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2016年4月30日16:08
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開園20周年祝う 若者らも発表や演奏 丹...
写真・柏原高校吹奏楽部のアトラクション演奏を楽しむ参加者ら=丹波の森公苑で
丹波の森公苑開園20周年記念式典が4月29日、同公苑で行われた。県関係者や市、地元関係団体などから約500人が出席し、節目を祝った。
同公苑は1996年に開設され、県民主体の生涯学習や地域づくり活動の拠点施設としてさまざまな活動が行われている。式典で中瀬勲公苑長は「自然豊かな丹波の地に産声を上げ、長きにわたり、地元住民だけでなく、広く県民の活動の場として活用されてきた。これまで以上に地域の人々に愛され続けられる施設となるよう取り組みたい」と述べた。
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2016年4月30日16:06
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北極マラソン6位完走「全て出し切った」...
写真・北極マラソンで完走し、丹波市の旗を掲げる岡崎さん=北極で(岡崎さん提供)
山南町谷川の自営業、岡崎健一さん(40)がこのほど、「北極マラソン」(42・195㌔)に出場し、6位でゴールした。記録は5時間57分26秒だった。2014年に出場した「南極マラソン」(100㌔、3位)に続く極寒地でのレースで、南極、北極両方のマラソン大会を完走したのは日本人4人目という。岡崎さんは、「自分の中で誇りであり、これから生きていく上でのエネルギーになる」と話している。
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2016年4月30日16:05
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家庭料理「里山の彩 はな円(まる)」
古民家でゆったり
2014年秋、オープン。築約140年の藤原節男さん方(篠山市住山)の一室を活用して、 森本光子さん(伊丹市)が、地元でとれる旬の野菜をふんだんに盛り込んだ 「和」 の家庭料理を提供している。縁側の先には手入れの行き届いた日本庭園があり、ゆったりと食事が楽しめる。完全予約制で、基本コースは3800円だが、2500円から予算に応じて提供してくれる。冬期は鴨鍋、ぼたん鍋、すきやき、しゃぶしゃぶも提供する。
森本さんは「ゆったりと小旅行に来たような感覚で過ごしていただければ」と話している。
篠山市住山552
tel.090・5043・4340
完全予約制
ホームページ(http://hanamarusumiyama.jim
do.com/)で情報を発信している。収容人数は最大20人。小規模の宴会も可能。弁当の注文も承っている
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2016年4月28日09:19
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霧島ツツジ見頃に 氷上町上成松・一の宮...
氷上町上成松の一の宮神社で5月1日午前10時から、境内を朱色に染める霧島ツツジを愛でる「きりしままつり」(一の宮会主催)が開かれる。
古い株は樹齢300年とも言われており、花は満開の見頃を迎えている=写真。燃えるように咲き誇る赤い花が見物客を楽しませており、写真愛好家が撮影に訪れている。
まつりでは、午前11時から「波娑羅」の和太鼓演奏がある。フランクフルト、焼きそば、ジュースなどの飲食屋台もある。
問い合わせは青垣観光案内所(0795・87・2222)。
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2016年4月28日09:16
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4月29日から「ふじ祭」 ライトアップも...
写真・徐々に咲き始めている九尺フジ=丹波市市島町白毫寺で
九尺フジの名所、白毫寺(丹波市市島町白毫寺、荒樋勝善住職)で4月29日から、恒例の「九尺ふじまつり」が開かれる。約120㍍の藤棚いっぱいに広がる花のシャワーが楽しめる。売店なども並ぶ。
5月3―5、7、8日は、地元のボランティアグループ「藤の木愛好会」による餅つきの実演販売がある。5日は「ふじまつり開会式典」として、午後1時から地元の大正琴グループによる演奏、懐メロコンサートや和太鼓演奏などがあるほか、3時から餅まきも。
開花期間中は、日没から午後9時までライトアップ。同寺のフジを写した写真コンテストの作品や、俳句も募集する。
荒樋住職は「咲き始めが早かったので、例年より数日早く満開を迎えそう」と話している。
一般300円、団体200円の志納金が必要。開花情報は同寺ホームページ(http://www.byakugouji.jp)。
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2016年4月28日09:11
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「里山工房くもべ」でクラフト市 作家15...
写真・里山小学校で公開されるアトリエの一つ、丹波木綿の里くもべ=篠山市西本荘で
篠山市西本荘の里山工房くもべ(旧雲部小学校)で4月29、30の両日、クラフト市「里山小学校」(同実行委員会主催)が開かれる。今年で3回目。同工房内にアトリエを構える3軒がアトリエを公開するほか、市内外の作家12人が旧教室で作品を並べる。
アトリエ作家は、Nelio(革靴)、革工房mimi(皮革)、丹波木綿の里くもべ(機織り)。地元の農家による農産物を元校長室で販売したり、地元の素材を使った料理を旧職員室で提供する。
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2016年4月28日09:10
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足元の備え
30数年前、「九州横断マラソン」に参加。約30人が宮崎県延岡市から熊本県下益城郡小川町(現宇城市)まで150㌔を3日間、50㌔ずつ一緒に走った。公民館で寝泊まりし、真夏の暑い盛りなので朝5時に出発、昼前に着いた。▼熊本は勿論、全国から来た人たちと仲良くなり、他のレースで一緒したり、今なお年賀状を交換している人も。▼当時20代だったOさんはその後、熊本市北東の菊池市に嫁ぎ、子供達も独立。地震での安否を電話で尋ねたら、「すごく揺れたが水道もようやく復旧し、市内は比較的大丈夫」とのこと。ただ、実家のある南阿蘇村で母が老人施設にいて「無事らしいけど、道路が寸断され行くに行けない」と案じていた。▼宮城出身で熊本市北西の荒尾市に住む別の女性Yさんは「地震発生の日の午後、たまたまテレビで活断層の話をしているのを観ていた。宮城のことは身に染みているのに、熊本は年に1、2度微震があるくらいだったので、もうひとつピンと感じていなかった。そこへドカーン」と振り返った。▼丹波でも、神戸の震災は身近に感じたものの、依然として“無地震”神話がまかり通っている。ひょうご防災リーダーの石田裕之さんの「支援だけでなく足元の備えももう一度点検を」(24日号本紙)という言葉を改めて噛みしめたい。(E)
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2016年4月28日09:07
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情報の精査を
熊本地方を襲った地震の被災地でボランティアを行っている友人、知人らからさまざまな情報が入ってきた。
全国から届いた支援物資が余っていると報道があるものの、避難所によってはまだまだ必要なものが届いていないところもあるという。
ある施設では利用者だけでなく、隣にある避難所の分まで炊き出しを行っているが、行政委託ではないので費用は持ち出し。負担は大きいが避難者がいる以上、やめるにやめられない状況らしい。
一方で、被害を受けている場所とそうでない場所での温度差もかなりあるという。
そして、こうも聞いた。「昨日必要だった物が今日はいらないケースもある」
このような情報はなかなか届かない。また連日のニュースの中にあったとしても注視しなければ気が付かない。
新聞、テレビ、インターネット。情報が多面的になるほど、生の声を拾う可能性が広がるとともに、間違った支援を生むきっかけにもなる。
困っている人を支援しようという貴重な善意。それを無駄にしないためにも、今一度、情報を精査してほしい。(森田靖久)
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2016年4月28日09:07
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算数の正解は出ても、将来の答えは未知数...
「お母さん、出荷してくれた?」と聞くのは小3の娘ちゃん。「出してきたよ」と答えると「幾らで?」「150円で」ここから生きた算数の授業が始まる。自営業の特権か、苦肉の策かは?だが、土日曜でも農業は天候、畑の状況によって仕事が忙しく、ましてや夏休みにドンピシャのブルーベリーの最盛期にはこの手で乗り切った。さらに今年はレベルアップ。
例えば今日、水菜の出荷に追われる父ちゃんたちの横で、彼女はせっせとコカブを収穫。一袋に3個は入れること。では10袋作りたいなら何個コカブは必要か?その1袋を150円で売ったらいくらか?でも6袋しか作れなかったから全部売れたら何円か。150は100と50で構成され、「100×6+50×6」と同じであることを説明する。また、売上に対して手数料が30%差し引かれるから、30%の意味など、うんぬんカンヌンを説明し、しばらく母ちゃんの「なんでやねん」の連呼が続く。正直、忙しいときはイライラ。でもガマン、ガマン。
月々の小遣いは無く、お年玉も没収制度。彼女に「働かざる者」と言うと「食うべからず!」が返ってくるお手伝いシステムが基本。だけど、や
っぱりモチベーションをあげてもらいたいので、たまに“1袋幾らシステム”で算数の勉強がてら手伝ってもらう。そのせいか、彼女は目標額に対してやたら現実的。気になって「何か買うん?」と聞くと「増やすねん」と。この生きた算数授業、吉と出るか凶と出るか、将来が少々不安である。(古谷暁子・ブルーベリー農家)
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2016年4月28日09:07
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18人の新議員誕生 お維新人が当選 篠山...
任期満了に伴う篠山市議会議員選挙が24日、投開票された。最下位当選者と次点の差がわずか9票という少数激戦を勝ち抜き、18人の新議員が誕生した。当選者は現職13人、新人5人。党派別では、公明2、共産1、おおさか維新の会1、無所属14。女性議員は2人から4人に増えた。投票率は前回よりも2・77ポイント下がり、過去最も低い61・94%だった。
前回(2012年)と同様、公明党の候補者が2議席を守った。共産党は2000年の市議選以来、公認候補を2人擁立したが、2議席を奪うことはできなかった。昨年11月の結党以来、兵庫県内の市町議会議員選挙で公認候補を初めて擁立した、おおさか維新の会の吉田知代さんは1000票以上を集め善戦した。
定数に対する候補者数が少なく、立候補者がいない“空白区”が過去最多の5地区あったことなどから投票率が下がるとみられていた。53カ所の投票所のうち、42カ所で投票率が下がった。
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2016年4月24日23:03
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【篠山市議選】18人の新市議決定
【篠山市議選】(定数18―20) 開票率100%(午後10時50分)得票順
得票数
当 園田依子 公・現 1724
当 木戸貞一 無・現 1612
当 大上和則 無・新 1290
当 足立義則 無・現 1254
当 隅田雅春 公・現 1241
当 森本富夫 無・現 1099
当 恒田正美 無・現 1084
当 小畠政行 無・現 1049
当 吉田知代 お・新 1027
当 栗山泰三 無・現 1022
当 河南克典 無・現 1018
当 奥土居帥心 無・現 992
当 國里修久 無・現 956
当 大西基雄 無・新 914
当 渡辺拓道 無・現 911
当 向井千尋 無・新 906
当 安井博幸 無・新 898
当 前田えり子 共・現 867
堀毛隆宏 無・現 858
山田潔 共・新 696
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2016年4月24日22:17
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【篠山市議選】開票速報 開票率55%
【篠山市議選】(定数18―20)
開票率55%(午後10時10分)届け出順
得票数
木戸貞一 無・現 600
森本富夫 無・現 600
奥土居帥心 無・現 600
渡辺拓道 無・現 600
大上和則 無・新 600
國里修久 無・現 600
大西基雄 無・新 600
隅田雅春 公・現 600
園田依子 公・現 600
栗山泰三 無・現 600
前田えり子 共・現 600
小畠政行 無・現 600
安井博幸 無・新 600
足立義則 無・現 600
吉田知代 お・新 600
向井千尋 無・新 600
山田潔 共・新 600
堀毛隆宏 無・現 600
河南克典 無・現 600
恒田正美 無・現 600
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2016年4月24日21:21
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【篠山市議選】投票率61・94% 過去...
【篠山市議選】市選管は午後9時3分、確定投票率を発表した。
投票率は前回(2012年)より2・77ポイント減の61・94%。過去最低を更新した。
午後9時10分から開票作業を進めている。前回、大勢が判明したのが午後10時40分ごろ、確定したのは午後11時ごろ。
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2016年4月24日08:57
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「桶ット卓球」のサークルを主宰 上村信...
ゆるスポーツで元気を
篠山市発祥のニュースポーツ「桶ット卓球」のサークル「チーム道」の代表を務める。毎週、練習会を開き、月に1回の大会を企画している。
鹿児島県指宿市出身。食に関心があり、高校卒業後、関西の食品会社に就職。篠山市の惣菜工場で35歳まで勤めた。工場が閉鎖されたため、篠山のベビー服、ペット服の流通会社に再就職した。そんな時期に気分をリフレッシュしようとマラソンを始めた。毎朝6㌔、休日には10㌔を走る。篠山ABCマラソンは昨年まで7年連続完走。そのほか年に5、6回、大会に出る。
長男が小学6年生の時に地元子ども会のドッジボールの指導を始めた。今年で12年目。「仲間と助け合うようになり、チーム一丸となる」という子どもの成長を見るのが楽しみ。
桶ット卓球は、昨年、篠山で行われた全国大会に「体育会系」の職場の仲間を誘って8人で出場。「初心者でも気軽に始められ、熱くなる」競技にはまった。今年は14人で出場した。職場の昼休憩で毎日練習。「職場が明るくなり、コミュニケーションが増えた」。職場仲間を中心にサークルを立ち上げ、徐々に入会者が増えている。「参加者が楽しく、地域の企業のPRにも」と、飛び込みで大会協賛の協力を依頼。さまざまな賞品を準備して、競技の普及に努める。「職場の仲間やさまざまなつながりのおかげで楽しいイベントになっている」。
「笑いから元気を」「コラボでつながりを」が信条。桶ット卓球を含めた「ゆるスポーツ」「遊びスポーツ」を広めようと、子ども向けの遊びイベントや、ドイツ発祥のヘディング卓球「ヘディス」も広めていく。46歳。
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2016年4月24日08:56
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ピアノコンクール全国1位 南小5年・桑...
横浜市で3月29日に開かれた全国ピアノコンクール「全日本アールンピアノコンペティション」で、表現教育センター(春日町石才、関西音楽専門学院から改称)で学んでいる桑村姫蘭さん(南小5年)が、「B2級」(3・4年生部門)で1位を獲得した。5歳からチャンスを続けること6度目で部門トップを獲得した。
予選を通過した25人が出場した「B2級」で頂点に輝いたほか、学年不問の「グランドファイナル」でも1位。6年生以下の「プレミアファイナル」で金賞。ほかに、ピアノコンペティション賞(全演奏者の中から4人)、最優秀演奏賞(同3人)、作曲家賞、テクニック賞など、賞を総なめにした。
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2016年4月24日08:54
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地震活動収束を願う
東日本大震災からの復興がまだ先が見えないというのに、今度は熊本地震…。今回の地震後、九州の友人にメールをした。直接の被害はなくてひと安心したが、余震が続き夜中に何度も緊急地震速報で起こされるのがきつい、と言っていた。一緒にいる子どもたちもさぞ不安だろうなと思う。同じ程度の揺れだった阪神淡路の時、関西の人は怖かっただろうなあと改めて感じたとも言っていた。当時九州でも結構長い時間揺れたのに、テレビを付けたら関西の地震だったから驚いた、と。21年前、受験生だった私は、2日前にセンター試験で三宮に泊まっていたので、偶然という言葉が身に染みる。
阪神淡路大震災で、丹波自体はさほど大きな被害はなかったと思うが、被災された出身者や、また家族、親族、友人が被災された方は数多くおられた。熊本地震でも、関係者の方が丹波にも多くおられ、心を痛めておられるだろう。今はただ、地震活動が早く収まってほしいと願うしかできないが、長い支援が必要になると思うので、募金活動への協力など、できる範囲のことをしていきたい。(古西 純)
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2016年4月24日08:53
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第470問
きょう投開票される篠山市議会議員選挙。定数と立候補者数は?
1.定数18、立候補25
2.定数20、立候補22
3.定数18、立候補20
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2016年4月24日08:19
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きょう24日投開票 有権者が審判 篠山市...
任期満了に伴う篠山市議会議員選挙はきょう24日、投開票される。市選挙管理委員会は市内53カ所に投票所を設け、23日から開票所の篠山総合スポーツセンターで会場設営を行っている。定数18に対し20人が立候補。午後11時前後には開票数が確定する見込み。
18―21日の期日前投票者数は2900人。前回同時期よりも273人減少していることに加え、定数に対する候補者数が「2超」と、これまでの市議選で最も少なく、立候補予定者がいない“空白区”が過去最多の5地区あることなどから、前回の投票率(64・71%)を上回るかどうかは未知数。
16日現在の選挙人名簿登録者数は3万5449人(男1万6816人、女1万8633人)。前回より977人の減。
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2016年4月24日08:13
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天災と天恵
春が好きだ。理由の一つは、山菜が楽しめること。春を告げるフキノトウに始まり、タラの芽、ワラビなど山の幸が続々と出てくる。すこぶる美味の山菜だが、人の体にもいいそうだ。というのも、山菜の持つ苦味は、冬の間、あまり働いていなかった内臓に刺激を与え、動きを活発化させるかららしい。▼山菜をいただくとき、自然の恵みのありがたさを思う。ところが、山菜が出た食卓の向こうにあるテレビは、熊本地震の悲惨な状況を映し出している。ここには、人に暴威をふるい、人を震え上がらせる自然の荒々しさがある。▼地震が起こるメカニズムはわかっても、人は地震の発生を防ぐことはできない。できるのは、被害をできるかぎり抑えるよう備えること。荒れ狂う自然の前に人はちっぽけな存在となる。地震や風水害などを「天災」という。自然災害は、卑小な人の智や力を超えているため、先人たちは「天」という概念を持ち出した。▼熊本地震の被災者が「テレビで見るものと思っていた被災がわが身に降りかかるなんて」と話していた。近年、頻発する天災。どこで発生してもおかしくないことを改めて痛感する。▼春が好きな理由に、みずみずしい新緑もある。ただ、新緑の美しさを味わえる環境に今、私があるのは「天恵」と言うべきだろう。(Y)
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2016年4月24日08:12
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災害に備える地域を
まさかの地震。熊本の惨劇をテレビなどで見ると痛ましい。日常生活が一瞬にして壊される現実。遠く離れているが、よそ事とは思えない。
阪神淡路、東日本に匹敵する大震災。「災害は、忘れたころにやってくる」と言われるが、東日本大震災から5年しか経たないのに…。亡くなられた人や家族の無念さは測り知れない。余震も続いており、気が緩まない。一方で、丹波地域から支援の輪も広がっている。毎日の情報に関心を持つとともに、自分自身が、何が出来るのかを考えたい。
人間は、色々な危険と背中合わせで生きている。いつ、どんな目に遭わないとも限らない。事故や病気なども予測できない。仕事上のトラブルや人間関係で苦しむこともあるが、家族や友との語らいなど楽しみもある。こうした日常生活さえもが破壊されるのが災害である。
しかし、生きている以上は、様々な荒波はつきもの。「備えあれば憂いなし」という言葉もあり、いざという時にどう対処すべきか、日ごろから考えておきたい。
地震だけでなく、風雨、火災などに備える体制がますます重要になる。自分の身をいかに守るかを考え、家族や地域のなかで、自分の役割を確かめることも必要である。
機材の確保や防災体制をもう一度確認したい。豪雨時には、土のうがすぐに必要である。防火訓練の時、安否確認カードで、家にいる人だけでなく、その家の家族が今何をしているのかを、各隣保長が把握する方法を取り入れていたが、参考になるだろう。助け合いの気持ちをつなぐような地域づくりが重要である。「日常の活動点検誓い新たに」。(臼井 学)