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2015年11月26日09:24
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恥をかいて生きる
もう50歳になろうとしているのに、私は粗忽者ゆえ、まだまだ穴があったら入りたいことが多い。人はいつ大人になれるのだろうかとつくづく考える。半世紀も生きてきたのだから、そろそろ立派な大人になれても良いのじゃないかと、はかなく思ったりする。
でも、常識的で立派な人にもなりたくないと、自分のことはすっかり棚に上げて恐ろしいことに図々しくも願うのである。理由はただ一つ。常識人は実につまらないのである。新しいことを始めようというときに、周囲の目や一般常識からはずれないことばかりを第一に考えていると、なんかつまらなくなってしまい、先に進むわくわくした風船のように膨らんでいた気持ちが、しゅーっとしぼんでしまうのである。だいたい「常識」や「普通」がなんなのか、よくわからない。
太宰治が「人間失格」の冒頭で主人公に「恥の多い生涯を送って来ました」と言わせているが、家柄も容姿も賢さにまでも恵まれたこのような人でさえ恥をかくのだと当たり前のことを妙に感心した覚えがある。どんな鎧をまとっていても一介の人間なのだと大作家は私たちに教えてくれる。
恥をかきかき、汗をかきかき、一歩一歩歩く。すると、いつの間にやら陽が沈んでまた昇り、また今日も恥をかきかき、汗をかきかき、一歩一歩進む。時々後退や寄り道をしながらだけど。
そんなこんなで50年。まあ、私にしたらよくやってる。私ひとりぐらい「私」は「私」を認めてあげましょか。
(土性里花・グループPEN代表)
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2015年11月26日09:24
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和と洋を丹波焼で 「昭和百景館」で特設...
写真・クリスマスをテーマにした窯元のテーブルコーディネート展示=篠山市二階町で
「昭和百景館ささやまや」(篠山市二階町)で、「第3回やきものまつり」と題した特設販売コーナーが開設されている。クリスマスシーズンに突入したことから、メーンテーマは、「丹波焼で楽しむ和のクリスマス」。窯元によるテーブルコーディネートの提案展示もあり、和と洋のコラボレーションが来場者を楽しませている。12月25日まで。
丹波焼5窯元がクリスマスをイメージして製作した陶器を展示販売。ほかに、お得なお楽しみ福袋(3000円)の販売、丹波焼の器で飲む黒豆コーヒー(600円、器持ち帰り可)など、多彩な企画を催している。
丹波篠山食と器の国際ビエンナーレのプログラムでもあり、同施設を運営する株式会社「アクト篠山」は、「まちなかでの伝統文化の発信にもつながれば」と話している。
同施設(079・552・5555)。
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2015年11月26日09:22
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ゴスペル80人の歌声 こうが山コンサート...
氷上町中央地区の地域づくり事業「こうが山ゴスペルコンサート」(中央地区自治振興会、同実行委員会主催)が、11月28日午後6時半から中央小学校体育館で開かれる。1歳から60歳代のこうが山ゴスペルクワイヤ約80人が歌声を響かせる。
11年目を迎える今年は、原点に帰り、元気に楽しくをモットーに歌う。テーマは、「ギブアンドテイク」。「持ちつ持たれつ」という思いを込めた。
「イン・ザ・サンクチュアリ」など、ゴスペル(黒人霊歌)2曲に初挑戦。過去の合唱曲目から人気の高い「アメイジング・グレイス」などを再び歌う。
「きよしこのよる」など、クリスマスにちなんだ聖歌、「オー・ハッピイデイ」などお馴染みのゴスペルナンバー、発足当初から歌い続けている「君は愛されるため生まれた」など15曲以上を歌う。
女声は3部、男声、子どもの5部で合唱する。
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2015年11月26日09:21
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2病院経営不振続く 県立柏原・柏原赤十...
県立柏原、柏原赤十字両病院の2014年度の経営状況がまとまり、当期純損益は県立が6億3600万円(対前年度比3700万円の改善)、赤十字が1億3400万円(同5800万円改善)と共に赤字だった。県立は患者が増えたものの、経費も増えた。反対に赤十字は患者が減り、経費を抑えた。赤字額はともに減らしたものの、依然多額の赤字が生じている。
県立は緩和ケア病床(20床)の開設で病床が増えた。
入院患者が8%、外来患者も9%増え、入院収益が14%、外来収益が12%と増加した。一方で、看護師増員などにより給与費が14%、材料費が9・8%増など費用も増え、ほぼ前年度並の決算となった。
赤十字は入院で2%、外来で2・9%それぞれ患者が減った。入院収益が5・6%減り、診療単価のアップで外来収益を2・5%増やし、その他医業収益も増やしほぼ前年度並の収益を確保。職員の減少、診療材料の調達単価や委託業務の契約内容の見直しなどで経費を前年度より3・1%圧縮し、赤字額を減らした。
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2015年11月26日09:20
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2病院経営不振続く 県立柏原・柏原赤十...
県立柏原、柏原赤十字両病院の2014年度の経営状況がまとまり、当期純損益は県立が6億3600万円(対前年度比3700万円の改善)、赤十字が1億3400万円(同5800万円改善)と共に赤字だった。県立は患者が増えたものの、経費も増えた。反対に赤十字は患者が減り、経費を抑えた。赤字額はともに減らしたものの、依然多額の赤字が生じている。
県立は緩和ケア病床(20床)の開設で病床が増えた。
入院患者が8%、外来患者も9%増え、入院収益が14%、外来収益が12%と増加した。一方で、看護師増員などにより給与費が14%、材料費が9・8%増など費用も増え、ほぼ前年度並の決算となった。
赤十字は入院で2%、外来で2・9%それぞれ患者が減った。入院収益が5・6%減り、診療単価のアップで外来収益を2・5%増やし、その他医業収益も増やしほぼ前年度並の収益を確保。職員の減少、診療材料の調達単価や委託業務の契約内容の見直しなどで経費を前年度より3・1%圧縮し、赤字額を減らした。
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2015年11月22日08:58
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孫ターン
篠山市に孫ターンした男性に出会った。孫ターンとは、祖父母が住んでいる土地、もしくは住んでいた土地に孫が移り住むこと。この男性は、祖父母が亡くなり、空き家になっていた家に都市部から移り住んだ。仕事のやり取りはほとんどメールなので、移住しても仕事での支障はないという。▼篠山市、丹波市ともに人口減少が課題になっている。減少を食い止める手立てとしてU・Iターンの促進が言われているが、Uターンの“変形”とも言える孫ターンも促進したい。▼農業をしたいという若者が少なくないが、祖父母の家に農地があれば比較的スムーズにその夢がかなう。田舎暮らしを望む若者にも孫ターンはうってつけ。地域とつながりのある祖父母の人的ネットワークで、地域にもすんなり溶け込めよう。▼田舎で生まれ育った子ども世代は、田舎のマイナスの側面に嫌悪したとしても、盆や正月などに祖父母の家で過ごした孫世代には、田舎での楽しい思い出だけが記憶されているものだろう。先の男性も、その記憶が孫ターンした理由の一つになっていた。▼子ども世代が都市部に出て経済成長を支えてきた右肩上がりの時代はすでに終わった。田舎暮らしに自分らしい生き方を求める孫世代の人たちに「ルーツの地に戻っておいでよ」と呼びかけたい。(Y)
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2015年11月22日08:58
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ともにがんばりましょう
お腹周りがすっかり重たくなった数年前から、少しずつ走るようになった。続けて走ったかと思うと、ピタッと走らなくなる。ありがちな怠け者ランナーなので、お腹周りにも変化はない。目標を持とうと、10㌔の「三ッ塚マラソン」や「兵庫・丹波もみじの里ハーフマラソン」に何度か出場するようになった。大会前になると、それなりに練習する。怠けると、それなりに息が上がり、前へ進まない。「練習は裏切らない」。あるアスリートの言葉を思い浮かべては納得する。
あす23日に福知山市で行われる「福知山マラソン」に出場する。ハーフマラソンを完走したころから「フル」の存在が気になり始め、1日でも若いうちにマラソンブームに乗っかろうと、勝手な決断に会社の同僚を巻き込んだ。
どんな練習をすればよいか、シューズは、食事は、と気になり、ネットで検索の日々。体が重くて30分走るのがやっとで、「何がフルマラソンだ」と自分にあきれた頃もあった。調子が上がってくると、調子にのってふくらはぎを痛め、風邪をひき、焦ってばかり。これほど自分の体を気にしたことはなかった。経験者を捕まえては、マラソン出場の話題を向けると、ペース配分のこと、レース中の空腹対策、直前の練習メニューまで、みな本当に親切にいろんなアドバイスをくれた。「やめとけ」という人はいなかった。
完走できるか分からないが、大会が終わった後、自分がどんなことを思っているのか今は楽しみだ。丹波市、篠山市からもきっとたくさんのランナーが出場されると思う。ともにがんばりましょう。(芦田安生)
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2015年11月22日08:57
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神池寺の紅葉
十一月の句会は久しぶりの吟行。幹事さんの車に乗せてもらって市島町の神池寺へ向かう。この日は朝霧が深かったので、お天気はよさそう。幹事さんは下見をしていたので、険しい山道もすいすいと運転。後からきた句会員たちは口々に「道が結構くねくねしていて、怖かった」「鹿がでてきてびっくりしました」と賑やかに話す。
住職の荒樋さんが、寺の歴史や謂れを境内を巡りながら丁寧に説明して下さる。突然「きれい!欅のもみじが散り始めた、これが黄落よ」と叫ぶ私。みんなも「ほんと!きれいやわ」としばし見とれる。話の腰を折られた荒樋住職、「私らは葉が散ると、また掃かないかんと思うだけやけど、俳句やる人は違いますなあ」と無礼を怒らずフォロー、さすがだ。
母が元気だった頃、二人で来たことがある。「お父さんが青年の頃、三井庄の方から盆踊りをしに登って朝までおったこと、それが楽しみやったと、よう言いよっちゃった」という母の話やその後、母の妹を訪ねたことなど本欄に書いた。その盆踊りは二十六夜祭で、近年まで行われていたとか。市島に住む句会員もそれは盛大な祭だったという。
神池寺は丹波比叡ともいい、千三百年の歴史をもつ。最も栄えていた頃には、五十の僧坊があり、広い境内に残る平地はその名残だとか。また後醍醐天皇の悲劇の皇子「護良親王」が神池寺に寄ったことが太平記に書かれている。まさに古刹だ。紅葉も黄落も美しく、それぞれに俳句も詠めて、とてもいい一日だった。
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2015年11月22日08:51
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「歌のお姉さん」で市民ランナー 中村美...
音楽で子と親元気に
ピアノ講師で、高校生を一番上に3人の男の子の母親。「歌のお姉さん」として、丹波地域を中心に音楽を通して幼児と保護者に元気を届けている。
幼い頃から歌が好き。ムラの「のど自慢」で、歌い出しが旧姓の「上野」と同じ「津軽海峡冬景色」を歌ったところ「上手やね」とほめられ、「歌うのがもっと好きになった」。ピアノ教室に3歳から通い、将来は「歌のお姉さん」にと憧れ続けた。コーラス部に所属した柏原高校時代は、関西音楽学院で声楽も学んだ。採用倍率の高さを知り、一度は夢をあきらめた。福井市の短大の音楽学科に進み、帰郷後も声楽を続けた。
転機は14年前。当時2歳の長男と訪れた「こうがやま児童館」(氷上町成松)で、指導員に「ここで歌のお姉さんをやってみない?」と声をかけられた。思いがけない形で夢がかなった。数組の親子で始まった、今も続くリズム教室「トトロ」は評判を呼び、会場が満員になる人気教室に。児童館、こども園、子育て関係の集まりなど、活躍の場が広がっている。
「もっといい声を届けたい」と歌のトレーニングに始めたジョギングは、家事に差し支えない朝5―6時の1時間、10㌔を走る。今月の「もみじの里ハーフマラソン」で1時間39分58秒で、ハーフ女子総合16位(丹波市1位)に入るなど記録を伸ばしており、23日の福知山でフルマラソン4時間切りをめざす。
実感しているのは、「続けることの大切さ」。「うちの子どもはおばちゃんやん、と言うけれど、よその子にとってはお姉さん。ランナーとしてもっと速くなりたいし、いつまでも歌のお姉さんと言われるように、がんばりたい」。41歳。
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2015年11月22日08:51
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前田さん(氷上)知事賞 兵庫ふれあい美術...
「兵庫ふれあい美術展」(兵庫県など主催)の彫刻部門で氷上町小野の前田桂子さん(63)がトップの県知事賞、市島町中竹田の常石孝子さん(64)が2席の県彫刻家連盟賞に選ばれた。2人はともに丹波彫刻会の会員。日展作家の磯尾隆司さん(柏原町)の指導を受けており、「入賞は磯尾先生のおかげです」と話している。篠山市二階町の小林優さん(73)も3席の賞を受けた。
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2015年11月22日08:50
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さよならチャッピー
18日の夜、愛猫が死んだ。「グウゥ」「ハッ」という音を伴う呼吸を続け、最後は3回背伸びをしておしまいだった。18年と半年を生きた黒い雄猫、チャッピー。
8月ごろから歩き方がヨタヨタとした感じになり、「年を取ったなあ」と家族で話していた。しかし、食欲は相変わらず旺盛で、死ぬ4日前まではいつも通りにえさを食べ、愛嬌をふりまいていた。その後、ガタガタと一気に弱った。
わが家では、これまでペットがいなかった期間はなく、常に複数匹の犬や猫と暮らしてきた。だから、幼いころからペットの死に際に何度も立ち会い、別れには慣れているはずだったが、今回はつらかった。
阪神淡路大震災での被災体験を引きずり、落ち込んでいた当時、交際中だった妻が、気晴らしにと飼い始めた。結婚し、妻と一緒にわが家にやって来た。人生が思い通りに進まず、もがき苦しんでいた時期にはいつもそっと寄り添ってくれ、仕事の愚痴もずいぶん聴いてくれた。幼い娘や息子の良き遊び相手にもなってくれた。大切な家族の一員だった。(太治庄三)
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2015年11月22日08:49
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第451問
23日まで開催中の「篠山市展」。一般、特別部門のどちらにもないジャンルは?
1.盆栽
2.染織
3.書
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2015年11月22日08:49
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大衆演劇の上演も 春日で人権のつどい ...
「丹の里 人権のつどい」(丹波市など主催)が、11月29日午後零時半から春日文化ホール(春日町黒井)で開かれる。ファミリー劇団「侍」による大衆演劇や、人権学習事例発表などがある。入場無料。
「侍」は家族3人による劇団。大衆演劇を演じながら旅した経験をもとに家族の絆、人間同士の絆の大切さなどを愛情たっぷりに語るほか、芝居「瞼の母」の上演、懐かしの歌謡・舞踊ショーを展開する。
このほか、中学生の人権作文の表彰式と作文の朗読があり、堂本泰暉君(和田3年)、荒木歩香さん(春日3年)、高瀬葵さん(市島3年)が登壇する。
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2015年11月22日08:48
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「こども園推進に協力」 市は住民説明会...
柏原町自治会長協議会(西垣伸弥会長)はこのほど開いた全体会で、認定こども園開園に向けた協議について「こども園の推進に向けて協力していく」と決議した。「地域住民に対し、より一層の理解と認識を得るべく十分な説明を行うなど、リーダーシップを発揮して推進してほしい」とする市への要望と合わせ、近く文書で辻重五郎市長宛てに提出する。柏原地域内には認定こども園に反対する声もある中で、同協議会としての認識を一致させたかたち。市教委は、地域の合意を得るための新たな組織を提案、それへの参画も了承した。
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2015年11月21日14:59
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国登録有形文化財に 柏原高内の柏陵記念館
写真・国登録有形文化財となった柏陵記念館=柏原町東奥、柏原高校で
国の文化審議会は11月20日、柏原高校(柏原町東奥)内にある「柏陵記念館」など全国124件の建造物を国登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申した。県内では同記念館と、旧鍵野家住宅主屋(神戸市東灘区)の2件。
同記念館は、歴史的背景に寄与しているものとして登録された。1897年(明治30)の建築。旧兵庫県柏原尋常中学校本館の教室と昇降口を移築改修した擬洋風建築(欧米の建築を日本の職人が見よう見まねで建てた建物)で、1941年(昭和16)と60年(同35)の2度、移築し、80年(同55)から記念館として活用している。
現在は同校の歴史に関係する資料を多数保管しているほか、館内の応接室をスクールカウンセリングに使用している。
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2015年11月21日14:57
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カフェ朝日
看板娘がお出迎え
10月4日にオープン。看板娘のあさひちゃん(1つ)がお出迎えする。テーブルや棚、カウンターなどは手作りで落ち着く空間。コーヒーは深煎りの「ハマ珈琲」(大阪市)、ほとんどの食器は丹波焼にこだわる。
モーニングセット(450円、午前11時まで)はココナッツオイルを塗ったサクサクのトースト、卵、サラダ、ドリンク付。ランチ(800円、午前11―午後3時)は日替わりの「ホットサンド」、具だくさんの「スープ」、スパイシーな中辛の「ひき肉のカレー」の3つ。コーヒー、豆乳入りのカフェオレなどドリンク類は350円。
篠山市魚屋町26(魚屋町交差点角)
tel.090・9995・8737
営業時間/10:00―17:00(土、日、祝日は8:00―)
水曜定休
インスタグラム(cafe_asahi3)、フェイスブックで発信。キッズスペースあり
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2015年11月19日13:27
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女性の活躍
丹波市自治会長会が「女性が地域の役員として活躍するために必要なこと」という講演会を開いた。篠山市では女性の自治会長が何人かいるようだが、丹波市内はゼロ。他の役員も非常に少なく、筆者の自治会でも女性の就任を呼びかけたことがあったが、反応は全く悪かった。▼講演に先立って女性ばかりのワークショップ・カフェが開かれ、いくつかのグループ別にホンネで話し合った報告があった。「女性の視点やネットワークが役立つはずなのに、男女で役割の決めつけがあるようだ」という話に頷いたが、報告者は皆若く活発で、これなら望みはありそうなのに、と不思議に思った。▼講師の萩原なつ子立教大教授は「大繁華街池袋を抱える東京都豊島区が丹波市や篠山市と同様、若年女性人口が2040年までに50%超減少する『消滅可能性都市』に挙げられ、『女性議員ゼロ、区役所幹部もゼロ』に気付いた区は『としまの未来を考える100人女子会』を開いて提案により11事業に8800万円の予算を付けた。女性議員も生まれた」と話した。▼会場からは「自治会長になったが市の下請け仕事が多く、何も魅力が感じられない。こういう現状ではなかなか難しいのでは」という男性の発言も聞かれた。市でも自治会長のホンネを聞く「300人会」を開いてみては。(E)
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2015年11月19日13:26
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傘寿記念し合同絵画展 臼井邦昭さんと教...
写真・合同展を開いている臼井邦昭さん(前列右から4人目)と教室生ら=丹波の森公苑で
画家の臼井邦昭さん(80)=氷上町絹山=と、臼井さんが指導する4教室の初めての合同絵画展が、丹波の森公苑多目的ルームで11月22日まで開かれている。臼井さんの傘寿を記念した企画で、臼井さんが48点、教室生33人が約40点を出品している。
出展4教室は、「年輪の里絵画サークル」(8人)、「イーゼル」(同)、「パープル」(10人)、「サークル虹」(7人)。年輪の里絵画サークルの大木豊代表、植木博さんが「先生の傘寿をお祝いして合同展を開こう」と各グループに呼びかけて取りまとめた。
臼井さんは、大作9点をはじめ、風景画を中心にアクリルと油彩を展示。古い酒蔵や廃屋を描いた「ある集落」(100号)、庇の影が映った家屋と丹波焼の甕を組み合わせた「秋澄む」(同)など、50歳代の頃の作品も多く出品している。
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2015年11月19日13:26
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窯場継承などテーマに 日本六古窯サミッ...
写真・サミットでの火入れ式に向け、窯詰め作業に精を出す丹波立杭陶磁器協同組合の組合員=篠山市今田町上立杭で
「日本六古窯サミット2015in篠山」(篠山市主催)が11月21、22の2日間、今田町内を会場に開かれる。日本のやきものを代表する六古窯産地「越前・瀬戸・常滑・信楽・備前・丹波」の首長や関係者が一堂に会し、情報交換や関連事業を通じて交流する。同サミットのプレイベントとして、「日本六古窯若手作家の交流展」が「立杭陶の郷」(同町上立杭)で催されているほか、2年越しで修復を進めてきた丹波焼最古の登り窯(同町上立杭)の火入れ式をサミットに合わせて行う。
「日本六古窯の継承と発信、交流」をテーマにサミットを開催。1988年、第一回を今田町で開催して以来、これまでに六古窯産地の各市町で2回ずつの12回開いており、今田町で開催されるのは96年以来、19年ぶり3回目となる。
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2015年11月19日13:25
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鴻谷隆司氏訃報
鴻谷隆司氏(こうたに・たかし=丹波市観光協会副会長、葉山取締役会長、元丹波市商工会副会長)14日午前6時10分、腎臓がんのため丹波市内の病院で死去、68歳。自宅は丹波市青垣町佐治633ノ1。葬儀は17日、おこなわれた。喪主は長男、鴻谷佳彦(よしひこ)氏(葉山代表取締役社長)。