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2016年11月13日09:00
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丹波市長選きょう告示 2候補立つ 市議...
丹波市長、市議会議員選挙が11月13日、告示される。投開票は20日。3期市長を務めた辻重五郎氏(77)の引退に伴う市長選は、無所属新人2人の一騎打ちになる見通し。元県農政環境部長の谷口進一氏(63)=柏原町挙田=と、元県加東土木事務所道路第2課長の岩崎政義氏(61)=同町柏原=が出馬表明している。定数20の市議選には、28人が立候補する見通し。
谷口氏は、「ここから10年丹波市を変えましょう」をスローガンに掲げ、経済活性化を第一の課題に上げる。婚姻件数300組、企業誘致トップセールス3件、観光客入り込み数300万人の「にぎわい丹波市トリプルスリー」の数値目標を定めた。13日午前9時から柏原町柏原の選挙事務所で出陣式。15日の青垣住民センターを始まりに19日まで市内7会場で個人演説会を開く。
岩崎氏は尖閣諸島周辺海域への中国船の領海侵犯に危機感を覚えており、「日本、丹波市を守るためには国防強化が必要。市町村から声を上げ、政府に届けていかなければならない」と出馬の動機を語った。選挙事務所は自宅に置き、一人で選挙戦を戦う意向。街宣カーでポスターをはりながら市内をめぐり、支持を訴える。13日午前11時ごろ、ゆめタウン(氷上町本郷)近くで第一声を放つ予定。
市議選は定数を8超過と、厳しい戦いになる見通し。現職13人、新人15人が立候補を予定している。定数20に23人が立候補した4年前の市議選は、最下位20番目の当選者の得票が1401票で、次点との票差は97票だった。
立候補届出の受付は午前8時半から午後5時まで氷上住民センター(氷上町成松)で。
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2016年11月13日09:00
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前川さんとラオスの布
本紙日曜日版で「ラオス式知恵袋Ⅳ」を連載中の前川佐知さんが、先日、地元篠山で「ラオスの手作り布展」を開かれた。「ラオスの女性たちと布を作っている」と聞いてはいたが、実物の布を初めて見て、その素敵さに感動した。
前川さんは、9年ほど前からラオス北部の村に定期的に滞在するようになり、5年前から村の女性5人と布づくりを始めた。今は、篠山とラオスを数カ月ずつ往復する生活をしている。
ラオスでは、かつてはどの家でも織物をしていたが、経済発展が進み、布を買う人も出てきたそうだ。初め、「日本で布を売ってくれないか」と頼まれた時は断っていたが、「何もしなくても伝統が消えていくのなら、技術だけでも残せないか」と考えが変わったそうだ。
前川さんが日本で使われている縞の作り方を伝え、デザインの幅を広げた。完成したストールや衣服は、草木染め、手紡ぎ、手織りのぜいたくな布。風合いや色合いの良さに加え、完成までの長い道のりや前川さんとラオスの人たちとの絆を思うと、値段がつけられないほどの価値があると思った。(古西 純)
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2016年11月13日09:00
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故郷への思慕
BC級戦犯として巣鴨拘置所に収監された元柏原高校教諭の大槻隆さんが、収監中の1953年に丹波新聞に寄稿されていたことを先ごろ知り、その新聞を引っ張り出して読んだ。1000字程度の原稿。そこには故郷への思いがつづられていた。▼上官の命令でアメリカ兵捕虜の処刑に加担したことで47年春に逮捕拘禁された。48年12月の本判決で重労働30年の刑が下るまで独房生活を送ったと、生前、大槻さんから聞いた。一畳半ばかりの独房。独房の窓越しに、死刑囚が死刑場に引き連れられていくのが見えたという。▼「容赦なき死の宣告のつづくとき表情堅く呆けて居たり」。仲間の相次ぐ死の宣告を耳にして詠んだ歌だ。25歳から33歳までの8年間を巣鴨で送った大槻さんを支えたのは作歌活動だった。▼故郷への思慕も大槻さんを支えた。丹波新聞への寄稿に、「故郷丹波への思慕は一日を生き永らえるための私の心の拠り所であった」「戦犯となって牢獄で初めて知った故郷を持つ者の心強さ」とある。すべての欲望を捨てざるを得なかった巣鴨にいて、「故郷と、故郷に待つ母への愛執は断念することができなかった」とも書いている。▼幸い減刑となり、柏原高校の教壇に立った大槻さんは名物教師となった。名物教師の裏側にあった過去を寄稿から知った。(Y)
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2016年11月13日09:00
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シンガー遠山さん凱旋 11月20日、四季の...
NPO法人篠山国際理解センター(079・590・8125)は、11月20日午後2時から四季の森生涯学習センター多目的ホール(篠山市網掛)で「国際理解フォーラム2016」を開く。篠山市出身で、ニューヨーク在住のシンガー、遠山恵さんが凱旋、トークとライブパフォーマンスを繰り広げる。子どもたちのダンスグループや合唱団との共演もある。多くの来場を呼びかけている。
幼い頃からの夢だった歌手をめざして19歳で単身ニューヨークへ渡った遠山さん。子どもたちが遠山さんのパフォーマンスに刺激を受けて、夢を持つことのすばらしさ、夢の実現のために努力することの大切さを感じ取り、行動に移すきっかけになればとフォーラムを企画した。世界を身近に感じてもらうのもねらい。
遠山さんがこれまでの歩みや秘めた思いなどを話しながら歌を披露。ダンスグループ「Dance Art Collection」がバックダンサーを務める一幕も。篠山少年少女合唱団と「オー・シャンゼリゼ」を歌うほか、来場者と一緒に「切手のないおくりもの」を響かせる。
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2016年11月13日09:00
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春日で「不登校進路相談会」 11月26日
11月26日午後1時半―4時半、ハートフルかすが(丹波市春日町黒井)で不登校進路相談会が開かれる。県立青雲、第一学院養父本校、クラーク記念国際三田分室、生野学園の各高校の保護者や、卒業生の保護者が体験を語り、学校関係者が学校紹介を行う。午後3時45分から相談会。無料。氷上子育て親の会(竹安さん090・1674・3211)と、生野高星親の会OB会の主催。
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2016年11月13日09:00
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無料登記法律相談会 11月17、19日
11月17日柏原住民センターで(県司法書士会たんば支部、県土地家屋調査士会但馬支部共催)、19日篠山市民センターで(同たんば支部主催)、無料登記法律相談会が開かれる。いずれも午後1時半―4時。予約不要。問い合わせは、柏原が土田事務所(0795・82・1838)、篠山が稲山事務所(079・594・2233)。
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2016年11月13日09:00
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第497問
このほど年会報「たんば」を創刊した関西丹波市郷友会ができたのはいつ?
1.大正時代
2.明治時代
3.昭和時代
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2016年11月12日16:40
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くつろぎ古民家「まめ猫」
猫とふれあい
築90年の古民家を改装した空間で、猫とのふれあいを楽しむ「猫カフェ」。今年8月、全国の猫カフェを訪ね歩いた中町結紀さん(53)=尼崎市=がオープンした。
ガラスで仕切られた空間には、床暖房や遊び場などがそろった快適な環境で猫たちがのんびり生活。基本料金1時間1200円(ドリンク、お菓子付き)で内側に入って猫と遊ぶことができる。猫カフェとセットで500円の日替わりランチも好評だ(ランチのみは600円)。
中町さんは、「ゆったりする猫たちを見て、人もゆったりくつろいでもらえたら」と話している。
篠山市南新町84-1
tel.079・558・8478
営業時間/11:00~19:00 ランチは11:30~14:00(平日のみ)
定休日/第2、4火曜日
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2016年11月12日16:28
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100人でギター弾こう 11月27日、森公...
写真・参加を呼びかける「丹波100人ギター」の実行委員=柏原町柏原で
100人でアコースティックギターを奏で、一緒に歌を楽しもうと、丹波の森公苑で11月27日午後1時から、イベント「丹波100人ギター」(同実行委員会主催)が開かれる。参加者を募っている。演奏している様子を撮影し、丹波市内の名所を映した動画と合わせ、動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップする予定で、市のPRにも活用する。
楽曲「翼をください」を演奏し、歌う。キーは「Bフラット」。当日までに演奏ができるようになっていること。空撮愛好家・木下武さん(50)=丹波市市島町中竹田=がドローンを飛ばしたり、地上カメラで撮影する。
実行委員会は、同市春日町黒井にあったライブハウス「LASSON(ラッソン)」(現commune)に出演したり、客として訪れていた6人でつくる。当初、別の音楽イベントの開催を計画していたが、これまで市内で駅伝や登山、どろんこ運動会など、さまざまな「100人イベント」が行われていたことを知り、コラボすることにした。
「翼をください」を選んだのは、誰でも知っている曲だからという。「あとに残るものを」と、撮影も企画した。当日は、柏原高校ギター部(31人)も参加する。
実行委員の掛川洋行さん(32)=同市柏原町田路=と井本清文さん(33)=同町柏原=は、「音楽を通じ、丹波市を盛り上げたい。音楽で一つになりましょう」と参加を呼びかけている。
アコースティックギターを持参し、柏原住民センターに集合する。演奏は、同公苑前のスペースで行う。リハーサルなどを含み、午後4時ごろまで。雨天の場合は春日体育センター(同市春日町黒井)で開催。問い合わせや参加申し込みはメール(tamba100guitar@gmail.com)で。
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2016年11月12日16:26
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春日・新才の公園でミツバチの群れ 住民...
写真・幹に群れるミツバチを見守る住民たち=丹波市春日町新才で
丹波市春日町新才の農村公園のアメリカハナミズキの幹にミツバチが群れて50㌢くらいの塊になっているのを、早朝にラジオ体操をしている住民が見つけた。動かずにじっとしている様子は不思議。
ミツバチの生態に詳しい人によれば、「巣別れしたハチの群れが集まり、軒下や庭木などに塊を作る分蜂と呼ばれる現象。春から夏にかけて起きることが多いが、秋に生じることもある。女王の世代交代で、新たな巣を作る場所を求めて引越しする途中」という。
住民が覗き込んでも、飛び立つ様子はない。「そっとしておこう」と優しく見守っている。
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2016年11月10日11:02
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子安地蔵堂(宮津市中津)
波静かな栗田湾に面した中津の子安地蔵堂を訪ねる。往時の神宮寺と関係のあったこの地蔵堂は、現在地から少し西の堂の谷にあったが、明治36年の火事により焼失し、現在は獅子谷道路のそば、すこし山に登った所に鎮座している。創開は南北朝時代の興国3年(1342)である。堂内の「子安さん」は33年ごとに御開帳になる秘仏で、次は平成29年4月29日に行われる。
狭い登り道を登って堂宇に辿りつく。正面兎の毛通しには建物とのバランスを欠くほどの大きな長寿を願う海亀が居る。本堂入口の上部梁間には、子どもが数人愛くるしい姿で隠れん坊をしているように見える。よく視れば中国の司馬温公の子供の命は何物にも代えがたいと言う“甕割”である。内部には中央に赤い色彩が強く残った龍と木鼻の所に唐獅子が密やかに彫られている。明治37年に施され、梁間の左隅に丹波柏原町、中井権次正胤の銘が見える。
中井権次研究家 岸名経夫
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2016年11月10日11:01
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養父神社(養父市養父市場)
円山川に張り出した弥高山を頂点とする台地の広大な神域に佇む但馬地方三大古社(養父、出石、粟鹿)の1つ。創建は崇神天皇期(紀元前66年)、祭神主神は大国主命他4柱。出石藩主、仙石家も深く帰依した神社であり、本殿が7社もあり、県の登録有形文化財である。本殿は桧皮葺入母屋造の壮大なもの。桁行三間、梁間二間で、この建物は幕末に改築され、前面部分に多彩な彫り物が施されている。
向拝中央に竜が見える。よくある竜とは違って右前方を睨んでいる。ガラス玉の目と牙も大きく、緑色に変色した銅線の髭、左端に押しやられたような宝珠が印象的だ。すぐ上の火炎から飛び出した力神も迫力がある。手挟みの鳳凰と鷹と牡丹の精緻で多彩さは秀逸である。持ち送りの麒麟と長寿を表す霊獣亀も込み入った彫り物だ。また本殿上部の木組みも複雑と優美さを兼ね備えている。7代目中井権次正次の傑作である。
中井権次研究家 岸名経夫
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2016年11月10日09:03
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大杉和重氏訃報
大杉和重氏(おおすぎ・かずしげ=元山南町議会副議長)11月2日午後1時58分、胃がんのため丹波市内の病院で死去、88歳。自宅は丹波市山南町谷川2181ノ16。葬儀は4日、おこなわれた。喪主は長男、古寿(ひさとし)氏。
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2016年11月10日09:02
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来春の職員を募集 保育教諭と看護師 氷...
氷上町福祉会は、来年4月採用の保育教諭、看護師を募集している。
保育教諭は7人を募集。保育士、幼稚園教諭の資格が必須。いずれか一つの免許を持っている場合は、4年以内にもう一方の資格取得が可能であること。看護師は1人を募っている。
同会が運営する氷上町内の認定こども園、保育園に勤務する。年齢は不問、来春卒業見込みも可。
11月25日午後5時までに、履歴書と資格証明書を同会(同町成松146―1、0795・80・4760)に郵送または持参する。採用試験は12月10日午前9時半から、氷上住民センターで。筆記と面接を行う。詳細は問い合わせを。
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2016年11月10日09:01
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関西丹波市郷友会
関西丹波市郷友会が柏原の黎明館で年次総会・交流会を開いた。関西在住の市出身者が創設した同会は明治以来120年近い歴史を持ち、初代の田艇吉会長はじめ錚々たる人たちがリードしてきた。▼また協賛企業、個人から集めた基金をもとに、市中学体育連盟の各競技への優勝旗の寄贈や、市少年少女合唱団の定期演奏会への助成など青少年育成のための活動を続けている。しかし「遠く離れた故郷を偲んで」交流するには丹波が近くなりすぎたことなどから、近年は会員が高齢化、減少。総会に参加する会員がゲストより少なくなるほど。▼一時は解散論さえ出たが、新しい役員も加わった役員会で「先人たちの努力で築かれた伝統を絶やさないために、再度活性化を図ろう」と決議。出身、在住を問わず、また丹波に関心を寄せる人を広く迎え入れて会員を増強することに。▼これまで阪神間で開いていた総会を今回は地元で開催。多くの新しい参加者を誘って講演やスピーチの場なども設けた結果、いつになく賑やかな総会となった。▼また会員外からも寄稿を集めた年会報「たんば」を創刊。会員の情報交換と、丹波の将来などについて論じ合う媒体をめざしている。時代の変化と共に生まれ変わろうとする同会へのより多くの人の参加を、春秋子も役員の一人として期待する。(E)
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2016年11月10日09:00
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省力化機械の展示会を
丹波大納言小豆が収穫期を迎えている。「ようできとる」という人もあれば、「虫がひどくてもうひとつ」「さやが短い」と生産者によって様々だ。
先日、青垣町田井縄の俵晴海さんが導入した乗用の刈り取り機を取材した。車体の左右に草刈機の刃のような回転刃が2枚ついていて、2株同時に刈り倒す。北海道で使われているそうだが、初めて見た。三角錐状のシャープな車体がかっこう良い。損得の勘定は機械の導入費、維持費と作業効率、ロスの量、外注時の人件費の天秤になる。
春には青垣町佐治の足立篤夫さんがこしらえたは種、土寄せ、防除ができる乗用機を取材した。足立さんと俵さんの乗用機を両方使うと、脱粒前まで機械でできる。
取材を回っていると、他にも農機を改造して省力化をはかっている人がいた。各自の機械を持ち寄り、展示会を開くことができないか。運搬は大変だろうが、実機を見ると参考になる人も多いのでは。丹波大納言小豆「500㌶500㌧」と壮大な目標が丹波市にはある。生産者の現場の知恵と工夫を持ち寄ってさらなる生産の拡大を。(足立智和)
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2016年11月10日08:58
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期間限定?!母ちゃんの小さな恋人
週末、「買い物行くけど、どうする?」と子どもたちに聞くと、お姉ちゃんは「遊びに行くから行かへん」とそっけない。一方、来月5歳になる息子は「行くぅ♪」とハイテンション。車の鍵を取るついでに数年放置していた結婚指輪まで見つけて「つけたげよ。可愛いから♪」って、思わず「そぉ?」とニンマリ笑顔ではめてもらう。助手席に座る小さな恋人はご機嫌でお喋りしっぱなし。保育園で習ってきた歌を一緒に歌ったり、なぞなぞを出してくれる。
父ちゃんに頼まれた玉ねぎ苗を買うときは「これぐらい要るかな?」と一生懸命良い苗を選んでカゴに投入。スーパーに行くと、晩御飯のメニューで盛り上がる。去年より一回り大きくなったからジャンパーを買わないとねと言うと「これイケてる?こっちが良い?」と一人前に試着。ついでに母ちゃんもズボンを試着すると「良いやん♪可愛いで♪」って、もうなんて出来た恋人!お姉ちゃんにもお土産を選んでくれるし、なかなか気が利くやんと褒めると得意満面。
帰りの車中でもまたお喋りタイム。「お母さん」と言うので「何?」と聞くと「今日はありがとう、楽しかったね」って、もうメロメロ。そう、毎日バタバタしながら、子どもに対して怒ったり、悩んだりも色々あるけど、そんな一言で、なんだか報われるような気がするのだ。だから「お母さんも楽しかったよ。ありがとう」。でも運転中の睨めっこは対向車が来ると恥ずかしいから勘弁して下さい。(古谷暁子・ブルーベリー農家)
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2016年11月10日08:57
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メロマン管弦楽団 11月13日に定期演奏会
篠山市の市民オーケストラ「メロマン室内管弦楽団」(33人)が11月13日午後2時から、たんば田園交響ホール(同市北新町)で定期演奏会を開く。39回目の今回は、テレビのコマーシャルソングに起用されたクラシック音楽や、ベートーベンの「交響曲第8番」を演奏。団員たちは、多くの市民にクラシックに親しんでもらおうと練習に励んでいる。
演奏会は2部構成。団員に客員、団友を加えた総勢約60人が出演する。
第1部は、テレビCMに起用されたクラシック音楽集で、▽歌劇「ジョコンダ」から「時の踊り」より(ポンキエッリ)▽パガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏(ラフマニノフ)▽幻想交響曲より第2楽章(ベルリオーズ)―などを演奏する。また、ソプラノ歌手の田村博子さん(同市住吉台)の独唱で、歌劇「カルメン」からハバネラなど、全8曲を披露する。
入場料は前売り800円、当日1000円。高校生以下無料(ただし整理券が必要)。チケットは同ホール、ほろ酔い城下蔵、木下楽器などで販売している。
問い合わせなどは、萩森代表(079・552・2843)。
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2016年11月10日08:56
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珍鳥カンムリカイツブリ飛来 篠山市内で
写真・羽づくろいをした後、のびをするカンムリカイツブリ=篠山市内で
篠山市内の水辺に「カンムリカイツブリ」が飛来。ひんぱんに水の中に潜ったり、長い首をしならせ、長いくちばしを小刻みに動かしながら体の隅々まで羽づくいをしたりとせわしない。「丹波野鳥の会」会長の梅津節雄さん(63)=丹波市氷上町小野=は、「丹波地域ではほとんど見かけることのない珍しい鳥」と話している。
全長約56㌢、翼開長約85㌢。日本に生息するカイツブリの仲間の中で最大種。頭のてっぺんに黒い羽毛が伸びた冠羽があり、名前の由来にもなっている。
潜水して魚を捕えたり、カエルなどの両生類、水生昆虫などを食べる。
下北半島や琵琶湖など本州でも少数繁殖するが、多くは冬鳥として湖沼、河口などに飛来する。
夏には冠羽が大きく発達し、頬から頭の後ろにかけて赤茶色に黒い縁取りがある飾り羽が生える。雌雄同色。
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2016年11月10日08:53
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巨大火柱に歓声 西紀中地区で炎のまつり...
写真・勢いよく燃え上がる山の芋のつる=篠山市下板井で
「とろろ街道 炎のまつり」(同実行委員会、西紀中地区里づくり振興会=宇杉敬治会長)が11月6日、黒豆の館を会場に開かれた。メーンイベントは夕暮れ時の山の芋のつる燃やし。西日が差す田園地帯に大きな火柱が上がり、見物客らはカメラにおさめるなど、非日常的な光景を楽しげに眺めていた。
同地区の山の芋栽培農家57戸から集めた山の芋のつるを4カ所に分け、高さ約3㍍に積み上げてスタンバイし、5分おきに点火した。
火は風にあおられ、あっという間に巨大な火柱をつくった。見物客らは「よく燃えるなあ」「ここまで熱いわ」などとにぎやかな声をあげていた。