-
2016年6月9日11:43
-
娘たちへ
久しぶりにヘミングウェイを読んだ。あの若い頃、今日も暑くなりそうな朝靄の中、移動するために朝早く宿を出た灰色で白く輝く異国の街を想い出していた。
子どもたちは成人して、仕事や愛する人を見つけ、親元から旅立とうとしている。私たち未熟な親たちが手探りで戸惑いながら、口元まで生きる糧を運ぶ必要はなくなった。夫も24時間のうち4時間を通勤時間にかける必要もなくなった。
私たちは、とうとう自由になったのだ。親という観念から解き放たれ、最小の、出会った当初の2人という単位になり、お互いだけを見つめ合う時期についに戻ったのだ。今までは、神様からおあずかりした小さき人を大人として庇護していく、人間としての責任があった。でも、彼女たちが自分自身の道を自分で歩き出した今、私たちの役目は終わった。
小さき人たちよ。もう私たち大きな人を頼ってはいけない。すでに私たちは年老いてしまった。数歩先を歩いてきた者として、君たちに意見を述べることはできるかもしれない。しかし、精神的な支えになっても、君たち若者の水先案内人には決してなれない。インディアンの教えのように、同じ根を持っていても生き方が全く違っているのだから。自分たちの道は自分で作れ。
私たちは、神様からあずかった仕事をやり遂げ、静かに穏やかな夫婦だけの余生を送ろう。私たちだけの平和で凪のような毎日に舌鼓を打とう。若者たちに幸多からんことを願いながら。
(土性里花・グループPEN代表)
-
2016年6月9日11:42
-
農産加工の開発経費一部を補助 農振事...
丹波農林振興事務所(農政振興課0795・73・3791)は新商品の試作などに要する経費の一部を補助する「農産加工品等の開発支援事業」の応募団体を募集している。
補助対象は▽外部専門家からの指導助言▽調査研究や技術取得▽原料購入▽包装デザインの開発▽直売所への出店―などの費用。上限は10万円(補助対象経費の2分の1以内)。審査し、2団体程度を採択する。応募要件は3人以上で組織する団体や、法人、農産加工団体など。応募は6月24日までに、所定の応募書類を同課に提出する。
-
2016年6月5日08:44
-
傾聴ボランティア受講者募集 6月17日ま...
篠山市社会福祉協議会(網掛、079・590・1112)は、相手の不安や悩みなどに耳を傾け、心に寄り添う「傾聴ボランティア」の養成講座を開く。全4回。傾聴に必要な心構えや技術を、実技を交えて学ぶ。これまでは講義だけだったが、今回から高齢者施設での傾聴体験を行い、より実践的に学ぶ。6月17日まで受講者を募集している。
定員25人(申し込み順)。受講料500円(ボランティア保険代)。時間はいずれも午後1時半―4時、講義は丹南健康福祉センター(網掛)、傾聴体験は市内の高齢者施設で。講師は、県対人援助研究所を主宰する稲松真人さん。
講座日程と内容は次のとおり。
①6月30日=傾聴の基礎知識―今求められるボランティアとは
②7月6日=高齢者への傾聴―高齢者のこころを理解する
③同11―28日=高齢者施設での傾聴ボランティア体験
④同29日=体験を終えて
-
2016年6月5日08:44
-
蛍
修道院の建物の壁にハエのようにとまっていたと、作家の曽野綾子氏が本に書いている。ハエの正体は蛍。その数は百匹や二百匹どころではなかった。夜、道を歩くときは、蛍の波をかき分けるように歩くのだという。場所はアフリカのカメルーンの奥地。▼数え切れない蛍の群れに出会った衝撃から、曽野氏は「たぶん蛍は徹底して人間の文明を嫌っているのだろう」と書いた。文明が高度化すれば、反比例して蛍が姿を消す。「文明の恩恵に浴しながら蛍を見ることは、どだい無理」とした。▼確かにそうだろうが、幸いなことに丹波では身近に蛍が見られる。無数とはいかなくても、今の時期になると、蛍が現れてくれる。人間の文明は嫌っても、丹波の自然環境は好いているようだ。▼曽野氏の先の本は金美齢氏との対談集で、金氏は「数年前、蛍を求めて一泊旅行をした」と述べている。身近に蛍が見られる環境におられないのだろう。蛍を見るためにわざわざ一泊旅行をしたり、遠出しなければならない所なんて、そもそも人が暮らす環境なのかと思う。人も蛍と同様に自然界の一員なのだから。▼我が家の後ろを流れる川はコンクリート3面張りだが、それでも蛍が出る。家を一歩出れば蛍に出会え、季節の変化を感じられる。人間らしい環境だとつくづく思う。(Y)
-
2016年6月5日08:43
-
再会
先日、「梅原猛先生友の会」に久しぶりに出席、梅原先生と奥様、その会員の方々と再会できた。この会は三十三年前、先生の著書への感想文を出版社が募集、その内容が先生の意にかなった人たちによって結成された。先生が各地で講演されるのに合わせて旅も企画された。私は先生の教え子枠で平成十二年から何度か参加。歴史や古典に興味のある人たちが多く、誰と話してもいつも教えられることばかり。
昨年の三月、京都で先生の九十歳のお祝いの会があり出席。その時はそうそうたる来賓ばかりで、ゆっくりお話しができなかった。今回は先生ご夫妻を入れて十九人というこぢんまりとした食事会で、場所は高瀬川二条苑(高瀬川開削者であり豪商角倉了以の元別邸)という和食レストラン。小堀遠州による庭園はまさに緑一色。再会を喜ぶように若葉が揺れている。お元気な姿と変らない優しい眼差し、そしてまだこれから独自の日本人論を書かねばならないという強い決意に圧倒される。
一人一人に近況を聞いて下さる。私には「まだ書いているか?なかなかおもしろいものをもっているから頑張りなさい」と励まして下さる。
拙書「極楽の余り風」の一冊目にあたたかな前書きを書いて下さり、それがきっかけで日本ペンクラブにも入れて頂いた。
「はい、頑張って今年は四冊目を出したいと思っています」とつい言ってしまう。言った以上は実践しないと、有言実行の恩師に対して申し訳ない。恩師や会友との再会から大きな力をもらえた。
-
2016年6月5日08:42
-
「高城山へ登ろう会」幹事 山口喜昭さん...
山頂へ誘うきっかけに
国指定史跡の八上城跡がある高城山をたくさんの人に知ってほしいと始めた「高城山へ登ろう会」―。毎年、「こどもの日」(5月5日)に実施し、約50人が新緑の中、渓流沿いのコースを楽しんでいる。4年目を迎えた今年も約40人が参加。当日以外にも「登山コースを案内してほしい」という依頼が舞い込むようになった。
高城山の登山コースは7つあり、そのうち最もなだらかな「野々垣市の谷コース」の登山口近くに自宅がある。篠山を離れて暮らし、たまに帰省した際にも出迎えてくれた高城山に「ほっこりした」。
四国・高松で定年を迎え、6年前に帰郷。高城山のふもとで暮らすようになり、地元の子ども会行事で登山をした原風景がよみがえった。「思いつきだけ」で動いた。自分でチラシを作るなどして2013年5月5日に初の「登ろう会」を開催した。
会を開いてみると、個人で登っていた時には気づかなかった登山道の危険個所が気になり、翌年からは有志の協力を得て登山道を整備し、標識を立て、山頂の見晴らしをよくするなど、手弁当で環境を整えている。また、山頂でデカンショ節の輪を広げたり、高城山にまつわるクイズを出題するなどして参加者を楽しませている。それも「その時の思いつき」と笑う。
「『登りたいけれど、機会がない』という人は多いと思う。自分がそのきっかけになりたい」と話す。「自分でイベントを開いたり、あちこちと顔を出すのも、いろんな“目線”の人と話すのが面白いから。人と知り合い、つながっていくのを自分自身が楽しんでいるんです」。高城山を見上げながら微笑んだ。66歳。
-
2016年6月5日08:40
-
防災の刷り込み
小学4年の甥からメッセージが来た。「被災地の写真送って」。何に使うのか聞くと、「自主勉」とそっけない返事。腹が立ったので愛犬の写真を送り返しておいた。
後で聞くと、学校の授業で防災新聞を作ることになり、私が東北や熊本の被災地で取材していることを先生に伝えると、「写真を借りたり、インタビューをさせてもらいなさい」と言われたらしい。そういうことならばと、写真を提供し、話もしてやった。
「被災地はどうでしたか」。あれやこれやと答えたのに、「いろいろ言わんでいい」とピシャリ。こいつは記者にはなれんな、と思った。
甥の新聞はさておき、今の小学生はまがりなりにも防災について学んでいることに感心した。私たちのころにはなかった気がする。
防災は日ごろからとよく言われるが、いざという時にはなかなか行動できない。一番効果を発揮するのは、幼い時からの「刷り込み」だと思う。小学生の防災教育、どんどん進めてほしい。
甥にはレイアウトも教えておいた。出来栄えとともに、防災がクラスで話題になればうれしい。(森田靖久)
-
2016年6月5日08:39
-
第476問
丹波新聞社が企画・制作し氷上育英会からこのほど発行した「丹波人物伝Ⅱ」。収録人物の一人、公江喜市郎(青垣町出身)が創設したのは?
1.関西学院
2.慶應義塾
3.武庫川学院
-
2016年6月5日08:39
-
不要の子供用品販売 里山工房くもべで ...
使わなくなった子ども用品を持ち寄ったフリーマーケットが6月11日午前11時―午後3時、里山工房くもべ(篠山市西本荘、079・556・2570)で開かれる。三田市を中心に活動するサークル「ミラクルウィッシュ」(益田紗希子代表)の主催で、篠山市では初開催。
フリーマーケットの収益は活動費にあてているが、今回は全額を熊本地震への義援金にする。
また、使わなくなった子ども用品も受け付けており、イベント当日に会場に持ち込めば、すぐその場で販売する。前日も同工房で受け付ける。益田代表は、「遊びに来るついでに、不要なものを持ち込んでもらえれば」と話している。
同サークル(mwish2014@yahoo.co.jp)。
-
2016年6月4日15:55
-
アクアショップ「リンク」
水槽120基ずらり
2004年オープン。店内には約350種類の観賞魚が泳いでいる水槽120基がずらりと並ぶ。
人気のメダカは、黒メダカ、白メダカ、赤みが強い楊貴妃、背中の光沢が特徴の幹之、体が短いダルマメダカなど10余種類を揃える。熱帯魚も初心者向けからマニア向けまで豊富。ウーパールーパーは1匹680円とお得。青く光る人気のカージナルテトラもおすすめ。レアなアルビノシルバーアロワナや、1匹18万円もするアジアアロワナも。米田悟店長(39)は「すぐに飼えるように飼育器具一式揃えています。気軽にお越しください」と話している。
丹波市山南町井原186-3
tel.0795・77・2701
営業時間/平 日 10:00~19:30
日・祝 10:00~19:00
定 休 日/火曜(祝日は営業)
-
2016年6月4日15:50
-
大輪ショウブ見頃 三ッ塚史跡公園 6月...
市島町上田の三ッ塚史跡公園で6月12日午前10時から、「市島町三ッ塚花しょうぶまつり」(同実行委員会主催)が開かれる。現在、紫や白色などのショウブが見ごろを迎えており、6月中ごろまで楽しめるという=写真。
市島中学校吹奏楽部の演奏で幕開け。同町内のこども園の園児によるステージ発表や、市島郷土民踊保存会による丹波市音頭の披露、豪華景品が当たるお楽しみ抽選会などが催される。
数十店舗が並ぶフリーマーケットや屋台、小動物と触れ合うミニ動物園、パラグライダー体験なども楽しめる。同実行委員会(0795・85・6007)。
-
2016年6月4日15:49
-
最多の55店が100点販売「100円笑店街」 6...
「第17回かいばら100円笑店街」(丹波市商工会柏原支部主催)が6月11日午前10時から、柏原町商店街一帯で開かれる。体験ワークショップと崇広幼稚園児の絵画展が初めて開かれる。恒例の100円で販売する商品は過去最多の55店約100点。
絵画は、園児が5月24日、柏原町柏原の長尾諭さん所有の田んぼで放したアイガモをコンテで描いたもので、全園児74人の作品が商店街の店先に飾られる。
ワークショップは、▽竹のおもちゃ作り▽竹のボール作り▽植物と絵のモビール作り▽糸つむぎ▽身近なもので織り機をつくる▽「池畑銘茶本舗」(柏原町柏原)の抹茶をたてる―の6種類。糸つむぎ体験は無料で、そのほかは100円。
5つのスタンプを集めると、抽選で50人に500円の買い物券が当たるスタンプラリーもある。このほか、「まんが日本昔ばなし」のDVDをタカオ電器(柏原町柏原52)で上映する。
駐車場はJA丹波ひかみ柏原支店周辺、柏原自治会館、市商工会柏原支所、中兵庫信用金庫柏原支店の各駐車場。運営本部は、柏原八幡神社そばの古市場公民館内。
フェイスブックで参加店情報を発信している。まちづくり柏原(0795・72・0433)。
同日午前10時から、同神社駐車場で定期市「丹波ハピネスマーケット」も開催される。
-
2016年6月4日15:46
-
画業偲び夏に遺作展 柏高美術部OBが計...
写真・中野健夫さんの遺作を確認し、展示作品を選ぶ遺作展実行委員たち=春日町古河で
二紀会同人の画家で昨年12月、56歳で亡くなった中野健夫さん(春日町古河)の遺作展を開こうと、中野さんが所属していた柏原高校美術部のOB仲間が準備を進めている。中野さんは山南中や和田中、氷上中などで美術を教えた元中学校教諭。遺作展を主催する実行委員会の委員長を務める市島中学校校長の奥野隆之さんは「教え子たちもぜひ見に来てほしい」と話している。
中野さんは武蔵野美術大学油絵科を卒業。アインシュタインやシュノーケルなどを題材に心象風景を描いた作品で知られ、青木繁大賞展奨励賞、小磯良平大賞展入選、兵庫県展大賞、丹波美術大賞展大賞などの受賞歴がある。東京や神戸などで個展も開催した。
実行委員会のメンバーは12人。柏原高校美術部の先輩で画家の木寺明さん(69)が呼びかけた。遺作展は8月19日から3日間、植野記念美術館で開く。初期の頃から最新作まで約30点を展示する予定で、150号の大作もある。
-
2016年6月2日13:12
-
オバマ大統領
「腕白坊主が2階の窓から小便をしていたら、通りかかったおじいさんが『馬鹿野郎!長州の方に向けてせんかい』と怒鳴ったそうです」。福島にいた頃、親しかった大学教授(大阪出身)が、会津で聞いたと話してくれた。▼恐らく作り話と思うが、辛い目に会わされた恨みは100年以上経っても消え難かろうということはよくわかる。オバマ米大統領を迎えた広島市民にも同じ思いがあったことだろう。▼にもかかわらず、被爆者団体代表の91歳の坪井さんが笑顔で握手するシーンは感動的だった。オバマ氏には折鶴の演出や、練りに練った美辞麗句があったが、率直に言ってうわべを滑っている感もぬぐえなかった。本人の意向はともかく、原爆資料館の見学時間がたった10分間というのも物足りない。▼「数々の資料を観て、原爆投下が愚かなことだったと改めて痛感した。この体験をもとに、自分の生涯をかけて核廃絶に取り組みたい」くらいは言ってほしかった。しかしそうは言えない国家元首の立場も理解出来なくはない。▼人は相手から怒りをむき出しにされるよりも、ぐっと抑え込んで静かに接しられた方が、はるかにこたえるものだ。オバマ氏もきっと、万感の思いを抱いて帰国したはずである。日本の我々もまた常に想像力を研ぎ澄ませておきたい。(E)
-
2016年6月2日13:12
-
トロンボーンで講話 春日町の石才駐在所...
今年3月に春日町・石才駐在所に赴任した元県警音楽隊の山根和彦巡査部長(49)が、トロンボーンの演奏を取り入れた講話を行い、好評を得ている。交通安全や振り込め詐欺などへの注意を呼びかけるとともに、“お巡りさん”を身近な存在に感じてほしいという願いからで、「音楽が持っている力を講話につなげたい。話の内容を、少しでも記憶にとどめてもらう効果があるとうれしい」と話している。
単に演奏を披露するだけでなく、講話に曲を上手くからめている。たとえば「岸壁の母」の演奏後には、「母が子を思う気持ちを逆手に取り、悪用しているのが振り込め詐欺」などとつなげている。伴奏もし、来場者に歌ってもらって場を和ませ、講話に耳を傾けてもらいやすくしている。
-
2016年6月2日13:12
-
日曜日を「お楽しみ版」に
丹波新聞はご存知いただいているように木曜日付と日曜日付の週2回発行だ。日曜日号のプラス4㌻分は、日曜日号に発行される紙面なので、社内ではずっと「日曜版」と呼んでいる。2年前からこの紙面を担当している。
日曜版は定番として、テレビ番組表、店情報、若者紹介などがある。あとは投稿のコーナー「同窓会ひろば」、「自由の声」、文芸欄。昨年の8月から始めた、今月生まれの子ども写真コーナーも、定着してきたようでうれしい。
このほか、読者のみなさんにつくってもらうサークル紹介紙面、月1回程度の連載などもあるが、自分で企画できる広いスペースがとれると、何を載せようかとかなり悩む。
「日曜版なんやから、『お楽しみ版』にしたら?」とアドバイスをもらい、そうだ、せっかく日曜日に届く紙面なのだから、楽しく読める記事を増やしたいと模索中。お出かけや遊び、おいしいもの…。「今週は何が載っているかな?」と楽しみにしてもらえるように。子育て世代にも役に立つ情報や、ほっこりできる紙面にしたい。(古西 純)
-
2016年6月2日13:11
-
コリコーック!さあ森へ出かけよう!
たくさんの可愛い透き通った声で「コリコーック!コリコーック!」と呼ぶと、森の奥からムッレさんがニコニコしながら登場♪先週、チビタの保育園で親子一緒に行われた野外活動「森のムッレ教室」の一場面。
北欧で始まったムッレ教室は、森や自然にいる動植物を観察し、五感を刺激しながら、人も花も動物たちもみなつながっていることを楽しく学ぶ。これが結構、本格的で、研修を受けた先生の指導のもと、週1回行われていた。その最終日には保護者も参加。子どもたちは自分の荷物は自分で用意し、お友だちと一緒に協力しながらクイズに答えたり、歌を歌ったり、ムッレさんから森を守るお約束を教えてもらったり。さらにみなで竹に巻き付けて焼いたねじりパンと、先生お手製の具だくさんスープを食べるという盛りだくさんな内容。最後には、近所のお寺へトイレ特急が何台も発車する賑やかハプニングもあり、終始楽しませて頂いた。
森に響く笑い声や、大きな木々の隙間からこぼれ落ちる光のような子どもたちのキラキラの笑顔に包まれると、田舎で子どもを育てたいと思って移住した母ちゃんたちにとって、単に自然が豊かなだけでなく、日頃、幼い時から森に入って過ごせる教育環境はありがたく、しかも超自由人な子どもたちを引率してくださる先生方には感謝するばかり♪
小さな背中に、父ちゃんへのお土産の大きなタケノコの皮を背負って森を歩くチビタがたくましく見えた。
(古谷暁子・ブルーベリー農家)
-
2016年6月2日13:11
-
丹波や中国風景75点 陳允陸墨彩画展 植...
丹波市立植野記念美術で、6月4日から「陳允陸展―豊潤の墨彩世界」が開かれる。丹波やふるさとの中国の風景など75点が飾られる。日中国交正常化45年、画業40周年の記念展。7月3日まで。午前10時―午後5時。月曜休館。
同美術館では3回目の展覧会。2007年の展覧会以降に描いた新作を中心に出品。「水天一色尽朝陽」「冨士之暁」「江南春雨」のほか、昨年11月に丹波市内の風景をスケッチし、「慧日寺」「高源寺」「浄丸の瀧」「緑蔭」(丹波蘆田家住宅)「初冬」(川代渓谷)「晩秋」(柏原八幡神社)「丹波遠望」の7点を展示。
-
2016年6月2日13:10
-
篠山吹奏楽団が夏のコンサート 6月4日...
篠山吹奏楽団(川﨑宏紀団長、60人)の「サマーコンサート」が6月4日午後7時から、たんば田園交響ホール(篠山市北新町)で行われる。午後6時半開場。入場無料。
ルパン三世メドレーや伝説のアニメメドレーのほか、「Spirited Away」(「千と千尋の神隠し」より)などを演奏する。
同楽団(酒井副団長090・6909・9146、http://www.geocities.co.jp/sasasui_1979/)。
-
2016年6月2日13:10
-
谷口氏6月3日出馬表明 次期丹波市長選
元県農政環境部長で政治団体「たんば創生の会」会長の谷口進一氏(63)=柏原町挙田=が6月3日、県丹波県民局で会見を開き、次期丹波市長選(11月20日投開票)への立候補を表明する。