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2017年12月17日09:00
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丹波・篠山両市36社が面接会 1月5日に...
「UIJターン応援就職フェアinたんば冬」が来年1月5日午後1時半―同3時半、篠山市民センター(篠山市黒岡)で開かれる。丹波、篠山両市の事業所36社による就職面接会を行うほか、ハローワークの就職相談や両市の移住相談を行う。
丹波地域人材確保協議会の主催。申し込み不要。無料。問い合わせは、ハローワーク柏原(TEL0795・72・1070)。参加企業は次の通り。
【丹波市】
中兵庫信用金庫
大地農園
神崎紙器工業
新ナンポー化学工業所
ダイヤ製薬兵庫工場
大和特殊硝子市島工場
丹波ケーブル
東洋電機
日本紙器
日本電気化学工業所兵庫工場
兵庫パルプ工業
明昌機工
柳瀬
ワタミ手作り厨房丹波センター
サイプレスクラブ
タカハシ
ティ・エム・シー
青葉福祉会
恩鳥福祉会
敬愛会
正峰会
池田建設
クロダテック関西マシーナリ
デンテックス
【篠山市】
芦森工業篠山工場
岩崎電機製作所
ケンミン食品篠山工場
大協工業
フジフレッシュフーズ
フルヤ工業
大谷実業
キクヤ
光明興業
浪速企業
西日本観光
紀洋会
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2017年12月17日09:00
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白内障 ①
気持ちは若いつもりでも、齢七十ともなれば身体はあちこち故障し始める。右股関節の置換手術をしたのが三年前、その後は良かったのだが、次は白内障。
白内障とは、水晶体と呼ばれる眼の中のレンズが濁った状態をいい、視力障害やかすみ感などがおきる。水晶体は透明な袋にタンパク質が詰まっていて、その袋の一部を切ってそれを吸い出し、新しい眼内レンズを入れる。
私の場合は、ここ数年全体的に暗い感じがするのと、夜の運転の際、対向車のライトがまぶしくて怖い、遠視なのに、少し離れた人の顔がぼやけるなどの症状が出ていた。しかもパソコンでの仕事が多いので、常に目が疲れているという状態だった。
身近な友人知人たちが次々と白内障の手術をして、みんな口を揃えて「すごく明るくなった、よう見えるよ」と言う。そこで私も手術することを決心したというわけ。
岐阜駅前の評判の眼科に予約。ここは右目、左目と一週間おきに日帰り手術というのが魅力だ。痛みに弱いので友人に「麻酔とか痛くないかしら?」と聞くと「大丈夫、目薬が麻酔で、針なんか刺さないから」と言うのでまずは一安心。手術前の説明で「当日お風呂は禁止、洗顔やシャンプーは五日間禁止、お酒も」と聞かされ、ちょっとブルーに。まあ産後に比べればいいか、少し断酒もしなければと思い直す。
さて、いよいよ手術日、夫が車で送ってくれる。「あんたは、ほんとにA型だね。めちゃくちゃ緊張してるわ」とおかしそうに笑う。さてどうなるか。
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2017年12月17日09:00
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三田市の小谷さん 「青垣の坂と峠」まと...
兵庫県丹波市内の山を歩き、往時の社会インフラ「坂と峠」の研究を続けている小谷良道さん=三田市=が、青垣地域の36の坂の状況や歴史をまとめた「丹波の坂と峠第2集」(丹波新聞社印刷)を自費出版した。青垣の峠は、自著「丹波のおすぎ」(2014年刊)に一部掲載しており、13年から足掛け5年、36峠を網羅した記録をまとめた。
江戸中期の「丹波志」と明治の「旧版地形図」に基づき現地踏破。歩測で標高や道のりを測量し、図示した。道が分からず、場所によっては10回ほど足を運んだところもあるという。
神楽地区の稲土と小稗を結ぶ「センゾク坂」では、地図が途中で切れていてルートが分からず、地元の古老に話を聞き、道を探した。由良川水系と加古川水系の海運をつなぐ芦田地区の「塩久峠」は、「立派に練り上げられた道で、物流の要衝にと人と金を費やして整備されたことが感じられた」という。
春日の坂の記録をまとめた第1集は、11年発刊。「春日の山は栗柄峠のように、登った先に平地があるようなものがあったが、青垣は上りがあってしっかり下り、山が深かった」と感想。
「丹波市は、瀬戸内海から日本海へ日本の背骨を越すおもしろい地形で、日本横断型の峠がおそらく日本一多い」と言い、「500年、1000年前の人の気配が、尾根道には残っている」と話した。
今後、残る4町の坂も調査する。「終わるのがいつになるのか、気が遠くなる」とほほ笑んだ。
小谷さんは登山愛好家で、三田市に近い丹波地域の古道に関する資料が断片的にしかないことに気づき、10年ほど前から春から夏の終わりにかけて調査を続けている。
飛鳥書房春日店(春日町)、谷書店(柏原町)、足立仁さん(青垣町)で取り扱っている。1500円。小谷さん(TEL079・559・0309)。
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2017年12月17日09:00
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木工作家 乾 善弘さん(丹波市春日町...
もの作りのファン広げる
時計やいすなどを手掛ける木工作家。丹波市にIターンして来年で10年。イベントや教室を通じ、もの作りのファンを広げる活動を展開する。
丹波ものころネットワーク代表として、夏のサマークラフトと秋の丹波の手仕事展を企画。クラフトは2回目、手仕事展は3回目。会場の築120年の旧庄屋邸の本上田邸(丹波市春日町棚原)を、今後も文化活動の交流に幅広く活用したいという。
「クラフトでは、木工、陶芸、染織、彫金などの作家が指導するが、参加した子どもたちの真険な眼差しを肌で感じた」と話す。金づち、ノコギリ、クギなどが身近にあり、親が手仕事をする光景を見ながら育ったことが今の仕事の原点。「何でも買える便利な世の中になる一方、手づくりの機会が乏しくなった。子どもたちに手仕事の面白さを感じてもらう場づくりをしていきたい」と意気込む。
姫路市で長年、木工作家として活動するかたわら、子どもたちの指導もしてきたが、多忙な日々だった。53歳になった時、落ち着いて創作に励みたいと丹波へ。子どもの指導経験もあり、市内の作家らに声をかけ、サマークラフトを開いた。「ネットで、どんなことでも目にできる。でも、感動は一瞬。手仕事はゆっくりと喜びが沸き上がってくる」と強調する。
「手仕事展に訪れる人の目にとまる作品を作りたい。品物を買ってもらった人と心を通わせ、作品を通じて幸せな気持ちになってもらえれば」と期待。市内には交流のある20人以上の工芸作家が活動。「都会からいやしを求めて訪ねる人を招き入れる、『手仕事の里』として発信すれば地域の魅力が増すだろう」と夢を語る。62歳。
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2017年12月17日09:00
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どう映る篠山の風景
来年3月に開催される「篠山ABCマラソン大会」に同僚の田畑記者を誘ってエントリーした。2015年の福知山マラソンに出場してから2年。ゴールまで5時間もかかり、あまりのしんどさと足の痛みに「マラソンはこりごり」と確かに思ったのに、日が経つにつれ、「もう少しがんばれたかも」と、思えてきたのだ。
それは「後悔」というほど大げさなものではなく、「調整に失敗」というほどかっこいいものでもない。そんな時期に、篠山市担当へ異動。練習するランナーを市内のあちこちで見かけるようになると、後輩記者を誘っていた。
夏ごろから少しずつ練習しているが、「さぁ、走るぞ」と意気込むと雨が降り、「今日こそは」と決意すると、楽しいお誘いが入る。走ることが生活のリズムになり始めると、調子に乗って足を痛める。完走をめざすための本を読むと、「インターバル走など、負荷をかける練習が…」―「嫌やな」と思う。
ただ、すっかり慣れた篠山の景色が、走っている時の体調や心境に応じてどう映るのか。楽しみにしている。(芦田安生)
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2017年12月16日16:49
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「Lily」丹南店
ヘッドスパが好評
篠山市のバザールタウン篠山そば。店内は木調で統一された落ち着いた空間。毛染めカラーの種類やヘアケア商品を豊富に取り揃え、若い世代のトレンドにも対応する。
クレンジング、トリートメント、好みの香り(ラベンダー、スイート、グレープフルーツ、シトラス、ミントの5種類)が選べるアロマオイルマッサージからなる「ヘッドスパ」(10分=1620円―)は女性はもちろん、男性にも好評。専用の個室があるのが特徴で、贅沢な癒しのひとときが過ごせる。
「成人式」出席者の着付、ヘアセット、メーク、ネイルの予約も受け付け中。
兵庫県篠山市吹新24-1
tel.079・555・6009
営業時間/9:00~19:00、金曜日は21:00まで(18:00以降は要予約)
毎月曜・第3火曜定休
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2017年12月16日09:00
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桜並木に光のアーチ 水分れ公園を電飾
写真・電飾が施され、光のアーチができた水分れ公園のサクラ並木=兵庫県丹波市氷上町石生で
兵庫県丹波市の氷上町生郷地区の観光名所、水分れ公園に冬も足を運んでもらおうと、地元のひかみ東商工倶楽部(城田宏樹部長)が同公園をイルミネーションで彩る初めての試みを12月16日から始める。サクラ並木の枝を利用した光のアーチ、同公園の滝をイメージした電飾などが施されている。1月13日までの午後5―9時に点灯する。12月30日―1月3日の年末年始は休止する。
春はサクラの花見、夏は水分れ祭りもあり、水遊びでにぎわう同公園は秋、冬に来園者が減ることから、冬のにぎわい創出や生郷地域の活性化とPRにつなげようと企画した。
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2017年12月15日09:00
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丹波市商工会発明委 新ゲーム「ピッタシ...
写真/アイデア・発明委員会が新発売した脳トレゲーム「ピッタシ」=丹波市商工会館で
丹波市商工会のアイデア・発明委員会(林健二委員長、9人)が、新商品「立体回転ボード『ピッタシ』」を開発、販売を始めた。1から30の数字の裏面に描かれた絵柄のペアを探す「神経衰弱」ゲーム。同委員会は、「1度に10人くらいで遊べる。介護施設や自治協議組織などでコミュニケーションを取る道具として使ってもらえれば」と売り込んでいる。意匠登録出願中。
「ピッタシ」は、木製フレームに横5枚、縦6列の回転板がついている。絵柄カードは、果物が標準仕様で、別売りで料理、動物、花、野菜など7種類を用意した。購入者がオリジナルパネルを作って遊ぶこともできる。写真パネルも試作したが、絵の方が見やすく、イラストにしたという。
介護施設や認定こども園などに試作機を持ち込んで職員や利用者から使い勝手を聞き、少し離れた所からでも見えるようにカードは光が反射しにくい素材を使ったり、交換が簡単にできるようカードをフックにかけるシンプルな構造にするなど改良を重ねた。
直接意見を聞いたことで試作時点より、使い勝手が良い構造になり、価格がおさえられたという。林委員長(66)は「パネルの数が多いかなと思ったが、遊んだ方の30枚くらいある方がおもしろいという意見を採用した。わきあいあいと楽しんでもらえることが最高の喜び」と話していた。
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2017年12月15日08:52
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篠山混声合唱団がリサイタル 12月17日、...
篠山混声合唱団(大江奉也団長)が12月17日午後2時から、たんば田園交響ホール(兵庫県篠山市北新町)でリサイタルを開く。4部構成で、最後の4部では合唱組曲の定番と言われる名曲「水のいのち」を、公募した合唱愛好家を迎え、総勢約50人で歌い上げる。多くの来場を呼びかけている。入場料500円(高校生以下無料)。
同合唱団は1950年の発足で、団員は篠山市を中心に25人。リサイタルは一昨年に開いて以来で47回目。
「水のいのち」は、生まれてから死ぬまでの人生を水にたとえて歌った曲。同合唱団のチーフマネージャー、竹内和男さん(65)=篠山市池上=は「壮大な歌なので、できるだけ多くの人と歌い、客席に感動を運ぶだけでなく、自分たちも感動を分かち合いたくて」と言い、一緒に歌ってくれる人を公募。市内や丹波市、三田市などから24人が集まった。オープン参加の試みは初めてという。
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2017年12月14日08:57
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好奇心
市島の三輪小学校の1、2年生がポン菓子製造機で、ポン菓子づくり実演の見学や体験をした。その光景を見ながら、子どもの頃、公民館でポンせんべいを作るおじさんがやってきて、米粒が「ポーン」という音とともに、煎餅に生まれ変わる様子を不思議そうに見つめる自分の姿を思い浮かべた。
いただいたポン菓子をほおばりながら、学校支援コーディネーターの西安五月さんに子ども時代の体験を語りかけたり、西安さんから「校区は歴史の古い地域。地域に誇りを持つ子どもに育ってほしい」という思いも聞けた。取材のおかげで、子ども時代を思い起こせた。
そんなことを考えていた時、ある本の一節が浮かんだ。「何でもみんなで分け合う」「ずるをしない」「誰かを傷つけたらごめんなさいという」などの言葉とともに、「不思議だなと思う気持ちを大切にする」というのがあった。
子どもの教育の本ではあるが、大人社会にも通じる。固定観念に縛られないよう、「好奇心」を大切にしたい。子どもたちもポン菓子の体験を心に持ち続けてほしい。
(臼井 学)
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2017年12月14日08:57
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サンタさん、ピュアな心をください
今年は、秋から冬にかけて昼夜の寒暖の差が一段と大きかったようで、ブルーベリーの樹々は見事に深紅一色となった。晴れた日は澄み切った青空とブルーベリーの紅海の間を霧が薄くたなびき、樹海に入ると頭からすっぽりと紅色に包まれ、思わず溜息ひとつ。そんな溜息を今月入るまで毎日ついていたのがうちの姉弟。
今年もサンタさんへのお手紙が先月末から窓に張られていた。先ずはお姉ちゃん。『毎年プレゼントありがとうございます(ふむ、感謝の気持ちこれ大事!)今年はウォ
ークマンで黒がいいです(えっ?!マジ?)』。そして下の方にこそっと『失礼ですが予算はいくらですか?』って、聞くんかーいッ!一方、チビタはようやく字が少し書けるようになり『ドローソをください』。あ、ドローンね。惜しいわ~と、読み終わった後に大爆笑!面白すぎるよこの姉弟!でも直ぐに返事が来ないもんだから、ずっと溜息吐息のお二人。
寝静まったとこで、こそっと返事を書こうとして、またまた必死で笑いを堪える。お姉ちゃんの手紙の左下隅っこに『アマゾンに私のほしいのがのってるので見てください』。的確なアドバイスありがとうございます。
返事を見つけた翌朝、2人は発狂もの!そして「サンタさん、ちゃんと見とってんや!プレゼントくれるって♪お母さんも書いたら?」って言うから思わず「ほな絶対当たる宝くじ!」と言うと、2人にウワッって嫌な顔されたのは言うまでもない結末でした。
(古谷暁子・ブルーベリー農家)
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2017年12月14日08:56
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市議会だより
議会の広報誌と言えば固いイメージが強く、あまり読んでいなかったが、このところ丹波市議会だより「たんばりんぐ」(年4回発行)が、随分読みやすい。
近刊の10月号を見ると、9月定例会での17議員の一般質問と市当局の答弁が要領よくまとめられているほか、森林整備振興や企業誘致など市の事業について提言した内容、また以前の提言がその後どう進んでいるかの追跡記事も載っている。
「百条委員会」、「議会外部評価」など議会には市民に馴染みの薄い用語がたくさんあるが、その説明が噛んで含めるように書いてあり、写真や漫画もふんだんに使ってあるので親しみやすい。
日本広報協会が発行する月刊「広報」9月号の、全国で注目される議会だよりの特集で、「たんばりんぐ」7月号の50号記念の記事「市民50人に聞いた『議会でやってほしいこと』」が紹介され、「誌面に住民があふれている」と評価している。
昨年12月の議員改選後、ほとんど新人議員ばかりで発足した編集委員会(小橋昭彦委員長)が「読まれる広報」を目指してきた成果のようだ。議会のことが市民に身近に感じられ、風通しがよくなれば改革も進み、行政も仕事がしやすくなろう。各戸配布のほか、コンビニにも置かれている。敬遠していた方も一度手に取ってみては。(E)
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2017年12月14日08:55
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里山工房くもべ しめ縄など4種の体験教...
里山工房くもべ(篠山市西本荘)は、12月16日から全4回、「里山学校」と題した体験教室を開く。16日のしめ縄づくり教室をトップに、金継ぎ、写真、陶芸の各教室を予定。参加者を募集している。内容は次のとおり。申し込みは、同施設(TEL079・556・2570)。
▽しめ縄づくり=12月16日午後1時―4時(途中参加可)。500円(一家族)。定員30人。講師は井上孝広さん、山内幸宣さん。
▽金継=1月20日午後1時―。1500円(お茶、お菓子付き)。定員20人。講師は伊藤岱玲さん。直したい器を持参。
▽写真=2月24日午後1時―。1000円(お茶、お菓子付き。2人目以降は1人500円)。定員15人。講師は中西俊介さん。2月17日までに申し込み。
▽陶芸=3月25日午後1時―。大人2000円(焼成1つまで)、小人1000円(同)。定員20人。講師は伊藤岱玲さん、伊藤花青さん、徳尾光枝さん。
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2017年12月14日08:52
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篠山産高生活科 12月16日に感謝祭 農産...
篠山産業高校(中村稔校長)生活科学校農業クラブが12月16日午前10時半―正午、同校の生活科農場(篠山市郡家)で感謝祭を開く。同科が栽培した野菜や、加工品を販売する。
生活科伝統の味「生活科鍋」を先着100人に振る舞うほか、ダイコンやカブ、キャベツなどの野菜や、パンジー、ビオラ、葉ボタンなどの草花の苗、パンやクッキーの加工品を販売する。
また、県立香住高校の缶詰、県立農業高校が同科の黒豆で作った味噌、県立播磨農業高校のカボチャなども販売する。
問い合わせなどは、同校生活科(TEL079・552・1194)。
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2017年12月14日08:46
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イブの夜空に「一発花火」 地域活性化グ...
写真・一発花火の来場を呼び掛けるかみくげ宿のメンバー=兵庫県丹波市山南町青田で
兵庫県丹波市の山南町上久下地区の40、50歳代の有志が地域活性化グループ「かみくげ宿」を今年9月に結成。イベントの第1弾として、12月24日午後7時から、同町太田公民館北側の農地から打ち上げる「一発花火」を開催する。同グループの土田正博代表(58)は「小さな地域、小さな花火大会が時に、私たちのアイデア次第で、大きな地域の大きな企画に勝るものになることを1発だけの花火に学びたい、という思いで企画した。地域内外から集まっていただき、私たちと一緒に思いを込めてほしい」と来場を呼び掛けている。
4号玉10個、3号玉5個、2号玉5個、計20個の花火を同時に打ち上げ、1つの花火を演出する。同グループは、観客それぞれに花火への願いを込めてもらいたいといい、例えば▽恋人、家族へのサプライズ▽プロポーズ▽誰かへの感謝▽夫婦仲の修復▽1年の仕事の打ち上げ▽前向きに生きていくためののろし―などを想定している。「どんなイベントになるか想像できないが、『一発花火』から今後の取り組みのヒントをつかみたい」としている。
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2017年12月12日09:00
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「誤認の可能性ある」 食品表示の「丹波...
篠山市の市名を「丹波篠山市」にする市名問題に関連し、食品表示について丹波県民局丹波農林振興事務所が12月6日、篠山市役所で会見し、▽「丹波篠山産」の表記は直ちに違反であるとは言えないが、消費者の誤認を生む可能性があることから「兵庫県篠山市産」と表記するよう指導している▽パッケージ表面の「産」を省略した「丹波篠山」の表記が、仮に丹波市を含む産地を表すと認められ、裏面の産地表示欄に「篠山市産」とある場合は、表示に矛盾があると考えられることから指導を行うことになる―などと県の見解を示した。
市名問題の議論の中で、産地表示について市民の間で解釈の違いがあると認識した市が、県に見解を示すよう依頼。松岡浩司所長らが出席した。
同事務所によると、産地表示としての「丹波篠山」は、現状では篠山市と丹波市を合わせた範囲を示す例も見られると認識。取材に対し、松岡所長は「パッケージのデザインも含め、ケースバイケースで判断することになる」と話した。
酒井隆明市長は取材に対し、「解釈に違いがあると議論が混乱するため、県に説明を願った。改めて『丹波篠山』のブランドが曖昧になっていると危機感を感じた」と話した。
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2017年12月11日09:10
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第548問
丹波市立竹田小学校の児童たちが駅の壁に絵を描きました。JR何駅でしょう?
1.丹波竹田
2.丹波大山
3.柏原
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2017年12月11日09:09
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丹波荒熊
きのう12月9日は「漱石忌」。漱石の代表作『吾輩は猫である』に丹波篠山が登場する。黒くたくましく筋肉が発達し、一騎当千の猛将とおぼしき中学校の生徒たちを、まるで丹波篠山の生まれのようだと書いているのだ。漱石はなぜ若い猛将たちを表現するのに丹波篠山を持ち出したのか。
この謎について、「多紀郷友会」発行の会誌『郷友』(今年9月発行)で山口博美氏が推論を展開している。山口氏はデカンショ節が関係しているとし、具体的には「丹波荒熊男子の胆に爺(おやじ)これ見よ毛が生えた」という歌詞が、漱石をして丹波篠山のイメージを膨らませたとみる。
肝っ玉に毛が生えるほどにふてぶてしい。篠山にはそんな猛将がひしめいていると、漱石は「丹波荒熊」から想像した。筋の通る推論だが、篠山には実際、かの信長が「肝に毛を生ずというべし」と感嘆した人物がいた。松平信一である。
1991年12月発行の『郷友』に南松雄氏が書いている。それによると、信長の近江攻めで武功をあげた信一に対して、信長はそのようにほめた。信一の養子とその子はやがて篠山城主となり、信一も篠山に移って寛永元年、篠山で没したという。
肝に毛が生えた人物が篠山に来て、終焉を迎えた。この歴史の妙味をさすがの漱石もご存知なかったろう。(Y)
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2017年12月11日09:08
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歯はいのち
小学生の頃、歯が良いと誉めてもらったことがある。その頃は、朝起きたら一度歯磨きをする程度で、歯に関するケアの大切さはあまり意識していなかった。寝る前までお菓子を食べたり不摂生のせいで虫歯も増えてしまい、それでもかろうじて今のところ歯根の残っている歯は二十二本。これを維持しなくてはいけない。歯間ブラシに糸ようじなど、外出先でも欠かさず努力はしていた。ところが昨年まで十年以上の間、ひと月に一度通っていた歯科医から突然「前歯四本が少しぐらついているから、サシ歯にした方がいい、それには合計三十万円かかります」と言われた。自覚症状は全くなく、その前の月までは「よく手入れしてますね、いいですよ」とほめてもらっていたのに。
一応、次の診療を予約したものの、何だか腑に落ちず夫に言うと「それはおかしい、あの歯科医、去年から息子が後継ぎで帰って来て、二所帯になったから金儲けにはしっているのではないのか?」という。友達に話してもみんな「それはおかしい」と言う。そこで友達おすすめの歯科医へ行きセカンドオピニオンを聞いてみた。
「この程度のぐらつきは、まったく問題ないです。今までひと月に一度行っておられたの?そんな必要はないねぇ」とあきれられてしまう。というわけで、今は三カ月に一度のケアで済ませている。でもその間、隠れた虫歯を見つけてくれたり、変わって良かったとしみじみ感じている。高齢者にとって、歯のケアは万病にとって大切だとか。夫も新しい歯科医に変わって一安心。
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2017年12月11日09:07
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株式会社ネクステ代表 大槻真也さん(丹...
障がい者の「働く」応援
丹波市内で障害福祉サービス事業を展開する。市内企業の下請け作業を中心に、建物の清掃、草刈り、引っ越し、配食など様々な分野に進出。利用者は76人、職員32人と、会社設立4年で事業を急拡大させてきた。
「障がいのある方の働く場のイメージを変えたい」と、10月に3つ目の就労継続支援B型事業所などが入居する「トータルサポートセンター」を市の中心部、柏原町母坪のバイパス沿いに開設。「特別な時にだけ障がいのある人に対して目を向けるのではなく、日ごろから目につく環境を作りたかった」。
B型事業所は、工賃として月最低3000円を支払うことのみが義務づけられている。同社は月額3万817円(2015年度)と、全国平均の倍。「これでも最低賃金の半分。雇用契約を結び最低賃金を払えるようになりたい」と力を込める。
「安全に守ることが福祉」という考え方もあるが、「守るだけでなく、社会に出るためのチャンスを作ることも福祉の役割」と考えている。就職先で座り仕事はほとんどないと、普段から立って作業をすることを習慣づけている。
取引先の企業から「予想以上によくやってくれる」と仕事を増やしてもらえる好循環が生まれてきた。「きっちり仕事をすれば、給与・工賃が増える。胸を張り、自ら社会に出ようという気持ちを利用者が持てる環境を作るのが仕事」。
後継者がおらず、やむなく廃業する事業所を探している。継承するためだ。「障がいのある人が働くことで地域が元気になり、おのずと社会が変わっていく。そんな効果が生み出せるようチャレンジを続けたい」。46歳。