教諭 岸名経夫
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2015年8月2日08:33
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県立但馬やまびこの郷で進路相談会
8月9日午後1時―4時から、県立但馬やまびこの郷で進路相談会が行われる。県内の不登校児童生徒と保護者が対象。不登校生徒を積極的に受け入れている高校など10校が、学校説明と個別相談を行う。参加無料。参加予定校は、県立阪神昆陽高校、県立神出学園、県立山の学校、生野学園高校、吉備高原学園高校、クラーク記念国際高校三田分校、KTC中央高等学院姫路キャンパス、自由が丘高校、第一学院高校養父本校、F. S. 播磨西高等学院。参加申込書に必要事項を記入し、FAX(079・676・4721)で、やまびこの郷(朝来市山東町森字向山45―101、079・676・4724)へ。
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2015年8月2日08:32
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丹波市が職員募集 9職種22人程度 8月...
丹波市(職員課0795・82・0722)は8月3日から、来年度採用の市職員を募集する。14日まで。募集するのは、▽事務職=10人程度(うち身体障がい者1人程度)▽土木職=2人程度▽建築職、保健師、言語聴覚士、社会福祉士、介護支援専門員、看護専門学校専任教員=各1人程度▽消防職=4人程度―の9職種22人程度。
第1次試験は、9月20日に柏原高校内柏陵会館で行い、教養試験と適性検査などがある。
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2015年8月2日08:31
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理不尽で愚かしい現実
先ごろ亡くなられた哲学者、鶴見俊輔氏の著書『戦時期日本の精神史』の中に、「原爆の犠牲者として」という論文がある。日本は早晩、降伏すると予期していたのに、なぜアメリカは広島、長崎に原爆を落としたのかを関係者の証言から明らかにしている。▼理由の一つが、原爆の製造開発のために2億ドルとも言われる多額の費用を投じたこと。科学者らは、巨大な投資を盾にとって原爆投下の実験を望んだという。原爆の開発に費やしたお金が投下の引き金を引き、人の命はかえりみられなかった。▼さらに、相手が有色人種の日本人ではなく、白人であったならば原爆を落としただろうか、と指摘したフランス人の新聞記者もいたという。人種差別も原爆投下の背景にあったかもしれない。▼何とも理不尽だが、理不尽はそれだけでは終わらない。10年前、丹波地方に住む被爆者を取材し連載した。そのなかの一人に、被爆体験を20年近く話せずにいたという人がいた。被爆者に対する偏見があったからだ。被爆者と結婚すれば子どもができない。できても、障がいを持った子が生まれる。そんな話が巷でささやかれたため、後遺症に悩みながら被爆体験を明かせずにいた。▼理不尽で愚かしい現実。それは歴史のひとこまであったと言えるか。繰り返してはいないか。(Y)
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2015年8月2日08:30
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県ホッケー協会理事長 栁本晃代さん(篠...
選手たちの〝おかん〟に
兵庫県ホッケー協会の事務局機能が篠山市に移転したことに伴い理事長に就任した。「選手でもないし、ほとんど素人。実務は優秀な事務局がしてくれる。私の仕事は、選手たちと一緒になって喜んだり、心配したりすることですね」とあっけらかん。 〝みんなのおかん〟であることがモットーだ。
ホッケーとのかかわりは、2006年に兵庫国体のホッケー会場として篠山市が選ばれたことだった。「ホッケーと聞いても、『どこに氷があるんや?』くらいで、まったく知らなかった」。国体前に開かれた教室に、当時サッカーをしていた次男と参加。一度だけのつもりが、教室を終えた次男が言った。「おもしろいから続ける」
続けるからにはチームが必要になる。クラブや市協会も立ち上げた。その後、三男も選手になり、国体出場、全国優勝と期待に応えた。
「協会にいると自分の子だけでなく、ほかの子のことでも、わが事のように喜べる。県協会になったことで、篠山の子どもたちから、県内全体の子どもたちに広がっただけ」と笑う。
トップレベルの選手は、高校から市外へ出る。それでも、「いつか指導者として帰ってきてほしい。仕事があって、ホッケーができる環境をつくることが夢です」と意気込む。
東京五輪が近づく。出身選手が日本代表候補に選ばれており、出場も夢ではない。ホッケーはマイナー競技。だからこそ、大舞台で活躍できるチャンスがある。得られる感動を知っているからこそ、〝おかん〟の気持ちで口説く。
「国体選手目指さない? オリンピックも夢じゃないよ」
丹波市柏原町出身。54歳。
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2015年8月2日08:29
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心待ちの夏の甲子園
あす3日組み合わせ抽選会が行われ、6日開幕する夏の甲子園。今年は1915年に「第1回中等学校優勝野球大会」が開催されてから100周年となり、開会式では第1回大会に出場した10校の野球部員が当時の復刻ユニホームを着用して入場行進したり、王貞治さんが始球式を務めるなど、さまざまなイベントが企画されているようだ。
球児にとってあこがれの舞台である甲子園。そんな甲子園を心待ちにしている篠山出身の選手を取材した。鳥取大会で優勝した鳥取城北の政成晴輝選手。子どもの頃から夢見てきた甲子園。しかし、高校入学前に視力が急激に低下する視神経症「レーベル病」を発症。ほとんどボールは見えない。だんだんと視力が低下する怖さがあったという。「好きな野球を続けたい」と、野球部の入部を決めた。矯正しても視力が上がらないという病気で、今の視力は左0・02、右0・04.入部後、当初は学校生活も大変だったが、いまは、勉強のサポートはいるが、1人で行動できる。取材時にはほとんど見えない状態で、選手のサポートをしようとグラウンドをあちらこちらと行き来するのを見て、この2年半、1人で行動できるよう計り知れない努力をしてきたのだなあと感じた。
政成君は自分にできることを探し、マッサージを買って出た。選手たちの相談にものり、選手たちの心身の支えになった。人懐っこい笑顔で選手やマネージャーと接していた政成君。「高校生活でやれないことはないと分かった。なにか大きなことをやりたい」と意志の強さを感じた。夏の甲子園で思いっきり応援にがんばってほしい。(坂井謙介)
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2015年8月2日08:28
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東京行き
柏陵同窓会の東京支部の総会と懇親会に参加してきた。この日のセミナーは、元柏原病院院長で小児科医の酒井国安氏。今から八年前の「医療崩壊」の時期を、どのように乗り切ることができたか、また当時の住民運動、医療に対する住民の変化などについて詳しく知ることができた。丁度その時代に、私の母が倒れ、当直医に診てもらった。当時の医療体制が手薄だったこととを知り、脳梗塞の診断ができなかったのも仕方なかったのだと納得した。
今年は二十代の若者も三人参加、とてもフレッシュな空気を感じた。丹波から、関西から東海から、多数の参加があり、懇親の輪が広がった。
翌日は、午前中だけ、本郷菊坂、つまり樋口一葉ゆかりの街を吟行。でもあまりの暑さに閉口してしまう。府中に住む長女と孫娘と東京駅で昼過ぎに落ち合う約束。少し早く着いたので、東京ステーションギャラリーへ入る。たまたま「没後三十年、鴨居玲展」をやっていた。洋画家「鴨居玲」については全く知らなくて、下着デザイナーとして女性の下着についてファッション性を初めてとりいれた鴨居羊子の弟と知り驚く。人生の深い苦悩の滲む作品は、赤レンガの壁のギャラリーととても調和していた。
半年ぶりに会った孫娘アイリーンは小学六年生。ずいぶん背が伸びて、あと二センチ程で私の背を抜きそう。彼女のリクエストでイタリアンのランチ。後は買い物を楽しみ、最後はフルーツパーラーへ。娘と孫とも会えた東京行、なかなか充実していた。
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2015年8月2日08:21
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ガラス工房体験いかが
篠山市清掃センター(大山下、079・596・0844)で開かれている恒例の「ガラス工房体験教室」を取材した。篠山市と丹波市山南地域の小学生を対象にしたワークショップで、今年も夏休み中に5回開催される。
同教室は、同センターが操業を開始した2002年から実施。市民が同センターに気軽に訪れ、ごみ処理やリサイクルに関心を持ってもらうきっかけになればと企画した。講師は、大阪市でガラスアクセサリー工房を営むガラス工芸作家の2人が務めている。
取材当日、小学生の男の子4人組が参加しており、作品作りの待ち時間に材料のガラス棒を振り回すなどのやんちゃぶりを発揮していた。しかし、いざ、800度以上の炎が噴き出すガスバーナーを目の前にすると、“借りてきた猫”のようになり、講師に手を添えてもらいながら神妙な面持ちで制作に励む姿がかわいらしかった。
キーホルダーやトンボ玉など作品は見た目に涼しく、夏休みの課題研究にももってこい。8月5、26、27日にも開催。時間はいずれも午後1時半から。(太治庄三)
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2015年8月2日08:20
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丹波の中学生、全国・近畿大会へ
〈陸上〉西村君、砲丸投で全国/細見君・芦田さん近畿
春日中学校の西村卓也君(3年)がこのほど、加古川市で行われた「県中学校総体陸上競技大会」の男子砲丸投げで標準記録を突破し、18日に北海道で開幕する「全日本中学校陸上競技選手権大会」に出場する。また、県大会では同中学校の細見大樹君(1年)が1年男子100㍍で、芦田陽菜さん(3年)が女子走り幅跳びでそれぞれ3位に入り、6日から奈良県で行われる近畿大会への出場権を得た。芦田さんは、7月初めの通信大会で全国大会の出場も決めている。
西村君は、大会前に痛めた腰に不安を抱えたまま試合に臨んだ。予選で12㍍92をマークし、上位12人による決勝へ。「絶対に全国大会に出られる記録を出す」という気持ちで決戦の舞台に立った。
1本目で全国大会への出場権が得られる13㍍を記録し5位に入った。自己ベストも更新し、「うれしかったのと、すっきりしたのと両方」とにっこり。「砲丸が軽く感じられたときは調子が良い。全国でベスト8をめざす」と力を込めた。
細見君は、予選、準決勝ともに11秒87で決勝進出。万全の体調で大会に臨めた自信もあり、決勝では自己ベストとなる11秒83をマークし、3位で近畿大会出場を決めた。「近畿大会の目標は1位。体を柔らかく使うためにストレッチに重点を置きたい」と話している。
芦田さんは、予選を6位で通過。決勝は5㍍45を跳び3位に輝いた。「近畿大会では3位以内をめざし、全国大会に弾みをつけたい」と健闘を誓った。
〈水泳〉井上さん2種目で全国/谷水君、永田君は近畿
ポートアイランドスポーツセンター(神戸市)で7月27、28の両日開かれた県中学総体水泳競技で、井上真帆さん(丹南中1年)=ピュアスポーツ柏原=が女子200㍍自由形で優勝、200㍍女子個人メドレーで2位になり、全国大会の出場権を得た。谷水輝一朗君(氷上中3年)=同=は男子200㍍平泳ぎで3位、永田創士君(柏原中3年)=同=は男子200㍍バタフライで4位になり、共に近畿大会に出場する。
井上さんは、メドレー決勝で2分21秒75と、自己ベストをおよそ0・7秒更新。メドレー後、ほどなく行われた自由形で2分6秒38の好タイムをマーク。目標だった2種目での全国大会標準記録を突破した。「メドレーは、久しぶりに自己ベストが出て良かったけれど、優勝できなかったのがくやしい。全国では2種目ともベストタイムを出し、中学1年のナショナル標準記録を超えることを目標にがんばりたい」と抱負を語った。
谷水君は、2分25秒37で3位。目標にしていた全国は、標準記録におよそ0・6秒達せず、近畿大会に回る。大会前に故障しながらも、予選、決勝と自己ベストを更新した。「全中を逃し、悔しい。感覚的には悪くなく、体が動けばいけると思っていた。近畿では自己ベストで上位をめざす」と前を向いた。
永田君は、決勝で2分17秒51と、自己ベストを一気に約1・5秒も更新する会心の泳ぎ。「決勝前のアップを、感覚を確かめるようにやったのが良かった。近畿に行けてうれしい。今回の記録を、近畿でさらに上回りたい」と抱負を述べた。
全国大会は秋田県で17、18日。近畿大会は奈良県で7、8日に行われる。
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2015年8月2日08:19
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第437問
丹波市立植野記念美術館で9月6日まで企画展が開かれている絵本作家は?
1.長谷川義史さん
2.のぶみさん
3.林明子さん
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2015年8月2日08:18
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町家でジャズライブ 映画のモデル出演 ...
イタリア料理店「オルモ」(丹波市柏原町柏原)は8月30日、4回目となるジャズライブ「町家Jazz in Olmo」を開催する。今年は開店15周年にあたり、その記念イベントの第1弾と位置付ける。
東京、大阪など全国で活躍するサックス奏者、入江美香さんを中心に、ボーカル、ギター、ベースの計4人の豪華メンバーによる演奏が楽しめる。入江さんは、県立高砂高校在学中に「JAPAN STUDENTJAZZ FESTIVAL」で個人賞を受賞し、映画「スイングガールズ」のモデルになった。
午後6時から食事で、7時からライブ。1人6000円(税込)。定員40人。問い合わせ、申し込みは同店(0795・73・3500)。
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2015年8月2日08:16
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映画「ジュラシック・ワールド」上映前の...
写真・映画上映前に流れるCMの一場面
8月5日からイオンシネマ明石、イオンシネマ三田ウッディタウンで上映される「ジュラシック・ワールド」の本編上映前のCM内で、丹波竜化石工房ちーたんの館(山南町谷川、0795・77・1887)をPRするCMが流れる。恐竜を題材にした映画に合わせて、ちーたんの館で開催中の夏季特別展「タルボサウルスと獣脚類展」(31日まで)もPRしようという初の試み。28日まで。
CMは約30秒で、丹波竜が群れて歩いたり、肉食恐竜に襲われるシーンを描いたアニメーションなどで構成されている。大阪の製作会社に依頼し、県立人と自然の博物館が監修した。事業費は約150万円。両映画館ともに1日6回程度、上映されるという。
また、12日にはイオンシネマ三田ウッディタウン2階ロビーで、ちーたん撮影会やオリジナル缶バッジ作りを楽しむ「ロビープロモーション」を行う。午前10―11時、午後1―2時の間に、ちーたんが登場。写真撮影に応じる。午前10時―午後3時の間、ちーたんや恐竜の絵柄に自由に色をつけて、缶バッジに加工してもらう。
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2015年8月2日08:15
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BGMはピアノ生演奏 篠山市西岡屋のそ...
写真・毎週水曜日に「ピアノランチ」を行っている伊与田さん(手前)と店主の足立さん=篠山市西岡屋で
篠山市西岡屋のそば店「夛左ヱ門(たざえもん)」で毎週水曜日正午ごろから午後1時前まで、ピアノの曲を楽しみながら、そばを味わう「ピアノランチ」が行われている。同店などで教室を開いている伊与田令子さんが演奏。クラシックから懐メロまで月ごとにテーマを決めた曲をセレクトしており、「ピアノの良さを感じてもらい、店の雰囲気も演出できたら」と話している。
店主の足立邦明さんがジャズを中心にした音楽好きであることから、店内には4年前の開店当初からグランドピアノを設置。ジャズやブルース、クラシックの演奏会を開いてきた。
伊与田さんは毎週同店の空き時間を活用してピアノ教室を開講。伊与田さんの「ピアノの良さをよりたくさんの人に知ってもらいたい」という思いと、足立さんの「ピアノを活用してほしい」という思いが合致し、ランチ時のBGMとして、伊与田さんが演奏するピアノランチを始めた。
7月は「花」、8月は「水」、9月は「月」などのテーマを決め、さまざまな曲を演奏している。
伊与田さんは、「春夏秋冬の田舎の景色にマッチする曲を演奏できれば」と笑顔。足立さんは、「音楽好きとしては渡りに船の企画で、とてもうれしい。たくさんの人に演奏を楽しんでもらえたら」と話している。
基本的に毎週水曜日だが、詳しい日程は、伊与田さんのブログ(http://ekpiano.exblog.jp/i11/)で。
火曜定休(祝日は営業)。同店(079・552・3989)。
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2015年8月1日18:32
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南三陸町へ支援学生ボラを募集 8月3日...
篠山市社会福祉協議会と篠山市は8月20―23日、東日本大震災被災地の宮城県南三陸町で活動する「支援活動学生ボランティア」を募集している。活動内容は、仮設住宅での支援活動や、農業、漁業の支援活動。3泊4日で、20日と22日はバスの車中泊となる。21日は南三陸町の「平成の森」で宿泊する。
対象は高校生以上。参加費5000円(現地での昼食などは自己負担)。先着18人。10日午後1時半―3時、四季の森生涯学習センターで事前説明会を行う。
申し込みは、3日までに同協議会(079・590・1112)。
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2015年8月1日18:28
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あまづキッチン
地元食材メニュー豊富
社会福祉法人「ふくちやま福祉会」が今年4月末、就労継続支援B型施設としてオープンさせた。カフェレストランがあるほか、焼きたての自家製パンや、イチゴや栗といった地元食材を取り入れたアイスクリーム「収穫のアイス」を販売している。土・日曜、祝日限定で、地元のとれたて野菜を販売する「朝市」も開いている。カフェレストランは、肉や魚料理を中心とした「週替わりプレート」、好みのケーキが選べる「本日のケーキセット」が一押し。大人気の「収穫のアイス」は、毎月第2土曜日に柏原八幡神社周辺で開かれる「丹波ハピネスマーケット」でも販売している。
福知山市上天津1915
tel.0773・33・0055
営業時間/午前10時―午後4時
(土・日・祝日は午前8時から、ベーカリー・アイス販売は午後6時まで)
水曜日休み(祝日の場合は木曜)
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2015年7月30日10:47
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行政書士による無料相談
8月1日午後1時半―4時、柏原住民センターで、行政書士による無料相談を行う。相続、遺言、契約、届け出、許認可など困り事に行政書士会摂丹支部丹波地区の会員が相談に乗る。予約不要。荒木さん(0795・72・4696)。
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2015年7月30日10:46
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高齢化する障がい者の老後問題研究会
8月8日午後1時から柏原住民センターで、障がい者の老後問題研究会が行われる。NPOくろまめ丹波但馬障害者高齢者支援事業所の主催。自立、生活、介護、看取りなど、障がい者の高齢化に伴うさまざまな問題について一緒に考える。厚労省労働保険審査委員の品田充儀さんが講師を務め、NPO法人福祉サービス経営調査会の塚口伍喜夫理事長が提言を行う。参加希望者はできれば事前申し込みを。NPOくろまめ(0795・73・0274)。
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2015年7月30日10:46
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夏休み工作講座
8月9日午後1時半から、吉住工務店のこだま館(丹波市春日町七日市)で夏休み工作講座が開かれる。同社社員を講師に、木製ポスト作りに取り組む。先着6組。参加費500円のほか、軍手や金づちなどが必要。申し込みは、こだま館(0795・74・2785)。