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2016年2月4日09:58
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篠山で事前配布始まる 初日は283人 安定...
篠山市は1月31日、ハートピアセンター(細工所)で原子力発電所の事故に備え、甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤の事前配布を始めた。主に城東、多紀の両地区の住民を対象に午前と午後の2回に分けて開き、計283人に1029人分を配布した。2月28日までの計6日間は3―18歳の子どもと、その世帯を対象に、3月3日―同26日の計8日間は19歳以上の一般向けにも配布する。
事前に配布された、体質が服用に適しているか否かを問う問診票の記入を受付で確認。ホールで全参加者が集まった後、市役所市民安全課職員と、兵庫医科大学ささやま医療センター放射線科医師の井上淳一さんから、▽安定ヨウ素剤は外部被ばくには効果がなく、早期の避難が必要▽3歳未満は今回配布する丸剤ではなく、緊急時に市役所などで配布する液体を服用する▽効果は服用後24時間―など、服用の注意事項の説明を受けた。その後、来場した順番に別室で保健師や薬剤師、医師による問診を受け、安定ヨウ素剤を受け取った。
市は受付などで職員約30人、問診などで保健師、薬剤師、医師計7人体制で配布に備えた。
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2016年2月4日09:58
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シカ衝突事故88件 氷上が最多、夜間増加...
丹波署は、昨年市内で発生した車とシカの衝突事故件数をまとめた。同署がシカに関する事故件数をまとめるのは初めて。大きなけがにつながった事故はないが、廃車になったケースもある。同署は「2014年以前のデータはないが、昨年は特に多かったという印象。『ひょっとしたら飛び出すかも』という気持ちを持ってスピードを落として走行してほしい」と呼びかけている。
昨年1年間で88件の事故が発生。12月の11件が最も多く、夏場の6―8月は2―6件と少ない1。
町別では、氷上町が30件と最多。次いで市島町24件、青垣町17件、山南町11件、春日、柏原町はそれぞれ3件ずつ。氷上町内では朝阪地区が5件、市島町内では下竹田地区が12件とそれぞれ最も多く発生している。山に近い市道、県道での事故が多いという。
発生時間帯は、午後7時以降に10件を超えるなど急激に増え、11時台が13件でピーク。夜間はシカが山から下りて来ることが多くなるとともに、交通量が減ってスピードが上がりがちになっていることが事故発生につながっているとみている。
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2016年2月4日09:58
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追手神社(篠山市大山宮)
祭神、大山祇命。創建時不詳だが、紅葉がたけなわの頃には、国道176号線から大きな銀杏の木の黄色い色彩がいやでも目に入ってくる。ここは植生豊かなところで、珍しい植物も群生し、中でも、千年モミは日本一で、天然記念物として平成元年に指定されたものだ。また、ここには和泉式部の伝説も残っており、福知山市の三俣の生野神社近くでの伝説もあるとおり、往時は京と丹後地方を結ぶ重要な街道であったのだろう。社殿はコンパクトな感じがするが、穴太積みによる石垣は美しい。
社殿が小さいゆえ彫り物も少ないが、蟇股にある彫刻が面白い。鳥の羽とおぼしきものを口に挟んだ唐獅子が誠に垢抜けしたものだ。他に梁に噛みつく獅子噛み、波の上を飛翔する海鵜も秀作。脇障子がいい。女性が琵琶を手にして竜に乗っている。古老が蛇を左手に持ち上げている。珍しい構図である。裏面に「栢原住人中井権次橘正貞」の銘がある。
元高校教諭 岸名経夫
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2016年2月4日09:57
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那智山正暦寺(綾部市寺町)
高野山真言宗。創建は平安時代の朱雀天皇の御世で今年で1074年になり、さらに、一条天皇時代の年号正歴を寺名にすることを勅許された由緒ある寺院である。また平重盛も当山の本尊に深く帰依し、荘園を寄進したり、那智山と称することも勧めた名刹である。表参道からは長い石段が続いている。車道を利用して本堂近くまで、いっきに登る。この付近をゆっくり流れる由良川の清流を眼下に、ひねもす川のせせらぎが懐かしく響くようだ。秋、9月には、萩の花が辺りに咲き競い“萩の寺”として有名である。
本堂を見る。屋根の頂上に採光や換気のための越屋根と称する、京都の相国寺や等持院に見られる由緒あるしつらえがなされている。彫り物を探す。本堂の彫り物のスペースが少なく、中央向拝の竜とそれに乗る仙人、木鼻の象、持ち送りの菊の花などが目に入る。天保9年大改築の際、中井権次正貞の手になる彫り物だ。
元高校教諭 岸名経夫
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2016年1月31日09:19
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共感
柏原町内のJR福知山線で人身事故が発生した27日、篠山市の女性から弊社に一本の電話が入った。高校生の善意に感動したので、それを伝えたくて電話したのだという。▼この日、柏原病院で見舞いを終えた女性は、病院を出てまもなくの踏切に差し掛かったが、遮断機が下りたままで踏切を渡れずにいた。事情がわからないまま仕方なく車の中で遮断機が上がるのを待ったものの、上がる気配がない。車が次々とやって来て、車の列ができた。▼すると、そこへ男子高校生が来て、「人身事故が起きました。迂回された方がいいですよ」と伝えてくれたという。高校生はほかの車にも事情を伝えた。女性は「高校生の善意がとてもうれしかった。みなさん、喜ばれていたと思いますよ」と話していた。▼人は本来、共感性を持っている。悲しい顔をした人を見ると、こちらも沈んだ気持ちになる。困っている人がいれば、気の毒にと思う。でも、困っている人に遭遇しても、人にかかずらうのは面倒と、助けることを尻込みしがちなものだ。見て見ぬふりをする傍観的な態度をとっていては、人と人はつながらない。▼見て見ぬふりをしなかった高校生の思いやりある行動と、その思いやりに感謝した人たち。人と人とがつながった光景であったろうと思う。(Y)
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2016年1月31日09:19
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地域の力集めたDVD
暖冬かなと思っていたら、急激な冷え込み。雪景色も見られ、丹波らしい冬が訪れた。
厳寒のなか、毎日のラジオ体操で眺める城山(国指定史跡黒井城跡)を紹介するDVDが完成した。地域住民の力を結集して作られただけに、住んでいる地域に対する熱い思いが感じられた。
戦国時代の高石垣、曲輪、土塁などが当時のまま残っており、難攻不落の城として、織田信長の命を受けた明智光秀が攻めあぐんだ。篠山の八上城とともに、攻防の跡が歴史に残る。
映像では、過去を振り返るだけでなく、現在の黒井城の姿や愛着を抱く人々の様子も映し出す。市民が数多く出演したり、撮影の機材運搬などにもかかわっている。歴史の勉強会や町歩きなどをコツコツと積み上げてきた成果でもある。
試写会に参加した人からは、「ドラマ的なものでなく、史実に忠実な点が良かった」という声を聞いた。城のある猪ノ口山全体を要塞化し、周辺の尾根に砦を配置するなど、強固な城を築いたのも良く分かる。城主、赤井悪右衛門直正の人物像にも迫る力作。
地域の住民が歴史遺産、観光資源に関心を持ち、光を当てることの大切さを痛感した。DVDにも登場した住民主導の手作り甲冑の制作も大きな役割を担った。DVD制作が一つの目標ではあるが、次は活用である。まずは、多くの人の目に触れて、広げたい。山城の多い丹波地域の特色を掘り起こしたり、直正が攻めた竹田城などの山城と連携した「戦国物語雲海ツアー」などを考えるとワクワクする。「戦国に思いを寄せて人集う」。(臼井 学)
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2016年1月31日09:19
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みんな大きくなって
新年に集まった子や孫たち、誰もが私の背丈を越えてしまった。これまで小さいと思っていた小学生二人も、今年の四月には中学生に。長男の息子「碧」も長女の末っ子「アイリーン」も共に百六十センチを越えた。若い時には百五十九センチだった私も、今は二センチほど縮んでしまった。娘たちからも「お母さん、何だか小さくなったね」とよく言われる。まあ、七十歳まであと一年を余すのみで、年寄りの自覚はなくとも、十分に高齢者だから仕方ないか。
碧は第三反抗期らしく、とにかく無口で何事にも斜めに構える姿勢。ところがアイリーンはママよりも家事が好きで、進学したら家庭科クラブに入ると言うくらい。今回も、みんなにおいしいシフォンケーキを食べさせてあげると、リュックにお菓子作りの道具を入れてきた。私にも事前に「小麦粉・卵を用意しておいてください」と手紙をくれた。お節料理も済んだ三十一日の午後、アイリーンのお菓子作りが始まった。手慣れた手つきで卵を白身と黄身に分け泡立てる。自宅とは違うレンジでも何のその、シフォンケーキを二つも焼いてくれた。ふわふわで甘すぎず、紅白歌合戦を見ながらみんなで食べた。家でもママが仕事で遅くなる時は夕飯を作ってくれるとか。
そういえば私も昔、母が編み物の教室をやっていたのと、冬場は持病の喘息で寝込むことが多かった母に代わって、よく夕飯の用意をした。そんな少し切ない昔も思い出しながら、アイリーンの成長ぶりを歓んだ。みんな大きくなったもんだ。
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2016年1月31日09:13
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「霧海」の写真集を出版 小林典幸さん(...
「自信持って特産栽培を」
雲海を収めた写真集「丹波篠山 霧海」を自費出版。霧がつくる海の美しさではなく、その乳白色のベールによって、特産の黒大豆や山の芋、大納言小豆がはぐくまれていることを伝えようと撮影したもので、「こんなに良い条件のもとでつくる特産物は絶対においしい。生産者は、そのことに自信を持って栽培してもらえたら」と呼びかける。
A4判18㌻の写真集には多紀連山の御嶽、小金嶽や高城山から撮影した写真を掲載。「見事な霧海 この霧の中には、篠山人の確かな営みがある」「朝日はいつも突然昇ってくる 橙色の陽光が霧の中をさまよっている」などの情景や、「10月上旬。独特の甘みとコク、丹波篠山黒枝豆が旬を迎えます」など時々の特産の様子も添えた。
元農協職員として特産物のPRパンフレット制作などにかかわってきた。最高級の特産を生み出す自然環境を写真で表現しようとしたときに、篠山盆地の特徴である霧海の存在に着目。「太陽と霧があって、特産が熟成し、良いものができる」と、PRに霧海を使い始めた。
初めてのショット以来、約30年にわたって毎年、特産物の生育・収穫期を迎える10、11月の早朝に登山。単に霧海を撮るだけでなく、ドウダンツツジや樹影を入れるなど構図にもこだわり、朝日のタイミングが合わなければ撮影せずに下山することもしばしばある。
「写真を撮るのが上手な人からすれば、ダメな写真に思われるだろうけれど、霧海ではなく、その下にある特産や自然の大切さが伝われば」
相棒は、フィルムカメラの名機「ニコンF4」。悩みはフィルムが手に入りにくくなったこと。74歳。
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2016年1月31日09:11
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「風雲急を告げる黒井城」
丹波市春日町の黒井地区自治協議会「黒井地区元気な地域づくり実行委員会」が、地元にある国指定史跡「黒井城址」のPR映像を制作した。
タイトルは「風雲急を告げる黒井城」。天正3年(1575年)の“丹波攻め”や同城の概要などを16分間にまとめている。地域住民もエキストラで出演するなど、親しみやすい内容に仕上げている。
私も同じ町内に在住。郷土史に詳しい村上正樹さん(同町黒井)によると、私が住んでいる地区は当時、湿地帯だったそうで、いわゆる“赤井の呼び込み戦法”の主戦場になったとのこと。今でも田園が広がり、昔とさほど変わりないのかもしれないが、約440年前に戦いの舞台になったことを思うと、「兵どもが夢の跡」という言葉を思い浮かべずにはいられない。
30分前後で登れる同城址は、ちょうど良い達成感が得られる場所でもある。歴史、景色、登山と楽しみ方はそれぞれだが、次に登るときは往時に思いを馳せてみたい。
PR映像は、DVD(1000円)で販売中。しろやま交流館(電・FAX0795・70・3139)へ。(田畑知也)
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2016年1月31日09:11
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引きこもり考えるつどい 2月6日、篠山で
兵庫ひきこもり相談支援センター丹波ブランチ地域相談会「みんなが主役」が、2月6日午後1時20分から四季の森生涯学習センター(篠山市網掛)で開かれる。
1部はNPO法人「結」(篠山市)などの活動紹介と、宮田智基・関西カウンセリングセンター専任講師の講演。2部は、武庫川女子大名誉教授で県立神出学園長の小林剛さん、ひきこもり当事者、支援団体担当者らによるシンポジウム。無料。「結」(090・1900・6932)。
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2016年1月31日09:10
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第459問
2月13、14日にたんば田園交響ホールで上演される「ささやま市民ミュージカル」で演じられる物語は?
1.「王子と少年」
2.「幸福な王子」
3.「マッチ売りの少女」
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2016年1月31日09:10
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丹波、篠山両市協議が平行線 山南地域の...
丹波市山南地域のごみ処理をめぐり、従来通りに篠山市清掃センターでの処理を主張する篠山市と、新しく市クリーンセンター(春日町野上野)が稼働している中、篠山市清掃センターへの運営負担増を懸念している丹波市との協議が平行線をたどっている問題で、丹波市が同清掃センター運営協議会の解散を提案していることが分かった。29日、篠山市は市会全員協議会、丹波市は所管の市会民生常任委員会で、両市間協議の経過を報告した。丹波市側は負担率の見直しなども求めているが、篠山市側は旧山南町から丹波市に引き継がれた「確認書」に基づき「従来通り」との姿勢を崩していない。2月4日に同協議会が予定されており、話し合いの中身が注目される。
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2016年1月31日08:24
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大納言小豆たっぷり米粉パン 2月から「...
写真・丹波大納言小豆たっぷりの「丹波篠山大納言あずきねじり棒」(左)と、「丹波篠山大納言あずき入りホイップサンド」=篠山市東吹で
JAファーマーズマーケット「味土里館」(篠山市東吹)は、同館内の米粉パン工房で篠山産大納言小豆を使った新商品「丹波篠山大納言あずきねじり棒」(180円)と、「丹波篠山大納言あずき入りホイップサンド」(160円)を開発。2月1日から販売を始める。
篠山産大納言小豆を素材にしたパンを販売するのは初めて。黒豆だけでなく、大納言小豆も篠山の特産物であることを知ってもらおうと開発した。ねじり棒は小豆を生地に練り込んでいるが、一部、小豆を見えるようにしている。ホイップサンドは、たっぷりの小豆がすべて見えるように作った。いずれの商品も小豆の食感が残るよう、炊き方を工夫した。
同館(079・590・1185)。午前10時―午後6時。水曜定休。
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2016年1月31日08:22
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節分草開花始まる 江古花園7日祭り 青...
丹波市青垣町内の自生地で、早春の山野草セツブンソウ(日本版レッドデータ絶滅危惧Ⅱ類、県レッドデータCランク)の開花が始まった=写真。同町東芦田の江古花園で2月7日午前10時から「元祖・節分草まつり」が開かれるなど、青垣地域で可憐な花がおよそひと月にわたって楽しめる。
自生地のセツブンソウは年明けに白いつぼみが膨らんでいたものの開花に至らず、寒波が去った27、28日にようやくきれいに開いた。
江古花園の祭りは青垣地域で3カ所開かれる中で最も時期が早く、今年は「東芦田セツブンソウ回廊自生地めぐり」として、同園と、近くの自生地2カ所を見物できるよう周回コースを設けた。「田中地公民館」もコースに含まれており、同公民館で稲畑人形展と丹波布展を開く。
「ふるさとに残る稲畑人形を語ろう会」と題し、同人形5代目赤井君江さんの作品を展示する。自宅で眠っている同人形を持参すると、赤井さんが製作時期や何代目の作品かなどを鑑定し解説する企画もある。
同園では地元の丹波大納言小豆を使ったぜんざいの販売や、猪肉、鹿肉の試食(無料)などもある。問い合わせは市観光協会青垣支部(0795・87・2222)。
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2016年1月31日08:21
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なつかしの特撮ヒーローずらり 柏原バイ...
写真・ショーケースで展示中のヒーロー人形。左下がロボット刑事=柏原町南多田で
柏原町南多田の柏原バイパス沿いのテナントに、懐かしいおもちゃのギャラリー「昭和浪漫倶楽部」(080・8942・4335)がオープンした。昭和40、50年代の特撮ヒーローもののフィギュアを中心に、「昭和」を感じさせるおもちゃ、レコードなど500点以上が展示されている。入場料300円(幼児無料、飲み物付き)。
30年ほど前からなつかしいおもちゃを集めている丹波市出身の50歳代の男性が、故郷に自身のコレクションを展示する空間を設けた。
ヒーローフィギュアでは、ウルトラ兄弟、仮面ライダーシリーズといったメジャーなものから、レッドマン、ゴッドマン、鉄人タイガーセブン、ロボット刑事など、特撮・変身ヒーロー番組が花盛りだった昭和47、48年ごろに放映された物がたくさんあり、番組のテーマ曲などを収録したレコードを人形と共に展示している。
正午から午後7時営業。日、祝休み。
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2016年1月31日08:20
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桜守育成講座受講生を募集
ささやま桜協会が3月3日午前9時半―午後4時、四季の森生涯学習センターで「桜守育成講座」を開く。講師は同協会桜守の吉良勉さん。参加費無料(昼食の弁当とお茶の希望者は1000円)。先着40人。申し込みは2月15日までに同協会事務局(市商工観光課079・552・6907)。
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2016年1月30日13:18
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炭焼酒場「辻よし」
豊富なメニュー提供
2000年4月に辻好春さん(71)、佳代子さん(65)夫婦がオープンさせた。12年11月からは息子の康裕さん(40)に代替わりしてリニューアルオープンし、メニューも大幅に増やした。焼き鳥や海鮮、野菜などの網焼きのほか、4種ある鉄板山芋とろろ焼きは看板メニュー。店で使う豚肉は話題の「丹波栗きん豚」で、串カツや鍋、鉄板ステーキなどを提供する。アルコール類も豊富で、地元産の日本酒のほか、ワインや珍しいかんきつ系の梅酒も取りそろえる。康裕さんは「今年中には、真空パックした鍋の持ち帰りにも対応したい」と話している。
丹波市春日町野山370-1
tel.0795・74・0801
営業/17:00―23:00(ラストオーダー22:45)
月曜定休
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2016年1月28日15:20
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2016年グラウンドゴルフ交流大会のお知らせ
開催日 2016年3月9日(水)<小雨決行> 予備日 3月10日(木)
午前9時45分受付 10時15分開会式
開催場所 篠山市総合スポーツセンター
参加資格 篠山市・丹波市在住の兵庫県グラウンドゴルフ協会登録者、または、28年度兵庫県GG協会加入予定者、または、丹波新聞購読者 (申込時に当日の新聞を提示ください)
参加費 300円/1人
申し込み先 各地域グラウンドゴルフ協会
詳しくは下記URLを開いてください
http://tanba.jp/uploads/groundgolf_vol10.pdf
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2016年1月28日11:09
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遠阪が重要里地里山に 環境省の全国500選...
写真・重要里地里山500選に選定された遠阪地区の風景
環境省が、さまざまな命を育む豊かな里地里山を次世代に残していくべき自然環境の一つと位置づけ、全国で500カ所を選定した「生物多様性保全上重要な里地里山(略称・重要里地里山)」に、丹波地域から唯一、青垣町遠阪地区が選ばれた。遠阪小学校の川のいきもの調べの環境学習や遠阪地区住民の環境保全活動が評価された。
選定理由は、周囲を囲まれた丹波市北部の山間部にあって、加古川源流の遠阪川流域を中心に田畑が広がり、モザイク状の土地利用形態を生かして農林業が古くから行われ、良好な里山の生態系を保持。ヒメボタル、ゲンジボタル、セツブンソウ、クマガイソウ、イチリンソウ、アズマイチゲなど里地里山に特徴的な動植物の生息・生育が確認されている―というもの。
遠阪小学校の環境省のESD(持続可能な開発のための環境教育プログラム)としての川の生き物調べ、自治協議会が主催するヒメボタルとゲンジボタルの観察会、セツブンソウまつりの開催、アサヒビール西宮工場と提携し、「遠阪アサヒの森」として間伐や遊歩道の設置など里山保全活動などに取り組んできた。また、校区内にある丹波市立青垣いきものふれあいの里は、自然観察会など季節ごとのイベントを開催し、地域の環境教育の拠点となるよう取り組んでいる。
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2016年1月28日11:08
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プラレール約3000本に 市内外から寄付届...
写真・続々と集まっているプラレール。中には新品も=篠山市西新町で
44年前に走った「国鉄篠山線」のお別れ列車を、おもちゃの列車と「プラレール」で再現するイベント(2月28日)を計画(本紙1月10日号既報)し、必要になる5000本のレール寄付を呼び掛けている市民グループ「チームリボーン篠山線」(松本剛代表)のもとへ、これまでに約3000本が集まっている。計画実現に向けて大きく前進しており、松本代表は、「ここまで興味を持ってもらえるとは。とてもありがたい」と喜び、必要本数の確保や、運営に携わるボランティアスタッフの募集など、引き続き協力を求めている。
本紙やインターネットなどを通じてレールの寄付を呼び掛けたところ、篠山市内をはじめ、和歌山や神戸などから多くのレールが届いた。子どもや孫が使っていたものを寄付した人や、事業に共感し、新品を買って送ってくる人もいるという。
また、全国の愛好家でつくる団体「一畳プラレール」が2000本のレールを貸与したり、スタッフを送るなど協力することになり、一気に再現計画が現実味を帯びてきた。
寄付してもらったレールは、イベント開催後、愛好家や地域の子どもたちが楽しめるように、篠山市内で常設コースを設けたい考え。