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2018年1月21日09:00
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非常勤47職種143人募集 篠山市
篠山市は4月1日採用の非常勤職員47職種143人を募集している。1月30日まで。消費生活相談員や子育てアドバイザー、道路パトロール員、スクールバス添乗員など。任用期間は2019年3月末まで。2月3、4日に試験を行う。
また2月1日から3月末まで勤務するふれあい館指導職員(非常勤)1人を26日まで募集している。
詳細は市のホームページにも掲載している。市総務課(TEL079・552・5113)か、市教委教育総務課(TEL079・552・5709)。
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2018年1月21日09:00
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「今朝思慕里」直売イベント 2月3、4...
西山酒造場(兵庫県丹波市市島町中竹田)が2月3、4の両日、同酒造場で搾りたての純米吟醸無濾過生原酒「今朝思慕里(けさしぼり)」の直売イベントを開く。両日ともに午前10時―午後3時。
酒米「但馬強力」を使用した商品で、当日、瓶詰めして販売する。720ミリリットル2000円(税込み)、1800ミリリットル3000円(同)。いずれもイベント特別価格。
米と米麹のみで作ったノンアルコールの甘酒のほか、氷上高校生とパン店「よしだ屋」(同市柏原町柏原)によるコラボ商品「甘酒クリームパン」なども販売する。
同酒造場(TEL0795・86・0331)。
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2018年1月21日09:00
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丹波市拠点の小学生女子軟式野球チーム ...
写真兵庫県丹波市で初めて立ち上げる女子学童野球チームの体験会への参加を呼び掛ける発起人の足立さん(右)と大槻さん=丹波市青垣町佐治で
女子高校硬式野球の全国大会が開かれる丹波市を拠点とする小学生女子の軟式野球チームを新年度に立ち上げようと、市内の有志が選手の募集を始めた。2月18日と25日に体験教室を開く。未経験者ばかりの参加を想定し、基本やルールから教える。「将来、女子硬式野球で活躍する選手や、女子プロ野球選手が、女子野球の聖地丹波市から生まれれば」と発起人は夢を描いている。
小学校1―6年生を対象とした軟式野球チーム。クラブチームで、選手の居住地は問わない。練習は丹波市内で調整中。土曜午後と日曜を練習日に想定している。
発起人は、遠阪少年野球クラブと青垣レンジャーズで監督を務めた足立哲さん(44)と、足立さんの旧友で、姪が高校の女子硬式野球部員だった大槻克彦さん(43)=共に同市青垣町山垣。
足立さんはかねて、小学生時代は男子に負けない女子の運動能力や可能性について話しており、大槻さんは、児童数が減る将来、現在は旧町域や校区単位で構成されている少年野球チームがクラブチーム化するのではと考えており、女子で居住地に捉われない学童野球のクラブチーム丹波市第1号を作ろうと意気投合した。
既存チームの女子部員を引き抜くことはせず、新たに始める子を集めたい意向。大槻さんによると、県内の女子学童野球チームは神戸市に1つあるのみで、丹波市、篠山市のほか、府県を越え近隣市町から選手を集める考え。チーム名、ユニフォームは一期生で決める。
体験会は、2月18日がグリーンベル青垣屋根付き広場。2月25日は調整中。両日午後1―4時。参加無料。
問い合わせは大槻さん(TEL090・7488・1702)。チーム募集のウェブサイト(https://joshiyakyuu111.amebaownd.com)。
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2018年1月20日16:31
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めがね工房+「ラクーラ」
一人ひとりの思いや好み形に
今秋開店5周年を迎えるメガネ専門店。ただ見えればいいでなく、一人ひとりの思いや好みを形にするほっこりした手作りの店をめざしている。髙橋義人代表(44)がフレームを切り出す所からオーダーメイドでメガネを手作りする(レンズ込み4・3万円―)。アクセサリー職人の植田祐子さんのメガネ生地を使った作品も販売。鯖江のセレクト系ブランドの商品も扱う(同2・5万円―)。
北近畿、阪神間からも顧客が訪れるオーダー品のフレームは400枚以上の生地から選べる。「日々うきうきするメガネライフをサポートしたい」と髙橋代表は話している。
兵庫県丹波市柏原町田路114-5
tel.0795・71・5053
営業時間/10:00~19:00
水曜定休
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2018年1月18日08:55
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食と器楽しむワークショップ 受講生募集...
食と器を楽しむワークショップが、1月から3月にかけて篠山市内各地で開かれる。
篠山市が2年に一度開催する「丹波篠山食と器の国際ビエンナーレ」の一環。ワークショップでは職人から話を聞いたり、製作を体験しながら篠山の食文化や伝統工芸を学ぶ。
1月20日は王地山陶器所(同市河原町)で王地山焼の陶芸体験。連続講座となる3月10日は篠山城大書院(同市北新町)でお茶と和菓子を楽しむ。時間はともに午前10時からで定員20人。2講座合わせて参加費は3000円(学生2500円)。
2月3日午後1時からは篠山市民センター(黒岡)で洋菓子とコーヒーを作る。定員30人で参加費1500円(学生1000円)。
問い合わせは一般社団法人ウイズささやま(TEL079・552・7373)。
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2018年1月18日08:52
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南洲翁遺訓
西郷隆盛を祀る「南洲神社」が、鹿児島から遠く離れた山形県酒田市に、本州で唯一存在する。西郷の教えを伝える「南洲翁遺訓」も旧庄内藩で編まれた。
なぜか。話は幕末の戊辰戦争に始まる。会津藩などが悲惨な戦火にまみれたのに対し、庄内藩では官軍は城の明け渡しと兵器弾薬の没収のみを命じ、2日で引き揚げた。参謀黒田清隆が言渡しの後、藩主酒井忠篤の下座に回って礼を尽くすのに庄内軍の面々は驚く。
中老菅実秀が明治2年、東京に黒田を訪れた際、その処置は西郷が「敵となり味方となるも一に運命によるもの」と、黒田らの反対を押し切って寛大な処置を指示したためと知らされた。かつて江戸市中取締役だった庄内藩が江戸薩摩藩邸を焼き討ちしたにもかかわらず。
西郷に感服した忠篤公は翌年、旧藩士70余名らと鹿児島へ。以来、両者の交流が始まった。西郷を兄の如く敬愛する菅は、県の要職に就き、地元の産業振興に務めていたが、西郷亡き後「遺訓」の編纂を指示、忠篤公が出版して全国に配布した。
その一節には「敬天愛人―天を相手に最善を尽くし、たとえ世に認められなくとも人を咎めるな」とあり、同地では今も同書を教材に毎月、「人間学講座」が開かれる。―鶴岡市の知人Aさんから送られた地域情報誌「Cradle」1月号より。(E)
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2018年1月18日08:51
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105冊のノート
昨年末、会社の机の引き出しに詰め込んでいた入社以来の取材ノートを処分した。記者になって間もなく丸5年、多いか少ないかはわからないが、その数105冊。取材時の思い出でもあるので、ずっと取っておこうと思っていたが、置き場所もないのであきらめた。
会社が用意してくれた大学ノートがほとんどで、30枚(60ページ)のものが多い。中を開くと、焦って紙を上手にめくれなかったのだろう、白紙のページもたびたび登場する。余白が無駄に多いページもあり、ずいぶんもったいない使い方をしている。
どのノートも自分にしか読めない字で書いており、お世辞にも美文字とは言えない。ただ、どこかに提出するものではないので、自分が読めればOKだ。素早くメモを取る必要があるから、ゆっくり書いている時間はない。汚すぎて解読作業が必要な字を書く記者もいるが、本人が正しく理解できていればいいと思う。
次は何年後に処分するのかわからないが、ノートの使い方にも自分の進歩が見られますように。(田畑知也)
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2018年1月18日08:51
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今年も七転び、八起きで♪
新年は幸先良いスタートが切れましたか?
母ちゃん一家、実は年末30日、めでたくチビタが6歳の誕生日を迎えたその日に発熱、翌日インフルと判明。休日診療所を出るや否や、電話にて「インフル判明!全員マスク着用!」のお達しを下す。が、何だか母ちゃん、妙に背中がゾクゾク、関節痛。どうも調子が悪い。でもここで菌に負けられない!栄養ドリンクを一気飲み、葛〇湯薬も飲み、カイロを貼る。体温をあげて体をだます。って、これ絶対に対処方法違ってる?!とにかく3時間の昼寝にて根性で発症させなかった。無論、父ちゃんは日中、一番安全な畑へ非難。
さて、野生児チビタは回復早く、熱が下がると遊びたいばっかり。でも外出禁止。マスク顔4人が頭を寄せ合いアナログボードゲーム。これ予防出来てる?そんなこんなのどっぷり軟禁状態のお正月だった。
でも良い事もありました♪なぜか夜のオムツが卒業できなかったチビタは、熱にうなされたせいか、夜に身体の異変があると起きるようになり、オムツが卒業!いや、めでたい☆さらに母ちゃんは軟禁状態の合間に事務仕事がサクサク進み、今年は早々に確定申告もめどが立った。そして日常が戻った今、やっと父ちゃんから遅れること1カ月、ブルーベリーの剪定作業を開始。そう、母ちゃんの今年の目標は、チビタのインフルを経験し「効率、能率UP。病気にならないよう体と対話」である。でもね、コラムの初〆切だけはやっぱりギリギリでした。
(古谷暁子・ブルーベリー農家)
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2018年1月18日08:48
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コーロ・ディ・マッジョが2nd公演 1月27...
写真・本番に向けて練習するメンバーら=丹波の森公苑で
兵庫県丹波市春日町黒井出身のソプラノ歌手、足立さつきさんが主宰する女声合唱グループ「コーロ・ディ・マッジョ」が1月27日午後2時から、丹波の森公苑(同市柏原町柏原)でセカンドリサイタルを開く。2014年結成。16年6月以来のリサイタル。聞き馴染みのあるメロディーを合唱で聞かせる。
第1部は「愛する歌」(やなせたかし作詞・木下牧子作曲)より「ひばり」「ロマンチストの豚」など6曲を歌う。足立さんは「シンプルな言葉とシンプルなメロディーで豊かな気持ちを表している」と聞きどころを話す。
第2部は「歌い継ぐ日本の歌」(三浦真理編曲)より「白と黒のエスキス」の「さくらさくら」「ほたるこい」など4曲を歌う。「合唱ならではのハーモニーが生かされている」(足立さん)という曲を披露する。
第3部は名古屋音楽大学専任講師の上田仁さんがゲスト出演。凱旋行進曲オペラ「アイーダ」より、など3曲をトランペットで演奏する。
第4部は「恋ものがたり」(信長貴富編曲)より5曲を歌う。そのうち、「恋のフーガ」「君は薔薇より美しい」は、リサイタルを通して伴奏する清水亜由美さんのピアノに上田さんのトランペットが加わる。
コーロ・ディ・マッジョには丹波、篠山、三田市など35人が在籍している。
全席自由。入場料800円(中学生以下は無料)。当日入場可。チケットの問い合わせは、松田さん(TEL090・1220・1804)。
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2018年1月18日08:46
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「あいうべ体操」で健康に 今井一彰さん...
写真・今井さんと共にあいうべ体操をする聴衆たち=兵庫県丹波市氷上町本郷、ポップアップホールで
健康づくり講演会「あいうべ体操で病気知らず」(たんばろうプロジェクト主催)が1月14日、ポップアップホール(兵庫県丹波市氷上町本郷)であり、約300人の聴衆が、口呼吸から鼻呼吸に変えることで病気予防につながるとする同体操考案者の今井一彰さん(福岡市、みらいクリニック院長)の講演に耳を傾けた。テレビ、新聞などでも話題の体操だけに、丹波市、篠山市を中心に近隣市、阪神間からも参加があった。メディカルエンターテイナーを自称する今井さんの冗談を交えた軽妙な話術に会場は大きな笑いに包まれた。
今井さんは、鼻呼吸の重要性を説き、鼻毛、鼻水、咽頭扁桃を通る鼻呼吸の方が、だ液を通過するだけの口呼吸より、きれいな空気を体に送れると説明。鼻呼吸によって口を閉じ、唾液で口内が潤おう状態が作れるとした。
鼻呼吸をするには、口を閉じた時の舌の位置が重要とし、正しく鼻呼吸を行うには、口を閉じた時に上あごに舌がくっついた状態を作る必要があると説明。「あいうべ体操は、上あごにぴったり舌をつけるための体操。上あごに舌がぴったりつくと、鼻呼吸しかできなくなる」と述べた。
「あー、いー、うー、べー」の「口をはっきり動かし、べーではしっかりベロを出す」と同体操を聴衆と共に実演。毎食後に1分間で10回、1日3食だと30回を目安にと助言。同体操をすると顔の筋肉が動き、口角が上がる、血流が良くなり顔がぽかぽか温かくなるなどの効果も説明した。
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2018年1月15日09:00
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風変わりな法要「堂の講」 篠山市今田町...
写真・ゴズエと棒で机上を叩き、家内安全などを祈願する住民たち=篠山市今田町下小野原で
今田町下小野原(前川博康自治会長、70戸)の公民館で1月9日、「ゴズエ」と呼ぶヌルデ(ウルシ科)の木で作った杭で机上をたたき、家内安全や五穀豊穣などを祈願する風変わりな法要「堂の講(どのこ)」が行われた。
同集落の住民約30人が参加。シキミの葉やご幣、財物を潤すご利益があるとされるお札「牛玉宝印」などを飾り付けたゴズエと、同じくヌルデでこしらえた短い棒をそれぞれの手に持ってスタンバイ。祭壇にまつった地蔵菩薩の木像に向かって経を唱える和田寺の武内泰照副住職の合図で、一斉にゴズエと棒を机上に振り下ろし、室内にけたたましい音を響かせた。
江戸初期以前から伝わる新年の行事で、もともとは、豊作祈願や虫除け、雨乞い、牛馬の健康などを祈願していた年中行事。机上を激しくたたく動作は、祈願の強さや牛玉宝印を授けてもらえた喜びなどを表現しているという。
続いて全員で般若心経を唱えた後、当番人が参加者一人ひとりにお神酒や洗米を配り、硯の墨をつける仕草をしながら黒色の短い棒を額、あご、鼻の順に3回繰り返して押し当てる「いんのこ(印の功、印の幸)」の儀式を行い、無病息災などを祈った。
ゴズエは各自で持ち帰り、田んぼに水を引き入れる「水口」や家の敷地内に立てる。
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2018年1月14日09:00
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第551問
氷上中学校の卒業生有志がユニークな書き初めを行い、干支が一巡しました。何を使うでしょう?
1.尻
2.頭
3.脚
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2018年1月14日09:00
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犬の鳴き声
先日の弊紙で小型の室内犬が丹波地域で増えているとあったが、江戸時代も同様で、大名屋敷ではたいてい殿様の夫人が小型犬の狆を飼っていた。屋敷の奥に幽閉されている身の上のため慰めを求めて狆を飼い、可愛がった。
歴史学者の磯田道史氏によると、日本での純粋な意味での犬の愛玩は、狆の飼育が始まりだったという。それまでの江戸時代以前は、犬は放し飼いにされていた。このため、餌が豊富にある都市部では犬がたくさん住みつき、人と犬のトラブルが絶えなかった。悪法の評判が高い「生類憐れみの令」だが、その真意は、野犬の増加を食い止めるためだったという説もあるほどだ。
野犬化した犬はしばしば人を襲った。子どもを食い殺し、墓地に捨てられた死体を食いあさることもあった。その時代の犬の鳴き声は今のような「わん」ではなかったと、国語学者の山口仲美氏はいう。
犬の声を記した歴史文献などを調べると、「わん」は江戸時代の初めごろに登場するが、それまでは闘争的でドスの効いた「びよ」「びょう」だったという。人に飼われるなど、犬の環境の変化が鳴き声を変えたと山口氏は推測する。
環境の持つ影響力を思う。犬と違って人は、環境を変える力を持っているものの、環境の影響力はそれ以上でなかろうか。(Y)
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2018年1月14日09:00
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求人304人に参加45人 丹波地域就職フェア...
写真・36社がブースを設けた「就職フェア in たんば」=兵庫県篠山市黒岡で
U・I・Jターンを応援する「就職フェアinたんば」がこのほど、篠山市民センターで行われた。丹波県民局、ハローワーク柏原、市、商工会などでつくる丹波地域人材確保協議会の主催。丹波地域の36社が参加。人手不足の実態を反映し、求人数は計304人だったのに対し、参加者は45人だった。ハローワーク柏原は、「ミニ面接会をさらに頻繁に行うなど、求職者と事業所の接点をより作っていくしかない」と話している。
関係者の話では、景気の回復による受注増、労働人口が減る将来を見据えた若手人材の確保、人材の都市部への流出―などが進んでいることが、人手不足の要因ではないかという。
同フェアへの参加を希望する事業所も50社を超えたが、会場の都合などで断わらざるを得なかったという。
日本紙器(丹波市)は、ネット通販の普及で、梱包用段ボールの受注から納期までのサイクルが早まり、仕事量が増加。人手を増やした体制づくりと、ロボット導入による省力化、スピード化に若い人材がほしいという。
岩崎電機(篠山市)は、半導体を製造する装置が好調で、ここ3年ほど受注増が続いているという。顧客のニーズに個別に対応できるのが強みで「この流れに乗っていきたい」と話す。両社とも求める人材は「やる気のある人」と声をそろえる。
同フェアの参加者の中にはUターン希望とみられる徳島県、島根県、愛知県などからの参加もあった。
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2018年1月14日09:00
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1・17「遠いあの日」
平成7年1月17日―。当時、阪急西宮北口駅そばの文化住宅街に暮らしていた。築30年近いアパートがマグニチュード7・3の激震に耐えられるはずもなく、あっという間にがれきと化して私を呑み込んだ。
冬の早朝、真っ暗な目の前を何度も青白い閃光が駆け抜けた。「生きているのか」。私がぼんやりと眺めているのは、がれきのすき間から見えている屋外の光景だった。手元のラジカセをハンマー代わりに、ひしゃげた土壁のすき間を広げ、がれきの中から外へと脱出。パジャマ姿で突っ立っていると、近所の人が倒壊した自宅から毛布や衣類を引っ張り出して、「寒いやろ」とそっと肩に掛けてくれた。見知らぬ人に招かれ、ぎゅうぎゅう詰めのワゴン車の中で夜明けを待った。
土ぼこりとガスのにおい。遠くで立ち昇る炎と煙。道路に並ぶ遺体の数々。自分の身に起きた辛くて苦しい強烈な出来事なのに、昨今、次々に日本を襲う自然災害や、ショッキングな事件・事故に記憶が上書きされ、「阪神・淡路大震災」が私の中で「遠いあの日」になろうとしている。(太治庄三)
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2018年1月14日09:00
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丹波市観光拠点整備懇話会座長 岡林利幸...
庁舎の活用検討に「因縁」
明治25年(1892)に開業した岡林写真館の5代目。2代目で、ひい祖父の佐市は戦時中に柏原町長を務めるなど、地元きっての有力者で、今に残る柏原町役場(市柏原支所)の建設にあたって建築委員を務めた。役場庁舎の完成から80余年。佐市のひ孫が柏原支所庁舎の観光拠点施設化を検討する懇話会の座長を務め、昨年11月、市長に提言書を提出した。
1世紀を超えて写真業が営めていることに、支えてもらっている地域に感謝する。「お返しをしなければという思いがあります」。柏原町内の空き店舗や古民家などを活用し、新店舗として再生する事業などに取り組む「まちづくり柏原」の取締役を務める。同社取締役の立場で「市観光拠点整備懇話会」に参加し座長の大役を担った。
柏原支所の周りには木の根橋、柏原八幡神社、藩邸などがある。「柏原はコンパクトにまとまっている町。柏原支所の建物自体は特筆すべきものでないかもしれないが、立地に恵まれ、ロケーションがすぐれている」という。
柏原支所をどう生かしていくのか。「丹波市で農業体験や滞在型観光ができ、人との交流も楽しめるなど、これからのニーズに合った観光を発信していく。丹波市に関する多様な情報をそろえ、体験も含めた観光パックを企画し運営していく。さらに観光にとどまらす、移住も促す。そんな拠点になれば」と言う。
2代目の佐市は消防団活動の礎を築き、氷上郡商工会議所の会頭も務めた。そんなひい祖父が建築に関わった柏原支所の利活用を考える立場になったことに「感慨深いものがある。因縁なのでしょうか」としみじみ話す。52歳。
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2018年1月14日09:00
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登り窯体験 受講者を募集 兵庫陶芸美術館
兵庫陶芸美術館(篠山市今田町上立杭、TEL079・597・3961)は、丹波焼窯元の指導で作陶し、丹波焼最古の登り窯で焼成する「登り窯体験ワークショップ―上級コース」を同美術館などで開く。2月24日―5月12日までのうちの10日間。時間は各日、午前10時―午後4時(原則)。受講者を募集している。
丹波土を使った作陶、施釉、仕上げなど陶芸作品制作の全工程、築窯120年の丹波焼最古の登り窯で窯詰め、窯焚き、窯出しの工程を、丹波焼窯元の指導を受けながら体験する。15キロの粘土で高さ30センチ以上のやきものをこしらえる。
定員20人(申し込み制。応募者多数の場合は抽選)。受講料2万6000円。2月3日までに申し込む。
【開講日】
▽作陶=2月24(ガイダンス)、25日、3月3、4、10日(予備日)
▽釉薬掛け=4月22日
▽窯詰め=同28日
▽登り窯焼成=5月2―3日
▽窯出し、講評=同12日―。
登り窯焼成では、作品が破損することがあるという。
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2018年1月14日09:00
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戌(いぬ)年
同級生の三分の二ほどが今年は年女、年男。私は一月生まれなので来年。もっとも、干支のことを意識するのは、年賀状を書くときと正月くらいで、普段はあまり気にしない。十二月に丹波へ帰った時、タクシーの運転手さんが可愛い犬のカレンダーをくれた。「あら、可愛い、猫はないの?」と聞いたら「来年は戌年やさかいねぇ」と言われ、はたと気づいた。
世間のペットブームとしては猫の方が人気のよう。日本の人口のかなりを占める七十代の高齢者にとって、毎日の散歩がやはりネック。その点、猫はまずつながずに飼えて、自主的に運動してくれる。我が家の一番若いメス猫の直虎は、棚という棚に駆け上がり、猫ドアから好きな時に出かける。車もほとんど来ない雑木林に囲まれた一軒家だから可能なのだが。まあ、家飼いにしても猫に散歩は必要ない。最近は年とった時に介護しやすい小型犬が人気で、昔はやったハスキーやレトリバーなどの大型犬は影をひそめた感じ。まあ、いつの時代も人間の勝手が先行する。
去年の大河ドラマ「直虎」はあまり視聴率の上がらないまま終了。今年はなんと西郷隆盛のお話だとか。西郷さんと言えば、上野にある恩賜公園に犬を連れた銅像が有名。西郷さんが上野を闊歩していた頃は、まだまだ自然が残っていて、この犬を兎狩に使っていたとか。ちなみに犬種は薩摩犬だという。渋谷駅前のハチ公とともに、東京で有名な二匹の犬、やはり人間に忠実なのが犬の特性。でも猫のわがままぶりが私は好き。自分に似ているからかな。
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2018年1月13日15:52
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パン店「ちいさなパン畑」
小ぶりのパン人気
老舗パン店から独立した熊谷清史さんが店主。100種類近いパンに加えて、見て楽しむ「飾りパン」でも好評を得ている。
店名を冠した小ぶりのパンシリーズ(1個50円)が人気。あんぱんにクリームパン、フランスパンまで、ふた付きのショーケースに小さなパンがずらりと並ぶ様は、パン好きにはたまらない景色だ。
飾りパンでは、ミニチュアパンから戦国武将の甲冑まで作ってしまうほど。熊谷さんは、「少しずつ常連さんもでき、とてもありがたい。もっと楽しんでもらえるように新しい飾りパンに挑戦していきたい」とにっこり。
兵庫県篠山市東吹505
tel.079・594・1867
営業時間/8:00~18:00
日、水曜定休
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2018年1月11日09:05
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堀泰尚氏訃報
堀泰尚氏(ほり・やすなお=株式会社プリテック会長、有限会社クリエイトささやま元社長)1月9日午前零時17分、病気のため、神戸市内の病院で死去、86歳。自宅は篠山市南新町71。葬儀は1月11日午後1時から、篠山市東吹1258ノ2のネムールの森でおこなわれる。喪主は長男、哲哉(てつや)氏。