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2016年8月21日09:01
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夏休み
子どもたちの盆帰省は、それぞれの都合で第一週と第二週に分かれた。まずは息子一家が七日から二泊三日。家に着く前に、大垣市にある祖父母の墓参も済ませてきてくれる。中学生になり部活の忙しくなった碧君。小学生時代はサッカーと水泳で鍛えていたが、今はテニスボーイに。指導の先生がなかなか厳しいことなど話してくれる。身長はすでに父親に迫る勢い、スラリとしてかっこいい。高校に入る頃には父親を追い越すに違いない。長良川の上流へ行き、夫も共に川遊びをして、三日後名残を惜しみながら茅ヶ崎へ帰って行った。
翌週は東京から娘の次女アイリーン(中一)が一人旅でやってきた。夫と名古屋駅で出迎え、名物のきしめんの昼食。今回は郡上八幡まで出かけ、徹夜踊りの計画があるので、アイリーンの浴衣を買うことに。浴衣は格安で買えたが、下駄に苦労する。なんせ足のサイズが二十五センチ、もちろん、とっくに私は越された。三軒のスーパーと靴屋を回り、ようやく見つかる。ついでに、アイリーンの姉とママの下駄も買う。
翌日は、三人で下呂市のプールと温泉へ。プールでは久しぶりに競争したり、疲れたが目いっぱい遊んだ。翌々日の昼に、長女とママが到着。その夜、郡上へ出かけるので、浴衣、帯、下駄、着付け用の紐などの確認。夜の十時に出て、十一時半に現地着。それから休みつつ朝の五時まで踊り続けた。徹夜踊りは二十年ぶり、娘や孫たちの笑顔や勢いにつられて、ついつい踊ってしまった。盛りだくさんの楽しい夏休みだった。
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2016年8月21日09:01
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オートキャンプへ
お盆休みに家族でオートキャンプに出掛けた。それぞれのキャンプサイトには流し台とAC電源が付いていて、さらには温泉施設まであるという至れり尽くせりのキャンプ場だった。20代のころ、北海道の大雪山や知床半島で約1カ月間テント生活を送り、またある時は、バイクにまたがり各地の山野で寝泊まりしてきた“野宿の鬼”を自負する私にとっては、「オートキャンプなんぞ、ままごとのようなもの」と馬鹿にしていたが、いざ経験してみると快適そのもので、実に楽しいではないか。
扇風機を回しながらの焼肉に舌鼓を打ち、温泉に浸かってリフレッシュ。夜は花火を楽しみ、満天の星空を眺めた。興奮冷めやらぬ子どもたちは、夜遅くまではしゃいでいたが徐々にトーンダウン。やがて周りから聞こえてくるのは虫の声だけになった。
寝袋の上で仰向けになり、幼いころ家族で毎年出掛けていた野趣あふれるキャンプでの出来事を思い出し、思わずにんまり。今回の快適過ぎたキャンプの中でも子どもたちの心に何か一つでも思い出が刻まれていればうれしいのだが。(太治庄三)
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2016年8月21日09:01
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第486問
柏原町のキャンプ場「丹波悠遊の森」がこのほど発足させた協会は?
1.丹波バーベキュー協会
2.丹波ハンモック協会
3.丹波ーガー協会
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2016年8月21日09:00
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豪雨災害から2年 来夏、避難者解消へ ...
丹波市は、豪雨災害発生から2年を迎えた8月17日、復興3年目の取り組み方針を示した。復旧工事の年度内完了をめざすとともに、被災者の生活再建支援の充実、昨年策定した復興プランのさらなる推進を掲げた。また、災害による公営住宅への一時避難者が、8月17日時点で9世帯25人になったことを明らかにした。
災害後、一時避難者は最大44世帯123人になった。現在、市内の市営5団地に避難している9世帯のうち、2世帯が家屋修繕、3世帯が公営住宅への正式入居、3世帯が新築の意向を示しており、9月末では5世帯14人に減少する見込み。新築予定のうち1世帯5人は、市外へ転居する。
9月末で残る5世帯も退去のめどがついており、来年3月末で2世帯5人にまで減り、夏ごろには避難者はいなくなるという。
また、復旧工事では、県市合わせて372カ所のうち、7月末時点で工事着手が350カ所(94%)、314カ所が工事を完了したと発表した。香良谷川(氷上町幸世地区)の砂防えん堤建設、河川改良を行う市の貝川(市島町竹田地区)、水上川(同)3カ所以外は、今年度中の工事完了をめざす。
辻重五郎市長は「復旧工事は順調に進んでいると感じている。県や被災地域の方にも協力を得て進めることができているが、ソフト面ではまだ課題が残る。50年後、100年後の丹波市の将来像を描きながら、さらなる創造的復興に向けまい進したい」と話した。
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2016年8月21日09:00
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氷上製作所の再建を進める 池田 一一さ...
古巣に戻り黒字を確保
危機に陥っていた丹波市の名門企業、氷上製作所の経営を引き受け、再建を軌道に乗せている。カーオーディオなど三菱電機からの受注が主体だった旧会社は、リーマンショック後の不況で売り上げが激減、倒産寸前になった。メーンバンクから白羽の矢を立てられたのが、かつての取締役で、独立し別の会社、加美電機(多可町)に移っていた池田さん。
銀行の協力で旧社の債務を整理し、新会社の株をすべて加美電機と自分個人で持って、従業員は1人も解雇せずに昨年9月から経営を引き継いだ。売り上げは徐々に回復。最盛期にはまだ及ばないが、経費節減などで黒字を確保。「社員の士気も上がり、再生のメドがついた」。
1967年、氷上製作所に入社し、将来を託されるまでになったが、電子回路の基板組み立てを外注のまま続けるか、自社製にするかでトップと意見が対立。「将来、すべての機器が電子化すると予測していたので、自社製化が必要と確信していた」。
83年、加美電機を設立。当初は氷上製作所の別会社だったが、体よく放り出されたのが実態。借家の工場で、看板さえ手作りという苦しいスタートだった。5年後、飛び込みで入った信用組合の支店長に見込まれ1億円の融資を得て、「チップマウンター」という、大手企業でも珍しかった最新鋭のチップ実装機を導入。これを契機に最先端企業からの注文が次々に舞い込み、同社が組み立てた電子回路は今や、スマホ、金融関連、医療機器など様々な分野の最先端企業に出荷される。
先見性と信念で古巣の建て直しに挑む72歳。熊本県出身。
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2016年8月21日09:00
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成松愛宕祭近づく 23、24日 4000発花火や...
8月23、24の両日、氷上町成松市街地で「成松愛宕祭り」が開かれる。300年以上の歴史をもつ伝統の「造り物」の奉納、24日には夜空を焦がす4000発の花火大会などが予定されている。
町内会らがつくる15点の造り物の展示は23日午前10時から。スタンプラリー(同日午後1時受付、先着150人)もある。
関西大学と同大学院の学生院生でつくる「ATACOM」は、「空き容器一式」で挑む。大学から空き缶など段ボール箱6箱分を運んだほか、成松の家々をたずね歩き、缶や瓶を提供してもらった。最大24人が17日からひかみ成松交流館で合宿し、制作に励んでいる。
今年のテーマは「造り物の可能性」。展示ガレージを飛び出す「可搬式」の作品を作る。造り物に携わって4年目になるリーダーの阪井勇樹さん(23)=同大学院建築分野1回生=は、「動かせる作品で、あっと言わせたい」と話している。
花火大会は24日午後7時半から。3カ所で、動画で生中継する。また午後7時からFM805たんばが出張サテライトスタジオから放送する。
23日は青少年健全育成パレードと演奏会、丹波市音頭の練り込み。露店は24日、180店が出店する。愛宕神社前の軽トラ市は24日午後3時から。中央小学校グラウンドでは盆踊り(両日)、24日にはステージイベント、成松ロイヤルクラブの輪投げなどを予定。
同祭り実行委員会(0795・88・6100)。
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2016年8月20日16:53
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「丹波いやしのガーデン」
薬草蒸しでホッと
薬剤師の梅田秀男さんが加古川で2年間行っていた「ハーバルスチーム(薬草蒸し)」を、今年から丹波の自宅で、医薬品の登録販売者の資格を持つ妻の絵里さんが始めた。
遠赤外線マントを着て、富士山の溶岩を使ったいすに座る。いすの下で自家製の薬草が蒸され、その蒸気で体を芯から温めたり、発汗することで新陳代謝を高め、体内の老廃物の排出などを促す。
所要時間は初回20分。2回目以降は30―40分。体験版は3回分で9720円(14日間有効)。一般用は1回4320円。1回分お得な5回券、3回分お得な10回券もある。女性、男女ペア限定。
丹波市山南町畑内387
Tel.0795・78・9808
営業時間/11:00~16:00(予約は15:00まで)
定休日(ハーバルスチーム)/水、土、日曜
スチーム用薬草は5種類から選べる。日曜のみ漢方相談(要予約、有料)。第1、3水曜に絵里さん手作りの焼き菓子を販売している
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2016年8月20日16:38
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サギソウ保存会 今田町で観察会 湿地環...
写真・可憐な花を咲かせたサギソウ=篠山市今田町内で
篠山市サギソウ保存会(谷口次男会長)が8月18日、今田町内の湿地でサギソウ観察会を開いた。約10人が参加し、シラサギが翼をひろげたような白い可憐な花に「かわいらしい花ね」などと目を細めていた。
サギソウは湿地に生えるラン科の植物で、県の絶滅危惧種(レッドデータブックBランク)に指定されている。
観察会は、谷口会長の案内で実施。ミミカキグサや、食虫植物のモウセンゴケなどの湿地植物が見られたほか、絶滅危惧種に指定されているヒナノカンザシやマネキシンジュガヤなど希少な植物も多数確認でき、参加者らは湿地環境の重要性を学んでいた。
谷口会長は、「今年のサギソウは昨年より開花数が多く、開花のピークは10日ほど早い。でもこれが本来の開花時期だ」などと解説していた。
同会によると、サギソウの自生地はかつて、今田町内だけで40数カ所あり、小枕や味間地区などでも見られたが、現在確認されているのは今田町の4カ所のみという。
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2016年8月20日16:34
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銅版画家/加藤昌男さん(篠山市沢田) ...
写真・宮沢賢治賞奨励賞を受賞した加藤さん=篠山市西吹で
宮沢賢治(1896―1933年)の童話に基づいた挿絵を描いている銅版画家、加藤昌男さん(76)=篠山市沢田=が、宮沢賢治の名において顕彰されるにふさわしい研究・評論・創作などに贈られる「宮沢賢治賞」に準ずる奨励賞を受賞した。宮沢賢治生誕の地、岩手県花巻市の主催。選考は「宮沢賢治学会」が行い、賢治生誕120年の節目に当たる今回(第26回)は、「宮沢賢治賞」の該当はなかった。加藤さんは、「長年、賢治に携わってきた身として、賢治のふるさと、いわば総本山から賞をいただけたことはうれしい限り」と喜び、「そろそろ賢治を卒業しようと思っていた矢先の受賞。こうなれば生涯のライフワークとして取り組んでいきたい」とほほ笑んでいる。贈呈式は9月22日、花巻市で行われる。
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2016年8月18日09:23
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河勝山正法寺(丹波市市島町北奥)
市島町北奥の山裾に佇む曹洞宗の古刹。本尊聖観世音菩薩。古くは天台宗の末寺だったが、氷上町の円通寺によって中興され、天和年間(1681-1684)に曹洞宗に改められた。その後火災で焼失したが、天保10年再建され現在に至る。
本堂内中央、須弥壇前の梁に常時竜の刺繍をした幕が掛かっており、この背後に垢抜けした彫り物が設えられている。梁中央の空間に桐の花と葉に囲まれて、躍動感ある、今にも飛び出しそうな鳳凰がいる。また須弥壇の中央上部には、雲の中を飛翔する、くちばしの色も鮮やかに足をぴんと広げた鶴。さらに、木鼻の左右には、定番とは異なって唐獅子のいない象だけの彫り物がある。鳳凰の彫り物の裏面に、彫り物師、栢原町住、中井権次橘正貞彫刻の銘が墨書されている。外陣欄間には少し新しい趣の牡丹と4頭の唐獅子が見える。また本殿には全く新しい時代の彫り物も散見される。
中井権次研究家 岸名経夫
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2016年8月18日09:21
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諸杉神社(豊岡市出石町内町)
創建時不詳であるが、記紀にも出てくる延喜式内の古社である。出石城址の麓の有子山稲荷社に隣接する、静ひつな地域に佇む神社で、一見目につきにくいが、代々出石藩主にいたく尊崇されてきた。祭神は、天の日槍命の子の但馬諸助神である。現在の社殿は明治17年(1884)に竣工。
本殿正面の唐破風に大きな鳳凰が羽を大きく広げているのが見える。手挟みには、鶴が波の上を飛翔している。木鼻には迫力満点の阿吽の唐獅子が下界を睨んでいる。目じりの赤色が鮮明である。この社殿の特色は応神天皇がテーマになっている。社中央の扉の左側には、幼子の応神天皇を抱く武内宿禰、右側には生母と言われる馬に乗った神功皇后、向拝上には、鷹を退治する成人した応神天皇、その上には屋根を支える力士が見える。8代目中井権次橘正胤30歳頃の逸品で、このころから彼はこのテーマを多用している。
中井権次研究家 岸名経夫
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2016年8月18日09:17
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井上冨實男氏訃報
井上冨實男氏(いのうえ・ふみお=元春日町議会副議長、元春日町商工会副会長)8月16日午前4時53分、肺がんのため丹波市内の病院で死去、87歳。自宅は丹波市春日町黒井2416。葬儀は18日午後1時半から丹波市春日町黒井1385のメモリアルホールゆら春日で。喪主は長男、隆之(たかゆき)氏。
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2016年8月18日09:15
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リオ五輪
リオ五輪も終わりに。日本の選手団はよくやった。メダル獲得数はベスト10の良い位置に付けており、近来になくめざましい。選手たちが強いだけでなく、皆かっこ良く、堂々としているのがいい。▼ドーピングにまで走ったロシアやかつての東欧諸国のように、メダルにこだわるのは邪道と思いながらも、つい国別成績表に目が行ってしまう。▼思えば日本が初めて五輪に参加したのは100年ちょっと前、1912年のストックホルム大会。陸上の三島弥彦、金栗四三の2人だけで、三島は400㍍準決勝を棄権、金栗もマラソンの途中でダウンしてしまい、メダルなどとは全く無縁だった。この時のメダル獲得数は米国をトップに開催国のスウェーデン、英国、以下ずらりとヨーロッパ諸国が並ぶ。▼はるばる極東から来た日本など、存在すら知られなかっただろう。こうして見ると、中国、韓国を含む東アジア勢の台頭は現在の世界の情勢をくっきりと示している。▼それにしても、開催国のブラジルがサッカーなどでの活躍が目立つ以外、メダルでは前回ロンドン同様に下位に甘んじているのは、「そんなことはどうでもいいよ」と宣言しているようで、すがすがしささえ感じる。難民選手団も登場する大会。彼らの掲げる五輪旗が表彰台に翻る光景も見てみたかった。(E)
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2016年8月18日09:14
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71年
リオ五輪での日本人選手の活躍がうれしい。正直に言うと、それほど関心が高かったわけではないが、現金な話で、いざ開幕し、活躍が報じられると気分が盛り上がってくる。
一方で、五輪の話題がいろんなことを霞ませていることにも気づく。
昨年の同じ時期、私の一番の関心は「戦後70年」だった。丹波地域の戦争を知る人に話をうかがい、体験を記事にさせてもらった。
銃弾を浴びた人。仲間の遺体を焼いた人。「お母さん」とつぶやいて逝く人。話の中には、現代では想像が難しいような内容もあり、戦争という歴史は知っていても、実体験を直接聞くと、あらためて化け物の肌に指先が触れたような気がした。
1年後、オリンピックの話題が世間をわかせている。70年前のことを考えると、日本がスポーツで世界と戦っているのだから、これほど平和的な話はない。だが、「戦後71年」も忘れてはならないと思う。
15日の正午は、1年前に味わったあの感触を思い出しながら黙とうをささげた。(森田靖久)
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2016年8月18日09:13
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工芸用ガラスアクセサリー及び材料製造 ...
新素材でアイデア商品
〈所在地〉篠山市辻924
079・556・3350
http://www.tonbodama.com
沖縄で琉球ガラス工房を経営していた谷社長が、大阪でガラス製品・ガラス素材・ガラス加工工具の会社を立ち上げ、現在の会社名に改めた。4年前に本社機能を篠山に移転した。
特許を取得した工芸用ガラスの新素材を活用したとんぼ玉(ビーズ)で、立体的な花を透明ガラスに閉じ込め、アクセサリー、ネックレス、指輪などを組み上げている。製品は、直径3㍉から20㍉までと幅広い。
鉛を含まない新素材が、製造過程の特色。炭酸ソーダ、珪砂など13種類以上の材料を混合し、1200度の高温溶解炉に投入。12時間寝かした後、ステンレスの柄杓ですくい、型に流し込んで棒の形状に仕上げたガラス素材を、さらにバーナーで溶かして成形、加工し、製品化する。製品は、鉛を含む既存素材以上の美しさが出るという。「鉛を使わないことで、会社内外の環境にも配慮した」と宮田仁志営業部長は話す。
製品は1万種類以上。花模様や泳ぐ魚、フクロウなどガラスの中に色々な世界が広がる。今、人気商品は、「花しずく」シリーズで、ネックレス、ピアス類が海外から京都などを訪れる観光客に好評という。おもに直営店や大手通信販売会社、観光地のほか、インターネットでも販売。ガラス素材は、国内の作家に多数納入している。
東京、大阪、横浜の直営店では、とんぼ玉教室を開催。篠山の店で製品を紹介している。
【創業】2000年【資本金】300万円【社長】谷喜代司【年商】2億円(2015年度11月期)【従業員】40人【業務内容】ビーズ製造販売・加工、ガラス素材製造販売【本社・直営店】本社(篠山市)kinari浅草店(東京)kinari横浜店(横浜市)kinari京橋店(大阪市)kinari有馬温泉店(神戸市)cotonova studio(篠山市北、篠山市消防本部前)
色んな種類の硝子製品が生み出される喜南鈴硝子本社工場=篠山市辻で
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2016年8月18日09:07
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今日は何の日?
車を新しくした。今回の車は、毎日最初にエンジンをかけると「おはようございます。今日は○○の日です」と教えてくれる。毎朝、よくもそんな毎日毎日記念日があるものだと感心していたが、案外と毎朝聞いていると耳に馴染み、夫が先に乗った日など、「今日はなんの日だった?」と聞いても、夫が覚えていないと、ちょっとだけ残念な気持ちになる。慣れというものは恐ろしい。
今まで、印象に残り朝から気が抜けたのは、「パンツの日」。もちろん、日付は8月2日。朝からちょっと笑わせてもらった。すでに知られているところでいうと、2月14日「バレンタインデー」、4月1日「エイプリルフール」、7月7日「七夕」、と、まだまだ続く。そして新しく今年から祝日として休みになったのが8月11日の「山の日」。
語呂合わせだけでいうと、7月29日「肉の日」。ちなみに8月29日は「焼き肉の日」。8月3日「はさみの日」、8月4日「箸の日」等々。かわいいのは6月6日「かえるの日」で、けろ(6)けろ(6)から。なるほどと思うのは、7月22日「下駄の日」。下駄の大きさ七寸から7月、22日は下駄の歯跡が二の字に似ているから。
私の誕生日はなんと「税理士の日」。前日は「猫の日」で、何となくそちらの方が好みで羨ましい。そして、これを書いている今朝は「終戦記念日」。慌ただしい毎日の時間の中で、厳粛な、襟を正す気持ちになった。
あなたの誕生日は何の記念日でしょうか。
(土性 里花・グループPEN代表)
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2016年8月18日09:04
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8月20日、サマーコンサート 邦楽グルー...
邦楽グループいとたけ(上山悠山代表)が8月20日午後1時半から、四季の森生涯学習センター(篠山市網掛)で「サマーコンサート」を開く。映像を投影しながらの演奏や、生け花とのコラボ演奏など、趣向を凝らした演出を披露する。入場無料。
栗柄の丹波木綿作りの風景を投影しながらの「糸紡ぎ唄」の演奏や唄(前川鈴代さん)、歌川広重の浮世絵を投影しながらの「東海道五十三次(保土ヶ谷・岡部・土山・宮)」の演奏のほか、「いけはなの曲(春の部)」の演奏に合わせた生花の生けこみ(藤井和枝さん)などを披露する。
また、篠山市の唄い手がゲスト出演。「たそがれ抒情」は畑岡久美江さん、畑中美栄子さん、森三代恵さんが、「弁財天めぐり」は小林矩子さんと畑中さんがいとたけの演奏で唄う。
このほか、西紀南まちづくりお茶教室(指導者=加茂前宗朋さん)のお茶席(1席300円、先着100人)を設ける。
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2016年8月18日09:02
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美術作家35人交流展 丹波の森公苑で 8...
丹波市美術作家協会(磯尾隆司会長)は8月17日から丹波の森公苑で、西脇市美術協会との交流展を開いている。絵画、彫刻、工芸、書、写真の5分野で計35人の作家の作品約50点が、会場いっぱいに展示されている。会期は8月21日まで。入場無料。
他市の作家との交流を通して互いに高めあうのが狙い。3年前にも西脇市の岡之山美術館で、西脇市美術協会との交流展を開いている。
丹波市からは、招待作家らも含めて23人の作品を展示。新しく協会員になった絵画の永井望さん(丹波市市島町)、井徳千恵子さん(同市氷上町)、陶芸の田中ひろやさん(同市山南町)、山口匡弘さん(同市青垣町)の4人もそれぞれの自信作を出品している。
丹波市美術作家協会は2010年、会員12人で発足。プロ作家など、精力的に制作活動に励んでいる人たちの集まりとあって、見ごたえのある作品が並んでいる。
21日午後1時半ごろから出品作家による解説会もある。
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2016年8月18日09:01
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丹波市少年少女合唱団 40回目の記念演奏...
丹波市少年少女合唱団の第40回記念演奏会が8月20日午後6時から丹波の森公苑ホール(柏原町柏原)で開かれる。小学校3年生から中学校3年生までの33人が40年の思い出の曲や恒例の合唱ミュージカルなどでハーモニーを響かせる。
1部が「愛唱歌」(塩見浩之さん指揮、堀有子さん伴奏)。「こどもの世界」や「美しいチロル」など、40年の歴史の中で何度も取り上げてきた曲を歌う。2部が「愛唱歌女声(少年少女)合唱のための『唱歌春秋』」(西垣真由美さん指揮、小森弘子さん伴奏)。丹波にゆかりの深い作曲家、中西覚さんが編曲した春夏秋冬の唱歌を歌う。おなじみのメロディーだが、ハーモニーの作り方が異なっており、日本の曲の美しさを感じられる構成になっている。
同合唱団OGの足立志穂さん(メゾソプラノ)が3部にゲスト出演。やなせたかし作詞の「愛する歌」から3曲、グノー作曲の歌劇「サフォー」から「あぁ我が不滅の竪琴よ」を披露し、花を添える。
4部は「少年少女のための合唱ミュージカル『ブレーメンの音楽隊』」(平出正次さん指揮、小谷菜美さん伴奏)。5部がフィナーレ。
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2016年8月18日08:59
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丹波市内全域で光通信 来年4月から上久...
丹波市山南町上久下校区の一部と、同市青垣町遠阪、神楽校区でサービスが未実施の光ファイバーを使ったインターネット接続サービス(光通信)が来年度から利用できるようになり、丹波市内全域が「光」が使えるエリアになる。
丹波市高速情報通信網整備補助金の約1億700万円を利用し、NTT西日本が通信網を構築する。市によると、今年度中にサービスを提供できる基盤を整備し、来年4月から「フレッツ光ネクスト」が使えるようになるという。
丹波市内では、「eo光」の「ケイ・オプティコム」と「NTT西日本」の2社が光通信事業を展開。しかし、山南町草部、下滝、篠場と青垣町の遠阪、神楽両校区は通信網整備コストなどの問題で、両社ともサービスを提供しておらず、市が補助金を創設することで参入を促した。
「光ネクスト」は、現行の「フレッツADSL」と比べ、最大で速度差が21倍ある。戸建てで「スーパーハイスピードタイプ」を利用する場合、初期費用として工事費1万8000円、契約金800円が必要。回線
使用料月額5400円(割引を利用しない場合)、ひかり電話を利用する場合はプラス基本料500円、別途通話料が必要。プロバイダー料金も別途必要。申し込みは各世帯で行う。
地元から光通信を利用したいと市に要望書が提出されていた。