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2017年12月25日09:00
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香川県の「鴨庄」が特産提供 12月29日 ...
写真・特産品の調理を通じ、交流する2つの「鴨庄」地区住民たち=兵庫県丹波市市島町上牧で
2つの「鴨庄」が交流―。兵庫県丹波市市島町上牧の鴨庄(かものしょう)コミュニティセンターで12月29日午前10時半から初めて行われるイベント「鴨庄年末交流もちつき大会」(同実行会主催)に、香川県さぬき市鴨庄(かもしょう)地区にある「鴨庄漁業協同組合」が海の特産品を提供する。読み方は違うが同じ漢字を書く2つの「鴨庄」。両地区は今年9月に初めて交流を持ち、市島の鴨庄地区自治振興会(永井正伸会長)のラブコールにこたえる形で、さぬき市の「鴨庄」が自慢の一品をふるまう。
同組合が提供する海の幸の試食コーナーを設ける。ぜんざいや焼きもち、豚汁などの食品コーナーがあるほか、もちつきの体験も。鴨庄小学校5、6年生による「鴨庄っ子太鼓」の演奏、北奥地区の長澤幹雄さんのマジック、岩戸地区の丹生憲一さんによる音楽コンサートもある。
以前、永井会長が同じ地名の地区をインターネットなどで探したところ、さぬき市鴨庄地区がヒット。今年9月、同振興会役員らが同地区を訪問し、同組合を訪ねたところ、突然の訪問だったにもかかわらず、組合長らが歓迎。その後の交流を約束した。
もともと今回のイベントは、世代を超えて地域で交流の場を持とうと、若者グループ「カモノーズ」が発案。同振興会も賛同し、同地区との交流の場にも活用することにした。
年末のため同組合員らは29日のイベントに来られないが、特産品を味わってもらおうと、今月12日、同組合員ら3人が同コミュニティセンターを訪れ、同振興会役員らにカキやブリを調理してふるまい、互いに交流を深めた。
永井会長は「今後も交流を続け、関係を発展できれば」と話している。
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2017年12月24日09:00
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白内障 ②
先回の続きでごめんなさい。年取ると病気の話と孫の話と夫の悪口、旅行の話くらいしか話題がなくなると、よくいうけれど確かに。
さて、消毒のあと瞳孔の開く薬、そして麻酔の点眼のあと手術室へ。テープで眼を開くよう固定され、また何度かの麻酔の点眼のあといよいよ。ほんの少しチクリ、多分これが黒目の切開。手術時間は僅か十五分。あっという間だった。
この日はさすがに何となく眼の中に違和感があり、三時過ぎに帰宅してからはずっと長椅子で寝転んでいた。翌朝は朝一の診察に行かなくてはならいので早く就寝。眼帯の上に大きくガーゼが貼ってあり、帽子を深くかぶりかなり怪しい人の姿で診察へ。そして眼帯を取ってもらう。三十日付けで丹波春秋氏も書いていたが、片目の手術だけでも本当に明るい。ただ、両目が済むまでは何となくバランスが悪くて困った。視力というのは不思議で、良い方の眼が主に働く。以前の眼鏡をかけると治った眼が働かなくなり疲れた。両目が済んでも、視力が定まるまでに一か月はかかるとか。遠くに焦点を合わせたが、近くもかなりよく見える。パソコンでいうと十一ポイントくらいまでは裸眼で読めるが、それ以上はやはり老眼鏡が必要。しばらくの間は百円均一のプラス一の老眼鏡で間に合わせることに。運転は楽になり、テレビ、映画も眼鏡なしで観られるのは嬉しい。ただ長く眼鏡をかけていたせいで鼻柱の両脇に結構濃いシミが目立つ。今度は保険の利く皮膚科でシミ取りをせねば。まだまだメンテナンスが続きそう。
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2017年12月24日09:00
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第549問
丹波市出身の岩城遼子さんがある大会で全国2位に輝きました。何の大会でしょう?
1.ヘアケア
2.スキンケア
3.ネイルケア
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2017年12月24日09:00
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「ガチャめし」再登場 12月29日―元日 ...
舞鶴若狭自動車道、西紀サービスエリア(以下、SA)下り線(篠山市東木之部、TEL079・593・1133。一般道からも利用できる)のフードコートで今夏人気を集めた、ガチャガチャを使った券売機「ガチャめし」が12月29日―1月1日、再び登場する。午前10時―午後2時までの時間限定。名付けて「ゆくガチャ くるガチャ」。食券の裏には、「大吉」から「末吉」までのおみくじ付き。年越し用にと、そばメニューが当たる割合を高くした。
1回500円。普段から提供しているメニューは全15種類。平均価格は約750円相当という。さらに100人中3人に当たる特別限定メニューとして2500円相当の「但馬牛ローストビーフ丼」を用意。正月らしく豪華に金粉をまぶす。
「ガチャめし」は、客の回転率を考える社内会議で発案。何が出るかは運頼みだが、遊び心と、500円で750円相当のメニューが食べられるお得感が話題を呼び、今年8月5―31日の期間中、延べ約2万5000人、一日最多2000人が利用する大ヒットに。売上も、フードコートのみで30%アップした。
再登場の要望が多く寄せられたため実施。鶴直樹支配人(39)は、「8月には、SAが混雑し、体験してもらえなかった人もおられるので、ぜひこの機会に」と話している。
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2017年12月24日09:00
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クリスマス
91年前の12月25日、大正天皇が崩御し、「大正」から「昭和」に時代が変わった。当時、昭和の「昭」はなじみがなかったらしく、国語学者の金田一春彦氏は「はじめのうちは『昭』という字が見馴れない字で落ち着かない感じだった」と書いている。
大正の後の元号をめぐってスクープ合戦を繰り広げた新聞社も同様だった。いち早く「昭和」の情報をつかんだ時事新報の記者が取材現場から会社に電話をかけると、会社では「しょう」の字を理解できずにいた。記者が「日へんにおめしの召しという字」と伝えても、「そんな字があるのか」といぶかしがった(猪瀬直樹氏『天皇の影法師』)。
さて、きょうはクリスマスイブ。日本でクリスマスが風物詩になり始めたのは明治の末頃という。大都市ではイルミネーションが注目を集め、サンタクロースも登場した。
今田町出身の下中弥三郎が創業した平凡社が大正5年に発行した辞書『や、此は便利だ』では、サンタクロースについて「児童を愛護する不可思議なお爺さん」と説明している。何とも珍妙な説明で、まだまだなじみがなかったことがわかる。
昭和がすっかり根を下ろしたように、今ではサンタを知らない子はいない。きょう、すべての子どもがサンタさんのあたたかい懐に抱かれることを祈る。(Y)
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2017年12月24日09:00
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補助金の返還
丹波市市島町前山地区自治振興会が、昨年度の大杉ダム公園の観光施設整備事業補助金など8件分の全額と加算金の計1859万円を丹波市に返還した。市は補助金の過払い分721万7000円でなく、補助金全額1697万6000円の返還と加算金を徴収した。想定される中で、最も厳しい措置だ。
これを基準に、今後、鳥獣害防護柵や、自治会の農地災害復旧事業などについても判断がされる。現時点までの市の調査で、災害復旧事業で「過払いなし」と確認できたのが318事業中52件。250件以上で判断が必要になる。
今回の8件が特別に悪質で、その他とは程度が違うという見方をする人がいる一方で、同じ人物が同じ手法で行った不正で観光事業は特に悪質、災害復旧は悪質でないといった線引き、理由づけができるのか、といった声も聞く。市や議会には、関わっている人間、件数、金額の多寡に関わらず、市民が納得する判断ラインを示してもらいたい。
一方、今回の8件を含め、市にも一部落ち度はある。地元として主張すべき点は金額面も含め主張すればいいとも思う。(足立智和)
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2017年12月24日09:00
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路上ライブしながら自転車で日本一周 日...
生活費は「投げ銭」のみ
10月まで1年4カ月かけてギターで路上ライブをしながら「ママチャリ」で全都道府県を回った。昨年6月に大阪を出発、京都から船で北海道へ。本州、九州を縦断し沖縄へ。九州から四国に入り、大阪に戻った。アルバイトはせずに、ライブの「投げ銭」だけで生活費をまかなった。「最初は投げ銭が少なく、生活費を気にしていたが、ライブで喜んでもらえるだけで十分、と気持ちを切り替えてから、なぜか投げ銭が増えた。多い時で一夜で15万円の時もあった」。
オリジナルは10曲ほど。カバー曲などを歌ったり、1曲1円で客がリクエストする即興曲を披露した。「7割はしゃべり、歌は3割」と、客との触れ合いを大切にした。繁華街では客からスナックに誘ってもらい歌うことが多かった。「スナックの“ママ友”がたくさんできた」と笑う。基本は寝袋で野宿、冬はネットカフェで泊まった。延べ3カ月ほどは客の家で泊まらせてもらった。
丹波市柏原町挙田出身。新井ユニオンズ、ベースボールネットワーク、柏原高校と野球一筋だったが、芽が出ずにくすぶっていた。14歳の時、「目立つ職業で、話下手でもしっかり歌詞にすれば表現できる」と歌手を意識した。四天王寺大教育学部を卒業後、大阪でライブ活動を始めた。現在のマネージャーで、ベースボールネットワーク時の指導者、本荘繁樹さんから聞いた「やりたいことをやって後悔しない大人に」に刺激を受け、日本一周を決意。「達成した今はいろんな経験で説得力のある言葉を話せるようになった。生きていく上での自信がついた。ライブや講演で元気を与え、地元に誇りを持てる人になりたい」。25歳。
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2017年12月23日16:54
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炭火「銀燻(ぎんくん)」
大人の男の店に
11月28日にオープン。新鮮な食材を炭火焼やあぶり、燻製で、酒のアテにぴったりな逸品を作っている。コースメニューは前菜、あぶり造り、サバやエビなどの燻製、自家製のバゲットとパテ、サラダ、野菜の炭火焼、出汁茶漬けに、河内合鴨がついたコース(3500円、1月から播州百日鶏も選択可)と、黒毛和牛がついたコース(5000円)がある。前日までの予約でデザート付きに。1月から鍋料理も始める。アルコール類を豊富に取り揃える。
高野貴広店主(43)は「ゆっくりくつろいでいただける大人の男性がかっこ良く飲める店にしたい」と話す。
兵庫県丹波市柏原町母坪376-2 井上テナント102
tel.0795・72・2580
営業時間/17:00~23:00(22:00ラストオーダー)
定休/日曜(不定休)
年末は12月30日まで、年始は1月5日から
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2017年12月22日09:00
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「倉本を身近に感じて」 川上農水協がカ...
写真・完成したカレンダーを手にする井貝さん(左)と、7月と10月の写真を飾った神戸大の学生=兵庫県篠山市倉本で
兵庫県篠山市の垣屋、高坂、倉本、坂本の4集落で組織する川上地区農地水環境保全向上対策協議会(平野憲男会長)が、倉本の風景や歳時記の写真を月ごとに掲載した来年のカレンダーを製作した。同協議会役員の井貝敏夫さん(64)=同市倉本=が、「日本の原風景が残り、都市住民や大学生らとの交流も盛んに行っている元気な集落、地域力のある集落だということをPRしたい」と提案。「カレンダーにすることで、記憶から記録に残すことになる。出身者には故郷の倉本を、都市住民には美しい田舎の倉本をいつも身近に感じてもらえたら」と話している。
カレンダーは、B2サイズ(515ミリ×728ミリ)の一枚もの。200枚製作した。
1月は川上神社のしめ縄飾り、4月はシバザクラで土手がピンク色に染まった農地の景観、7月は神戸大学農学部の講義「実践農学入門」を履修する学生たちとの黒豆の土寄せ風景、11月は年中行事の「いのこ祭」の情景など、それぞれの月の風景や、行ってきた年中行事などを写した写真を用いた。集落の一年間の雰囲気が伝わるカレンダーに仕上がっている。
井貝さんが、カレンダー製作にあたり、集落の住民に「倉本におけるそれぞれの月に見合ったテーマや風景は」などと聞いた事前アンケートを行い、その回答をもとにカメラに収めてきた。
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2017年12月21日09:11
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迷惑メール
フェイスブック友達のA君からの警告メール。「アフガニスタン駐留米軍で働く独身女性兵士から『ストレスが大きく、心のよりどころがほしい』との友達リクエストがあり、しばらくやり取りしていたが、だんだん恋人扱いされ出し、どうもおかしいので添付の写真をよく調べると、米国の美人女優のものだった」という。
純なA君が被害に遭わずにすんでよかった。筆者のパソコンにも「久しぶりね」などと呼びかける英語女性名の迷惑メールがいっぱい来る。すぐゴミ箱に捨てているが、とにかく鼻の下を伸ばさないことと、改めて自戒。
もう一つ、最近よく来るのが、「楽天カード」など有名カードや大手銀行を名乗った「お知らせ」メール。「お客様のご利用が新たに登録されました」とか「口座開設の申し込みありがとうございます」などと書かれ、確認用のアドレスが付いている。
心当たりはなく無視するものの、いかにも本物っぽい書き方が気にかかる。「ディズニーランドと共催の招待券の抽選が当たりました。連絡先は…」というのが来て、さすがに見え見えになってようやく安心。念のため楽天カードの正規のホームページを見ると、「この種の偽メールにご注意を」と、くわしく説明してある。
楽天の方も大迷惑だろう。いやはや、恐ろしい世の中に。(E)
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2017年12月21日09:10
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市島町出身の岩城遼子さん ネイルケアで...
兵庫県丹波市市島町中竹田出身の岩城遼子さん(35)=三田市駅前町=が、このほど東京ビッグサイトで開かれた日本最大級のネイルイベント「東京ネイルEXPO」の中で行われた全日本ネイリスト選手権のプロフェッショナル部門コンテスト「ネイルケア」で2位に輝いた。同部門には全国のトップネイリストら300人ほどが出場。モデルの爪に下処理をしたあとにカラーリングし、その正確性などを競った。岩城さんは「コンテストは、ネイル技術の集大成。これまで積み上げたものが発揮できてうれしい」と喜んでいる。
「ネイルケア」部門は、爪の甘皮処理をしたり、やすりで形を整えたりする「ケア」が30分、肌の色に合わせて施す「カラーリング」が30分間の計1時間で競った。
「カラーリング」は、地爪にベースコートをしたあと、自然な色合いのナチュラルスキンカラーを塗布。透明感を出すために、ナチュラルピンクにトップコートを足すなど工夫し、モデルの肌の色に合うようカラーリングした。爪の先端のカーブに沿って白いカラーを塗る「フレンチ」をしたあと、つやを出すコートを塗って仕上げた。「練習よりも、本番が一番上手にできた」と話す。
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2017年12月21日09:09
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光に込める地域への思い
各地で一足早くクリスマスの催しが行われている。今週末はさらに多くの催しが行われるのでは。
丹波市山南町上久下地区では12月24日に「一発花火」という初めてのイベントが行われる。同地区の40、50代が地域活性化グループを結成、初めての事業となる。午後7時、太田公民館北側の農地から、2―4号玉計20個の花火を同時に打ち上げ、1つの花火を演出する。「どんなイベントになるか想像できない」と主催者。一発花火には観客それぞれの思いを込めてもらう趣向で、花火が打ち上げられる前からイベントが始まっていると言っても良い。花火は「一発」だけかもしれないが、たくさんの思いがこもった花火は今後の地域活性化につながっていくことだろう。
また、23日夜に柏原町で開催の「かいばらいと」は、地域団体と大学生がまちをライトアップしたり、ロウソクを灯した瓶を1200個並べる催し。こちらは3回目の開催。前回の10月、普段と違う幻想的な風景の撮影を多くの人たちが楽しんだ。
ツリーのイルミネーションだけではない、光の「祭典」を楽しみたい。
(坂井謙介)
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2017年12月21日09:09
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そこにある幸せ
よく出会う青年がいる。朝霧漂う早朝、ヘルメットを装着し背筋をぴんと伸ばして自転車に乗っている。ニコニコと実に楽しそうだ。彼の毎朝の楽しみなのだろう、自動販売機でうれしそうに飲み物を購入し、とても美味しそうに飲んでいる。彼の幸福感が伝わり、こちらまで暖かい気持ちになってくる。
篠山市内の山城を探しに行く。だいたいここら辺に山城があるのではないかと見当をつけ山に入る。急斜面を木にすがりながら尾根を目指して登り、行く手をふさぐ枯れ木や倒木を除けながら、山城の痕跡を探して歩く。矢になりそうな竹がたくさん生えていると期待はいやがおうにも高まり、運ぶ足取りも軽くなる。あの土盛りは土塁か、堀切はないか竪堀は、あれは曲輪か、切岸は、平地があれば何か建っていたのではないかと周囲をくまなく歩き痕跡を探す。ふと、子どもの頃に自然の中で真っ暗になるまでかけずり回って遊んだことを思い出す。50代になった今でも野山で遊ばせてもらっていることに、そして同じくらいわくわくして楽しいことに驚く。いつだってどこだっていくつになったって冒険だ。
一日の終わりに暖かい部屋で、お気に入りのソファで柔らかい毛布にくるまって、ぬくぬくとくつろぐ眠気を誘う心地良さ。人生は幸せに溢れている。
今年も「いつも読んでるよ」とお声かけや、心のこもったお手紙をいただきました。ありがとうございます。どうぞ良いお年をお迎えください。
(土性里花・グループPEN代表)
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2017年12月21日09:08
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新春よしもとお笑いライブ 1月13日、田...
「新春よしもとお笑いライブinささやま2018」が1月13日、たんば田園交響ホール(兵庫県篠山市北新町)で開かれる。人気の若手よしもと芸人が出演するほか、吉本新喜劇もある。
午前11時―、午後2時―の2回公演。テンダラーやスーパーマラドーナ、モンスターエンジン、学天即、もりやすバンバンビガロ、さや香が出演する。川畑泰史座長による新喜劇も上演される。
前売り4000円、当日4500円。同ホール友の会は前売り3700円。
チケットよしもと(TEL0570・550・100)か、同ホール(TEL079・552・3600)。
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2017年12月21日09:04
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「恐竜の詩」撮影終了 3月、春日でお披...
写真・撮影を助けたボランティア「ムービーサポート」から花束を贈られる出演者たち。左から3人目が近兼監督=兵庫県丹波市青垣町山垣で
兵庫県丹波市を舞台にした映画「恐竜の詩―YAMASATO NO UTA―」(近兼拓史監督)が12月15日、クランクアップした。青垣スタジオ(同市青垣町山垣)で主演のとみずみほさん、澤田敏之さんらに花束が贈られた。春の全国公開を予定しており、3月24日、春日文化ホールでお披露目される。
同日付けで、映画の予告編が公開された。無料動画投稿サイトなどで閲覧できる。
恐竜化石が見つかった山里で地域おこしに取り組む大人の奮闘や、子どもと恐竜のふれあいを描いた物語。主人公一家の日常生活や子役の学校生活を通し、丹波の自然や観光名所、特産などの紹介を織り込んだ。撮影は、市内旧6町全域で行われ、多くの市民がエキストラで参加したほか、有志ボランティアが撮影を助けた。
近兼監督(55)=西宮市=は「丹波の宝を盛り込んだので見てほしい。ここから何が生まれるかだ」と言い、柏原高校放送部の生徒役でラジオドラマ制作のため市内中を取材に回った子役の古和咲紀さん(16)は、「丹波のみなさんのあったかい感じが伝わる映画になれば」と話していた。
YouTubeで「恐竜の詩」で検索を。
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2017年12月19日09:00
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コミカル演技に笑顔...
写真・オリジナル芝居を披露する「南座」のメンバー=丹波市春日町山田で
養護老人ホーム「三相園」で12月10日、丹波市春日町多利の南地区有志でつくるグループ「南座」による素人芝居が披露された。利用者30人ほどが、コミカルな演技を鑑賞した。
オリジナル芝居・水戸黄門漫遊記「道後温泉旅日記の巻」を上演した。松山藩の奉行らが、幕府御用達の材木の横流しをたくらんだものの、水戸黄門に裁きを受けるという物語。途中でセリフを忘れてしまうメンバーもおり、笑いありの演技で会場を盛り上げた。
南座は今年10月、多利地区の文化祭で演劇の披露を予定していたが、台風により中止に。発表の場を失ったが、同園職員とつながりのあるメンバーがおり、同園で稽古の成果を披露した。
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2017年12月18日09:00
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弁当で地域を元気に 前山小3年生が地元...
写真・栄養も彩りも豊かな「ライジングサ3ン弁当」
3年前の丹波市豪雨災害から復興をめざして活動している人から話を聞く授業に取り組んでいる前山小学校3年生12人が12月13日、自分たちで育てた野菜を使い、地域を元気にしたいという思いを込めたお弁当「ライジングサ3ン弁当」を作った。児童自らがメニューを考え、地元の女性グループ「丹波復興女性プロジェクト会ぽんぽ好」の3人が調理指導。地元食材による弁当の製造販売に取り組んでいる同グループは今後、児童たちの思いをくみ、児童考案弁当のメニュー化を検討している。
サニーレタスやラディッシュ、小かぶなど6種類の野菜を使用。ほうれん草を使ったパスタやチンゲンサイのグラタン、小松菜のおひたしなど10品のおかずを作った。人数分をアルミのカップに取り分けた後、それぞれが持参したお弁当箱に詰めた。栄養や彩りも豊かで、完成後は口いっぱいにほおばった。
3年生は春から、防災教育として復興に関わる人を取材。授業の仕上げとして、「自分たちにできること」を考えた。学校で有機栽培の野菜を育てていたことから、「地域を元気にするお弁当」を作ることに決定。授業が縁となってつながった同グループを指導役に迎えた。
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2017年12月17日09:00
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女子高校野球の聖地
春日町の出版業「あうん社」から先ごろ発行された本『手のひらの宇宙・7号』に、「丹波は女子高校野球の聖地」と題した文章が載っている。筆者は市島町の坂谷高義さん。毎年、市島で開催されている全国高校女子硬式野球大会を支える屋台骨の一人だ。
2000年春、スポーツピアいちじまのオープンイベントとして第1回の選抜大会が開催された。坂谷さんをはじめ同町内の有志たちが高校女子野球連盟に働きかけ、町行政の応援も得て大会を実現させた。
出場したのは8チーム。なかにはソフトボール部による急造のチームもあった。高校の女子硬式野球は当時、黎明期にあった。その後、女子スポーツが興隆。硬式野球に取り組む女子高生が増え、今年、市島で開催された夏の大会には26チームが参加した。
市島町に甚大な被害をもたらした3年前の豪雨災害で、関西圏から現役の女子球児やOGらがボランティアに駆けつけた。初の大会から14年の歳月に、市島は女子球児の聖地となっていた。
しかし今、聖地の存続に危機が訪れている。夏の大会を我が町に誘致したいという動きが各所で見られるようになったのだ。今後も聖地であり続けるには市民あげての盛り上がりが必須。「女子の甲子園は丹波にあり」と、内外に発信できる体制を築きたい。(Y)
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2017年12月17日09:00
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登り窯体験 受講者を募集 兵庫陶芸美術館
兵庫陶芸美術館(篠山市今田町上立杭、TEL079・597・3961)が、丹波焼窯元の指導で作陶し、丹波焼最古の登り窯で焼成する「登り窯体験ワークショップ―中級コース」を同美術館などで開く。2月3日―5月12日までのうちの10日間。時間は各日、午前10時―午後4時(原則)。受講者を募集している。
丹波土を使った作陶、施釉、仕上げなど陶芸作品制作の全工程、築窯120年の丹波焼最古の登り窯で窯詰め、窯焚き、窯出しの工程を、丹波焼窯元の指導を受けながら体験する。10キロの粘土で高さ15センチ以上のやきものをこしらえる。
定員20人(応募者多数の場合は抽選)。受講料2万6000円。1月11日までに申し込む。
開講日は次の通り。
▽作陶=2月3(ガイダンス)、4、10、11、17日(予備日)
▽釉薬掛け=4月22日
▽窯詰め=同28日
▽登り窯焼成=5月2―3日
▽窯出し、講評=同12日―。
登り窯焼成では、作品が破損することがあるという。
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2017年12月17日09:00
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手作り門松を販売 12月23・24日 東雲高で
写真・「しののめビックリ市」で販売する門松と製作した生徒たち=篠山市福住で
篠山東雲高校(奥田格校長)は12月23、24の両日午前10時―午後2時、同校で「しののめビックリ市」を開く。生徒が製作した正月用門松をはじめ、花苗(シクラメン、葉ボタン)、菓子などを販売する。24日午前10時からは地域の人たちに向けた門松作りの園芸講座も開く。
門松は、放置竹林の竹や丹波市山南町の若松、同校や県立はりま農業高校が育てた葉ボタンや小菊などを使用。菊鉢にわら縄とリボンを巻いて飾り、手作りの水引を添えている。
同校ふるさと特産類型の1、2年生計10人が、11日から本格的に製作に入り、大小計600個を用意する。大が2500円、小が1500円。小森文哉君(1年)は、「みなさんが気持ちよく新年が迎えられるように、一つひとつ手作りしました。ぜひ購入を」と呼びかけている。JA味土里館、一本杉販売所でも販売する。
門松作りの講座は、材料代の1500円が必要。先着20人。はさみを持参すること。同校(TEL079・557・1888)へ電話で申し込む。