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2016年3月13日08:21
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西山康彦氏訃報
西山康彦氏(にしやま・やすひこ=元氷上中学校長)11日午前8時58分、病気のため、丹波市内の病院で死去、83歳。自宅は丹波市春日町松森746。葬儀は13日午後1時から同市春日町黒井1385のメモリアルホールゆら春日で。喪主は妻、友子(ともこ)さん。
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2016年3月13日08:21
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社会奉仕活動に貢献 デカンショ節を継承...
篠山デカンショ節保存会の事務局長で、くもべまちづくり協議会長の梶谷郁雄さん(68)=篠山市県守=が、大手アパレルメーカー「ワールド」(神戸市)創業者の畑崎廣敏さんが創設した公益財団法人畑崎財団(同市)の「畑崎記念ファッショナブルエージング賞」に選ばれた。地域に密着した社会貢献活動に取り組んでいる個人や団体を表彰するもので、県内の3人2団体に贈られた。2日、神戸国際会館で表彰された。
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2016年3月13日08:21
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「丹波野鳥の会」会長 梅津節雄さん(丹...
鳥通して環境に関心を
会員(約25人)を対象にした観察会を年に4、5回開催し、野鳥の魅力や自然の奥深さを伝えている。ツバメのねぐらやガン・カモ(水鳥)類の調査なども実施し、ライフワークとしては、丹波地域に生息しているワシやタカをはじめとする猛禽類の調査と、その撮影に力を入れている。
野鳥に心ひかれるようになったきっかけは小学4年生の冬。銀世界の畑に立つ杭のてっぺんに見慣れぬ青い小鳥がとまった。「ルリビタキのオスでした。真っ白な背景に瑠璃色が映え、世の中にこんな美しい生きものがいるんだと感動をおぼえました」と振り返る。このできごと以降、野鳥を追いかける日々が始まった。
「鎮守の森でアオバズク(フクロウの仲間)を探し回ったり、スズメのヒナ欲しさに屋根瓦をめくって父親に叱られたりしたこともあった」と少年時代を懐かしむ。
社会人となり生活環境が大きく変化したことで、野鳥とのかかわりはしばらく途絶えたが、40歳を前に“野鳥魂”が再燃。友人らと定期的に観察会を開くようになり、2000年11月、ついに「丹波野鳥の会」を立ち上げた。
「鳥は環境に敏感な生きもの。鳥が数多くくらしているところは、人にとっても健康に過ごせる場所。鳥を通して、その背景に広がる自然環境にも興味や関心を持ってもらえれば」。
「将来、丹波地域で撮影した野鳥の写真集を出してみたいし、写真展もやれたら」と夢は膨らむ。
今月中旬には、冬鳥と夏鳥が入れ替わる「渡り」が始まる。ツバメの飛来も間もなくだ。62歳。
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2016年3月13日08:18
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第465問
丹波の森公苑で飼育している国蝶オオムラサキの幼虫30匹をこのほどおくった動物園はどこにある?
1.ウィーン市(オーストリア)
2.ワラワラ市(アメリカ)
3.ケント市(アメリカ)
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2016年3月13日08:18
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プラザアピア柏原店、46年の歴史に幕 3...
ボウリング場「プラザアピア柏原」(柏原町柏原、株式会社マルハン経営)が3月31日で閉店する。31日は午後6時閉店とし、レーンを無料開放する。
氷上郡初のボウリング店として1970年(昭和45)にオープンし、地域に親しまれてきたが、設備の老朽化で、創業46年で幕を閉じることになった。
2013年4月に建物の老朽化を理由に、建て替えても回収は難しいとして閉店した。しかし、存続を望む声が社の上層部に届き、2カ月後に再開。その際、外壁と内装は改修した。
3年が経ち、今度はボウリング用の設備が老朽化、再投資が難しいと判断した。
跡地は遊休地として保有し、活用策を社内で検討するという。
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2016年3月12日14:28
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青春コメディー上演 劇団水彩パルチザン...
写真・定期公演「この地球を救えと君が言ったから」への来場を呼びかける団員たち=柏原町柏原で
丹波市のアマチュア劇団水彩パルチザン(足立知也団長)の定期公演「この地球(ほし)を救えと君が言ったから」が20日、氷上住民センター(氷上町成松)で開かれる。多可町の劇団シーブとの合同公演で、初めて多可町中央公民館でも27日に公演する。いずれの会場も午前11時―、午後3時―の2回公演で、入場無料。「年齢も、仕事も、住まいもばらばらな人たちが集まり、真剣に楽しんでいる姿を見てほしい」と来場を呼びかけている。
近未来の日本、地球警備隊・北播丹波支部(DET)の基地を舞台に繰り広げる青春群像コメディー。大いなる志を抱く新隊員の「モロボシ」だったが、その理想とはかけ離れた業務の数々。そこへ地球侵略を企むトロイ星人の魔の手が迫る―というストーリー。
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2016年3月12日14:27
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“森の妖精”バイカオウレン観察会 3月...
写真・小さな花を咲かせるバイカオウレン=篠山市本郷で
篠山市内最大規模のバイカオウレン群生地、篠山市本郷の松隣寺境内で開花が始まった。地元の愛好家や同寺の檀家らでつくる「松隣寺のバイカオウレンを守り育てる会」が3月17日午前10時半―11時半、同寺で観察会を開く。同会は「可憐に春を告げる『森の妖精』に会いに来てください」と参加を呼び掛けている。
バイカオウレンはキンポウゲ科の多年草。直径1㌢ほどの白い花を咲かせる。同寺裏山の斜面にたくさん植えられているシャクナゲの木の下にひっそりと小さな花を咲かせている。同会が柵を設置し、群生地を保護している。観察会は今年で4回目。
参加費無料。甘酒の振る舞いがある。問い合わせは同寺(079・592・0145)。
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2016年3月12日14:25
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交流GG大会にぎわう ダイヤモンド賞も...
写真・和気あいあいとプレーする参加者ら=篠山総合スポーツセンターで
「第10回篠山市・丹波市交流グラウンド・ゴルフ(GG)交流大会」(丹波新聞社主催)が3月10日、篠山総合スポーツセンター(篠山市郡家)で行われた。9日の開催予定が雨天順延となり、申し込み人数より大幅に少ない約300人の参加となったが、参加者らは真冬並みとなった寒さを吹き飛ばすかのように楽しんでプレーしていた(4月3日号で詳報)。
篠山、丹波両市のGG協会の主管。県GG協会登録者、丹波新聞購読者が参加し、1ラウンド8ホール、24ホールのストロークマッチで対戦した。市域、旧町域の異なるメンバーが同組でプレー。初対面の顔ぶれながら、一緒にホールを回るうちに打ち解けあった。
優勝は芦田拓雄さん(78)=氷上町井中・49打=、準優勝は河南利尚さん(68)=篠山市味間南・50打=、3位は露口直記さん(70)=同市黒田・51打=。露口さんはダイヤモンド賞も獲得した。
大会実行委員長を務めた真庭紀之・篠山市GG協会長は「グラウンドのコンディションが悪く、年配者には厳しい寒さだったが、ダイヤモンド賞も出てよかった」と話していた。
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2016年3月10日11:31
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市民の声援受け力走 完走率は81・1% ...
写真・元気にスタートするランナーたち=篠山市北新町で
「第35回篠山ABCマラソン」(篠山市など主催)が1日、篠山城跡マラソンコースで行われ、8618人のランナーが沿道の市民から声援を受けながら、早春の丹波路を駆け抜けた。スタート時の午前11時の気温は18・2度。春の陽気に包まれながら、選手たちは力走した。完走率は昨年より2・8ポイント高い81・1%だった。
丹波地域関係分では、未登録男子の部(6611人出走)で雪岡誠太さん(篠山市杉)が2時間46分05秒で5位、未登録女子の部(815人出走)で福本かおりさん(篠山市後川中)が3時間9分35秒で1位に入った。
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2016年3月10日11:30
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豊作願い初午まつり 伝統まゆだんごも ...
写真・玉ぐしを捧げ、豊作や村中の安全を祈願する山本会長=野上野稲荷神社で
春日町野上野の稲荷神社で3月6日、豊作や家内安全を願う「初午まつり」が行われた。同神社奉賛会(山本輝雄会長、29人)が、伝統のまゆだんごを作るなど準備、運営にあたり、参拝者をもてなした。うどんやぜんざいの振る舞いもあり、火を囲んで和やかに談笑する姿が見られた。
まゆだんごは米粉をむして作ったもので、色粉で赤、黄色に着色したものも。白を含めた3色のだんごをツツジの枝に刺し、花が咲いたようにほこらを彩った。養蚕が盛んだったころの名残といい、昔は子どもたちが喜んで持ち帰ったという。
神事を行った阿蛇岡神社の藤田謦司宮司によると、稲荷神社は商売繁盛の神様で知られるが、「稲がなる」の意からもともとは豊作を願う神様だった。京都の伏見稲荷では2月に初午まつりが行われるが、この辺りでは旧暦の3月に行われるところが多いという。
山本会長は、「健康や豊作はもちろんのこと、何とか景気が上向く一年になってくれれば」と話していた。
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2016年3月10日11:27
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貴重な卵化石を展示 研究員の説明会も ...
写真・山南町上滝の篠山層群で見つかった卵化石の展示=丹波竜化石工房ちーたんの館で
丹波竜化石工房ちーたんの館(山南町谷川、0795・77・1887)で、山南町上滝の丹波竜発掘現場で見つかった、獣脚類恐竜か鳥類のものとみられる小型の卵化石3点が展示されている。国内初、世界7例目という貴重な化石。27日午前10時からは山南住民センターで、県立人と自然の博物館の池田忠広研究員による説明会も行われる。展示は3月31日まで。
卵化石が見つかったのは、約1億1000万年前の白亜紀前期の地層、篠山層群下部層で、丹波竜発掘地から約5㍍上流の泥岩層(丹波市恐竜化石保護区域内)。昨年10月19―22日に地元の上久下地域自治協議会が主催した試掘調査で発見された。
卵化石を含む岩石3点(大きなもので約30㌢×26㌢)と、卵殻片を含む多数の岩石を採取。その中から少なくとも4つの細長い卵と卵殻片の密集を確認した。恐竜類、鳥類の繁殖行動の進化を解明する上で貴重な発見という。
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2016年3月10日11:26
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漫才で防犯など啓発 結成から“まる”10...
写真・ 「ささやまびとのつどい」に参加した老人クラブの会員を前に、啓発漫才を上演する「まるっち~ず」の井上さん(右)と西田さん=篠山市北新町で
井上和美さん(61)=杉=と、西田直美さん(53)=中野=の福祉漫才コンビ「まるっち~ず」が結成から丸10年を迎えた。振り込め詐欺などの防犯や交通安全、認知症予防を題材に、主に高齢者に向けた啓発漫才を手掛け、丹波地域をはじめ、県内各地で、笑いとともに詐欺の手口や交通安全のポイントなどをかわりやすく伝えている。2人は、「詐欺がこの世からなくなることを願いつつ、今後も健康第一で、口が動き続ける限り、啓発漫才を続けていきます」と話している。
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2016年3月10日11:24
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チェーンソー学ぶ合同合宿 受講生募集 ...
NPO法人・丹波グリーンパートナー(氷上町常楽、080・3846・3941)は、3月19―20日に同町鴨内で開く「チェーンソー合宿講習」の参加者を募集している。座学と実習がある。講習後には修了証が交付される。
定員10人。1泊4食付きで2万6000円。動きやすく、汚れてもよい服装で、足元のしっかりした靴を着用すること。
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2016年3月10日11:23
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岩手訪問ツアーに参加を
岩手県陸前高田市を初めて訪れたのは30年前。前の新聞社の盛岡支局の同僚に誘われて、同地で開かれた第1回全国和太鼓コンクールを見学に行った。海岸の7万本の松原の見事さと共に、夜、料理屋の隣の部屋の客達が賑やかに民謡を囃していたのを今も覚えている。▼3年前に本社主催の被災地ツアーで同市を再訪した際、案内して下さったMさんにその話をしたら、「私もそのコンクールの実行委員をしていました」と言い、筆者の元同僚の名前がすっと出てきたのに驚いた。▼間口が狭く奥行きの深い三陸の町の中で、珍しく間口が広い同市は、津波の打撃をもろに受けてほぼ全滅。松原も〝奇跡の1本松〟を残すのみとなった。▼一昨年にまた訪れた際はかさ上げ用土砂を運ぶ巨大コンベアーが縦横に張り巡らされ、まるで異星のSF映画の現場に来たよう。この先工事が完成して本当に人々が戻って来るのかと案じられた。この風景は昨年も同じだったが、高台にある高校に新校舎が建って生徒らが元気にバスから降りていくのにほっとした。▼開通のめどがつかないJR高田駅のプラットホーム跡でMさんは「客がいないと…。私の生きている間はまず無理ですね」と、あっけらかんと話した。今年の本社の岩手訪問ツアーは同市から始まる。多くの方々の参加を期待する。(E)
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2016年3月10日11:17
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「若草リボン」と再会
丹波市出身の畑田萌香さんが出場したワールドカップモーグルたざわ湖大会の観戦後、岩手県盛岡市経由で帰途についた。盛岡は、東日本大震災で被災した三陸沿岸部へ支援物資を届ける際に訪れて以来5年ぶり。街角で震災の痕跡に出くわすことはないが、書店に並ぶ震災関連本の多さは被災県ならではだった。
花巻空港(岩手県花巻市)の売店で「若草リボンバッジ」を見つけた。知人の岩手県立千厩病院長(当時)が発案したものだ。「一致団結して難局を乗り越え、若草のように復活、再生しよう」との思いがこもった手作りのリボンは、バッジに形を変え被災した生徒の進学を支援する「若草リボン基金」となった。バッジは500円で、300円が生徒に渡る。
支援物資を持って同病院を訪れた際、リボンをもらい、長くつけていたが、いつの間にか紛失した。
思いがけない形でバッジと再会し、5年前の気持ちが蘇った。今も継続して支援している人がいる。支援を必要としている人がいる。そのことを忘れないように、予備を含めて2つ買った。(足立智和)
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2016年3月10日11:16
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心の御馳走
最近、自分が何を食べたいのかつくづくわからなくなってきていて、ほとほと困り果てていた。そんな時期が続いていた頃、母の顔を見に広島へ帰った。母は肉を食べない私を思って、湯豆腐を用意してくれていた。その日の食卓に上がった献立の中で、大根の自家製漬け物がことのほか、しゃきしゃきと美味しく、普段あまり食べない白飯をその日はそれをおかずにして2杯、美味しくいただいた。篠山で購入させてもらっている減農薬でいわゆるこだわりの地場産米も、当然のごとく大変美味であるが、そんなこだわりも何のその、スーパーで売っているごく普通のお米であるがとても美味しく、私にとっては大御馳走であった。大根の漬け物の作り方は以下の通り。
① 大根(ほぼ1本、約2㌔㌘)は食べやすい大きさにイチョウ切りにして軽く塩して一晩おく② 汁を捨てきつく水気を絞る③ ショウガを2~3かけを千切りにして、梅干し3~4個、三温糖400㌘、薄口醤油2カップ、お酢200㏄を煮立て、煮立った中に汁気を絞った大根を入れて5~6分煮る④ 煮汁から大根を取り出し、煮汁だけを半分量に煮詰める⑤ 煮詰めたに煮汁の中に先ほど取り出した大根を投入して煮汁を絡め、1時間ほどそのまま置く⑥ 秘訣として、ショウガは多いほど美味しい…らしい(母曰く)。
近頃、食の進まない方に、ぜひ、お勧めします。これに、愛情が加われば完璧、何よりの心の御馳走になります。ぜひ、お試しあれ。
(土性里花・グループPEN代表)
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2016年3月10日11:16
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髙村薫さん講演 世界平和アピール七人委...
世界平和アピール七人委員会講演会が3月12日午後1時半―3時半、篠山市民センター(黒岡)で開かれる。2011年から毎年篠山で開催しており、今年は委員の一人で、93年「マークスの山」で直木賞を受賞した作家、髙村薫さん(大阪市出身)を講師に迎え、「周縁に生きる―脱中心のすすめ」と題した講演会を催す。参加者を募集している。
同委員会は、平凡社の創業者で今田町下立杭出身の故下中弥三郎氏の提唱で発足。人道主義と平和主義に基づいて国際間の紛争は絶対に武力によらず、平和的な話し合いで解決すべきだと考え、国内外に意見表明を続けている知識人・文化人有志7人でつくっている。市人権推進課(079・552・6926)。
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2016年3月10日11:15
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使用例の提示求める 賛否拮抗、結論出ず...
原水に基準値超のマンガンを含む東芦田新水源を使用する配水計画に氷上町幸世地区住民が反対している問題で、同地区自治会長会が7日、行われ、同水源を使用する場合の具体例の提示を丹波市に求めることで合意。市が示す同水源の運用案に対する賛否は拮抗し、結論は出なかった。市の具体的な使用例の提示を待って再度、同会長会にはかり、協議する方針。
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2016年3月10日11:15
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統合準備委「休止」と結論 3年半の議論...
校舎位置をめぐり、山南中央公園付近(山南町谷川)と井原付近(同町井原)とで対立し、協議がこう着していた山南地域中学校統合準備委員会(柳川瀬義輝委員長、36人)の会合が7日、山南庁舎であり、「合意形成はできない」として同準備委を休止し、2012年10月以来、3年半にわたるこれまでの議論を白紙に戻すことを決めた。山南、和田両中学校の統合の必要性自体は認め、両校校舎の大規模改修の計画が議論の対象になる2018年度を目安に、新しい委員で協議再開をめざすことで準備委員会を閉じた。
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2016年3月6日09:18
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市民主体の「ひなまつり」
「日本六古窯」の一つに数えられる丹波焼の産地、篠山市がこのほど、他の5産地がある備前市、越前町、常滑市、瀬戸市、甲賀市とともに文化庁が認定する日本遺産への登録を申請した。昨年4月には、単独自治体として、「デカンショ節」と、歌詞に歌われている文化財群(構成文化財)が日本遺産に認定された。今回申請した篠山市の文化財は、丹波立杭焼や、築窯120年を機に修復し、昨年11月に完成した登窯など5つ。今回の申請が認定されれば、今田町立杭地区の周辺整備が一気に進むと期待されている。
また、先日、旧国鉄篠山線の最終運行を再現しようと、全国から集めた約5000本の「プラレール」をつないで、おもちゃの「お別れ列車」を走らせるイベントが八上地区で行われた。市内外から予想を超える約250人が参加した。主催した市民グループはこれまで菓子店と連携し、篠山線をデザインした菓子箱を作製するなど、その魅力を引き出そうと活動を広げつつある。
このように篠山には日本遺産に値する資源や、全国から注目を浴びる資源が豊富にある。それらを生かそうと、市民レベルでもさまざまな取り組みが企画されている。その一つが、19日から開幕する「丹波篠山ひなまつり」。市内のまちづくり協議会が中心となって今年で2回目の開催となる。当初は行政主導だったが、各協議会が旧家の雛飾りを調査し、協力を取り付けて、公開展示する。それだけでなく、「吊るし雛」の手作り体験や茶会など、来場者を増やす工夫をしている。伝統文化を生かす取り組みが根付くことを期待している。