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2017年2月5日01:32
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ホッケークラブチーム設立へ 篠山市をホ...
写真・4月から発足する「HC HYOGO HEARTS」のロゴマーク
4月から、篠山市をホームタウンとし、ジュニアからトップチーム、マスターズまでの世代を有するホッケーのクラブチーム「HC HYOGO HEARTS」が創設されることが、関係者への取材でわかった。発足に伴い、県内各地で活動していたチーム(学校の部活動を除く)が今年度末で解散し、同チームに統合。一貫した指導・育成とマネジメントを行い、世代を超えた活動で、日本を代表する選手や世界に挑戦する選手、ホッケーを楽しむ人の拡大を狙う。ホッケーのクラブチームは全国でもまれ。
チームへの参加は約150人規模を予定しており、1月28日から会員を募る。
チームでは、▽チャレンジ▽アカデミー▽トップ▽エンジョイ―の各ステージに区分。篠山総合スポーツセンター(同市郡家)を主な練習場所にし、世代別や合同で練習に取り組む。
社会人・大学生・高校生をトップチームに据え、国体の県代表参加や西日本社会人リーグに加盟。他世代も県内外の大会に出場する。
現在、部活動としてホッケー部がある中学生は部活を優先しながらチームと連携。また、高校生では篠山産業高校に新年度から新たにホッケー部が創設される予定で、連携しながら将来のトップチームを担う選手を育成する。
問い合わせ、参加希望者は、同チーム(hchyogohearts@yahoo.co.jp)へ。
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2017年2月2日18:12
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小我野弘二氏訃報
小我野弘二氏(こがの・ひろじ=元今田町議会議長、元今田町教育委員長)1月28日午後零時10分、肺がんのため篠山市今田町下小野原417ノ1の自宅で死去、89歳。葬儀は1月30日おこなわれた。喪主は長男、雅幸(まさゆき)氏。
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2017年2月2日18:12
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三﨑久吉氏訃報
三﨑久吉氏(みさき・ひさよし=元丹波少年自然の家所長)1月28日午前9時50分、多発性脳梗塞(こうそく)のため丹波市内の病院で死去、96歳。自宅は丹波市氷上町谷村41。葬儀は1月30日おこなわれた。喪主は、娘婿の紀男(のりお)氏(元西脇市教育長)。
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2017年2月2日18:11
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映画出演者100人募集 「恐竜の詩」丹波市...
丹波市を主な撮影地とした人情映画「恐竜の詩」で脚本・監督を務める近兼拓史さん(54)=西宮市=が1月31日、丹波市役所で会見し、来年3月完成をめざし今春から撮影に入る同映画の出演者募集と事業所の協力とをPRした。
県内を舞台に、失われゆく原風景を織り込んだ映画「下町の詩」シリーズの第3弾として、恐竜化石が発掘された丹波市をモデルにした作品を制作する。
恐竜化石を生かしたまちおこしに奮闘する大人と、子どもたちと恐竜の赤ちゃんの友情を描いたフィクション。90―100分程度を予定し、劇場で公開する。
丹波市在住、在勤者らを条件に、本人役で出演する出演者約100人を募集。▽発掘▽飲食店で丹波の食材を味わう▽遊んでいる子ども▽1次産業▽高齢者―の姿などを撮影する想定で、子どもから高齢者まで広く募集し、書類審査の上、セリフの有無など役を決めていく。子どものシーンは春休み、夏休みを中心に撮る。
近兼さんは「自然に恵まれた地域の景色と恐竜化石によるまちおこしを全国発信するお手伝いになれば。おいしいものがいっぱいあるまちの姿をいきいき描ける」と思いを語った。
履歴書、近影写真、応募理由を添え、〒662―0916西宮市戸田町5―31セレニテ西宮一番館2F映画「下町の詩シリーズ」製作委員会内出演希望係へ。2月10日消印有効。問い合わせは同委員会(ファクス0798・22・0910)。
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2017年2月2日18:11
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西宮市陸上競技協会長 利根 正さん
体育活動で幅広げる
西宮市在住
1951年(昭和26)篠山市高屋(旧西紀町)生まれ。66歳。川内中、篠山鳳鳴高校、日体大卒。西宮市立東高校教諭を38年勤めた。兵庫陸上競技協会理事、西宮市陸上競技協会理事長、国体陸上競技県選手団監督などを歴任。日本陸上競技連盟終身審判員。同連盟から秩父宮章、西宮市教育功労賞を受賞。
体育教諭の経験を生かし、地域の多彩な活動で交友を広げる。
中学校時代から器械体操が得意。高校は体操部がなく、好きな体操を生かせればと、陸上部で棒高跳びを選んだが、棒高跳びをする部員は唯一人。竹のポールで練習を重ねた。2年になる頃に当時、陸上部顧問の植田憲雄教諭(柏原高校長などを歴任)から「近畿大会出場の目標記録3㍍40㌢をクリアしたら、グラスファイバーのポール(竹よりも弾力性に富む)を買う」と言ってもらい、半年後に約束を果たした。
3年の県高校総体では、大会10日前にポールが折れ、新しく注文したが、外国製のため、届くのが遅れた。「予選は竹のポールで通過。決勝には間に合ったが、包装から取り出そうとした時に留め金で指を切り、血が止まらないまま、大会に臨んだ」という。結果は、3位。「近畿では、自己最高の4㍍を跳び、県高校記録を樹立したが、7位となった。6位までの全国大会出場は成らなかったが、精一杯やったという達成感を味わった」。
体育教師になり、陸上部顧問として後進を指導。「教え子が指導者になり、次の世代を育ててくれるのがうれしい」と笑顔。中学生の育成にも取り組む。阪神地区の陸上競技大会で、西宮の中学だけが総合優勝に届かなかった。「講習会を取り入れ、総合優勝する力をつけた」という。
1988年に兵庫県で開催の全国高校総体では、総合開会式の責任者に抜擢。アフリカで飢餓に苦しむ人々を救おうと世界同時開催の西宮国際ハーフマラソンも発案した。「様々な人とかかわれたのが大きな財産。小、中、高校と熱心に体育指導してくれた先生に感謝したい」。
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2017年2月2日18:09
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ミャンマー野球界の父
「ミャンマー野球界の父」と呼ばれる人にヤンゴンで会った。同地に20年以上住む元国連職員の岩崎亨さん(61)。17年前、同国では誰もしたことのなかった野球の選手を集め、グラウンドも手作りしてナショナルチームを作り上げ、東南アジア大会で4位まで進んだ。▼根は素直だが、家庭に様々な問題を抱え練習に来ることさえ困難な若者達に夢を持たせ、野球を通して人間教育することが大きな目的だったが、「太平洋戦争の日本軍による“負の遺産”」に気付き、未来に向け“正の遺産”を構築したいと思った。▼雨期に草ぼうぼうになったグラウンドを整備しながら「ここで戦死した巨人軍の吉原が見てくれているように感じた」とも。▼08年からは妻ひとみさんと共に私立の幼稚園・小学校も営む。児童は120人。ミャンマー人、日本人、その他の外国人がほぼ同数の幼稚園では5カ国語が飛び交い、どの言葉も皆驚くほどわかるし話せる。「特定の母国語と他言語という認識がない幼児の方がいいのです」とひとみさん。ゆくゆくは中学・高校も計画。▼活動には日本からも多方面のネットワークを通じて支援を受ける。大半が仏教徒でとても優しいミャンマーの人達。歴史認識をしっかり持ち、彼らに溶け込んで国際人を育てようとする邦人の姿に心打たれた。(E)
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2017年2月2日18:09
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映画「沈黙」
丹波市春日町黒井の陶芸家、芥川清さん・啓子さん夫妻が、ハリウッド映画「沈黙―サイレンス」に陶芸作品を提供したという取材に行ったのは、2年ほど前のこと。当時は台湾での撮影が終わった時期で、日本公開は未定だったが、このほど上映がスタート。公開初日に観賞した。
遠藤周作が原作で、キリシタン弾圧下にあった江戸時代初期の日本が舞台。宗教や信仰をテーマに扱っているだけに、重たい作品だ。目をそむけたくなるような拷問のシーンもある。フィクションだが、史実を基に描いた作品であることが一層、現実にあったこととして恐ろしく感じた。
夫妻は映画への作品提供が続いており、一昨年の「日本の一番長い日」、今年8月公開の「関ケ原」にも提供。幕末を舞台に描く作品への提供の話も来ている。「石もの」と言われる磁器、「土もの」と言われる陶器、その両方を作り出せる“引き出し”の多さが依頼につながっているという。
映画「沈黙」の中で、雨が降って土がぬかるんでいるシーンがある。清さんは「ええ土やな。ええ器作れそう」と思ったそう。根っからの陶芸家だ。(田畑知也)
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2017年2月2日18:08
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2017オットマン購入計画、現在進行中
51歳の誕生日が近づいてきた。年が明けるとすぐひとつ歳を取るので、例年憂鬱なのだが、今年は違う。私には野望があるのだ。
朝、いつも機嫌が悪い夫に「来月、ままの誕生日なの」とそれとなく言ってみる。夫は「知ってるよ。何回言うの」とけんもほろろである。そうなのである。今回だけは普段、段取り下手な私が綿密な計画を立て、繰り返し夫に誕生日を、ことあるごとに伝える刷り込み作戦に出ているのである。彼の思考を停止させ思い込ませるのである。私の計画は今のところ着々と進行しつつある。
寝る前も「お休み。ままの誕生日だね」と言うことを忘れない。テレビを見ている時も「ままの誕生日だな~」とふと、漏らすことを忘れない。ドライブ中も山道を走りながら、「雪で滑るから気をつけてね。来月ままの誕生日だ」と注意喚起も忘れない。日曜日朝ご飯横に「おはよう!ままの誕生日そろそろ♪」とメモを添えることも忘れない。
実はほしいものが狭い我が家のリビングには少々ドデカイのである。ゆえに彼はあまりいい顔をしない。悲しいかな、容積率には限りがあるのである。
先日新しいソファを夫に買ってもらった。熟考の末決めたソファなので気に入っているが、使ってみて気がついた。足を伸ばす場所がない。これでは昼寝ができないではないか!由々しき問題に対処するため早急にオットマン(足のせ台)が必要となった。夫にオットマン購入の許可を。春から何やらややこしい。
(土性里花・グループPEN代表)
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2017年2月2日18:07
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巡回職業相談を継続 2・3月も市内3会場
1月から始まった「丹(まごころ)ワークサポートたんば」(丹波市市春日庁舎内、0795・74・3660)の市内巡回職業相談が2・3月も継続実施される。火曜に市島農業環境改善センター、水曜に氷上住民センター、木曜に青垣住民センターでそれぞれ開く。時間はいずれも午後1―4時。
ハローワークの職業相談員と市の就労支援員が2人1組で出張する。パソコンを持参し、丹波市内の約600件の求人情報をその場で渡せるようにしている。仕事を探している人や、就職に関する相談をしたい人の利用を呼びかけている。利用は無料で予約は不要。
柏原のハローワーク、春日庁舎の同施設まで出かけづらい人のために、氷上、青垣、市島の3カ所で開いている。1月は氷上、青垣で6人の利用があり、市島は利用がなかった。市島会場には福知山市の求人も一部持参しているという。
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2017年2月2日18:04
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高校生考案スイーツが商品に 氷上高3年...
氷上高校の3年生が、特徴あるスイーツの新商品を考案し、丹波市内の2社に採用された。すでに店舗での販売が始まったり、イベントでの提供が決まっている。「起業経営」の授業の一環で、1年をかけ、6次産業化や地域活性化について学んできた成果が実った。
高校生案を採用したのは、「Tokiwado」(丹波市氷上町)と西山酒造場(同市市島町)の2社。ともに高校生のアイデアをベースに、改良を加えて商品開発した。
■Tokiwado
写真・高校生がアイデアを出し、「Tokiwado」で販売されているスイーツ
「Tokiwado」は、丹波産を中心としたブルーベリーを生かした3品を採用した。ブルーベリーのペーストが入った「モンブラン」、ブルーベリームースを取り入れ、さわやかな風味が楽しめる「マスカルポーネ」、キャラメルクリームや生のブルーベリーなどが入った「パリブレスト」。いずれも3月中ごろまで、ゆめタウン店で購入できる。
「Tokiwado」の辻和久さんは、「自分では思いつかなかったアイデアもあり、コラボして楽しかった。良い提案をしていただいた」と話す。「モンブラン」を提案した本庄野江さん(生活科)は、「ブルーベリーとクリームチーズの相性の良さをヒントに商品化に取り組んだ」と述べた。
■西山酒造場
写真・西山酒造場とコラボしたカップケーキ
西山酒造場では、酒米・山田錦の米粉と、酒粕を取り入れたカップケーキ「酒ちゃうぞ」を採用した。製造は、シカ骨を使ったスイーツも展開するシカ肉料理店「無鹿」(柏原町)が担当。生地にクーベルチュールチョコレートを練り込んでおり、甘さ控えめでモチモチした食感を楽しめる。4、5日に開く同酒造場の蔵開きイベントで限定販売する。
「無鹿」の鴻谷佳彦代表は、「高校生にとっては、地域とかかわりを持つことができ、良い学びになったのでは」と話している。「酒ちゃうぞ」のアイデアを出した秋末優希さん(同)は、「酒は大人のイメージ。子どもでも親しめる商品を開発したかった」と語った。
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2017年2月2日17:53
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篠山市大芋地区 旧校舎で「にちよう市」...
写真・大芋にちよう市でぜんざいを販売した「なかの里」メンバーら=篠山市中で
昨年度末で閉校した旧大芋小学校で、毎月最終日曜日、校舎を利用したフリーマーケット「大芋にちよう市」が開かれている。地域住民や市外の人による“お店”の品を求め、地域内外から多くの人が来場し、校舎内での買い物を満喫。大人だけでなく、子どもたちも元気な声を上げながら月に1度のイベントを楽しんでおり、普段、児童のいない学校がにぎわいを見せている。
1月29日には5回目となる市が開かれ、パンやカレーに沖縄そば、雑貨から古着、テーブルゲームなど、さまざまなブースが約20店並び、訪れた人たちが食事やショッピングを楽しんだ。
企画しているのは、大阪から移住し、大芋地区で暮らす仲谷佳子さん(篠山市三熊)。学校の活用や、地域のにぎわいの創出に加えて、地区外からも人が訪れてもらうことで定住促進を図ろうと、昨年9月から開催している。
新年度からは地域による校舎の跡地活用が本格的に始まるため、にちよう市はひとまず3月で区切りをつける予定。仲谷さんは、「これまで来たことがない人にもぜひ遊びに来てほしい」と呼び掛けている。
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2017年2月2日17:51
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グラウンドに地上絵出現!? 古市小
写真・地中に埋められた暗渠によって、解け残った雪が運動場に幾何学模様を描く(1月27日午前9時半、酒井勝彦さんが無人飛行機で撮影)=篠山市波賀野新田で
古市小学校(足立浩校長)の運動場にナスカの地上絵を連想させる幾何学模様が浮かび上がった。魚の骨にも見えるし、葉っぱの葉脈のようにも見える。
模様は、解け残った雪が描き出したもの。雪の真下には、運動場の水はけをよくするための暗渠排水のパイプが埋められており、その部分の温度が上がりにくいため、雪が解け残ったという。
先月中旬の大雪により、運動場は一面、銀世界となったが、その後の天候の回復で雪解けが始まった。1月26日の午後、暗渠の影響で解け残った雪により、約60㍍×約90㍍の運動場いっぱいに模様が浮かび上がった。
堤翔梧君(5年)は、「変な模様やなあと見ていたが、先生から暗渠の説明を聞いて、そうなんやーと理由が分かってすっきりした」と笑顔だった。
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2017年1月29日18:00
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勝野綾子さん訃報
勝野綾子さん(かつの・あやこ=勝野勝美・コーヒーとお好み焼きのお店「りぼん」店主の義母)1月25日死去、86歳。自宅は丹波市春日町池尾48。葬儀は同月27日おこなわれた。
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2017年1月29日18:00
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「バレンタイン教室」参加者募集 たんば...
パティシェの指導でチョコレートづくりを体験する「バレンタイン教室」が、2月12日午後3時から丹波市柏原町柏原のたんば黎明館で開かれる。中高生が対象で、参加を呼びかけている。
同館内にあるフランス料理店「ル・クロ」のパティシェが指導する。参加費1000円。先着15人。エプロン持参。参加者にコック帽をプレゼントする。同館を運営するまちづくり柏原の主催。申し込みは、まちづくり柏原(0795・73・3800)。
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2017年1月29日18:00
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第506問
福知山市在住の漫画家、こうの史代さんが原作を手がけ、福知山シネマで2月4日から上映される映画は?
1.この世界の片隅に
2.君の名は。
3.レッドタートル
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2017年1月29日18:00
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獣害対策の基礎学んで
獣害対策の基礎を学ぶ研修会が篠山であり、私も兼業農家の“はしくれ”として、勉強がてら取材に伺った。
獣害対策の専門家が「集落に存在する野生動物の餌は2種類ある」と解説。一つは、食べられた人が被害と感じる餌「農作物」。もう一つは、廃棄農作物や生ごみ、稲のひこばえ、利用されない果樹(柿、栗など)など被害と感じない餌。この被害と感じない餌が野生動物を集落に誘引しているという。さらに、被害と感じない餌は、食べても人に怒られることがないので、人に馴れ、早期に適切な対策を取らないと、繰り返し集落に呼び込むことなると説明された。
国は2050年までに、現在、人が居住している地域のうち約2割の地域が無居住化すると予想。そのほとんどが中山間地域という。当然、丹波地域も無関係ではない。人の低密度化に伴い、野生動物の“領有地”は広がる。人と野生動物の共存を考え、篠山が農都としてあり続けるためにも、行政には野生動物管理の体制確立が求められ、我々農家は獣害に強い集落づくりを本気で進めていかなくてはならない。(太治庄三)
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2017年1月29日18:00
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まごころ市長室 2月分を受付
市長が直接市民から市政に関する意見、要望を聞く「まごころ市長室」の2月分の受付が2月1日午前8時半から始まる。同月15日までで、先着6人。
面談は丹波市役所で2月28日午後1時から。1人30分、申し込み順で設定する。市内在住、在勤、在学者が対象。
市役所、各支所にある申し込み用紙で市総合政策課に提出する(メール、ファクス可)。詳細は、同課広報係(0795・82・0916)へ。
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2017年1月29日18:00
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三ッ塚マラソン大会 出場ランナーを募集...
「第29回丹波市三ッ塚マラソン大会」(同実行委員会など主催)が5月14日、三ッ塚史跡公園(丹波市市島町上田)を発着点とするコースで行われる。10㌔、5㌔、3㌔、ジョギングの部(3㌔)の4部門。2005年の世界陸上ヘルシンキ大会、07年の世界陸上大阪大会のマラソン競技に出場した原裕美子さんをゲストランナーに迎える。
10㌔の部は15歳以上、5㌔の部は男子が中学生以上、女子は15歳以上。3㌔の部は小学4年生以上、ジョギングの部は年齢不問。参加費は一般3200円、中学生以下1100円、ジョギングの部は600円。
ジョギングの部を除き、上位6人を表彰。10㌔は1時間5分、5㌔は35分でタイム計測を打ち切る。午前7時半から受付。9時半スタートの5㌔の部を最初に10㌔、3㌔、ジョギングと続く。
所定の申し込み用紙で申し込むか、インターネットや携帯サイトの場合はランテス(http://runnet.jp/)、JTBスポーツステーション(https://jtbsports.jp/)などで申し込む。いずれも3月10日が締め切り。エントリーに関する問い合わせは三ッ塚マラソン大会エントリーセンター(079・420・6663)、大会に関する問い合わせは同大会実行委員会(春日住民センター内、0795・88・5057)へ。
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2017年1月29日18:00
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写真や映像楽しむ 畑 弘恵さん(篠山...
「輝く瞬間未来へつなぐ」
趣味の写真や動画撮影を生かして、各地のイベントなどを記録。篠山鳳鳴高校や西紀北小学校の創立140周年記念の映像制作にもかかわるなど活動の幅を広げており、「時間はあっという間に過ぎるけれど、一瞬一瞬にドラマがある。輝く瞬間とその感動を未来につなぎたい」と意気込む。
カメラを手にしたのは子育て真っ最中の8年前。初めのうちは自身の子どもが被写体だったが、PTAや地域の活動を撮影しているうちに、周りの人に喜んでもらえることが生きがいになった。
大きな転機は2011年にデカンショ祭の「丹波篠山iTV」のスタッフに挑戦したこと。にぎわうまちの様子や盛り上がる人々など祭典のハイライトを撮影したことで、大きな感動を得たという。
以来、市の視聴覚ライブラリーのボランティアスタッフや丹波篠山ご当地グルメ推進委員会、地元の篠山城下まちづくり協議会、篠山よさこいまつりの広報を担当するようになった。各地を走り回り、レンズを通して見たまちは、それまでと一変していた。「カメラを持っていないと行かない場所、出会わない感動、人がいて、篠山のことが大好きになった」。
今年度からは仲間と「篠山写真部」を結成。写真を通して、篠山の魅力を内外に発信する活動にも取り組んでいる。
「自分だけの思い出ではなくて、みんなで共有したり、喜んでもらえるのが写真や映像の魅力。子どもが大人になって当時を振り返ったり、思い出が自信になったり。そんな記録ができることに誇りを感じています」とにっこり。46歳。
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2017年1月29日18:00
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命冥加(みょうが)
丹波での初句会の後、新年会で和気あいあいのひとときを過ごした。昼はル・クロたんば邸でフレンチ、夜は喜作で和風の新年会のはしごをさせてもらった。
夜のつはぶき句会でのこと、丹波での猪や鹿、熊の出没の話に及んだ。「この前、罠に捕まった熊は、それが猪の罠やったから、規則で逃がしてもろたんですよ、前にも罠に捕まったけど、自力で腕をちぎって逃げたという、いわくつきの熊なんです。うちのおばあちゃんが、『ほんまに命冥加な熊や』言うて感心しとりました」「もしかしたら、丹波の人がフェイスブックにアップしてた熊のことかな?猪の罠だと捕獲できないんだね。ところで命冥加って言葉、初めて聞くけど、命拾いしたとか、そういう意味?」「うちはおばあちゃんが、昔からの言葉を普通に使うんですよ。そういう意味だと思いますわ」「何か、いい言葉だわね」とわくわく。「冥加とは、知らない間に受ける神仏の加護」とある。つまり、その熊は、一旦は罠から自力で逃げ、しかし再び猪の罠にかかるが「錯誤捕獲」という決まりのため逃がされて命拾いをしたというわけだ。罠を仕掛ける時には、特定の動物の種類を指定し、許可申請をしないといけないらしい。つまり、イノシシの罠に熊やたぬきや兎がかかると逃がさなければならないという規則。
こうした野生動物が自然の中で飢えずにいたら、危険な里には下りて来ないはず。その自然界を壊したのは人間。野生動物たちができるだけ命冥加な暮らしができる地球に戻さねば。