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2016年8月7日08:48
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マツタケの復活へ施策 篠山市が補助事業...
香りの良さと弾力に富んだ歯ごたえで、全国的に名高い「丹波松茸」。かつて産地の一翼を担った篠山市だが、環境の変化によって収穫量が激減しており、実情とは違うものの、統計によっては2014年の収量が「0㌔」というデータさえ出てきた。そんな中、篠山市は今年度初めて、「マツタケ復活事業」と銘打ち、マツ林の整備のための補助金を設置。30日午後7時半から、篠山市民センターで、「まつたけ山復活させ隊」の代表で、全国各地で成果を上げている吉村文彦さんを招き、研修会を開催する。施策が丹波松茸にとっての「中興の祖」になるか。注目が集まる。
復活事業では、マツ林の整備やマツタケ発生のための勉強会、マツタケ菌の人工感染作業などにかかる費用を補助し、1申請あたりの限度額は20万円。今年度、100万円を予算計上している。
要件はアカマツの林があり、かつてマツタケが発生していた場所で、1カ所当たり5㌃以上、15㌃以下の範囲となる。
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2016年8月6日18:04
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「ancheve(アンシェヴ) hair design」
地元盛り上げたい
神戸・旧居留地のサロンで10年以上にわたって店長、トップスタイリストを務めてきた八田裕一さん(44)=篠山市瀬利=が、故郷に戻って独立、開業。元アパレル店員で妻の麻希さん(32)が接客などをこなし、息子の琉生君(1)も時々、顔を出す。南フランス風の室内は非日常ながら、アットホームな空間でもある。
店内にはキッズルームもあり、子育て中の人たちにも対応する。
八田さんは、「仕事を通して、地元を盛り上げたい」と言い、「できる限りマンツーマンでお客様と向き合えれば。神戸で勉強してきた情報や旬を提供したい」と話している。
篠山市宇土305-1
tel.079・509・0167
営業時間/平日9:30―18:00 土、日、祝9:00―17:00
毎週月曜、第2日曜、第3火曜定休
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2016年8月6日17:47
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自分だけの逸品探す 陶の郷で「Myカッ...
写真・約140種類のやきものが並ぶ「Myカップ展」=篠山市今田町上立杭で
立杭陶の郷(篠山市今田町上立杭)内の丹波焼展示直売所「窯元横丁」で、「Myカップ展―私だけの逸品を探す」が開かれている。マグカップやビアカップ、コーヒーカップなど、丹波焼窯元が季節に合わせてチョイスしたやきもの約140種類を展示販売している。1000円くらいから。8月23日まで。
エメラルドグリーンや群青色に発色し、見た目にも涼やかなマグカップをはじめ、焼き締めで仕上げた重厚で落ち着いた雰囲気のビアカップなどが並んでいる。また、表面に金魚や猫などの動物や、タデやツユクサなどの植物を描いたやきものもあり、窯元の個性が見て取れる。
開館時間は午前10時―午後6時。期間中は無休。問い合わせなどは、陶の郷(079・597・2034)。
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2016年8月6日17:44
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赤ワイン2種完成 「ひかみや」
写真・収穫から2年の時を経て発売される赤ワイン「緋」と「京紫」=柏原町母坪で
亀岡市の休眠していたワイン用ブドウ畑の再生に携わっている酒販店「ひかみや」(丹波市柏原町母坪、谷垣裕二郎代表、0795・73・0968)が、同農園で収穫したブドウで仕込んだ赤ワイン2種の予約受付を始めた。一般発売前の9月初旬に注文者に届ける。2013年からボランティアで農園作業を手伝い、とれたブドウで仕込んだ初めての赤ワイン。谷垣社長は「原料生産から携わり、やっと飲んでもらえる赤ワインができた」と喜んでいる。
赤ワインの代表品種の一つ、2014年産のカベルネ・ソービニオンを丹波ワイン(京丹波町)で醸造した。同年収穫したブドウを5つの樽で仕込み、うち2つの樽を全量同社で購入した。樽によって味が異なり、1つの樽は「緋」(あけ)。カベルネ・ソービニオン特有の深い色合いと風味のバランスに優れる。もう1つの樽は「京紫」。心地良い樽の香りと淡い色合いで、軟らかいタンニンで飲みやすい味わい。いずれも720㍉㍑で288本ずつ限定販売。価格は共に2700円(税込)。同社のみの販売。
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2016年8月6日17:41
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山の日で特別料金に フォレストアドベン...
写真・森の中のコースを満喫する参加者ら=篠山市火打岩で
今年4月、多紀連山の大たわ駐車場(篠山市火打岩)近くの森にオープンしたアウトドアパーク「フォレストアドベンチャー丹波ささやま」が11日の山の日限定で、1番人気のコースを特別価格で体験できる企画を用意している。
山の日限定で先着100人に提供するのは、高さが最大で20㍍、距離100㍍を超える空中スライダーを含めた「ジップスライドコース」。通常1000円を半額の500円にするほか、年齢や身長などの制限で普段は利用できない人も、スタッフがサポートし、小さな子どもも参加できるようにした。
運営会社「森の香り」(西宮市)の木原正則社長は、「市外だけでなく、地元のみなさんも遊びに来てくださって、とてもうれしい」と言い、「今年から始まる山の日。ぜひ、訪れてもらって、山に親しむきっかけにしてもらえたら」と話している。
問い合わせは同施設(090・9119・3380)。受付時間は午前9時―午後3時。
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2016年8月6日17:39
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「ゆめの樹」オープン 春日町野上野
写真・「ゆめの樹」の前で記念植樹をする子どもたち=丹波市春日町野上野で
丹波市春日町野上野自治会の住民でつくる株式会社「ゆめの樹 野上野」(上山義英社長)が運営し、地元食材を活用したメニューを提供する施設「ゆめの樹」が、8月7日午前9時半から、同町野上野の桂谷寺南側にオープンする。4日には地元住民向けにプレオープンイベントを開き、100人ほどが試食などを楽しんだ。
丹波産材をふんだんに取り入れた木造平屋建てで、延べ床面積は約300平方㍍。施設内は72席あり、昔懐かしい「おくどさん」も設置した。
丹波栗や黒豆、丹波大納言小豆など、地元で取れた農産物を使ったメニューを提供。オープン当初は、黒豆を練り込んだそうめんセットなど6種類のメニューを提供するが、季節に応じて入れ替える。
通常営業は午前10時―午後5時(食事は午前11時―午後3時)。毎週木曜日休み。スイーツ作り体験は要予約。同施設(0795・74・3030)。
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2016年8月6日17:36
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丹波市産大納言であずきバー 京都下鴨の...
写真・氷果「氷の花」を手にする古田・宝泉堂社長(左)と試食する辻市長=丹波市役所で
JA丹波ひかみ本店隣の「とれたて野菜直売所」(丹波市氷上町市辺)で8月3日、丹波市産大納言小豆をふんだんに使った氷菓「氷の花」の販売が始まった。世界遺産の下鴨神社の境内の茶店「さるや」などを運営し、丹波市産丹波大納言小豆を使ったあずきの和菓子を製造する「宝泉堂」(京都左京区下鴨膳部町、古田泰久社長)が製造する「高級あずきバー」。小豆のうまみが凝縮された逸品。
同社は30年以上、JA丹波ひかみの丹波大納言小豆を使っている。2年前に140年ぶりに復活させた下鴨神社名物の申餅、「さるや」で提供している氷室の氷を使ったかき氷など、全てが市産大納言小豆だ。
若い人に大納言小豆のおいしさを味わってもらおうと、同社が今夏新発売したのがあずきバー。2日、市役所を訪れた古田社長は辻重五郎市長に、「最高の材料で最高のあずきバーを作った。丹波市の生産者の栽培努力を認めてもらおうと思った」とPR。1本60㌘の商品の90%以上が丹波市産丹波大納言小豆で、他には砂糖と水分が数パーセントずつ含まれているのみ。
「うちはあんこ屋。あんこをそのままアイスにしたようなもの。水分が少なく、固めるのに苦労したが、他にはないいいものができた」と話した。
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2016年8月4日10:37
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三宅剣龍氏訃報/篠山出身の書道家
篠山市西岡屋出身の書道家、三宅剣龍(みやけ・けんりゅう=本名・榮一)氏が7月28日午後3時38分、老衰のため、埼玉県春日部市の高齢者福祉施設で死去。99歳。自宅は東京都練馬区石神井台8ノ5ノ15。葬儀は1日に行われた。喪主は長男の宏一(ひろかず)氏。
学校教諭として勤務した後、書道家の石橋犀水に師事。上京して本格的に活動し、日展や毎日書道展などのほか、兵庫県展などで数多くの賞を受賞した。紺綬褒章を受章。88年には篠山市市民栄誉賞を受賞している。
また、産経国際書会名誉顧問なども務め、海外に書道を普及させることにも手腕を振るった。
また、三宅氏が篠山市に寄付した基金を使って、87年から毎年2月、市内の小、中、特別支援学校を対象に、文化、芸術面で優れた児童、生徒をたたえる「三宅剣龍賞」が贈られている。
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2016年8月4日10:34
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東京都知事
1995年の東京都知事選挙に出た青島幸男はろくに運動をしなかったのに、自民、社会、公明支持の本命、石原信雄や大前研一らの有力候補に圧勝。自身がとまどうほどの番狂わせだった。▼しかし、開発が進む臨海副都心地区での世界都市博開催の中止という公約だけは実行したが、これが唯一の実績。都政の改革を標榜したものの、都官僚の厚い壁に阻まれてか、何も出来なかった。自分宛の小包が爆発して秘書室の職員が負傷するなどの事件もあり、だんだん嫌気がさしていたのだろう。▼親しい友人知人のことを書く日経のコラム「交遊抄」で当時、「有能な副知事達に感謝」の旨の青島の寄稿を読んで驚いた。マジで書いてあり、副知事にまる投げで書かせたか、或いは、どうでもいいやという気持ちだったのかも知れぬ。1期だけやって退き、後任は石原慎太郎。都知事選はその頃から完全に人気投票になった。▼今回も役者が揃って話題を呼んだ割には、あっけない勝負。小池新知事は、「東京五輪の顔」という点では最適任だろう。都議会との軋轢も半年ほどは尾をひこうが、要領の良い彼女のこと、そのうちうまく折り合いを付けるに違いない。▼だが、概して期待は持てない。日本一恵まれた自治体、東京の首長など、誰がやってもそう変わり映えはしないだろうから。 (E)
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2016年8月4日10:33
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感動をありがとう
県中学校総体の軟式野球で、市島中学校が3位に輝いたものの、近畿大会には一歩届かなかった。各大会で好成績を収め、何度も取材させてもらったチーム。個人的にも敗れたことは感慨深かった。
県総体での敗戦後、目を潤ませながら試合の感想を話してくれた主将の荻野志月君。3年生部員の中で真っ先に後輩たちの肩を叩き、「がんばれよ」と優しく声をかけていた。バッテリー・塩見睦斗君と阪谷奨真君は、クールダウンのキャッチボール後に抱き合って涙を流していた。悔し涙に暮れる部員を前に、田中徹監督は「自慢のチームだ。胸を張って帰ろう」と言葉を詰まらせながら語りかけていた。
中学時代は野球部だったから、中学野球の取材はとりわけ力が入る。氷上郡大会の初日で負けてしまったから、輝かしい成績を収めた中学生がうらやましく映るのも理由の一つかもしれない。
丹有新人戦優勝、県新人戦準優勝、市総体33年ぶり優勝、丹有総体初優勝。次々と同中学校の歴史を塗り替えた彼ら。成績だけがすべてではないが、努力し続けた証だ。
市島中野球部のみんな、感動をありがとう。(田畑知也)
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2016年8月4日10:31
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保養キャンプ「笑顔つながるささやまステ...
地べたには座らない、土には触らない、水たまりでは遊ばない、七夕では竹を使えず、砂遊びも外でのままごとも経験のないまま幼稚園に入園し、幼稚園でも外遊びは制限される。福島第一原発事故から一変した生活環境。何が安全なのかわからないままに子どもを育て、日々を送っていかなければならない不安と葛藤。
夏休みに保養の目的で、原発事故の影響を受けている地域から親と子を篠山に招く活動をしている「笑顔つながるささやまステイ実行委員会」の活動報告書からの言葉です。「何も気にせず草木に触れ、野菜も採りたてを食べることができて、篠山ではのびのび過ごすことができた」と保養に来られたお母さんが言われています。
夏休みの短い時間だけでも、何気ない当たり前の日常を過ごしてほしいと、今年も8月6日―10日まで、篠山市の龍蔵寺で開催されます。この保養キャンプは、被ばくから子どもたちを守る最後の砦です。そして、いつも気を張っている大人たちの心身の休息時間でもあるのです。篠山に到着して、笑顔で「ただいまぁ~!」。キャンプが終わって別れる時も、笑顔で「みんなまたね」。こんな大きな笑顔の輪がつながる活動に、ぜひご支援・ご協力ください。
○支援金一口3000円(口数制限なし)、企業からの協賛金一口1万円○郵便振替口座/00930―3―331578○加入者名/笑顔つながるささやまステイ○お問合せ/090・2065・7060(中村伸一郎)(土性里花・グループPEN代表)
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2016年8月4日10:28
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55歳以上の再就職に 9月12日から7日間...
55歳以上の就職希望者を対象に、調理場関係の仕事に就くための知識を学ぶ講習会が9月12日から計7日間、開かれる。受講最終日には求人事業所との合同就職面接会がある。県シルバー人材センター協会の主催で、受講生を募集している。
会場は春日住民センター(春日町黒井)で、12―16日、20、21日。時間はおおむね午前10時―午後4時。実習や講義がある。
有効求人倍率は全体で1倍を超えているが、55歳以上は1倍を下回っている。厳しい状況のなか、再就職をサポートするのが狙い。
同協会は、県民を対象に各地で同様の講習会を開催している。調理は、求人が多い分野であり、昨年度の受講生の就職率は県全体で70%を超え、給食センターや介護施設、弁当・仕出し業などに就職している。
受講料無料。定員15人。申し込みは8月末までにハローワーク柏原を通じて同協会(078・371・8012)へ。
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2016年8月4日10:27
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日本遺産を切手に 篠山PRに販売 日本...
日本郵便株式会社近畿支社は8月1日から、篠山市を題材にしたオリジナルフレーム切手「日本遺産のまち 丹波篠山」(1300円、82円切手×10枚)の販売をスタートした。日本遺産を構成する各地区の文化財をはじめとした篠山の歴史と風土をちりばめており、市のPRに一役買う。
摂丹地区の郵便局でつくる地区連絡会が企画。市から協力を得ながら意匠を決め、デカンショ祭の様子や篠山城跡、丹波焼、ぼたん鍋など、市内の魅力を切手にした。
同日、連絡会メンバーが市役所を訪れ、酒井隆明市長に切手を贈呈。連絡会統括局長の遠山昌平・福住郵便局長は、「篠山の歴史や特色を内外に発信し、地域貢献の一助になれば」と言い、酒井市長は、「多くの人に使ってもらい、大いにPRしてほしい」と話していた。
丹波、篠山、川西、宝塚、猪名川、西宮などの107局で販売しているほか、5日からは日本郵便株式会社のウェブサイトでも購入できる。
篠山を取り上げたフレーム切手は、今回で第3弾となる。
問い合わせは、最寄りの郵便局か、同社(06・6944・8157)。
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2016年8月4日10:26
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くすりと健康・市民講演会 8月11日
8月11日午後1時―3時半、ポップアップホール(氷上町本郷)で。午後1時から、薬剤師体験やおくすりの相談コーナー。同2時から、大阪労災病院の川村尚久・小児科部長の講演「知っておきたい子どもたちの感染症とワクチンの最近の話題」。入場無料。丹波市薬剤師会(事務局0795・76・2727)などの主催。
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2016年8月4日10:26
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プロらも出演 能楽奉納演奏会 8月12日...
能楽の奉納演奏会が8月12日午前11時ごろから、柏原町柏原のかいばら観光案内所隣の柏原大神宮で行われる。プロの狂言師や囃子方らも出演する。誰でも観覧できる。無料。
小鼓方の上田敦史さん(丹波市氷上町)が主催している夏休み親子体験教室の最終日の企画。同教室に参加している小学生親子約10人と、篠山市在住の狂言師、山口耕道さん、丹波カルチャーセンター小鼓講座受講生、丹波市謡曲同好会の会員らが出演。「翁」「三番三」を披露する。柏原八幡神社に伝わる「黒式尉」の面を付けて舞う。また、囃子方だけのミニコンサートも行う。
雨天の場合は向かいの古市場公民館で行う。上田さん(0795・71・5204)。
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2016年8月4日10:25
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丹波BBQ協会発足 丹波悠遊の森
写真・「丹波バーベキュー協会」を立ち上げた、丹波悠遊の森の橋本施設長(左)と花田さん=柏原町大新屋で
バーベキュー(BBQ)をより楽しんでもらおうと、丹波悠遊の森(橋本功施設長)が「丹波バーベキュー協会」を発足させた。BBQ文化の普及などに取り組み、全国に40ほどの“支部”がある「日本バーベキュー協会」の公認を受けた。9月22日午前11時から、初めての「BBQ初級インストラクター検定」を同施設で開く。同施設職員で、中級インストラクター資格を持つ花田匡平さんは、「BBQを学ぶことで、家での楽しみに生かしてほしい」と話している。
初級インストラクター検定は、日本BBQ協会の下城民夫会長が講師を務める。BBQの文化や歴史などを学ぶ「座学」に加え、試食も楽しめる「実技」がある。火のおこし方に始まり、肉や野菜のおいしい焼き方、BBQを通じたコミュニケーション術などを指導する。最後に筆記試験を行い、合格者には資格を認定する。
同施設では、BBQの利用者が年々増えていることもあり、BBQ環境の充実を検討。専用道具をそろえるだけでなく、“いつもと違った”BBQを家でも楽しんでもらいたいという思いから、橋本施設長と花田さんが初級資格を取得し、団体を発足した。花田さんは「普段のBBQだけでは飽きてくる。違った形で楽しめる“術”を学ぶ場にしたかった」と話す。使用した炭を川に捨てないといった、環境配慮も学んでほしいという。
参加費10800円。先着40人。筆記用具や飲み物、皿と箸が必要。申し込みは、同施設ホームペ
ージから。花田さん(0795・72・3285)。
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2016年8月4日10:24
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泥まみれ「最高」 水田で初の運動会 春...
写真・泥まみれになり激しく棒を奪い合う参加者ら=春日町野村で
水田で運動競技を楽しむ初めての「チキチキどろんこ祭り」が7月31日、春日町野村の田んぼで開かれた。二人三脚やボール運び、棒引き、リレーなど6種目が行われたほか、子どもたちも田んぼで宝探しを楽しんだ。
同町下野村地区の青年会「下野村若人会」が、地域おこしにと企画した。運動会には、4人1組で市内外から6チームが参戦。文字通り“泥んこ”になって楽しんだ。
消防団有志で参戦した荻野佑喜さん(33)=同町野村=は「思っていた以上に楽しい。最高」と笑顔。市内の小学校教員でチームを組んだ近藤香織さん(27)=同町棚原=は「泥にダイブしてゴールしたのは初めて。子どもに戻った気分だった」と感想を話した。
また若人会会長の前川国昭さん(35)は「みんなが笑顔で楽しんでくれてよかった。来年も開催したい」と話していた。
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2016年8月4日10:22
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「丹波市観光100選」巡る 9月と11月...
丹波市内在住者を対象に、「丹波市観光100選再発見ツアー」が計画されている。丹波市観光協会が選定した地域の名所、旧跡などを盛り込んだ観光100選について、市民に理解を深めてもらうのがねらい。市内の旅行会社が企画し、同協会が協賛しており、広報宣伝部会の活動の一環。「参加者が身近な人に100選を紹介し、広まっていけば」と期待している。初の試み。
9月11日と11月27日の2回。第1弾の9月は伝統行事「鬼こそ」で知られる常勝寺(丹波市山南町谷川)、水分れ・いそ部神社(同市氷上町石生)、柏原八幡宮・五社稲荷神社(同市柏原町柏原)、慧日寺(同市山南町太田)を見学する。各寺社などでは、由来を知り、建築物などを鑑賞。慧日寺では昼食に、珍しい修行僧の食事、持鉢料理を味わう。午前8時45分、JR石生駅西口集合。
第2弾の11月27日は、国指定史跡の黒井城跡に早朝トレッキングし、雲海を見学、ご来光を拝む。下山後は、興禅寺や兵主神社を訪ね、丹波大納言小豆「黒さや」を使ったお菓子を味わう。黒井地区自治協議会の協力で、甲冑武者姿の地元の人たちと記念撮影も計画している。午前5時半、春日庁舎職員駐車場に集合。
ともに定員40人(定員になり次第受付終了)。参加費各1000円。申し込みは、ハートトラベル(0795・73・0810、ファックス0795・73・0803)。内容は、同協会(0795・72・2340)。
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2016年7月31日09:07
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484問
柏原町生まれの郷土史家、松井拳堂(1877―1970)が執筆した本は?
1.丹波人物志
2.少年動物誌
3.丹波戦国史
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2016年7月31日09:06
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最悪の病
日本とトルコの間には麗しい友好の歴史がある。1890年、トルコの軍艦が紀伊大島付近で座礁した。遭難を知った島民は、大荒れの海に飛び込むなど懸命に救出活動を展開した。貧しい村だったが、備蓄の食糧を提供し、手厚い看護もほどこし、69人のトルコ人乗員を救った。▼1985年、イラン・イラク戦争で、イランにいる在留邦人の命がおびやかされたとき、救援の手を差し伸べた国があった。トルコだ。▼トルコからの救援機がイランに到着したものの、空港には、救助を求めているトルコ人もいた。まずは自国民のトルコ人から救援機に乗り込むのが普通だろうが、トルコ人たちは「先人が受けた恩を返す時だ」と叫び、自分たちよりも先に日本人を救援機に送り出した。先人が受けた恩とは、ほぼ1世紀前の難破をいう。救援機に乗れなかったトルコ人はトラックや乗用車に分乗し、国境を超えたという。▼そのトルコがテロに襲われたのをはじめ、各国がテロにさらされている。日本とトルコの美挙には、勇気、感謝、友情など高貴なる精神があったが、非道なテロから生まれるものは恐怖、不安、憎悪、憤怒など負の感情だ。▼現今の世界情勢を思うとき、マザーテレサの言葉が浮かぶ。「愛の欠如こそ、今日の世界における最悪の病です」。 (Y)