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2016年10月16日09:00
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冷蔵庫の中にセミ
写真・セミではなく、ぞうちょうさん?何者?御存知の方、情報お願いします
ラオスにはいつも帰る家がある。そして家族と一緒に過ごす中でいろんなことを学ばせてもらっている。でもたまに混乱させられる。
1年くらい前に村に電気が通った。で、私がいない間に冷蔵庫を購入したようで「肉を生のまま保存できるからすごいよー」と自慢する父。「すごいねー」と、開けてみたら肉の他にセミがわしゃっと入っている…。セミも食べ物だから冷蔵庫に保存することは正しいことだ。正しいはずだ。正しいはずだけど、のみこめない…。
寒さ故、半分寝ていたセミが動き始めて慌ててドアを閉めた。南無。
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2016年10月16日09:00
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市島町の西安さん “自動車小説”を出版
丹波市市島町与戸の作家、西安勇夫さん(63)が執筆した7冊目の小説、「自動車革命―貴婦人のひとりごと2」が東京図書出版から発刊された。西安さんは、「自動車産業の現場で起きた大きな事件を題材にした。生活に必要不可欠になった自動車の存在を、より身近に感じてもらえれば」と話している。定価1500円。
2010年に出版し、好評だった「自動車革命」の続編。史上最大のリコールとされる「タカタの欠陥エアバッグ問題」、技術大国ドイツの名を傷つけた「フォルクスワーゲンの排ガス不正」の2つの事件にヒントを得た。辣腕産業スパイが事件の内幕を暴いていくストーリーで、33年間自動車部品メーカーに身を置いた経験、知識が随所に表れた力作。
本には、アメリカワシントンDC、フランス、ドイツなどの自動車関連の政府機関、拠点工場のある都市のおいしい物やまちの様子なども紹介するなど柔らかさも出し、親しみやすい内容にまとめた。
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2016年10月16日09:00
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つながりクリエイター 加古佳与子さん(...
「楽しむ」が地域を応援
「つながりクリエイター」―。自分で考えた肩書だ。人脈を広げるのに2種類の名刺を持つことを勧められたのがきっかけ。「名刺に書いたのがよかったのか、不思議といろんなつながりが生まれるんです」と笑う。もう一つの肩書は、「村雲まちづくり協議会副会長」。
京都市内の出身。12年ほど前に陶芸家の夫が篠山にアトリエを構え、6年前に住まいも移した。市中央公民館の料理教室を受講したのがきっかけで、「食」を通したつながりができた。Iターン者らが集うサークルに誘われたり、娘たちが通う小学校のPTA活動を通して気の合う仲間もできた。つながりが、つながりを生んだ。
少子高齢化が進む地域に越してきて、地域は自分たちで動いて維持していくものなんだと気付いた。都市で暮らしている時には感じなかったことだった。
「いくつになっても住める地域づくり」を発想の根底に置く。「村雲大家族計画」と銘打ち、「村雲おしゃべり食堂」、小物や野菜を販売する「イチイチノイチ(市)」など、新しい企画が生まれた。「『こんなんやりたいねんけど』と相談し、やり取りするうちに男性陣がそれに応え、具体化していく」と言う。
だが、まち協の活動が住民に浸透している手応えはまだない。だから今はまず、楽しいことをやる。「足を運んでもらって、楽しんでもらうこと自体が、地域を応援することになる」と呼びかける。
地域のことを自分のこととして考える人が増え、例えば、『あの人の黒豆が食べたい』から村雲に行く、といった温かいつながりがある―。「楽しい」の先に、そんな地域を思い描いている。50歳。
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2016年10月15日16:09
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コーヒーショップ「Good Time」
「ルート66」イメージ
バイク好きのオーナーが西宮市から移住し、自分たちが寄ってみたいと思うバイカーズカフェを9月にオープンさせた。米国を横断する「ルート66」のカフェをイメージしたカントリーウエスタンの雰囲気が満載。
メニューもビッグにワイルドに。「デカロンパンチドック」(650円)は、特注の約20㌢のバケットに牛肉のハム、チーズ、トマト、レタス、タマネギがはみ出るほどにたっぷりと挟み込んだ看板メニュー。サンドイッチやホットドッグは500円からとお得。軽食、ランチ類も豊富。バリアフリーの店内であらゆる客層に優しい店作りを目指している。
丹波市春日町野村2482-1(国道175号線沿い)
tel.0795・71・4576
営業/9:00~18:00
水曜定休
http://www1.bbweb-arena.com/thebikie/
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2016年10月15日15:49
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兵庫陶芸美術館で「丹波あかり展」 11月...
写真・「丹波あかり展」を開催するなど明かりをテーマにした活動を展開する作家ら=篠山市黒岡で
作品に明かりを取り込んで「芸術」と「電気」を融合させた創作活動に取り組んでいる丹波地域などのものづくり作家らが11月3―13日、兵庫陶芸美術館(篠山市今田町上立杭)で、作品展「丹波あかり展」を開く。今年で3回目。また展示会を開催するほかに、このほど展示参加作家12人が、「丹波あかりの会」を結成。展示だけでなく、地域で作品づくりの出前教室を開くなどの活動を展開し、明かりの持つ癒やし効果などを広める。メンバーらは、「明かりを使って、地域全体を“明るく”していけるような取り組みを」と意気込んでいる。
作品展では、陶器や木工、蔓工芸、布など、さまざまなジャンルの作家が、作品にLED(発光ダイオード)や白熱電球、蛍光灯などの明かりを組み込んだ作品を並べ、造形と光で幻想的な空間を演出する。
3年前、丹波、播州地域の照明製造企業でつくる「播州丹波照明事業協同組合」が主催し、企業と作家がコラボした作品展「丹波アート照明展」を開催。丹波地域をはじめ、神戸や西宮など、照明展に来場した作家が意気投合し、2年前から「丹波あかり展」を開催している。
そんな中、展示参加作家の有志が、明かりをテーマにより幅広く活動しようと「あかりの会」を結成。作品展は年間の創作活動の集大成とし、それ以外の時期にも地域の子どもたちを対象にした工作教室で明かりを取り入れた作品づくりを指導したり、会報を発行するなど、すそ野を広げる活動を始めた。
あかり展は午前10時―午後5時(最終日は午後3時)。7日休館。問い合わせや講師派遣の依頼などは桑野さん(090・6604・6348)。
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2016年10月15日15:47
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表具師と丹波布作家 丹波新聞社で2人展
写真・2人展を開く大谷さんと太田さん=丹波市青垣町小倉で
丹波布作家の大谷由美子さん(57)=丹波市青垣町中佐治=と、表具師の太田嘉久さん(48)=同市青垣町小倉=の2人展が10月22―24日、丹波新聞社ホール(同市柏原町柏原)で開かれる。丹波布の制作工程で出た端切れを生かし、おしゃれなインテリア用品に仕立てた2人の合作の作品などを展示する。午前10―午後5時。
大谷さんは京都精華短大で染織を学び、丹波布伝承館で開設されている長期教室を修了。2年前に丹波布工房&ギャラリー「丹の布」を開いた。表具店「太田檜雲堂」を経営する太田さんは表具一級技能士で、昨年、県知事から「ひょうごの匠」に認定された。
2人展は今回で3回目。これまでにも合作を出展しており、今回は端切れを合作に活用した。いろいろな色合いの端切れを組み合わせ、10㌢×7・5㌢の長方形のカード風に仕立てたコラージュ作品や、ネコや鳥の形にしたものなどを制作。額装にし、約20点を展示、9000円程度で販売する。
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2016年10月13日09:07
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丹後国分寺(宮津市国分)
創建は奈良時代天平13年(741)、聖武天皇による、全国の国分寺の一つとして建立。室町時代の雪舟の天の橋立図には五重の塔と金堂が描かれているが、その後焼失し、すぐ近くの丘陵地に17世紀末期に移転した。ここからの眺望は、成相山からのそれには劣るが、素晴らしいロケーションである。
石段を上がった所にある本殿の向拝に近づく。大きな木組みなので、彫り物もなかなか大きい。まず中央に竜の彫り物だ。立体感溢れるものだ。首をめぐらし左上方を睨んでいる。宝珠をしっかり握り、髭を立て、いらかもしっかり立て、躍動感がいや増している。定番の木鼻の唐獅子と獏も大きくがっちりしたものだ。手挟みには飛翔する鶴が1羽、うまく彫り込まれている。上部には天女が2人雅楽を楽しんでいる。1人は横笛を、もう1人は笙の笛を奏でている。誠に艶美そのものである。8代目中井権次正胤の銘が竜の裏面にある。
中井権次研究家 岸名経夫
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2016年10月13日09:06
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日吉神社(丹波市氷上町北油良)
氷上町桟敷地区から由良地区へ入って行く、小川の右側の平地に佇む神社である。創建時不詳。祭神は大物主神。今の社殿は正徳2年(1712)頃と思われるが、何しろ風化が激しい。
本殿上部の太い梁の上の菊の御紋の上の狭い梁間に、とぐろを巻いたような竜が見える。誠に窮屈そうな竜だ。宝珠も脇にやり、いらかも少ないが、躍動感はなかなかのものである。明治維新後、部分的改修をした時の、8代目の正胤の竜であり、木鼻には唐獅子と象の彫り物があり、手挟みには牡丹の花が咲いている。向拝中央には日吉神社のお使いの猿が見えるのが面白い。社殿の左と右側面の上部には、大きな虎が彫られており、さらに、裏面の隅には山犬が辺りを覗っている。上部尾垂木からは、下方を覗う総数14体の竜が辺り一面を威嚇している。古い部分の彫刻は中井一統以前の彫り物師群で、2者が時代を隔てて彫ったものだろう。
中井権次研究家 岸名経夫
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2016年10月13日09:04
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時々勃発、のち冷戦、その後回復模様
「はぁっ?!そんな偉そうに言うんやったら何もかも自分でやってっ!母親失格ならもうお母さん辞めるわ!お好きなように」と言ったものの、まだはらわたが煮えくりかえっている。それと同時に虚しさが心の底から体じゅうにぬるりと広がって纏わりつく。一瞬シマッタ!と娘の目が止まるが、その場しのぎの「スイマセンでした~」と間延びした謝り様。これにまた腹が立つ。思わず拭いていた鍋を(床が傷つかないよう)投げる(正直、ここまで切れるのはお初!)。それでも気が済まず、空のタッパとペラペラのマットを投げつける。その母ちゃんの鬼の形相にチビタは泣きだし、畑の父ちゃんに救いを求めて走っていく。が、気にする余裕無し。
一体全体なぜって?そもそもの原因はチビタに母ちゃんが残っていたおやつを全部出したという超些細な事。が、うちでは食い物の恨みは相当根深いもので、お姉ちゃんは少しくらい残しておいてほしかったそう。それに気遣い出来ない母ちゃんに対して爆発「子供の気持ちを汲めない母親は失格」だと。まぁ何とも小3とは思えない立派なご意見!親に偉そうに言うなと言いたいが、ふと、そういや自分も親に偉そうに言ってバチコーン☆とやられた記憶が幾つも。
数日経つと、大人げなかったと思うが、大人だって腹が立つので、暫く女の冷戦状態であった。無論、可哀想にメンズたちは女の喧嘩に巻き込まれ、やたら気を揉む数日であったのは間違いなかった。
(古谷暁子・ブルーベリー農家)
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2016年10月13日09:02
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自然や生き物 丹波の写真募る いきもの...
青垣いきものふれあいの里は、丹波の自然や市内に生息する動植物の写真を募っている。市民から募った作品で11月23日から写真展「丹波の自然を撮る」を開く。
四つ切以下のサイズで額装仕立て。詳細は同施設(0795・88・0888)に問い合わせを。
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2016年10月13日09:01
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漫画家 おぎのじゅんこさん
漫画家志望の夢実現
埼玉県川口市在住
1978年(昭和53)丹波市柏原町見長生まれ。本名財家順子。柏原高校、神戸女子大学文学部卒。大学在学中から漫画雑誌に投稿し、25歳の時に作品が採用されてデビュー。著名漫画家のアシスタントをしながら漫画を執筆。37歳。
多くの人に愛されるキャラクター「ゴマちゃん」が活躍する「NHKEテレ」(毎週火曜日午後6時45分から)で放送中のアニメ「少年アシベGO!GO!ゴマちゃん」の漫画版を執筆。原作は漫画家の森下裕美さんが約20年前に連載した人気漫画「少年アシベ」。単行本第一巻が先月発売された。原作とアニメのイメージを引き継ぎながら、作画をしている。
マンガ好きは小学生のころから。ギャグ漫画を描き続け、「将来は漫画家になりたい」と夢を抱いた。初めて作品が採用されたのは、漫画雑誌ではなく、畑違いの神戸市消防局の発行する広報誌「雪」で4コマ漫画を連載。大学卒業後も神戸で活動していたが、「仕事の幅を広げたい」と思い、上京した。
「デビュー12年で、ゴマちゃんを描けるなんて夢にも思わなかった。あのゴマちゃんを私が描いてもいいのか」と思ったという。一方では、「お世話になった人とのお付き合いを大切にしてきた結果」とも考え、全力投球している。「順調にいかない時もあったが、家族や友人に励まされた。描き続けて良かった」としみじみ。
漫画家がそれぞれ各県の県民性の秘密を紹介した作品も執筆。兵庫県や丹波市出身の強みを生かし、黒豆、マツタケ、恐竜などを登場させた作品は、子ども時代の思い出をネタに使った。「今後も、特産品やいいとこを紹介したい。ゴマちゃんを描けたのは幸運。今度は、オリジナル作品を世に出したい」と夢を語る。
小学生のころは、学校裏の大内山でよく遊んだ。「自由に遊べる環境がとても良かった」と振り返る。「里帰りする度に思い出が深まる。ふるさとは、いいですね」と笑顔が弾けた。
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2016年10月13日08:58
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ひと筋の希望
筆を口にくわえて描く星野富弘さんの絵(植野記念美術館で展覧中)に添えられた文章には、襟を正させられるものが多いが、中ににんまりするのも少なくない。▼「らんの花の絵」という、初めて仕上げた絵について書いたエッセーに、「口で書いた字の形が、手で書いていた頃と同じだと言って友達が驚いた」。本人も不思議がったが、「考えてみれば、動かす源が同じなのだから、当然と言えば当然。しかしその不思議さに気づいた時、口で絵を描くのに希望が持てるようになった」。▼花を題材にした絵のほかに、動物や小鳥、魚も。「いわしを食べようと口をあければ いわしも口をあけていた。いわしを私の口に運ぶ母の口もアーンと大きく。いわしは水から干されたため。私はそれを食べるため。母は子を思う心から」。▼子豚に「何だってそんなにあわてるんだ。早く大きくなって何が待っているというんだ。そんなに急いで食うなよ。そんなに楽しそうに食うなよ」。こうなると、おかしみを通り越して哀しみが漂ってくる。▼体育科の学生だった頃の彼は、自信に満ち溢れた、実にやんちゃそうな顔、身体をしている。それだけに、教師赴任2カ月で指導演技中に事故に遭ってからの葛藤は、想像を絶するものだったろう。それを支えたのは、まさにひと筋の希望だったのだ。(E)
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2016年10月13日08:56
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進歩と切なさ
車のラジオから、アルファベット3文字の英会話教室のCMが流れた。
母「A子ちゃん、〇〇〇の時間よ」
娘「…ママは間違ってる」
そして、娘は見事な発音で、「○○○よ」と英会話教室の名前を告げ、母の発音を正した。
英語はどちらかと言えば苦手だ。海外の人と話す時はしどろもどろになるし、通訳がないとほとんど話にならない。そのたびにもっと勉強すべきだったと後悔し、今からやろうと思って挫折する。
一方、今は小学校から英語が導入されつつあるほか、塾で英会話を習う子どもも多い。つまり、このCMのやりとりは、現実に起こりうる。下手をすると馬鹿にされるかもしれない。もし自分が母親の立場だったらと思うと、背筋に冷たいものが走る。
そう考えながら、思い出した。私自身、パソコン操作を間違えた父に、「こんなんもでけへんのかいな」と言ったことを。これぞ因果応報だ。
技術や学習の進歩は、親世代の「切なさ」と切り離せないのかもしれない。何とも言えない気分になった。(森田靖久)
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2016年10月13日08:55
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阪口ゆうこさん(篠山市出身) 「ゆるミ...
篠山市桑原出身の阪口ゆうこさん(34)=滋賀県草津市=が、シンプルで快適に暮らすコツを紹介した「家族がいちばん。だから、きちんと選べる。きちんと使える。ゆるミニマルのススメ」(1200円+税)を日本文芸社(東京都千代田区、03・3294・8931)から出した。ミニマルは、「最少限」の意。ただ、余分なものをストイックなまでにそぎ落とした暮らしではなく、自分にとって大事なもの、大切な時間はたっぷり残した“ゆるい”ミニマルをめざす。必要ない物を捨てるためのノウハウにとどまらず、意識改革の変遷をつづった本でもある。
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2016年10月13日08:54
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陶芸美術館で特別展 11月27日まで モダ...
兵庫陶芸美術館(篠山市今田町上立杭、079・597・3961)で特別展「セラミックス・ジャパン―陶磁器でたどる日本のモダン」が開かれている。明治時代から第二次世界大戦までの約70年間にデザインされた食器をはじめとした幅広い用途の陶磁器約160点を紹介。明治・大正・昭和の「レトロでモダン」な魅力あふれる様々なデザインを楽しめる。11月27日まで。月曜休館。
同特別展では、東京・帝国ホテル新館を設計したアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライト(1867―1959年)がデザインし、日本陶器が制作した、赤や水色などの水玉模様があしらわれた同ホテルの洋食器をはじめ、食器以外にも各地の陶磁器試験所などで製作された香水瓶や照明器具、タイルやブロックなど幅広い用途の製品を展示し、来場者の興味を引いている。
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2016年10月13日08:52
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「織田まつり」盛況 柏原町 武者行列に...
写真・総勢100人の武者行列の先頭を歩く奴たち=柏原中心市街地で
柏原中心市街地などで10月10日、「織田まつりとうまいもんフェスタ」(同実行委員会主催)が行われた。総勢100人による武者行列が繰り広げられたほか、丹波の味覚バザーは行列ができる盛況。音楽演奏などのステージイベントも会場を盛り上げた。
柏原藩陣屋跡を出陣した武者行列には、地域住民らが参加。小学生も鎧を着こみ、勇壮な姿を見せた。
毛槍や箱を持った奴を先頭に、太鼓やほら貝のゆっくりした音に合わせて歩いた。奴が毛槍を持ち上げる独特の動きを見せると、沿道の観光客から歓声が上がった。
昨年に続き、織田信長の直系18代目の子孫、織田信孝さんが“殿様”役を務めた。殿様の周囲は「くのいち」が警護。茶々、初、江の「浅井三姉妹」も登場し、観光客らは、しきりにカメラのシャッターを押していた。
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2016年10月13日08:50
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丹波竹田祭 勇壮な練り披露 6社の神輿...
写真・境内を勇壮に練る男衆=丹波市市島町中竹田で
「丹波竹田祭」(同実行委員会主催)が10月8、9の両日、一宮神社(丹波市市島町中竹田)で行われた。9日の本宮では、6社の神輿の宮入があり、男衆が境内で勇壮な練りを披露すると、観衆から拍手と歓声が上がった。
二宮、三宮、伊都伎、上加茂、中加茂、一宮の各神社の順に宮入。「よーいさー」などの掛け声に合わせ、担ぎ手が神輿を大きく揺らすと、見物客らが盛んにカメラのシャッターを切った。
同実行委員会の青木榮治会長は「祭りは市観光100選に選定され、実行委員会が県ともしびの賞を受賞した。我々の誇りとして次代につなげていきたい」と祭りの式典であいさつした。
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2016年10月9日09:00
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シニアの就職面接会 氷上で10月19日 60―...
おおむね60歳から70歳くらいまでのシニアエイジの求職者を対象にした就職面接相談会が10月19日午後1時半から氷上住民センターで開かれる。予約不要。男女不問。企業説明あり。丹波市、兵庫労働局などの主催で、広く参加を募っている。
参加する市内8事業所と直接相談、就職面接を受けられるほか、ハローワーク職員による職業相談や市シルバー人材センターの登録相談もある。
事業所が職安に求人を出す際、「年齢不問」というケースが多いものの、実際に面接を希望すると事業所の希望する年齢層ではないミスマッチが起こることから、シルバー世代に焦点を絞った。
問い合わせはハローワーク柏原(0795・72・1070)。
参加事業所は次のとおり。
▽栗田商店(木工加工補助)▽青垣コイズミ照明(照明器具の組み立てライン作業・加工作業)▽さとうフレッシュフロンティア(食品レジ、食品売場、惣菜売り場担当)▽日本紙器(段ボール製造、リフト作業)▽ユウキメタルテック(組立作業)▽正峰会(介護補助、調理補助)▽日本電気化学工業所(検査・梱包作業)▽ワタミファーム(農場作業員)
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2016年10月9日09:00
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いずみ会 「季節の行事食 教室」参加者...
丹波市いずみ会は「季節の行事食教室―丹波の食と味を食卓へ」の参加者を募っている。
いずれも氷上保健センターで午前10時―午後1時。10月24日は栗おこわなど、11月28日はおせち料理の煮しめなど、1月30日は節分の料理で巻き寿司など。
各回定員20人。締め切りは各回開催1週間前までで、先着順。参加費500円。エプロンや三角巾を持参する。託児あり。
市健康課いずみ会事務局(0795・82・4567)。
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2016年10月9日09:00
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言葉の力
車いすで生活を送っている篠山市の中野和子さんが作った詩に、篠山ゆかりのシンガーソングライター、石田裕之さんが曲をつけ、篠山で開かれた「とっておきの音楽祭」で披露した。詩に込めた思いを中野さんは、「言葉は、人を傷つけたり、喜ばせたりするものだということを伝えられたら」と話していた。▼言葉はときに人を傷つけ、ときに人を喜ばせる。谷崎潤一郎はそれを「言葉は人間を使う」と表現した。「言葉は一つ一つがそれ自身生き物であり、人間が言葉を使うと同時に、言葉も人間を使うことがあるのであります」。中野さんの言うように、人は言葉によって左右される生き物だ。▼そのことをよく心得ていた一人が、マラソンランナーの高橋尚子さんらを育てた小出義雄氏だ。長距離選手を育てるのに小出氏が採った手法は、ほめ言葉だった。▼100㍍などの短距離は、選手の生来の素質がものを言う。対して長距離は、弱い自分に打ち勝つなどメンタル的な要素が大きくかかわっている。そんな長距離選手を駆り立てるものは「夢であり、ほめる言葉」なのだという。小出氏は、言葉によって選手の力を引き出し、伸ばした。▼人は言葉を使うことで考え、感じるからこそ、言葉によって傷つけられたり、勇気づけられもする。言葉には魔力がある。(Y)