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2016年11月10日08:47
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女性視点で出店“増” 11月12日「かいば...
写真・100円笑店街を企画している女性メンバーら=柏原町柏原で
柏原町商店街一帯で11月12日午前10時から、「かいばら100円笑店街」(丹波市商工会柏原支部主催)が開かれる。今回で18回を数える恒例の催しだが、今年度から40―60歳代の女性7人が中心になり企画、調整を進めており、今回の出店数は過去最多の68。ポスターもパステルカラーのバラをデザインし、女性らしさを出した。柏原町商店街連合会副会長で、女性メンバーの一人、荻野真知子さんは「若い人のセンスを生かしながら、体験ワークショップなども増やし、まちの活性化につなげたい」と来場を呼び掛けている。
先進地勉強会や視察などを重ねて、2011年3月に35店舗で始まった。各店が工夫を凝らした商品や体験を100円で販売。年に数回開催している。閉店や新規参加店の減少などで2年ほど前に28店舗にまで減少したが、荻野さんが副会長になったのを機に女性の視点で新規店舗開拓やマーケティングの見直しを進め、参加店を増やした。
今回の体験ワークショップは、▽竹細工▽抹茶(お菓子付)▽英語で遊ぼう▽つるし柿作り▽糸つむぎ(無料)―。抽選で50人に500円の買い物券が当たる恒例のスタンプラリーも行う。また、子ども向けDVDの上映会や、崇広幼稚園児の絵画展、空き家・空き店舗の不動産情報もある。
荻野さんは「商工会や観光協会、まちづくり柏原などにお世話になりながら企画ができ、感謝しています。若い人に引き継ぎながら、継続できるようがんばりたい」と話している。
Facebookで参加店の情報を発信している。まちづくり柏原(0795・72・0433)。
同日午前10時―午後3時、柏原八幡神社駐車場で定期市「丹波ハピネスマーケット」も開催される。
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2016年11月6日09:00
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奇数杯は縁起が悪い?
ラオスでは何かとお酒を飲む機会が多い。初めて会った時や久々に再会した時には、おもてなしとして自家製焼酎を2杯飲まされる。いえ、飲ませてくださる。それは時間帯に関係なく出され、また一気に飲み干すのが当然のこと。これまで朝飯前の早朝焼酎も何度か経験してきた。かなり体に効く。また、焼酎に木や草の根、虫や蛇などが漬けられた薬膳酒の場合もあり、これはアルコールに酔うのではなく独特な臭いと味にかなり酔ってしまう。極たまーにしかおいしいものに出会えない。
「1杯で十分です」と断ろうとすると、「目や耳、足や手は2つで偶数だ。だから奇数は縁起の悪いことだ!」ということで、結局飲まされる。もし3杯目を飲んでしまったら、必ず4杯目も飲まなくてはいけないので要注意だ。
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2016年11月6日09:00
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みちのくの秋
先月の半ば過ぎから俳句の先生と同人九人で、三泊四日の東北の旅へ出かけた。俳人ならば、俳聖松尾芭蕉のたどった「奥の細道」くらいは行かないと、という先生の提案で今回がその一番初め。
「奥の細道」は元禄二年(一六八九年)三月、江戸深川を出発、弟子の曾良と共に奥州各地を行脚、北陸経由の美濃大垣で旅を結んだ芭蕉の俳諧紀行文。その中でも有名な句は何といっても山形の立石寺(山寺)での〈閑かさや岩に染み入る蝉の声〉と〈五月雨をあつめて早し最上川〉だろう。この名句中の名句の場所を訪ねて、自分なりの俳句を詠もうというのだが、その難しかったこと。先生以外は、あまりいい出来ではなかった。
一日目は松島と瑞巌寺。二日目からはマイクロバスを頼み三陸町へ。東日本大震災から五年半が過ぎ、嵩上げのダンプカーやクレーン車が行き交い、町から海は見えない。復興商店街で昼食をとったとき、店の人に聞いてみると「いつになったら、嵩上げが終わって、元のような暮らしができるかは、全然わからない」とのこと。それでも明るくたくましく生きる人々にこちらが励まされる。
その後、中尊寺と毛越寺へ。三日目は尿前の関、そして最上川下り、四日目に立石寺、そして毎晩の句会というハードな旅だった。観光旅行ではなく、俳句を詠むのが第一の目的。珍しい景色をカメラで写すのではなく、心に写さなくてはならない。だから吟行の旅は確実に記憶に残る。これから少し整理して、自分なりの、みちのくの秋の俳句を残せればいいのだが。
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2016年11月6日09:00
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33年ぶり観音御開帳準備進める自治会長 ...
巡り合わせに感謝
11月13日小新屋観音で33年ぶりに行われる「御開帳」の準備を取り仕切る。「初めての取り組みで大変だと思う反面、巡り合わせでこのような大事業に関われ、光栄で幸せなこと」と話す。PRのため、シューベルティアーデを誘致した。今年度は、老朽化していた阿歩神社の改修や、初の男性料理教室を企画するなど、地域のために尽くす。
元宮内庁職員。福知山商業高校卒業後、国鉄に入り、大阪車掌区、鉄道病院を経て本社能力開発課で中央鉄道学園の総務部に。同学園の学長秘書を務めていた時に国鉄改革。皇族専用の「お召し列車」の乗務員教育に携わったこともあり、宮内庁受験を勧められ、「違う人生を歩くチャンス」と思い、当時の受験制限年齢で受験。42歳で入庁した。皇室関連資料の保存や調査研究などを担当する「書陵部」、皇室用財産を管理する「管理部」を経て、60歳の退官まで京都の各離宮の主殿長を務めた。
天皇、皇后両陛下の関西入りのご宿泊先、大宮御所で庭のご散策の案内など、世話係を務めた。「庭のご散策時、雑木や雑草というものはなく、すべて名前があるのだと、踏まずに両手で優しくのけられる様子が印象に残っている。人の痛みが分かる、常に問題意識を持つ大切さを教わった」。また、「天皇、皇后両陛下とのテニス後の懇親会での笑顔や、乾燥時に傘が開く性質を利用して室内調湿にマツボクリを使っているという皇后さまの話が印象的」と言い、自然を生かす暮らしについて感銘を受け、自宅でも実践している。
「人の話を聞くことは自分の英知になり心を豊かにしてくれる。英知を頂ける人との会話がわたしの趣味です」とにっこり。71歳。
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2016年11月6日09:00
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「確認書に法的拘束力」 篠山市清掃セン...
篠山市清掃センターの今後の運営について議論する「市清掃センター検討委員会」(会長=酒井隆明市長)の3回目の会合が11月4日、篠山市役所で開かれた。会合では、委員の村手香織弁護士が両市が結んだ確認書について「法的拘束力がある」との見解を示し、丹波市が一方的に事業から脱退した場合、「義務違反で損害賠償請求ができる可能性もある」とした。
篠山市は村手弁護士に対し、①確認書にある負担割合の変更ができるのはどのような場合か②丹波市がセンター運営協議会から脱退した場合のごみ収集事業と負担の在り方―について、見解を求めた。
村手弁護士は、確認書は篠山市と山南町、また丹波市が協議を重ねた上で両首長が署名しており、確認書という表題であっても「契約書」と法的な相違はないとした。
また、変更を認める場合は、一方の意思表示で契約関係を消滅させる「解除権」を有している必要があるが、現在、両市とも確認書の内容に反しているようなことがないこと、確認書に解除権の定めがないことなどから、解除権は行使できないとした。また、締結時から状況が著しく変化していないことなどからも、「契約を守らなくてもよい例外にも当たらない」としている。
協議会については、規約でセンターの事務管理などに関する協議・調整などを任務としていることから、協議会はあくまで地方自治法上、「地方公共団体の連絡・調整を図るためのもの」とし、丹波市が協議会を脱退したとしても、「篠山市と連絡・調整を行わないことを意味するにすぎない」とした。そのため脱退後も確認書の法的拘束力は生き、丹波市が一方的に事業を離脱した場合には、合意した義務を違反していることに当たるため、損害賠償請求できる可能性があるとした。
次回は12月2日に行われる。
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2016年11月6日09:00
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第496問
今日11月6日に丹波市青垣町で行われる「兵庫丹波もみじの里ハーフマラソン大会」。2086人のエントリーのうち、65歳以上は何人?
1.86人
2.155人
3.214人
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2016年11月6日09:00
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里山工房くもべ
大規模な前方後円墳の車塚古墳、紅葉の名所の洞光寺を有する篠山市の雲部地区。人口は900人を切り、高齢化率は40%を超える。そんな地域に誕生した「里山工房くもべ」が3周年を迎えた。▼閉校した雲部小学校の校舎を活用し、13年秋にオープンした。地元の女性たちが地元産野菜などを生かしてつくった料理を提供しているカフェ、丹波木綿や革工芸、靴などの工房のほか、地元野菜の直売所がある。かつての職員室や校長室、教室が丸ごと生まれ変わった。▼テレビでも紹介され、週4日運営のカフェの来客数はオープン以来、約3万1000人。近畿はもとより遠方からも視察があり、最低でも月に2件あるという。▼半世紀以上前に建築された校舎のレトロな趣。周囲の農村風景。活用が比較的しやすい、小規模校ならではのコンパクトな校舎。センスの良さ。そして何よりも施設を支える人たちの力。これらが成功の要因として考えられる。▼コンパクトとはいえ、校舎だっただけに建物自体としては大きく、維持管理にコストがかかり、経営的にはまだ苦しいらしい。それでも世代間交流や地域外との交流が促され、地域にひと筋の光が差し込みつつあるという。各地で閉校校舎の活用が課題になっているなか、その模範例として歩み続けてほしい。(Y)
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2016年11月6日09:00
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みなさんも、お早めに
生まれて初めてインフルエンザの予防接種を受けた。流行も終わりかけた今年3月末、初めて感染してひどい目にあった。仕事ができないばかりか、大事な用事にも行けず、苦い思い出となった。
毎年9月―翌年5月末、インフルエンザの発生情報を公表している厚生労働省のホームページを見てみると、兵庫県の今年36―42週(9月5日―10月23日)のインフルエンザ患者数は76人(昨年同期比53人増)。早くも学級閉鎖となったところもある。全国的には6194人(同4115人増)となっており、今季は流行時期が早いようだ。
ホームページでは、予防にも触れている。飛沫感染を防ぐ手立てとして、「マスク着用」「鼻汁・痰を含んだティッシュはすぐに捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めたときはすぐに手を洗う」など。外出後の手洗いうがい、室内では適度な湿度を保つ、十分な休養とバランスが取れた栄養摂取が大事とも。どれも基本的なことだが、それが予防につながるようだ。
そして「流行前のワクチン接種を」とも添えられている。みなさんも、お早めに。(田畑知也)
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2016年11月6日09:00
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クリスマス用壁飾りつくる 11月26日、た...
11月26日午後1時半からたんば黎明館(丹波市柏原町柏原)で、花遊美講座「クリスマスワッグづくり」が行われる。参加者を募っている。
クリスマスワッグは、リースに似たクリスマス用壁飾り。黎明館のガーデンを手がけたガーデンデザイナー、ジャルディニエ佳代子さんが講師を務める。受講料2500円。剪定ばさみ、エプロン、手袋、ワイヤーハンガー(白か黒)を持参。先着20人。申し込みは、主催のまちづくり柏原(0795・73・3800)へ。
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2016年11月6日09:00
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「バランス経絡体操教室」参加者を募集 ...
血流を良くして腎機能を高める体操を学ぶ「バランス経絡体操教室」が11月20日午後1時半から篠山市民センター(同市黒岡)で開かれる。参加者を募っている。
主催はNPO法人兵庫県健康管理士会。同法人が西宮市で開いている教室で教え、好評を集めている北濱みどりさんが講師を務める。北濱さんは社会福祉士で国際中医師A級取得者。透析患者の健康づくりにもなる体操で、透析患者の参加も歓迎している。参加料2000円。先着25人。バスタオルかヨガマットを持参。申し込みは、共催の丹波腎臓病患者会の畑田達和さんにファクスで(ファクス0795・85・2502、090・6902・3925)。
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2016年11月5日16:35
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昭和堂
健康くつの取り扱い開始
佐治中心市街地にある昭和8年創業の総合衣料店。「ディシラ」の化粧品、婦人服、雑貨に加え、新たに健康志向のくつの取り扱いを始めた。
靴底に超軽量のラバーが使われていて水に浮く軽さで、先端が少し上向いていてつまづきにくく、脱ぎ履きがしやすい「アサヒシューズ」の商品を扱っている。ウオーキングなど運動用、普段履きなど女性ものを30点あまり陳列。秋冬向きの軽いショートブーツもある。
店主の依田昌則さんは、「健康は足からと言われる。いいものを提案し、喜んでもらえれば。気軽にのぞいて下さい」と話している。
丹波市青垣町佐治550
tel.0795・87・0017
営業時間/8:30~18:30
日曜定休
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2016年11月5日16:25
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人力車「いざ、出陣!」 丹波篠山観光協...
写真・武士に見送られながら出発する人力車=篠山市北新町で
丹波篠山観光協会(西尾和磨会長)は11月3日、プロの車夫が引く人力車で城下町を周遊する初のイベントを実施した。手作り甲冑に身を包んだ武士も登場し、観光客らと交流。日本遺産のまちのPRに一役買った。
2人乗りの人力車は、篠山城跡を発着点に武家屋敷などを巡る「お侍コース」と河原町妻入商家群などを巡る「商人コース」を設けた。
記念すべき第1便が出発する際には特殊な紙と塩ビで作られた甲冑を身に着けた西尾会長らが、「いざ出陣!」と声を上げた。
観光客らは、さわやかな秋晴れの下、1日限定の人力車を満喫。6人の武士は市街地を練り歩きながら、日本遺産に選ばれた篠山を宣伝して回った。
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2016年11月5日16:23
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健康祝い「はだか祭り」 青垣町今出の熊...
写真・本堂前で胴上げをする裸衆=丹波市青垣町今出で
丹波市青垣町今出の熊野神社で11月3日、丹波市無形文化財の「はだか祭り」が行われた。腰にさらしをまき、白のパンツと足袋に身を包んだ裸衆が、体をぶつけ合うなど独特の所作を行い、健康長寿などを祝った。
裸になることで、「老いも若きも同じ目線・立場で神様の前に出る」「元気な体を神様に見せ、健康でいられるお礼をする」「武器を持たず、危害を加える存在ではないことを示す」などの意味があるという。
小学校低学年から80歳代まで約50人の裸衆が参加。今出公民館前の川で身を清めたあと、「ヨイサ」「オイサ」と掛け声を発しながら、同神社の舞堂に駆け込んだ。早く到着すると、後から来る裸衆と舞堂の入り口で体をぶつけ合う独特の所作を見せた。
このあと、舞堂の中で胴上げをしたり、本堂への石段を駆けのぼって胴上げ。これを7回半繰り返し、回数を重ねるごとに声量も上がった。最後は、御幣をつけた厄除けのサカキの枝を奪い合い、クライマックスを迎えた。
今年の裸衆の最高齢・足立辰雄さん(81)=同町山垣=は、「祭りに参加することで、毎年元気でいられる。健康のもとです」と笑っていた。
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2016年11月3日10:51
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平岩律子さん訃報
平岩律子さん(ひらいわ・りつこ=平岩慎吾元青垣町長の妻)11月1日死去、90歳。自宅は丹波市青垣町中佐治91。葬儀は4日午後2時から同市氷上町市辺220ノ2のJA会館こもれびで。
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2016年11月3日10:50
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石塚節子さん訃報
石塚節子さん(いしづか・せつこ=石塚正則・まるいし薬局社長の母)10月29日死去、90歳。自宅は丹波市山南町和田282。葬儀は30日、おこなわれた。
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2016年11月3日10:50
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健康ヨガ体験を特製弁当付きで 11月16日...
黒豆の館(篠山市下板井、079・590・8077)は、11月16日に同館で開く「生き活き健康セミナー+健康ヨガ」の参加者を募集している。
日本成人病予防協会の認定講師で、文科省後援の健康管理能力検定1級を持つ菊池真紀さんを講師に迎える。健康に関する正しい知識と、誰でも手軽にいすに座ってできる健康ヨガを学ぶ。
午前10時―、正午―の2回で、各回定員15人。特製弁当付きで事前予約1700円、当日2000円(いずれも税別)。
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2016年11月3日10:49
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日本シリーズ
今年の日本シリーズは例年以上に手に汗を握った。日ハムの2本の満塁本塁打(第5戦、6戦)がシリーズを決めたが、ホームベースでのクロスプレーももう一つの鍵だったのではないか。▼第5戦の7回裏、1点を追う日ハムは1死1・3塁で岡が浅いセンターフライ。丸は良い体制で捕球しながらバックホームの送球をそらせて同点を許し、9回西川の劇的な満塁打につながった。丸には酷いが、解説者は「あそこで3塁走者を走らせるのはかなり冒険。てっきりアウトと思いましたね」と口をそろえた。▼これには伏線がある。広島が連勝した第2戦の6回裏、やはり同じような場面で、本塁上のタッチ・プレーでいったんは「アウト」とされたのが広島の抗議でビデオ判定の結果、「セーフ」に覆り、決勝点となった。▼筆者は、この1件がシリーズの流れを決めるかもと思っていたのだが、そうはならなかった。それほど込み入った展開の連続だったと言える。終わってみると、投手が頑張ったため両軍ともチーム打率は低かったが、日ハムは総じて打つべき選手が適時に打っている。▼第2戦までは、セで断トツに強かった広島が有利とのゲバ評通りに進んでいたが、日ハムの底力がそれを押し返した。やはりレベルの高いパで、もまれながら覇者となっただけのことはある。(E)
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2016年11月3日10:48
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秋にもデビューしました
9月ごろから、目やのど、鼻にはっきりとした違和感をおぼえ、「怪しいなあ」とは思っていたが、やはり花粉症のようだ。キャリア16年の春に続いて、秋のデビューも果たしてしまった。本来なら一年の中でも快適であるはずの季節両方で、目のかゆみや鼻水と格闘していかなくてはならないと思うと、げんなりする。
春はスギやヒノキ、ハンノキなど樹木から花粉が飛散するが、秋はブタクサやヨモギなどの雑草かららしい。ちなみにイネ科植物も原因の一つだとか。わたくし、農家なんですけど…。
特に症状がひどくなるのが、朝と真夜中。朝の症状は「モーニングアタック」と呼ぶそうで、くしゃみの連発で今日一日が始まる。目覚めと同時にくしゃみ、引き続いて、しばらく鼻をかむ羽目になる。夜中は午前2―3時。息苦しさで目を覚まし、1時間ほど鼻水と戦い、疲れ切って再び眠りにつく。
ある民間会社が約1000人を対象に調査したところ、秋に花粉症の症状が出るという人は約3割にものぼったという。来年はあなたの番かもしれない。
(太治庄三)
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2016年11月3日10:47
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秘して語らず
今年も早11月である。丹波篠山の黒枝豆に呼ばれた観光客も一段落し、丹波栗も売り尽くされ、あとは、山の芋が掘り起こされるのを待つばかりである。
毎年恒例である我が家の黒枝豆パーティもつつがなく終了した。好みもあるだろうが、私は、10月も末を迎える時期の黒枝豆の方が見た目は少々黒っぽくなるが、身が詰まって味が濃くなり美味しいと思う。周囲の喧噪に焦りを感じながらもじぃっと待って、やっとこの時期に実家や親戚に送ることにしている。
篠山に来てから20年以上になるのに今年も黒枝豆を食べ過ぎて、消化不良を起こすのも20回目ぐらいになるのであろうか。毎年進歩のないものである。しかし、今年の私はちょっと違う。ある会に参加させていただいた時、大先輩の奥様が用意してくださった黒枝豆をいただいた。その枝豆は一粒ずつの実に切られていて、食べ過ぎることなく、鞘から思いがけなくゆで汁がぴゅっと飛び出ることなく、お酒の当てには頃合いな調子でいただくことができた。ただ、一粒ずつの実に分けるだけでこんなに食べやすいなんて、まさに目から鱗であった。それからは、得意満面でそれに習い、友人や夫に出しては、食べやすいでしょと、同意を強制するものだから、それを言わなきゃいいのにね、などと諭されたりしているのである。どうやら、私は秘して語らずという奥ゆかしさというものが皆無らしい。でもね。20年目にしてようやくの進歩です。立派なことじゃないですか。ね?(土性里花・グループPEN代表)
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2016年11月3日10:47
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ぜんざいフェア開幕 丹波市内36店舗参加
「丹波大納言小豆ぜんざいフェア」が11月3日―来年1月15日、丹波市の36店舗で開かれる。氷上12、柏原8、青垣6、山南3、市島2、春日5の菓子店やカフェ、道の駅、観光施設などがオリジナルのぜんざいを販売する。
県民局、市、JA、商工会、観光協会、集落営農組織連絡協議会、国領種子生産組合でつくる丹波大納言小豆ブランド戦略会議の主催。もちや丹波栗、生麩を入れた和風のものや、シフォンケーキやアイスクリーム、ワッフルにぜんざいを添えた洋風のものなど、それぞれの店が工夫を凝らした商品を販売する。
同会議はマップを作成。市内の観光施設や参加店舗で配布している。問い合わせは、株式会社ご近所(丹波市春日町中山、0795・78・9603)。