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2015年9月27日08:40
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第443問
市島町に工房を構える仏版画家の観瀾斎さんが11月まで作品展を開いている会場はどこ?
1.首里城
2.姫路城
3.東寺
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2015年9月27日08:36
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造形の軌跡を紹介 テーマ展「市野雅彦」...
写真・市野雅彦さんの独創的な陶芸作品が並ぶ会場=篠山市今田町上立杭で
兵庫陶芸美術館(篠山市今田町上立杭、079・597・3961)でテーマ展「市野雅彦―軌跡、丹波にて」(同美術館、丹波新聞社主催)が開かれている。丹波焼の里で生まれ育ち、その伝統と精神を受け継ぎながら、独特の造形性を追求、現代の日本陶芸界で独自の存在感を見せている陶芸家、市野雅彦さん(篠山市今田町上立杭、大雅工房)。同展では、1995年、34歳のときに日本陶芸展大賞に輝いた「開」をはじめ、細かい刻文がびっしりと施された装飾性の強い初期の作品から最新作まで30点を展示し、造形の軌跡の一端を紹介している。来年2月14日まで。
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2015年9月27日08:34
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植野記念美術館で「芋銭」展 「丹波霧」...
写真・大作「桃花源」などが並ぶ「丹波と芋銭展」=植野記念美術館で
丹波市とゆかりのある日本画家、小川芋銭(うせん。1868―1938)の作品を並べた展示会が、植野記念美術館(氷上町西中、0795・82・5945)で開かれている。芋銭は、市島町中竹田で酒造業を営んだ俳人、西山泊雲と親交が深く、たびたび丹波に逗留。泊雲宅に近い石像寺の庫裏の2階を画室に、丹波霧を描いた作品などが展示されている。
「河童の芋銭」という異名をとるほど、河童を好んで描いた芋銭。展示会では、悠然と泳ぐ河童を愛くるしいタッチで描いた作品や、馬の上にまたがった河童の絵、日本の河童とほぼ同一視される中国の妖怪「水虎(すいこ)」を題材にした作品などを展示している。
11月8日まで。一般800円。
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2015年9月26日16:53
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建物をそのまま移動 魚屋町で曳家実習 ...
写真・曳家の工法で手前から約10㍍移動させた倉庫=篠山市魚屋町で
篠山市宮田の職業訓練学校「篠山技能高等学院」(人見正美会長)の訓練コースの一つ、「曳家(ひきや)コース」の受講生たちがこのほど、同市魚屋町の古民家を移動させる「曳家」を現場実習した。同学院によると、同市で曳家の職人は10年ほど前までいたが、現在はおらず、昨今の古民家再生のニーズが高まる中で、曳家職人の人材養成に力を入れている。
曳家とは、建築物をそのままの状態で移動する建築工法。鉄筋の新築が増えたため、技術の伝承がうまくいかなかったことなどから、職人が減っていた。
同市の城下町と福住地区が国重要伝統的建造物群保存地区に指定されたことや、都市部からの移住者が古民家を再利用する風潮が高まりつつあることなどから、2012年に同訓練コースに曳家コースを設定した。
同コースには、市内の大工や左官工など10人が在籍。森田新治さん(後川上)を講師に、8―11月に計72時間の座学と実習を進めている。
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2015年9月26日16:49
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支援物資65箱分 台風18号被災地へ ちー...
写真・支援物資の梱包作業に精を出すメンバーら=柏原町柏原で
台風18号の災害による被災者を支援しようと、丹波市内の民間7団体でつくる「ちーたん災害サポートネット」が、軍手やタオルなどの支援物資の提供を呼びかけたところ、受付日の19日、収集場所としていた柏原町柏原の倉庫にダンボール65箱分にもなる物資が届いた。同サポートネットのメンバーたちは、「豪雨災害を経験した丹波の市民力を心強く感じた」と、支援の輪の広がりに喜びの声をあげている。
毛布や靴、タオルなどのほか、紙おむつや新米など、予期せぬ物資も届けられた。懸命に自転車を押しながら、物資を届けに来たおばあさんもいたという。集まった支援物資は、昨年の丹波市豪雨災害時に同市内で支援活動を行った2団体「チーム神戸」「レスキューストックヤード」を通じて、宮城県と栃木県の被災地に送られた。
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2015年9月26日16:40
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居酒屋「伊古香」
家庭的な雰囲気
観光バスの運転手だった岡勇治さん(61)が自宅の隣に11年前に開いた。店は岡さんの手作り。ほぼもらい物の材料で作ったという店内は、骨董(とう)の調度品が並ぶノスタルジックな空間。家庭的な雰囲気を求め、常連客らが集まって来る。
定番で置いているのはみそダレのホルモン鍋(1000円)のみで、食べ物のメニューはない。同店のママがその日作る家庭料理(1品200―300円程度)をつまむユニークなスタイル。ハンバーグやお好み焼きは分けあって食べるという。生ビール中ジョッキ、焼酎、日本酒などのアルコール類は一律500円。
「店を通し、人と人がつながるのがうれしい」と岡さんは話している。
丹波市山南町野坂195-8
tel.0795・77・3158
営業時間/18:30―21:00(客が引くまで営業)
日曜定休
席数/7席 駐車場あり
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2015年9月25日15:26
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「元気やパワー受け取って」篠山の店舗で...
現代アート作家を志している芸大生、堀井雄太さん(21)=京都市在住、篠山市出身=が、天然石のアクセサリー販売などを手掛ける「パワーハウス石の目」(篠山市味間南)で絵画展を開いている。堀井さんは、「私の作品は、一見おどろおどろしい絵に感じられるが、じっくり眺めるとみんな愛嬌のあるキャラクターばかり」といい、「絵だからこそ伝えられる感動がある。私の作品から、『一歩前に進んでみよう』と思うような元気やパワーを受け取ってもらえたら」と、来場を呼びかけている。
墨を使って、キャラクターの喜怒哀楽の表情や動作を大げさに描き出し、アクリル絵の具の鮮やかな色を用いて、濃密な彩り「極彩色」に仕上げるのが堀井さんの作風。歌舞伎役者が見得(みえ)を切ったときの表情「にらみ」を描いた「連獅子の見得」や、いかめしい表情の坊主があぐらをかき、必死で念仏を唱えている様子を描いた「魂の洗濯」などが来場者の興味を引いている。
堀井さんは現在、京都精華大学デザイン学部の3回生。昨年10月、「石の目」の店主の島廻千代枝さんに作品を見せたところ、「すごい作品なので、もっと多くの人に見てもらわないともったいない」と、同店内で展示するようになった。展示期間は設けず、15点ほど飾っている。展示作品は販売もしている。問い合わせは「石の目」の島廻さん(079・594・1498)。
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2015年9月20日08:27
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災害ボランティア募集 9月30日から栃木...
丹波市、同市社会福祉協議会は、関東・東北豪雨災害で甚大な被害を受けた栃木県方面へ派遣する災害ボランティア18人を募集する。派遣期間は30日―10月3日の4日間(車中2泊、現地1泊)。申込期日は9月24―25日の午前8時半―午後5時まで。電話(市社協0795・82・4631)のみの受付で、定員になり次第、締め切る。
行き先は、栃木県小山市、栃木市、日光市、鹿沼市、茨城県常総市のいずれかで調整中。被災家屋の泥出し、家具などの搬出、洗浄作業などを予定している(現地ニーズ、天候などにより変更の場合あり)。
30日午後8時半に市役所駐車場を出発。翌1日朝から活動する。2日午後8時ごろに帰路につき、翌3日朝に丹波市に到着予定。宿泊費として6400円が必要。飲食は実費負担。
洗面用具や着替えのほか、活動中に使用するタオル、軍手、ゴム手袋、長靴、ぞうきん、ごみ袋などを持参する。保険証か保険証のコピーも用意すること。事前に必ずボランティア保険に加入する(500円)。詳細は市社協へ。
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2015年9月20日08:26
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老い
この連休に二つの同窓会がある。小学校と高校時代の同窓会だ。これまでめったになかった同窓会が、期せずして相次ぎ、『老いの入り口に立ったんだな』という感慨を抱いた。小学校、高校と同窓生の顔ぶれは違うが、年齢は同じ。遠くに過ぎ去った日々を懐かしみたいという思いを持つ年齢になったということだろう。還暦に近い年齢に達した。▼臨床心理学者の河合隼雄氏が、心にしみいる一首として社会学者の鶴見和子氏の歌を取り上げている。「おもむろに自然に近くなりゆくを 老いとはいわじ涅槃(ねはん)とぞいわむ」。▼老いると、人は、体が思いのままに動かないことをいやおうなく知らされる。そんな老いを鶴見氏は「自然に近くなりゆく」ととらえ、涅槃に赴く道程とする。河合氏は、「このように言われると、老いから死に至る道に、ややもするとつきまとってくる恐れや暗さから、解き放たれる感じがする」という。▼河合氏がこの歌を知ったのは75歳近くになった頃。自ら書いているように、だからこそ、心に突き刺さったのだろう。老いることで初めて見えてくる地平もあるし、しみじみと感得できる人生の洞察もあるはずだ。▼老いの手前にいる当方は、この歌の味わいをまだ実感できずにいる。あと何回か同窓会を重ねる必要がありそうだ。(Y)
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2015年9月20日08:26
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大森さん優秀賞に 丹波の森ウッドクラフ...
写真・優秀賞に選ばれた大森さんの「まわしてつくろうステキなくるま」
「丹波の森ウッドクラフト展(木のおもちゃ大賞展)」の一般の部の入賞者が決まり、地元からは大森栄司さん(46)=氷上町谷村=が優秀賞に選ばれた。グランプリは小野市の田中陽三さん。9月20日から10月4日まで、丹波年輪の里(柏原町田路)で全応募作品94点が展示される。展示期間中、来場者による人気投票も行う。入場無料。
今年は、「正方形・円」をテーマに作品を募った。
大森さんの作品タイトルは、「まわしてつくろうステキなくるま」。レーシングカー、消防車、飛行機の3台のおもちゃを、磁石を使ったロボットアームで組み立てて遊ぶことができる。「車の工場をイメージして作った」と大森さん。パーツをアームで運んだり、離したりするため、「磁石の力加減を調節するのが難しかった」と言う。5歳の娘が遊んでくれるのが楽しみだそうで、「店にも売っていない、どこにもないようなおもちゃを作っていきたい」と話している。
グランプリの田中さんの作品タイトルは「地球のなかま」。地球をイメージした半球に、いろいろな生き物のパーツを、バランスを取りながら配置するおもちゃ。
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2015年9月20日08:22
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地域FMが開局...
写真・開局し、帯番組の生放送が始まった「たんばコミュニティエフエム」=氷上町市辺で
NPO法人たんばコミュニティネットワークが運営する地域エフエム局「たんばコミュニティエフエム」(80・5メガヘルツ、0795・82・1881)が17日、開局した。氷上町市辺のスタジオから市民がパーソナリティーを務める生放送番組を放送するなど、新しいローカルメディアが産声を上げた。
昨年の丹波市8月16日災害の1カ月後の9月17日に、前身の「たんばしさいがいエフエム」の放送を始めた(11月30日まで)ことから、この日を開局日に決めた。
同局制作の帯番組は、朝7時からの「モーニングコール たんば」、正午からの「アットヌーン」、午後5時からの「イブニングウォーカー fm805」。スタッフ2人を含む市民パーソナリティー9人で週15枠の番組を放送する。
1日に8時間ある「市民枠」で自主番組を制作できる養成講座の修了生は約50人。これらの人が今後、番組を制作し、情報発信していく。
午後10時―午前6時放送休止。音楽のリクエストなどは同局(FAX0795・78・9832、メールmail@tanba.jp)。
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2015年9月20日08:19
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公施設 指定管理で活力
篠山市の篠山チルドレンズミュージアムと篠山総合スポーツセンターの2つの施設を、来年4月から5年間管理するそれぞれの指定管理者が選定された。指定管理者制度は、これまで自治体が直営していた公の施設を民間事業者に委ね、利用者のサービス向上や、経費節減を狙うもの。篠山総合スポーツセンターは初めて同制度が導入される。
篠山チルドレンズミュージアムでは、2013年4月から、音楽・イベント企画会社「ドリームアウェイ」(姫路市)が管理運営し、引き続き選定された。館内のワークショップのみならず、市内全域を巻き込む人形劇を仕掛けたり、近くの大芋小学校で毎週ドラムの出張授業を行ったり、積極的に地域と連携している。今年の夏休みに初めて学童保育を実施した。同社の特徴を生かし、音楽や英語の体験授業や、来館者を迎える仕事体験、イベントの手伝いなど、貴重な体験をしたようで、8月末の「おひらきパーティ」の様子を見て、児童たちの充実ぶりが分かった。
スポーツセンターはスポーツメーカー「ミズノ」や、篠山市民センターや文化施設などを管理している「ウィズささやま」らの共同事業体が選定された。これまでにはなかった、さまざまな年代に合わせた教室や体験会を計画している。例えば、小学生対象の「運動会必勝塾」や「苦手運動克服塾」、高齢者の健康プログラム、ABCマラソン前のランニング講習会など。
チルドレンズミュージアムは元指定管理者が撤退し、休館したこともある。いまは、大きく復活を遂げつつある。両施設とも、民間と地元、行政が協力する良い成功事例になればと思う。(坂井謙介)
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2015年9月20日08:19
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鈴虫の旅
丹波では昼間のひまわり句会の他に、夜しか来られない人のために、つはぶき句会を開いている。その句会で毎回、野草や季節の珍しい花、果物まで持参してくれる人がいる。
今月は何と鈴虫をケースに入れて持ってきて下さった。本人よりもそのご主人が植物や生物に造詣が深いとかで、鈴虫用の土を敷き、蛇の髭草をあしらい、採れたての茄子が配置された中に、雄雌合わせて六匹の鈴虫。
みんなが覗き込むので、最初は全く鳴かない。そこで句会場の隅のカーテンの後ろに置いた。句会が始まり、静かに清記しはじめると、「リーン、リーン」ととても澄んだ音色で鳴きはじめた。鳴くといっても翅を擦り合わせた音なのだが、雄だけが鳴くのは、やはり雌に求愛する音色なのだろう。
句会が終わり、持参した方が「先生にもらってほしいんですが」と言う。三年くらい前に、飼ったことがあるが、上手に孵化させることもできなかった。「孵化とか、難しいでしょ?」と言うと「大丈夫、また教えますから」と。
翌日の、ひまわり句会十周年のお祝い会にも持参して見せたあと、鈴虫を提げて福知山線に。犬猫の持ち込みは許可がいるけれど、鈴虫はいいだろう。虫たちは道中、未体験の電車や新幹線の揺れや、駅の雑踏の中、さすがに一声もあげなかった。各務原に帰り着き、玄関の少し暗い所に置くと、高らかに鳴きはじめた。「今日からは美濃の鈴虫になるんだよ」と言いながら水分を補給。鈴虫のもう一つの名は「月鈴子(げつれいし)」実に涼しげな名前だ。
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2015年9月20日08:15
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丹波篠山自然塾「むしクラブ」主宰 大塚...
自然の中で感動体験を
「子どもたちに自然の中で心を動かす体験をさせてやりたい」と、2011年に「丹波篠山自然塾むしクラブ」を立ち上げた。昆虫を介して、自然界の不思議やおもしろさなどを伝えている。また、NPO法人「こどもとむしの会」の理事や県立三木山森林公園の運営委員なども務め、ネイチャーガイドや動植物の生息調査を行っているほか、篠山市内の幼稚園や小学校の環境学習の講師として、地元の自然の奥深さを教えている。
枚方市出身。近所の野山を駆けずり回る〝昆虫少年〟だった。中学生のある日、山の中で紺色の地に瑠璃色の線が入った羽を持つチョウが、逆光の夕陽を浴びてひらひらと舞う光景に出くわした。「ルリタテハというチョウでしたが、あの時は『なんて美しい。絶対に新種だ』と興奮しました」と振り返る。さっそく自宅そばの大阪大学の学生寮に暮らしていた虫に詳しい学生のもとへ行き、捕まえてきたチョウの名前や生態、昆虫標本の技法の一つ「展翅(てんし)」を教わった。この体験が、より昆虫への興味を抱かせるきっかけになった。
当時、篠山市郡家にあった兵庫農科大学(現・神戸大学農学部)に進み、昆虫学を学んだ。卒業後は大阪で中学校の理科教師となったが、休日は昆虫を追い求めて丹波地域に通い続けた。1993年、篠山に移住した。
「虫たちにじかに触れることで、はかない命の存在に気づき、生態を知ることで自然の大切さが分かってくる。幼少期に野外での実体験で得たさまざまな感覚は生涯にわたって忘れない。そしてそれらは将来、社会を力強く生き抜く原動力になると信じている」。73歳。
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2015年9月20日08:14
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「知的財産管理技能検定」2級合格 府立...
京都府立工業高校の隠岐裕我(ゆうが)君(3年、市島中出身)がこのほど、高校生の受験が珍しい国家資格「知的財産管理技能検定」の2級に合格した。ともに受験した同校の吉本健人君(3年、六人部中出身)も合格。同校によると、同検定2級の合格者はここ2年で4006人おり、高校生は隠岐君と吉本君だけだという。4回目の挑戦で合格した隠岐君は、「1人では合格できなかった。吉本君と切磋琢磨できたことがよかった」と話している。
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2015年9月20日08:13
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5カ月ぶりリングへ 篠山出身の角谷選手...
篠山市東新町出身のプロボクサー、角谷淳志選手(30)=金沢ジム=が9月27日午後4時ごろから、大阪市の大阪府立体育館で、タイ人選手との試合に臨む。今年4月にインドネシア人選手を破って以降、約5カ月ぶりのリングは、WBA(世界ボクシング協会)フライ級王者・井岡一翔選手が臨む初防衛戦の前座試合。三十路に入り、体力の衰えも感じ始めてはいるものの、まだまだ気合は十分で、「この1年以内が勝負になる。とにかく勝って、日本タイトルや東洋タイトルに手が届く位置に行き、ベルトを狙いたい」と闘志を燃やしている。
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2015年9月20日08:12
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中学統合、地域で考える
丹波市山南町和田地区で、統合新中学校に関する署名活動が行われている。立地をめぐってこう着状態が続いている山南、和田2中学校の統合について、早期の開校と、山南町井原付近での建設などを求めるものだ。
実施しているのは、和田地区の自治会長会、自治振興会、中学校PTA、小学校PTA、認定こども園わだ保護者会。自治会長会とPTAなどが一緒に動いているため、幅広い世代が主体的に関わっていることが特徴だと思う。自治会長会、自治振興会という地域の大きな団体が動いているが、トップダウンでPTAなどが協力しているのではなく、若い世代が地域団体の背中を押したのだという。
山南地域市立中学校統合準備委員会が始まったのが2012年。委員らは、メンバーが入れ替わりながら、話し合いを引き継いできた。和田地区では、委員になった人たちが、「自分たちだけで決められる問題ではない」と、他の人にも意見を求めたことで、地域の勉強会などにつながっていった。これまでになかった形で、住民が地域課題を考える機会になっている。(古西 純)
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2015年9月20日08:12
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第442問
丹波ゆかりの日本画家、小川芋銭(うせん)。好んで描いたのは何の絵?
1.牛
2.河童
3.幽霊
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2015年9月20日08:11
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西﨑祥さん舞踊公演 豪雨災害復興を支援...
「第17回西﨑祥舞踊公演」(西﨑祥舞踊研究所主催)が、9月27日午後1時から丹波の森公苑で開かれる。昨夏に発生した丹波市豪雨災害の復興支援チャリティー公演とし、チケット代の一部を義援金とする。
舞踊家の西﨑さんが構成、振付を手掛ける。丹波西﨑会の会員約30人が出演し、演歌や懐かしの映画主題歌、ムード歌謡など全35曲を披露。丹波市などの〝歌名人〟、高見みや子さん、難波金兵衛さん、高津勝代さん、久下晃生さんの4人が賛助出演し、踊りと歌の共演を繰り広げる。
西﨑さんは、「来ていただいた方々に楽しんでいただくことを一番に考えた。そこから日本舞踊の魅力が伝えられれば」と話している。
入場料は2000円。チケットは出演者のほか、丹波新聞社(0795・72・0530)でも取り扱っている。同研究所(事務局090・9977・7793)。
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2015年9月20日08:11
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篠山城跡周辺など路上喫煙禁止に 「クリ...
篠山市は来年4月から、城跡周辺とJR篠山口駅周辺を路上喫煙禁止区域に定めたり、「クリーン作戦」の開催月を7月に改めるなどとする「ポイ捨て等及び路上喫煙防止条例案」をまとめ、18日から市民に意見を求める「パブリックコメント」を実施している。12月議会への提案を目指す。
1999年に施行した「ポイ捨て等防止条例」の改正案。路上喫煙に関しては、▽市内全域で路上喫煙をしない努力義務を課す▽喫煙禁止区域での路上喫煙の禁止▽違反者に喫煙禁止の勧告と命令ができる―とした。罰則規定はない。
クリーン作戦に関しては、美化活動に加え、ホタルの繁殖期である6月に草刈りを避け、自然環境や生態系を守ることにし、「クリーングリーン作戦」と名付けた。同作戦の基準日を7月第1日曜日にする。
16日の議員全員協議会で市が説明。路上喫煙禁止区域では分煙を図り、壁や屋根のある喫煙場所を設置することや、デカンショ祭などのイベント時は増設を検討していること、具体的な喫煙禁止区域は今後の検討課題であることを明らかにした。