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2015年10月8日11:18
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弓道県大会で優勝、全国へ 篠山市黒岡の...
篠山市黒岡の松本幸一さん(64)が5月に県立弓道場(明石市)で行われた「県ねんりん弓道交流大会」一般男子の部で優勝。10月18日から山口県の下関武道館で開かれる全国健康福祉祭「ねんりんピック山口」(厚労省など主催)に県代表として初めて出場する。松本さんは「全国大会という緊張感を楽しみたい」と話している。
県大会では60歳以上の40人が出場した。松本さんは同大会に3回目の出場。過去2回とも入賞には至らなかった。
競技は28㍍先に設置された直径36㌢の的に矢を計10本放ち、その的中本数を競った。松本さんは8本命中した。「良い意味での緊張感があり、練習通りに平常心で矢を射ることができた」という。
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2015年10月8日11:16
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丹波栗はおいしい
毎年栗の渋皮煮を作っている。先日、那覇に行く用事があったので、うちの畑で拾った栗を向こうで渋皮煮に調理してふるまった。栗が取れない沖縄では渋皮煮というか、産地の我々が味わっているような栗本来のおいしさに馴染みが薄いようで、とても喜ばれた。味付けが良いのではない。品質日本一、日本一高価な丹波栗は、おいしいのだ。
農業・食品産業技術総合研究機構(つくば市)が、DNAを解析した結果、日本の在来品種の栗は丹波地方(京都、兵庫、大阪)から全国に伝わり、栽培が広がったという仮説が正しかったことが今年証明され、いっそう「箔」がついた。
兵庫県産丹波栗は希少だ。「丹波栗再生戦略会議」の調査で、昨年度の丹波、篠山両市の生産量が117㌧と分かった。出荷量ベースで昨年度国内全体で1万6000㌧あり、丹波の占める割合は0・73%。2020年に「200㌧」にするのが戦略会議の目標だが、200㌧になったところで、「希少」であることに変わりない。日本一歴史のある丹波栗の生産がもっと拡大すればと思う。(足立智和)
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2015年10月8日11:16
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九州温泉の旅~知覧特攻平和会館
ブルーベリー収穫の終了後は、1年で一番大きなご褒美の温泉旅行!今年は九州。プランナーの父ちゃんは、子どもに保育園も小学校も休ませるので、遊びプラス、今年は戦後70年なので「平和学習」と称し、鹿児島の知覧特攻平和会館や、出撃命令の下った特攻隊員が、つかの間の癒しに滞在した温泉地を宿にとってくれた。
中秋の名月を背に丹波を発ち、翌昼間に鹿児島に到着。台風が直撃する地域とあって高い植木に囲まれた平屋が多く、桜島の灰が少し舞って目がクシュクシュ。環境の違い、食の違いに驚き、楽しみ、翌日に知覧へ。
会館に近づくにつれ、桜と慰霊を刻まれた石灯篭が並び、不思議な雰囲気だった。会館には1036人の遺品や遺書、海中から引き揚げられた零式艦上戦闘機(ゼロ戦)など、たくさんの展示物が並んでいた。まだあどけなさの残るたくさんの遺影の下には家族へ宛てた手紙や辞世の句。国を思い、平和を願い、そして何より家族を想う、痛々しいほどの感情が書き連ねてあった。
達筆な字が並ぶ至る所に「母」の文字が目に付く。そして「笑って往きます」の言葉で途中から涙で読めなくなった。娘は神妙な顔で「この人らみんな死んじゃったん?かわいそうやな。戦争って嫌やな」とポツリ。「戦争って嫌」―そう、それが根底にあり、ただ普通に平和に暮らせることがありがたいのだと、ひと昔前、多くのゼロ戦を見送った開聞岳を見て、そう思えた旅の一日となった。
(古谷暁子・ブルーベリー農家)
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2015年10月8日11:15
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被災地の東北から恩返しを 東北の物産を...
東北の元気届けたい―。東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市で復興支援活動に取り組んでいるNPO法人「石巻復興支援ネットワーク」のメンバーらが10月17、18の両日、四季の森生涯学習センター(網掛)で開かれる「丹波たんなん味覚まつり」に出店し、東北の物産を販売する。震災当初から支援のために多くの市民が石巻に駆けつけたことから、「恩返し」の意味も込めて企画。メンバーらは、「石巻のおいしい物産を通して、魅力を知ってもらえたら」とほほ笑む。
販売するのはその場で焼いて提供する牛タンつくねや、塩蔵わかめ、とろろ昆布、味付け海苔、もずくスープなど、東北の名産ばかり。牛タンジャーキーや海のパイナップルとも呼ばれるホヤのジャーキーなどの珍味も持ち込む。被災地の母親らがつくったアクセサリーも販売する。
販売時間は両日とも午前10時―午後4時。同実行委(079・594・1180)。
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2015年10月8日11:14
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伝統の「竹田祭」みこし6基宮入 10月10...
勇壮な6基のみこしが宮入する「丹波竹田祭」が10月10、11の両日、一宮神社(市島町中竹田)で行われる。同祭実行委員会の主催。10日の宵宮は、前夜祭として歌謡ショーなどが行われる。翌日の本宮では、近くの神社から6基のみこしが集まるほか、子どもみこしや国際交流の樽みこしも宮入りする。
宵宮は、午後7時開会。サックス演奏のほか、演歌歌手の立樹みかさんによる歌謡ショーが行われる。豪華賞品が当たる抽選会も催される。
本宮では、午前10時半ごろから各神社のみこしの宮入が始まり、正午前には6基すべてがそろう。神事のあと、午後1時からアコースティックデュオ「チキンズキッチン」によるライブや、ギターとハーモニカによる弾き語りなどが行われる。2時45分ごろには、各神社にみこしが戻る。
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2015年10月8日11:14
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織田家18代が殿様役 10月12日、柏原でまつり
柏原中心市街地などで10月12日午前10時から「柏原藩織田まつりとうまいもんフェスタ2015」(同実行委員会主催、080・2451・3115)が開かれる。呼び物の武者行列の殿様役は、織田信長の直系18代目の子孫の織田信孝さん(神奈川県)が務める。織田さんと辻重五郎丹波市長らが柏原のまちづくりを考える懇談会もある。
大納言小豆、クリ、猪肉、あまごなどの特産が味わえるほか、柏原中学校吹奏楽部、太鼓、南米音楽、ゴスペルなどが楽しめるステージイベントも。柏原藩陣屋跡で正午から武者行列の出発セレモニーが行われる。下小倉地区と南多田地区では丹波黒豆の収穫が体験できる(いずれも午前10時―午後3時。有料)。
柏原のまちづくりを考える懇談会は午後3時から柏原藩陣屋跡内の座敷で。辻市長ほか、教育、観光、地元の各分野の関係者らが「織田家の城下町柏原を柏原のまちづくりにどう生かす」をテーマに意見を交わす。
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2015年10月4日08:40
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高齢者の相談窓口 大塚病院・西部包括支...
大塚病院(丹波市氷上町絹山、大塚浩之院長)で10月1日、青垣、氷上地域の高齢者の介護や福祉の総合相談窓口となる「西部地域包括支援センター」(0795・82・7529)が開所し、関係者がテープカットなどのセレモニーを開いた。
市の包括支援センターは、市春日庁舎内で市が直営する「高齢者あんしんセンター」1カ所だったが、より身近なところに相談機関をと、丹波市が同病院の運営法人に、両地域を担当エリアとする「包括支援センター」業務を委託した。
開設時間は月―金曜の午前8時半―午後5時15分。保健師資格を持つ山中和美センター長をはじめ、主任介護支援専門員1人、介護支援専門員2人、社会福祉士1人、看護師1人の6人体制。要支援1・2の人のケアプランを作る「指定介護予防支援事業所」の機能もセンターが持つ。
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2015年10月4日08:39
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『問わずにはいられない』
縁あって弊社が印刷上の制作に携わった本『問わずにはいられない』(あうん社発行)が発刊された。学校でのいじめや、部活動での度を越した指導などで我が子を亡くした全国の家族らが手記を寄せた本だ。痛切な訴えがつづられ、胸を打つ。▼教えられたことがいくつもある。子を亡くした家族に対する周囲の理不尽さもその一つだ。学校や教育委員会などの当事者だけでなく、周りの親など第三者もともすれば不誠実な対応に陥る。▼いじめによる自殺という事実に寄り添うことに疲れた第三者は、被害者側に問題があったという噂に耳を傾けることがある。たとえば「実は亡くなった子は親のことで悩んでいた」「あの子は精神的な病気があったらしい」など。これらの噂をうのみにすることで、決着をつける第三者がいる。▼事実とは違う虚偽の情報。被害者側にはそれを食い止めるすべはない。子を亡くした悲しみの上に、苦しみがのしかかる。被害者に対する理不尽極まりない仕打ち。そんな仕打ちに加担しないためにも、悲しみを繰り返さないためにも意識の覚醒が求められる。同書が問いかけている相手は、子を持つ親や教育関係者だけではない。▼同書に関する連絡はL.C.研究所(06・6430・9306、ホームページhttp://www.lc-lab.com)。(Y)
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2015年10月4日08:35
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お裾分けとお福分け
ある日のこと、福祉協議会から留守電が入っている。「福祉協議会が主催で行っている『お福分け大賞』の審査員になってほしい」というもの。折り返し連絡して、何故審査員に選ばれたのか聞いてみた。「インターネットで各務原市エッセイストで調べたら、貴女の名前が出た」とのこと。まあ、断る理由もないので承諾。審査会の都合のいい日を連絡した。
本紙にも丹波市まちづくり部市民活動課による「丹(まごころ)の里ありがとう大賞受賞作品~あのとき言えなかったありがとう~」が掲載されていて、いつもなるほどと思いながら読む。感謝の心を分け合うのが御裾分け、お福分けならば、同じ趣旨のように思う。お裾分けというと、どちらかというと謙遜な気持ちが強い。お福分けの方は、自分がもらった福を人にも分けたいと前向きだ。
審査の作品は、小学校低学年、中高学年、中学生、大人、シニアと分かれている。いかにも優等生的なものより、身近な喜びを素直に書いたものにひかれた。小学校二年生の子が、通学のとき見守りをしてくれるおじいさんのことを「おじいさんは、足が悪いのに、一生懸命自分たちを交通事故から守ってくれて、色々話をしながら一緒に歩いてくれます。おじいさんのような人に私もなりたいと思います」と書いたもの。大人の部では、「突然夜に徘徊老人が居間に座っていたとき、そこの主は探しに来た人に、少し気の早いサンタクロースが来ましたと話した」等々。人が人を思いやる心が御裾分け、お福分けなのだろう。
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2015年10月4日08:22
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短歌に支えられ100歳迎える 小林ふみ子さ...
短歌とともに生き抜く
今月13日に100歳の誕生日を迎える。夫の戦死、慣れない農業、一人での子育て。折れそうになる心を支えたのは、いつも「短歌」だった。
―花嫁の時の心で姑になってみたきと今は思えり
18歳で嫁いだ後、生家へ送った手紙にしたためた初めての歌。初々しい気持ちを忘れずにいたいと決意を込めた。
子どももでき、ようやく幸せな家庭を築き始めたころ、夫が戦地へ。武運を祈り、田を耕し、銃後の妻を務めながら、夫の帰りを待った。
―復員の記事読むごとに今宵こそ夫帰り来ぬかと化粧して待つ
返信のないはがきを送り続けた。「夢ではよくお出会いいたしますけれど、実際にお出会いできる日はいつのことやら、心細い限りです」。夫が骨となっていたことを知ったのは、戦死から3年が過ぎていた。
―残る代を二人の子の為生くるべく誓いし心ゆるがんとす
ひたすら農業に精を出した。娘たちも一生懸命助けてくれた。「なぜそんなに子どもを使うのか」と言われたこともあった。つらい時代を思い出すたび、涙が浮かぶ。
35歳の時、本格的に短歌を学ぼうと短歌会に入会し、以来65年間、仲間や師にも恵まれ、歌を詠み続けてきた。
「もう体にしみついてしまいましたね」。生活のふとした瞬間に言葉が浮かぶ。自然と短歌の形になっている。思いを歌に詠み、そして、その歌に助けられた。
今では孫3人、ひ孫7人。誕生日の前にはお祝い会を開くと言ってくれる。「みんなが寄ってくれて、本当に幸せです」
きっとまた新しい歌が生まれる。99歳。
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2015年10月4日08:22
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リオでメダル、東京で金めざす パラ陸上...
氷上町鴨内出身で上肢機能障害のあるパラ陸上日本代表、芦田創さん(22)=早稲田大学4回生、競走部=が、10月22日からカタールの首都、ドーハで開かれる「IPC陸上競技世界選手権大会」(国際パラリンピック委員会主催)の走り幅跳び、三段跳びに出場する。芦田さんは幅跳び6㍍53、三段跳び13㍍79、400㍍50秒88の3種目の日本記録保持者。「カタールで上位に入り、来年のリオでメダルを獲り、2020年の東京で絶対に金メダルを獲る」と目標を定めている。
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2015年10月4日08:21
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かるたで近畿大会へ 鳳鳴高部活で腕磨く...
篠山鳳鳴高校(明山修校長)1年で、競技かるた部に所属する斎藤風太君(16)=山南町青田=が、11月21、22の両日に鳥取県で行われる「第35回近畿高等学校総合文化祭」の小倉百人一首かるた部門に、兵庫県代表チームのメンバーとして出場する。小学時代からかるたに夢中になり、今年の名人位決定戦で2度目の防衛を果たした岸田諭名人(篠山市乾新町出身)も腕を磨いたかるた部がある同校へ進学。大会に向けて、ほぼ毎日練習に励んでおり、「県の他のメンバーの足を引っ張らないようにがんばりたい」と気合を入れている。
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2015年10月4日08:20
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地域エフエム開局
自分で運転する車の中では、何の音楽やラジオも流していない。人の車に乗せてもらうときも、許してもらえる人なら、まずそれらの電源をオフにする。同乗者から「ありえない」と不評を買うこともあるが、気にしない。
音楽は好きだが、車の中では少し考え事をして、頭の中を整理する空間にしている。歌が聴きたいと思えば、下手だが自分で歌えば事足りる。誰かと乗っているときは会話を楽しみたい。そこに音楽やラジオがあると、何かと集中できない―と思っていた。
そんな日常も先月中旬まで。丹波市をエリアとする地域エフエム局「たんばコミュニティエフエム」(80・5メガヘルツ、NPO法人たんばコミュニティネットワーク運営)が開局したからだ。今では取材への移動中も、「FM80・5」に合わせている。思わず吹き出してしまうローカルネタが満載で、聞き入っている。新しくできるであろう番組にも期待している。
近く、丹波新聞で掲載したニュースが「たんばコミュニティエフエム」で流れます。弊紙のことを、より一層身近に感じてもらえれば幸いです。(田畑知也)
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2015年10月4日08:20
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第444問
丹波市で市民らが開局した「たんばコミュニティエフエム」。周波数は?
1.80.5メガヘルツ
2.802メガヘルツ
3.90.6メガヘルツ
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2015年10月4日08:19
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10月10日から「丹波篠山味まつり」 篠山...
「丹波篠山黒枝豆」の収穫が本格化する10月10日から篠山市内各地で「食」をテーマにした祭りが開かれる。10―12の3日間開かれる市内最大の味覚祭り「丹波篠山味まつり」は、これまで大手前展示館駐車場だった会場を篠山城跡三の丸広場に変更。「農の地域おこし」「味わい」「物販」「交流市町・東北支援」の4ゾーンごとに出店ブースを構える。
農の地域おこしゾーン(10店)はJA丹波ささやまや地域団体、味わいゾーン(9店)は市内の商店や飲食店が特産グルメを販売。物販ゾーン(5店)では、市内の団体が黒枝豆や丹波栗、清酒などを販売。交流市町は愛媛県愛南町と岐阜県高山市、東北支援は神戸市・岡本商店街にある気仙沼市復興支援アンテナショップ「気仙沼まただいん」が出店する。
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2015年10月4日08:18
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青垣・幸世が連携検討 水源運用案受け懇...
原水に基準値を越えるマンガンを含んだ東芦田新水源を使用する配水計画をめぐり、丹波市が新たに水源の運用案を示したことを受け、関係する青垣町自治振興連合会(足立篤夫会長)と幸世自治振興会(上村行男会長)の両正副会長がこのほど懇談し、歩調を合わせて市との交渉に臨む必要性などを話し合った。幸世地区は、「今後は青垣と連携しながら、どう動くかを考えたい」とし、青垣側は、「正副会長の段階ではそれが必要と思っている。連合会としての意思統一をしていきたい」としている。
運用案は、▽現行の市原水源と西芦田水源の取水量を増やし、除マンガン処理した上で青垣地域と幸世地域に配水▽氷上町桟敷水源の水は、計画どおり春日地域に送水▽東芦田新水源の水は、水需要が高まったり、何らかの理由(災害など)で市原、西芦田両水源の取水量が下がった場合に使用する―とするもの。
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2015年10月3日17:41
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大阪ミナミにバー出店 フレッシュな生酒...
写真・西山酒造場がオープンさせた日本酒バー「NIPPON no SAKE 小鼓御里」=大阪市中央区で
西山酒造場(丹波市市島町中竹田、西山周三社長)が10月1日、大阪市ミナミにお酒の物販スペースを兼ね備えた日本酒バー「NIPPON no SAKE 小鼓御里」をオープンさせた。蔵元から直送の生酒が味わえる立ち飲みバーで、フレッシュな味を安価で楽しめる。
外国人観光客も多い、黒門市場に近いビル。1階の物販スペースは、人気の「路上有花」シリーズなど計6種類を販売。2階のバーでは、純米大吟醸や純米生酒などを200―800円で提供している。肴にもこだわり、県内の食材を使ったメニューが一品200円で味わえる。1、2階合わせ20人ほどが入れる。 外国人観光客も気軽に立ち寄れるようにと、店名の一部にはローマ字を使用。海外への知名度アップにつなげるとともに、新店舗で聞いたお客からの要望を、酒造りに反映させるという。
営業時間は午前9時―午前零時。年中無休。
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2015年10月3日17:35
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たまごかけごはんの店「玉の助」
専門店のこだわり
今年8月にオープンした卵かけごはん専門店。丹波地域の契約農家から直接買い付けるコシヒカリと、ストレスがかからないよう平飼いしている三田高原の卵を使う。「卵かけごはん定食」(390円、いずれも税別)には、地元の主婦たちが手作りした麹味噌を使ったみそ汁、漬け物が付く。大盛りは490円。卵は食べ放題。卵にかける醤油にもこだわり、昆布やカツオのやさしい風味を加えたオリジナルだし醤油のほか、まろやかな薄口醤油、スモークした燻製醤油、甘口のかつお醤油の4種類がある。「だし巻き」(100円)や市場にあまり出回っていない「烏骨鶏卵」(200円)も提供している。
篠山市今田町下小野原821-1
(ナビ検索は今田町休場12)
tel.079・506・6946
営業時間/10:00―18:00
火曜定休(祝日の場合は営業)
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2015年10月3日17:19
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着物リメイク品展示 10月5日まで、春日で
「きものリメイク和」(丹波市市島町上田)を主宰している藤原和子さん(76)の洋裁教室生による作品展が、「こだま館」(春日町七日市)で開かれている。10月5日まで。午前9時―午後5時。
着なくなった着物を使って作ったワンピースやコートなどが並んでいる。手さげバックなど小物類も展示。着物の柄を生かした作品が来場者の目を楽しませている。
洋裁教室では、タンスに眠っていた留め袖や襦袢、浴衣などをほどき、反物にしてから作品作りに取り掛かっている。捨てられるのを待っていた着物に、新しい命を吹き込んでいる。
藤原さんは「着なくな
ったものでも、生まれ変わらせることができる。もったいないと思うことが大切」と話している。
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2015年10月1日10:00
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「城下町ホテル」開業 古民家4軒 宿泊...
篠山市の一般社団法人ノオト(金野幸雄・代表理事)が、市内城下町の古民家4軒を宿泊棟として改装。10月3日、宿泊施設「篠山城下町ホテルNIPPONIA(ニッポニア)」をオープンする。拠点となる宿泊棟が近日中に県内3例目の景観法に基づく「景観重要建造物」に指定されるほか、同事業が国家戦略特区の特区事業に認定されたり、資金調達にファンド組合と地方銀行の共同融資を受けたりするなど、古民家再生を基軸に歴史地区の再生に取り組む。
写真・中心棟となる「ONAE棟」。近日中に景観重要建造物に指定される=篠山市西町
篠山藩主青山家由来の「お苗菊」にちなんで、宿泊棟の名前をすべてキクにした。西町の「ONAE棟」は明治期に建てられた元銀行経営者の住居。城下町の商家群で数少ない大規模商家。1階は本格フレンチレストランと「城下町ホテル」のフロントなどとして、2階は宿泊(5室)に使われる。旧街道沿いの大規模な商家としての面影を残しているなどとして市が景観重要建造物に指定する。「SAWASHIRO棟」(西町)は店舗と宿泊(3室)、「NOJI棟」(河原町)は宿泊(2室)、「SION棟」(同)は一棟貸しとして利用する。宿泊価格は朝食、夕食付で1人あたり3―6万円の予定。
問い合わせは、ホームページ(http://sasayamastay.jp/)から。