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2017年12月3日09:00
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白川郷で初雪
九月の東海支部柏陵同窓会に集った同級生たちが、二次会の席でまたみんなで旅行を兼ねたミニクラス会をしようという話に。以前蓼科にあるT自動車関連のホテルをあっせんしてくれた同級生もいたので頼むと、「蓼科のほかに白川郷にもあるよ。でもあまりたくさんは泊まれないから人数は絞ってよ」とのこと。十一月の真中の平日に、白川郷が取れたという連絡が入り、九月の二次会の席にいた同級生に連絡。参加者は十八人に。東京組、阪神組、そして東海組が集まった。その一週間前「現地に問い合わせたら、大分寒いそうだから、冬のコートをしっかり用意した方がいい」と一斉メール。
出かけた日、こちらは晴天、私と三重の友人は高山線で合流。下呂を過ぎたあたりから山に雪雲がかかりはじめる。高山駅から高速バスに乗り込むころから時雨。トンネルを出るたびに、冬紅葉やカラマツの黄葉に声を上げる。白川郷に着くが、あまりの寒さに、傘をさして散策する気にはなれず宿の迎えを待つ。自然学校という名のついた施設で、かつてあった合掌集落をT自動車が広く買い取り宿泊・研修施設にしたとか。標高七百メートルもあるのでスタッフは「明日は雪が降るという予報ですよ」と事も無げに。その夜はフランス料理とワインを堪能。談話室で二次会も。さて翌朝風呂へ行こうとカーテンを開けると真っ白。みるみるうちに五センチほどに。朝食後、白川郷へ下ると、うっすらと積もっている程度。世界遺産の白川郷で今年の初雪を体験できたのはなかなか嬉しかった。
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2017年12月2日19:56
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京魚 あまてらす
気軽に料理とお酒楽しんで
11月15日にオープンした居酒屋。京都府の日本海から仕入れた鮮魚と、料理歴40年の職人がつくる一品料理を500―700円を中心とする価格帯で提供している。だしまき、からあげ、といった居酒屋の定番料理から、レンコンまんじゅうなど手の込んだものまで、「おすすめ」ばかりをそろえる。飲み物は、生ビールが500円。
市村優店長(45)=篠山市=は「『あまてらすに行けばおいしいものが食べられる』と言われるようにしたい。いろんな人に楽しんでもらえる店に育てたい」と話している。
20人程度の宴会可。会席コースもある。アルバイト募集中。
兵庫県丹波市柏原町田路28-1-4
tel.0795・88・5225
営業時間/17:00~23:00
水曜定休
カウンター6席、座敷26席
予約可
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2017年12月2日09:00
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篠山市市名問題...
兵庫県の篠山市議会は11月6日から24日にかけて市内10地区で開いた議会報告会の中で、今年5月に市内9地区で開いた報告会と同じく住民と車座になって「丹波ブランドと市名について」をテーマに意見交換を行った。市名を「丹波篠山市」にする市名変更問題を巡り、今回も賛否さまざまな意見が出されたが、5月の報告会が昨年度の全地区の参加者数(323人)に迫る295人となっていたのに対し、今回は10地区合計で191人と減少、問題に対する関心が沈静化している状況が見て取れた。
市名変更問題を巡っては、今年2月からこれまでに商工会やJAなどさまざまな団体が変更を求める要望書を市長や議長に提出。また、今月20日には団体や市民でつくる会が市民8439人分の署名を提出するなどしてきた。
一方で、現状維持を求める市民有志も会を結成して会合を持ったり、市長に反対の要望書を提出するなど、議論が白熱していた。
5月の報告会は、住民による賛成、反対双方の意見が公の場で出される初めての場とあって関心が高かったのか、地区を超えての参加もあるほどの“盛況”ぶりを見せた。しかし、今回の報告会ではほとんどの会場で例年並みの参加者数となり、わずか8人という会場もあった。
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2017年12月1日09:00
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伊能忠敬に感銘...
写真・北新町の大手馬出跡に設置した標柱を見学する両地域のグループ=兵庫県篠山市北新町で
江戸時代の地理学者、伊能忠敬(1745―1818年)が、篠山市内で測量した史実を探索し、その足跡を通して地域活性化につながる取り組みを展開している市民グループ「伊能忠敬笹山領探索の会」(加賀尾宏一会長、22人)が11月24日、播磨地域で同様の活動を行っている市民グループとの交流会を篠山市内で開いた。両会から5人ずつ参加。加賀尾さんらが忠敬の歩いた街道沿いに建てた標柱をめぐって親睦を深めた。
「伊能忠敬笹山領探索の会」は2010年、丹波市の丹波の森公苑が主催する講座「丹波学」で、「伊能忠敬が測量した丹波の道」を学んだことをきっかけに発足。加賀尾会長(79)=篠山市乾新町=らは、伊能忠敬が篠山領内を測量した10日間(1814年2月3―12日)の足跡を、郷土の歴史・文化を育む生きた教材として後世に伝えていこうと、調べたことを機関紙にして発行したり、地域や小学校での出前教室を通じて忠敬が歩いた市内の街道沿い12カ所に標柱を立てるなどの活動を展開してきた。
播磨地域での足跡をたどっているグループの発足は05年、県の「ふるさとひょうご創生塾」の10期生が卒塾研究で忠敬を取り上げたのがきっかけ。高塚洋さん(74)=高砂市=を代表に、地域の有志も加えた「ふるさとひょうご創生塾ご縁グループと同好会」(15人)として活動を展開しており、これまでに調査結果をまとめた本2冊を出版している。
加賀尾さんらの活動を知った高塚さんが声を掛け交流会が実現した。
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2017年11月30日09:47
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白内障
8月に白内障の手術をしてから3か月余り経った。10年ほど前から言われていたが、普段さほど支障がないので放っていた。しかし、少しずつ視力の衰えを感じ、夕陽が異常にまぶしくて運転が怖いほどに。
ゴルフでボールの飛んだ先がよく見えず、同伴者が「バンカーの手前」などと教えてくれるのを「よう見えるなあ」と感心していたが、今春にホールインワンした時、周りが騒いでいるのに自分はグリーンに上がって確かめるまで半信半疑。これで手術を決意した。
右と左で2週間おいた。診察室で初めて眼帯をはずした時、眼前に開けた視界は忘れられない。「世の中ってこんなに明るかったのか」と気がついた。山の緑も田んぼの緑も瑞々しく、「カメラで撮っておきたい」と一瞬思った。よく考えれば自分の脳内に焼き付けておくしかなかったのだが。
目の前に来るまで読めなかった交通標識が、遠くから識別できるのが楽しく、何度も試みていたが、月日が経ってくるとすっかり慣れて感激も薄れ、身勝手さを痛感する。
眼科の患者がすごく多いことも知った。白内障は手術で対応できるが、薬で進行を防ぐしか方法のない厄介なものも多いようだ。iPS細胞の技術などが実用化され、そうした病気もたやすく治療できる日が来ることを期待する。(E)
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2017年11月30日09:46
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丹波布は「宝」
丹波布技術保存会が、同布復興60周年記念事業として丹波の森公苑で開いた「丹波布に魅せられて」が閉幕した。8日間の会期で1000人以上が来場し、予想以上の人出に、保存会の会員は驚き、価値を認める人、関心を持つ人、応援してくれる人がこんなにもたくさんいることに、布を織る技術者たちも心強い気持ちになったことと思う。
国の無形文化財の丹波布だが、文化財の指定を受けているのは、技術者個人でなく、保存会という団体だ。長く活動は低迷し、一昨年再興総会を開くまでは休眠に近い状態で、節目の50周年にも華々しい催しは行われなかった。
会場にいた時に、青垣出身の男性が、「丹波布技術保存会10周年」という、貴重な写真を会場に持って来ていて、興味深い話を聞かせてもらった。期間中、こういった出会いが多くあったそうだ。
江戸、明治、大正、昭和初期の丹波布の古布にも感動したが、丹波布伝承館で技術を学んだ、ここ20年ほどの間に育った技術者の作品が素晴らしく、胸が熱くなった。先祖から連綿とこの地で織られてきた縞柄の布。掛け値なしに「宝」と思った。(足立智和)
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2017年11月30日09:45
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たんば共通商品券 一部有効期限迫る 「...
たんば共通商品券を発行するたんば商業協同組合が、使用期限(2017年12月31日まで)が迫っているものがあるとして、同商品券の早めの利用を呼び掛けている。
商品券の右端が茶色の「たんば共通商品券」(500円、1000円)と、プレミアム商品券として2013年度に発行した、右端がオレンジ色の商品券(1000円)。
一般分で約50万円、プレミアム分で約150万円が未回収という。期限経過後は、商品購入に使えないほか、払い戻しもできない。同組合は「裏面の使用期限の確認を」と呼びかけている。問い合わせは同組合(TEL0795・72・0112)。
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2017年11月30日09:44
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「奇跡」テーマに上演 12月23日 柏原で...
丹波市や大阪市、明石市の3つの教会学校(MEBIG)が12月23日午後2時から、丹波の森公苑(兵庫県丹波市柏原町柏原)で合同子どもミュージカル「ななしのピアノ」を上演する。同学校に通う小中高生の計35人が出演。丹波市の17人も舞台に立ち、1年かけ稽古に励んだ成果を披露する。
「奇跡」がテーマ。奇跡をかなえることができるという古いピアノと、それぞれの「奇跡」を願う子どもたちをめぐるストーリー。
丹波市での開催は3年ぶり。過去にも上演した物語だが、出演者の性格などに合わせ、セリフを変えるといった工夫を凝らしている。
主催の関西合同MEBIGミュージカル代表で、祈りの家キリスト教会(丹波市氷上町石生)の牧師・玉置雅子さんは、「子どもたちの輝きを見てほしい」と話している。
前売り1500円(当日500円増)。玉置さん(TEL090・3842・5951)。
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2017年11月30日09:40
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「恐竜協議会」が発足 丹波市、篠山市ら...
写真・にっぽん恐竜協議会を立ち上げた4市町の首長たち=丹波市山南支所で
恐竜化石を活用した自治体連携調印式が11月26日、兵庫県の丹波市山南支所であり、同市、篠山市、北海道むかわ町、熊本県御船町の4市町でつくる「にっぽん恐竜協議会」が発足した。4市町の首長が、地域づくりや教育・文化の振興、学術・研究、観光、地域交流、災害応援などの分野で協力していくとする協定書を交わした。まずは教育分野での連携から取り組みたい意向。今後、全国に約30ある他の恐竜化石産出自治体にも加盟を呼びかけていく。
谷口進一丹波市長、酒井隆明篠山市長、竹中喜之むかわ町長、藤木正幸御船町長が協定書に署名捺印した。協定期間は5年間。その後は申し出がない限り1年ごと自動更新する。
谷口丹波市長は「1つの自治体では取り組めないこと、国会の恐竜議連への要望活動など、国に対して大きな力になる」と言い、「恐竜」にちなみ、加盟自治体間の子どもを相互訪問させる「竜(留)学制度」を提案した。
酒井篠山市長は「丹波竜のような大きな化石が出ておらずこれまで控え目にしていたが、これからさらに力を入れたい。篠山層群は宝の山、金脈と研究者に言って頂いた。将来にかけ世界的価値があるものが出てくる期待がある」と思いを述べた。
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2017年11月28日09:00
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篠山の文化を満喫 神戸大留学生らが旅行
写真・山の芋チップスを味わう留学生たち=兵庫県篠山市今福で
神戸大学の留学生32人がこのほど、「日本文化見学旅行」と題して篠山市内を訪れ、都市部にはない自然や伝統文化を満喫した。
中国やオーストラリア、フィンランドなどからの留学生が参加。市職員から篠山市について説明を受けたほか、同大学や同大学篠山フィールドステーションのスタッフが同行し、立杭陶の郷での陶芸体験、篠山城などの散策を楽しんだ。
岡野小学校区の今福地区では、留学生らが地元の畑利清さんの指導のもと、手や竹を使って柿採りに挑戦。柿をむいて食べたほか、畑さんが栽培している山の芋を使ったチップス、ねぎ焼きなど特産の味を堪能した。
アフリカ・モーリシャスから留学している同大学大学院2年生のペレグリン・ティエリーさんは、「神戸に2年住んでいるけれど、六甲山を越えたのは初めて」と言い、「景色も体験もとてもすばらしく、なぜ、もっと早く来なかったのかと思うくらいです」と満足げに話していた。
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2017年11月27日09:00
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世界トップの技間近に 車いすテニス...
写真・2年ぶりに来丹し華麗なプレーを見せた上地結衣選手=氷上総合グラウンドで
丹波市テニス交遊会(安達義雄会長)と県車いすテニス協会との恒例の交流会が11月23日、氷上総合グラウンドテニスコートであり、車いすテニス日本代表選手で、今年の全豪、全仏、全英の3大会で優勝した上地結衣さん(23)=明石市出身=が、2年ぶりに参加した。上地選手は親善試合に出場し、リラックスした笑みを浮かべながら、時折鋭いストロークと巧みな車いすさばきで世界トップ選手の片りんを見せ、参加者の視線を釘づけにしていた。
健常者と車いす選手がペアのダブルスに出場。歓声をあげながら、プレーを楽しんだ。
上地選手のプレーを間近で見た芦田正史さん(65)=氷上町御油=は、「サウスポーのスライスがきれいにきれながら入る。届かないと思う所もすっと打ち返し、さすが世界のトップ選手」と舌を巻いた。上地選手は「天候を心配していたけれど、みなさんの日ごろの行いが良かった」と笑顔だった。
同会が長年同協会の大会ボランティアとして関わっており、毎年交流会を開いている。
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2017年11月26日09:00
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不破幸代さん訃報
不破幸代さん(ふわ・ゆきよ=不破一浩東漸寺住職の母)11月24日死去、82歳。葬儀は27日午前10時から、丹波市春日町上三井庄1003の同寺で。
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2017年11月26日09:00
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腎臓病患者会 「就労特化」の相談会開催...
「丹波腎臓病患者会」(畑田達和代表)が12月から、透析患者や腎臓病の人を対象に、就労に特化した個別相談会を始める。毎月第2日曜の午後に相談に乗る。畑田代表(39)は「一人で悩まず、就労をめざしましょう」と話している。
個別相談会では、病気の症状や対処法、できる作業など、就労先に自分のことを深く理解してもらうための「自分説明書」を作成する。さまざまな支援についても紹介する。畑田代表によると、就職しても症状を理解してもらえず、長続きしないケースがあるという。
同会は2年前に設立。毎月第4土曜午後2時から、氷上住民センターで症状の相談や交流を図る「集いの会」を開いている。
初回は12月10日。予約制で、場所は要相談。無料。畑田代表(TEL090・6902・3925)。
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2017年11月26日09:00
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悲観
中世の寓話である。神が天使を下界にくだし、悪魔の持つ誘惑を取り上げるように命じた。これまで人間をまどわしてきた誘惑をすべて取り上げるという天使に向かって悪魔は懇願した。「たった一つの誘惑だけは取り上げないでください」。
それは「悲観」への誘惑だった。悲観はほんのつまらないものであると言う悪魔に天使はしばらく考えた後、「いいだろう」と認めた。天使が去った時、悪魔は高笑いした。「このただ一つの誘惑を持っていることは、すべてを所有していることになる」。以来、人は悲観というとんでもない罠から逃れられなくなった。
人の心は厄介なものだ。精神分析学者のフロイトによると、人には生きることを楽しもうとする「生の本能」がある一方で、不快や苦痛を求める「死の本能」も併せ持っているという。
死の本能が内側に向けば、自己嫌悪や罪悪感といった感情が生じる。そこに悲観という感情が加われば、自殺願望につながっていく。先ごろの事件の被害者はどうだったのかと思う。
人は感情に突き動かされ、感情のままに行動することがある。人は感情の動物というのは正しいが、それは半面の真理。人は、心をかき乱す感情を統御できる動物であるというのも真理だ。ただ、統御する力は自ら意識して磨かないといけない。(Y)
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2017年11月26日09:00
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趣味で油彩画描く 田村英夫さん(丹波市...
「絵を描き心豊かに」
油彩画に親しみ、これまで丹波市民美術展の絵画部門の最高賞となる市展賞に輝いたほか、全国公募の市美術大賞展で4度の入選、篠山市民美術展での優秀賞など、20以上の受賞をしている。仕事のかたわら、10年近くで100号の大作を含めて50点以上の作品を制作した。
子どものころから絵を描くのが好きで、とりわけ地域の風景を好んで描いたという。中学、高校と進むごとに絵画への思いは強まったが、夢に見ていた美術学校への進学はかなわなかった。その後、筆を執ることはなく、40年近い月日が流れた。
9年前、地元自治会の役員を受けた際、「事のついでに何か始めてみるか」と思い立ち、学生時代に夢中になった絵画を再開。1万円で油彩画セット一式を買い、春日町内の絵画教室に通った。「当時は筆の洗い方も知らなかった」と笑う。忙しくなって教室に通えなくなったため、我流で技術を身に付けることを決めた。
絵を描く場所がなく、自宅の下駄箱の上で制作を開始。愛犬や愛猫を題材にしたものの、すぐに描き方がわからなくなり、壁に当たった。それでも毎晩、描き続けた。「描き過ぎて、夢の中でも色合わせをしていた」と笑い、「これはアカンと、描く時間を減らしました」と振り返る。
左側から光が差し込み、右側に影ができる、そんな光と影を表現する描き方を好む。「こんなところにも我流が表れているのかな」と笑う。今では「うちのペットを描いてほしい」という依頼が舞い込むことも珍しくないという。「描くことで心が豊かになり、絵を見て喜ぶ人がいてくれたら」。眼鏡などの販売店「タムラ」を経営。67歳。
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2017年11月26日09:00
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山奥で出合った窯焼きパン
記者歴14年だが、丹波地域でまだ車で走ったことのない道がある。休みの日に紅葉を愛でながらある山道をドライブ。1台の車がやっと通れるくらいの細い道をしばらく行くと、林に隠れるように平屋の店が現れた。車が止まるほど急こう配の登り坂を上がり、その店に近づくと、8台ほど停められる駐車場が満杯。大阪や京都ナンバーの車もあった。
店には窯焼きのピザやパンが並んでいた。私は丹波栗が入ったパンを買った。商品を購入する建物から10メートルほど離れたところに、購入した商品を食べられる一軒屋があった。一軒屋の扉を開けると、満杯の客がガラス越しに木々の風景を眺めながら食事やおしゃべりを楽しんでいた。
都市部の人にとって、アクセスの障害は関係ないのだろうか。むしろ、その山奥にある道中をも楽しもうと思っているかもしれない。
丹波栗のパンを食べながら、丹波市一円で開催中の「丹波大納言小豆ぜんざいフェア」のことをふと思い出した。今年で2回目。昨年は行きそびれたので、今年はぜひ行こうと、イベントマップを熟読している。(坂井謙介)
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2017年11月26日09:00
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第546問
11月24日に「篠山秋の狂言会」が開かれました。上演された演目でないものはどれでしょう?
1.千鳥
2.鬼瓦
3.宗論
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2017年11月26日09:00
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発掘現場で試掘調査 上久下地域自治協議会
写真・試掘調査を行う参加者ら=兵庫県丹波市山南町上滝で
兵庫県丹波市の上久下地域自治協議会が11月17、19、20の3日間、同市山南町上滝の丹波竜化石発掘現場周辺で、専門家や高校生らと化石の試掘調査を行った。年に1回実施しているもので、さらなる発見に向け、参加者たちは目を凝らして砕いた石を見つめていた。
試掘現場は、丹波竜の発掘現場から10メートルほど上流の篠山層群で、2014年に恐竜の骨の化石、15年に卵殻の化石が見つかった地層。県立人と自然の博物館研究員3人と地元のボランティア8人が参加。ドリルで削り取った石を金づちでさらに細かく砕き、化石の有無を調べた。
同協議会長で、丹波竜化石発見者の村上茂さんは「恐竜に対する市内外や若い人の関心を維持するため、これからも定期的に試掘調査を行っていきたい」と話している。
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2017年11月26日09:00
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小西美幸さん訃報
小西美幸さん(こにし・みゆき=小西隆紀兵庫県議会議員の母、有限会社小西のパン代表取締役社長)11月21日午後4時44分、病気のため篠山市内の病院で死去、80歳。自宅は篠山市魚屋町23。葬儀は24日、おこなわれた。喪主は長男、隆紀(たかのり)氏。
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2017年11月26日09:00
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柏原町の村岡孝司さん 全国交通安全運動...
標語作りの名人、村岡孝司さん(75)=兵庫県丹波市柏原町柏原=が、来年使用の「全国交通安全年間スローガン」(全日本交通安全協会など主催)で、一般部門B(歩行者・自転車利用者へ呼びかけるもの)で内閣総理大臣賞(最優秀・部門1点)を、同部門A(運転者へ呼びかけるもの)で全日本交通安全協会会長賞(佳作・同3点)を受賞した。自身初めてのダブル受賞。1年間、全国の交通安全運動に使われる。村岡さんは「1つ入るのでもなかなか。1度に2つも入るなんて」と喜んでいる。
総理大臣賞の「行けるはず まだ渡れるは もう危険」には、思い込みや過信がすでに危なく、遠くに見えても車は速いという戒めを守ることの大切さを訴える作品。同協会長賞の「ぼく安心 チャイルドシートに 抱かれてる」は、シートに乗せる、を抱かれると表現した。
同スローガンは、全国公募の中でも、応募数の多さで知られており、今回も6万4422点の応募があった。
村岡さんは、「交通事故死がピーク時の4分の1ほどに減ったとはいえ今なお全国各地で痛ましい事故が起きている。はからずも選んで頂いたスローガンが生かされて少しでも交通安全のお役に立つことを願っている」と語った。