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2016年4月10日08:52
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100人でつなぐ、補う
丹波市で先日行われた、市内をめぐる100㌔のコースを、100人がタスキをつなぎながら走破する「100人駅伝」を取材した。若者有志でつくる実行委員会による催しで、今年で2回目。子どもから年配の方、本格派ランナーから運動不足のお父さんまで幅広い参加者たちが、自分の運動能力にあった距離を補い合い、自分のペースで走りながらタスキをつないだ。
1日がかりのイベントで、スタッフの人数も限られている。コースを間違える、次のランナーが中継ポイントにいないなど、運営上の小さなミスはその都度、臨機応変にスタッフや参加者自身が助け合い、補いあったという。実行委員会の代表が、「その一つひとつの“ドラマ”に感動した」と語ったのが印象的だった。閉会式に集まった参加者たちの、達成感からくる笑顔がとてもさわやかだった。
その翌日は、村の日役で排水溝の清掃。じょれんで土を上げていると、おいちゃんがポツリ。「あと10年したら、何人日役に来とってやろ」。補ってほしいところに補える人がいない。地域社会ではそんな現実がもう迫っている。
丹波市豪雨災害のボランティアに行った際、グループリーダーが、「1人で100歩を歩くより、100人で1歩を踏み出す方が難しい」と話していたのを思い出す。地域全体が同じ方向に向かって1歩を踏み出せれば理想的だが、まずはたくさんの人が地域に関わり、つないでいく空気をこれまで以上に意識しなければならなくなった。「100人駅伝」のように、いろんな世代が一つの目的に向かって集まる機会は貴重になってくるだろう。(芦田安生)
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2016年4月10日08:52
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桜だより
今朝の新聞の地方欄に「サクラだより」が登場した。その横には以前からの「きょうの花粉情報」欄も。まだまだ花粉は非常に多いとある。うちの夫は花粉から逃れるために、三月半ばに日本を脱出、バリ島へ一か月の予定で行ってしまった。
桜ほど全国民的に待たれる花も他にないだろう。日本地図に開花の頃を描く桜前線などというものもある。桜は菊と並んで日本の国花でもあるし、何といってもその咲き方、散り方が愛されるのだろう。新聞に開花状況が載るなどという国は、世界でも日本だけではなかろうか。春の桜狩り、秋の紅葉狩りといった言葉が今も使われることは、日本人の誇りにするべき文化だとあらためて思う。
私の住む地域で開花状況が気になるのは何といっても千五百年の樹齢を誇る「根尾の薄墨桜」。四百六十年、後の継体天皇が岐阜県根尾村(現本巣市根尾)を去られるときに植えられたというもの。すでに大正十一年に国の天然記念物に指定、戦後の調査で三年以内に枯れると診断、樹医の手でよみがえったが、伊勢湾台風以降また衰える。作家の故宇野千代氏がこの桜を愛し、惨状を訴え、本を出したことが県や国を動かし、今に至っている。宇野千代氏に感謝をこめて、薄墨公園内に建つ「さくら会館」には、彼女ゆかりのものが感謝をこめて常時展示されている。
四季のあること、毎年桜が咲いてお花見ができることを、私たち日本人は当たり前と思っている。でもそれは奇跡に近いこと。生かされて今年の花を愛でられることに感謝。
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2016年4月10日08:43
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自宅でスクール開設 アンナ・ロディコさ...
自然の中で遊び、学ぶ
篠山市垂水の自宅で、夫の西村源さん(34)とともに、今月、子どもたちが通う「インターナショナル デモクラティックスクール まめの木」をスタートする。3歳から小学4年生まで約15人が利用を申し込んでおり、5歳の長女、3歳の長男とともにいっそうにぎやかな生活になる。
「まめの木」では、時間割やカリキュラムは設けず、子どもたち自身が学びたいことを大人がサポートする。運営の仕方は、子どもたちと話し合いながら徐々に形づくっていくつもりだ。裏山や畑を含め、約2㌶の広大な敷地があり、自然の中で思い切り遊べる環境がスクールの特色。童話「ジャックと豆の木」のジャックのように、「周囲の意見に惑わされず、自分がいいと思ったことを信じて、あきらめずにやる子に育ってほしい」と願っている。
米国ノースカロライナ州の出身。大学でオーボエを専攻し、演奏者になったが、海外で働くことに興味が湧いた。インターネットで、西村さんが篠山で経営する英語教室「イングリッシュスクール『ラボ』」の求人を見つけ、2009年に講師として来日。高校生のころから有機農業に興味があり、有機農業体験交流の世界的ネットワーク「WWOOF(ウーフ)」のホストをしている西村さんとはすぐに意気投合した。
「篠山に来て本当によかった。命や食べ物がどこから来ているかを実感でき、周りの自然と触れられる環境は子育てにもすごくいい。難しいけれど、生活の全てを自給自足するのが夢」。フェイスブックページ「篠山にフリースクールを作ろう」で情報を発信している。31歳。
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2016年4月10日08:43
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教師からプロ猟師へ 住山にジビエ専門店...
篠山市住山556―1の西村大二郎さん(33)が、シカやイノシシなどの狩猟肉を販売するジビエ専門店「山大」を自宅の一角にオープンした。猟師歴10年の西村さん。この春、9年間の教師生活にピリオドを打ち、自分で仕留めた獲物を自分でさばき、その肉を売るという、長年の夢だったプロ猟師に転身した。
ジビエは、狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉という意味のフランス語。店名は、「山が好きな大二郎」から命名した。
自宅脇の約20平方㍍の土地に、解体室、肉のカット室、梱包室の3部屋からなる店舗をつくった。精肉価格は、いずれも100㌘税抜きで、鹿肉は背ロース300円、もも200円。猪肉は成獣500円、幼獣400円。鍋用スライス(味噌付き)は500㌘3000円。このほか、これらのホルモン(臓器類)や、シカの角なども販売している。冬には鴨肉なども扱うという。
西村家は、4代続く丹波猟師の家系。24歳の時に猟銃の免許を取得し、父親で山の師匠でもある二三男さん(63)と、9匹の猟犬とともに山に分け入り、狩猟に励んでいる。
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2016年4月10日08:41
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教師から猟師へ
この春、9年間の教師生活に別れを告げ、自分で仕留めた鹿や猪を自らさばいて、その肉を売る〝プロ猟師〟に転身した男性を取材した。
篠山市住山の西村大二郎さん(33)。狩猟で得た野生鳥獣の食肉「ジビエ」を扱う専門店を自宅の脇に開店した。
西村さんから「教師を辞めて猟師になる。山一本でやっていく」と聞かされた時には正直驚いたが、同時に「うらやましい」という感情がわき起こった。私も若い頃、自然写真家に憧れ、野山をさまよい歩いた時期があったからだ。私の手にはカメラ、西村さんの手には銃。持ち物こそ違うが、足跡や食痕などから野生動物へとアプローチしていくその手法はよく似ている。私は夢半ばだったが、西村さんは持ち前の根性と行動力、奥様のバックアップによって店のオープンにまでこぎつけた。
「獣害駆除の一翼も担えるこの商売。獣害に悩む農家と、鹿や猪の肉のおいしさを知った消費者の両方から喜んでもらえる幸せな仕事にしていきたい」と西村さん。自然を相手に生活を始めようとしている姿が、私にはまぶしく映る。(太治庄三)
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2016年4月10日08:40
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第469問
植野記念美術館で9日から始まった「五味太郎作品展―絵本の時間」。原画も展示されている代表作は?
1.「いいからいいから」
2.「きんぎょがにげた」
3.「いないいないばあ」
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2016年4月10日08:39
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公募の子ども初出演 4月17日「よさこい...
「篠山よさこいまつり」(同実行委員会主催)が4月17日午前10時半から、篠山城跡周辺の4会場で開かれる。市内の4チームを含む38チームが出演。同実行委員会が初めて公募して集まった市内の子どもたちによる「こども踊り隊」も出演する。市内の15店が食を提供するコーナーも設ける。事務局の畑弘恵さんは「各会場の踊りだけでなく、商店街を法被姿で移動する連や、子どもたちの踊り、篠山の食など、さまざまな楽しみ方ができます」と来場を呼びかけている。
メーン会場となる篠山城跡三の丸広場のほか、篠山城大書院、春日神社(黒岡)、たんば田園交響ホール西駐車場―の4会場で行う。午前10時半から各会場でオープニング。各連が約5分間の演舞を入れ替わり披露する。篠山城大書院、春日神社、同ホール西駐車場の3会場は、午後2時34分で終了。同40分ごろから、メーン会場の三の丸広場に全チームが集合し、フィナーレを行う。抽選して当選したチームが最後に演舞を披露した後、総踊りで締めくくる。
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2016年4月10日08:39
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運用案を青垣が了承 使用時の確認書案も...
原水に基準値超のマンガンを含む東芦田新水源の使用をめぐる問題で、青垣地域自治振興連合会(足立篤夫会長)はこのほど、市が示した運用案と、新水源を使用する場合の取り決めを記した確認書案を了承し、市に報告した。市は同じ案を氷上町幸世地区にも示しており、懸案解決か否かは「幸世の返事待ち」になった。確認書案は、同水源を使用する場合の具体例を確認すべきとの声を受けて、市と両地区で協議し作成した。
確認書案には▽自然災害による水道施設の被災▽取水井戸の渇水―など6項目の「使用基準」と、▽両地区に状況を報告し、協議を行う▽立会に応じる―など3項目の「使用手順」を記した。
また、西芦田浄水場の改造工事について▽新水源の原水と西芦田浄水場の原水は分離して浄水処理する構造にする▽マンガン濃度が日常監視できるようにする▽新水源から取水した原水を送水する場合は青色パトライトで点灯表示し、施設外からでも確認できるようにする―など4点の内容も示した。
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2016年4月9日15:54
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コウノトリが飛来「花見に来たの?」 ...
市島町白毫寺の近藤忠信さん(68)宅近くに5日、コウノトリが1羽、飛来した。近藤さんは、電柱の先端にとまったコウノトリをカメラで撮影=写真。「桜が満開だったので、お花見にやって来たのかな」と話している。
夕暮れ時、外に出た近藤さんは、「ばさっ」という大きな音を聞き、見上げると電柱の先端にコウノトリがいたという。以前、県立コウノトリの郷公園(豊岡市)を訪れて実物を見た記憶から、「間違いなくコウノトリ。すぐにサギではないとわかった」と笑う。
慌ててカメラを取りに家に戻り、撮影。家族とともに様子をうかがっていたが、一度隣の電柱に飛び移っただけで、40分ほどとまっていたという。その後、南東の方角に飛び立った。
近藤さんは「まさか飛んでくるとは。羽を広げると2㍍くらいあったから、大人のコウノトリだね」と話していた。
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2016年4月9日15:51
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お休み処「地蔵茶屋」
落ち着く癒しの場
首から上の願いごとにご利益があるとされる首切地蔵尊の駐車場にある。観光客、受験生やその家族がお参りした際に、ほっと一息つける癒しの空間だ。
大原まちよさん(66)、義弘さん(72)夫婦が切り盛りする。海釣りが好きな義弘さんが釣り上げた新鮮な“海の幸”が一品料理に加えられ、うどん、山菜ごはんとセットになった「うどん定食」(800円)が人気。揚げとかまぼこで、地蔵をかたどった「地蔵様うどん」(600円)、かまぼこに合格の「合」の焼き印が入った「合格うどん」(650円)も。
貸し切りで使える小部屋もある。
丹波市山南町谷川奥山315-1
tel.0795・77・2778
営業/9:30―16:00
水・木曜定休
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2016年4月7日09:24
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日本遺産記念絵はがき発売 丹波篠山観光...
写真・日本遺産認定を記念した絵はがき
丹波篠山観光協会(079・506・1535)が、昨年4月の日本遺産認定を記念した絵はがきを作成し、丹波篠山観光案内所(北新町)と篠山口駅観光案内所で販売している。
篠山の町並みやデカンショ祭、丹波焼などの写真を入れた8種類、それぞれ1000枚作成した。宛名面に写真の説明や、日本遺産の解説、デカンショ節の歌詞などを掲載している。
1枚100円。NHK大河ドラマ誘致推進協議会の助成金を活用した。
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2016年4月7日09:23
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県内の色絵作品展示 陶芸美術館でテーマ...
写真・県内で作られた多種多様な絵付けのある焼き物を紹介しているテーマ展「色絵よもやま話」=篠山市今田町上立杭で
兵庫陶芸美術館(篠山市今田町上立杭)でテーマ展「色絵よもやま話―兵庫のやきものから」(丹波新聞社など主催)が開かれている。江戸時代後期から大正時代にかけて、兵庫県内で作られた多種多様な絵付けのある焼き物37点を紹介し、文様のモチーフに込められた意味や多彩な表現方法など、色絵にまつわる魅力に迫っている。6月26日まで。月曜休館。
色絵は、器面に釉薬をかけ、その上から赤や黄、緑、青、黒などの絵の具で文様を描き、窯で焼き付けて仕上げた焼き物。県内では、江戸時代後期に生産が始まり、篠山の丹波焼、王地山焼をはじめ、三田焼(三田市)、有馬焼(神戸市)、出石焼(豊岡市)、神陶会社(神戸市)、永世舎(姫路市)、珉平焼(南あわじ市)など各地の産地で作られた。
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2016年4月7日09:20
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ムスカリでパンダ 山南の荻野さん
写真・ムスカリで色分けしたパンダ型の花壇=山南町池谷で
山南町池谷の荻野憲俊さん(85)宅の花壇に、色鮮やかな白と紫色の2色のムスカリの花約3000球で“描いた”かわいらしいパンダが浮かび上がった。4月10日ごろまでが見ごろという。
直径5㍍ほどの大きさで、輪郭にブロックを配した。荻野さんは、孫の小学校入学を記念して、昨年から“ムスカリアート”を始めた。「草の管理が大変だが、昨年よりも賑やかになった。もう2―3年すれば、もっと色が濃く、きれいになるはず」と楽しみにしている。
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2016年4月7日09:20
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ビジネスパソコン職業訓練受講募る 但馬...
県立但馬技術大学校(管理課0796・24・2233)は、丹波職業訓練協会(柏原町柏原)で5月17日に開講する公共職業訓練「ビジネスパソコン活用コース」の受講生を募集している。締め切りは4月22日。
求職中の人が早期に就職できるよう、技能、知識を習得するもので、受講無料。定員10人。
5月6日に同協会で選考(筆記、面接)がある。訓練は5月17―7月15日まで(土・日曜、祝日を除く週5日)。パソコンの基礎、インターネットの基本操作、事務処理能力の習得など。
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2016年4月7日09:19
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笹部新太郎
「亦楽山荘」は一面山桜に覆われていた。巷のソメイヨシノよりはるかに地味ながら、その簡素さが胸を衝く。まさに「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」だ。▼ここはJR武田尾駅から福知山線の廃線跡をたどり、急峻な山に入った所。「桜博士」笹部新太郎が私財を投じて在来種の研究、保護育成のために作った演習林だ。今は宝塚市営「桜の園」となり、「桜守の会」のボランティアらが遺志を継いで園内整備や自然観察イベントを展開している。▼笹部は古来種の育成はもとより、大阪造幣局「通り抜け」初め全国各地に様々な品種の桜苗を提供した人として知られるが、水上勉のエッセイ「花守の記」には、5百年の樹齢を持つ岐阜の庄川桜を生き残すのに貢献した話が紹介されている。▼御母衣発電所のダム湖底に水没するはずだったアズマヒガンに電源開発総裁の高碕達之助が心を痛め、ダム湖岸への移植を笹部に相談。この老木を2百㍍高い位置まで運び上げて活着させるのは至難の業と思われたが、意気に感じる職人も現れ、1カ月半がかりで移植は完了。翌春、笹部らが祈る中で見事に花を咲かせた。今も湖面に若々しい花影を映す。▼「一経済人とひとりの桜好きの老爺が成し遂げたことを、しっかりと誌す日本歴史書はない」と水上が力を込めた庄川桜をいつか訪れたい。(E)
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2016年4月7日09:18
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シャンペイに教わる
水木しげるさんの作品「河童の三平」にはまっている。貸し本版や発表した雑誌によって内容が異なることもあるが、主軸は次のようなものだ。
河童によく似た河原三平少年が、自分と瓜二つの河童や命を狙う死神、父が探してきた小人、山に住むタヌキらとドタバタ劇を繰り広げる。
三平は、祖父の命を狙いに来た死神を眠り薬で眠らせるし、河童からはオナラで進む水泳法を教わり、国体にまで出る。殴り合うほど険悪な仲だったタヌキとは、いつしか親友になっていく。水木さんならではのユーモアとかわいらしさが詰まった傑作だが、読了後、胸をえぐったのは「この世の不条理さ」だった。
お人よしの三平は、家族を亡くし、騒動に巻き込まれ、挙句、自分にも不幸が訪れる。ラスト、「シャンペイ」と呼ぶタヌキが、三平を追いかける場面は、心に深く、深く、突き刺さる。
貧しく、何事もなしえなかった三平。けれど、彼は人間として大切なことや、仕方がない弱さを教えてくれた。
ぜひご一読を。気取った小説よりも百倍お薦めです。(森田靖久)
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2016年4月7日09:18
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優しさの道しるべ
私の夫曰く、篠山には「とびだし坊や」文化が存在している、らしい。ご存じ、とびだし坊やとは、多くは子どもをかたどり、車と子どもに対する注意喚起の意味を持って道端に設置してある看板のことである。以下はとびだし坊やに関する夫の個人的考察である。
種類は千差万別で、立体あり、有名無名キャラクターあり、抽象的、芸術的なものありで、実に地区ごとに個性的である。娘たちが小学生の頃、一緒に描いたとびだし坊や(坊やではなく女の子だった)が、何年も私たちの地区に置いてあった。娘たちが中学を終え高校生になり、大学生になって、篠山を出ていった頃も、彼女はそこに少し古ぼけた様子で笑いながら立っていた。
そんな多様なとびだし坊やの中でも突出した作品を輩出しているのは、篠山鳳鳴高校作のものである。鳳鳴高校に通う生徒さんは、手描きでとびだし坊やを作成し続けてきた文化の中で育ち、傑作が生まれる素地は十二分にあったのだろう。私の一番お気に入りは、燃えさかる火を背景に赤字で大きく「生きろ」と描いてある迫力の一品である。それに真正面から出会う度に「うん!生きるっ!!」と思わず心の中で強く答えてしまう。
夫は地域の繋がりが強いところにはとびだし坊やが多いという。地域が子どもを守るために既製品ではなく手描きでとびだし坊やを作る。それが当然のこととして文化となっている。とびだし坊やは健やかに育てよという、地域の優しさの道標なのである。
(土性里花・グループPEN代表)
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2016年4月7日09:17
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ざわざわカレッジ春夏の皮膚病学ぶ 4月...
「丹波医療ざわざわカレッジ」が、4月12日午後7時半から氷上住民センター(氷上町成松)で開かれる。「春から夏にかけて気をつける皮膚の病気」と題し、市立西脇病院皮膚科の酒井大輔医師が講演する。
無料で誰でも聴講できる。里さん(0795・80・1201)。
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2016年4月7日09:17
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絵本原画120点並ぶ 4月9日から「五味太...
丹波市立植野記念美術館(氷上町西中、0795・82・5945)で4月9日から「五味太郎作品展―絵本の時間」が開かれる。原画120点を展示。「きんぎょが にげた」など、子どもの目線に寄り添った作品が話題を集めそう。5月22日まで。
五味太郎さんは、1945年東京生まれ。桑沢デザイン研究所ID科(インダストリアルデザイン科)を卒業。350冊以上の著作を出版している。
展示するのは、代表作の「きんぎょが にげた」(1977年制作)、「ぐりぐりくん」(2011年)のほか、「ならびました」(2013年)、「みんながおしえてくれました」(1983年)など。ユーモアにあふれ、子どもだけでなく、大人も親しめる作品を並べる。
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2016年4月7日09:16
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各団体が模擬店 4月9日桜まつり ちる...
「第14回むらくも桜まつり」が4月9日午後5時半から、篠山チルドレンズミュージアムで行われる。同校区の各団体が模擬店を出店する。
焼きそば、おでんなどの食べ物やジュース、アルコール類などを100円から販売する。100円5枚綴り(500円)と11枚綴り(1000円)の「桜券」を購入する。子どもや幼児用のゲームも用意している。
村雲まちづくり協議会の粟野会長(090・3672・2297)。