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2016年5月12日10:28
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童謡唱歌の祭典 民俗芸能鑑賞も 5月15...
「日本の童謡・唱歌をひろめる会」(西尾昭会長)が主催する「丹波の森 童謡唱歌の祭典」が5月15日午後零時半から、丹波の森公苑で開かれる。
市内のコーラスグループが出演し、「鯉のぼり」「おもちゃのマーチ」「翼をください」など30曲以上を歌う。民俗芸能の特別鑑賞として山南町金屋の「金屋神楽舞」が披露される。また、春日部小学校3年生が特別出演し合唱する。
入場料400円(中学生以下無料)。
問い合わせは、同会事務局(090・2196・9560)。
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2016年5月12日10:27
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経営コンサルタント 足立宗央さん
亡き友の思いつなぐ
(あだち むねひろ)大阪府三島郡島本町在住
1948年(昭和23)丹波市春日町黒井生まれ。67歳。旧姓井上。黒井小、明徳中、北陽高校、桃山学院大学社会学部卒。日産石油販売常務取締役、関大北陽高校同窓会長などを歴任。樋口鐡工所丹波工場総務室長や経営コンサルタントを務める。ひかみカントリークラブ運営委員。
4月にひかみカントリークラブで開催の丹波市長杯ゴルフコンペを世話した。参加費やチャリティーオークシ
ョン売り上げ金が、熊本地震被災地や丹波市障害者就労支援事業所協議会に寄付された。
5年前の黒井小学校同窓会をきっかけに、長年遠ざかっていた故郷とつながるようになった。「50年ぶりに同級生と出会って感激した。特に故竹知正明君は、私の知らなかった市内の色んな素晴らしい場所を案内してくれた」という。竹知さんが市のボランティア協会の会長を務めていた2年前、2人で話し合い、ゴルフコンペの参加費などを寄付する試みを仕掛け、各方面の協力を得た。
「今年は、チャリティーオークションで地元業者や阪神の元選手らが協力。亡き友の熱い思いをつなげているのが喜び」と話す。
小学2年の時に、両親が離婚。「井上マート」という洋品や日用雑貨を売る店を営む祖父(玉次郎さん)夫婦に育てられた。「とにかく厳しい祖父でした。私を丁稚として扱い、自転車で商品を乗せて売りに行かされた。私を一生懸命育て、守ってくれた。今こうして生活出来ているのは祖父のおかげ」と感謝。その祖父は30年前に亡くなったが、ことあるごとに墓参りをしている。「今思えば、祖父の教えは、人間は何ができるかも大切だが、今できることからやれという教えだった」としみじみ。
ゴルフを通じて出会った人たちと「一打一会」という会を作り、輪を広げている。ゴルフが縁で、市内への工場誘致も実現。「丹波栗の素晴らしさをアピールするため、人脈を生かし、大阪の有名菓子店につなぎたい」とアピール戦略を練る。
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2016年5月8日08:56
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「婚活“おせっかい”して」マスター募集...
丹波市(社会福祉課0795・74・1130)は、結婚を希望する若者の出会いから成婚までをボランティアで世話する「婚活おせっかいマスター」を募集している。今年度は、同マスターに20人を認定し、成婚5組をめざす。
市は応募者を対象に講習会を開き、同マスターとして認定。市のホームページにマスターのプロフィールなどを掲載する。また、結婚を希望する若者に利用申し込みを募集する。
結婚を希望する人は、お世話してほしいマスターを選び、相談を依頼する。マスターは男女の出会いの場をつくったり、相談、後押ししながら成婚に結びつける。
マスターの申請を5月20日まで受け付け、6月20日から結婚を希望する若者の登録申請を受け付ける。
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2016年5月8日08:56
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母の日
日本女子大学校の校長を務めた春日出身の井上秀。“朝ドラ効果”で改めてクローズアップされたが、女子教育に尽くした丹波出身者はほかにもいる。たとえば、青垣出身の公江喜市郎と春日出身の村上専精だ。▼公江は武庫川学院の創設者。イギリスの私学教育に感銘を受けた公江は、公立の学校長を辞して日本でも指折りの女子総合学院を築き上げた。武庫川女子大学の学寮の一つを、公江は、母親の名前「のぶ」にちなみ「能婦寮」と名づけた。母親のように勤勉で、つつましやかな女性を一人でも多く育てたいという思いからだった。▼仏教史学者の村上は東京大学の教授でもあった一方で、仏教精神に基づいた東洋女学校(現・東洋女子高校)を創立した。立派な僧侶の伝記にふれると、いずれも母親がすぐれていたことに気づき、やがて母親となる女子の教育の大切さを痛感したのがきっかけという。公江、村上ともに、その教育には「母親」がキーワードとしてあった。▼3児の母親でもあった井上秀は、「どんなに忙しくても我が子の教育は母親がしなければいけない」との旨のことを書いており、実際に有言実行したようだ。▼「私の着物は、幼い時から大学を出るまで、みんな母が縫ったものでした」という長女の言葉がその証拠。きょう8日は「母の日」。(Y)
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2016年5月8日08:55
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つぶ餡
消費税はほんとに十パーセントになるのか、喧々ごうごうの論争が続いている。庶民感覚では据え置いて欲しいけれど、色々な分野でお金がいるというのなら、我慢しなくてはとか、民としての想いも千々に乱れる。
さて、身近なところで色々な値上げの声が聞こえる。夏場には常に冷凍室になければならない小豆アイス、これが値上げとか。あんこが大好きな夫はけっこうこのニュースに反応。「小豆は国産だけでまかなえているのかなあ?アンパンは大丈夫か」などと。
夫は数年前、試しに小豆を栽培したことがある。なんせ、家から車で五十分かかる耕作地、畑は植えっぱなし、草も伸び放題。その時、小豆の栽培も収穫も、とても手間暇のいることだと知り、以降あきらめた。毎年、丹波の知人が送って下さる丹波大納言小豆を大切にいただいている。小豆といえばあんこ、それも粒餡というのが夫の思考回路のようで、私がたまにこし餡の桜餅などを買ってくると機嫌がよくない(でもほとんど夫が食べる)。どうも私の世代はつぶ餡の方が好みのようだ。
昨年の五月だったか、河瀬直美監督、樹木希林主演の「あん」という映画を観た。どら焼きのお店に突然現れた謎の女性が、つぶ餡を炊かせてほしいと店主に交渉する。そのおかげで店は大繁盛、ところが、彼女の身の上が分かる辺りから少し悲しい結末に。色々なことを考えさせられる深い映画で、「あん」はもちろんつぶ餡。豆の皮がつやつや光って混じるつぶ餡、私の世代のソウルフードかも。
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2016年5月8日08:52
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県初優勝し全日本へ「一戦一戦集中する」...
日本空手道山桜会所属の田中祐輝さん(崇広小6年)がこのほど、グリーンアリーナ神戸で行われた「県空手道選手権大会」の小学6年女子組手競技で初優勝し、8月6日に東京武道館で行われる「全日本少年少女空手道選手権大会」に兵庫県代表として出場する。「全少」出場は3年ぶりで、「一戦一戦集中し、ベスト4をめざす」と話している。
県選手権は、制限時間1分で6ポイント先取制(突き=1ポイント、中段蹴り=2ポイント、上段蹴り=3ポイント)。小学6年女子の部には55人が出場。4ブロックに分かれ、各ブロックの1位が4強となり、決勝トーナメントを戦った。
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2016年5月8日08:51
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99歳の歌人 菅野きよ子さん(篠山市古市)
短歌を友とし、半世紀
「終にしてきたりし白寿天上のはるけき星のきらめき仰ぐ」―。昨年7月で99歳になった。今でも星空を眺めるのが楽しみといい、星がきらめく夜空を見上げながら亡き人を恋い慕って詠んだ。
短歌を友とし、半世紀を過ごしてきた。「パラソルの小さな影をひい孫とシェアして愛を育みており」―。幼いひ孫に与えられるものは何もないけれど、幸せを分かち合いたいという思いを歌に込めた。「何気ない日常のできごとを題材に、湧き出す言葉を連ねて歌に紡いでいくことが楽しくて仕方がありません」。
46歳のとき、近所の人から誘われ、短歌を始めた。本格的に学ぼうと51歳で「薔薇短歌会」に入会。月に一度、本部がある夙川まで出向いて感性を磨いた時期もあった。現在は、四季の森生涯学習センターで月に一度開かれる歌会に顔を出し、15人の歌友らと楽しんでいる。
1980年ごろ、思い出に残る出来事があった。「風花が宙に舞いつつわが唇に溶けるひとひらひとひらの夕陽」。この歌が、朝日新聞の連載コラム「折々のうた」で掲載された。著名歌人らが紹介されるコーナーに取り上げられ、「もう、うれしくてうれしくて。泣きました」。風に乗ってひらひらと花びらのように舞う雪のことをいう風花。夕暮れ時、宙を舞う風花がくちびるに触れたとたん、すっと溶けてゆく感触を詠んだ歌だ。
88年には、495首を収載した初の歌集「藍青譜」を自費出版した。その4年前に74歳で他界した夫の勧めもあっての出版だった。「死ぬまでにもう一冊作れたら」と意欲的に語り、「人生最後の辞世の句は、歌友をうならせるものにしたい」とほほ笑んでみせた。
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2016年5月8日08:49
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自転車の交通安全教室
ゴールデンウィークが終わる。ただ、学校関係では、祝日でない2、6日はいつも通りの登校日。そんな連休合間の平日に、自転車の交通安全教室の取材依頼があった鴨庄小学校へ出かけた。
丹波市の小学校では、5月に3年生対象の自転車教室が行われる。私が小学生だったときも同じで、校庭に描かれた模擬道路を自転車で走り、安全な乗り方や交通ルールなどを学ぶ。
当時、私の地元では、2年生までの児童は、住んでいる自治会内でしか自転車に乗ってはいけないという決まりがあった。交通ルールを学んでいない子どもたちを守るという意味で、親の目が届く近所でなら乗ってもよいということだったのだろう。
だからこそ、この自転車教室は3年生にとって一大イベントだった。自転車教室で“合格”をもらうと、校区内なら乗ってもよいと運転範囲が拡大されたからだ。友人と「不合格になりませんように」と祈ったことを覚えている。
ともあれ、鴨庄小学校の3年生も全員合格。車と自転車、車両であることは同じ。ともにルールを守って運転したい。(田畑知也)
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2016年5月8日08:48
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第472問
丹波の森公苑は、開園何周年を迎えたでしょう?
1.20周年
2.15周年
3.30周年
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2016年5月8日08:48
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議長に渡辺拓道氏 青藍会、最大会派に ...
4月24日の市会議員選挙で当選した新議員18人による初の市議会が5月2日行われた。選挙で議長に渡辺拓道氏、副議長に奥土居帥心氏が選ばれた。渡辺議長は「公平公正な議会運営に努め、地方議会のモデルとなるような議会づくりを進めたい」と就任のあいさつを述べた。
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2016年5月7日16:00
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生きがい感じて14年目 低農薬野菜や手づ...
写真・旬の野菜や山菜、自慢の手作り味噌を手に、「元気市」への来店を呼びかけるメンバーたち=篠山市味間北で
篠山市味間北集落の高齢者らが、自家生産野菜や加工品などを販売する朝市「元気市」が、毎週土日に同集落内の県道36号沿いで開かれている。1年ほど前に代表者が他界し、一時は存続の危機に陥ったが、「みんなの生きがいになっている。がんばろう」と“元気に”14年目を迎えている。
2002年に「地域の活性化につなげていこう」と、現代表の松下朝子さんの夫、洋一さんらが発起人となって朝市を開いた。地元住民だけでなく、朝市前を通りかかった京阪神などの都市住民にも「新鮮でおいしい」と好評。注文を聞いて配達したり、遠方には宅配も行っている。生産者である集落の住民にとっては、おしゃべりを楽しめる交流の場にもなっている。
1年ほど前、洋一さんが突然の他界。メンバーらは戸惑い、一時は朝市の継続さえ考え直すほどトーンダウンしたが、「長年やってきて、生きがいにもなっている。残していかなあかん」と奮起。朝市のにぎわいを守り続けている。
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2016年5月7日15:58
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休耕田で木くず堆肥化 市島町今中で/丹...
写真・休耕田に投入された木くず=市島町上竹田で
無農薬・無化学肥料による野菜作りで復興を支援しようと、日本情報化農業研究所(京都市)がこのほど、市島町上竹田(今中自治会)の休耕田に樹木などの剪定くずを初めて投入した。分解・発酵させて堆肥化し、作物の量産化を図る。
「復興まちづくり協働事業」の一環。一昨年の市豪雨災害で発生した流木を含む木材を丹波林産振興センター(柏原町下小倉)で木くずにし、同自治会の休耕田(計1・5㌶)に投入。発酵後に鋤き込んで土壌改良を図り、葉物野菜や根菜類などの栽培に取り組む。
同社は、同様の手法で京都府や奈良県などで実績がある。今回、同自治会と連携、雇用を図り、ともに栽培作業に取り組む予定にしている。
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2016年5月7日15:55
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カフェ・鍋「いくの」
和の甘味とコーヒー
山南町の和田大橋近くにあり、間もなく開店1周年。昼間は丹波市産大納言小豆の自家製あんを使った甘味とこだわりのコーヒーを、夜は予約制で鍋物を提供する。約20年前に丹波市に越して来た生野昌司さんが営む。
コーヒーぜんざい(600円)は、大阪・堺筋本町で母親が営んでいた喫茶店で出していた人気メニュー。アイスコーヒーに、あんことアイスクリーム、焼いたもちをトッピング。ほろ苦さと甘味が互いを引き立てあう。
コーヒー(400円)はマンデリンとコロンビアをブレンド。華やかな気分を味わってもらおうと、カップにもこだわっている。
丹波市山南町美和569-1
tel.090・5014・0565
営業時間/【カフェ】午前8時―午後2時(モーニングは午前10時半まで、500円)【鍋】午後4時―午後9時(要予約)
5月末まで無休
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2016年5月1日09:05
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弔い
篠山市人権・同和教育研究協議会が先ごろ発行した「ささやま人権の歴史まっぷ」を見ていて、初めて知る史跡があった。篠山城の石垣を築くための採石作業で命を落とした人たちを偲んだ供養塔だ。西紀の佐仲ダムに「南無阿弥陀仏」と刻まれた石碑があるという。▼西日本15カ国の20にのぼる諸大名を動員し、わずか9カ月で完成したとされる篠山城。石垣の石材は、市内の鷲尾、宮田、追入、当野、油井などでも調達された。命をかけた作業の中で多くの犠牲者が出た。▼供養塔を建て、死を悼む。この「悼む」は「痛む」に通じる。他者の受けた痛みを思いやるとき、自分の心も痛む。他者の痛みが死という極限に至ったとき、自分の心の痛みはさらに深まり、死を嘆き悲しむ「悼み」に転じる。▼思想家の内田樹氏は「人間は、死者の声が聞こえる動物」だという。過酷な採石作業で亡くなった者達の悲痛な声が聞こえる人間だから、死者の痛みを思い続け、冥福を祈って悼むのだろう。▼供養塔の一方で、篠山にこつ然と現れた豪壮な篠山城。まさに光と陰だ。金子みすゞの詩を思う。「朝焼小焼だ 大漁だ 大羽鰮の大漁だ。 浜は祭りの ようだけど 海のなかでは 何万の 鰮のとむらい するだろう」。篠山城築城という光の陰には、無名の死者への弔いがあった。(Y)
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2016年5月1日09:05
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アイムソーリー
丹波の句会の翌日、神戸の病院にいる句友を見舞うことに。他の友人が、早いのは尼崎でJRの神戸線で神戸へ、駅前からバスでという。車掌に、名古屋までの切符を見せて「神戸まで行きたいんですが」と聞くと「尼崎で改札を出て、神戸までの切符を買って入り直して」と言う。さて神戸線のホームに降りるや否や新快速が出てしまう。すると反対側のホームに電車、アナウンスが「快速○○行きまもなく発車します」という。あわてて飛び乗ったら、何と丹波路快速篠山口行き。「あー、やってしまった」と落ち込む。
伊丹で下車、尼崎へ引き返し、何とか神戸線に。列車の中は満員、恰幅のいい外国人旅行者が手招きして、空いている席を指さす。「サンキュー!」と満面の笑みで座ると、微笑み返してくれる。やがて三ノ宮のアナウンス。その人が「コウべ?シンコウベ?」と訊ねるので「ノウ、サンノミヤ」と答える。「待てよ、神戸の先に新神戸があるのか?」とスマホで調べると違う。隣の女性に「新神戸ってどうやって行くのかしら?」「三ノ宮から地下鉄で一駅です」の答。あわてて、「アイムソーリー、ゴーバック サンノミヤ&ユースサブウェイ」と伝えると向こうも困った雰囲気。「タクシーだと遠いか」と聞く。隣の女性は「そんなに遠くない」と言うので伝え、「アイムソーリー」をひたすら繰り返す。別れ際に笑いながら「サンキュー」と言ってくれてホッ。まったく自分だけでなく外国人旅行客にまで迷惑かけて、ほんとにアイムソーリー。
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2016年5月1日09:01
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「藤有会」会主 藤間有晃さん(京都市)
母「勘有」しのび発表会
ろうけつ染めの染色家を父に、舞踊家を母に一人っ子として生まれた。両親の仕事を引き継ぎ、京都で染色家として活躍する一方、丹波市では、一昨年に亡くなった母親、藤間勘有さんが立ち上げた「藤有会」を主宰。29日午前11時から春日文化ホールで、「藤間勘有を偲ぶ会」と題して藤有会の発表会を開く。
京都市で生まれ、戦後まもなく母親の実家がある春日町に移住。3歳頃から母親に日舞の指導を受け、柏原高校1年のとき、名取になり「有晃」の名を授かった。「母は、私にとって母親というよりも舞踊家でした。怖いお師匠さんでした」という。
10年ほど前、母親が体調を崩し、母親のアシスタントとして弟子に稽古をつけるため春日に戻る機会が多くなった。「藤有会」の会主を引き継いだ今は、月曜から木曜は京都で染色の仕事に従事、金曜から日曜は春日の自宅で舞踊の指導にあたる。
1976年、「第1回新人染織展覧会」で大賞を受賞するなど、染色家として数々の賞を受賞。今も、自身が染織した着物の展覧会に顔を出すため、おおよそ月に1回、全国各地に出かける。「でも、染色は趣味のようなもの。舞踊も趣味。自分が楽しんでいる部分が大きく、楽しく人生を生きています」と、ほがらかに笑う。
しばしば弟子と連れ立って母親の墓に参る。「発表会で上手に踊れますようにとお願いしているんですが、母はおそらくハラハラしていると思います」。発表会では、母親が古希、喜寿のときに踊った姿を撮ったビデオを上映。母親が振りつけた春日小唄、柏原小唄などの披露もある。
本名は阿部容子。72歳。
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2016年5月1日08:59
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あの木に出会いに
「緑立つ」―。木々の新芽が萌え出た様子を表現した言葉だ。山々が若草色に染まり、ため息が出るほどの美しい季節が到来した。この季節がめぐって来るたび“あの木”のことを思い出す―。
15年ほど前の初夏、篠山市東部の山の谷筋でイタヤカエデの巨樹に出会った。一つの株から幾本もの幹が天高く伸び出た、タコの干物を逆さにしたような、なんとも奇妙な樹形をしていた。樹勢は旺盛で、樹上を覆い尽くした新緑の若葉が、日の光を透過し、根元に腰かけていた私の体をうっすら黄緑色に染めあげた。そのときなんとも不思議な感覚を覚えた。その印象がいまでも強く残っている。
この奇妙な樹形は、おそらく、その昔、炭や薪に利用するため、伐採された影響だろう。広葉樹は切り倒されても切り株から新しい芽を吹き出し再生する。こうした命のサイクルが何年にもわたり続いてきた結果、このような姿になったのだろう。
自宅から車で約40分。さらに徒歩約2時間の山奥ではあるが、このゴールデンウイークに、10数年ぶりに出会いに行こうかな。(太治庄三)
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2016年5月1日08:58
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第471問
このほど多紀連山の大たわ駐車場近くの森にオープンしたアウトドアパーク「フォレストアドベンチャー・丹波ささやま」。場所はどこ?
1.篠山市今田町上立杭
2.篠山市火打岩
3.篠山市後川上
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2016年5月1日08:57
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熊本県への支援広がる カレー食べて支援...
地震による被害に見舞われている熊本県でボランティア活動に取り組んできた篠山市京町のNPO法人「P・U・S(バングラデシュの村を良くする会)」が、同県西原村の障がい者福祉施設を支援しようと、同施設が製造している馬肉入りのレトルトカレー「阿蘇俵山カレー」(500円)を仕入れ、同市二階町の「だいじょうぶ屋」で販売している。売り上げの全額を施設に寄付するもので、「おいしく食べてワンコインの支援に協力を」と呼びかけている。
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2016年4月30日16:10
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丹波竜「さすが大きい」 全身骨格標本...
写真・丹波竜の全身骨格標本を見上げる来館者たち=山南町谷川、ちーたんの館で
丹波竜化石工房「ちーたんの館」(山南町谷川、0795・77・1887)が4月29日、リニューアルオープンし、目玉の世界初となる「丹波竜」(タンバティタニス・アミキティアエ)の原寸大全身骨格模型がお目見えした。恐竜人気は高く、丹波地域外からも多くの家族連れが訪れ、新しい展示を楽しんだ。
県立人と自然の博物館の協力を得て、丹波市が昨年から製作していた。国内最大級の植物食恐竜とあって、体長約15㍍、体高も約3・6㍍と巨大。約300個の骨模型でできている。タッチパネルで模型の製作過程や、3Dの丹波竜の姿などが見られる。